新車と違い「定価」がない中古車は、パッと見ただけでは、どれが高くてどれが安いかわかりづらいもの。でも比べてみると、同じカテゴリーで装備内容も大きく変わらないのに、10万円以上の価格差がある中古車が見つかることも珍しくありません。
中古車の価格は走行距離や年式、色などの「クルマの状態」以外にも、そのクルマの人気によって価格が大きく変動します。また、ある条件に合致するタイミングだと、思わぬ安値で買えることもあります。
ここでは中古車の価格がどのように決まるかと、予算別にコスパのいい中古車を紹介します。
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?
目次
そもそも中古車とは何か?
「中古車とはどんな車?」こう聞かれてあなたはきちんと答えられますか?中古車には明確な定義があります。まずはそこから紐解いていきましょう。
中古車=一度でも登録された車
- 誰かが新車を買って使った後に再び販売店で売られている車
- レンタカーとして使われた後に店頭で販売される車
これらは「中古車とはどんな車?」の答えとして正しいですが、完璧ではありません。
中古車を正しく定義すると、「製造された後に一度以上陸運局に登録されてナンバープレートが交付された車」となります。
上に挙げた2つの例はもちろん陸運局に登録されてナンバープレートが発行された経験がありますが、実はナンバープレートがついているけれど誰も使ったことがない中古車というのも数多く存在しているため、このように定義されるのです。登録だけされて誰も使っていないものは『登録済み未使用車』(軽自動車は『届出済み未使用車』)と呼ばれています。
中古車の価格はどのように決まる?
新車はメーカー(輸入車はインポーター)が希望小売価格を決めているので、基本的には全国どこでも同じ価格で購入できます(値引きは除く)。ところが中古車は同じ車種・グレードでも値段がバラバラ。いったいどのように価格が決まっているのでしょうか。
定価がない中古車は“相場”をベースに価格が決まる
定価がない中古車は、需要と供給のバランスである“相場”をベースに価格が決まります。これは株などの金融商品やオークションサイトに出品される商品が買いと売りが折り合うところで取引されたり、スーパーマーケットに並ぶ野菜が季節や天候により価格が変動したりするのと、基本的には同じ仕組みです。
それぞれの車には中古車市場で需要(買いたい人)と供給(流通台数)のバランスである“相場”が形成されていて、販売店はこれをベースにその車の状態を見て販売価格を決めています。
中古車の価格に影響を与えるのはどんなもの?
中古車相場、そして価格はさまざまな要素が複雑に絡んで決まります。ここでは相場と価格に影響を与える代表的なものを紹介します。
- 走行距離・年式・修復歴
- ボディカラー・装備
- その車の人気
- 流通量
- 車検タイミング
- 季節性
走行距離・年式・修復歴
これらは中古車の品質に影響を与える要素。多くの人は少しでも走行距離が少ないもの、新しいものが欲しいと思うため、走行距離が少なくて年式が新しいものほど価格は高くなります。ただ、走行距離が多くて古いクルマは品質が悪いかというと一概にそうとも言えないので、これらのなかにお買い得なものが潜んでいることもよくあります。
修復歴ありの車は敬遠する人が多いこともあり、相場よりかなり安い価格が付けられる傾向にあります。
ボディカラー・装備
有料塗装色を除き、新車では基本的にどの色も同じ価格で販売されます。しかし中古車になると「この色が欲しい!」という人気カラーの値段が高くなる傾向が出てきます。
一般的には黒系やパール系の人気が高くなる傾向があり、車種によってはこれらの色がほかの色より10万円以上高くなることもあります。
また、車の装備によっては工場で製造する時にしかつけられないものもあります。このような装備がついているものは人気があるため、中古車価格は高めになります。代表的なものとして安全装備、両側電動スライドドア、サンルーフ、純正プレミアムオーディオ、本革シートなどが挙げられます。
その車の人気
同じカテゴリーに分けられる車同士でも、デザインや搭載エンジンの違いなどにより人気に差が出てきます。そのため新車ではそこまで価格差がなくても、中古車になると人気車のほうが高値で販売されるケースもあります。
もし車種にそこまでこだわりがないのであれば、あえて不人気車を探してみることでお得な買い物ができることもあります。
流通量
色や装備など人気の条件が揃っていても、その車が中古車としてたくさん流通していれば需要と供給のバランスが取れて中古車相場がそこまで上がらないこともあります。この傾向は新車が爆発的にヒットしたモデルで多く見られます。
反対に新車時はそこまで注目されなかったのに、生産が終了して少し経ってから評価が上がるモデルもあります。このような車は中古車の流通量が少ないため、相場が高くなります。
車検タイミング
車の買い換えを検討する時、多くの人は車検がきっかけになります。そのため、新車のデビューから3年、5年、7年といった車検を迎える車が増えるタイミングは流通量が一気に増えるため、中古車相場がガクンと下がることがあります。
フルモデルチェンジのタイミング
車検と同様に中古車の流通量が急激に増えるのが新車のフルモデルチェンジのタイミング。新しい車が登場すると、先代モデルのオーナーで新型車に乗り換える人が増えるため、フルモデルチェンジから数カ月後に先代モデルや先々代モデルの中古車流通量も増える傾向にあります。
