車の買い替えでやることと必要書類。納車までの流れや店舗選びも解説

車の買い替えを検討している方は、やることや必要書類を把握しておくとスムーズな手続きができます。

車種によっては、納車まで数か月以上かかることがあるため、購入を検討している方は早めに準備とディーラーや販売店への相談をするようにしましょう。

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売却から納車まで車の買い替えでやること

車の売却・購入は同時進行がおすすめです。欲しい車を探しながら、車を売る店を探すなど情報収集からスタートしましょう。

車の買い替えはこのような流れで行います。

ステップ1. 買いたい車を探す・選ぶ

買い替える車の候補を考えてみましょう。

車選びをする際は、まず「絶対に譲れない条件」を考えます。乗車する人数、デザイン、カラーなどを考えておくと車種を絞ることができ、欲しい1台を見つけやすくなるでしょう。

家族で車に乗る方あれば、乗車定員は5人程度なのか、7人や8人と多いほうがよいのかなどのほか、子どもや高齢者の乗り降りがしやすいこと、パワースライドドアの有無などを考えてみてください。

ステップ2. 車を売りたい店舗を探す

次に、車を売る店舗探しを行います。

すでに売りたい店舗が決まっている方は、買取業者の電話または公式Webサイトから査定依頼をしましょう。

まだ店舗が決まっていない方は、買取業者の口コミ・評判を確認して決める、もしくは複数の買取業者にまとめて依頼できる「一括査定サイト」を利用する方法があります。

ステップ3. 車の売却・購入に必要な書類を揃える

車の売却や購入をするにあたって必要な書類を揃えます。

書類によっては、再発行に時間を要する、施設に足を運ぶ必要があるため、買い替えを検討している段階で不足がないか確認しておくのがおすすめです。

必要書類の詳細は「車の売却に必要な書類」「車の購入に必要な書類」で紹介しています。

ステップ4. 車の査定を受ける

車を売る店舗が決まったら、実際の車を見て査定を行います。スタッフと店舗に持ち込む日時を打ち合わせし、当日来店しましょう。

提示された査定額に納得したら、売却の契約を行います。査定額に納得できなかった場合は、売却を断ることも可能です。その際は、別の店舗に査定依頼を行いましょう。

査定は30分程度ですが、相談などを含めると1時間程度です。

ステップ5. 車の売却・購入の契約を行う

車の売却、購入それぞれの契約を行います。異なる店舗で買い替える際は、車の引き渡しと納車のタイミングを揃えることが重要です。

通勤などで毎日車に乗る方であれば、車を手放し納車するまでの間に、車がない期間ができると不便になります。

売買の手間を減らしたい、車を入れ替えるタイミングを揃えたい方は、中古車販売店など同じ店舗で車の売却・購入ができる業者を選ぶのがおすすめです。

ステップ6. 自動車保険の手続きを行う

自動車に関する保険には、「任意保険」と「自賠責保険」の2種類があります。

任意保険の車両入替については「自動車保険の「車両入替」を忘れずに行う」で詳しく紹介しています。

ステップ7. 納車・引き渡しを行う

以前乗っていた愛車を引き渡し、新しい車が納車されたら手続きは完了です。

車を売買する業者では、査定や契約などの相談はもちろん、車探しの相談も行っています。「予算内で車を探したい」「こんな車が欲しい」という希望があるときも、気軽に相談してみるのがおすすめです。

ローンがある車の買い替えは名義変更が必要

ローン残高がある車も、売却は可能です。ただし、名義が誰になっているかによって、売却までの手続きが異なります。

名義が自分である場合、ローン残高を返済する必要はありますが、特別な手続きはなく売却できます。

名義がローン会社などの場合、自分への名義変更が必要です。そしてローン会社に残りのローンを支払ったあと、売却できます。ローンは、現金で一括返済になる可能性があるため、売却手続きをする前に確認しておきましょう。

車を売却して得たお金を、ローンの返済に充てることは可能です。ローンで車を購入した方は、購入した店舗のスタッフに相談するのがおすすめです。

車の売却に必要な書類

車の売却に必要な書類は、普通車と軽自動車で異なります。

車検証や自賠責保険証は、車の売買だけではなく、公道の走行に必要な書類です。走行する可能性がある車両の車検証、自賠責保険証が紛失しているときは、早めに書類の再発行を行いましょう。

