
ユーザー車検とは、ドライバーが自ら運輸支局へ車を持ち込んで受ける車検のことです。
一般的な車検では、ディーラーや自動車販売店などに車を持ち込み、専門スタッフに一連の作業を依頼します。ユーザー車検は、車検費用を安くできる一方で、自ら点検をするため車の知識や整備技術、時間が必要です。
この記事では、ユーザー車検にかかる費用と一連の流れを紹介します。初めてのユーザー車検に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- ・ユーザー車検にかかる費用の計算方法
- ・ユーザー車検を受ける前に知っておきたいこと
- ・ユーザー車検の準備から当日までの流れ
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目次
ユーザー車検にかかる費用の目安と計算方法
ユーザー車検の費用には、法律で定められた「法定費用」と、車の状態によって必要となる「部品交換・整備費用」の2つがあります。

一般的な車検では業者に支払う「車検基本料」がかかりますが、ユーザー車検は業者を通さずに自分で車検を受けるため、車検基本料はかかりません。
そのため、ディーラーや整備工場で車検を受ける場合と比較して、費用を大きく抑えることが可能です。
▼車検費用の目安(車両重量1.5トンの普通自動車の場合)
| 車検を受ける場所・店舗 | 車検費用 |
| ユーザー車検 | 45,000〜58,000円 ※法定費用のみで計算 |
| ディーラー | 73,000〜169,000円 |
| 整備工場 | 66,000〜97,000円 |

これらの金額に、部品交換・整備費用が加わります。
ここからは、ユーザー車検の「法定費用」と「部品交換・整備費用」について、詳しく見ていきましょう。
法定費用
ユーザー車検の法定費用とは、「自賠責保険料」「自動車重量税」「検査手数料」のことです。これら3つの金額を合計すると、整備費用・部品交換費用を除く、ユーザー車検のおおよその金額がわかります。
法定費用は車種や重量、経過年数などにより異なりますが、ユーザー車検と一般的な車検で金額は変わりません。各費用の概要と金額の例を見てみましょう。
▼ 法定費用の内訳
| 概要 | 金額 | |
| 自賠責保険料 | ・すべての車に加入が義務付け られている強制保険の保険料 ・保険をかける期間によって金額が異なる |
【25か月の場合】 普通自動車:18,160円 軽自動車 :18,040円 ※保険をかける期間により異なる |
| 自動車重量税 | ・車の重量に課せられる国税 ・車両重量は車検証に記載 |
普通自動車:8,200〜75,600円 軽自動車:6,600〜8,800円 ※以下の表参照 |
| 検査手数料 (申請手数料) |
車検を受ける際に必要な印紙代 | 【継続検査の場合】 普通自動車:2,300円 軽自動車 :2,200円 ※OSS申請を除く |
※2025年11月現在
▼ 車両重量税
| 車両重量 | 新規登録から 13年未満 |
新規登録から 13年以上 |
新規登録から 18年以上 |
| 軽自動車 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
| 0.5トン以下 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
| ~1トン | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
| ~1.5トン | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
| ~2トン | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
| ~2.5トン | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
| ~3トン | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
※エコカー以外の場合

自動車重量税に該当するのは、車両総重量ではなく「車両重量」です!
部品交換・整備費用
部品交換・整備費用は、車検基準をクリアするために必要な整備や部品交換にかかる費用のことです。
ユーザー車検の場合、交換する部品があればそのぶんの費用はかかりますが、自ら検査をすれば作業工賃はかかりません。交換する部品がない場合は、法定費用のみで車検を受けられるため、そのぶん費用を安くできます。
ただし、車の整備には専門的な知識や技術が必要です。整備や修理を業者に依頼する場合は、その作業に対して別途費用がかかります。
ユーザー車検を受ける前に知っておきたいこと
ユーザー車検を受ける前に、以下のポイントを押さえておきましょう。
費用が抑えられるメリットがありますが、ユーザー車検の注意点を抑えてから選びましょう。
自分で整備・点検できる知識が必要
ユーザー車検を受ける前提として、車を整備、点検できる知識が必要です。運輸支局の検査コースを走行して不適合と判断された場合、再度整備をしなければなりません。
不適合になった場合、自ら整備をする、または施設内の整備工場で整備士に修理を依頼することになります。整備士に修理を依頼すると、別途費用がかかるため注意しましょう。
平日の日中のみ対応している
ユーザー車検を受けられる日時は平日の日中のみで、土日祝日や夜間は行われていません。そのため、仕事などのスケジュールを調整したうえで予約をとる必要があります。
ユーザー車検では、検査コースに入場する回数が1日3回までと決められています。3回目の検査でも不適合になった場合は、後日予約を取り直したうえで再度運輸支局へ行かなければなりません。

