KeePer(キーパー)のコーティングの1種である「クリスタルキーパー」。
KeePerが提供するコーティングのなかでも価格や施工内容がスタンダートなため、「コーティングが初めてでどれを選べばよいか不安……」という方や「一定のクオリティを保ちつつもできるだけ安くコーティングしたい!」という方にもピッタリです。
この記事でわかること
- ・クリスタルキーパーの料金
- ・クリスタルキーパーのメリット・デメリット
- ・クリスタルキーパーが向いている方
クリスタルキーパーのよい面だけでなく、注意すべき点も理解したうえでコーティングを施工するか決めるようにしましょう。
目次
クリスタルキーパーとはKeePerのコーティングメニューの一種
クリスタルキーパーは、KeePer技研株式会社が提供するカーコーティングの一種です。

画像引用元:KePeer(キーパー)コーティング|クリスタルキーパー
車の塗装の上にガラス被膜、その上にレジン被膜をつくるコーティングであることから、ガラスコーティングならではの透明感とツヤが生まれ、新車のような輝きを得られます。
ガラスコーティングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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クリスタルキーパーの料金は17,400円(税込)からとリーズナブル
車のサイズ | コーティングの価格 (税込) |
SS(N-BOX、ハスラーなど) | 17,400円 |
S(ヤリス、ジムニーなど) | 19,500円 |
M(プリウス、マツダ3など) | 21,800円 |
L(カローラクロス、フリードなど) | 23,900円 |
LL(ノア、ステップワゴンなど) | 28,400円 |
XL(ランドクルーザーなど) | 32,900円 |
※洗車料金も含みます
クリスタルキーパーは、SSサイズ(軽自動車の一部)で17,400円~施工可能です。
ランドクルーザーなどのサイズが大きな車でも32,900円~と、ボディコーティングのなかではリーズナブルな値段設定となっています。

「できるだけコストを抑えてコーティングしたい」「初めてコーティングする」という方向けのメニューと言えるでしょう。
クリスタルキーパーのメリット・効果
クリスタルキーパーには以下の4つのメリットがあります。
コーティングのなかでは比較的安価に施工できる
「コーティング=高価」というイメージを持つ方もいますが、高い技術が求められるカーコーティングのなかでは、リーズナブルな料金設定となっています。
コーティングは初めてで、効果があるものを手軽に試してみたいという方にはピッタリです。
安価でも撥水性・ツヤ感・汚れ防止効果がある
クリスタルキーパーは比較的安価な部類のコーティングですが、効果が薄いといわけではありません。
高い撥水水性を持っているため、被膜に水がつくと水玉になって弾き、走行するときの風で水が飛んでいきます。
また、ガラスのような透明感とツヤが生まれ、まるで新車のときのような美しさが蘇るでしょう。
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クリスタルキーパーの施工写真はこちら。
施工時間は最低2時間で短め
コーティングは、下地処理の洗車や研磨などによって塗装面をきれいにした状態で施工しなければならないことから、数時間以上かかることが一般的です。
しかし、クリスタルキーパーは施工時間が短く、洗車時間を含めて「2時間〜」となっています。
耐久性が高いコーティングなどでは、施工に半日~丸一日かかるケースも少なくありません。ある程度時間を要するので、そのためにスケジュールを確保する必要があります。

クリスタルキーパーであれば2時間程度と短いので、比較的負担が少なくて済むでしょう。
コーティング後も水洗いのみなら洗車機OK
KeePerのコーティングは、施工後一定期間経過し被膜が硬化したあとであれば、ガソリンスタンドなどにある洗車機を利用しても問題ありません。
これはクリスタルキーパーに限ったメリットではなく、KeePerコーティングに共通した特徴です。
コーティング施工後は、手洗い洗車を推奨する場合が多いですが、KeePerのコーティングでは問題ないとされています。
手洗いでの洗車は手間がかかるうえ、庭などの洗車するスペースがない方にとっては難しいでしょう。
次の動画は洗車機に連続100回通して、ツヤや色、撥水効果の変化を試験をしたものです。

