バンパーは車の部品のなかでも特にキズがつきやすい部分です。キズがついた状態で放置すると、時間とともに目立ってきたり、予想以上の修理費用がかかったりする場合があるので、なるべく早めに対処することが大切です。
キズの程度によって自分で修理することも可能です。範囲が大きい場合や、修理に自信がない場合は、業者に依頼することを検討してみましょう。
この記事でわかること
- ・バンパーの修理が必要となるケース
- ・バンパーの修理・交換費用の目安
- ・バンパーの修理・交換ができる場所
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目次
車のバンパーはキズがつきやすい
バンパーは車両の前後に取り付けられている部品を指し、前方のバンパーを「フロントバンパー」、後方のバンパーを「リアバンパー」といいます。
樹脂製、スチール製、ポリプロピレン製などがあり、物や人に衝突した際に衝撃を和らげる役割を持っています。
少し飛び出しているため、駐車時や狭い道を曲がる際に擦ることのほか、飛び石などでキズがつきやすい部分です。
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バンパーの修理が必要となるケース
以下のような状況で、バンパーの修理が必要となります。
バンパーにキズがついた
バンパーのキズは、主に走行中に飛び石がぶつかってつく可能性が高いです。飛び石も含めて、以下のようなケースでキズがつくことが考えられます。
・走行中に飛んできた石がぶつかった
・駐車中に塀などと接触した
・縁石や段差と接触した
・イタズラされた
など
バンパーにヘコミや歪みがある
バンパーは柔軟性がありヘコミやすい特性があります。どこかにぶつけた自覚がなくても、ヘコミができていた、ということもあるでしょう。
変形して突起しているような大きな歪みは、車検に通らない可能性もあるので、修理する必要があります。
・走行中に飛んできた石がぶつかった
・駐車中に塀などと接触した
・近くにある自転車が倒れてきた
など
バンパーが外れた
フロントバンパーはボルトとビス、クリップだけで取り付けられており、少しぶつかっただけで外れたり、ずれたりすることがあります。
バンパーがずれていたり、外れかけていたりする状態で走行すると、人や物にぶつかる危険があるので、すぐに修理するようにしましょう。
・車が縁石に乗り上げた
・塀に擦ってしまった
など
バンパーが割れた
バンパーが外れる原因と同様に車が縁石に乗り上げた場合には、強い衝撃によりバンパーが割れてしまうこともあります。バンパーが割れていると見た目が悪いだけでなく、車検に通らない場合もあるため注意しましょう。
・車が縁石に乗り上げた
・駐車時に車体の下部を擦った
・ほかの車と衝突した
など

バンパーの修理に想定以上の費用がかかる場合は、車の買い替えを考えるのもひとつの手段です。カーセブンでは契約金の半額を当日中に前払いすることができるため、新しい車の購入費用に充てることもできます!まずは愛車の価格を確認してみましょう。
バンパーを修理せずに放置するとどうなる?
バンパーのキズを放置するとサビの原因にもなるため早めの修理がおすすめです。
小さなキズでも、金属部分が露出している場合はサビの原因となり、時間とともに目立ってくるだけでなく、修理費用が高くなる可能性があります。特に、樹脂製バンパーの場合、サビの心配は少ないですが、金属部分が露出している場合は注意が必要です。
また、バンパー内部に安全機能に関わる装置が搭載されている車の場合、これらの装置に不具合が生じると、運転の安全性が大きく損なわれる恐れがあります。
さらに、割れや歪みがある場合は車検基準を満たさない可能性もあります。車検では、バンパーの損傷が車両の安全性に影響を及ぼすかどうかがチェックされるので、早めに修理するようにしましょう。
バンパーの交換が必要となるケース
バンパーに不具合がある場合に、修理と交換のどちらを行うかは、損傷の大きさと修復できるかどうかで決まります。
バンパーのキズやヘコミが掌に収まる程度の大きさであれば、部分的な修理で済む可能性が高いです。しかし、バンパー全体が損傷していたり、内部にまでダメージが及んでいたりする場合は交換が必要になります。
特に、構造的な損傷がある場合やバンパーが割れている場合は、安全性を確保するためにも交換が推奨されます。