このタイミングで先代モデルになってしまった在庫車が高年式の登録済み未使用車として市場に多く出てくると、みかけの中古車相場が上がることもあります。
季節性
雪の季節が近づくと、4WD車の需要が高くなります。冬が終わったくらいの季節は幌を開けて走るのが気持ちいいためオープンカーへの注目が高まります。
年度末は今期中に予算計上したい法人や4月からの新生活に備えたい人が増えるため、一年でもっとも中古車の需要が高まる時期。反対にゴールデンウイークやお盆休みなどの長期休暇やその直後は中古車販売店に来店する人が減るため、価格を下げてお客さんを呼び込もうとします。
このように季節によっても中古車の注目度が変わり、相場も変動します。
中古車を選ぶポイント
世の中に数十万台も流通している中古車の中から買うべき1台をどう選べばいいのか。いくつかのポイントを紹介します。
まずは予算を決める
中古車は10万円以下の値段のものから、1,000万円以上するものまであります。まずは予算を決めると探しやすくなります。
ひとつ気をつけなければならないのは、車を買う際は車両本体価格以外にも税金や自賠責保険、陸運局に登録するための手数料などが必要になること。そのため、予算はすべてを含んだ「支払総額」で見なければなりません。
気になる車を見つけたら見積もり依頼をして支払総額を確認しましょう。
年式や走行距離で中古車を絞り込む
最初はカーセブンの中古車検索などを使って、予算内で気になる車をどんどん探していきましょう。ある程度候補の車種を選んだら年式や走行距離など車の状態を見て、自分の条件に合うものを絞り込みます。
店頭での中古車のチェックポイント
候補を複数台まで絞り込んだら、店頭で実車を確認しましょう。店頭では主に以下の点を確認します。
<外観>
●キズや凹み
実際に公道で使われていた車は多少のキズや凹みはついているもの。後でトラブルにならないよう、どこにどんなキズがあるかを一通り見ておきます。気になるものは納車までに修理が可能か、修理費用はどのくらいかを聞いておきましょう。
●タイヤ
4本のタイヤとも溝は残っているか、減りは均一か、銘柄は同じかなどをチェック。溝が少ない場合は新品に換えるといくらかかるかなども聞いてみることをおすすめします。
●ドア
すべてのドアが違和感なく開くかをチェック。バックドアは開けた後に自然に下がってこないかも確認を。
●ライト類
前後ともライトがきちんと点灯するかをチェックします。
<室内>
●シート・ステアリング・天井
汚れ、ひび割れ、擦れなどを確認。気になるものは直すことができるか販売店に聞いてみましょう。
●におい
タバコ、カビなどのにおいを確認。我慢できないものは避けたほうがいいでしょう。
●エアコン
エアコンがきちんと作動するか、温度調整・風量調整ができるかを実際に動かして確認します。
●パワーウインドウ・ドアロック・ドアミラー・サンルーフ
すべてのパワーウインドウが作動するか、集中ドアロックが作動するか、ドアミラーの調整は可能か、サンルーフ付きの車はきちんと作動するかを確認します。
●オーディオ・カーナビ
オーディオとカーナビを実際に動かして、正常に作動するかを確認します。
<機関系>
●エンジン
販売店からキーを借りてエンジンが一発でかかるかを確認。その後、しばらく作動させたままにしてアイドリングが安定しているかを確認しましょう。
<その他>
●車検の残りや整備履歴
中古車には車検が一定期間残っているものと、車検が切れていて購入時に車検を受けるものがあります。この違いにより購入時の税金なども変わってきます。
●保証内容
最近は中古車でも保証がついた状態で販売されるものが増えています。しかし保証期間や保証内容は販売店、あるいは中古車ごとに異なります。購入時は保証がついているか、どんなところが保証対象かを販売店に確認しましょう。
修復歴車の注意点
敬遠する人が多い修復歴車は修復歴がない車に比べてかなり安く買えるというメリットがあります。今は修復技術が向上していて素人目には修復歴があることがわからないほどキレイに直っているものもたくさんあります(プロが見れば一発でわかりますが)。
ただ、車はもし事故に遭った場合に骨格全体で衝撃を吸収・拡散させるように設計されていて、フレームなどを修復するとまた事故に遭った際にきちんと衝撃から守ってくれるかはわかりません。また、修復がきちんとされていないとまっすぐ走らない、安全装備がきちんと作動するかわからないなどの懸念もあります。
中古車購入の経験が浅く修復の状態をきちんと見極める自信がない場合は避けておくのがいいでしょう。もし修復歴車を購入するのであれば、よく状態を確認して全てに納得した上で購入してください。
お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
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【予算50万円】コスパ最強のおすすめ中古車
まずは50万円の予算でも買うことができる中古車からコスパが高いおすすめ5モデルをピックアップ。低予算でもいろいろなタイプを探すことができます。
【軽自動車】スズキ スペーシア(初代)
▲スペーシア
▼スペーシア(初代)の概要
生産年月 | 2013年3月〜2017年11月 |
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,735〜1,740mm |
ホイールベース | 2,425mm |
乗車人数 | 4名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 | 0.6L直列3気筒DOHC 0.6L直列3気筒DOHCターボ |
