初めてカーコーティングをする方には少し難しい作業もありますが、自分でコーティングすればプロに依頼するよりもリーズナブルなのは大きなメリットです。慣れや効率性が重要なコーティングは、作業の前に流れを把握しておくことできれいな仕上がりを目指せます。
必要なものや手順、失敗しないためのコツをチェックして、セルフコーティングに挑戦しましょう!
この記事でわかること
- コーティングをきれいに仕上げるコツ
- コーティングに必要なものと手順一覧
- セルフコーティング後の洗車とメンテナンス方法
目次
車のコーティングを自分で行うメリット
自分でコーティングをするメリットは、プロに依頼するよりリーズナブルに施工できることです。
コーティングの種類や車のサイズにもよりますが、安価なもので2万円から、耐用年数が長く効果の高いものは20万円以上になるコースもあります。
「コーティングに興味はあるけど、価格で悩んでしまう」という方にはセルフコーティングのメリットは感じやすいでしょう。

自分で洗車してピカピカにしたら、車にもっと愛着が湧きそう……!
コーティング施工で失敗しないために知っておきたいこと

失敗せずコーティングをきれいに仕上げるうえで知っておきたい、5つのポイントを紹介します。
気温が高い日の作業は避ける
気温が高い日は、洗車でついた水滴が乾きやすいためコーティング作業には不向きです。水滴が乾くと跡になり除去する手間が増えます。
水滴が乾く前に拭き上げたほうがよいため、気温が高くない日、くもりの日のコーティングがおすすめです。可能であれば、直射日光を避けられるガレージなどで作業するのがよいでしょう。
作業は朝からスタートする
コーティング作業は、洗車や下地処理からコーティングの塗り込みまで、およそ10工程の手順を踏みます。
コーティングに慣れていないと時間がかかるため、朝からスタートしなければ夜遅い時間まで作業することも考えられます。
当日は洗車と下地処理のみ、後日コーティングというように作業日を分けるのは好ましくありません。時間が経過すると汚れやホコリがつくため、作業は当日中に完了させましょう。
下地処理がきれいなコーティングのコツ
コーティングを美しく仕上げるコツは、丁寧な下地処理を行うことです。
下地処理では、洗車や異物の除去、研磨などの作業を行います。下地処理をしなければコーティング剤の密着性が弱まり、ツヤやコーティングの持続性が薄れてしまいます。
手間と時間はかかりますが、下地処理を丁寧に行うことで仕上がりがきれいになるため、充分に行いましょう。
洗車は水道水で行う
コーティングの有無にかかわらず、洗車では井戸水を避け水道水を使いましょう。
井戸水は、水道水よりもミネラルを多く含みます。洗車後に水滴が乾くとミネラルが白く残るため、水垢を除去しなければなりません。
自宅で井戸水を使用している方は、コイン洗車場などへ行き、洗車をするとよいでしょう。
コーティング後は最低でも24時間は濡らさない
商品により異なりますが、コーティングによりできた被膜を定着、硬化させるためには約1日かかります。被膜を定着させている間に車が濡れると、コーティングの持続性が低下したり本来のツヤが出せなかったりします。
雨に濡れない環境で車を保管する、数日間雨が降らないタイミングでコーティングをするなど、環境を整えて作業しましょう。天気予報や雨雲レーダーのアプリを活用するのがおすすめです。
秋や冬に作業するときは結露が発生することもあるので、夜から明け方にかけて車が濡れないよう注意が必要です。

コーティングの必要性やメリットが知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね!
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DIYでコーティングをするために必要なもの
下地処理やコーティングに使う道具は、カー用品店やホームセンターで購入できます。タオルやスポンジ、洗剤などは車専用の商品を使うのがおすすめです。
すべての道具を買うには2万円前後必要ですが、ホースや脚立は自宅にあるものを利用すれば、1万円前後で揃えられるでしょう。
■洗車に必要な道具
細部の洗浄ブラシ、筆 | ・絵の具用の筆 ・歯ブラシ ※やわらかい素材のもの |
シャンプー | ・車専用シャンプー ・中性タイプ |
洗車スポンジ | ・車専用スポンジ ・持ちやすいサイズ ・やわらかい素材 |
バケツ | ・10L以上 ・スポンジが入るサイズ |
拭き上げ用タオル | ・やわらかい素材 (マイクロファイバーなど) ・吸水性が高い ・2枚以上 |
ホース | ・最低15m以上 ・水の出し方が変えられるもの |
脚立 | ・横幅が広いとよい ・車の天井に届かない場合に使う |
ゴム手袋 | ・洗剤を使うときの手荒れが気になる方 |
■下地処理に必要な道具
水垢専用クリーナー | ・イオンデポジット除去剤 ・水垢以外の汚れも落とせるもの |
鉄粉除去剤 | ・鉄粉汚れに染色させる |
鉄粉除去用粘土 | ・粘土で鉄粉を付着させる |
油膜除去剤 | ・古いコーティング除去にも利用できる |
スポンジ | ・油膜除去剤の塗り込み用 ・コーティング剤用でもよい |
研磨剤 | ・小キズを消す |
脱脂剤 | ・ボディについた余分な成分を除去 |
マイクロファイバータオル | ・鉄粉除去、水垢除去、脱脂剤などに 使用するため3~5枚あるとよい |
■コーティングに必要な道具
コーティング剤 | ・樹脂やガラスなど好みのもの |
コーティング用スポンジ | ・塗り込み用 |
拭き上げ用タオル | ・コーティングの拭き上げ専用 ・やわらかい素材 (マイクロファイバーなど) |