修復できるキズやヘコミであっても、範囲が広い場合は交換のほうが安く済む場合があります。修理と交換の費用を比較したうえで対応方法を検討するか、修理・交換を依頼できる業者に相談してみましょう。
バンパーの修理・交換できる場所
バンパーの修理・交換できる場所は以下の通りです。
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ディーラー
ディーラーでのバンパー修理は、純正の部品を使用して行われるため、安心感があります。専門知識が豊富なスタッフによって修理が行われるため、修理の品質が高いことも特徴です。
ただし、品質が高いぶん、費用は高めの傾向があります。
整備工場・板金業者
整備工場や板金業者は、ディーラーよりもコストを抑えた修理が可能です。部品の取り寄せが難しい場合でも、柔軟に対応してくれるメリットがあります。
ただし、修理工場によって対応や品質に違いがあるので、事前に評判や口コミを確認することが大切です。
カー用品店
カー用品店では、小さなキズやヘコミに対応する修理サービスが提供されていることがあります。
部品の在庫が豊富なため、状況によってはその場で修理をしてもらえることもあります。
車両の修理に幅広く対応しているので、バンパー以外にも不具合がある場合など、さまざまなニーズに応えてくれる点が魅力です。
ガソリンスタンド
一部のガソリンスタンドでは、小さなキズやヘコミの修理サービスを提供しています。給油のついでに気軽に修理の相談ができる手軽さが魅力です。
ただし、店舗によっては修理サービスを提供していないこともあるため、事前に確認が必要です。

キズやヘコミの状態によっては修理を断られる場合もあります。
バンパーの修理にかかる費用
バンパーの修理・交換費用はキズの程度や範囲によって異なります。
修理箇所の損傷が大きい場合や、バンパー下の安全制御システムにも影響がある場合は高額になる傾向があります。
バンパーの修理費用の目安を見てみましょう。
バンパーのキズの修理費用
バンパーのキズの修理費用は、キズの範囲によって異なります。たとえば、直径20cm以下の小さなキズであれば15,000円程度で修理できる場合があります。
修理費用の例
修理内容 | 修理費用 |
フロントバンパー左部分の補修塗装 | 30,000円 |
リアバンパー左部分の補修塗装 | 48,000円 |
バンパーのヘコミ・歪みの修理費用
ヘコミ・歪みも範囲によって異なりますが、キズのみの場合よりも修理費用は高くなります。直径20cm以下の小さなヘコミ・歪みで、修理費用は30,000円からです。
修理費用の例
修理内容 | 修理費用 |
フロントバンパーゆがみの修理塗装 | 50,000円 |
リアバンパーの左ヘコミの補修塗装 | 40,000円 |
バンパーの割れの修理費用
バンパーが割れてしまった場合、キズやヘコミ、歪みなどの小さなキズと比較して修理費用は高くなります。割れによりバンパー全体の塗装が必要となる場合、修理費用はより高額になります。
修理費用の例
修理内容 | 修理費用 |
フロントバンパー割れ修理・全体塗装 | 80,000円 |
リアバンパー割れ修理・全体塗装 | 100,000円 |
依頼する店舗や車種にもよりますが、リアバンパーのほうが修理費用が高い傾向です。
バンパーの交換にかかる費用
修理不可の場合や、交換したほうが安く済む場合は交換することになります。交換費用の目安は以下の通りです。
フロントバンパーの交換 | 50,000〜100,000円 |
リアバンパーの交換 | 80,000〜100,000円 |
軽自動車の場合は相場より安くなる可能性はありますが、輸入車(外車)のように部品が手に入りにくい車種の場合、10万円以上の高額になるケースもあります。
車種によっては、取り寄せたバンパーに色がついておらず、塗装代がかかるケースもあります。

少なくとも5万円程度はかかると考えておきましょう。
バンパーのキズを自分で補修する方法
キズの程度によっては、コンパウンドもしくはタッチペン(ペンタイプの塗料)を使用して、自分で修復できる場合があります。
ただし、爪がひっかかるほどのキズや他車の塗装が付着しているようなキズは、業者に依頼するほうが安心です。浅いキズの場合は自分で補修することも検討してみましょう。
ここではコンパウンドを使う方法を紹介します。
用意するもの
まずは、キズ消しに必要となる以下の道具を用意します。
・コンパウンド
・コンパウンドをつけるスポンジや布
・マスキングテープやビニール
・拭き取り用のきれいな布
