車の鍵は、気をつけていてもふとした瞬間に紛失してしまうことがあります。
「ポケットからものを取り出す瞬間に落ちてしまった」「立ち寄ったお店に置き忘れてしまった」など、紛失する原因はさまざまです。
車の鍵を紛失したときは慌ててしまうかもしれません。しかし、保管した場所を勘違いしている場合もあり、冷静に探せば見つかる可能性もあります。

車の鍵を紛失した場合でも落ち着いて行動しましょう。
この記事でわかること
- ・車の鍵を紛失したときの対処法
- ・新しい車の鍵の作り方
- ・新しい鍵の作成にかかる費用と期間
契約後の減額は一切なし! 安心して車を売却するなら【カーセブン】 |
|
できるだけ高く査定してもらうなら、買取を選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です!査定金額に納得し、買取契約に至る場合は、当日内に一部の契約金が前払いにも対応しています。 \簡単30秒/ |
目次
車の鍵を紛失したときの対処法
車の鍵を紛失したときは、以下のような対処をしましょう。
思い当たる場所を探す
「車の鍵を紛失した」と思っても、「予期せぬ場所に落ちていた」「収納した場所を勘違いしていた」といった場合もあります。
すぐにロードサービスや鍵業者、ディーラーに連絡するのではなく、まずは以下のような場所を探してみましょう。
・自分または同乗者のカバンの中
・自分または同乗者の服のポケットの中
・車の周囲(座席の下、トランク、駐車場)
また、どこかに置き忘れてしまっているケースも考えられます。
近場を探してみて見つからない場合は、訪れた場所の落とし物センターやお店に戻ってみて、車の鍵がないか確認するといいでしょう。
スマートキーを使用している場合、車内で紛失に気づいたら、エンジンが始動するかどうかを確認してみましょう。エンジンが始動する場合は、どこかで落としたのではなく、すぐ近くにスマートキーがあることを確認できます。

鍵を紛失した場合はパニックになりがちですが、落ち着いて行動すればすぐに見つかる可能性もあります。まずは深呼吸して冷静に周囲を探しましょう。
スペアキーがある場合は使用する
新車を購入すると、基本的にスペアキーが付属しています。
外出先で車の鍵を紛失し、自宅に保管しているスペアキーを取りに行ける距離である場合は、取りに帰るか家族に持ってきてもらうことですぐに車を利用できるでしょう。
また、車の中に鍵がある状態でロックがかかってしまうというケースもあります。スペアキーでドアを開錠して元の鍵が見つかれば、その鍵で運転することも可能です。
警察に遺失物届を提出する
外出先などで車の鍵を紛失し、場所が特定できない場合、「車の鍵が盗まれて、車ごと盗難される」といった防犯面で不安が残ります。鍵の交換はもちろんですが、速やかに警察へ連絡しましょう。
警察に遺失物届を提出しておけば、無事に鍵が見つかった場合に連絡してもらえます。また、誰かが警察署に届けてくれた場合にも、受け取りの手続きがスムーズになるでしょう。
遺失物届は、落としたと考えられる場所の近くにある警察署に届け出ます。自宅近くでなくても、紛失場所の最寄りであればどの警察署・交番でも提出可能です。
東京都内での落としものであれば、インターネットを介して警視庁に遺失物届を提出できます(100万円以上の場合は不可)。
警察庁の遺失届出についてのページはこちら

車の鍵がどこかで見つかる可能性を考慮して、早めに遺失物届を提出しておきましょう。
ロードサービスに連絡する
ロードサービスを利用すると、鍵の開錠をしてくれたり、鍵を作成してくれる業者を紹介してくれたりする場合があります。
また、会員であればドアの開錠などを無料で依頼できるケースもあるので、相談してみましょう。
ただし、ドアの開錠ができても車の鍵がなければ運転はできません。