燃費 (JC08モード) |
25.0〜29.0km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
122.85万〜174.51万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
10万〜170万円 |
スライドドアを採用した軽スーパーハイトワゴンは人気が高いため、中古車相場の下落スピードは緩やか。それでも探せば予算50万円で狙えるモデルがいくつかあります。たとえば2013年に登場した初代スペーシアもそのひとつ。スズキ初の軽スーパーハイトワゴンであるパレットが、フルモデルチェンジで名称変更されたモデルです。
新プラットフォームによりデビュー当時はクラス最長の室内長を誇ったモデルで、車両重量もパレットに比べて90kgも軽量化されました。これにより当時の軽スーパーハイトワゴンNo.1の燃費を達成しています。
▲スペーシアカスタム
スペーシアには柔らかいイメージの標準車(スペーシア)と高級感を高めたスペーシアカスタムがあり、どちらも予算50万円以内で探すことが可能。ただ、探しやすいのはスペーシアになります。走行距離は10万km前後のものが多いものの、両側電動スライドドアが備わるXも見つかります。
両側電動スライドドアにこだわらないのであれば、2015年5月以降の後期型を見つけることもできます。後期型はS-エネチャージ(マイルドハイブリッド)が搭載されたことで燃費がJC08モードで32.0km/Lまで高まっています。ただ、先進安全装備はオプション設定だったので、購入時は搭載されているかを確認してください。
【軽自動車】ダイハツ ムーヴ(5代目)
▲ムーヴ
▼ムーヴ(5代目)の概要
生産年月 | 2010年12月〜2014年11月 |
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,620〜1,635mm |
ホイールベース | 2,455mm |
乗車人数 | 4名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 | 0.6L直列3気筒DOHC 0.6L直列3気筒DOHCターボ |
燃費 (10・15モード) |
21.0〜27.0km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
112.0万〜161.1万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
10万〜110万円 |
スズキ ワゴンRと軽ハイトワゴン人気を二分するムーヴ。2010年に登場した5代目ムーヴは新エンジンを搭載して燃費性能を高めたことが話題になったモデルです。
スーパーハイトワゴンに比べると全高が低い分室内は狭め。それでも必要十分以上の空間が確保されています。Xリミテッドには軽自動車で初めてナノイーエアコンが標準装備されるなど快適性にもこだわっているのが特徴でした。
▲ムーヴカスタム
ムーヴにも標準車(ムーヴ)とムーヴカスタムが用意されていて、どちらも予算50万円で探すことが可能。カスタムは、NAエンジン搭載車はもちろん、ターボエンジンを搭載するカスタムRSを探すこともできます。
予算50万円付近には走行5万〜7万kmと、軽スーパーハイトワゴンに比べて走行距離が少なめなものも見つかります。デビュー当時はまだ先進安全装備が軽自動車に搭載されていませんでした。2013年7月の改良でカスタムRSにスマートアシストが搭載されましたが、性能的にはそこまでいいものではないので、スマートアシスト付きにはこだわらずに中古車を探していいと思います。
ダイハツ ムーヴ
車両本体価格39.8万円
支払総額47.4万円
諸費用7.6万円
ダイハツ ムーヴ
車両本体価格39.3万円
支払総額49.8万円
諸費用10.5万円
ダイハツ ムーヴ
車両本体価格38.0万円
支払総額42.0万円
諸費用4.0万円
ダイハツ ムーヴ
車両本体価格24.1万円
支払総額29.8万円
諸費用5.7万円
【コンパクト】トヨタ ヴィッツ(3代目)
▲前期モデル
▼ヴィッツ(3代目)の概要
生産年月 | 2010年12月〜2020年2月 |
ボディサイズ | 全長3,885mm 全幅1,695mm 全高1,500〜1,530mm |
ホイールベース | 2,510mm |
乗車人数 | 5名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
1L直列3気筒DOHC 1.3L直列4気筒DOHC 1.5L直列4気筒DOHC |
燃費 (JC08モード) |
17.2〜21.8km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
106.0万〜179.0万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
20万〜280万円 |
長くトヨタのエントリーモデルとして多くの人から愛されてきたヴィッツ。現在は世界統一名称であるヤリスに名前が変わっています。
全長は4mよりかなり短いですが、パッケージングの工夫により後部座席に大人が余裕をもって座れるスペースが確保されているのが特徴。室内長は2代目より35mm長くなった1,915mm。荷室の奥行きも2代目より145mmも拡大されています。
▲中期モデル
