更新日2024.02.07

中古車の購入から納車までの流れ!かかる期間や必要書類も詳しく解説

中古車の納車までの期間は、一般的に1〜2週間ほどといわれており、必要書類が揃っていれば納車までの期間を早めることも可能です。

スタッフ

早く納車したいと考えている人は、必要書類も事前に揃えておくとスムーズですよ

この記事でわかること

  • 古車の購入から納車までにかかる期間や必要書類
  • 購入から納車までの流れ

これから中古車の購入を検討されている方にとって知っておいて損はない情報ばかりなので、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

中古車の購入から納車までの流れ!期間はどれくらいかかる?

一般的な中古車の購入から納車まで大まかな流れは、下記の通りです。

中古車の場合、購入から納車までの期間は、必要書類を提出してから一般的に1〜2週間程度といわれています。

新車の場合は1〜2ヶ月程度と言われているため、新車と比較して購入から納車までの期間が短いことが特徴です。

ユーザー

新車よりも納車までの期間が短いから、比較的すぐに乗れるね!

ここでは、中古車の購入から納車の流れを各項目に沿って詳しく見ていきましょう。

購入予定車の見積もり・検討

まずは、予算や車種など希望条件に合った車をチェックしましょう。中古車は新車とは異なり、走行距離や年式、車両の状態によって異なるため、1台ずつチェックすることが大切です。

サイト上で欲しい車を見つけたら、販売店に問い合わせをして、在庫の確認だけでなくサイトでは見えなかった気になる部分などを聞いておくと良いでしょう。

ユーザー

細かいキズや汚れなどは写真だけでは判断できないことも多いから、スタッフに聞いておくと安心だね!

実際に店舗で実車確認が済んだら、見積もりの依頼をします。見積書には車本体の価格だけでなく、購入時に必要な法定費用や販売店の手数料などの費用が記載されており、実際に支払う金額が把握できます。

見積書の内容で不明な点がある場合は、お店の担当スタッフに直接聞いておくと安心ですよ!

必要であればローンの審査・駐車場の確保

ローンを利用して購入する方は、金融機関のローン審査の手続きを行います。一括払いの場合はローン審査は不要です。

また、中古車を購入する際に「車庫証明書」と呼ばれる書類が必要になるため、駐車場が確保できていない方は、購入を検討している時点で確保しておきましょう

スタッフ

車庫証明書は駐車場がないと取得できなから、先に駐車場を確保しておきましょう

マンションの敷地内にある駐車場を契約する場合は、管理会社に申し出るのが一般的ですが、手続きに時間を要する場合があります。

管理会社との手続きに数日ほどの時間を要する場合もあるため、車庫証明書を入手するためには事前に余裕を持って手続きを行うことが必要です。

書類の準備

通常の買い物であれば、お金を支払うと商品を購入できますが、中古車の場合はそうはいきません。中古車の購入には、車庫証明書や住民票などの書類が必要になります。

必要書類の中には、販売店に取得を代行してもらえるものもあるので、それほど手間がかからず揃えられるので安心してください。

ユーザー

販売店が申請の代行をしてくれるなら、初めての車購入でも安心だね!

中古車の購入に必要な書類については、「中古車の購入から納車までに必要な書類は?」の項目で詳しく解説しています。

中古車の購入契約・支払い

必要な書類が全て揃ったら、いよいよ中古車を購入するために契約をします。販売店のスタッフと相談しながら車の契約日を決めて、進めていきましょう。

契約書が用意してくれるので、内容をしっかりチェックして必要箇所にサインをします。契約書の内容で不明点や気になるところがあれば、スタッフに確認して疑問を解消しておきましょう。

そして、契約が終了したら代金を支払います。

基本的には現金での振り込みが一般的ですが、一度に全額の支払いが難しい場合は、ローンなどを利用して支払いを行っても問題ありません。

任意保険の加入

契約と支払いが終わったタイミングで、任意保険に加入して手続きを済ませておきましょう。任意保険とは、自動車事故を起こしてしまった時に、相手方や自分に保険金を支払ってくれる保険です。

