2023年現在発売されているトヨタの軽自動車は、ピクシスシリーズの4車種とコペン GR SPORTです。
「ピクシス」とは、トヨタの子会社であるダイハツが製造・販売する軽自動車を、トヨタ向けに販売するモデルです。見た目や性能はほとんどダイハツのモデルと同じですが、トヨタのエンブレムがついている点などが異なります。
この記事では、トヨタから発売する「ピクシスシリーズ」と元のモデルになったダイハツの車、比較される車種を紹介します。
この記事でわかること
- ピクシスシリーズ6車種の特徴
- トヨタで軽自動車を購入するメリット
- トヨタが自社で軽自動車を製造しない理由
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター／ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
トヨタの軽自動車「ピクシス」とは
ピクシスとは、トヨタがダイハツからOEM供給を受けて製造する軽自動車です。
ダイハツはトヨタの子会社であり、自社で軽自動車の製造、販売をしています。
OEM車とは
OEMとは「Original Equipment Manufacturing」の略であり、他社ブランドの製品を自社で製造することです。ピクシスシリーズでいうと、ダイハツが製造・販売する軽自動車を、トヨタが自社で「ピクシス」として販売することがOEMとなります。
ピクシスシリーズは、生産終了モデルを含め6車種あります。
■ピクシスシリーズ一覧とOEM元の車種
| 車種名 | OEM元の車種名 （ダイハツで販売されているモデル） |
 ピクシス エポック |  ミラ イース |
 ピクシス ジョイ |  キャスト スタイル |
 ピクシス トラック |  ハイゼット トラック |
 ピクシス バン |  ハイゼット カーゴ |
 ピクシス メガ（生産終了） |  ウェイク （生産終了） |
 ピクシス スペース （生産終了） |  ムーヴ コンテ （生産終了） |
OEM車はピクシスシリーズ以外にも存在します。ダイハツ「ロッキー」はトヨタでは「ライズ」として、スズキ「ハスラー」はマツダでは「フレア クロスオーバー」として販売しています。
ピクシスシリーズはトヨタのディーラーで購入できる
ピクシスシリーズは、現在発売されているモデルであれば、一部の店舗を除きトヨタのディーラーで購入可能です。店舗によっては展示車がない場合もあるので、試乗を希望する方は事前に店舗に確認しておくとよいでしょう。
中古車販売店でも、在庫がある店舗では展示されており、なかには試乗できる車種もあります。
トヨタの軽自動車「ピクシスシリーズ」4車種
ここでは、2023年2月現在発売されている4車種を紹介します。
| 車種名 | 新車価格 |
| ピクシス エポック | 860,200～ 1,364,000円 |
| ピクシス ジョイ | 1,314,500～ 1,738,000円 |
| ピクシス トラック | 1,023,000～ 1,287,000円 |
| ピクシス バン | 1,122,000～ 1,452,000円 |
画像引用元：トヨタ ピクシス エポック | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト／トヨタ ピクシス ジョイ | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト／トヨタ ピクシス トラック | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト／トヨタ ピクシス バン | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト
ピクシス エポック
ピクシス エポックは、「ミラ イース」のOEM車です。ピクシス エポックは高さ1.5mと背が低めの車であることから、高さ制限のある駐車場に駐めたいときなどに便利です。
2WDモデルの燃費は、WLTCモードで25.0km/Lと軽自動車のなかでは数値がよく、燃料代の節約につながります。エントリーモデルは86万円台から発売されており、「新車が欲しいけどできるだけ安く購入したい」という方にうれしい価格設定で、コストを抑えたい方におすすめです。
■ピクシス エポックの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,500～1,510mm |
| 室内寸法 | 長さ：1,935～2,025mm 幅 ：1,345mm 高さ：1,240mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：25.0km/L 4WD：23.2km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 60万～100万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス エポックと比較される車種
画像引用元：アルト 価格・グレード｜スズキ
スズキ アルトは、ピクシス エポックと同じように全高1.52mと背が低いボディが特徴の軽自動車です。
アルトは「マイルドハイブリッドシステム」を搭載していることから、燃費は25.7～27.7km/L（WLTCモード）と性能の高さがメリットです。
高さや燃費性能はピクシス エポックと共通ですが、ボディの形状に違いがあります。見た目の好みから選択するのもよいでしょう。
■アルトの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,525mm |
| 室内寸法 | 長さ：1,960～2,015mm 幅 ：1,280mm 高さ：1,260mm |
| 燃費（WLTCモード） | マイルドハイブリッド：25.7～27.7km/L ガソリン：23.5～25.2km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 80万～130万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス ジョイ