車の売却時に必要な書類の詳細は、こちらの記事で紹介しています。

車の購入に必要な書類

車の購入に必要な書類は、こちらのとおりです。

各書類の発行方法などは、こちらの記事で紹介しています。

車の買い替えに必要な書類の再発行方法

車の売却、購入に必要な書類が手元にない場合、再発行を行いましょう。各書類の発行方法はこちらのとおりです。

書類の名称	発行・再発行方法
車検証	普通車は「運輸局」 軽自動車は「軽自動車検査協会」 ナンバープレートの地名を所轄する 運輸局・検査協会へ行く
自賠責保険証	自賠責保険を契約した保険会社に電話をして 再発行希望の旨を伝える
自動車税納税証明書	普通車は「自動車税管理事務所」「税事務所」 軽自動車は「市区町村役場の税制課」 各事務所で再発行手続きを行う
車庫証明書	※購入時必要に応じて発行 車を保管する場所を管轄する警察署で手続きを行う
住民票の写し	※購入時必要に応じて発行 市区町村役場で発行する

自動車リサイクル券は、再発行ができません。ただし、リサイクル券がなくても「自動車リサイクルシステム」で情報照会し、預託状況が確認できる書類を印刷することで代用できます。

自動車リサイクル券の発行方法などは、こちらの記事で紹介しています。

車の買い替えで用意しておいたほうがよいもの

車の売却、購入における書類のように必須ではありませんが、査定・売却の際に用意しておいたほうがよいものはこちらです。

• 点検整備記録簿（整備手帳・メンテナンスノート）
• 車の取扱説明書
• 外した純正オプション
• スペアキー

点検整備記録簿は、その車の車検やメンテナンスが行われた記録が残っています。車の状態を把握するときに必要になり、メーターの改ざんがないなど不正が行われていない証拠になるため、準備しておくのがおすすめです。

純正装備・オプションは、査定額にプラスの影響を与える可能性があります。純正オプションは社外品よりも高く買い取られることもあるため、不要な場合はあわせて査定してもらいましょう。

車の買い替えをするときの注意点

車の買い替えを検討している方は、こちらの3つに注意しましょう。

車を買い替えるときは2か月前後は余裕をもつ

「4月までに新しい車に買い替えたい」といったように希望の買い替え時期があるのなら、目安の時期から2か月程度前から準備を進めるようにしましょう。

車探しでは、車の情報収集をして車種を絞り、ディーラーなどに車を見に行くといったことを行うため、購入する車を決定するまで、1か月以上かかる可能性があります。

「この車が欲しい！」と思ったときはディーラーに納期を問い合わせたり、中古車の場合Webサイトで仕様や在庫を確認し、実際に車を見に行ったりするのがおすすめです。

新車の納期は数か月かかることがある

新車の場合、車種によっては納期が数か月かかる、または未定のものもあります。

その理由としては、2020年1月頃から流行した新型コロナウイルス感染症や半導体不足が影響しているといわれています。

新車への買い替えを検討している方は、2か月よりも早く「そろそろ買い替えたい」と考えている段階でディーラーに相談をしておき、予約をしておくようにしましょう。

納期を重視するのであれば、中古車から選択することも検討してみてください。

自動車保険の「車両入替」を忘れずに行う

手放した車を購入した店舗（ディーラー、中古車販売店など）で買い替えをし、車の購入と同時に任意保険に加入した場合は、スタッフが車両入替の手続きも行ってくれるでしょう。

ダイレクト型のようなインターネットから加入手続きをする任意保険の場合は、自ら車両入替手続きを行う必要があります。車両入替には、新しい車の情報が必要になるため、車検証のコピーや、スマートフォンで撮影した写真があると便利です。

車の買い替えをする店舗の選び方

欲しい車は見つけても、どの店で車の売却・購入をするか迷っている方もいるかもしれません。

店舗選びで迷ったときは、ここで紹介する3つのポイントに注目しましょう。

インターネットの口コミ・評価を確認する

車を売る、買う店舗を探すとき、X（旧：Twitter）やGoogleで店舗名を検索した際に表示される口コミを確認するのがおすすめです。

よい口コミだけではなく、悪い口コミも確認して、店舗スタッフの対応などを事前に把握しておきましょう。

中古車の在庫が豊富・取り寄せができる

中古車を購入する方であれば、在庫が豊富な店舗、または希望に応じた車を探してくれる店舗がよいでしょう。店舗によっては、車種や予算などお客様の希望に応じた車を探せるため、店頭に在庫はなくても車探しができるか相談してみましょう。

