オンラインなどで車の査定額を出すときに、「車のグレード」の入力を求められることがあります。車のグレードとは、同一車種のなかでのランクを指し、装備や内外装、エンジンの種類などの違いを示しています。
査定額はグレードによって上下するので、納得のいく査定をするためにも正しいグレードを申告する必要があります。
この記事でわかること
- 車のグレードの調べ方
- グレード検索ページ一覧
- 車の売却にグレードの情報は必須なのか
本記事を通して、グレードの正しい調べ方を把握しましょう!
目次
車のグレードの調べ方
車のグレードを知るには、掲載された番号をもとに自分で検索して調べる必要があります。以下の手順で実践してみましょう。
- 車台番号を確認する
- メーカーサイトのグレード検索を利用する
1.車台番号を確認する
車台番号は、国土交通省によって各車へ割り振られた番号です。自動車検査証(車検証)の左上に、アルファベットと数字で記載されています。
普通乗用車だけでなく、小型乗用車や軽四輪乗用車なども同じ箇所に掲載されています。
また、車検証以外にボディの刻印やコーションプレート(モデルや形式が記載された金属の板)でも車台番号を確認できます。
2.メーカーサイトのグレード検索を利用する
次にメーカーサイトのグレード検索を開き、車台番号を入力してグレードを照会します。ここではトヨタを例に、グレード検索の手順を紹介します。
注意事項にに目を通したうえで、「同意して問い合わせる」をタップします。
先ほど調べた車台番号を、該当箇所に入力してください。
グレードが照会できるので確認しましょう。
主要メーカーの車のグレード検索ページ一覧
トヨタ:グレード情報検索サービス (※レクサスも同様)
日産:日産:グレード情報
スズキ:スズキ グレード検索サービス
ダイハツ:グレード照会 – ダイハツ工業株式会社
スバル:株式会社SUBARU:グレード情報検索サービス
ホンダ:四輪グレード検索サービス
マツダ:グレード情報検索サービス
三菱:グレード情報検索 |MITSUBISHI MOTORS JAPAN
グレード検索ページを利用する際は、メーカーサイトの注意事項をよく確認し、承諾したうえで利用してくださいね。
メーカーサイトで車のグレードを確認できない場合の対処方法
年式の古い車や特別仕様車の場合、メーカーサイトで検索をしても車台番号を確認できないケースがあります。また、輸入車などはそもそもグレード検索自体が存在しないことも多いです。
このようなさまざまな理由で検索できない場合は、以下の手順でグレードを調べましょう。
- 型式指定番号と類別区分番号を確認する
- 車両検査情報サイトなどで確認する
1.型式指定番号と類別区分番号を確認する
まずは車検証を準備し、右側の中段あたりに記載されている「型式指定番号」と「類別区分番号」を確認しましょう。
販売前に保安基準への適合が承認された新車に与えられる数字。その車のメーカーやグレード、エンジンの形式がわかるようになっていて、環境性能割(旧:自動車取得税)の見積もりにも利用される。
内・外装品をグレードごとに細かく分類して数字で表した3〜4桁の数字。型式指定番号を併用して環境性能割(旧:自動車取得税)の見積もりに利用する。
これらは国土交通省が発行した番号です。番号がわかれば車のメーカーや車種、グレード、装備されたメーカーオプションなどを把握できます。
2.車両検査情報サイトなどで確認する
一部の車両検査情報サイトでは、型式指定番号と類別区分番号でグレードなどの情報を検索できます。
また、一部の自動車部品ECサイトなどでも、型式指定番号と類別区分番号を入力することでグレードを確認できる場合があります。
車の売却にグレードの情報は必ず必要?
車の売却にあたって、必ずしもグレード情報が必要なわけではありません。オンラインで行う簡易的な査定においては、大まかな査定額を出すために入力が必要なケースがあります。しかし、店舗にてプロの査定士に査定を依頼するときは、不要な場合が多いです。
「グレードの情報がわからず、オンラインでの簡易査定ができない…」という場合は、直接店舗にて査定をしてもらうのがおすすめです。オンラインでできる簡易査定よりも、正確な査定額を把握できます。
カーセブンは、日本自動車購入協会(JPUC)の正規買取店です。お客様に満足していただけるよう、不安を解消したうえでの手続きを進めており、無理に売却を勧めることもありません。もちろん「売却するかどうかはまだ決めていない」という場合でも構いませんので、ぜひ一度お問い合わせください。
グレードの違いによる査定への影響
グレードの違いによって、どのくらい査定額に影響が出るの?
ここでは、年式や走行距離がほぼ同じ車でグレードが異なると査定額にどれほど差が出るのか、ホンダ N-BOX を例に紹介します。
▼ホンダ N-BOX カスタム Pホワイト 2019年式の査定額
グレード | 査定額 |
G(走行距離:6,900km) | 115.0万円 |
L ターボ(走行距離:7,700km) | 162.0万円 |
上級グレードの「Lターボ」とエントリーグレード「G」を比較すると、50万円ほどの差があることがわかります。最上級グレードの場合、エントリーグレードの2倍以上の査定額になることもあります。
査定額は車両の状態によって異なるので、ひとつの目安として参考にしましょう。
よくある質問
車のグレードとは、同車種のなかでの「ランク」を表す言葉で、多くの車種では複数のグレードを用意しています。グレードによって、以下の点に違いがあります。
- 内装や外装のデザイン
- 最先端技術などの装備
- 駆動形式
- トランスミッション
- エンジンの種類や排気量
メーカーサイトのグレード検索にて、車検証に記載された「車台番号」を入力することで照会できます。
メーカーサイトで調べられない場合は、車両検査情報サイトで検索が可能です。車検証に掲載されている「型式指定番号」と「類別区分番号」を入力することでグレードを照会できます。
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