車のエンジンに不具合が発生したときの対処法として、エンジンの載せ替えがあります。エンジンを取り外し新たなエンジンを組み込む作業が必要となり、部品代や工賃は高額になるでしょう。
エンジンを載せ替える以外にも、オーバーホールや車を買い替えるといった選択肢もあります。愛車に対する思いや費用など、さまざまな方向から考えて納得できる方法を選択しましょう。
この記事でわかること
- ・車のエンジンを載せ替える費用の目安
- ・車のエンジンの載せ替えるメリット・デメリット
- ・エンジンを載せ替える以外の対処法
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目次
車のエンジンを載せ替え・交換とは?
車のエンジンの載せ替えとは、搭載しているエンジンを新しいものに交換することです。
同じ車に長期間乗っていたり、不具合を抱えている状態で乗り続けたりすると、エンジンが劣化して故障することがあります。エンジンに不調があると走行できませんが、新たなエンジンに載せ替えることで不具合を解消できます。
エンジンは車の心臓部分です。一般的なパーツや消耗品の交換と比較すると、作業には時間や費用がかかります。

今のエンジンより大きい排気量、性能が高いエンジンに載せ替えることを「エンジンスワップ」といいます。この場合、不調の改善ではなく性能の向上が目的です。
エンジンを載せ替える費用の目安
エンジンの費用は車種やエンジンの型式により異なります。
目安としては、30万円から100万円です。軽自動車の場合、乗用車と比較して安くなる傾向があります。一方輸入車は、国産メーカーの車と比較するとやや高額になるなど、価格帯が異なることもあるでしょう。
費用には、新しいエンジンの部品代に加え、交換費用である工賃も含まれます。車種により異なりますが、工賃は10万円から20万円です。
古いエンジンを取り外し新しいエンジンを組み込むという大がかりな作業であるため、工賃も高額になります。
載せ替え費用を抑える方法はある?
新品のエンジンではなく、中古のエンジンやリビルドエンジンを利用することで費用を抑えられる可能性があります。
エンジンを分解、清掃して再度組み立てたもの(オーバーホールしたエンジンのこと)
載せ替えを依頼する店舗によって扱うエンジンが異なるため、費用を抑えたい方は相談をしてみてもよいでしょう。
エンジンを載せ替える作業時間
エンジンの載せ替えにかかる作業日数は、数日から長くて2週間程度です。
ただし、エンジンを載せ替える際、追加部品の手配が発生したりエンジン以外の部品・消耗品を交換したりする場合は、作業日数が長引くこともあります。
エンジンの載せ替えを依頼している間は、代車を借りることになります。
エンジンを載せ替えるメリット
エンジンの載せ替えには、次のふたつのメリットがあります。
愛車を長く乗り続けられる
エンジンを載せ替えることで、車の不調を改善でき本来の性能を取り戻せます。
旧車のように希少価値が高い車や長く乗り続けた愛車は、お金をかけてでも修理しながら長く所有したい方もいるでしょう。
そのような方にとって、エンジンを載せ替えることで愛車を乗り続けられるのは大きなメリットです。
車の購入より費用を抑えられることがある
エンジンの載せ替え費用の目安は30万円から100万円ほどです。購入する車によりますが、車を買い替えるよりもエンジンを載せ替えるほうが費用を抑えられることがあります。
車に愛着があり、なおかつ買い替えるよりもエンジンを載せ替える費用のほうが安い場合は、交換にメリットを感じられるでしょう。
エンジンを載せ替えるデメリット
エンジンの載せ替えには、次のようなデメリットもあります。
高額な費用がかかる
エンジンの載せ替え費用は、安い場合でも30万円ほどで工賃もかかり決して安い金額ではありません。希少価値が高い車の場合、中古のエンジンでも高額になる可能性があります。
「エンジンを載せ替えてでも乗り続けたい車か」「近いうちに車を買い替える予定はあるのか」など数年後のことも考えながら、エンジンを載せ替えるか、車を買い替えるかを決めましょう。
車検に通らないことがある
元々車に搭載していたエンジンと同じ型式のものであれば、車検は通ります。しかし異なる型式のエンジンを載せると、車検が通らない可能性があります。
異なる型式のエンジンを載せて車検を受ける、公道を走行する場合は、申請を出し審査を受け車検証を書き替える手続きが必要です。
エンジンの載せ替えが依頼できる場所
エンジンの載せ替えは、ディーラーや修理工場などで依頼できます。
ディーラーの場合、新品のエンジンと交換することがほとんどであり、修理工場などと比較すると費用はやや高めになる可能性があります。
重要なパーツの交換になるため、費用よりも技術や専門性の高さも重視してみましょう。
エンジンの載せ替えは自分でできる?
整備士としての専門的な知識と技術があれば、エンジンを自分で載せ替えることは可能です。
ただし、簡単な作業ではなく、新たなエンジンを購入する必要もあるため、基本的にはプロに依頼するのがおすすめです。
載せ替え以外でエンジンの不具合を改善する方法
エンジンを載せ替える方法以外で不具合を改善する方法は、「修理」と「オーバーホール」です。
実際にどのようにして修理するかは、エンジンの状態や整備士によって異なるでしょう。
エンジンを修理する
エンジンの載せ替え・交換と修理の違いは、エンジンを車体から取り外しを行うかという点です。
エンジンを取り外さず修理をする場合、比較的工賃を抑えられる可能性があります。
エンジンをオーバーホールする
オーバーホールとは、エンジンを分解・清掃して再度組み立てることです。
今載せているエンジンを取り外してオーバーホールしたあと、再度組み込みます。
エンジン本体を購入する費用はかかりませんが、オーバーホールのほうが作業の難易度が高いため、費用はより高額になる傾向があります。
エンジンの不調を防止する方法
エンジンからの異音や異臭、加速しない、白煙を上げるといった症状は「エンジンブロー」の前兆の可能性があります。
エンジンが破損し走行できない状態を指す。致命的な損傷である可能性が高い
エンジンの不調やエンジンブローを起こさないためには、エンジンオイルを適切な頻度で交換すること、不調だと感じたときは早めに相談することが大切です。
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「エンジンの載せ替え」「オーバーホール」「車の買い替え」のどれを選択すべきか
エンジンの載せ替え、オーバーホールはいずれも高額な費用がかかります。一方で、愛車に長く乗り続けられるメリットがあります。
その費用を負担してでもその車に乗り続けたい方は、車を買い替えるよりも納得する選択ができるでしょう。
「数年以内には車を買い替える予定」という方は、エンジンの載せ替えよりも車両本体の買い替えを検討してみてください。
エンジンを載せ替えるよりも車を買い替えるほうが費用がかかる傾向はありますが、年式が古い車はエンジン以外の不調も出やすくなります。部品や消耗品の交換も必要になるため、長い目で見ると年式が新しい車に買い替えるほうが、出費を抑えられる可能性があります。
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よくある質問
車のエンジンの載せ替えは、30万円から100万円が目安です。
軽自動車は乗用車と比較すると安くなる傾向があります。輸入車の場合は、国産車と価格が異なる可能性もあります。
ディーラーでも、車のエンジンの載せ替えに対応していることがあります。
まずは電話または来店をしたうえで相談をしてみましょう。
車のエンジンを載せ替えるデメリットには、次のようなものがあります。
・高額な費用がかかる
・車検に通らないことがある
詳細は「エンジンを載せ替えるデメリット」で紹介しています。
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