新車の購入を予定している方は、納車後から早いタイミングでのコーティングをおすすめします。
新車はキズや汚れが少なく、きれいな状態でコーティングできるため、新車ならではの美しさを長く維持できるでしょう。
どのような店舗で、いくらくらいの価格で依頼できるのかをチェックし、自分と愛車に合うコーティングを探してみませんか?
この記事でわかること
- ・新車にコーティングするメリット・デメリット
- ・コーティングできる店舗と料金
- ・コーティングをしたあとのメンテナンス(洗車)方法
目次
新車にコーティング施工は必要なのか?
コーティングは、キズや汚れから守る目的であることから、必ずしなければならない施工ではありません。そのため、コーティングはこのような方におすすめです。
「いつまでも美しい状態で、愛車に乗りたい」
「お金をかけてでも、新車のツヤを維持したい」
「日々のお手入れをラクに済ませたい」
コーティング箇所や材料によって種類はさまざま
車のコーティングというと、ボディへの施工を思い浮かべるでしょう。ボディ以外にも、ホイールやガラスなど、各パーツにコーティングをすることができ、ボディ同様にキズや汚れから守る効果があります。
さらに、コーティング剤にも種類があります。
・ガラスコーティング
・ガラス系コーティング(樹脂+ガラス)
・ポリマーコーティング(樹脂)
ガラスコーティングのほうが、効果の持続性が高いなど、コーティング剤の種類によって効果や価格などが異なります。施工する際には事前に確認しておきましょう。詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
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新車は納車後、キズや汚れが付着しない早め(2週間以内)のコーティングがおすすめ
新車を納車したあと、早めにコーティングをしたほうがよい理由は、キズや汚れがほとんどない状態であるためです。納車後、時間が経過するほどボディにキズや汚れが増えていくため、できるだけきれいな状態のときにコーティングしておくとよいでしょう。
車のコーティングは、新車以外でも施工できます。可能であれば、納車してから2週間以内に行うことをおすすめします。
納車後すぐにコーティングをしたり、コーティングが完了した状態で納車してもらったりと、早いタイミングでも問題ありません。
新車購入時にコーティング施工するメリット

新車を購入したときにコーティングする、5つのメリットを紹介します。
新車の美しさ・ツヤをキープできる
納車したばかりの新車にはキズがなく、ツヤがあり美しい状態です。新車にコーティングをすれば、ボディにほとんどキズがない状態で、美しさをキープできることがメリットです。
屋外を走行したり紫外線に当たったりすると、ボディの塗装は少しずつ色あせてしまいます。新車のときにコーティングをすれば、色あせを防止し、ツヤも維持することができます。
きれいな新車をキズや汚れから守る
納車したばかりの新車は美しく、「キズつけないよう大事に乗ろう」と思う方は多いはずです。きれいな新車にコーティングをすることで、塗装面にキズや汚れがついてしまうのを防げます。
コーティングをすると、泥やホコリなどの汚れがついても水洗いだけで落としやすく、何も施工していない車と比較して洗車がラクになります。
小キズ程度であればコーティングの被膜につくだけで済むため、塗装面が直接キズつかない点もメリットです。塗装がキズつかず、そこからサビが発生することもありません。
塗装本来の美しさを引き立てる
コーティングには、塗装の色本来の美しさを引き立てる役割もあります。コーティングをすることで色の深みや透明感が増し、施工していない車よりもボディの色が際立ちます。
![]() コーティング前 | ![]() コーティング後 |
「美しさを極めたい」「車の美しさを自慢したい」という方にとって、メリットを大きく感じられるでしょう。
下地処理の追加料金がかからない
下地処理とは、塗装面についた水垢や油脂などを落としたり、研磨して小キズを処理したりする工程を指します。新車の場合であればキズや汚れがないため、下処理をする必要がありません。
料金形態は店舗により異なりますが、下地処理にも費用はかかる場合があります。処理が必要ない新車の状態でコーティングをすれば、下地処理の追加料金を節約できます。

2回目以降のコーティングでは、下地処理が必要です。節約できるのは、新車の状態でコーティングするときのみと覚えておきましょう!
売却時の査定額が下がりにくい
コーティングをしているとキズや色あせを軽減し、美しさを維持できます。
長期間乗るほど、コーティングをしていない車との状態に差が生じ、売却時の査定額にも影響するでしょう。キズがあり色あせた車よりも、美しいほうが査定額は高くなる傾向があります。
新車を購入したときだけ施工をするのではなく、適切な頻度でメンテナンスすることが重要です。
新車にコーティングをするデメリット