鍵を紛失したことが確実な場合は、鍵業者に依頼したり、ディーラーに依頼したりするほうが時間を節約できるでしょう。
鍵が車内にある可能性が高い場合は、開錠してもらうことで車を運転できます。
鍵業者に連絡する
鍵の種類によりますが、差し込み式の鍵でエンジンをかけられる場合は、スペアキーを作ることで車を運転できることもあります。
鍵を確実に紛失している状態であれば、鍵業者に連絡して新しい鍵を作成してもらいましょう。鍵の種類によっては即日で作成してもらえるケースもあります。
手元に車の鍵がない状態からでも、鍵穴の情報をもとにスペアキーを作成してくれることもあります。

ディーラーで作成してもらうと確実ですが、即日での対応は難しいことがほとんどなので、緊急性が高い場合は鍵業者に依頼するといいでしょう。
車の鍵は複数種類あり、それぞれで対応が異なる場合があります。依頼時に自分の車の鍵の種類を伝え、作成可能かどうか確認しておく必要があるでしょう。
車の鍵の種類
車の鍵は大きく分けて以下の4種類です。

● ウェーブキー
波状の溝が刻まれた、鍵穴に差し込んでドアの開閉やエンジンの始動を行う金属製の鍵。
● リモコンキー
鍵のボタンを押してドアを開閉できるリモコンがついた鍵。ワイヤレスキーとも呼ばれ、鍵穴に差し込まなくてもドアの開閉ができます。エンジンの始動には鍵の差し込みが必要です。
● スマートキー
鍵を持っていれば、開閉ボタンを押さなくてもドアが開閉ができる鍵。エンジン始動の際にも鍵を差し込む必要はなく、備えつけのエンジンボタンを押してエンジンを始動させます。
● デジタルキー
スマートフォンやスマートウォッチで、車の開錠・施錠や始動などができる鍵。メーカーによっては、他人と鍵を共有できる仕組みになっている場合もあります。
スマートキーは各メーカーによって名称が異なり、日産の場合は「インテリジェントキー」、スズキの場合は「キーレス」と呼ばれています。
また、スマートキーには、イモビライザーという機能がついている可能性があります。イモビライザーとは、登録されているスマートキー以外ではエンジンが始動できない機能のことです。
イモビライザーがついている場合、車の鍵の複製はより困難になるとされています。
スマートキーやイモビライザーつきの鍵などでは、スペアキーの作成が難しい、または作成できない場合もあるため、そういった鍵を作成できる鍵業者に依頼する必要があります。

鍵業者のなかには、悪質な業者が隠れている場合もあります。トラブルの際には冷静さを失いがちですが、口コミなどで業者の情報を確認することも忘れないでください。
あわせて読みたい
車を購入したディーラーに連絡し、新しい鍵を作成する
ディーラーに依頼すれば、確実に正確なスペアキーを作成してもらえます。
ディーラーへの依頼は、以下のような手順で行いましょう。
鍵の作成にかかる費用の目安やどのような流れで新しい鍵を作成してもらえるのかを確認しましょう。
対応が可能と言われた場合は、指定された場所に車を移動させます。ただし、スペアキーがない場合は、ロードサービスなどを利用してレッカーでの移動が必要です。
必要な書類を用意して依頼しましょう。キーナンバーがわかっている場合は、スムーズに作業できるとされています。
スマートキーなどの場合は、1週間以上と期間が長くなってしまう可能性があります。すぐには運転できないため、即日の解決は見込めないでしょう。
自動車保険が適用されるか確認する
自動車保険によっては、車の鍵を紛失した場合に保険が適用できるケースがあります。
<条件>
・警察に遺失物届を提出している
・契約車両の鍵が盗難された、または鍵を紛失してしまった場合に、車の盗難を防止するために鍵や錠を交換する
・契約車両が盗難にあい、その後車が手元に戻った場合、再度の盗難を防止するために車の鍵や錠を交換する
<補償内容>※保険期間を通じて1回限り
・鍵交換費用保険金(鍵・錠の交換にかかる費用への補償)
最大10万円
・臨時費用保険金(鍵の盗難・紛失時に負担したレンタカー、搬送、宿泊、移動、開錠費用への補償)
最大3万円

加入している自動車保険で鍵紛失時の補償があるのかどうか確認しておくといいでしょう。
車の鍵の作成にかかる費用と期間
鍵や車の種類にもよりますが、車の鍵を作成する場合には、以下の費用と期間がかかります。
費用 |
期間 |
|
鍵業者 |
8,000円〜 |
即日(数時間) |
ディーラー |
10,000〜80,000円 |
1週間〜2週間 |
※上記の費用・期間は目安です。