自賠責保険の加入は義務付けられていますが、補償が相手方のみとなっているため、自賠責保険だけではカバーできないことも多いです。

スタッフ

任意保険は補償の範囲が幅広いから、自分ニーズに合わせて選んでくださいね

中古車を購入した直後は新しい車に慣れておらず、納車直後に事故を起こすケースも少なくないため、納車前に加入手続きを済ませておくことをおすすめします。

納車

契約、支払い、任意保険の加入を済ませてから1〜2週間ほどで、納車となります。基本的に納車の際は、自宅までもってきてもらう形になることが多いでしょう。

自宅まで持ってきてもらう場合は、費用に「輸送費」が上乗せされることがほとんどです。自分で車を取りに行く場合は、輸送費がかからず費用を抑えられるメリットもあります。

しかし、運転に慣れていない車で自分で帰らなければならないため、遠方の場合は大変な労力になるでしょう。

ユーザー

運転に不安がある場合は、持ってきてもらう方が安心だね

中古車の購入から納車までに必要な書類は?

中古車の購入から納車までに必要な書類は、下記の通りです。

普通車購入時に必要なもの軽自動車購入時に必要なもの
実印印鑑
印鑑登録証明書住民票の写し
自動車保管場所証明書(車庫証明書)自動車検査証明書
委任状自賠責保険証明書
自動車検査証(車検証)委任状
自賠責保険証明書

普通車と軽自動車では必要な書類が異なるため、購入する車に合わせて準備しておきましょう。また、車庫証明書など一部の書類は、販売店に代行を依頼することも可能ですが、自分で用意しなければならないものもあります。

スタッフ

印鑑証明など事前に登録が必要な書類もあるから、余裕を持って揃えておきましょう

ここでは、中古車の購入から納車までに必要な書類について詳しく見ていきましょう。

車庫証明書

車庫証明書は、車を保管する場所があることを証明する書類であり、警察署で申請することが可能です。

販売店に代理で取得してもらうこともできるため、自分で準備するのが面倒に感じる場合は、販売店にお願いをしましょう。

スタッフ

車庫証明書は販売店で取得を代行してもらえることがほとんどです

 

実印・印鑑証明書

実印は、居住している市町村で実印登録を済ませておく必要があります。

実印として登録できる印鑑は、変形せず使えるものを用意しなければなりません

スタッフ

家族などがすでに登録している印鑑だと登録できないので、印鑑登録されていないものを用意してくださいね

また、実印の登録を済ませていることを証明するのが「印鑑証明書」になります。実印登録は居住している市町村の市役所などの窓口で手続きができるので、契約前に登録を済ませておきましょう。

中古車を購入する際は、発行した日から数えて3か月以内の印鑑証明が必要になるので、印鑑証明書の取得日にも注意してください。

委任状

委任状は、販売店が車の名義変更を代行するために必要になる書類です。

中古車はほとんどの場合、名義が販売店になっているため、購入者の名義に変更する必要があります。

通常であれば変更する本人が手続きを行う必要があるのですが、委任状があれば、わざわざ陸運局に行かず、面倒な手続きを販売店に代行してもらうことが可能です。

スタッフ

ほとんどの販売店では名義変更の手続きの代行も手数料に含まれていますよ!

住民票

軽自動車の場合は、本人確認書類として住民票の提出が求められます。普通車を購入する際は印鑑証明が必要になりますが、軽自動車の場合は印鑑証明の代わりに住民票が必要になります。

軽自動車を購入する際には住民票が必須となりますので、事前に準備しておきましょう。

また、普通車と軽自動車の購入時に必要な書類の違いは、下記の通りです。

普通車購入時に必要なもの軽自動車購入時に必要なもの
実印印鑑
印鑑登録証明書住民票の写し
自動車保管場所証明書(車庫証明書)自動車検査証明書
委任状自賠責保険証明書
自動車検査証(車検証)委任状
自賠責保険証明書
スタッフ

印鑑の種類や住民票などの書類に違いがあるから、間違えないようにチェックしておこう!

販売店が用意してくれる書類

中古車の購入に必要な書類について見ていきましたが、販売店が用意してくれる書類は下記の2点です。

  • 自動車検査証
  • 自賠責保険証明書

自動車検査証明書は、中古車の販売店で大切に保管されているものなので、ご自身で用意する必要はありません。

車を購入した後は、名義の部分がご自身の名前になっているか、確認しておきましょう。

ユーザー

名義が変更されているかもチェックしておこう!

