更新日2024.09.26

6か月点検の内容・時間・費用!受けないとどうなる?そのほかの点検・車検との違い

6ヶ月点検 アイキャッチ

6か月点検は、ディーラーなどの店舗で受けることができます。6か月点検には、新車購入から6か月前後で実施するものと、6か月ごとに点検を受けるものの2種類があり、いずれも安全かつ快適に車を乗るために受けるのがおすすめです。

6か月点検を含めた各種点検を定期的に受け、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。

この記事でわかること

  • ・6か月点検を受ける必要性
  • ・6か月点検にかかる時間と費用
  • ・6か月点検にも受けたい各種点検
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6か月点検とは

6か月点検とは、ディーラーなどで購入した車を対象に行われる点検です。6か月点検は、ドライバーが安全かつ快適に車に乗り続けられる目的で実施され、車両の購入から6か月を迎える前に、店舗から点検の案内が届きます。

6か月点検は、新車を購入して6か月前後で行うもの以外にも、6か月ごとに行う点検を意味することがあります。

6ヶ月点検 車購入後の点検の流れ

また、メーカーによって6か月点検の名称が異なります。トヨタは「新車6ヶ月無料点検」、日産は「新車無料6か月点検(新車購入から6か月)」と「安心6か月点検(6か月ごとの点検)」といったサービス名です。

6か月点検の対象になる車と点検項目

6か月点検は、主にディーラーなどで購入した新車や認定中古車が対象です。

ここでは、日産の「新車無料6か月点検」を例に点検項目を紹介します。

■ガソリン車・ハイブリッド車の点検項目

点検項目 点検箇所
ハンドル回り パワーステアリング装置
エンジン回り エンジンオイル
冷却装置
排気ガス測定 など
電気装置 バッテリー
ブレーキ回り周り ブレーキペダル
パーキングブレーキ
リザーバタンク
タイヤ・足回り タイヤ
(空気圧・溝の深さ・摩耗状況)
動力伝達装置 クラッチ
その他 ライト
ウィンカー

※電気自動車(EV)の場合は一部点検事項が異なります

6か月ごとに行う「安心6か月点検」の項目は次のとおりです。

■ガソリン車・ハイブリッド車の点検項目

点検項目 点検箇所
ハンドル回り パワーステアリング装置
運転席回り(計器類・警告灯)
エンジン回り エンジンオイル
冷却装置エンジン
電気装置 バッテリー
ブレーキ回り ブレーキペダル
パーキングブレーキ
リザーバタンク
タイヤ・足回り タイヤ
(空気圧・溝の深さ・摩耗状況)
動力伝達装置 クラッチ
その他 ワイパー
ライト
ウィンカー
下回り

※電気自動車(EV)の場合は一部点検事項が異なります

なお、悪路の走行頻度が高い、走行距離が非常に多いといった「シビアコンディション下」の場合は、6か月よりも高い頻度で点検を行うことが推奨されています。消耗品の交換頻度が高まる可能性があるため、点検の前に普段の走行状況を伝えるのがおすすめです。

6か月点検を受けないとどうなるのか

6か月点検は法律としての義務ではなく、受けない場合の罰則はありません。しかし、車の安全な状態を確保するためドライバーは日常点検を行う必要があります。

ただし、店舗によっては、店舗が案内する点検を受けないと保証対象外になることもあるようです。「絶対に受けなければならない」というわけではありませんが、万が一のトラブルで保証が適用されるために、加えて安全を重視するためにも、可能な限り点検を受けるようにしましょう

6か月点検を受ける必要性やメリット

6か月点検を受ける必要性、メリットは次のとおりです。

車の不具合を見つけやすい

車の不具合を早めに見つけることで、大きな修理やトラブルを未然に防ぐことも可能です。

不具合によっては、放置すると高額な修理費用がかかったり事故につながったりすることもあります。車両本体の問題以外にも、ドライバーの運転の癖による不具合なども見つけられるでしょう。

