車の購入は、数十万円から数百万円と非常に高額な買い物です。そのため誰しも後悔はしたくないものですが、選び方によっては「前の車のほうがよかった」「もっと機能が充実した車にすればよかった」など、不満が出てくるかもしれません。
しかし「後悔した」と思っていても、考え方次第で「この車にしてよかった」と思える可能性はあります。
どのようなことで後悔をしがちなのか、もし後悔をしてしまったときはどうすればいいのかを紹介します。
この記事でわかること
- ・車の買い替えで後悔しやすいポイント・理由
- ・後悔してしまったときの対処法
- ・車の買い替えで後悔しないための対策
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目次
車を買い替えたあとに後悔するパターン
車を買い替えたあとに後悔するパターンとして、次のようなものがあります。
- 「どんな車がいいか」をしっかり考えずに購入した
- 前の車とまったく異なるタイプの車種を選んだ
- デザイン・機能・性能だけで選んだ
- 家族の意見を取り入れなかった
- サイズが大きすぎた・小さすぎた
- 流行・人気だけで選んだ
- 自分の金銭状況に合わない価格帯の車を選んだ
「どんな車がいいか」をしっかり考えずに購入した
「事故や故障で早急に買い替えることになった」「車に興味がなく、どれでもよかった」などの理由で、条件をあまり考えずに車選びをしたことで後悔することがあります。
車の使用目的、家族の人数などで車の選び方は異なります。「なんとなく」という理由で車選びをすると、乗り続けるうちに後悔することもあるでしょう。
前の車とまったく異なるタイプの車種を選んだ
以前乗っていた車とまったく異なるタイプの車種を選ぶと、違和感があり「後悔した」と思うことがあります。
例えば、乗用車から軽自動車に、ミニバンのような大きな車からコンパクトカーに買い替えた場合は、狭さを感じやすいでしょう。
買い替えたばかりのときは違和感を覚えやすいですが、不満ではなく違和感であれば乗り続けているうちに気にならなくなることもあります。
デザイン・機能・性能だけで選んだ
デザイン、機能、性能だけのいずれかだけを重視した車選びをすると、気に入っているポイント以外に不満を感じ、結果的に後悔をする可能性もあります。
例えば、デザインやボディカラーだけで選択した場合、機能や性能が不充分で不便さやストレスを感じることがあります。反対に、機能や性能だけを重視した場合、デザインが不満で好きになれないことがあるかもしれません。
機能や性能の面では、次のような後悔をする場合があります。
- ガソリン車またはハイブリッド車のほうがよかった
- グレードが高い車のほうがよかった(ベースグレードでは装備や機能が物足りない)
- グレードが低い車でもよかった(値段は高いが機能を使うことがない)
家族の意見を取り入れなかった
家族と車に乗る機会が多い方の場合、自分の意志だけを尊重し車を選ぶと後悔をする可能性があります。
自分自身の「好きだから」「乗ってみたいから」という理由で車を購入した場合、家族(パートナー・子ども・両親など)にとっては、乗り降りがしづらい、荷物を載せにくいといった意見が出るかもしれません。
小さな子どもや高齢者がいる家庭の場合は、次のようなポイントで後悔につながる場合があります。
- 車高が極端に高い・低い
- スライドドアがない
- 自動で開閉する機能がない
サイズが大きすぎた・小さすぎた
ミニバンやワゴンは「ボディサイズが大きすぎる」、軽自動車やコンパクトカーは「狭すぎる」といった理由で、買い替えたあとに後悔することがあります。
ミニバンは7~8人乗りのモデルが多く、荷物もたくさん積み込めるメリットがあります。一方で、狭い住宅街やコインパーキングでは運転しづらいといったデメリットを感じやすいでしょう。
軽自動車はボディが小さいぶん取り回しがしやすいこと、乗用車と比較して税金が安いメリットがあります。一方で、高速道路でのパワー不足や走行時の騒音、大人が後部座席に乗る際の狭さが気になり後悔する方もいるでしょう。
流行・人気だけで選んだ
車にはデザイン、装備、性能、ボディカラーなどに流行や人気といった要素もあります。
流行や人気を重視するのもよいですが、本当に必要な機能や装備を考えないで車選びをすると後悔をする可能性が高まります。車は新しくなるほど装備が充実しますが、その機能が自分にとって必要・便利であるかは異なるでしょう。
例えば、昨今注目が集まっている電気自動車(EV)には、なめらかな加速ができること、走行時の静粛性が高いといったメリットがあります。一方で、充電に時間がかかること、バッテリー交換では高額な費用がかかるといったデメリットもあります。
自分の金銭状況に合わない価格帯の車を選んだ
憧れの車を購入するのはよいことですが、自分の収入と大きくかけ離れた金額の車を購入することも、後悔する要素のひとつです。支払いの負担が大きくても、憧れの車を購入することで高い満足感を得られます。
しかし、あまりにも金銭面の負担が大きくなり過ぎると、日々の生活に影響を及ぼす可能性があります。
分割やローンで購入した場合は「月々の支払い」、排気量が大きな車種なら「自動車税の負担」を感じやすいでしょう。
新車購入で後悔をしたことランキング