ヴィッツは人気モデルの割に中古車相場が安め。予算50万円で買えるのは2014年3月までの前期モデルが中心ですが、じっくり探すとキーンルックと呼ばれるデザインになった2014年4月以降の中期モデルも見つかります。
低価格帯だと1Lエンジンで走行距離が10万kmを超えるものが中心。総額50万円付近には1.3Lの中心グレードである1.3Fで走行距離が5万〜7万km程度のものが見つけやすくなります。
トヨタ ヴィッツ
車両本体価格39.7万円
支払総額49.5万円
諸費用9.8万円
トヨタ ヴィッツ
車両本体価格30.0万円
支払総額45.0万円
諸費用15.0万円
トヨタ ヴィッツ
車両本体価格34.0万円
支払総額42.0万円
諸費用8.0万円
トヨタ ヴィッツ
車両本体価格23.0万円
支払総額29.0万円
諸費用6.0万円
【コンパクト】日産 マーチ(4代目)
▼マーチ(4代目)の概要
生産年月 | 2010年7月〜2022年12月 |
ボディサイズ | 全長3,780mm 全幅1,665mm 全高1,515〜1525mm |
ホイールベース | 2,450mm |
乗車人数 | 5名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
1.2L直列3気筒DOHC |
燃費 (JC08モード) |
18.4〜23.0km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
99.96万〜146.895万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
10万〜200万円 |
全幅を5ナンバーサイズの制限である1,700mmより35mmも短い1,665mmに抑えることで路地裏や狭い駐車場でも扱いやすくした最終型マーチ。エンジンは1.2L 3気筒に一本化されました。4WDはモーターで後輪をアシストするシステムとなります。
外観に合わせてインテリアも丸みを帯びたデザインにし、全体的に温かみのあるイメージで統一。上級グレードのGにはアイドリングストップやオートライトシステムなどが装備されました。
予算50万円だと2015年式まで探すことができますが、装備が簡素化されたSが多くなります。せっかくならフルオートエアコンやリアの分割可倒式シートなどが備わるGを探すと、購入後の満足度は高まるはず。Gだと予算内で2014年式まで探すことができます。
4代目マーチに先進安全装備が搭載されたのは2020年7月。この年式だとまだ予算100万円近く見ておかないと探せないので、予算50万円だと搭載車を買うのは難しくなります。
【ミニバン】日産 セレナ(4代目)
▲標準仕様
▼セレナ(4代目)の概要
生産年月 | 2010年11月〜2016年7月 |
ボディサイズ | 全長4,685〜4,770mm 全幅1,695〜1,735mm 全高1,865〜1,875mm |
ホイールベース | 2,860mm |
乗車人数 | 8名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
2L直列4気筒DOHC |
燃費 (JC08モード) |
12.6〜15.2km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
216.3万〜285.6万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
20万〜260万円 |
予算50万円で探せる中古車は、軽自動車やハッチバックなどのコンパクトモデルだけではありません。3列目までゆったり座れる2Lクラスのハイトミニバンもターゲットになります。
2010年にデビューした4代目セレナには現在人気のe-POWERはまだ搭載されていませんが、2012年にS-ハイブリッド(マイルドハイブリッド)搭載車を追加。3列目シートを格納する際の高さを3代目から175mm下げるなど、燃費性能を高めて使い勝手にも配慮がされていたのが特徴です。
▲ハイウェイスター
セレナには歴代、標準仕様のほか、エアロパーツで高級感を高めたハイウェイスターが設定されています。予算50万円でもハイウェイスターを探すことも可能。ただ、標準仕様だと2014年式までがターゲットになり、S-ハイブリッド搭載車も見つかりますが、ハイウェイスターは2012年式までになります。
2022年12月に6代目へとフルモデルチェンジしたことで、5代目、4代目ともに流通台数が増える時期で、今は狙い目と言えるでしょう。ただ、4代目は予算50万円だと標準仕様、ハイウェイスターともに走行距離は10万km以上のものが多くなるので、購入時は販売店のスタッフと一緒に車両状態をしっかり確認してください。
日産 セレナ
車両本体価格35.0万円
支払総額44.8万円
諸費用9.8万円
日産 セレナ
車両本体価格25.1万円
支払総額34.0万円
諸費用8.9万円
日産 セレナ
車両本体価格23.6万円
支払総額32.0万円
諸費用8.4万円
日産 セレナ
車両本体価格29.8万円
支払総額43.0万円
諸費用13.2万円
そのほかのカーセブンで購入できる50万以下の中古車
トヨタ ヴィッツ
車両本体価格34.0万円
支払総額42.0万円
諸費用8.0万円
スズキ アルト HB
車両本体価格37.6万円
支払総額46.7万円
諸費用9.1万円
ホンダ フリード ハイブリッド
車両本体価格32.8万円
支払総額44.3万円
諸費用11.5万円
ダイハツ タント
車両本体価格27.2万円
支払総額37.5万円
諸費用10.3万円
予算50万円以内の中古車は買っても大丈夫?