ピクシス ジョイは、「キャスト スタイル」のOEM車です。レトロな見た目が特徴的で、かわいい軽自動車が欲しい方に向いています。
ピクシス ジョイは、バンパーの下やドアの下にあるメッキモールが特徴的で、派手すぎないおしゃれな印象です。
ボディカラーは、定番のホワイトやブラックのほか、大人っぽい上品なグリーンやレッド、ブラウンがあります。内装は標準装備がグレー、オプションでブラウンが選択でき、上位グレード「プライムコレクション」では、ブラウンが標準装備です。
外観も内装もおしゃれにこだわりたい方は、ピクシス ジョイがおすすめです。
■ピクシス ジョイの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,600mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,005mm 幅 ：1,320mm 高さ：1,245mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：20.1～21.0km/L 4WD：18.5～19.3km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 80万～130万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス ジョイと比較される車種
画像引用元：ラパン 価格・グレード｜スズキ
スズキ アルトラパンは、ピクシス ジョイ同様にレトロなデザインの軽自動車です。アルトラパンのほうがガーリーな印象になっており、内装も女性好みに仕上がっています。
ボディカラーは淡いピンクやブルー、カーキ、ベージュといった淡色が多い点は、ピクシス ジョイとの違いといえます。ピクシス ジョイのほうが、年齢や性別を問わないデザインです。
アルトラパンは、見た目のかわいらしさを重視した車が欲しい方におすすめです。
■アルト ラパンの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,525mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,020mm 幅 ：1,295mm 高さ：1,240mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：24.6km/L 4WD：26.2km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 50万～150万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス トラック
ピクシス トラックは、「ハイゼット トラック」のOEM車です。
2人乗りの軽トラであり、おもに農業や商店での配達、建築関係など業務に使用する車です。シートは一般的な車と比較してシンプルな構造であり、これは軽トラの共通点です。
ピクシス トラックには、荷物を雨風から避けるための幌やバックブザーといった、業務で使用する際に便利なオプションがあります。オプションやアクセサリーを使用して、アウトドアに使用できるなど、アイテム次第で幅広い用途があるのは軽トラならではです。
軽トラを選択する際は、積載性能や荷台の寸法をチェックしてみましょう。
■ピクシス トラックの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,780mm |
| 荷台寸法 | 長さ：1,940mm 幅 ：1,410mm 高さ：285mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：19.0～21.0km/L 4WD：18.5～20.9km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 60万～100万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス トラックと比較される車種
 スズキ キャリイ |  ミニキャブ トラック |
画像引用元：キャリイ スーパーキャリイ 価格・グレード ｜ スズキ／グレード / 価格 | ミニキャブ トラック | 商用車 | カーラインアップ | MITSUBISHI MOTORS JAPAN
スズキ キャリイと三菱 ミニキャブ トラックは、ピクシス ジョイ同様軽トラであり、ともに農業に向いた機能がついていたり、オプションでつけられたりすることが特徴です。
荷台の寸法は3車種ほぼ共通であり、積載性能に大きな違いはありません。
画像引用元：キャリイ スーパーキャリイ 積載性能｜スズキ
室内の荷物スペースが少しでも広いほうがいい、脚立など長尺の荷物を載せる方であれば、スズキ「スーパーキャリィ」がおすすめです。
シートの後ろにシートバックスペースがあり、ちょっとした荷物を載せられる点が、ピクシス ジョイやミニキャブ トラックとの違いとなります。
ハイゼット トラックの「ジャンボ」には、シートバックスペースがあります！OEM先であるピクシス トラックには、シートバックスペースのあるモデルがない点も違いです。
■キャリイの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,765mm |
| 荷台寸法 | 長さ：1,940mm 幅 ：1,405～1,410mm 高さ：290～295mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：15.7～18.2km/L 4WD：15.7～18.2km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 40万～120万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
■ミニキャブ トラックの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,765mm |