点検した履歴はメンテナンスノートに記録されるため、前回メンテナンスしたときと比較して、車両の状態がどう変化しているかなどを確認しやすくなります。

適切な頻度でオイル交換ができる

6か月ごとに点検を受けることで、適切な頻度でオイル交換ができます。

オイル交換の頻度はコンディション(乗車頻度・距離・状況)により異なりますが、期間であれば半年~1年に一度、距離であれば5,000km~10,000kmに一度が目安です。車に乗る頻度が低い場合でも、半年に一度オイル交換、そのほかの点検ができれば快適かつ安全な走行ができるでしょう。

長期間オイル交換をしないと、燃費の低下やエンジントラブルの発生につながるため、定期的な交換が必要です。

ただし、各種点検とオイル交換は別の作業になります。点検が無料でも、オイル交換は費用(オイル代+工賃)がかかることもあります。

6か月点検はどこで受けられる?

6か月点検は、ディーラーや車の販売店で実施しています。

点検は、カー用品店など車を購入した場所とは異なる店舗で受けることは問題ありません。ただし、ディーラーで新車を購入した場合、最初の1か月点検、次の6か月点検は無料で実施していることが多いため、購入した店舗で行うのがおすすめです。

同じ店舗、担当者に依頼をすることで、コミュニケーションがとりやすくなり、車に関する相談もしやすくなるというメリットがあります。

12か月点検や24か月点検、車検は店舗によって費用にばらつきが出やすいことがあります。「できるだけ点検費用を抑えたい」という方は、車を購入した店舗以外で点検を受けることも選択肢のひとつでしょう。

6か月点検は自分でもできるのか

ディーラーなどで実施されている6か月点検と同程度の点検であれば、自分で行うことも可能です。メーカーのWebサイトには6か月点検の項目と内容が記載されているため、同じように点検、整備できるでしょう。

ただし、専門的な知識が必要であるため、基本的にはプロに任せるのがおすすめです。

車検も自分で行うことが可能です。各項目を点検、整備したうえで自ら運輸支局へ車を持ち込み、項目に従い検査を受けます。これを「ユーザー点検」といいます。

車検は6か月点検よりも点検項目が多く、より整備に関する専門的な知識が必要です。

6か月点検の費用・時間の目安

ディーラーで行う新車の6か月点検であれば、無料で受けられるものもあります。

6か月ごとの点検は8,000円から10,000円前後で、軽自動車、乗用車によって価格帯が異なることがあります。

点検の時間は30分から60分程度ですが、店舗の混雑具合により前後するでしょう。予約をして来店するのがおすすめです。

6か月点検の流れ

店舗により異なりますが、ディーラーで6か月点検を受ける際の流れ・例を紹介します。

  • 電話で6か月点検の予約を行う
  • 予約日時に来店し受付をする
  • 点検中、待合室で待機しドリンクを飲む・展示している車や商品を見る
  • 点検後、点検内容の共有を行う(必要に応じてオイル交換なども行う)

点検中は、スタッフと最新の車種の話をするなど、コミュニケーションをとることも可能です。

吹き出しアイコン_スタッフ
スタッフ

点検時間は30分から40分、長くて1時間程度です。時間に余裕をもって来店をするのがおすすめです。

6か月点検と似た点検の種類

6か月点検以外の点検には、次のようなものがあります。

新車1か月点検

ディーラーで新車を購入した場合、新車1か月点検のサービスを実施しています。

点検は無料で受けられることが多く、エンジンの調子やブレーキの効き具合など基本的な点検が行われます。

車に乗り始めて1か月前後と短い場合、不慣れな点や不明点があるかもしれません。その際は点検時にスタッフへ質問してみましょう。

12か月点検(法定点検・定期点検)

12か月点検は「法定点検」といわれるもので、法律で定められた点検のひとつです。1か月点検や6か月点検と異なるのは、新車、中古車に限らず行うものであり法律で定められた点です。