マイクロファイバータオルは、ボディの拭き上げや溶剤の塗り込みなどでたくさん使用します!10枚セットなどの商品を購入しておき、汚れがついたら変えられるようにしておくといいですね。
自分で車にコーティングをする全体の流れ
自分でコーティングをするとき、洗車と下地処理、コーティングの流れで行います。
1. 隙間やパーツ周辺の汚れ除去
2. ボディの洗車
3. 鉄粉の除去
4. 油膜の除去
5. イオンデポジット(水垢)の除去
6. 小キズの除去
7. 脱脂作業
1. コーティング剤の塗り込み
2. コーティング剤の拭き取り
3. コーティング剤の定着
購入して間もない新車の場合、ボディに汚れやキズがないことがほとんどです。パーツの隙間の洗浄や鉄粉除去、小キズの研磨といった作業は省略してもよいでしょう。
自分で車にコーティングをする手順【下地処理】
まずは下地処理から行います。下地処理で汚れや異物を完全に落とすことが、コーティングをきれいに仕上げるコツとなるため、丁寧に行いましょう。
1. 隙間やパーツ周辺の汚れの除去

・細部の洗浄ブラシ、筆
・水垢専用クリーナー
ボディ全体を洗車する前に、やわらかい筆やブラシで細部の汚れを除去します。エアロパーツやエンブレム、ヘッドライト周辺の隙間には汚れが留まりやすく、水洗いやスポンジだけでは落とせません。
細部の汚れ除去には、下地処理に使う水垢専用クリーナーを使います。水垢以外の泥や融雪剤なども落とせるクリーナーを利用するとよいでしょう。洗浄後はしっかりと水で洗い流します。
黒い汚れは濃い色のボディでは見づらいですが、できるだけ汚れを落としきりましょう。
2. ボディの洗車

・シャンプー
・洗車スポンジ
・バケツ
・ホース
・脚立
1. バケツに水と洗剤を入れ、スポンジでしっかり泡立てる
2. ボディを水で濡らし表面の汚れをとる
3. スポンジでやさしく洗う
4. 泡を洗い流す
まず車全体にしっかりと水をかけ、表面の汚れを落とします。砂や鉄粉がついた状態でこすると、塗装面にキズがついてしまうため、水圧で汚れを落とすことが重要です。
スポンジで洗うときは、しっかりと泡立てましょう。スポンジとボディの摩擦を軽減し、キズがつくのを防げます。
次の作業で使用する鉄粉除去剤によっては、ボディを濡らしたうえで使用するものもあります。ボディの吹き上げは、鉄粉作業の方法や商品の取り扱いを確認しましょう。
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3. 鉄粉の除去
・鉄粉除去剤
・鉄粉除去用粘土
・拭き上げ用タオル
1. ボディに鉄粉除去剤を塗布
2. 一定時間放置させる
3. 粘土で鉄粉を除去する
4. 洗い流す
洗車後、濡れたボディに鉄粉除去剤を塗布します。商品により異なりますが、塗布して一定時間経過すると、除去剤をつけた部分が変色するため、これを鉄粉除去用粘土で取り除いていきましょう。
粘土で鉄粉を取り除いたあとは、水でしっかりと流します。