洗車機の水洗い洗車コースを選択して、定期的に汚れを落とすと、車をきれいに保てます。
コーティング後はワックスやシャンプー洗車を控える
コーティング後にワックスをつけたり、シャンプー洗車したりすることを控えなければならない理由は「被膜が劣化してしまう」からです。
手洗いと洗車機のどちらにおいても「水洗いのみ」を行い、「ワックスやシャンプーによる洗車」は控えましょう。
コーティングした後の車の洗車に関しては、こちらで詳しく解説しています。
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クリスタルキーパーのデメリット
コーティングを検討する方のなかには、ほかのコーティングと比較したときに、クリスタルキーパーではどのようなデメリットがあるのか気になる方もいるかもしれません。
ただし、先に紹介したメリットに魅力を感じる方であれば、デメリットをそれほど気にならないことが多いです。
1年に1回メンテナンスが必要になる
クリスタルキーパーの耐久期間は約1年であり、コーティングの効果を充分に感じたいのであれば、1年に1回メンテナンスが必要です。
施工から約1年経過すると、上の層である「レジン被膜」に汚れやキズが生じてきます。メンテナンスでは、この被膜と下のガラス被膜を除去し、もう一度コーティングすることで被膜を厚くし、ツヤが増すとされています。
ダイヤモンドキーパーなどのほかのコーティングでは、3年間耐久するものなどもあり、それらと比較すると耐久性はやや短いと言えるでしょう。
透明感とツヤを極めたい方向けではない
コーティングをしていない車と比較して、撥水効果やツヤ感はもちろん向上します。
しかし、「コーティングで見た目の美しさを極めたい」と考える方にとっては、クリスタルキーパーよりも価格の高いコーティングのほうが効果を感じやすいでしょう。
クリスタルキーパーでもコーティングとしての効果はありますが、ダイヤモンドキーパーのように、ガラス被膜を2層+レジン被膜1層と被膜の層がひとつ多くなるため、さらなる輝きが期待できます。
クリスタルキーパーとフレッシュキーパーの違い
フレッシュキーパーは、KeePerコーティングのなかではイチオシされているコーティングです。

テレビCMが公開中なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
クリスタルキーパーとの大きな違いは、「ECOプラスレジン」という被膜がつくられる点です。これによりラクして汚れを落とすことができる特徴があります。
フレッシュキーパーの料金
車のサイズ | コーティングの価格 (税込) |
SS(N-BOX、ハスラーなど) | 27,400円 |
S(ヤリス、ジムニーなど) | 29,500円 |
M(プリウス、マツダ3など) | 31,800円 |
L(カローラクロス、フリードなど) | 33,900円 |
LL(ノア、ステップワゴンなど) | 38,400円 |
XL(ランドクルーザーなど) | 42,900円 |
※洗車料金も含みます
クリスタルキーパーとの料金の違いは大きくありませんが、フレッシュキーパーのほうが約1万円高いです。
フレッシュキーパーは雨できれいになることが特徴
ガラス被膜の上に「ECOプラスレジン」が作られるフレッシュキーパーは、雨が降ることで表面についた汚れが落ちてきれいになることが特徴のコーティングです。
通常のコーティングとは違い、「雨が降る→汚れが落ちる→残った汚れを洗車で落とす」という流れになるので、汚れが落としやすくきれいな状態が維持できるでしょう。

洗車の負担を軽減できるため、忙しい方や手間をかけたくない方に向いています。
フレッシュキーパーについてはこちら。
クリスタルキーパーとダイヤモンドキーパーの違い
ダイヤモンドキーパーには「ダイヤモンドキーパー」と「Wダイヤモンドキーパー」があります。
クリスタルキーパーとの違いは「仕上がりと料金」で、より美しさが増すのがダイヤモンドキーパーです。
Wダイヤモンドキーパーは、ガラス被膜が2層になっており、より美しいツヤを生み出します。
ダイヤモンドキーパーの料金
車のサイズ | ダイヤモンドキーパーの価格(税込) | Wダイヤモンドキーパーの価格(税込) |
SS(N-BOX、ハスラーなど) | 49,900円 | 72,200円 |
S(ヤリス、ジムニーなど) | 55,100円 | 79,900円 |
M(プリウス、マツダ3など) | 60,400円 | 87,600円 |
L(カローラクロス、フリードなど) | 64,400円 | 93,200円 |
LL(ノア、ステップワゴンなど) | 70,900円 | 102,900円 |
XL(ランドクルーザーなど) | 90,700円 | 131,400円 |
Wのほうが高額ですが、そのぶんツヤ感が増すので、予算や仕上がりの参考写真などを見て選択するのもよいでしょう。
ダイヤモンドキーパーは耐久性の高さが特徴
ダイヤモンドキーパーはどちらも3年間の耐久性で、1年のクリスタルキーパーと比較して長く持続します。
1年に1回の頻度でメンテナンスを行えば、5年間も耐久するため、1台の車を長く乗り続けるのであれば魅力的な選択肢のひとつになるでしょう。
ただし、クリスタルキーパーに比べて施工時間が長く、ダイヤモンドキーパーは「3~8時間」、Wダイヤモンドキーパーが「4~丸1日」を要します。そのため、ある程度のスケジュールを確保する必要があります。
車のボディコーティングは必要なのか?
車のボディコーティングが必要かどうか悩まれている方も多いでしょう。
以下の3つを必要とされる方はコーティングを行うべきです。
愛車をキズや汚れから守れる
車にキズや汚れがあっても運転自体はできますが、大切な車であれば「いつでもきれいな状態で乗りたい」というのが本音でしょう。
コーティングをすることでキズや汚れから車を守れるため、いつまでも美しい状態を維持できて、満足感が向上します。
大きなキズやヘコミのようなものは防げませんが、コーティングの被膜が、塗装に直接小キズをつけることを防ぎます。
また、泥やホコリなどの汚れがついても水洗いできれいになるので、ピカピカの状態が続きやすいです。