予算50万円以内で買える低価格な中古車だからといって、極端に不安に思う必要はありません。ただ、製造されてから時間が経ち、走行距離も延びているものが多いので、購入時には車の状態をよく確認することをおすすめします。
というのも、車には数万点におよぶ部品が使われていて、その中には段々と消耗していくものもたくさんあるから。走行距離が10万kmを超えたり、製造から10年以上経過したりすると、交換が必要になってくるケースが多くなります。
とくにゴム類や樹脂製部品は時間や距離の経過とともに劣化するので、購入時には販売店に交換履歴などを訪ねてみたり、スタッフと一緒に確認したりするといいでしょう。
もしスタッフがそれを面倒くさがるようなら、その販売店で買うのをやめておいたほうがいいかもしれません。
車は機械なので、購入時にどれだけきちんとチェックをしても、購入後に故障してしまう可能性はあります。低年式で走行距離も延びている低価格帯の車は、その可能性が新しい車より高いことは理解しておいたほうがいいでしょう。
車が故障して予定外の出費が必要になるという事態を防ぐためには、長い保証がついているものを選ぶというのも一つの方法です。
詳しくはこちらの記事を参照してみてください。
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【軽自動車】ホンダ N-BOX(2代目)
▲標準仕様
▼N-BOX(2代目)の概要
生産年月 | 2017年9月〜生産中 |
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,790〜1,815mm |
ホイールベース | 2,520mm |
乗車人数 | 4名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 | 0.6L直列3気筒DOHC 0.6L直列3気筒DOHCターボ |
燃費 (WLTCモード) |
19.0〜21.2km/L |
新車車両本体価格 | 146.85万〜228.8万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
50万〜300万円 |
デビューから5年以上経過してなお、年間販売台数No.1であり続ける大ヒット軽スーパーハイトワゴンのN-BOX。デビュー時からホンダの安全運転支援システムであるHonda SENSINGが標準装備されていたので、安全装備にこだわりたい人も安心して選べます。
軽自動車とは思えない広い室内、低いフロアがもたらす乗り降りのしやすさと荷物の積みやすさ、上質なインテリアなど、N-BOXならではの魅力は中古車でも存分に味わえます。
▲カスタム
N-BOXは超人気モデルですが、新車がたくさん売れているので中古車の流通量も非常に多く、中古車相場には割高感がありません。予算100万円で走行5万km以下のものも見つかります。
デザインは標準仕様と押し出しを強くしたカスタムの2種類。室内構成は前席がベンチシートとロングスライドが可能なセパレートシートが用意されています。どのタイプも予算100万円で探すことができます。
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【軽自動車】スズキ アルトラパン(3代目)
▼アルトラパン(3代目)の概要
生産年月 | 2015年6月〜生産中 |
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,525mm |
ホイールベース | 2,460mm |
乗車人数 | 4名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 | 0.6L直列3気筒DOHC |
燃費 (WLTCモード) |
24.6〜26.2km/L |
新車車両本体価格 | 125.18万〜169.07万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
40万〜190万円 |
全高を1,550mm以内に抑え、マルシカクなデザインで愛らしい雰囲気にまとめられたアルトラパン。シートは居心地のいいソファのような座り心地で、助手席前には引き出し型の収納とテーブルのようなトレーが設置されています。
アルトラパンのもうひとつの魅力が燃費。WLTCなモード26.2km/Lという数値は軽自動車で2位! マイルドハイブリッドが搭載されていないのにこの数値は驚異的です。
予算100万円だとエントリーグレードのGだけでなく、上級グレードのXや中間グレードのLも見つかります。デビュー間もない年式になりますが、走行距離が5万km以下のものを探すのも容易です。現行型の軽自動車で条件がいいものを見つけられるのは大きなメリットでしょう。
アルトラパンはデビュー時から先進安全装備が搭載されましたが、まだ性能は高くありませんでした。性能が向上したのは2019年6月以降になりますが、この予算だとまだ中古車を手に入れるのは難しくなっています。
スズキ アルトラパン
車両本体価格82.0万円
支払総額94.8万円
諸費用12.8万円
スズキ アルトラパン
車両本体価格68.3万円
支払総額77.5万円
諸費用9.2万円
スズキ アルトラパン
車両本体価格46.8万円
支払総額55.2万円
諸費用8.4万円
スズキ アルトラパン
車両本体価格62.8万円
支払総額71.9万円
諸費用9.1万円
【コンパクト】日産 ノート(2代目)
▼ノート(2代目)の概要
生産年月 | 2012年9月〜2020年11月 |
ボディサイズ | 全長4,100mm 全幅1,695mm 全高1,525〜1,535mm |
ホイールベース | 2,600mm |
乗車人数 | 5名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
1.2L直列3気筒DOHC 1.2L直列3気筒DOHCスーパーチャージャー |
燃費 (JC08モード) |
18.2〜25.2km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
124.95万〜167.475万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
