更新日2024.01.10

カーナビの車の買取査定額への影響は?高く売るコツも解説

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カーナビは査定額に大きく影響することは少ないですが、機種や状態によってプラス査定になることがあります。特に、メーカー純正や最新に近いカーナビはプラス査定が期待できるので、付けたまま査定に出すのがおすすめです。

この記事では、カーナビが車の査定額に与える影響について詳しく解説します。高く査定してもらうコツも説明するので、カーナビの売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ・車の買取査定におけるカーナビの評価
  • ・買取査定でプラスになりやすいカーナビの特徴
  • ・カーナビを高く買取してもらうコツ
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カーナビは車の買取査定額に影響する場合がある

車の買取査定時のカーナビの評価はそれほど高くなく、査定額に大きな影響はないとされています。しかし、機種や状態によっては、査定額がアップすることもあります。

古いカーナビや性能が劣るものは査定額に大きな影響を与えないことが多いです。減額されるケースは少ないので、古い機種であっても無理に外す必要はないでしょう。

車の買取査定でプラスになり得るカーナビの特徴

ここでは、車の買取査定でプラスになり得るカーナビの特徴を紹介します。

メーカー純正のカーナビ

メーカー純正のカーナビとは、自動車メーカーが車種専用に開発したカーナビを指します。車の内装に合わせて製造されているため、車に合うデザインであること特徴です。

メーカー純正のカーナビは機能性も高く需要があるので、良好な状態であれば高額査定が期待できます。

カーナビに限らず、純正パーツは査定時にプラスになることが多いです!

ディーラーオプションのカーナビ

ディーラーオプションとは、車をディーラーで購入する際に追加で取り付けることができるオプションパーツのことです。純正品に近い性能を持ち、汎用性が高いことが特徴です。

純正品ほど高い評価ではありませんが、ディーラーオプションのカーナビも査定時にプラスになることがあります。そのため、取り外さずにそのまま査定に出すのがおすすめです。

ただし、年式が古かったり、キズや故障があったりする場合は、査定時に評価されないことがあります。

年式が新しく高性能なカーナビ

一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)で公開されている「中古自動車査定基準及び細則」では、カーナビの評価を以下のように定めています。

年数評価
1年60
2〜3年40
4〜5年30
6年20
※引用:JAAI|ナビゲーションシステム・オーディオ類の評価

新車登録から6年未満のカーナビはプラスになることが明らかです。さらに、年式が新しいほどプラス査定になる可能性が高くなります。ただし、故障している場合や、付属品が不足している場合は、マイナス査定となります。

車の買取査定に影響がないカーナビの特徴

以下のカーナビは、買取査定額に影響がない、あるいは状況によってマイナス査定となる可能性があります。

取り外して単体で売却したほうがよいケースもあるので、カーナビの種類や状態を見て、判断していきましょう。

社外品のカーナビ

社外品のカーナビとは、メーカーやディーラー以外の場所で製造・販売しているカーナビを指します。社外品カーナビは、査定時にプラス評価になることは少なく、取り外しても査定額への大きな影響はありません。

ただし、最新機種や高性能なモデルの場合は、カーナビ単体で高く売却できる可能性があります。買い替え後の車にカーナビの設置を検討している場合は、今使用しているものを取り外して新しい車に取り付けるのもよいでしょう。

ポータブルナビ

ポータブルナビとは、純正品以外の後付けカーナビのことです。取り付け・取り外しが簡単にでき、持ち運びが容易であることが特徴です。ダッシュボードに貼り付けできる吸盤タイプや、シガーソケットにコードを挿して電源を供給するタイプのものがあります。

ポータブルナビは取り外しても査定額に影響はなく、簡単に取り外せるので、単体で売ることを検討してみましょう。

キズや故障がある

カーナビに限らず、電装品にキズや不具合がある場合、査定でプラスとはならない可能性が高いです。むしろ、修理や交換にコストがかかると判断されると、査定額が下がることがあります

しかし、通常のカーナビは複雑に取り付けられているため、取り外しを業者に依頼することになります。そのため、取り外しにかかる工賃と査定への影響を比較して、取り外すかどうかを判断するとよいでしょう。

付属品が揃っていない

カーナビは、取扱説明書や地図データの入ったDVDなどの付属品が不足していると、マイナス査定になるとされています。カーナビ付きの車の売却を検討している場合は、付属品をなくさないように大切に保管しておきましょう。

特に地図データがないとマイナスになりやすいので、なくさないように注意しましょう!

カーナビを取り外すか悩む場合はそのまま買取に出す

カーナビの有無は車の買取査定額に影響がないことが多いです。特にメーカー純正品やディーラーオプション以外のカーナビはプラス査定になりにくいので、取り外して別途売却するのもひとつの手段です。ただし、自分で取り外せない場合は業者に依頼し、費用を掛けて外す必要があります

無理に自分で外そうとすると故障やトラブルにつながる恐れがあるので、取り外しに悩む場合は、あえて外さずにそのまま出すことを検討してみましょう。

カーナビを単体で売る方法

ポータブルナビや業者に外してもらったカーナビを単体で売る場合、カー用品店で買取に出す方法や、オークションやフリマアプリで売る方法があります。

カー用品専門店で売る

カーナビは、カー用品店やカーナビ専門の買取店などで売却できます。

買取に出す方法は、直接店舗に持参するか、宅配買取・出張買取を利用する方法があります。なかには、電話やメールで査定してもらえるサービスもあるので、複数店舗で査定額を比べてみるのもおすすめです。

