更新日2023.04.04

車の部位の名称を一覧でチェック!外装や内装のパーツを知ろう【図解あり】

車は、前方や後方、内部にある数多くのパーツで構成されていますが「実際の部位の名称はわからない……」という方も多いのではないでしょうか。

名称を知っておけば、不具合や故障の箇所を整備士に正しく説明できるようになるだけではなく、車のメンテナンスやカスタマイズがより楽しくなるはずです。本記事を通して、車の部位の名称やその役割・使い方を把握しておきましょう。

この記事でわかること

  • フロント(前方)の外装パーツの名称
  • リア部分(後方)の外装パーツの名称
  • 車内・内装パーツの名称
  • 車の内部構造・エンジン周りのパーツの名称

車の部位の名称まとめ【車のパーツ・部品一覧】

車は小さなネジ単位でカウントすると、およそ3万の部品からできていると言われています※。運転する際に主に目にする部位(パーツ)だけ数えても40〜50ほどあるでしょう。

今回はそのなかでも、よく利用する部位(パーツ)の名称を外装と内装に分けて説明します。

TOYOTA自動車株式会社公式調べ

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イラストとあわせて部位の名称をチェックしてみましょう。

<外装>

フロント(前方)の外装パーツ
リア部分(後方)の外装パーツ

<内装>

車内・内装パーツ

部位の名称【フロント(前方)の外装パーツ】

まずは、車のフロントから見える範囲の部位名称と役割について解説していきます。

フロント(前方)の外装パーツ
部位の名称 説明
ルーフ 車体の屋根となるパーツ
フロントガラス 運転席の正面に取りつけられているガラス
ワイパー フロントガラスの雨や雪、汚れを拭き取るパーツ
ボンネット 搭載しているエンジンルームのフタ
ヘッドライト フロント部分についている大きめのライト
ピラー 屋根(ルーフ)部分を支える柱
ドアミラー 前方ドアの両サイドに取りつけられた、運転手が後方を確認するためのミラー
フロントドア 運転席と助手席のドア
フロントグリル ボンネットの下部に取りつけられた網状や格子状のパーツ
フロントバンパー ボディの前に装着している衝撃を緩和するパーツ
フェンダー タイヤを覆う泥除け
サイドシル ドアの下(両脇)にある細長いパーツ
ホイール タイヤの内側にはめ込む車輪
タイヤ 車体や乗員、荷物などの重さを支え、エンジンやブレーキのパワーを路面に伝えて車を動かすパーツ

ルーフ

ルーフは、車の屋根となるパーツです。雨や風、雪、日光などから守る重要な役割を果たします。ルーフの素材は、鉄やプラスチック、アルミ、カーボンなどさまざまです。なお、一部の車では換気や採光のために開閉できる天窓をつけた屋根「サンルーフ」を搭載している場合があります。

フロントガラス

フロントガラスは、運転席の正面に取りつけられているガラスです。フロントガラスは2枚の頑丈なガラスで構成されていて、前方車が跳ね上げた飛び石によるキズや事故などを抑制しています。

ワイパー

ワイパーは、フロントガラスの雨や雪、汚れを拭き取るパーツです。ワイパーはガラスと直接触れ合うゴムと、ワイパー本体でできています。ワイパーのゴムは劣化が進みやすいため、定期的に交換する必要があります。

ボンネット

ボンネットは、エンジンを搭載しているエンジンルームのフタにあたります。エンジンルーフやエンジンフードと呼ばれることもあります。アルミやスチール製でできていて、車種によってはカーボン製もあります。

また、単にエンジンルームを守る役割だけでなく、衝突被害を軽減する役割も果たします。ボンネットについたキズやヘコミは車の劣化を早める原因となるので、気づいたらできるだけ早めに修理する必要があります。

ヘッドライト

ヘッドライトは、車のフロント部分についている大きめのライトです。光の向きや強さを調節でき、スモールやハイビームなどが用意されています。ライトの種類はハロゲン、HID、LEDなどがあります。

ピラー

ピラーは、車の屋根(ルーフ)部分を支える柱です。ルーフの支えだけでなく、車全体の強度を保つための役割もあります。

フロントガラスの横にあるものをフロントピラーもしくはAピラーと呼び、そこから後方へと向かってBピラー、Cピラー、Dピラーと続きます。ミニバンなどの大型の車は、Dピラーまであります。