状況に応じて、どちらに依頼するのか選びましょう。
鍵業者に依頼した場合
鍵や車の種類によって異なりますが、鍵業者に依頼した場合は、以下の費用がかかります。
ウェーブキー・ |
スマートキー |
|
国産車 |
8,000円〜 |
40,000円〜 |
輸入車 |
28,000円〜 |
※上記の費用は目安です。
スマートキーやイモビライザーつきの鍵などでは情報の書き換えが必要なので時間がかかるかもしれません。それでも、鍵業者によっては即日で対応してくれることもあります。
ただし、鍵業者の仕事は緊急での対応になるため、ディーラーに依頼する場合よりも料金は高額になる可能性が高いです。

「すぐにでも車を運転する必要がある」といった場合には、鍵業者に依頼するといいでしょう。
ディーラーに依頼した場合
ディーラーも、鍵・車の種類によって費用や作成期間が異なります。
1万〜8万円程度になるともされており、基本的に鍵業者よりは安く済む可能性が高いです。
ただし、「鍵の番号を確認→鍵を注文→到着後、鍵の登録作業」という流れになるため、注文から到着までに1週間程度かかるとされています。そのため、すぐに車を運転するのは難しいでしょう。
時期によっては到着までにより時間がかかる可能性もあります。そのため、レンタカーや代車を利用する必要があるかもしれません。
車の鍵を紛失しないためにできる対策
車の鍵は注意していてもふとした瞬間に紛失してしまう可能性があります。
紛失しないためにも、以下のような対策をしておきましょう。
・紛失防止のタグをつけておく
・落としたときに音が鳴るキーホルダーをつける
紛失防止タグがあればどこに落としたかわからない場合でも見つかる可能性が高まります。

また、鍵を紛失しても車が運転できるように、スペアキーを作成しておくことも重要です。
スペアキーがあれば、ひとつの鍵をなくした場合でも、自宅近くであれば取りに帰れるのでなんとかなります。
乗り換えを検討しているならカーセブンにご相談ください!
車の乗り換え・買い替えの際には、以下のような不安を持たれる方もいるのではないでしょうか。

買取が初めてで不安……。

前に買取を依頼したときに嫌な思い出がある

ご安心ください!車の買い替え・乗り換えを検討されている場合は、カーセブンへの相談がおすすめです。
カーセブンでは、買取に関して、以下の安心宣言を掲げています。

「契約後の減額なし」「7日間キャンセル可能(キャンセル料なし)」「当日中に前払い可能」といった点に加えて、無料査定だけでも可能な点は、お客様に大きく評価されています。

車の買取に関して不明な点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください!
よくある質問
車の鍵をなくしたときには、「思い当たる場所を探す」「スペアキーがある場合は使用する」「警察に遺失物届を提出する」「ロードサービスに連絡する」「鍵業者に連絡する」「車を購入したディーラーに連絡し、新しい鍵を作成する」といった対処法があります。自分の状況にあわせて、冷静に行動しましょう。 詳しくはこちらで解説しています。
車や鍵の種類によって費用は異なります。1万円が目安となりますが、鍵の複製の難易度によって金額が上がっていきます。また、依頼する先が鍵業者かディーラーかによっても金額に差が出る可能性はあるでしょう。
自動車保険によっては、保険金がおりる可能性があります。詳しくは、加入している保険会社の特約を確認しましょう。
車の鍵は車の備品のひとつであるため、査定額に影響する可能性はあります。今後紛失したときに備えて、2本程度車の鍵を作っておくと、売却の際にも安心でしょう。 ただし、すぐに売却する予定がある場合は、作成した費用ほど査定額がアップするかどうかは業者によって異なるため、必ずしも作成するのがいいとは言えません。 車の査定についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
もう乗らない…価値が下がる前が売り時
その車高く買い取ります!
ご相談・ご質問だけでもお気軽に!
WEBからのお申し込み
審査だけでもOK!
お電話からのお申し込み
営業時間8:30~20:00