ハリアーは、ミドルサイズSUVのなかでは燃費性能の高い車種です。なかでも「ハリアーハイブリッド」は燃費がよく、少しでも維持費を抑えたい人におすすめです。
外観、内装ともに高級感のあるSUVであるため、ドライバーや同乗者の乗り心地はよく、落ち着いた空間でドライブを楽しむこともできます。
この記事でわかること
- 4代目(現行)、3代目(旧型)のハリアーの燃費
- ハリアーと競合車種の燃費比較
- ハリアーがおすすめな人
目次
ハリアーは燃費がいい!競合車とカタログ燃費を比較
ハリアーはミドルサイズSUVのなかではトップクラスに燃費がよい車種です。現行型、旧型、競合車種それぞれの燃費を紹介します。
ハリアーのハイブリッド車・ガソリン車のカタログ燃費
2020年6月より発売されている4代目ハリアーの燃費は以下のとおりです。
■4代目ハリアーの燃費
エンジン | 駆動方式 | 燃費 (WLTCモード) |
ハイブリッド | 2WD | 22.3km/L |
E-Four(4WD) | 21.6km/L | |
ガソリン | 2WD | 15.4km/L |
4WD | 14.7km/L | |
プラグインハイブリッド (2022年10月発売) |
4WD | 20.5km/L |
4代目ハリアーは、「S」「G」「Z」のグレードによる燃費の違いがありません。エンジンやトランスミッション(駆動方式)などのパワートレインにより燃費の差があります。
旧型(60系)のカタログ燃費
4代目と旧型の燃費を比較すると、大きな差はありません。2013年12月〜2019年10月に発売されていた、3代目の旧型ハリアー(60系)の燃費は以下のとおりです。
■旧型ハリアー(60系)の燃費
エンジン | 駆動方式 | 燃費 (WLTCモード) |
ハイブリッド | 2WD | ※旧型は4WDのみ |
4WD | 21.4km/L | |
ガソリン | 2WD | 13.0~16.0km/L |
4WD | 12.8~15.2km/L |
※旧型ハリアー60系 2017年6月後期モデルを参考
3代目ハリアーは、「エレガンス」「プレミアム」「プログレス」というグレード名であり、4代目ハリアーとはグレードの名称が異なります。詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
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ハリアーと競合車種で燃費を比較
ハリアーの競合である国内メーカーのミドルサイズSUVと燃費を比較してみましょう。比較対象は、各車種のエントリーモデルです。
メーカー名 |
エンジン | 燃費 (WLTCモード) |
トヨタ ハリアー | ハイブリッド | 21.6~22.3km/L |
ガソリン | 14.7~15.7km/L | |
トヨタ RAV4 | ハイブリッド | 20.6~21.4km/L |
ガソリン | 15.2~15.8km/L | |
マツダ CX-5 | ディーゼル | 16.6~19.5km/L |
ガソリン | 14.0~14.6km/L | |
日産 エクストレイル | ハイブリッド | 19.7km/L |
ガソリン | ー | |
スバル フォレスター | ハイブリッド | 18.6km/L |
ガソリン | ー | |
レクサス NX | ハイブリッド | 21.6~22.2km/L |
ガソリン | 12.2km/L |
競合のミドルサイズSUVと比較すると、ハリアーハイブリッドの燃費性能が高いことがわかります。車体が小さい「コンパクトSUV」と比較すると燃費性能が劣る面はありますが、車体の大きさや走行性能を考慮すると燃費がよい車種といえるでしょう。
各車種の詳細や、ハリアーの競合以外のSUVについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
ハリアーの維持費をシミュレーション!