法律で定められているため、点検を受けることは所有者の義務ですが、受けないことによる罰則はありません。ただし、定期的な点検を受けていない場合、長期間メンテナンスを実施していない可能性もあるため、安全性、快適性を確保するために1年に一度は点検を受けるのがおすすめです。

12か月点検を行った年月は、フロントガラスに貼ってある丸型のステッカーでわかります。

吹き出しアイコン_スタッフ
スタッフ

車検のステッカーとは異なります。

12か月点検は、ディーラーや車の販売店、整備工場などで受けることができます。

24か月点検(法定点検・定期点検)

24か月点検も法定点検であり、法律で定められた点検です。

24か月点検の目的は、車が安全に走行できる状態であるかを確認するためのものであり、12か月点検よりも点検箇所が多いことが特徴です。

24か月点検もディーラーや車の販売店、整備工場などで受けることができます。

車検

車検とは、国が指定する基準を満たしているか確認する点検です。

24か月点検と混同されやすいですが、目的や点検項目の数が異なる別の点検です。ただし、車検を依頼した際に24か月点検も同時に実施されていることは多いでしょう。

車検満了日が過ぎると、その車は公道を走行することができません。走行すると「道路運送車両法違反」で6か月以下の懲役または30万円以下の罰金といった明確な罰則が定められています。

吹き出しアイコン_スタッフ
スタッフ

車検満了日を過ぎると公道が走行できないため、ディーラーなどへ自分で運転して移動することもできません!仮ナンバーを発行する、キャリアカーで運ぶことが必要です。

車検は、ディーラーや車の販売店、整備工場などで受けることができます。

事業用・自家用トラックなどは点検内容や時期が異なる

個人が自家用で利用する軽自動車、乗用車(マイカー)以外の商用車やトラックなどは、点検や車検のサイクルが異なります

自家用車の新車であれば、最初の車検は新車を購入した3年後に行いますが、商用車で2年後に行います。その後は、乗用車の商用車が1年に一度の車検、軽商用車は2年に一度の車検を受けるサイクルです。

そのほかにも、自家用の中小型トラックの法定点検は、6か月ごとおよび12か月ごとになっています。

吹き出しアイコン_スタッフ
スタッフ

自家用車(マイカー)以外にも、商用車やトラックを所有している方は車検や法定点検のサイクルは充分確認しましょう。

ドライバーが日常的に点検したいポイント

ここまで定期的な点検や法定点検、車検について紹介しましたが、ドライバーは日頃から自分の車を点検して安全に努める必要があります。ここでは、JAFで紹介されている「日常点検15項目」を参考に、各種点検項目を紹介します。

エンジンルーム

エンジンルームの点検は、ボンネットを開いて行います。

点検項目 対応方法・トラブル例
ウィンド・ウォッシャー液の量 【対応方法】
量の確認。不足時は補充
【トラブル】
不足するとフロントガラスの汚れが落とせない
ブレーキ液の量 【対応方法】
MAXとMINの間にあるかを確認
【トラブル】
最悪の場合ブレーキが効かなくなる
バッテリー液の量 【対応方法】
UPPERとLOWERの間にあるかを確認
【トラブル】
バッテリーあがり、バッテリーの破裂
冷却水の量 【対応方法】
FULLとLOWの間にあるかを確認
【トラブル】
エンジンのオーバーヒート
最悪の場合はエンジンの交換
エンジンオイルの量 【対応方法】
オイルレベルゲージを差し込んで
点検HとLの間にあるかを確認
【トラブル】
エンジン内部の破損