20万〜240万円 |
広い室内空間と高い燃費性能が魅力の2代目ノート。2016年11月にはエンジンが発電に徹し、その電力を使ってモーターを駆動させて走行するe-POWER搭載グレードを新設定。これがヒットモデルとなり、2017〜2019年の3年連続でコンパクトカー販売台数No.1になりました。
2013年12月にはいち早くエマージェンシーブレーキや車線逸脱警報装置を一部グレードに搭載。2015年7月にはこれらが全グレード標準装備となりました。2017年9月にはアダプティブクルーズコントロール(インテリジェントクルーズコントロール)や車線逸脱防止システムが採用されています。
2代目ノートはすでにデビューから時間が経っていることもあり、予算100万円で買える中古車は豊富にあります。年式や走行距離にこだわらないのであれば予算50万円で買うことだってできます。
e-POWER搭載車も流通台数が多いので、予算100万円で買えるようになってきました。走行距離が7万kmを超えるものが多いですが、比較的低走行なものも流通しています。
【ミニバン】トヨタ シエンタ(2代目)
▼シエンタ(2代目)の概要
生産年月 | 2015年7月〜2022年7月 |
ボディサイズ | 全長4,235mm×全幅1,695mm×全高1,675〜1,695mm |
ホイールベース | 2,750mm |
乗車人数 | 5名 6名 7名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
1.5L直列4気筒DOHC 1.5L直列4気筒DOHC+モーター |
燃費 (JC08モード) |
15.4〜27.2km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
168.97万〜232.99万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
60万〜270万円 |
初代シエンタは一時販売がストップした時期も含め、約12年にわたり生産されました。2代目シエンタは初代から大きくイメージを変え、アバンギャルドでアクティブなデザインを採用。パワーユニットはガソリンエンジンとハイブリッドが用意されました。
その中にも初代が打ち出したユニバーサルデザインコンセプトが盛り込まれ、誰もが気持ちよく使えるように配慮されています。乗車人数は3列シートの7人乗り、2列目がキャプテンシートになる6人乗りを用意。2018年9月のマイナーチェンジで2列シートの5人乗りも追加されました。
2022年8月に3代目へとフルモデルチェンジしたこともあり、2代目シエンタは流通量が豊富。人気があるため中古車相場が下がらなかったのですが、やっと予算100万円以内でかる中古車が見つかるようになってきました。
ただ、見つかるのはガソリン車で走行8万〜10万km程度のものが中心。もしハイブリッド車にこだわるのであれば、予算を120万円前後まで増やして探してみてください。
トヨタ シエンタ
車両本体価格59.9万円
支払総額69.9万円
諸費用10.0万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格59.0万円
支払総額69.3万円
諸費用10.3万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格34.0万円
支払総額45.5万円
諸費用11.5万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格85.0万円
支払総額99.6万円
諸費用14.6万円
【SUV】スバル インプレッサXV(2代目)
▼インプレッサXV(2代目)の概要
生産年月 | 2012年10月〜2017年5月 |
ボディサイズ | 全長4,450mm 全幅1,780mm 全高1,550mm |
ホイールベース | 2,640mm |
乗車人数 | 5名 |
駆動方式 | 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
2L水平対向4気筒DOHC |
燃費 (JC08モード) |
15.8km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
209.0万〜235.0万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
60万〜270万円 |
インプレッサをベースに開発されたクロスオーバーSUVのインプレッサXV。水平対向エンジンとシンメトリカルAWDというスバルの伝統技術を盛り込みつつ、高さ制限のある立体駐車場にも駐車できる全高に抑えられるなど、都市部で扱いやすい車に仕上げられているのが特徴です。
2代目インプレッサXV、2017年5月に登場したXV、そして2022年12月に登場したクロストレックと、共通イメージをもたせながら進化しているので、デビューから10年以上経過したインプレッサXVもそこまで古く見えないのがメリットです。
XVがクロストレックにフルモデルチェンジしたことで、インプレッサXVも中古車の流通量が増加傾向にあります。もうすぐデビューから5度目の車検時期を迎えるタイミングでもあり、絶好の狙い目時期と言えるでしょう。
上級グレードのi-Lアイサイトで走行7万km前後のものや、2013年に追加されたXVハイブリッドもターゲットになります。
そのほかのカーセブンで購入できる100万以下の中古車
トヨタ パッソ
車両本体価格48.0万円
支払総額59.7万円
諸費用11.7万円
ホンダ N-WGN
車両本体価格75.0万円
支払総額81.3万円
諸費用6.3万円
マツダ フレアクロスオーバー
車両本体価格88.3万円
支払総額98.3万円
諸費用10.0万円
スズキ アルト HB
車両本体価格58.3万円
支払総額68.3万円
諸費用10.0万円
【予算150万円】コスパ最強のおすすめ中古車
150万円といえば軽自動車を新車で買える予算。でも中古車ならもっと大きなモデルの高年式車やMサイズ以上の人気SUVを探すことだってできます。これぞ中古車の醍醐味です!
