車の曇り止めをする方法は？エアコンの機能や予防に役立つアイテムを紹介

車の窓に曇りが発生するのは結露が原因です。結露の原因を知って適切な対処ができれば、窓ガラスの曇りは簡単に取り除けます。

この記事では、車の窓ガラスが曇る原因と対策について詳しく解説します。市販の商品を使って曇りを予防する方法もあわせて紹介するので、参考にしてください。

車の窓が曇る原因を知って効果的な対策をしよう！

車の窓に曇りが発生する原因は結露（窓ガラスの表面に水滴が付着する現象）です。結露に対して正しい対処をすれば、簡単に窓の曇りをとれるようになります。まずは結露が発生するメカニズムを理解しておきましょう。

結露は、空気中に含まれる水蒸気によって発生します。車内と車外の温度差が激しい場合や、車内の湿度が高い場合に発生しやすいです。

なお、梅雨の時期は車外の湿度が高く、車内は冷房で車内の空気が冷やされるため窓ガラスの外側に結露が発生します。

車の曇り止めをする方法

車の窓ガラスが曇ったときの対処法を4つ紹介します。

• デフロスター・デフォッガーを使う
• 窓を開ける
• エアコンを外気導入モードにする
• 外側の曇りにはワイパーを使う

デフロスター・デフォッガーを使う

インパネに上図のようなスイッチがあります。扇形のマークのスイッチがデフロスターで、長方形のマークのスイッチがデフォッガーです。フロントガラスが曇ったときはデフロスターを使い、リヤガラスが曇ったときはデフォッガーを使いましょう。もしフロントガラスの曇りがとれない場合は車外が結露している可能性があるので、その場合はワイパーを使用します。

スタッフ

デフォッガーは車種やグレード、駆動方式によりサイドミラーにつく場合もあります！

窓を開ける

窓を開ければ、外気と車内の気温の差を狭められるため、曇りを解消できます。外気と車内の温度が近いほど、結露は発生しにくいです。運転中にすぐに調整ができるので、曇りが気になる場合は、まず試してみましょう。ただし、エアコンの効きが悪くなるため注意が必要です。

エアコンを外気導入モードにする

雨が降っており窓が開けられない状態のときは、エアコンの「外気導入モード」を使いましょう。「外気導入モード」に切り替えると外気を車内に取り込めるので、窓を開けたときに近い効果が得られ、結露を防止できます。曇りの状況にあわせて、内気循環と外気導入を適度に切り替えながら運転するのがよいでしょう。

外側の曇りにはワイパーを使う

梅雨の時期などの車外の気温や湿度が高い場合は、車外側の窓ガラスが曇る可能性もあります。その場合、ワイパーを使えば曇りが簡単にとれます。窓ガラスの表面に水分が少ないとワイパーのゴムがいたむ原因となるため、ウォッシャー液を一緒に使ってください。

車の曇りを予防する方法

車の窓ガラスが曇る前に備えておく方法を2つ紹介します。

曇り止めスプレーなどを使用する

窓ガラスにスプレーを吹きかけて、ウェスなどの柔らかい布で拭きあげるだけで、曇りを簡単に予防できます。曇り予防としてはもちろんのこと、曇ったときに使える商品もあります。スプレーにはクリーナー効果のある商品も多く、フロントガラスの掃除ついでに使うのもおすすめです。

曇り止めスプレーの参考商品：ソフト99｜窓フクピカジェル

除湿剤を車内に置く

除湿剤を車内に置くだけで結露の原因である湿気の対策ができます。シリカゲルを使った除湿剤は、電子レンジで加熱すれば再利用できるため、利便性が高いです。容器の中に水がたまるタイプの塩化カルシウムを使った除湿剤は、転倒して中の液体がこぼれる可能性があるため使用する場合は注意が必要です。

除湿剤の参考商品：坂本石灰工業所｜なんでも除湿シリカゲル

よくある質問

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