自賠責保険に関する手続きは販売店が代行してくれることも多いので、自分で用意する必要ありません。

お気に入りの1台を探す!中古車選びの手順

ここまで中古車の購入から納車までの流れを見ていきましたが、「そもそも中古車ってどうやって選べば良いの?」と疑問に感じているかもしれません。

気に入った車を探すという曖昧なイメージだけでは、中古車選びで後悔することもあります。

中古車選びでは、下記の手順に沿って確認していくことがおすすめです。

  1. 予算を決める
  2. 用途やスペックから購入する車種を決める
  3. 欲しい車が売っている販売店を探す
スタッフ

予算の決め方から車種や販売店の探し方まで、詳しくご紹介しますね!

1. 予算を決める

実際の中古車を選ぶ前に、まずは予算を決めておきましょう。予算を決める際の注意点は、中古車の購入に必要な予算は「車両の本体価格だけではない」ということです。

車両本体価格以外に必要になる主な費用は、下記のようなものがあります。

  • 税金
  • 車両保険代
  • 駐車場代
  • 車検代
  • ガソリン代
  • 故障の際の修理費

このように車両の本体価格以外の費用も考慮して、予算を考える必要があるのです。

ユーザー

車を買ってからも維持費が必要になるから、余裕を持っておきたいね

中古車を購入する時の予算の目安は、年収の半分以下にして無理のない予算内で購入を検討することをおすすめします。また、ローンを組む場合は、金融機関で借りるか、中古車販売店でローンを申し込むかを検討する必要があります。

スタッフ

ローンを組む場合は、車の維持費として毎月の返済+3〜5万円程度の出費があると想定しておくと良いですよ

2. 用途やスペックから購入する車種を決める 

予算が決まったら、次に用途やスペックから購入する車種を決めましょう。

車を購入するときは車の形や外装など見た目で選びがちですが、見た目だけで選ぶと後悔することもあります。中古車選びはライフスタイルによっても目的が変わってくるため、車を利用する目的から逆算して考えることもおすすです。

  • 何人乗るのか?
  • 使用頻度や走行距離は多いか
  • 駐車場の車幅や車高などの条件

家族がいる場合はミニバンなどのファミリーカー、通勤や遠出に使うならハイブリッド車のような低燃費の車を選ぶと良いでしょう。

スタッフ

ライフスタイルによって車の目的も変わってくるから、少し先の将来を見越して選ぶことも失敗しないポイントですよ!

3.欲しい車が売っている販売店を探す

いよいよ欲しい車が決まったら、希望の車を販売している販売店を探していきましょう。販売店の探し方はインターネット検索や店舗に行く方法があります。

スタッフ

いきなり店舗に行って探すよりは、まずはネットで希望の車を取り扱っている販売店を探すのがスムーズですよ!

また、中古車の販売店には、次の3つの種類があります。

ユーザー

どこで購入しても一緒なのかな?

スタッフ

販売店や取引方法によって違いがあるので知っておくと失敗しないですよ!

それぞれの販売店の違いについて見ていきましょう。

正規ディーラー

正規ディーラーは、メーカー系列の新車販売店ですが、自社の下取りの車や展示車などを中心とする中古車を販売しています。

スタッフ

中古車の状態が良く、保証内容も充実していることが特徴です

正規ディーラーで中古車を購入するメリット・デメリットは以下の通りです。

正規ディーラーで中古車を購入するメリット正規ディーラーで中古車を購入するデメリット
走行距離は少なめで高品質な車が多い価格が高め
保証内容が充実している選択できるメーカーが少ない
保証内容が充実している

正規ディーラーの中古車は高品質なものが多いですが、価格が高めであったり選択できるメーカーが少ないことも押さえておきましょう。

ユーザー

メーカーにこだわりがあるなら、正規ディーラーで選ぶのも選択肢の一つね

中古車販売店

中古車販売店は、多くの中古車を取り扱っており、正規ディーラーと比べると中古車が低価格で購入できます。メーカーにとらわれることがないので、中立的なアドバイスを受けながら、自分に合った車を探せることもメリットの一つです。

スタッフ

価格重視で色々な種類の車から選びたい人におすすめですよ!