コンパウンドとは液状やペースト状の研磨剤のことです。さまざまな種類があるので、キズの状態に合わせて適切なものを選びましょう。
仕上がりにこだわりたい方は、粒子の細かさが異なるコンパウンドを複数用意するのもおすすめです。

コンパウンドの選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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コンパウンドの使い方
コンパウンドを使ってキズを落とす手順は以下の通りです。
ボディが汚れた状態でコンパウンドを使用すると、汚れを擦ることによって新たなキズをつけてしまう恐れがあるので、作業前には洗車をしておきましょう。
タイヤやライトなどにコンパウンドが付着することを防ぐために、マスキングテープやビニールで養生します。
コンパウンドを磨く際には、縦方向や横方向へ直線的にスポンジを動かすことがポイントです。
バンパーを修理する前に知っておきたい注意点
バンパーにキズがある場合は、以下の注意点を押さえたうえで、修理を行うかどうかを判断しましょう。
- 深いキズは自分で無理に直さない
- 売却予定なら直さずに査定に出す
深いキズは自分で無理に直さない
バンパーのキズが深い場合、自分で無理に直そうとすると、逆にキズつけてしまうリスクがあります。
元々きれいだったところに新たにキズをつけたり、キズの範囲を広げてしまったりすると、業者に修理してもらう際に費用が高くなる可能性があります。
キズが深い場合や、自分で直せるか不安がある場合は、無理に直さずに業者に相談してみましょう。
売却予定なら直さずに査定に出す
車の売却を予定している場合、キズを直したからといって査定額が上がるとは限りません。
買取業者側で安く直せる可能性もあるので、そのまま査定に出すほうが余計なコストをかけずに済みます。
また、買取に出す場合は、キズがあることを正直に伝えましょう。
バンパーの修理に車両保険は使える?
車両保険とは、自動車保険の任意保険に含まれる補償のひとつで、自分の車の修理費用・買い替え費用を補償するものです。
バンパーの修理や交換は、車両保険の対象となる場合がありますが、自損事故を補償対象外としている保険プランも存在します。たとえば、自分で壁にぶつけてしまったような事故は対象外となっている場合があるので、加入している保険の詳細を確認することが重要です。
運転者が自ら単独で起こした事故のこと。
運転操作を誤って電柱にぶつけてしまったり、他人の車や家屋などの所有物を壊してしまったりした場合など。
また、車両保険を利用すると、翌年度の保険料が上がることが一般的です。修理費用が比較的小額である場合、保険を使用することで長期的に見て経済的な損失になる可能性があります。
車両保険を利用するかどうかは、修理費用と保険料の増額を慎重に比較検討したうえで決定しましょう。
修理費用が高くなるなら車の買い替えも検討しよう
車に乗る年月が長いほど、修理をする機会が増えてきます。年式が古い車や走行距離が長い車の場合、修理するよりも買い替えたほうが、長い目で見るとコストが抑えられる場合もあるでしょう。
バンパーが破損している車でも、中古車買取店で買取してもらい現金化できる可能性があります。売却額を買い替え費用に充てることもできるので、修理費用が高くなるなら買い替えも検討してみましょう。
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よくある質問
飛び石によってキズがつくケースが多いです。そのほか、駐車中や運転中に縁石や段差と接触したことでキズがつく場合もあります。
キズの程度によって異なります。直径20cm以下の小さなキズであれば、15,000円程度で修理できる場合もありますが、バンパーが割れている場合は10万円程度かかることもあります。
「バンパーの修理にかかる費用」で詳しく解説しています。
ヘコミや割れが大きすぎる場合など、修理費用が高額になる場合は、交換したほうが安くなる場合もあります。
小さなキズであれば、コンパウンドもしくはタッチペンを使用して、自分で直せる場合があります。ただし、爪がひっかかるほどのキズや他車の塗装が付着しているようなキズは、業者に依頼するほうが安心です。
「バンパーのキズを自分で補修する方法」で詳しく解説しています。
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