鉄粉除去剤を塗布して放置し、水で流したあとに粘土を使うケースもあります!
次の油膜の除去作業も、ボディを濡らした状態で行います。
鉄粉除去剤を使用するときの注意点は、真夏の高温の日や直射日光の当たる場所を避けて作業を行うことです。除去剤の影響で塗装が劣化する可能性があるため、注意しましょう。
4. 油膜の除去
・油膜除去剤
・スポンジ
・拭き上げ用タオル
1. スポンジに油膜除去剤をつける
2. ボディに塗り込む
3. 洗い流す
4. 拭き上げる
スポンジに油膜除去剤をつけ、ボディに塗り込んでいきます。
油膜除去の作業により、グリスやワックス、残ったコーティングなどの汚れを落とし、コーティング被膜の密着性を高めることができます。
洗車と鉄粉除去が完了しているため、やわらかいスポンジであれば少し力を入れて塗り込んでもかまいません。ただしボンネット部分などは、体重をかけすぎないよう注意しましょう。
次のイオンデポジット除去作業は、乾いたボディに施工していきます。油膜除去後は、マイクロファイバータオルなどでしっかりと拭き上げましょう。
5. イオンデポジット(水垢)の除去
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・水垢専用クリーナー
・拭き上げ用タオル
イオンデポジットをはじめとする、洗車で落とし切れなかった水垢の除去を行います。
マイクロファイバータオルなどに専用クリーナーをつけ、水垢が残った部分に塗り込んでいきましょう。
クリーナーでも落とし切れない水垢は、塗装にキズがついた「ウォータースポット」になっている可能性があります。ウォータースポットを除去できるクリーナーを使う、もしくはコンパウンド(研磨剤)を使用して除去しましょう。

除去しきれない水垢は、板金や塗装を専門とする業者へ依頼してメンテナンスしてもらうとよいでしょう。無理に水垢を落とそうとすると、塗装にダメージを与えてしまいます。
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6. 小キズの除去
・研磨剤
・拭き上げ用タオル
小キズの除去は、研磨剤を使用します。
スポンジに研磨剤をつけ、小キズが気になる場所へやさしく塗り込みます。作業が終わったら、濡れたタオルで研磨剤を拭き取りましょう。
新車などの小キズがない場合、研磨作業は不要です。
7. 脱脂作業
・脱脂剤
・拭き上げ用タオル
ボディについた余分な成分を除去し、コーティングの密着性を高める作業が脱脂です。
マイクロファイバータオルに脱脂剤をつけ、ボディに塗り込みます。ムラがないようボディ全体に塗り込んだら下地処理の作業は完了です。
自分で車にコーティングをする手順【コーティング作業】
コーティング剤の塗り込みは、素早く効率よく行うことが重要です。
コーティングの塗り込みに時間を要すると、被膜が少しずつ硬化しムラができてしまいます。きれいに仕上げるためには、塗り込みから拭き取りまで作業を中断せずに行いましょう。
1. コーティング剤の塗り込み
・コーティング剤
・コーティング用スポンジ
スポンジにコーティング剤をつけ、ボディに塗り込みます。小さい範囲で少しずつコーティング剤を塗り込むことで、硬化によるムラを防止できます。
ドア1枚分のコーティングが終わったら拭き取るように、1か所ずつ作業するのがおすすめです。
真夏の気温が高い日は、コーティング剤の硬化が早まります。気温が低い日、直射日光が当たらない場所で作業するのが望ましいです。
2. コーティング剤の拭き取り
・拭き上げ用タオル(複数枚)
コーティング剤の拭き取りは、マイクロファイバータオルで行います。
拭き取り作業で気をつけたいのは、パネル同士やパーツとの間にコーティング剤が留まること、ガラス面に付着することです。
タオルにコーティング剤がつきすぎると、拭き上げてもムラになります。タオルを確認して面を変える、ほかのタオルに変えるなどして、全体をきれいに拭き上げましょう。
3. コーティング剤の定着
コーティングの被膜が硬化するまで、24時間ほどかかります。その間、雨や結露で車が濡れないようにしましょう。
硬化するまでに車が濡れると、コーティングの持続性が低下したり、本来のツヤが出なかったりします。
コーティング当日だけではなく、翌日の天気予報もチェックしておくと安心です。
コーティング後の洗車頻度と方法
コーティング後は、洗車をしても構いません。
洗車の頻度は、車を保管する環境とボディカラー、2つの要素で決めるとよいでしょう。

2つの要素で洗車の頻度が変わる理由は、汚れがつきやすく、目立ちやすいからです。
青空駐車している車は、雨や砂などの影響で汚れやすく、ボディカラーがブラックなどの濃い色の車も、水垢やホコリが目立ちやすくなります。
コーティングをした車でも、濡れたまま放置していると被膜に水垢が残ります。コーティングの効果を長持ちさせたいのであれば、濡れたら素早く拭き上げること、汚れがついたら洗車することを意識しましょう。
コーティング後の洗車は水洗いがおすすめ
コーティングをしたあとも洗車はできますが、基本的には水洗いをします。
汚れが目立つときは中性タイプのカーシャンプーを、車専用の商品を使わないときは中性洗剤であるかを確認しましょう。アルカリ性、酸性の洗剤は、コーティングに影響を与える可能性があります。
洗車機の場合、ブラシの種類によってはコーティングの被膜をキズつけるため、できるだけ手洗いしましょう。
洗車機を利用する場合は、水洗いコースのみを利用します。その理由は、撥水コース、ワックスコースは、洗剤が被膜を劣化させるおそれがあるからです。洗車機は、コーティング剤の商品説明を確認したうえで行いましょう。
コーティングのメンテナンス方法
コーティングのメンテナンスとは、表面の汚れを除去し再度コーティング施工することを指します。手順は以下のとおりです。
- 洗車(ボディは拭き上げない)
- スポンジにコーティング剤やメンテナンスクリーナーをつけてボディに塗り込む
- 洗い流す
被膜の持続性は、油脂系が1~2週間、樹脂系が1か月前後、ガラス系が数か月から1年以上といわれています。商品に合う頻度でメンテナンスを行いましょう。
メンテナンスは車に合わせて行う
メンテナンスの頻度は、洗車と同じように車を保管する環境とボディカラー、2つの要素で決めるとよいでしょう。