具体的にどの車がいいか決まっていない場合でも、予算は◯万円まで、こういう車がいいという条件を伝えることで、車種を提案してくれます。

店頭に在庫がない場合は、業者専門のオークションで探したり、取り寄せをしたりしてもらうことになるため、買い替えの時期を決めている方は早めに相談することをおすすめします。

スタッフの対応やアフターサポートが充実している

査定や相談の際、スタッフの対応はどうだったかを確認しておきましょう。

車を購入する店舗には、オイルやタイヤの交換などのアフターメンテナンスや車検で、車を購入した後も来店する機会があります。その際、気持ちのよい対応をしてくれるかはとても重要なポイントです。

車を安く購入できたとしても、スタッフの対応がいまいちでは、メンテナンスの際に安心して車を預けることができません。親身になってくれるか、丁寧な作業をしているか、充分に説明をしてくれるかをチェックしてみてください。

カーセブンでは車の買取から販売まで買い替えに対応しています！

カーセブンは、車の買取だけではなく販売も行っています。

店頭に気になる車がない場合でも、お客様の希望に添うお車をお探しできます。初めてカーセブンをご利用する方のご相談ももちろん可能です。

カーセブンがお客様に安心して愛車を売却・購入いただける理由

カーセブンでは、お客様に安心して車を売ったり買ったりできるよう「安心宣言」を掲げています。

カーセブン買取安心宣言

「契約後の減額なし」「7日間キャンセル可能（キャンセル料なし）」といった点に加えて、無料査定だけでも可能な点は、お客様に大きく評価されています。

ご契約いただいた当日には、ご契約金額の半額（上限50％）を当日中に前払いできるので、できるだけ早く買取金を受け取りたい方にもおすすめです。

カーセブン販売安心宣言

カーセブンでは、車を購入したときはもちろん、その後も快適で安心して車に乗れる状態で納車いたします。

初めてカーセブンで車を購入いただく方には不安があるかもしれませんが、その際は購入の前に一度お電話または来店にてご相談いただくことも可能です。

よくある質問

Q

車の買い替えにおいて納車までの流れを教えてください

A

車の買い替えは、このような流れで行います。

・ステップ1. 買いたい車を探す・選ぶ
・ステップ2. 車を売りたい店舗を探す
・ステップ3. 車の売却・購入に必要な書類を揃える
・ステップ4. 車の査定を受ける
・ステップ5. 車の売却・購入の契約を行う
・ステップ6. 自動車保険の手続きを行う
・ステップ7. 納車・引き渡しを行う

各手順の詳細は「売却から納車まで車の買い替えでやること」で紹介しています。

Q

車の買い替えに必要な書類を教えてください

A

車の売却に必要な書類はこちらのとおりです。

■普通車の場合
・自動車検査証（車検証）
・自賠責保険証明書
・自動車リサイクル券
・自動車納税証明書
・実印・印鑑登録証明書
・委任状・譲渡証明書

■軽自動車の場合
・車検証
・自賠責保険証
・自動車リサイクル券
・自動車税納税証明書
・認印

続いて、車の購入に必要な書類はこちらのとおりです。

■普通車の場合
・車検証
・自賠責保険証
・車庫証明書
・実印
・印鑑登録証明書

■軽自動車の場合
・車検証
・自賠責保険証
・車庫証明書
・認印印鑑
・住民票の写し

書類が手元にない場合は、再発行手続きが必要になることがあります。書類の再発行は「車の買い替えに必要な書類の再発行方法」で詳しく紹介しています。

Q

車の保管場所は変わりませんが車庫証明の提出は必要ですか？

A

新車、中古車問わず、車を買い替えたときは車庫証明の提出が必要です。車庫証明は地域により提出が不要なケースがあります。

詳しくは「車庫証明とは？必要書類の取得方法・書き方・申請方法を徹底解説」で紹介しています。

Q

車の買い替えをしたら自動車保険の手続きも必要ですか？

A

はい、必要です。

自分で任意保険を契約した方は、車の買い替えに伴い車両入替を行いましょう。

詳しくは「自動車保険の「車両入替」を忘れずに行う」で紹介しています。

Q

車はどのタイミングで買い替えるのがおすすめですか？

A

人により車を買い替える適切なタイミングは異なりますが、家族が増えるとき、自動車税が重課される「新規登録から13年経過したとき」などです。

詳しくは「車を売る時期はいつがベスト？下取りするおすすめのタイミングも解説」で紹介しています。