近年、白ナンバーをつけた軽自動車を見かけることが増えました。実は、軽自動車でも手続きをすれば白ナンバーをつけることが可能です。
軽自動車に白ナンバーをつけることで、特別感を得られたり、車体の色とのバランスがよくなったりするメリットがあります。選べる図柄や手続きの方法、費用などについて、この記事で確認していきましょう。
この記事でわかること
- ・交付受付中の図柄入りナンバープレートの種類
- ・軽自動車を白ナンバー(図柄入り)にする方法
- ・軽自動車を白ナンバー(図柄入り)にするメリット・デメリット
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目次
軽自動車でも白ナンバーをつけられる!
軽自動車には通常、黄色のナンバープレートがつけられますが、特別仕様の図柄入りナンバープレートを申請すれば、白地のナンバープレートをつけることが可能です。
図柄入りナンバープレートは、「走る広告塔」として大会を盛り上げたり、地域を活性化したりすることを目的に、2017年から導入されました。
図柄入りナンバープレートは、大会や地域ごとに複数の種類があります。
軽自動車の白ナンバー(図柄入り)には黄色の枠がつく
すでに交付が終了した「ラグビーワールドカップ」や「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」の特別仕様ナンバープレートでは、普通車と軽自動車の違いはなく、白地にワンポイントのみのシンプルなデザインでした。
この無地の白いナンバーは軽自動車でも選べるようになったため、軽自動車ユーザーから多くの申し込みがあり、街でよく見かけるようになりました。
しかし、2018年10月以降(地方版)に交付が開始された図柄入りナンバープレートからは、軽自動車には黄色の枠線がつくようになっています。
普通車 | 軽自動車 |
黄色の枠がつくため、白地であってもパッと見て軽自動車とわかります。
以前のような図柄なしの白ナンバーではないものの、白地のナンバープレートは軽自動車ユーザーからの人気が継続しているようです。
白ナンバー(図柄入り)にできない軽自動車もある
図柄入りナンバープレートはすべての軽自動車につけられるわけではなく、以下の場合には図柄入りナンバープレートをつけることができません。
・事業用軽自動車
・字光式ナンバー
・レンタカー
・駐留軍(かな文字部分がローマ字AまたはB)および小板ナンバー
これらに加えて、盗難や紛失でナンバープレートがない場合も、図柄入りナンバープレートの申し込みはできないので注意しましょう。
【2024年】軽自動車がつけられる白ナンバー(図柄入り)の種類
交付申し込みが可能な図柄入りナンバープレートは次の3つです。
※2024年6月時点
3種類共通の特徴として、交付手数料に加えて1,000円以上の寄付をするとフルカラー版が選択でき、寄付をしない場合はモノトーンの図柄になります。
モノトーンの図柄は、寄付をした場合でも選択できます。
大阪・関西万博特別仕様ナンバープレート
大阪・関西万博特別仕様ナンバープレートは、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)を記念したナンバープレートです。大阪に住んでいる方のみならず、全国どこに住んでいても交付可能です。
寄付金は、大阪・関西万博の開催に関連した交通サービスの充実などに使用されます。
画像引用:国土交通省
交付期間 | 2022年10月24日~2025年12月26日 |
交付手数料 | 7,920〜10,010円(地域によって異なる) |
ほかの図柄入りナンバープレートよりも交付期間が短いため、気になる方は早めに申し込みを検討しましょう。
全国版図柄入りナンバープレート
画像引用:国土交通省
全国版図柄入りナンバープレートは、「日本を元気に!」「立ち上がれ!美しい日本」をテーマにデザインされた花柄のナンバープレートです。全国47都道府県の花をモチーフにすることで、「日本全体で立ち上がろう」という思いが込められています。
寄付金は、交通事故の減少やあらゆる人の移動の円滑化、観光振興など、安全・安心で楽しいお出かけを通じて日本を元気にする取り組みに活用されます。
どの地域でも同じデザインですが、地域名は自動車の使用の本拠の位置を示すものになります。
交付期間 | 2022年4月18日~2027年4月30日 |
交付手数料 | 7,720〜10,010円(地域によって異なる) |
地方版図柄入りナンバープレート
画像引用:軽自動車検査協会
地方版図柄入りナンバープレートは、「走る広告塔」として地域の風景や観光資源を図柄にし、地域の魅力を全国に発信することを目的としています。地域ごとに図柄が異なり、車検証を登録している地域の図柄が取得可能です。
寄付金は、地域の交通改善や観光振興などに活用されます。