【コンパクト】ホンダ フィット(4代目)
▲ホーム
▼フィット(4代目)の概要
生産年月 | 2020年2月〜生産中 |
ボディサイズ | 全長3,995〜4,080mm 全幅1,695〜1,725mm 全高1,515〜1,570mm |
ホイールベース | 2,530mm |
乗車人数 | 5名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 | 1.5L水平対向4気筒DOHC 1.5L水平対向4気筒DOHC+モーター |
燃費 (WLTCモード) |
15.9〜30.2km/L |
新車車両本体価格 | 159.28万〜266.42万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
100万〜290万円 |
柴犬のような愛らしい表情に生まれ変わった4代目フィットは、グレードを装備で分けるのではなく、ライフスタイルに合わせてデザインを選べるようにするという新たな試みが盛り込まれました。
用意されたのはシンプルな「ベーシック」、生活になじむデザインの“ホーム”、アクティブな「ネス」、アウトドアテイストを盛り込んだ「クロスター」、上質な「リュクス」の5タイプです。2022年10月のマイナーチェンジでは、ネスに変わりスポーティなRSが加わりました。
このうち、予算150万円で買えるのはベーシックとホーム。どちらもガソリンモデルになります。フィットはちょうど初回車検を迎える時期。ベーシックとホームなら、走行2万〜3万km程度の中古車が見つけやすくなっています。
これよりも走行距離は多くなるものの、よく探すとe:HEVホームやガソリンモデルのクロスターが予算内で見つかるかもしれませんよ。
ホンダ フィット
車両本体価格71.2万円
支払総額82.4万円
諸費用11.2万円
ホンダ フィット
車両本体価格55.0万円
支払総額60.0万円
諸費用5.0万円
ホンダ フィット
車両本体価格46.8万円
支払総額56.6万円
諸費用9.8万円
ホンダ フィット
車両本体価格124.4万円
支払総額131.8万円
諸費用7.4万円
【セダン】トヨタ プリウス(4代目)
▲前期モデル
▼プリウス(4代目)の概要
生産年月 | 2015年12月〜2022年11月 |
ボディサイズ | 全長4,540mm 全幅1,760mm 全高1,470〜1,475mm |
ホイールベース | 2,530mm |
乗車人数 | 5名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 | 1.8L直列4気筒DOHC+モーター |
燃費 (JC08モード) |
34.0〜40.8km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
242.90万〜339.42万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
80万〜370万円 |
TNGA第一号車として登場した4代目プリウスは、低重心パッケージによる走りの良さや、プリウスとしてはじめて4WD(E-Four)が設定されたモデルでもあります。もちろん燃費性能も世界トップレベルで、EグレードはJC08モードで40.8km/Lという驚異的な数値を達成しました。
デザインは切れ長のフロントライトが特徴のエモーショナルなものに。2018年のマイナーチェンジではライト形状をはじめとするエクステリアのデザインを変更しました。
▲後期モデル
プリウスは2022年12月に5代目へとフルモデルチェンジ。また4代目プリウスは3度目の車検を迎えるタイミングになっています。そのため中古車の流通量が増加していて、中古車を買いやすい状態になっています。
4代目プリウスは前期モデルだけでなく後期モデルも予算150万円で見つかるようになってきました。前期モデルと後期モデル、どちらのデザインが好きかを考えて選ぶことをおすすめします。
トヨタ プリウス
車両本体価格94.7万円
支払総額104.7万円
諸費用10.0万円
トヨタ プリウス
車両本体価格128.3万円
支払総額141.3万円
諸費用13.0万円
トヨタ プリウス
車両本体価格64.8万円
支払総額76.7万円
諸費用11.9万円
トヨタ プリウス
車両本体価格134.9万円
支払総額148.8万円
諸費用13.9万円
【ミニバン】ホンダ ステップワゴン(5代目)
▲標準仕様
▼ステップワゴン(5代目)の概要
生産年月 | 2015年4月〜2022年4月 |
ボディサイズ | 全長4,690〜4735mm 全幅1,695mm 全高1,840〜1,855mm |
ホイールベース | 2,890mm |
乗車人数 | 7名 8名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
1.5L直列4気筒DOHCターボ |
燃費 (JC08モード) |
15.0〜17.0km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
228.8万〜308.14万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
80万〜380万円 |
トヨタ ノア/ヴォクシー、日産 セレナとともに、2Lクラスのハイトミニバン人気を牽引してきたステップワゴン。5代目はバックドアを上に跳ね上げるだけでなく、横開き機能も備えた『わくわくゲート』が装備されます。これはライバルモデルにはない機能なので、これを気に入ったら選択肢はこの世代のステップワゴン一択になります。
エンジンは1.5L VTECターボを搭載。2017年9月には2モーター式のハイブリッドシステム搭載車も設定されました。
▲スパーダ
デザインは標準仕様とエアロパーツで高級感を高めたスパーダの2種類が用意され、どちらも予算150万円以内で選べるようになってきました。
ただ、ハイブリッド車を探すのは難しく、走行距離も10万km前後走ったものが中心になります。もう少し条件がいいものを探したいなら、予算を180万円前後まで増やしてみてください。
【SUV】日産 エクストレイル(3代目)
▲前期モデル
▼エクストレイル(3代目)の概要
生産年月 | 2013年12月〜2022年6月 |
ボディサイズ | 全長4,640mm 全幅1,820mm 全高1,715mm |
ホイールベース | 2,705mm |
