車の買い替えの時期は、車の状態やライフスタイルの変化を目安に考えてみましょう。
「できるだけ損をしないように買い替えたい」と、よりよい時期を待つ方もいますが、まずは愛車の状況をチェックしてみませんか?車の知識に自信がない方でも、買い替えるタイミングの見極めは可能です。
無理な買い替えをしないためにも、納得できるタイミングで売却をしましょう!
この記事でわかること
- ・車の買い替えにおすすめな時期
- ・車を高く売り、安く売るためのポイント
- ・車の買い替えに関する注意点
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目次
車の買い替え時期はいつがおすすめ?検討するタイミング
「いつ車を買い替えるべきか?」と悩んでいる方は、次の5つのタイミングを参考にしてみてください。
- 車検の前
- 税金が上がるタイミング
- 修理費用・維持費がかさむとき
- 異音や振動などの異常が発生したとき
- ライフスタイルが変化したとき
車検の前
車検が切れる前に売却すると、車検にかかる費用を抑えられるためおすすめです。
車検の費用は、数万円~10万円が必要です。売却する予定の車で車検を受けるより、次に購入する車の費用に充てたほうが出費を抑えられる可能性があります。
「次回の車検までの期間は、長いほうが査定額が高くなる」と考える方もいますが、大きな影響はありません。車検で10万円の支払う車を例とします。車検切れの状態で査定額が50万円だった車が、車検を受けたことで60万円になることはないのです。
上記の点を踏まえて、車検が切れる数か月前から次の車探しを始めて、車検が切れる前までに車を買い替えるとよいでしょう。
車検のタイミングは新車登録から3年、それ以降は2年ごとに車検を受けることになります。
税金が上がるタイミング
新車登録から13年経過したときは税金が重課されるタイミングであり、車を買い替えるひとつの目安です。2022年7月現在、自動車税と軽自動車税は、新車登録から13年経過すると以下のように変更されます。
■自動車税
排気量 | 2019年10月1日以降 新車登録された車 |
新車登録から 13年未満 |
新車登録から 13年経過 |
1,000cc以下 | 25,000円 | 29,500円 | 約33,900円 |
1,000超~1,500cc以下 | 30,500円 | 34,500円 | 約39,600円 |
1,500超~2,000cc以下 | 36,000円 | 39,500円 | 約45,400円 |
2,000超~2,500cc以下 | 43,500円 | 45,000円 | 約51,700円 |
2,500超~3,000cc以下 | 50,000円 | 51,000円 | 約58,600円 |
3,000超~3,500cc以下 | 57,000円 | 58,000円 | 約66,700円 |
3,500超~4,000cc以下 | 65,500円 | 66,500円 | 約76,400円 |
4,000超~4,500cc以下 | 75,500円 | 76,500円 | 約87,900円 |
4,500超~6,000cc以下 | 87,000円 | 88,000円 | 約101,200円 |
6,000cc超 | 110,000円 | 111,000円 | 約127,600円 |
※新車登録から13年経過した自動車税は、「グリーン化特例」により概ね15%重課を参考に計算
参考:新車の「自動車税」が毎年減税! | 大きく変わった、クルマの税。
参考:自動車:自動車関係税制について (エコカー減税、グリーン化特例 等) – 国土交通省
■軽自動車税
新車登録年月 | 新車登録から 13年未満 |
新車登録から 13年以上 |
平成27年(2015年) 3月31日以前 |
7,200円 | 12,900円 |
平成27年(2015年) 4月1日以降 |
10,800円 | 12,900円 |
参考:総務省|地方税制度|平成28年度から軽自動車税の税率が変わります
自動車重量税は、車検の際に支払う税金です。自動車重量税においては13年経過、18年経過のタイミングで重課されます。
■自動車重量税(自家用)
自動車重量 | エコカー (本則税率) |
エコカー対象外 (右以外) |
エコカー対象外 (13年経過) |
エコカー対象外 (18年経過) |
軽自動車 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,000円 |
0.5トン以下 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
~1トン | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