メリットの多いコーティングですが、人によってはデメリットを感じるケースがあります。
コーティングをする前にチェックしておきましょう。
コーティングの種類や車の大きさによっては高額になる
コーティングの料金は、店舗やメニューにより差があります。
一般的には、効果と持続性が高いメニューほど高額になる傾向があります。ほかにも、車の大きさにより施工料金は異なり、軽自動車より大型ミニバンのほうが高額です。
定期的なメンテナンスが必要になる
コーティングの効果であるキズや汚れ防止、ツヤを維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。
コーティングにおけるメンテナンスとは、施工後一定期間経過したあと、被膜を補修・追加していくことです。
メンテナンスの頻度や料金は、コーティングのメニューにより異なります。リーズナブルなメニューでは1年に一度の頻度を要します。高額なメニューは効果の持続性が高く、3年に一度のメンテナンスで充分な場合もあるため、コストや効果についてスタッフに相談するとよいでしょう。
メンテナンスにも時間やコストがかかるため、人によってはデメリットに感じるかもしれません。

水垢や汚れがついたままだと、コーティングの被膜が劣化しやすくなります!2週間前後に一度の水洗い洗車も必要です。
コーティング施工には最低でも2時間かかる
コーティングのメニューによって異なりますが、施工は1~2時間程度かかるのものから、1日かかるものまでさまざまです。
コーティング被膜を充分に乾燥、硬化させる必要があるため、施工完了後すぐに車に乗れるわけではありません。また、雨に濡らさない必要があるため、雨が降る日は施工を避ける、運転を控えるなど、制限されることもあります。
店舗によっては代車を借りられることもありますが、長時間かかる施工方法の場合、予約やスケジュールの確保が必要です。
新車にコーティングをしないとどうなるのか?
コーティングをしなくても、こまめに洗車をしていれば汚れはすぐに落ちるでしょう。しかし、キズや汚れ防止といった効果はありません。具体的には、2つのことが考えられます。
塗装面がキズつきやすくなる
コーティングをしていないと、塗装面に泥やホコリの汚れ、小石によるキズなどがついてしまいます。
また、洗車や吹き上げの際にできる「スクラッチキズ」もつきやすくなり、このキズは太陽光や街灯などの明るい場所で目立ってしまいます。
紫外線により塗装の色あせが発生しやすくなる
走行中や青空駐車をしているときは、車が紫外線にさらされてしまいます。長時間紫外線に当たることで、塗装の色があせ白っぽくなり、美しさが欠けてしまうでしょう。
色あせが進行すると塗装が剥げ、さらに放置するとサビも発生するなど、車本来の美しさが損なわれてしまいます。
新車にコーティングを依頼できる店舗・料金
コーティングは、おもにディーラー、カー用品店、専門店で施工できます。各店舗の特徴や料金をチェックし、自分に合う店舗を探して依頼しましょう。
■各店舗のコーティング料金例
店舗 | おおよその料金 |
ディーラー | 10万~20万円 |
カー用品店 | 2万~10万円 |
コーティング専門店 | 2万~50万円 |
ディーラー|コーティングして納車も可能
新車を購入できるディーラーでも、コーティングが可能です。ディーラーで新車を購入する際、契約のときにあらかじめ「コーティングをしてほしい」と伝えておくと、コーティングをした状態で納車されます。
別途、店舗へ行きコーティングをする必要がないため、予約や施工の待機時間といった手間を省ける点がメリットです。
同じ自動車メーカーでも店舗により料金設定が異なります。営業スタッフに事前に確認しておきましょう。
10万~20万円
高額なメニューでは35万~40万円のものもある
カー用品店|リーズナブルな料金設定
カー用品店のコーティングは、ディーラーや専門店よりもリーズナブルな点がメリットです。
高額なメニューでも10万円前後であるため、コストを抑えてコーティングをしたい方におすすめです。
カー用品店では、コーティング以外にも車検などさまざまな対応をしています。時期によっては予約が取りづらい可能性があるため、早めに問い合わせをするとよいでしょう。
2万~10万円
コーティング専門店|高品質な仕上がり
コーティング専門店は、コーティング施工のプロが作業を行うため、クオリティの高い施工が期待できます。
ディーラーやカー用品店よりも幅広いメニューが用意されており、リーズナブルなものから効果が長く持続する高額なものまでさまざまです。
「とにかく美しく仕上げたい」「初めてコーティングをするのでいろいろ相談してみたい」という方におすすめです。
2万~50万円
新車のセルフコーティングは作業に慣れた人以外はおすすめできない
車のコーティングは、カー用品店やホームセンターで道具を揃えれば、DIYも可能です。しかし、初めてコーティングをする方や作業に不慣れな方にはおすすめできません。
DIYコーティングできれいな仕上がりにするためには、適切な道具を揃えること、天候や気温に配慮すること、スムーズに作業をしなければならないことなど、知識や慣れが必要です。
「コストを抑えたい」という理由でセルフコーティングをしても、仕上がりが美しくなければ満足できないかもしれません。
美しさを重視したい、きちんと効果を実感したい方は、プロのいる店舗に依頼するようにしましょう。
車のコーティングはボディ以外にも施工できる