中古車販売店で中古車を購入するメリット・デメリットは以下の通りです。

中古車販売店で中古車を購入するメリット中古車販売店で中古車を購入するデメリット
取り扱いのメーカーの種類が多い車の状態を自分で確認する必要がある
ディーラーよりも低価格適正価格がわかりにくい
中立的なアドバイスを受けながら購入できるメンテナンス費用がかかる場合がある

低価格で色々なメーカーから中古車を選べるメリットがありますが、車の状態を自分で確認する必要があるなどの注意点もあります。

ユーザー

中立的なアドバイスを受けながら購入できるから、気兼ねなく相談できそうだね!

オークションなどの個人取引

最近ではオークションサイトやフリマサイトなどを利用して、個人から中古車を購入するケースも増えています。

個人取引ではディーラーや中古車販売店などで購入する時と比較して、諸経費や中間費用を抑えられ、中古車のお得な売買が期待できるなどのメリットもあります。

スタッフ

お得に中古車を売買できるメリットもありますが、手続きなどを自分でしなければならないので手間と労力がかかります

個人取引で中古車を購入するメリット個人取引で中古車を購入するデメリット
保証内容が充実している売買時の手続きを自分でしなければならない
保証内容が充実しているトラブル発生時は当事者間で解決しなければならない

お得に中古車が買えることも魅力ですが、名義変更に応じてくれない、購入した車が事故車だったなどのトラブルの可能性もあるので注意が必要です。

ユーザー

出品している相手もプロではないから、自分でしっかり確認しておくことが必要ね

中古車を早く納車する方法は?

お気に入りの1台が見つかったら、「早く手元に届いて欲しい」と考える人も多いはず。

一般的に中古車は新車よりも納車が早く、必要書類を提出してから1〜2週間程度の期間で納車されます。

前提としては、中古車販売店は納車までの期間を短縮するために、納車までの最短期間を提示しているため、納車以前の期間を短くすることはできません

スタッフ

販売店から申告された納車日数を短縮することは難しいですが、手続きをスムーズに進めることで、購入から納車までの期間を短縮することは可能です

中古車を早く納車するポイントは下記の通りです。

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

事前に書類を用意しておく

中古車の購入と契約に必要な書類は、同時進行で取得してくのが一般的です。「中古車の購入から納車までに必要な書類は?」の中でご紹介した書類のほとんどは2〜3日程度で入手できます。

しかし、「車庫証明書」の取得には最大1週間程度の時間が必要になり、書類の中で取得に時間がかかるのです。

スタッフ

取得まで時間のかかる車庫証明をあらかじめ用意しておくことで、書類を揃える時間を短くできます

車庫証明は難しい書類と思われがちですが、申請書と必要書類を警察署に届けるだけです。車庫証明の申請に必要な書類などは、購入した販売店でもらうことも可能なので、スタッフに相談してみると良いでしょう。

車検切れの車を選ばない

販売されている中古車の中には「車検切れ」のものもあります。

車検切れの場合は、納車前に車検を受けなければならないため、納車までの期間が長くなるでしょう。納車までの期間を短くするためには、車検が残っている車を選ぶことがポイントです。

スタッフ

フロントガラスのステッカーにある「車検」という部分を確認すると、車検が残っているかが分かりますよ

日柄を気にしない

自動車業界では納車の日柄を気にする慣習があり、「大安」や「友引」などの良い日柄を納車日として設定しているケースがあります。

日柄を気にしなければ、納車日を短縮することもできるため、販売店のスタッフに相談すると良いでしょう。

スタッフ

納車日に関して日柄を気にしないとお伝えいただければ、納車日が早くなる可能性もあります

まとめ

今回は、中古車の購入から納車までの期間や必要書類などについてご紹介しました。

一般的な中古車の購入から納車の流れは下記の通り。

購入して必要書類を提出してから納車までの期間は1〜2週間程度ですが、必要書類の準備を事前に進めておくことで、手続きにかかる期間を早めることも可能です。

また、中古車探しで失敗しない方法としては、まずはネットで中古車を探し、欲しい車が見つかったら実際に中古車販売店で確認すること。

気になる部分は販売スタッフに聞きながら、お気に入りの1台を見つけてくださいね!

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