オークションやフリマアプリで売る

カーナビは、ネットオークションやフリマアプリで売却することも可能です。

写真の撮影や掲載、発送作業などを自分で行うので、専門店での売却と比べて手間がかかりますが、カーナビの種類によっては高値で売却できる可能性があります

すでに同じ機種が出品されているか、専門店で売却する場合はいくらになるかなどをリサーチしたうえで、買取相場を見てから値段をつけるのがおすすめです。

カーナビを高く買取してもらうコツ

カーナビを少しでも高く買取してもらうために、知っておきたいポイントがあります。カーナビを付けたままで車の査定に出す場合と、カーナビ単体で査定に出す場合のどちらにも当てはまる内容なので、ここでしっかり押さえておきましょう。

地図を更新しておく

カーナビは定期的に地図の更新が必要です。買取査定に出す際には、最新版を取り入れておくと査定額が上がることが期待できます。

自動で更新されるものもありますが、手動で更新しなければならない機種であれば、査定前に更新しておきましょう

付属品があれば一緒に売る

カーナビは付属品が不足しているとマイナス査定になるので、外箱や取扱説明書などの付属品は査定前にひとまとめにしておきましょう。

特に、地図データなど、カーナビを使用するうえで必須のものは、買取価格が大きく減額されてしまう可能性があります。丁寧に保管し、査定時に忘れずに持っていきましょう。

SDカードがあれば一緒に売る

カーナビのなかには、SDカードに地図データが入っている機種もあります。そのようなカーナビの場合は、SDカードも一緒に査定に出しましょう。

SDカードがないと、カーナビの地図データがない状態となり、大幅なマイナス査定となる恐れがあります。SDカードを外している場合には、査定時に忘れないように用意しておきましょう。

できるだけきれいな状態にしておく

カーナビの破損や汚れ、使用感が少なくきれいな状態であるほど、買取価格にいい影響を与える可能性があります。ほこりや汚れ、手垢など、自分で掃除できるところは、できるだけきれいにしてから査定に出しましょう。

大幅な査定額アップは難しいですが、丁寧に扱っていた形跡が伝わることで、査定するスタッフの印象もよくなります。

できるだけ早く買取に出す

カーナビの買取査定では新しさが重視されるため、最新に近いモデルほど買取価格は高くなります。時間が経てば経つほど買取価格は安くなっていくので、できるだけ早く買取に出すのがおすすめです。

カーナビは年に1〜2回のペースで新しい機種が発売されることが多いので、少しのタイミングで型落ちとなってしまうことがあるのです。

複数の買取店で査定に出す

買取業者は独自の査定基準を設けているため、同じ機種や状態のカーナビでも業者によって買取価格が変わります

少しでも高くカーナビを売りたい場合は、複数の業者で査定依頼をして、より高く買取してくれるところで売却するのがおすすめです。

カーナビを買取査定に出す前にやっておくべきこと

カーナビを買取査定に出す前には、「初期化」が必要です。さらに、カーナビ単体で売る場合は「取り外し」も必要となります。それぞれ注意したいポイントがあるので、詳しく見ていきましょう。

引き渡し前に初期化する

カーナビには目的地の履歴や自宅の住所などの重要な個人情報が含まれているので、買取に出す前に初期化しておくことが重要です。

買取業者が初期化するケースもありますが、自分で初期化しておくことで、売却したカーナビを購入した人に個人情報を悪用されるリスクを減らせます。

初期化方法はカーナビの取扱説明書に記載されています。比較的簡単にできるので、買取前に初期化しておきましょう。

取り外しは業者に依頼する

カーナビ単体で買取に出す場合や車の査定前にカーナビを外す場合、取り外しはプロの業者に依頼するのがおすすめです。

カーナビの配線は車の内部でつながっているものも多く、取り外しが複雑になります。自分で無理に外そうとすると、車にキズをつけるリスクもあり、マイナス査定になることも考えられます。

業者に依頼すると工賃はかかりますが、取り外しに慣れていない場合は業者にお願いするほうが安心です。

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よくある質問

Q
車を買取に出すときにカーナビは外したほうがいいですか?
A

メーカー純正品やディーラーオプションは査定でプラスになる可能性が高いので、外さずに査定に出すのがおすすめです。

車の買取査定でプラスになり得るカーナビの特徴」で詳しく解説しています。

Q
カーナビを売るときにやっておいたほうがいいことはなんですか?
A

カーナビには自宅の住所などの個人情報が含まれているので、売却前に初期化しておきましょう。 また、カーナビの取り外しは複雑なので、取り外す場合は業者に依頼すると安心です。

カーナビを買取査定に出す前にやっておくべきこと」で詳しく解説しています。

Q
カーナビの種類によって査定額が変わることはありますか?
A

メーカー純正品やディーラーオプションのカーナビ、最新に近いカーナビは高く評価されやすいです。一方で、社外品のカーナビは査定額に影響しないことが多いです。

Q
車を買取に出すときに中古パーツは外したほうがいいですか?
A

パーツの種類や車の状態によって異なります。純正パーツはプラス査定になるので、付けたまま買取に出すのがおすすめです。社外品のカスタムパーツはマイナス査定となる可能性があるので、外すことを検討してみましょう。

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