車を購入した人がどのようなことで後悔したのか、事例や傾向を把握しておくことで、自分自身が後悔する可能性を軽減できるかもしれません。
株式会社KINTOが2022年に行った調査「購入時にこうしておけば良かった」という後悔が出てきたことがあるかという質問に対して、「非常にある」が7.3%、「ややある」が33.1%という結果になりました。
「非常にある」「ややある」と回答した人に対して、「新車に乗るなかで、現在どのような後悔を感じているか」という質問に対しては、次のような結果となっています。
後悔を感じていること | 割合 |
追加で機能・装備が欲しくなった | 46.8% |
新型が発売されて欲しくなった | 22.5% |
燃費が悪かった | 15.3% |
他の車種が欲しくなった | 14.4% |
車の内装やシートを変えたくなった | 10.4% |
荷室スペースが手狭になった | 9.0% |
乗り心地が悪くなった | 8.6% |
車体の色や外観を変えたくなった | 7.7% |
もとの車が恋しくなった | 5.4% |
車のサイズを変えたくなった (手狭になった・ダウンサイズしたいなど) |
3.6% |
その他 | 13.5% |
データ参照元:欲しかった新車、購入後に「後悔した」ことを大調査!1位「追加で機能・装備が欲しくなった」、2位以降は? | 株式会社KINTOのプレスリリース
調査対象:10年以内に新車を購入した550人
車を買い替えて後悔したときの対処法
車を買い替えたあと「後悔しているかも」と感じている方は、次のことを考えてみましょう。
満足・不満な点を考える
まずは、車の満足な点、不満な点を挙げてみましょう。
買い替えたばかりで不慣れなときは、不満のある部分が目立ちやすくなります。しかし、満足している部分があれば、不満をカバーできる可能性があります。
「後悔しているかも」と思っていてもすぐに買い替えるのではなく、冷静になり本当に買い替えなければならないのかを考えてみてください。
カスタマイズをして理想に近づける
デザインや見た目で後悔している場合、外観や内装のカスタマイズやドレスアップによって不満な部分をカバーできることがあります。
見た目を変えるパーツは、純正品・社外品どちらでもさまざまな商品が発売されています。ディーラーやカー用品店などで探してみましょう。
SNSや動画サイトなどで「(車種名) カスタム」と検索すると、カスタマイズした画像や動画を閲覧できます。理想に近い車を探し、真似をしてみるのもよいでしょう。
第三者に話を聞いてみる
自分では「後悔した」と思っていても、家族や知人に話を聞いてみることで、印象が変わることもあります。
物足りないと思っている車でも、一緒に乗っている家族にとっては便利で快適な車といったポジティブな評価をしているかもしれません。
どうしても不満があるなら再度買い替える
次のような場合は、生活や走行に大きな影響が出る可能性があります。
- スペースが狭く必要な荷物を載せられない
- ボディサイズが大きすぎて駐車できない・キズをつけてしまう
- パワーが物足りない
- 静音性に欠ける
これらのポイントは、車のサイズや性能によるものでありカスタムでは改善できない部分です。さらに、日々運転しているなかで大きなストレスになる場合もあるでしょう。
ストレスを感じ、運転や日常生活に支障が出ているようであれば、買い替えを検討してもいいかもしれません。
後悔しない!車を買い替えるタイミングの目安
車を買い替えたことで後悔をしており、再度買い替えを検討している方は売却のタイミングを考えることも大切です。買い替えをする際は、次のようなタイミングを目安にしてみてください。
これらはあくまでも目安です。欲しい車が見つかったときや金銭的な都合がついたときなど、自分に合うタイミングを探してみましょう。
新規登録から13年が経過する前
車は新規登録から13年が経過すると、自動車税や車検時に支払う自動車重量税が増えます。そのため、13年を迎える前に買い替えるのがおすすめです。
注意点としては、車を購入してからではなく新規登録をしてから13年である点です。中古車を購入した方は、車検証で「初度登録年月」を確認しましょう。
リセールバリューが高いとき
リセールバリューとは、購入した車を売却するときの価値を指します。
一部の人気車、希少車を除き、車は年月が経過するごとに価値が下がり続けます。そのため、年式が新しく走行距離が少ないほど、車を高く売却できる可能性が高いでしょう。
リセールバリューが高いときに車を売却、下取りに出し、そのお金で新たな車に買い替える方法もあります。
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車検を受ける前
車検満了日が近づいている場合は、車検を受けずに車を買い替える方法もあります。
車検で10万円の費用がかかったことを例に紹介します。車検を受けたばかりの車を売却しても、査定額に10万円が上乗せされるわけではありません。そのため、本来車検に必要な10万円を車の買い替え費用として確保しておくというものです。
乗っている車の車検満了日を確認し、その日までに車を買い替えられるよう計画を立てて売却、購入をするのもおすすめです。
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車を買い替えるのと長く乗るのはどちらがおすすめ?