~1.5トン | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
~2トン | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 5400円 |
~2.5トン | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
~3トン | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
自動車税や自動車重量税は、車を所有するうえで必要となる費用です。13年経過する前に、買い替えをするか検討してみましょう。
修理費用・維持費がかさむとき
車に乗る年月が長いほど、修理をする機会が増えたり、維持をするために必要な出費が増えたりします。修理する回数が増えてきて「車を買い替えたほうが、長い目で見るとコストが抑えられる」と感じたタイミングが目安となります。
車は年月が経過するごとに価値が下落します。たとえば200万円で購入した車が、1年で10%ずつ価値が下がると想定した場合、10年後のその車は資産として20万円の価値があると考えられます。
その車が10年目の時点で、もし20万円かかる修理が必要になった場合は買い替えたほうがベターです。
修理の例として、エンジンに関連する部品「タイミングベルト」の交換時期は、走行距離10万kmを迎えたときが目安とされています。部品そのものは高額ではありませんが、手間のかかる作業であり、工賃と合わせて5万~10万円ほどかかるケースは少なくありません。
タイミングベルトのように修理に大きな費用がかかるのであれば、修理をせず車を買い替えたほうがよいと考えられます。
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異音や振動などの異常が発生したとき
エンジンをかけたときやアイドリングのとき、走行中に異音や不自然な振動があると、車に不具合が起きている可能性が高いです。特にエンジンやミッションから聞こえる異音は、重いトラブルが発生していると考えられるため、寿命が近づいている証拠といえます。
■エンジンから聞こえる異音の例
異音 | 聞こえるタイミング | 異音の理由 | 音の性質 |
「カリカリ」 「キンキン」 | 走行中 | 冷却不足による オーバーヒート状態 | 甲高い音 |
「ゴロゴロ」 | ・アクセルオン ・アイドリング | エンジンオイル不足 | 摩擦音 重い打音 |
「キュルキュル」 | ・走行中 ・アイドリング | ファンベルトなどのベルト類が ゆるんだり、すべったりしている | 聞き逃がせないほど 大きく不快な音 |
些細な違和感でも、年数や走行距離が長い車には大きな不調が隠れている可能性もあります。放置すると、走行中の故障や事故につながりかねないため、プロに点検してもらいましょう。同時に、車の買い替えも検討してみてください。
ライフスタイルが変化したとき
自分や家族の状況が変化したときも、車の買い替えを検討するタイミングです。車に乗る頻度、人数、載せるものが変われば、利便性がよいと感じる車は変わります。
・子どもが生まれた
・子どもが成長した、独立した
・雪がよく降る地域へ引っ越した
・就職・転職・転勤で引っ越しをした
子どもが生まれたらミニバンなどの大きめの車、子どもが独立したら軽自動車やコンパクトカーといったように、変化に合わせた買い替えを検討してみてください。
車の状態だけではなく、自分のライフスタイルを基準に考えると、コスパがよいと感じられる車に出合えるはずです。
車をお得に買い替えるためのポイント
車をお得に買い替えるためには、車を高く売って安く買うポイントを確認しておきましょう。どちらも難しいものではないため、できることから実践してみてください。
車を高く売るには
車を高く売るためには、以下のポイントをチェックしましょう。
- 車の相場情報を調べておく
- 売るタイミングはなるべく早く
- 車検前なら通さずに売る
- 洗車や車内の掃除をしておく
- 純正パーツがあれば用意しておく
- キズやヘコミは無理に直さない
- 中古車の販売・買取を行っている店を選ぶ
希少価値の高い車を除いて、年月が経過するごとに車の価値は下落します。その間車に乗れば走行距離も増えるため、買取価格は下がってしまうといえることから、売るのであれば少しでも早いタイミングがおすすめです。
「車を売る」と決めたあとは洗車や車内の掃除をして、できるだけきれいな状態で査定を受けましょう。きれいな車は査定士に「大事にして乗っている」という印象を与えるため、プラスの評価につながる可能性があります。
高く売るためのポイントをもっと知りたい方は、こちらの記事でチェックしてみましょう!