| 荷台寸法 | 長さ：1,940mm 幅 ：1,405～1,410mm 高さ：290～295mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：15.7～18.2km/L 4WD：15.7～18.2km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 80万～120万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス バン
ピクシス バンは、「ハイゼット カーゴ」のOEM車の軽バン、商用車です。配達や建築関係といった業務用がメインですが、アウトドアやバイクや自転車を載せて運ぶトランスポーターとしても人気です。
2人乗りと4人乗りから選択できますが、荷室をメインに使用するのであればスペースを確保するために、2人乗りの後部座席がないタイプを選択しましょう。2列目シートは簡易的なもので、乗り心地はあまり考慮されていません。
商用車であり一般的な軽自動車と比較してシンプルですが、誤発進抑制機能などの予防安全装備が搭載するグレードもあります。先進安全装備の機能は、グレードによって異なります。
■ピクシス バンの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,890mm |
| 荷室寸法 | 長さ：1,005～1,915mm 幅 ：1,265～1,410mm 高さ：1,225～1,250mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：14.7～15.6km/L 4WD：14.7～15.6km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 90万～130万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス バンと比較される車種
 スズキ エブリイ |  ホンダ N-VAN |
画像引用元：エブリイ カラー・価格｜スズキ／タイプ一覧｜タイプ・価格・装備｜N-VAN｜Honda公式サイト
スズキ エブリイ、ホンダ N-VANは、ピクシス バン同様に軽バンの商用車です。
N-VANはほかの2車種と比較して荷室長が短いですが、荷室高は3車種のなかで最も高い特徴があります。外観のデザインはそれぞれ個性があり、見た目の好みから選ぶのもよいでしょう。
ホワイトやブラックといったシンプルなカラーが定番の軽バンですが、N-VANはレッド、ブルー、イエローといったポップなカラーから選択できます。
■エブリイの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,895mm |
| 荷室寸法 | 長さ：930～1,820mm 幅 ：1,280～1,385mm 高さ：1,240mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：14.6～17.2km/L 4WD：14.6～16.9km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 50万～150万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
■N-VANの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,945～1,960mm |
| 荷室寸法 | 長さ：785～1,510mm 幅 ：1,235～1,390mm 高さ：1,365mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：18.8～19.8km/L 4WD：17.0～18.0km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 80万～130万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
生産終了したピクシスシリーズ
ここでは、生産終了した2車種を紹介します。
画像引用元：PIXIS_MEGA（TOYOTA）の車両情報 | トヨタ認定中古車 | トヨタ自動車WEBサイト／PIXIS_SPACE（TOYOTA）の車両情報 | トヨタ認定中古車 | トヨタ自動車WEBサイト
ピクシス メガ
ピクシス メガは、「ウェイク」のOEM車で、2022年8月に販売終了しました。
広々とした室内空間が魅力で室内の高さは1.45mと高く、乗り降りしやすいことや圧迫感の少なさがメリットです。大人が4人乗ってもゆったりとした空間であることから、ファミリーカーやセカンドカーとしても活躍します。
アイポイント（ドライバーの目の高さ）が高いぶん視界は広く、運転しやすいことも特徴です。
家族でドライブを楽しみたい方や、子どもの送迎や買い物で使用する機会が多く、利便性の高い軽自動車が欲しい方におすすめです。
■ピクシス メガの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,835mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,215mm 幅 ：1,345mm 高さ：1,455mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：17.4km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 90万～150万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス メガと比較される車種
 ホンダ N-BOX |  スズキ スペーシア |
画像引用元：タイプ一覧｜タイプ・価格・装備｜N-BOX｜Honda公式サイト／スペーシア 価格・グレード｜スズキ