ドアミラー

ドアミラーは、前方ドアの両サイドに取りつけられた、運転手が後方のようすを確認するためのミラーです。近年はドアミラーの代わりにカメラが設置され、モニターで確認するタイプもあります。

フロントドア

フロントドアは、運転席と助手席のドアです。一般的な乗用車は通常の開閉タイプですがフロントにもスライドドアを導入する車もあります。

フロントグリル

フロントグリルは、ボンネットの下部に取りつけられた網状や格子状のパーツです。以前まではエンジンルームが熱くなりすぎないよう空気を取り入れて冷却する目的で作られていましたが、近年は機能性よりデザイン面が重視されるようにもなってきていました。その車の表情や個性を左右する部分で、グリルの形状で車を特徴づけています。

フロントバンパー

フロントバンパーは、ボディの前に装着している衝撃を緩和するためのパーツです。衝突などの衝撃からボディや乗員を守る役割があります。表面はプラスチック製が多く、内側には金属製の骨組みがあります。

フェンダー

フェンダーはタイヤを覆う泥除けのことで、前方後方のタイヤ上部に設置されています。タイヤが巻き上げた泥や水、小石などが飛び散らないようにし、後続車や歩行者の危険を防げる役割があります。

サイドシル

サイドシルはドアの下(両脇)にある細長いパーツです。ドアを開けたときに下に見える部分で、車に乗り降りする際に足をかけて使用します。

シルは「土台」という意味もあり、車の強度を高めるための重要な役割を果たします。サイドシルを高く設計するほど車体の強度が上がるとされていますが、乗降性は悪くなります。

ホイール

ホイールは、タイヤの内側にはめ込む車輪です。ホイールは「車軸」につながっていて、はめ込まれたタイヤに動力を伝える役目を果たします。多くのホイールはスチールかアルミ合金製で、その車を特徴づけるこだわったデザインが施されているタイプもあります。

タイヤ

タイヤは、車体や乗員、荷物などの重さを支え、パワーを路面に伝えて車を動かす重要なパーツです。タイヤは車と路面が接する唯一の部位で、エンジンやブレーキの力を路面に伝えて車を発進・減速させます。また、走行中に路面の凸凹による衝撃を抑制する役割もあります。

タイヤは空気圧や溝の深さが適正でないと機能を充分に発揮できないので、定期的に状態を確認する必要があります。

部位の名称【リア部分(後方)の外装パーツ】

車における「リア」は、後方部分全体を指します。ここからは、車のリア部分(後方)から見える範囲の部位名称と役割について解説していきます。

リア部分(後方)の外装パーツ
部位の名称 説明
リアドア 後部座席にある左右のドア
バックドア 後方にある荷室のドア
バックドアガラス 車のバックドアに取りつけられているガラス
リアワイパー バックドアに取りつけられたワイパー
トランクリッド セダンタイプの車に取りつけられた開閉式トランクのフタ
リアバンパー 後方からの衝突など、衝撃を緩和するためのパーツ
フューエルリッド 後方にある給油口のカバー
バックランプ 夜間や悪天候で視界が悪いときに、車の存在を後続車に知らせるためのランプ
ウインカー 車の進行する方向などを後続車や周囲に伝えるためのパーツ
テールランプ 夜間や悪天候で視界が悪いときに車の存在を後続車に知らせるためのランプ
ブレーキランプ ブレーキペダルを踏んだときに点灯する赤色のランプ

リアドア

リアドアは、後部座席のドアです。ドアの開閉方式は車種によってさまざまですが、左右の片側にあるヒンジ(蝶番)を軸にして開く「ヒンジドア」、ボディと平行に開く「スライドドア」の2方式が主流です。

ヒンジドアは軽量で高剛性である点がメリットで、多くの車に採用されています。一方、ミニバンや軽自動車などに多く採用されているスライドドアは、ボディと平行にドアが開くため、狭い場所でも壁や隣の車に当たらず乗り降りできるのがメリットです。自動開閉のスライドドアな、ワンタッチで開閉してくれるので、荷物で手が塞がっていても操作できます。