コーティングというと、ボディの塗装に施工するものだとイメージする方もいるでしょう。
実は、車のコーティングではボディ以外の塗装も可能です。同様に、キズや汚れ防止を目的としたものであるため、愛車を隅々まで美しくしたい方は検討してみてください。
窓ガラスコーティング|撥水性アップで視界良好
窓ガラスコーティングでは、フロントガラス以外にも、左右のドア、バックドアのコーティングができます。
ガラスの撥水(はっすい)性を高めるため、雨が降るときの運転でも視界が確保しやすく、安全性の向上にもつながります。
フロントガラスのみ:2,000~4,000円
ガラス全面:5,000~10,000円
ホイールコーティング|足回りが美しくさ・汚れ防止
車の足回りは、水たまりや泥などで汚れやすい部分です。ホイールにコーティングをすることで、被膜が撥水性を高め、汚れをつきにくくします。
キズからも守れるので、足回りのカスタムを重視したい方、美しさを極めたい方におすすめです。
10,000~15,000円
ヘッドライトコーティング|黄ばみの除去・防止
ヘッドライトの樹脂は、紫外線にさらされたりキズついたりすることで、黄ばみが発生します。
樹脂が黄ばむと、美しさに欠けることだけではなく、光量が低下してライト本来の機能が果たせなくなります。トンネルや夜間の運転、濃霧が発生するときの運転では、危険になることもあるでしょう。
ヘッドライトコーティングをすることで黄ばみを防止し、透明感が蘇ります。コーティングの際に黄ばみの除去も可能です。
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3,000円~10,000円
樹脂フェンダーコーティング|白くなる色あせ防止
樹脂のフェンダーは、紫外線に当たることで白くなってしまいます。コーティングをすることで、白くなることを防ぎ美しさをキープします。
ボディや足回りに付随するパーツであるため、ボディコーティングやホイールコーティングを希望する方は、フェンダーコーティングも行うとよいでしょう。
6,000円~20,000円
シートコーティング|車内で飲食する人向け
車内のシートにコーティングをすることで、水分をはじきます。これにより、ジュースなどをこぼしても布に染み込まず、拭き取りが簡単で汚れにくくなることが特徴です。
車内で飲食をする方、小さい子どもやペットと車に乗る機会がある方は、シートコーティングがおすすめです。
5,000円~25,000円
新車にコーティングしたあとのメンテナンス方法
新車にコーティングをしたあとは、「洗車」と「被膜のメンテナンス」の2つが必要です。
具体的なメンテナンス方法を見ていきましょう。
車が汚れたら水洗い洗車をする
コーティングをした車は、汚れがついたら「水洗い」をしましょう。
コーティングの被膜は汚れをつきにくくしますが、汚れがついたままで放置することはできるだけ避けましょう。また、雨などで濡れたままにしていると、水滴が水垢になり、除去しにくくなることがあります。
定期的に水洗い洗車をするようにしましょう。洗車の目安は、駐車する環境や車の色により異なります。

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ワックスや洗車機の利用は控える
コーティング後は、ワックスや洗車機を避け、手洗いで水洗いのみを行いましょう。
施工後にワックスをかけると、コーティングの被膜が劣化し、効果が落ちてしまいます。
洗車機の場合、水洗いのみであれば利用しても問題ないことがあります。しかし、洗車機についているブラシの種類によっては、コーティングの被膜を劣化させる可能性もあるため、手洗いで水洗いをするのがおすすめです。
また、洗車機の「ワックスコース」「シャンプーコース」も利用しないようにしましょう。ワックスやカーシャンプーの成分が、被膜を劣化させる可能性があるからです。
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1年に1回程度コーティング被膜のメンテナンスをする
被膜のメンテナンスをする頻度は、コーティングの種類により異なります。
1年に一度必要なものもあれば、洗車のみ行い3年以上被膜はノーメンテナンスでもよいものもあります。適切な頻度で被膜のメンテナンスをすることで、透明感やツヤのあるボディになり、撥水効果、キズや汚れ防止の効果も維持できるため、定期的に行いましょう。
メンテナンス(2回目移行のコーティング)は、初回よりも費用や時間を抑えることができます。
新車にコーティングするならKeePerがおすすめ