ホンダ N-BOX、スズキ スペーシアは、ピクシス メガ同様にハイトワゴンに分類される軽自動車です。ピクシス メガは、高さ1.83mと2車種と比較して大きい点が違いで、そのぶん少し室内の高さも高くなっています。
N-BOXは、2022年国内販売台数No.1を獲得しており、特に人気が高い軽自動車です。
ほかにもハイトワゴンに分類される軽自動車があり、ダイハツ「タント」、日産「ルークス」など各メーカーが販売しており、ピクシス メガ以外にも似た車種があります。
見た目が似ている車種もありますが、内装や機能は各メーカーで個性があります。気になる車種は実際に見たり試乗したりして、自分にとってベストな車を見つけてみてください。
■N-BOXの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,790～1,815mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,060～2,240mm 幅 ：1,350mm 高さ：1,400mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：20.2～21.2km/L 4WD：19.0～19.8km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 90万～170万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
■スペーシアの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,785mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,155mm 幅 ：1,345mm 高さ：1,410mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：21.2～22.2km/L 4WD：20.2km/L ※いずれもマイルドハイブリッドシステム |
| 中古車価格相場 ※ | 90万～190万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
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ピクシス スペース
ピクシス スペースは、「ムーヴ コンテ」のOEM車で、2017年1月に販売終了しています。2011年9月に発売されたピクシス スペースは、トヨタ初の軽自動車として注目を集めました。
ムーヴ コンテとは、ダイハツの軽ワゴン「ムーヴ」の派生モデルです。角張ったボディが特徴的で、通常のグレードはシンプル、カスタムはスタイリッシュなデザインとなっています。
「カスタム」のグレードには、メッキのフロントグリルやエアロバンパーが装備されており、スタイリッシュな印象です。
販売終了から数年経過しているため、中古車から探すことになります。
■ピクシス スペースの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,655mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,000mm 幅 ：1,335mm 高さ：1,350mm |
| 燃費（JC08モード） | 2WD：24.0～27.6km/L 4WD：23.0～25.0km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 30万～80万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
ピクシス スペースと比較される車種
 スズキ ワゴンR |  ダイハツ ムーヴ |
画像引用元：ワゴンR 価格・グレード｜スズキ／【公式】ムーヴのグレードと新車価格｜ダイハツ
スズキ ワゴンR、ダイハツ ムーヴは、軽ワゴン車で2023年も発売されています。
ピクシス スペースが販売されていた期間は6年弱と短く、中古車市場に出回っている数は比較的少ないです。似た車種でもよいという方であればワゴンRやムーヴから探すほうが選択肢は多いでしょう。
■ワゴンRの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,650mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,450mm 幅 ：1,355mm 高さ：1,260mm |
| 燃費（WLTCモード） | マイルドハイブリッド：20.9～25.2km/L ガソリン：23.0～24.8km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 60万～120万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
■ムーヴの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,630mm |
| 室内寸法 | 長さ：2,080mm 幅 ：1,320mm 高さ：1,280mm |
| 燃費（WLTCモード） | 2WD：19.4～20.7km/L 4WD：18.8～20.0km/L |
| 中古車価格相場 ※ | 40万～140万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
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ピクシスシリーズを購入するメリット
ピクシス シリーズを購入するメリットは、トヨタのディーラーで整備を受けられることです。
トヨタのディーラーは日本でも数多く各地にあり、自宅の近くで購入できることに加え、出先で不具合が発生した際も近くのディーラーを見つけやすくなります。
メンテナンスは、必ず車を購入した店舗で行わなければならない、ということはありません！お世話になっているスタッフに依頼するのが安心ですが、ドライブ中に気になる点があれば、現在地から近いトヨタディーラーへ寄って見てもらうこともできます。