バックドア

バックドアは、後方にある荷室のドアです。開き方は車種によってさまざまで、上に開く跳ね上げタイプや横開きタイプ、左右に開ける観音開きタイプなどがあります。

バックドアガラス

バックドアガラスは、荷室のドア(バックドア)に取りつけられているガラスです。走行中に後方のようすを確認するために欠かせないパーツです。

リアワイパー

リアワイパーは、バックドアに取りつけられたワイパーです。前方にあるワイパーと同様、バックドアガラスの雨や雪、汚れを拭き取り、後方の視界を確保する重要な部品です。

トランクリッド

トランクリッドは、セダンタイプの車に取りつけられた開閉式トランクのフタです。荷物を積むためのトランクスペースを覆っています。

リアバンパー

リアバンパーは、後方からの衝突などの衝撃を緩和するためのパーツです。素材もフロントバンパーと同じく表面はプラスチック製が多く、内側には金属製の骨組みがあります。

フューエルリッド

フューエルリッドは、後方にある給油口のカバーです。国産車の場合は、金属製で車体と同色をしているのが一般的です。運転席からの操作によって開く仕組みになっているものが多く、車内からロックを外すパーツを「フューエルリッドオープナー」といいます。

バックランプ

バックランプとは、ギアを「R(リバース)」に入れたときだけ点灯するランプで、リバースランプともいわれます。車がバックしていることをほかの車や歩行者などに知らせる役割を果たします。

ウインカー

ウインカーは方向指示器とも呼ばれ、車が進行する方向を後続車や周囲の歩行者などに伝えるためのパーツです。右左折するとき、車線変更するとき、転回するときなどに利用します。

テールランプ

テールランプは、夜間や悪天候で視界が悪いときに車の存在を後続車に知らせるためのランプです。ほとんどの車種でヘッドライトのONとOFFに連動していて、ヘッドライトをつければ自ずとテールランプも点灯します。なお、テールランプはブレーキランプと一体型になっているタイプも多いです。

ブレーキランプ

ブレーキランプは、ブレーキペダルを踏んだときに点灯する赤色のランプです。減速したことを後続車に知らせる役割をもちます。エンジンがかかっていない状態でも、ブレーキペダルを踏めば点灯します。

部位の名称【車内・内装パーツ】

続いて、社内・内装における部位名称と役割について解説していきます。

車内・内装パーツ
部位の名称 役割
ハンドル(ステアリングホイール) 左右に回転することで車の進行方向を調整するパーツ
イグニッションスイッチ エンジンや電装系のON・OFFの起動スイッチ
ターンシグナルスイッチ(ウインカー) ターンシグナル(ウインカー)を出すためのスイッチ
ワイパー・ウォッシャースイッチ ワイパーのON・OFFスイッチ、ワイパーのふき取りスピードを調整するスイッチ、ウォッシャー液の作動スイッチが取りつけられたパーツ
ホーンスイッチ ハンドル中央に設置された、ホーン(クラクション)を鳴らすためのスイッチ
フューエルリッドオープナー 給油口を開ける際に車内からロックを外すパーツ
ボンネットオープナー 車内からロックを外してボンネットを開ける際に使うパーツ
アクセルペダル アクセル(加速)を作動させるペダル
ブレーキペダル ブレーキ(減速)を作動させるペダル
フットパーキングブレーキ 足で踏むタイプのパーキングブレーキ
ルームミラー 車内のフロント中央部に取りつけられたミラー
ダッシュボード(インパネ) フロントガラスの下にある内装部品をひとくくりしたエリアの名称
メーターパネル 警告灯や表示灯を設置しているパネル
レジスター エアコンやヒーターから出る風の吹き出し口
センタークラスター ダッシュボードの中央部分にある、スイッチやメーターなどをひとまとめにしたパネル
グローブボックス 助手席の前にある収納スペース
シフトレバー ギヤをチェンジする際に使うレバー
シガーソケット ソケット形式の電気供給装置
センターコンソール 運転席と助手席の境にある装備一式

ハンドル(ステアリングホイール)

ハンドル(ステアリングホイール)は、左右に回転することで車の進行方向を調整するパーツです。ハンドル部分には、衝突の衝撃から運転者を守るための「エアバック」が搭載されています。

イグニッションスイッチ

イグニッションスイッチは、エンジンや電装系のON・OFFの起動スイッチです。近年は、ボタン1つでエンジンが始動するプッシュ式のスイッチが普及しています。セルモーターの回しすぎを防ぐ効果もあれば、非常にシンプルな操作が可能です。

ターンシグナルスイッチ(ウインカー)

ターンシグナルスイッチ(ウインカー)は、ターンシグナル(ウインカー)を出すためのスイッチです。ヘッドライトスイッチやハイビーム、ワイパーのON・OFFスイッチ、ふき取りスピードを調整するスイッチなどが同じレバーに取りつけられてることが多いです。