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車を安く買うには
決算期や中古車の需要が下がっている時期には、車を安く買える可能性があります。
- 1月:車の年式が落ちるため、価格の見直し時期
- 3月・9月:決算前でより多くの車を売りたい時期
- 4月・5月:需要が減り、供給が多くなりやすい時期
- 5月・9月:大型連休後のレジャー需要が落ち着く時期
上記はあくまでも目安ですが、「そろそろ買い替えの時期かも」「欲しい車が販売されている」と思ったとき、中古車販売店へ行き車を見たり査定をしてもらったりするとよいでしょう。
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車の買い替えに関する注意点
車を買い替える際は、以下3つに注意しましょう。
- 売却前に所有者の名義を確認しておく
- 納車と売却のタイミングに注意する
- 保険の切り替えを忘れずに行う
車を買い替える際は、スムーズに手続きが進められるように事前に確認しておきましょう!
売却前に所有者の名義を確認しておく
今乗っている車をローンで購入して返済中であれば、所有者の名義が自分ではなくローンの提供元になっている可能性があります。この場合、ローンを完済して名義変更の手続きをしたあとでなければ、車の売却ができません。
車の売却額は、ローンの返済に充てることも可能です。返済中であれば、車の買取店に「ローンが残っている」と伝えて、売却額がローンの返済に充てられるかを相談するとよいでしょう。
ローン完済後でも、車の持ち主が名義変更の手続きをしていなければ、所有者はローン提供元のままです。売却の際は、所有者をローン提供元から自分に名義変更を行いましょう。
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納車と売却のタイミングに注意する
新しい車を購入したとき、当日中の納車は新車・中古車ともに基本的にはできません。
人気車種の新車の場合、納車までに半年以上かかるケースもあります。新しい車を欲しいタイミングで手に入れるためにも、どの店舗で売却・購入するかを検討して、買い替えの準備を早めに進めましょう。
購入が決まったあと、車の販売店ではさまざまな手続きを行います。ほかにも、車のメンテナンスなどを行い顧客に引き渡すため、契約から納車までに少なくとも1週間程度はかかります。実際の納期は、販売店のスタッフに確認をしておきましょう。
売却と購入を異なる店舗で行う場合は、車の引き渡しと納車のタイミングには注意が必要です。「すぐ納車できると思って車を手放してしまい、車のない期間が発生してしまった」とならないためには、不便にならないようスケジュールを調整しましょう。
車の売却と購入が同じ店舗であれば、納車と引き渡しのスケジュールの調整がしやすく便利です。
保険の切り替えを忘れずに行う
車を買い替えるときは、納車前に任意保険の切り替えをしておきましょう。
任意保険の切り替えをするためには、車のナンバーや走行距離、型式などの情報が必要です。車検証が必要になるケースもあるため、納車前に新しい車の車検証のコピーをもらうなどして手続きを済ませておくとスムーズです。
ネット型自動車保険であれば、スマートフォンやパソコンから手続きが可能です。加入している自動車保険が代理店型の場合は、代理店に問い合わせをして手続きを済ませましょう。
自賠責保険の加入は義務づけられているため、車を購入する際に販売店が手続きを進めてくれることがほとんどです。不安な点は、スタッフに相談をしてみてください。
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まとめ
・車の状態とライフスタイルの変化が、買い替えのタイミングに適している
・車をお得に購入するには、ちょっとしたコツと知識を理解しておくとよい
・スムーズに車の売買をするためには、保険などの手続きも入念に確認しておく
車を買い替える時期は、新車登録から13年が経過したときや、車検の前が目安のひとつです。
必ず上記のタイミングで買い替えなければ損というわけではありませんが、車の年式が新しいものや状態がいいものほど高く売れる可能性があります。
「もっと早く売ったほうがよかったかも」と後悔しないために、車のプロに相談してみることもおすすめです。まずは、あなたの車にどれくらいの価値があるのかを査定してみませんか?
もう乗らない…価値が下がる前が売り時
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