交付期間 | 【第1弾】2018年10月1日~ 【第2弾】2020年5月11日~ |
交付手数料 | 7,410〜10,010円(地域によって異なる) |
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軽自動車を白ナンバー(図柄入り)に変更する方法
軽自動車を白ナンバーに変更する場合の申込方法は、次の3つがあります。
ナンバープレートの番号を変更する場合と、番号は変えずに新しい図柄に変更する場合では、手続きの流れが異なります。
希望する番号が抽選対象番号の場合、抽選に必要な期間があるため、通常よりも交付に時間がかかることを覚えておきましょう。
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WEBで申し込む場合
WEBからの申し込みであれば、自宅などでいつでも申し込みが可能です。
「申込・各種変更」を選択する
ナンバープレートを持って
軽自動車検査協会で手続きを行う
現在のナンバープレートを返還すると、
図柄入りナンバープレートが交付される
WEBで申し込む場合、交付手数料や寄付金の納付は、ペイジー(ATM振込/インターネット振込)または銀行振込、郵便振替、現金書留で行えます。
軽自動車検査協会の窓口で申し込む場合
軽自動車検査協会の関係団体窓口での手続きを行う方法です。窓口で申し込む場合は、申し込みと受け取りで、少なくとも2回窓口へ行く必要があります。
再交付・交換申請書を用意する
交付手数料や寄付金の納付を行う
現在のナンバープレートを返還すると、
図柄入りナンバープレートが交付される
再交付・交換申請書は軽自動車検証協会の窓口で取得できます。
図柄入りナンバープレートの場合、申し込みから交付までに10営業日程度かかります。窓口での受け取りは、交換引換証に記載されている有効期限内に行いましょう。
ディーラー・整備工場に委託する場合
ナンバープレートの変更はディーラーや整備工場に委託することも可能です。ただし、ナンバープレートの代金のほか、代行費用が必要となり1万〜2万円かかるといわれています。
時間がない場合は有効な方法ですが、自分で変更すれば代行費用はかからないので、状況に応じて使い分けることがおすすめです。
委託する場合は、ディーラーや整備工場に直接相談してみましょう。
軽自動車を白ナンバー(図柄入り)に変更する際の必要書類
軽自動車のナンバープレート変更に必要な書類は以下のとおりです。
・自動車検査証(車検証)
・変更前のナンバープレート
・希望番号の予約済証(番号を変更する場合)
・自動車検査証変更記録申請書
自動車検査証変更記録申請書は軽自動車検査協会の窓口もしくはWEBサイトからダウンロード可能です。
普通車の場合は後部ナンバーの封印取りつけ作業があるため、車両ごと運輸支局に行く必要がありますが、軽自動車はナンバープレートの封印がないため、ナンバープレートを外して持って行くことになります。
また、ディーラーや整備工場に委託する場合は、委任状など追加の書類が必要となる場合があるので、委託先の店舗や業者で確認してみましょう。
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軽自動車に白ナンバー(図柄入り)をつける料金はいくら?
図柄入りナンバープレートは、交付手数料は通常よりも高めの傾向です。交付手数料は希望するナンバープレートを受け取るために支払うもので、取りつけは自分で行います。
大阪・関西万博ナンバープレート
7, 920〜10,010円
全国版図柄入りナンバープレート
7,720〜10,010円
地方版図柄入りナンバープレート
7,410〜10,010円
具体的な料金は自治体によって異なるので、国土交通省のWEBサイトにある以下のページで確認してみましょう。
また、フルカラー版を選択する場合は交付手数料の加えて1,000円以上の寄付が必要です。寄付金は1,000円以上、100円単位で決められます。
ナンバー変更をディーラーや整備工場に依頼する場合は、さらに1万〜2万円程度の代行費用がかかります。
軽自動車の白ナンバー(図柄入り)変更にかかる日数
図柄入りナンバープレートは、通常のナンバープレートと異なり注文製作となるため、申し込みからナンバープレートの交付までに通常10営業日程度かかります。土日、祝日や年末年始などの休日を挟むとさらに日数がかかるので、余裕を持って手続きを行いましょう。
また、ナンバープレートの番号を抽選対象番号に変更する場合、抽選結果を待つ時間もあるため、通常よりも交付に時間がかかります。抽選は毎週月曜日に行われ、抽選結果はメールで届きますが、抽選に落ちた場合は再度申し込みが必要です。
ナンバープレートの受け取りは、図柄入りナンバープレート申請後にもらえる交換引換証に記載の有効期限内に行いましょう。
軽自動車の白ナンバー(図柄入り)の交付はいつまで?
