車の防犯ブザーが急に鳴ってしまうと驚くものです。防犯ブザーは車の安全を守る重要な機能ですが、ときには誤作動することもあります。安心して車を利用するためにも、防犯ブザーが作動する仕組みや警報音の止め方を事前に知っておくことが大切です。車の安全対策を強化し、盗難被害を防ぎましょう。
この記事でわかること
- ・車の防犯ブザーが鳴る条件
- ・車の警報音を今すぐに止める方法
- ・車の防犯ブザーの誤作動の原因
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目次
車の防犯ブザー(警告音・セキュリティアラーム)とは?
車の防犯ブザー(警告音・セキュリティアラーム)とは、車両に対する不正侵入や盗難などを防ぐために装備された装置のことです。トラブルや異常を検知した際に、大音量の警告音を鳴らして周囲に異常を知らせます。振動センサーやドアセンサー、運転席センサーなど、さまざまなセンサーを使用して不正行為を検知しています。

一部のシステムでは、リモコンを使って車の防犯ブザーの解除や、設定の変更ができるものもありますよ。
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誤作動で警告音が鳴り響いたら?今すぐに防犯ブザーを止める方法
車の防犯ブザーが誤操作によって鳴り響いてしまうことがあります。非常に大きな音が鳴るので、いち早く止める必要があります。
ここでは、誤操作によって鳴っている防犯ブザーを今すぐに止める方法を紹介します。
止め方1:エンジンをかける
多くの車では、エンジンをかけると防犯ブザーが自動的に停止します。車のエンジンをかける前に、警報音が鳴っている原因を確認し、ほかに人が乗っていないか、ドアやトランクが正しく閉まっているかを確認しましょう。
止め方2:キーフリーシステムで解錠する
キーフリーシステムが搭載された車では、リモコンキーのロック解除ボタンを押す、あるいはドアハンドルに触れて解錠することで警告音を止められます。
スマートキーが壊れていたり、電池が切れていたりする場合は、物理キーを用いて同じように解錠してみましょう。
止め方3:鍵を車内に入れる
キーを車内に入れるだけで防犯ブザーが解除される車種もあります。ドアを開けて、車内に鍵を入れることでブザーが止まります。

車種によって異なるため、事前に車の取扱説明書で確認しておくといいでしょう。
車の防犯ブザーが鳴る条件と原因
車の防犯ブザーが鳴る条件と原因は、以下の5つです。
リモコンキーやスマートキーで施錠後、車内から解錠した場合
リモコンキーやスマートキーを使って車の外から施錠した状態で、車内に人が残り、その人が内側からドアを開けると防犯ブザーが作動します。
たとえば、運転手が車を出て買い物に行っている間に、助手席や後部座席に座っていた人が車を出るために内側からロックを解除すると、防犯ブザーが鳴ってしまいます。

セキュリティシステムは、外部からの侵入ではなく内側からの動作も不正な解錠と認識しますよ。
施錠後、鍵穴に鍵を挿して開錠した場合
リモコンキーやスマートキーで施錠後、鍵穴に鍵を挿して開錠した場合も防犯ブザーが鳴ることがあります。
近年の車では、鍵穴を使って開錠することが非常に稀です。鍵穴を使った施錠は金具や針金などによる不正な開錠の可能性もあると見なされるため、警告音が作動することがあります。
ボンネットが開けられた場合
車のボンネットを開ける行為は、施錠された車両に対する不正なアクセスと見なされることがあります。リモコンやキーフリーシステム以外の方法でボンネットが開けられた場合、警告音が鳴る場合があります。
外部から衝撃・異常があった場合
車のドアやトランクに取り付けられたドアセンサーやトランクセンサーが、車に加わる物理的な衝撃や異常を感知すると、防犯ブザーが作動することがあります。たとえば、車に強い揺れや衝撃が加わったり、ピッキングや強引なドアのこじ開けが行われたりすると、システムが不正な動作を認識して警告音が鳴ります。

車の外部や内部から窓ガラスを割られた場合、防犯ブザーが鳴ることがあります。
侵入センサーが車内で動く物体を検知した場合
車によっては、侵入センサーが車内の異常を検知すると、防犯ブザーが鳴る場合もあります。侵入センサーは、車内に不正に入り込んだ侵入者の動きを超音波で検知するセンサーのことです。侵入者の動きで検知するため、ドアを開けずガラスを割って入り込んだ侵入者なども検知できます。
車の防犯ブザーの種類
ここでは、クラクション型、センサー一体型、センサー分離型の3つの警告音の種類とその特徴を解説します。
クラクションタイプ
クラクションタイプは、車のホーン(クラクション)を利用して警告音を鳴らす防犯ブザーです。車両への不正な侵入や操作が検知された際、通常のクラクション音が連続して鳴り響きます。
クラクションは非常に大きな音を発するため警告効果が高く、周囲の人が異変にすぐ気づきやすいです。なお、追加の装置が不要で、車に標準で搭載されているホーンを使用するため、簡単な仕組みで作動します。
センサー一体型タイプ(後付け)
センサー一体型の警告音は、センサーと警告音発生装置が一体化しているシステムのことです。衝撃や振動、不正な動きを検知した際に直接アラームを鳴らします。センサーには、振動センサーやモーションセンサー、チルトセンサーなどが内蔵されており、車両に加わる異常を感知すると音が鳴る仕組みです。
センサー一体型タイプは、センサーと警告音発生装置が一体化しているため装置がコンパクトで、比較的簡単に設置できる点がよさです。ドア周辺だけでなく、トランクやボンネット、ホイール周辺にも後付けでセンサーを設置して、広範囲の防犯対策ができます。
センサー分離型(後付け)
センサー分離型の警告音システムは、センサー部分と警報音発生装置が別々に設置されているタイプのことです。センサーが不正な動作や衝撃を感知すると、離れた場所に設置された警告音発生装置に信号が送られ、警告音が鳴る仕組みです。
センサーは車両のさまざまな場所に取り付けることができ、複数のセンサーを使用することも可能です。センサーと警告音発生装置が分かれているため、センサーの位置や数を自由に調整でき、より細かい防犯対策ができます。
車の防犯ブザーがいらない方向け!警告音の解除方法
多くの車では、車内のタッチパネルからセキュリティアラームの設定を簡単に変更できます。
まず、車内のタッチパネルで「設定」メニューを開き、「装備設定」へ移動します。装備設定画面内にある「警告音の解除」ボタンを見つけ、タップします。これで防犯ブザーの警告音がオフになります。

