更新日2023.11.29
車のエアコンが臭い原因は?各原因への対処法や臭くしないための対策を紹介
車のエアコンを使用していると、「臭いな」と感じることがあるでしょう。
「臭いだけで害はないでしょ?」と思われるかもしれませんが、放置しておくと健康に被害を及ぼすほか、原因によっては車の異常を知らせるものである可能性もあります。
車のエアコンが臭い原因を知り、できるだけ早く対処しましょう。
この記事でわかること
- ・車のエアコンが臭い原因
- ・車のエアコンが臭いときの対処法
- ・車のエアコンが臭くならないためにできること
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目次
車のエアコンが臭い原因
車のエアコンが臭い原因は以下の3つです。
エバポレーター内にカビや雑菌が繁殖している
エアコンから酸っぱいニオイがするといったときは「エバポレーター内にカビや雑菌が繁殖している」ことが原因として考えられます。
エバポレーターとは、外から送り込まれた空気を冷やす役割を持ったものです。
以下のような流れでカビや雑菌が繁殖します。
また、エバポレーターだけでなく、車に送り込まれる空気にホコリやゴミが入らないように空気をろ過する役割を持ったエアコンフィルターにカビや雑菌が繁殖している場合も、エアコンからニオイがする原因となりえます。
タバコのニオイが移っている
タバコを吸う方であれば、タバコのニオイが移っている可能性もあります。
車内でタバコを吸った場合、室内にニオイが充満するだけでなく、カーエアコンにもニコチンやタールの匂いが移ります。
再びエアコンをつけることで、これらのニオイがエアコンの空気と共に出てきて悪臭の原因となりえるでしょう。
タバコの匂い対策や査定への影響については以下の記事で詳しく解説しています。
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冷却水が漏れている
甘いニオイが車内に広がっている場合は、ラジエーターやウォーターポンプが破損し、冷却水が漏れている可能性があります。
冷却水はエンジンが熱くなりすぎるのを防ぐ役割を持っています。
放置すると、オーバーヒートを起こしエンジンが壊れてしまう危険性があるため、すぐに修理が必要です。修理には、数万円の費用がかかります。
車のエアコンが臭いのを放置するとどうなる?
車のエアコンから不快なニオイを発する主な原因は「カビや雑菌」です。
気になったとしても、「臭いだけだから我慢すればいいや」「芳香剤で誤魔化そう」と思うかもしれませんが、運転者や同乗者の体にも影響を及ぼす可能性があります。
エバポレータやエアコンフィルターにカビや雑菌が繁殖すると、エアコンをつけたときにニオイと共にカビや雑菌なども風に乗って車内に広がり、人の体に取り込まれてしまう危険性が高くなります。

喘息やアレルギーなどを引き起こす原因になることもあるため、少しでも臭いと思ったらできるだけ早く対策しなければいけないでしょう。
車のエアコンが最初だけ臭いと感じるのも要注意
カビが繁殖しやすい(発生しやすい環境)温度は温度25度以上(〜30度)と言われています。

乗車した際に最初だけ臭いと感じることがあるかもしれません。
それは、エアコンの冷えた風やあたたかい風が充分に広がり、鼻が効かなくなってニオイを感じていないことも考えられます。
エアコンに水分や異物が混入すると、臭いだけでなくエアコンの効きを悪くしてしまう可能性もあるので、放置しないで早めに対処することがおすすめです。
車のエアコンの故障が疑われる場合には、以下の記事が参考になります。
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車のエアコンが臭い原因への対処法
車のエアコンがカビや雑菌で臭い場合は以下の対策が有効とされています。
完全にニオイを取り除くことはできませんが、車のエアコン用の消臭スプレーを使用することで、一時的に症状を緩和できる可能性もあります。

ただし、すでに発生してしまっているカビや雑菌を除去できるわけではないので、応急処置程度に考えておきましょう。
エバポレーターの清掃
エバポレーター内でカビや雑菌が発生している場合、清掃してカビや雑菌を除去することで臭いの問題が解決する可能性が高いです。
清掃は自分自身で行うことも可能ですが、知識や経験がないと、不要な部分をキズつけてしまったり、部品の戻し方がわからなくなってしまったりすることもありえます。