KeePer(キーパー)は、車のコーティング専門店です。
2023年3月より、カーセブン「八王子多摩店」「川崎宮崎台店」「湘南平塚店」「相模原陽光台店」の4店舗でKeePerコーティングのサービスをスタートしました。
新車、中古車問わずコーティングのサービスを行っているため、今乗っている車にコーティングをしたい方、新車に乗り換えを検討している方も施工できます。
ここでは、カーセブンの4店舗で施工できるコーティング「フレッシュキーパー」と「クリスタルキーパー」について紹介します。

コーティングに関する相談をしたい方、どちらのメニューか悩んでいる方も、ぜひ一度ご相談ください!
雨が降ったらきれいになる!フレッシュキーパー
フレッシュキーパーは、コーティングで作られる被膜の撥水力により、ホコリなどの汚れがついても雨の水と一緒に流れ落ちる効果をもちます。これにより、雨が降れば車の表面についた汚れが落ち、洗車の回数が減りお手入れがラクになることが期待できます。
もちろん透明感やツヤも出るため、美しさとお手入れの簡単さを兼ね備えたコーティングです。
被膜のメンテナンスは1年に1回程度です。「洗車の手間を軽減したい」「忙しくて洗車する時間がとれない」という方におすすめのメニューです。
■フレッシュキーパーの料金表
サイズ | 車種 | 料金(税込) |
SS | N-ONE/サクラ/ハスラー 等 | 27,400円 |
S | ヤリス/N-BOX/ジムニー 等 | 29,500円 |
M | プリウス/キックス/マツダ3 等 | 31,800円 |
L | カローラクロス/フリード/レヴォーグ 等 | 33,900円 |
LL | ノア/ステップワゴン/CX-5 等 | 38,400円 |
XL | ランドクルーザー 等 | 42,900円 |
※2023年6月時点での料金です
リーズナブルにコーティングをするなら!クリスタルキーパー
クリスタルキーパーは、KeePerコーティングのなかではリーズナブルなメニューです。
料金はリーズナブルですが、透明感やツヤが生まれ、塗装本来の色を引き立てます。キズや汚れを防止する効果もあり、新車のコーティングにもぴったりです。
被膜のメンテナンスは1年に1回程度。初めてコーティングをする方や、できるだけリーズナブルな料金で車を美しくしたい方におすすめです。
■クリスタルキーパーの料金表
サイズ | 車種 | 料金(税込) |
SS | N-ONE/サクラ/ハスラー 等 | 17,400円 |
S | ヤリス/N-BOX/ジムニー 等 | 19,500円 |
M | プリウス/キックス/マツダ3 等 | 21,800円 |
L | カローラクロス/フリード/レヴォーグ 等 | 23,900円 |
LL | ノア/ステップワゴン/CX-5 等 | 28,400円 |
XL | ランドクルーザー 等 | 32,900円 |
※2023年6月時点での料金です
よくある質問
コーティングは、「必ずしなければならない」というものではありません。
新車の美しさをできるだけ長く維持したい、愛車をキズや汚れから守りたい方は、施工を検討するとよいでしょう。
コーティングの必要性は「新車にコーティング施工は必要なのか?」で詳しく紹介しています。
新車であれば、コーティングを専門とする店舗で依頼するのがおすすめです。
ディーラーやカー用品店でも施工できますが、専門店ならではのクオリティの高い施工に加えて、効果や価格など幅広いメニューから選択できます。不安なことも相談しやすいでしょう。
新車の相談もできる「KeePerコーティング」がおすすめです。詳しくは「新車にコーティングするならKeePerがおすすめ」でも紹介しています。
塗装面に、キズや汚れがついたり、紫外線による色あせが発生しやすいといった影響があります。
車を移動手段として利用する方であれば、見栄えはあまり気にならず、コーティングの必要性を感じにくいかもしれません。しかし、美しさを重視したい方であれば、透明感やツヤを出すため、キズを防止するために施工するのがおすすめです。
詳しくは「新車にコーティングをしないとどうなるのか?」で紹介しています。
コーティングそのものは美しさを高め、キズや汚れを防止するメリットがあります。ただし、これらをデメリットに感じる方もいるでしょう。
・コーティングには数万円以上の費用がかかること
・定期的なメンテナンスが必要なこと
・施工に2~8時間程度時間を要すること
詳しくは「新車にコーティングをするデメリット」で紹介しています。
コーティングには、おもに3つの種類があります。
・ガラスコーティング
・ガラス系コーティング(樹脂+ガラス)
・ポリマーコーティング(樹脂)
美しさや効果の持続性があるのは「ガラスコーティング」、比較的リーズナブルなものはポリマーコーティングになります。
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