乗車人数 | 5名 7名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 (デビュー時) |
2L直列4気筒DOHC |
燃費 (JC08モード) |
15.6〜16.0km/L |
新車時車両本体価格 (デビュー時) |
224.91万〜279.72万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
60万〜330万円 |
初代、2代目が培った「タフギア」のイメージから、都会的なクロスオーバーモデルへと変貌した3代目エクストレイル。しかし、アウトドアで役立つ防水シートや防水ラゲッジ、保温&保冷機能付きドリンクホルダーなどの機能は継承されました。
乗車人数は2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りを用意。デビュー時は2Lガソリンエンジンのみの設定で、2015年4月にハイブリッド車が追加されました。2017年6月のマイナーチェンジでフロントのVモーショングリルが大型になり、先進安全装備であるプロパイロットが搭載されました。
▲後期モデル
3代目エクストレイルは予算150万円以内で買える中古車が豊富にあります。この予算だと選択肢は前期モデルが中心ですが、よく探せば後期モデルもギリギリ見つかります。後期モデルに的を絞りたいなら予算を180万円くらいまで増やすと探しやすくなります。
7人乗り仕様は流通台数が少なめなので、3列シート車にこだわるなら時間に余裕を持って探すといいでしょう。
日産 エクストレイル
車両本体価格109.0万円
支払総額118.8万円
諸費用9.8万円
日産 エクストレイル
車両本体価格129.7万円
支払総額136.5万円
諸費用6.8万円
日産 エクストレイル
車両本体価格47.9万円
支払総額58.5万円
諸費用10.6万円
日産 エクストレイル
車両本体価格110.0万円
支払総額118.8万円
諸費用8.8万円
【SUV】マツダ CX-3(初代)
▼CX-3(初代)の概要
生産年月 | 2015年2月〜生産中 |
ボディサイズ | 全長4,275mm 全幅1,765〜1780mm 全高1,550mm |
ホイールベース | 2,570mm |
乗車人数 | 5名 |
駆動方式 | FF 4WD |
エンジン種類 | 1.5L直列4気筒DOHC 1.8L直列4気筒ディーゼルターボ |
燃費 (WLTCモード) |
15.7〜23.2km/L |
新車車両本体価格 | 192.5万〜311.3万円 |
中古車相場価格 (2023年5月) |
70万〜270万円 |
マツダのコンパクトSUVであるCX-3は、全幅と全高を抑えた都市型コンパクトSUV。ハッチバックからの乗り換えでも違和感を覚えずに運転できます。
デビュー時は1.5Lディーゼルのみの設定で、2017年6月に2Lガソリンエンジンを追加。2018年5月にはディーゼルが1.8Lになり、2020年6月に1.5Lガソリンエンジンを追加。2021年10月に2Lガソリンエンジンが廃止になり、1.5Lガソリンと1.8Lディーゼルという構成になりました。
予算150万円で探せるのは初期の1.5Lディーゼルモデルになります。ガソリンエンジンにこだわる人は予算を170万円前後まで増やして探してみましょう。
都市型SUVということもあり、CX-3の中古車はFFの流通量が圧倒的に多くなります。4WDにこだわる人は時間に余裕を持って探すことをおすすめします。
そのほかのカーセブンで購入できる150万円以下の中古車
スズキ アルトラパン
車両本体価格96.8万円
支払総額105.2万円
諸費用8.4万円
スズキ アルトラパン
車両本体価格141.8万円
支払総額148.0万円
諸費用6.2万円
トヨタ ピクシス メガ
車両本体価格126.8万円
支払総額135.9万円
諸費用9.1万円
スズキ スペーシア カスタム
車両本体価格106.4万円
支払総額115.7万円
諸費用9.3万円
購入時は高くても、売却時の高査定が期待できるものもコスパは高い!
「中古車の価格はどのように決まる?」の章でまとめたように、中古車の値段は需要と供給のバランスである「相場」をベースに決まります。
相場とは、言い換えるならその車の人気と捉えることもできます。人気の条件が揃っているものは価格が高くなり、反対に人気条件が少ないものは価格が安くなります。
人気の条件を外すことで中古車を安く買うことはできますが、逆に車を手放す際も人気条件が少ないため下取り額は安くなりがちです。反対に購入価格が高くても売却時の高査定が期待できるものは、トータルで考えてコスパが高いと言えるでしょう。
中古車を購入する際の注意点
新車と違い、多くの中古車は前オーナーが公道で使っていたものになります。そのため1台ずつ状態(品質)が異なるので、購入時は状態チェックが欠かせません。
チェックポイントは「店頭での中古車のチェックポイント」でまとめた通り。ただ、すべてを自分でチェックするのは大変だし、車に詳しくないと中古車の購入をためらってしまうもの。
そんな時は販売店のスタッフにお願いして、一緒に確認することをおすすめします。販売店とは車を買った後も車検などで付き合いが続くもの。スタッフと話す機会を設けることで、安心して車のことを任せられるかも判断できるはずです。
よくある質問
需要と供給のバランスである“中古車相場”をベースに、中古車1台1台の内容を加味して販売店が独自に価格を決めています。
走行距離や年式、修復歴といった“品質”、ボディカラーや後付けできない装備など“人気条件”などが価格に影響を与えます。また、季節により増減する需要も価格に影響します。
車に詳しくない人は、修復歴車は避けておいたほうがいいでしょう。ただ、修復歴があるものは相場がかなり安いため、予算的にそれしか買えないという時は修復箇所と修復内容を販売店によく確認し、納得した上で購入してください。
「買ってはいけない」とはやや異なりますが、リセールバリューが期待できるからと言う理由で、本当は別の色が欲しいのに人気があるパール系や黒を選ぶのもおすすめできる買い方ではありません。
ボディカラーは車の印象に大きな影響を与える要素。ここを妥協してしまうと購入後の満足感が少なくなってしまいます。
詳しくは「中古車を購入する際の注意点」を確認してください。
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ご相談・ご質問だけでもお気軽に!