ユーザー車検は、時期や時間帯によって混雑する場合があるので、早めの予約がおすすめです。自動車技術総合機構のWebサイトでは「混雑具合」を確認できるので、こちらをチェックしてみてくださいね!
車検とは別に24か月(2年)点検を受ける
24か月(2年)点検とは、車にトラブルが起きないための点検や整備を指し、法定点検とも呼ばれています。24か月点検を整備工場などに依頼する場合には2万~5万円ほどの費用がかかります。
主な検査項目は以下のとおりです。
・ステアリング、ハンドルの効き具合、
オイル等の漏れの有無
・タイヤ、ホイールのナットやボルトの緩みの有無
・ブレーキ周辺の確認
・タイヤの状態、パッドの摩耗具合の確認
・エンジンオイルや燃料の漏れの有無
「24か月点検」と「車検」は似ていますが、以下のように目的が異なります。
| 24か月点検 | 車本来の走行性能を維持し、 故障や不具合がないかを確かめるため |
| 車検 | 車が保安基準を満たしているかを 確かめるため |
ユーザー車検で整備・点検する項目
ユーザー車検の整備、点検する主な項目は以下のとおりです。
・灯火器類の点灯状況、タイヤの摩耗、ナットの緩みはないか
・車の直進性は問題ないか
・スピードメータの誤差はないか
・ヘッドライトの明るさや向きは問題ないか
・ブレーキの効き具合は問題ないか
・排気ガスに含まれる一酸化炭素と炭化水素の濃度
・車の舵取りハンドルや足回りの緩み、排気管に穴が空いていないか
これらの項目を、検査官や画面・音声の指示に従ってチェックしていきます。
ユーザー車検の流れ
ユーザー車検の開始から終了までの流れは、以下のとおりです。
運輸局へ車を持ち込む前の準備も必要です。忘れ物がないよう準備を進めていきましょう。
整備・点検をして記録簿に記入
ユーザー車検を受ける前に、自分で車の整備と点検を行いましょう。整備と点検の項目は、メンテナンスノートの「点検整備記録簿」に記載します。ここで行う整備や点検が「24か月(2年)点検」です。
点検整備記録簿は、新車購入時にディーラーから受け取る「メンテナンスノート」に添付されています。
検査の予約
ユーザー車検は、2週間前から予約できます。予約システムは普通自動車と軽自動車で異なります。
【普通自動車の場合】
自動車技術相談機構 自動車検査インターネット予約システム
【軽自動車の場合】
軽自動車検査協会 軽自動車検査予約システム
初めてユーザー車検を受ける際は、アカウント登録が必要です。アカウント登録後、予約ページへログインして検査予約をしましょう。
検査申請書類を準備
ユーザー車検を受けるためには、以下の書類が必要です。
・自動車検査証(車検証)
・定期点検整備記録簿
・自賠責保険証明書(新・旧どちらも必要)
・自動車税納税証明書
車検を受けるための法定費用も忘れずに準備しておきましょう。
検査の受付
検査当日は、まず運輸局へ行き窓口に必要な書類や費用を提出し、予約確認を行います。
初めてユーザー車検を受ける方は、検査コースに入場する前に見学することも可能です。不明な点があれば、検査員に確認しておくと安心です。
検査の実施
検査は、検査員の指示に従いコースを走行します。
窓口で手続きを済ませたら、車検を受けるためのコースに入る指示を待ちましょう。コースに入ったら、機械や検査員の指示で検査が進んでいきます。
最後に合否判定が行われ、適合となれば書類を受け取り、窓口で手続きを済ませて終了です。不適合だった場合は、運輸局内で整備を行い再度コースへ入り検査を受けます。

ユーザー車検流れや必要書類、事前準備については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
車検費用をかける前に売却という選択肢も検討してみよう
ユーザー車検は費用を抑えられる一方で、整備や点検の知識と時間が必要です。 もし「車を長く乗る予定がない」「次の車への乗り換えを考えている」場合は、車検費用をかける前に売却を検討してみましょう。
車検を通すと自賠責保険や重量税、整備費用など数万円単位の出費が発生しますが、車検の有無で査定額が大きく変わることはありません。 そのため、車検前のタイミングで売ることで、余計な出費を抑えることができます。
カーセブンでは、契約金の半額を当日中に前払いでき、新しい車の購入資金に充てることも可能です。

査定は無料なので、「売却を悩んでいるけど、車の価値を確認してみたい」という場合でもお気軽にご利用ください。
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できるだけ高く査定してもらうなら、買取を選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です!査定金額に納得し、買取契約に至る場合は、当日内に一部の契約金が前払いにも対応しています。 \簡単30秒/ |
よくある質問
普通自動車のユーザー車検の費用は、車両重量や初度登録年数、申請方法などによって異なります。たとえば、車両重量1.5トンの場合の法定費用が45,000〜58,000円です。これらに加えて、整備の際に部品交換が必要になった場合は、その費用がかかります。
軽自動車のユーザー車検の費用は、初度登録年数、申請方法などによって異なりますが、26,000〜28,000円程度とされています。さらに、整備で部品交換が必要になった場合は、その費用がかかります。
ヘッドライトの向きや光量は2024年8月から新基準が導入され、車検に通らないケースが増えています。そのほか、ブレーキ性能やタイヤの摩擦、ワイパーの不具合なども落ちやすい項目です。
車両重量や初度登録からの年数などによって異なりますが、たとえば車両重量1.5トンの普通自動車の場合、ユーザー車検は一般的な車検より3万〜5万円ほど安くなるとされています。
ユーザー車検では、業者に依頼する際に必要な「車検基本料」や「代行手数料」がかからないため、その分の費用を節約できます。車種や依頼先によっては、10万円近い差が出るケースもあるでしょう。
ユーザー車検は、一般的な車検と比べて費用を抑えられますが、必要書類の準備から手続き、検査まですべて自分で行う必要があります。 平日の日中に時間を確保しなければならず、不合格になった場合は再検査(再受検)になるため、時間と手間がかかる点がデメリットです。
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