図柄入りナンバープレートの交付期間は種類によっては異なります。
大阪・関西万博ナンバープレート
2025年12月26日まで
全国版図柄入りナンバープレート
2027年4月30日まで
地域版図柄入ナンバープレート
期限なし
交付期間が終了すると、その図柄入りナンバープレートの交付申し込みはできなくなります。そのため、たとえば図柄入りナンバープレート発行後にナンバー変更が必要となった際、すでに交付期間が終了している場合は、同じ図柄のナンバープレートをつけることはできません。
なお、ナンバー変更などにより使用しなくなった図柄入りナンバープレートは、不正使用防止のための穴を開けたうえで、記念に残しておくことが可能です。
軽自動車を白ナンバー(図柄入り)にするメリット
軽自動車を白ナンバー(図柄入り)にするメリットは次のとおりです。
・白地なので車のカラーに合わせやすい
・複数のデザインから好みのものを選べる
・期間限定や地域限定ならではの特別感を得られる
・寄付金を支払うことで地域に貢献できる
・使用後も記念になる
軽自動車は通常、黄色ナンバーなので、車体の色によっては白のほうがバランスがいいと感じることもあるでしょう。複数のデザインから選べるので、好みのものがあるなら取り入れてみるのがおすすめです。
地域版図柄入りナンバーなら、地元ならではのデザインのナンバープレートをつけられるうえ、寄付金を支払うことで地域に貢献できる点も魅力です。
軽自動車を白ナンバー(図柄入り)にするデメリット
軽自動車を白ナンバー(図柄入り)に変える前に、デメリットも確認しておきましょう。
・通常のナンバープレートより費用や時間がかかる
・地域によって取得できないナンバープレートがある
・字光式ナンバープレートは選べない
図柄入りナンバープレートは注文製作となるため、通常のナンバープレートよりも費用や時間がかかります。フルカラーの図柄入りプレートにするには寄付金も必要となるので、ナンバープレートにこだわりがなく、イベントや地域を応援したい場合でなければ、デメリットに感じるかもしれません。
字光式ナンバーを希望する場合、そもそも図柄入りナンバープレートに対応していないので注意しましょう。
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カーセブンの軽自動車の査定実績
カーセブンでは、軽自動車でも以下のような高額買取の実績があります。
▼ ダイハツ タント
年式:2022年
走行距離:4万km
査定額:150万円
▼ ホンダ N-BOX カスタム
年式:2020年
走行距離:5.3万km
査定額:100万円
▼ スズキ スペーシア
年式:2018年
走行距離:7万km
査定額:95万円
そのほかの買取実績についても、当社サイトで紹介しています。
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よくある質問
軽自動車が黄色ナンバーの理由は次の2つがあります。
- 高速道路の料金所で軽自動車を識別し、適切な料金を収受するため
- スピード違反を適切に取り締まるため(最高速度が普通車と軽自動車で異なるため)
軽自動車には通常黄色ナンバーがつけられますが、特別仕様の図柄入りナンバープレートを申請すれば、白地のナンバープレートをつけることも可能です。
軽自動車を黄色ナンバーから白ナンバー(図柄入り)に変えても、普通自動車扱いにはならないため、税金は変わりません。
また、2018年10月(地方版)以降に交付が開始された図柄入りナンバープレートからは、軽自動車には黄色の枠線がついたデザインになっているため、白地でも普通車と軽自動車の区別がつきます。
白ナンバー(図柄入り)は通常のナンバープレートよりも時間や費用がかかるため、人によってはデメリットに感じるでしょう。また、字光式ナンバーの場合は、白ナンバー(図柄入り)の交付申し込みはできません。
高速道路料金は車両の区分(軽自動車、普通車、大型車など)に基づいて決定されます。軽自動車を白ナンバー(図柄入り)に変えても、普通車扱いになるわけではないため、高速道路料金は変わりません。
大阪・関西万博ナンバープレートは2025年12月26日まで、全国版図柄入りナンバープレートは2027年4月30日までが申込期限となっています。一度取得すれば、ナンバー変更の必要がない限り使い続けることは可能です。
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