コーティングの持続性は商品により異なるので、まずは商品説明を確認してみてくださいね。汚れが目に見えるとき、撥水性が弱まってきたときなど、見た目で判断するのもいいですね
コーティングをすると汚れはつきにくくなりますが、ホコリや水垢をゼロにすることはできません。汚れのついた被膜を除去し、再度コーティングをするとツヤや汚れ防止効果が復活します。
愛車を美しくコーティングするならプロに依頼するのがおすすめ
セルフコーティングのメリットは、道具一式を1~2万円ほどで揃えられる点です。
コーティングをするための環境を整えられない、「失敗したくない」「より美しく仕上げたい」という方は、プロにコーティングをまかせるのもおすすめです。
カーセブンではKeePerのコーティングに対応
KeePer(キーパー)とは、日本全国に店舗を構えるカーコーティングの専門店です。新車本来の美しさを蘇らせるようなツヤ感が魅力のコーティングで、水垢や汚れの防止も行います。
カーセブン「八王子多摩店」「川崎宮崎台店」「湘南平塚店」「相模原陽光台店」の4店舗では、2023年3月からキーパーコーティングのサービスを開始しました。
カーセブンでは「フレッシュキーパー」「クリスタルキーパー」に対応しています。
「フレッシュキーパー」と「クリスタルキーパー」について
フレッシュキーパーとは、洗車が楽になるコーティングが特徴です。水洗いだけで汚れが落ちる被膜をつくるため、ホースで水を流すだけの、簡単なお手入れできれいになるのが魅力です。
クリスタルキーパーとは、透き通るようなガラス被膜が特徴のコーティングです。フレッシュキーパーよりリーズナブルで、初めてコーティングをする方や、費用がネックでコーティングをするか迷っている方にもおすすめです。
どちらのコーティングも高い撥水効果があるため、雨に濡れたときはしっかりと雨水や泥をはじき、水垢になりにくいのもうれしいポイントです。

きれいと楽を両立した「フレッシュキーパー」、キーパーコーティングのなかではリーズナブルな「クリスタルキーパー」、どちらにするか迷っている方でも、お気軽にご相談・ご予約いただけます!
よくある質問
セルフコーティングで失敗しないコツは、下地処理を丁寧に行うこと、環境や天候が整ったタイミングで行うこと、コーティング後は最低でも1日は濡らさないことです。
コーティング作業に適した環境で行うことで、失敗を防ぎやすくなります。
失敗しないコツは「コーティング施工で失敗しないために知っておきたいこと」で紹介しています。
ガラスコーティングはガラス繊維、ポリマーコーティングは樹脂を主成分とするコーティング剤です。
自分で車にコーティングするのであれば、ポリマーコーティングのほうが扱いやすいといわれています。しかし、耐久性の高さはガラスコーティングのほうが優れています。商品説明を確認して自分の車に合うもの、使ってみたいものを購入するとよいでしょう。
「ガラス系コーティング」と呼ばれる商品は、ポリマーコーティング(樹脂)のなかにガラス繊維が含まれたものです。
購入する商品によりますが、2万円前後で洗車、下地処理、コーティングをする一式の道具が購入できます。自宅にホースや脚立がある場合は、1万円代で揃えられるでしょう。
コーティング剤は2,000円代で購入できるものもあれば、1万円弱の商品もあります。どのコーティング剤を選ぶかにより、費用が大きく変わります。
コーティングにはツヤを出す効果もあるため、マット塗装(ツヤ消し塗装)の車には不向きです。
コーティング後は、手洗いがおすすめです。洗車機についたブラシの素材が硬い場合、被膜が劣化するおそれがあるためです。
洗車機を利用する場合は、水洗いコースを選択しましょう。撥水コースやワックスコースの洗剤は、コーティングの被膜に影響を与える可能性があります。
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