中古車であれば、OEM元であるダイハツの車よりも少し安く購入できる可能性もあります。一部のモデルを除き、OEM車は注目度が低いため、中古車販売価格が比較的安くなる傾向にあるのです。
ピクシス以外にもある！トヨタの軽自動車
トヨタの軽自動車は、ピクシスシリーズ以外にも2種類の車があります。
コペン GR SPORT
コペン GR SPORTは、ダイハツが製造している軽自動車のオープンカーで、同じ「コペン」の名称で販売されています。コペンはOEM車ではなく、トヨタのスポーツカーブランド「GR」仕様にしたモデルです。
コペン GR SPORTは、長時間運転しても疲れにくい「レカロ」のシートや、専用チューニングされたショックアブソーバーが標準装備されているなど、コペンによりスポーティーな性能を与えたモデルとなります。
■コペン GR SPORTの情報
| 寸法 | 全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,280mm |
| 室内寸法 | 長さ：910mm 幅 ：1,250mm 高さ：1,040mm |
| 燃費（WLTCモード） | 18.6～19.2km/L |
| 新車価格 | 2,382,200円〜2,437,200円 |
| 中古車価格相場 ※ | 200万～250万円 |
※中古車販売店の相場価格（グレードや年式が異なる車を含む）
C+pod
画像引用元：トヨタ C+pod | トヨタ自動車WEBサイト
C+pod（シーポッド）は、超小型BEV（Battery Electric Vehicle）に分類される電気自動車です。ガソリンを使用せず100％電気で走る車であり、ピクシスシリーズなどの軽自動車とは異なります。コンパクトではありますが、大人が2人乗れるスペースがあります。
C+podは国土交通省が定める区分によると、軽自動車のなかの「超小型モビリティ（型式指定車）」です。特有のルールとして、最高時速60km以下でしか走行できず、高速道路を利用できないことが定められています。
以前は法人や自治体のユーザーのみを対象に販売していましたが、2023年現在では個人でも購入（リース）できます。
トヨタが軽自動車を自社製造しない理由
トヨタが自社で軽自動車を製造しない理由として、2つのことが考えられます。
理由1.軽自動車は利益率が低く扱っていなかった
普通車と比較して軽自動車の利益率が低く、製造や販売をしていなかったことが考えられます。
現在では、軽自動車をトヨタブランドの入口として扱っており、トヨタのユーザー獲得を目的にOEM車を取り扱っていることもひとつの理由といえるでしょう。
理由2.ダイハツが子会社化により軽自動車を製造するメリットがなくなった
2010年9月にトヨタとダイハツがOEM供給で合意し、2011年9月からピクシスシリーズの販売を開始しました。その後2016年8月、トヨタはダイハツを完全子会社化（出資率100％）しています。
これにより、トヨタが自社で軽自動車を製造、販売するメリットはなくなったといえるでしょう。
また、スバルもトヨタのグループ企業であることから、ダイハツはスバルにもOEM供給しています。たとえば、スバルの軽自動車「シフォン」は、ダイハツの軽自動車「タント」のOEMモデルです。
トヨタの普通車である、パッソやライズ、ルーミーなどの小型車もダイハツで製造されています！
トヨタの軽自動車は新車と中古車どちらがおすすめ？
新車と中古車どちらを購入しようか迷うときは、予算や欲しい装備から考えてみましょう。
新車は好みのオプションをつけられる
新車を購入するメリットは、好みのオプションをつけられること、新しい車のオーナーになれることです。
新車は契約の際に純正アクセサリーなどのオプションを選べるため、納車の時点で自分好みの装備になっています。そして、キズのない外観やきれいな内装は新車ならでは。ディーラーでは、おもに現行型の車を販売しているため、装備や機能も最新のものです。
そのぶんお金はかかりますが、満足感を味わいたい方や、新しくきれいな車が欲しい方は新車を選ぶとよいでしょう。
中古車なら生産終了モデルも購入できる
中古車を購入するメリットは、生産終了モデルを購入できること、予算を抑えられることの2つです。
ピクシス メガやピクシス スペースといった、すでに生産が終了したモデルは新車で購入できませんが、中古車であれば購入できます。
中古車の多くは、新車よりも車両の本体価格が安く設定されています。中古であっても、走行距離が少ない、外観も内装もきれいな車種を見つけることは可能です。
新車の場合、新型コロナウイルス感染症や半導体不足の影響により、納車まで数か月の時間を要する車種もあります。中古車であれば、販売店に在庫があればすぐに契約できるので、早めに買い替えたい方にもおすすめです。
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よくある質問
トヨタの軽自動車は、ダイハツで製造・販売する「ピクシスシリーズ」がメインです。
ほかにも、ダイハツの軽スポーツカー「コペン」をスポーツカー仕様にした「コペン GR SPORT」を販売しています。
ピクシスシリーズについては「トヨタの軽自動車「ピクシス」とは」で詳しく紹介しています。
ピクシスシリーズやコペン GR SPORTは、トヨタのディーラーで購入できます。
中古車であれば中古車販売店、またはディーラーで中古車の相談も可能です。
理由としては、この2つが考えられます。
・自社で軽自動車を製造、販売しても利益率が引く取り扱う必要がなかった
・ダイハツが子会社化したことで軽自動車を自社製造するメリットがなかった
詳しくは「トヨタが軽自動車を自社製造しない理由」で紹介しています。
カーセブンでもピクシスシリーズの中古車を販売しています。購入を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください！
総在庫3,000台以上から
ぴったりの一台が見つかる！
ご相談・ご質問だけでもお気軽に！
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