車を買い替えるか、それとも長く乗り続けるか悩んだときは、それぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。
車を買い替えるメリット・デメリット
車を買い替えるメリットは次のとおりです。
・後悔によるストレスを軽減できる
・新車を購入して間もない場合、高く売却できる可能性がある
一方で、買い替えるデメリットには次のようなものがあります。
・売却・下取りに出してもまとまった購入費用が必要なこともある
・車の売却・購入手続きをしなければならない
車を買い替える際は、購入した車に乗り続けることで慣れることはできそうか、金銭面の負担が多すぎないかを考えてみましょう。
長く乗り続けるメリット・デメリット
同じ車に乗り続けるメリットは次のとおりです。
・買い替えるためのお金を用意する必要がない
・乗り続けることで愛着が湧く・慣れる可能性もある
一方で、乗り続けるデメリットには次のようなものがあります。
・新規登録から13年以上が経過すると税金が増える
・年式が古くなると部品や消耗品の交換、故障の頻度が高まる
・年式が古い車は売却・下取り価格が安くなる
愛車に長く乗り続ける場合は、税金や修理についても充分考えてみましょう。
車を買い替える前に後悔しないようにするポイント
車を買い替えることで「後悔するかもしれない」と不安な方は、次のポイントを考えながら車選びをしてみましょう。
家族・友人・スタッフに勧められたことだけを決め手にしない
家族、友人、販売店スタッフに勧められたことだけを理由に、車選びをするのは避けたほうがよいでしょう。おすすめをされたときは、「なぜそれがおすすめなのか」「自分にとってどんなメリットがあるのか」などを考えることが大切です。
車に詳しくない、違いがわからない場合でも、性能や機能、価格帯などの条件を可能な限り考えて選ぶことで後悔する可能性が少なくなります。
おすすめされたポイントや理由が、自分でも納得できるならいいですね。
「とにかく安さ」など偏った条件だけで決めない
車選びの際に特定の条件だけにこだわると、乗り続けるうちに後悔をすることもあるでしょう。
例えば、安さだけを基準に決めると、「欲しい機能や装備がなかった」「買ってすぐに修理が必要になった」ということがあるかもしれません。
ほかにも「デザインやカラーだけ」「機能だけ」「性能だけ」といったように、偏った条件で決めるのは避け、見た目、性能、価格のバランスを重視しながら車を選んでみてください。
試乗してみる
車の機能や性能を重視したい方は、試乗がおすすめです。
運転中に便利な機能の有無、運転席に座ったときの視界や空間、シフトレバーの操作性などは、試乗をして初めてわかることもあります。
公道で試乗できない場合でも、運転席や助手席、後部座席に乗って視界や空間を確認してみてください。
自分や家族の未来のライフスタイルも視野に入れる
就職、転勤、結婚、出産、育児、介護など人生にはさまざまなイベントがあります。
車を購入した数年後にはどのようなことが起こるか、どういう人生を想像しているかによって車選びをするのもおすすめです。
例えば、将来的に子どもがいる家庭を想定しているのであれば、次のようなことが車選びのポイントになるでしょう。
- 子どもの人数に応じた乗車人数か
- チャイルドシートを取り付けられるか
- 家族でレジャーに行けるか
- 通勤・送迎がしやすいか
- パートナーも運転しやすいか など
パートナーや子ども、両親がも車に乗る機会も想像したり話を聞いたりして車選びをすると、自分だけではなく周囲の人も後悔をすることがなくなるでしょう。
複数の店舗で相談をする
車を選ぶ前に、どのお店で購入するかも大切なポイントです。可能であれば複数の店舗で、車の在庫やスタッフの対応を確認してみましょう。
「一番安く購入できるお店を選ぶ」というのもよいですが、スタッフの対応も重要なポイントです。無理に契約を勧める、説明が不充分で不安が大きい場合は、車の購入はあまりおすすめできません。
いろいろな店舗で話を聞けば、今まで知らなかった情報を得られる可能性もあります。
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車の買取に関して不明な点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!
よくある質問
車を買い替えたあと後悔しないためには、次のポイントを考えながら車を選んでみましょう。
・家族・友人・スタッフに勧められたことだけを決め手にしない
・「とにかく安さ」など偏った条件だけで決めない
・試乗してみる
・自分や家族の未来のライフスタイルも視野に入れる
・複数の店舗で相談をする
各ポイントの詳細は「車を買い替える前に後悔しないようにするポイント」で紹介しています。
「後悔しているかも」と思っていてもすぐに買い替えるのではなく、まずは考え方を変えることで不満な部分が気にならなくなる可能性があります。例えば、次のようなことを考えてみてください。
・満足・不満な点を考える
・カスタマイズをして理想に近づける
・第三者に話を聞いてみる
それぞれの詳細は「車を買い替えて後悔したときの対処法」で紹介しています。
それでも車に不満がある、ストレスがあり運転や生活に影響が出ているようであれば、買い替えを検討してみてもいいかもしれません。
車を買い替えるタイミングは、次の時期をひとつの目安にしてみてください。
・新規登録から13年が経過する前
・リセールバリューが高いとき
・車検を受ける前
これら以外のタイミングで買い替えてももちろん問題はありません。詳細は「後悔しない!車を買い替えるタイミングの目安」で紹介しています。
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