ワイパー・ウォッシャースイッチ

ワイパー・ウォッシャースイッチとは、ワイパーのON・OFFスイッチ、ワイパーのふき取りスピードを調整するスイッチ、ウォッシャー液の作動スイッチが取りつけられたパーツです。

レバーを上げ下げすることで、ワイパーの拭き取りスピードを調整できます。また、リヤワイパーがある車はリヤワイパーの作動スイッチも取りつけられています。

ホーンスイッチ

ホーンスイッチはホーン(クラクション)を鳴らすためのスイッチで、ハンドル(ステアリングホイール)の中央に取りつけられています。周りの歩行者や車に危険を知らせる役目であり、音が自動的に断続するタイプです。

フューエルリッドオープナー

フューエルリッドオープナーは、給油口を開ける際に車内からロックを外すパーツです。給油の際に運転席近くにあるオープナーレバーを操作すると、後方にある給油口のフタが開きます。

ボンネットオープナー

ボンネットオープナーは、車内からロックを外してボンネットを開ける際に使うパーツで、運転席の周囲にあります。オープナーを操作すると「ガチャ」とボンネットが浮き、ボンネット中央のレバーを引き上げながら持ち上げると、ボンネットを開けることができます。

アクセルペダル

アクセルペダルは、アクセル(加速)を作動させるペダルです。踏み込むことによって、エンジンの回転数を上げることができます。

ブレーキペダル

ブレーキペダルは、ブレーキ(減速)を作動させるペダルです。踏み込むことによってブレーキを利かせ、車を減速させることができます。

フットパーキングブレーキ

フットパーキングブレーキは、足で踏むタイプのパーキングブレーキです。フットパーキングブレーキを踏み込むことで、後輪をロックすることができます。

ルームミラー

ルームミラーは、車内のフロント中央部に取りつけられたミラーです。駐車するときや発進するときなど、後方の車や歩行者などを確認するために使用します。また、お子さんを乗せている場合などに、後部座席のようすを確認するためにも使用します。

ダッシュボード(インパネ)

ダッシュボード(インパネ)は、フロントガラスの下にある内装部品をひとくくりした名称です。メーターなどの計器類、エアコン、オーディオ、ナビゲーション、エアバッグなどが取りつけられています。構造上は、エンジンルームと乗車室内を区切る壁となっています。

​​なお、ダッシュボードの上には電子機器やプラスチック製品などのものを置かないようにしましょう。ものがあるとエアバッグがうまく作動しなかったり、ダッシュボードに置いた物が走行中に飛んで当たったりする可能性があります。

メーターパネル

メーターパネルとは、警告灯や表示灯を設置しているパネルのことです。走行中の状況が数字などが表示されたり、走行中に故障や異常があった際にはランプが光って警告したりします。

メーターパネルの内容

燃料残量警告灯:ガソリンの残量が少ないときに知らせる

エアバッグ警告灯:エアバッグ駆動回路に異常があるときに知らせる

シートベルト警告灯:シーベルトを装着していないときに点灯する

ドア警告灯:半ドアのときに点灯する

ブレーキ警告灯:パーキングブレーキがかかっている状態のときに赤色、ブレーキシステムの異常が感知されたら黄色、通常時は緑色に点灯する

ヘッドランプ表示灯:ヘッドライト点灯の有無やハイビームやロービームの状態を表示する

シフトレバー位置表示灯:現在のシフトの位置を表示する

スピードメーター:走行速度を表示する

オドメーター:車の総走行距離を表示する など

レジスター

レジスターは、エアコンやヒーターから出る風の吹き出し口です。フロントガラスに風が当たるようダッシュボードの上端に設置されています。ほかにも足元用、後部座席用、後部座席足元用などがあります。車内の温度を調整する役目を果たします。

センタークラスター

センタークラスターは、ダッシュボードの中央部分にある、スイッチやメーターなどをひとまとめにしたパネルのことです。エアコンのスイッチ類やナビゲーション、オーディオなどが取りつけられています。

グローブボックス

グローブボックスは、助手席の前にある収納スペースです。フタと一体になったものが多く、自動車検査証(車検証)や小物を収納するのに使うことが多いです。

シフトレバー

シフトレバーは、ギヤをチェンジする際に使うレバーです。「P(パーキング)」「R(リバース)」「N(ニュートラル)」「D(ドライブ)」「2(セカンド)」「L(ロー)」などと表示されていて、運転手がエンジンの出力を走行状況に合わせ変速できます。シフトレバーのつくりは、AT車やCVT車、MT車によって異なります。