できるだけカー用品店や整備工場といった専門業者に依頼して清掃してもらいましょう。
費用としては簡易洗浄で数千円、取り外して洗浄・高圧洗浄する場合には数万円程度かかるとされています。
エアコンフィルターの交換
車のエアコンフィルターは年に1回程度または走行距離10,000〜20,000kmでの交換が必要とされています。
ただし、運転するシチュエーションや使い方によっては交換時期が早まる場合もあります。
エバポレーターの清掃が完了しても臭いニオイがしている場合には、エアコンフィルターを交換して様子を見てみましょう。
エアコンフィルターの交換方法や交換にかかる費用などは以下の記事で詳しく解説しています。
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車のエアコンが臭くならないようにするための対策
車のエアコンが臭い原因を取り除いたとしても、同じような乗り方をしていれば同様のニオイ問題が起こる可能性が高いです。
以下のようなニオイ対策をして、同じような被害に合わないようにしましょう。
エアコンを乾燥状態にする
エバポレーターにカビや雑菌が繁殖するのは水分があること(湿度の高さ)が主な原因です。
そのため、エアコン内に水分がない状態を保てれば、臭さが発生するほどのカビや雑菌は繁殖しにくいでしょう。

乾燥させるためには、送風モードで風量を最大にし、15分程度つけた状態でおいておくことが効果的と言われています。
送風モードにしておくことで、外気温とエバポレーター内の温度差がなくなるため、水分につながる結露の発生を抑えられる可能性が高いです。
さらに、風を送り続けることで発生した結露を乾燥させられます。
車内を清潔に保つ
車のエアコンは車外だけでなく車内の空気も取り込みます。
車内にホコリや食べ物のカスがあると、車内の空気と一緒にゴミなどが吸い込まれ、エバポレーターなどに入り込みます。
普段から車内の清掃を行うことで、ホコリやゴミを栄養源としたカビや雑菌の発生による臭さを防げる可能性が高いです。

車内清掃は月に1回行われることが推奨されています。
定期的にエアコンをつける
春や秋などはエアコンを使用しなくても快適なため、つけないことも多いでしょう。
しかし、エアコンを使用しないと、エアコン内部の湿度が高くなったときに、内部の水分が残ったままになりやすくなってしまいます。
定期的にエアコンを稼働させておけば、湿度を一定に保ち、水分を放出できます。これにより、カビや雑菌を繁殖する原因のひとつである水分がなくなる可能性が高いです。
日頃のケアで売却時に高く評価される可能性がある
車の査定額は、さまざまな要因によって決定されます。
ニオイへの対策を行うことで、日頃からケアされている車だと評価される可能性があります。
エアコンに限らず、タバコのニオイ対策や日常的な対策を行い、いざ売却することになった場合に高く評価してもらえるようにしましょう。
車の評価を高める方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
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車の売却ならカーセブンがおすすめ
車の売却や買い替えをご検討中なら、カーセブンでの買取がおすすめです。
カーセブンの買取のおすすめポイントは以下の2つです。
5つの安心宣言
カーセブンの買取では、以下の5つの安心宣言を掲げています。

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JPUCの適正買取店に認定
JPUCとは、自動車買取業界の健全化を目指して活動している団体のことです。
カーセブンはJPUCの適正買取店に認定されています。
適正買取店とは、中古車買取事業者が本来備えているべき基準を満たし、JPUCが実施する適正買取店研修の修了者が店舗に1名以上在籍している買取店のことです。

認定を受けている店舗で車を売却することで、起こりがちなトラブルを避けられるでしょう。
よくある質問
車のエアコンが臭い原因としては「エバポレーター内にカビや雑菌が繁殖している」「タバコのニオイが移っている」「冷却水が漏れている」の3つが主なものです。詳しくはこちらで解説しています。
車のエアコンが臭いときの対策としては「エバポレーターの清掃」「エアコンフィルターの交換」の2つが挙げられます。詳しくはこちらで解説しています。
「エアコンを乾燥状態にする」「車内を清潔に保つ」「定期的にエアコンをつける」の3つを行うことで、臭くなりにくいとされています。詳しくはこちらで解説しています。
「春先の花粉シーズン」「梅雨シーズン」「冷房の使用を終えた秋」の3つです。エアコンを使用しなくなる時期と結露ができやすい時期に臭くなりやすいとされています。
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