※参照元:日常点検15項目(私にもできるマイカー点検) | JAF

タイヤ回り

タイヤ周辺やランプ類は目視でも確認できます。タイヤの空気圧の計測、調整はガソリンスタンドなどでも可能です。

点検項目 対応方法・トラブル例
タイヤの空気圧 【対応方法】
指定空気圧であるかを確認
【トラブル】
不足により燃費、走行安定性の悪化
ハンドリングが重くなる
タイヤの亀裂・損傷・異状な摩耗 【対応方法】
釘や石などの異物がないか確認
片側または一部だけ摩耗していないか確認
【トラブル】
パンク、バースト、スリップ、
制動距離が長くなる
タイヤの溝の深さ 【対応方法】
スリップサインの確認
【トラブル】
パンク、バースト、スリップ、
制動距離が長くなる
ランプ類の点灯・点滅
レンズの汚れ・損傷
【対応方法】
前後の各ランプが点灯するか
点滅速度不良でないか
レンズに汚れ損傷がないかを確認
【トラブル】
夜間、悪天候、トンネル走行時に
前方の視界が確保できない
他の車に意思表示ができない

※参照元:日常点検15項目(私にもできるマイカー点検) | JAF

運転席回り

運転席に座りアクセル、ブレーキを操作して各項目の点検を行いましょう。

点検項目 対応方法・トラブル例
ブレーキ・ペダルの踏みしろ
ブレーキの利き
【対応方法】
踏み残りしろ・踏みごたえ
ブレーキの利きを確認
【トラブル】
追突事故の可能性
パーキング・ブレーキ・レバーの引きしろ 【対応方法】
拭きしろ・ペダルの踏みしろの確認
【トラブル】
ブレーキの利きが悪い・引きずり
(ブレーキをかけていないのにかかっている状態)
ウィンド・ウォッシャーの噴射状態 【対応方法】
向きと高さが適当であるかを確認
【トラブル】
フロントガラスの汚れが落とせない
飛散による悪影響
ワイパーの拭き取りの状態 【対応方法】
きれいに拭き取れるかを確認
【トラブル】
雨や汚れが拭き取れない
エンジンのかかり具合・異音 【対応方法】
速やかに始動・回転するか
異音がしないかを確認
【トラブル】
エンジンがかからない
力不足、内部の不具合
エンジンの低速・加速の状態 【対応方法】
アイドリング時の回転がスムーズに続くか
アクセルペダルに引っかかりがないか
エンストやノッキングをしないか確認
【トラブル】
排気ガス悪化による環境汚染
エンストによる追突

※参照元:日常点検15項目(私にもできるマイカー点検) | JAF

不具合を感じたら早めに点検を依頼するのがおすすめ

新車購入から6か月前後で点検を実施しますが、依頼する点検以外にもドライバー自身が日々の点検を行うようにしましょう。もし不具合や違和感があるときは、早めに車を購入した店舗などに相談をして点検を依頼するのがおすすめです。

可能であれば、6か月点検や車検以外にも、法定点検などを行い安全で快適な運転ができるよう心がけましょう。

よくある質問

Q
6か月点検の費用や時間はどれくらいですか?
A

ディーラーで新車を購入した際の6か月点検は、無料で実施していることが多いです。

新車、中古車に限らず行う6か月点検の費用は、8,000円から10,000円前後です。軽自動車、乗用車によって費用が前後します。

点検の時間は30分から60分程度ですが、店舗の混雑具合によって異なります。予約をしたうえで来店するのがおすすめです。

Q
6か月点検の内容を教えてください
A

新車で実施される6か月点検の場合、次の項目の点検が行われます。

・ハンドル回り
・エンジン回り
・電気装置
・ブレーキ回り
・タイヤ・足回り
・動力伝達装置

詳しくは「6か月点検の対象になる車と点検項目」で紹介しています。

Q
6か月点検を受けないとどうなりますか?
A

罰則などはありません。

ただし、店舗によっては定められた点検を実施しないと、保証対象外になることがあります。

安全かつ快適に車を乗るためには定期的な点検を受けることが大切です。日々の点検は安全確保のために行うよう、ドライバーの責任として努める必要があります。

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