新車のきれいな状態を長く維持するためにもコーティングがおすすめです!
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汚れが落ちやすくなり洗車が楽になる
コーティングによって、汚れから車のボディを守れるだけではなく、汚れが落ちやすく洗車が楽になります。
洗車時は水洗いだけで済むため、スポンジやカーシャンプーなどを用意する必要もありません。
「汚れが落ちやすく洗車がラク」ということは、忙しい方にとって手間を軽減することにつながります。

汚れは落ちやすくなりますが、濡れたまま放置すると水垢が残ります。洗車などでボディが濡れたらできるだけ早く拭き取りましょう。
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塗装の色あせを防げる
コーティングは塗装の色あせを防ぐ効果もあります。
特に、屋根がない駐車場で車を停めておく青空駐車の状態では、紫外線の影響などで色あせしやすくなります。そういった状況では、コーティングを施すことによって色あせを防ぎやすくなるでしょう。
色あせは、売却時の査定額にも影響が出ます。

色あせが進むと塗装が剥離してサビてしまい、見栄えがよくなくなります。後の売却額をアップするためにも、コーティングしておくことが重要です。
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クリスタルキーパーはどこで施工できる?
クリスタルキーパーは、以下の3つで施工可能です。
・KeePer LABO
・全国のガソリンスタンド/車の販売店
・カーセブン
KeePer LABO|カーコーティングと洗車の専門店
KeePer LABO(キーパーラボ)とは、KeePer技研コーティングと洗車の専門店です。
クリスタルキーパーをはじめとする、各カーコーティングを提供しています。
また、スタッフは「コーティング技術1級資格」に合格したスタッフが必ず店舗にいるため、質の高いコーティングサービスが実現されています。

KeePerでは、ボディのコーティング以外にも、ガラスやホイール、ヘッドライトなどのコーティングメニューもあります。
全国の店舗一覧はこちらから。
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全国のガソリンスタンド・車の販売店|コーティング技術資格取得者が在籍
ガソリンスタンドや車の販売店でも、KeePerコーティングのサービスを受けられます。
このような店舗を「キーパープロショップ」と言い、全国に2023年6月現在6,300店舗以上。各店舗にコーティング技術の資格取得者が在籍しています。
店舗により取り扱いメニューが異なるので、店舗検索をしてどんなメニューに対応しているか確認しておきましょう。
店舗検索はこちらをチェック
クリスタルキーパーをするならカーセブンにご相談ください!
2023年3月より、カーセブンの「八王子多摩店」「川崎宮崎台店」「湘南平塚店」「相模原陽光台店」の4店舗でKeePerコーティングのサービスを開始しました。
上記4店舗では、クリスタルキーパーとフレッシュキーパーのサービスを選択できます。
どちらのコーティングにしようか迷っている方は相談しながら決めることも可能です。コーティングが初めての方でも自分の車に合ったコーティングを選べるでしょう。
よくある質問
クリスタルキーパーの値段は車のサイズによって異なります。
・SS(N-BOX、ハスラーなど):17,400円
・S(ヤリス、ジムニーなど):19,500円
・M(プリウス、マツダ3など):21,800円
・L(カローラクロス、フリードなど):23,900円
・LL(ノア、ステップワゴンなど):28,400円
・XL(ランドクルーザーなど):32,900円
店舗によって異なる場合もあるため、詳しくは依頼時に確認しましょう。
混雑具合などによって前後する可能性はありますが、洗車時間を含めて「2時間から」とされています。
「リーズナブルな料金でコーティングしたい」「初めてコーティングをする」という方には特におすすめです。
ワックスやシャンプーを使用した洗車は控え、水洗いのみにしましょう。洗車機も水洗いコースであれば使用可能です。
ガラスとは、ガラス繊維を含んだコーティング剤のことです。KeePerコーティングでは、塗装面の上にガラス被膜を作り、塗装面を守り、透明感のあるツヤを作り出す役割を持っています。レジンは樹脂のことで、ガラス被膜の上に塗布し、ツヤを深めてシミを防ぐ効果を持ちます。
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