シガーソケット

シガーソケットは、ソケット形式の電気供給装置です。以前は車内でたばこに火をつけるための部位だったのでシガーソケットと呼ばれていますが、現在は車内で利用する電気製品の電源として広く利用されています。専用のソケットを差し込むことで、スマートフォンの充電や空気清浄機など、さまざまな電気製品を使用できます。また、最近の車ではスマートフォンの充電エリアが別途設けられているケースもあります。

センターコンソール

センターコンソールは、運転席と助手席の境にある装備一式のことを指します。センターコンソールはサイドブレーキなどの運転に必要な操作部をはじめ、シガーソケット、カップホルダー、収納スペースも配置されています。

部位の名称【車の内部構造・エンジン周りのパーツ】

最後に、車の内部構造・エンジン周りにおける主要部位の名称と役割について解説していきます。

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スタッフ

車は目に見える部分だけでなく、内部にある数多くのパーツで構成されています。内部にある主要な部位を把握しておきましょう。

部位の名称 説明
エンジン 車のタイヤを回転させるための原動力となる部分
ラジエーター エンジンの熱を冷ますためのパーツ
トランスミッション エンジンが作り出した動力を車輪に伝える変速機
サスペンション 車軸を支え、車体と車輪をつないでいる足回りパーツの総称
ドライブシャフト エンジンで発生させた動力を車輪に伝達するシステムの一部
マフラー エンジンから車体の底面を通り、後部へと伸びている排気系パーツの総称

エンジン

エンジンは、車のタイヤを回転させるための原動力となる部分です。燃料と空気からなる混合気を燃焼・爆発させることで、動力を発生させています。

最も流通しているガソリンエンジン以外にも、ディーゼルエンジン、レシプロエンジンなどの種類があります。なお、電気自動車にはエンジンが搭載されていません。

ラジエーター

ラジエーターは、エンジンの熱を冷ますためのパーツです。エンジンは燃料と空気からなる混合気を燃焼させるため、熱が発生し温度が上昇します。温度が上昇し過ぎると、内部部品の故障につながってしまうため、ラジエーターがエンジンの温度が上昇し過ぎないにように調整しています。

トランスミッション

トランスミッションは、エンジンが作り出した動力を車輪に伝える変速機のことです。エンジンの回転数や回す力(トルク)を、坂道や平坦な道、雪道などの走行シーンに合わせて変化させています。おもに手動で変速するマニュアルミッションと、自動で変速するオートマチックトランスミッションの2種類があります。

サスペンション

サスペンションは、車体とタイヤをつないでいる足回りパーツの総称です。サスペンションがあることで、凸凹した路面の振動を吸収しながら走行したり、コーナーで車体を傾けてスムーズに走行できたりするようになります。安全で快適な走行のためには、サスペンションが欠かせません。

ドライブシャフト

ドライブシャフトは、エンジンで発生させた動力をタイヤに伝達するシステムの一部です。FF車のドライブシャフトは、サスペンションの動きに合わせて曲がる構造になっています。ドライブシャフトが壊れてしまうと動力がタイヤに全く伝わらなくなるため、走行できなくなります。

マフラー

マフラーは、排気系の部品の総称で、エンジンから車体の底面を通り、後部へと伸びている筒状のパーツです。エンジンの燃焼によって発生した排出ガスによる排気音を低減したり、排気ガスを抑制したりする役割があります。

よくある質問

Q
車の部位の名称を知っておくメリットはありますか?
A

車の部位の名称を知っておけば、万が一の故障で整備士に車の状態を伝えやすくなります。また、車を購入する際にカタログの内容を理解しやすくなり、車選びがより楽しくなるでしょう。

Q
車のフロントにはどのようなパーツがありますか?
A

車のフロントには、以下のようなパーツがあります。

  • ルーフ
  • フロントガラス
  • ワイパー
  • ボンネット
  • ヘッドライト
  • ピラー
  • ドアミラー
  • フロントドア
  • フロントグリル
  • フロントバンパー
  • フェンダー
  • サイドシル
  • ホイール
  • タイヤ

車のフロントにあるパーツの詳細は「部位の名称【フロント(前方)の外装パーツ】」をチェック。

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