この簡単な操作で、防犯ブザーの警告音を解除でき、静かなドライブを楽しめます。
警告音以外でできる車の防犯対策
警告音以外でできる車の防犯対策は、以下の通りです。

ひとつの対策ではなく、複数の対策を組み合わせることでより効果を発揮しますよ。
車を離れるときに窓を閉めてロックをかける
車を離れる際に、たとえ短時間でも窓を閉めてロックをかけることは防犯の基本です。特に駐車場や路上での一時的な停車時でも、窓を少しでも開けたままにすると、窃盗犯の標的になってしまいます。
また、車内に貴重品を置いている場合、必ず目に見えない場所に隠すか、車を離れる際には持ち出すようにしましょう。窓から見える場所にバッグや電子機器を置いておくと、それだけで窃盗犯の興味を引き、車上荒らしに遭うリスクが高まります。特に、ショッピングやカフェに立ち寄る際には、無意識のうちに窓を開けたままにしがちなので、意識して施錠確認を行う習慣をつけましょう。
窓ガラスを強化する
窓からの侵入を防ぐ方法として、窓ガラスに強化ガラスを用いることや、ガラス割れ防止フィルムを取り付けることが有効です。このフィルムはガラスが簡単に割られるのを防ぎ、侵入に時間がかかるため、窃盗犯が車内に侵入するのを諦めさせる効果があります。
車のロック機能を強化する
車のロック機能を強化することで、より高い防犯対策につながります。物理的なロック装置として、ハンドルロックやタイヤロックの導入がおすすめです。これらのロック装置は、窃盗犯にとって車を運転不可能にするため、盗難リスクを大幅に減少させられます。特に車の盗難が多い地域や駐車環境が不安な場合には、こうした装置の設置が有効です。
防犯対策がされた駐車場を選ぶ
車を安全に保つためには、駐車する場所選びも重要です。防犯対策が施された駐車場のなかでも、特に防犯カメラやセンサーライトが設置されている場所を選ぶとよいでしょう。
また、夜間に駐車する場合は、人通りが少ない場所を避け、明るい場所に駐車するのも効果的です。人目につきやすい場所に車を置くことで、窃盗犯が犯行に及びにくくなります。月極駐車場や商業施設の駐車場を選ぶ際は、こうした防犯設備の有無を確認することで、安心して車を停めることができるでしょう。
自宅や駐車場に防犯カメラを設置する
自宅の駐車スペースに駐車する場合、防犯カメラや監視システムの設置を検討するのもよいでしょう。防犯カメラを設置することで、車の様子を24時間監視できます。また、窃盗犯に対して「見られている」という心理的なプレッシャーを与えられます。
さらに、カメラ映像は不審な人物や行動を記録し、後から確認することができるため、万が一のトラブル時に有力な証拠として役立ちます。最近では、スマートフォンでリアルタイム映像を確認できるカメラシステムも増えており、外出先からも自宅や駐車場の様子を確認できるので、さらに安心感が高まるでしょう。
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よくある質問
車の防犯ブザーは、施錠後に不正な解錠が行われた場合や、外部からの強い衝撃、ボンネットの開閉などの異常を感知した場合に作動します。また、侵入センサーが車内の動きを検知した際にも警告音が鳴る仕組みです。
これらは車上荒らしや盗難を未然に防ぐための機能で、車両への接触や侵入が試みられる動きがあると警報が鳴り、犯罪者に対して警告を与える役割を果たしています。
車の防犯ブザーが鳴る条件と原因は、以下の通りです。
・リモコンキーやスマートキーで施錠後、車内から解錠した場合
・施錠後、鍵穴に鍵を挿して開錠した場合
・ボンネットが開けられた場合
・外部から衝撃・異常があった場合
詳しくは「車の防犯ブザーが鳴る条件と原因」をチェック
夜中に車の防犯ブザーが鳴りっぱなしの場合、まずは車周辺や車内を確認し、窃盗などの被害がないかを確認しましょう。被害がなければ、エンジンをかけたり、リモコンの開錠ボタンを押したりして警告音を停止できます。
それでも解消しない場合は、センサーやシステムの異常が考えられるため、必要に応じて整備士に相談するのが安全です。
車の防犯ブザーを止めるには、エンジンを始動するか、リモコンの施錠解除ボタンを押す方法が一般的です。これによりブザーが停止します。
しかし、これで解決しない場合は、防犯システムに問題がある可能性があるため、必要に応じて整備士に相談しましょう。防犯ブザーの誤作動が頻繁に起きる場合は、センサーの点検も重要です。
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