ハリアーを検討している人のなかには、維持費がどれくらいかかるのか不安な人もいるでしょう。ハリアーが欲しい人は、年間、月間のおおまかな維持費のシミュレーションを参考にしてみてください。
■ハリアーの維持費の一例
車種名 | ハリアー | ハリアー ハイブリッド |
グレード・仕様 | グレードS 2WD | グレードS 2WD |
ガソリン代 | 約103,000円 (燃費15.4km/L) | 約72,000円 (燃費22.3km/L) |
自動車税 | 39,500円 (1,986cc) | 45,000円 (2,487cc) |
任意保険 | 約42,000円 | 約42,000円 |
車検法定費用 | 自賠責保険:12,700円 自動車重量税:32,800円 印紙税:1,200円 | 自賠責保険:12,700円 自動車重量税:32,800円 (エコカー減税の考慮なし) 印紙税:1,200円 |
車検点検料金 | 約50,000円 | 約50,000円 |
メンテナンス 消耗品費用 | 約10,000円 | 約10,000円 |
年間維持費合計 | 約291,200円 | 約265,700円 |
月間維持費合計 | 約24,300円 | 約22,100円 |
※年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン160円/Lで計算
※任意保険は現在11等級、車両保険ありで計算。任意保険は補償内容によって変動します。
※2019年10月1日以降の購入として計算
ハリアーおよびハリアーハイブリッドを購入して維持するためには、年間で26~29万円、毎月2万円超の費用が必要です。さらに、駐車場代や高速道路代が必要な場合であれば、維持費はさらに大きくなります。維持費のシミュレーションはご自身のライフスタイルや状況にあわせて行いましょう。
ハリアーの魅力と注意点

ハリアーにはたくさんの魅力と、購入時の注意点があります。
【魅力】高級感のあるデザインと上質な乗り心地が叶う!
ハリアーは高級志向SUVであり、外観、内装ともにエレガントな印象が魅力です。外観はクーペのように流れるフォルムで、都会に馴染む見た目が特徴的です。
ハリアーのパワートレイン、プラットフォームには「TNGA(Toyota New Global Architecture)」と呼ばれる思想を元に設計されており、車の基本性能を従来より飛躍的に向上させています。これにより、走行時の静粛性が高まり、さらに快適な乗り心地が実現しました。
高級志向SUVでありながら、ガソリン車は312万円から、ハイブリッド車は371万円からと高すぎない価格設定も魅力です(2022年10月現在)。
【注意点】納車に時間がかかる可能性がある
ハリアーは2022年現在、半導体不足や新型コロナウイルス感染症の影響により、生産の遅れが発生しています。さらに人気が高い車種であることから、注文から納車まで時間がかかると予想されます。
そのため、新車の購入を検討している人は、買い替えるタイミングを考慮したうえで購入しましょう。
ハリアーはこんな人におすすめ
ハリアーは、以下のような人におすすめの車です。
- アウトドア系よりも高級感を楽しめるSUVが欲しい
- 運転席や助手席、後部座席も含めて乗り心地を重視している
- 車体が大きすぎず、燃費性能の高さを重視している
スタイリッシュで高級感があること、燃費がよいことはハリアーの特徴です。ほかのSUVにはないハリアーならではの魅力を楽しみたい人におすすめです。
ハリアーを購入するなら中古車も検討!
- すぐにハリアーを購入したい
- 車検を迎えるタイミングでハリアーに乗り換えたい
- 少しでも車両の購入価格を抑えたい
新車よりも早くハリアーを手に入れるためには、4代目または旧型となる3代目の中古車から探してみるとよいでしょう。現行型となる4代目ハリアーの中古車であれば、走行距離が少なく、状態のよい車も多いため、中古車価格が320万円前後と新車価格とあまり差がないケースもあります。
車両の購入価格を抑えたい人は、旧型(60系)のハリアーも検討してみましょう。3代目でおすすめのモデルは「ハリアーハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ」です。特別仕様車であり、外観内装ともに装備が充実しており、さらにエレガントな雰囲気を感じられます。

「ハリアーハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ」の3代目前期モデルであれば、200万円台前半から入手可能なケースもあります。価格を抑えながらハリアーならではの上質な空間を体験してみたい人はぜひ検討してみてください。
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よくある質問
ハリアーは、ミドルサイズSUVのなかでは燃費がよい部類に入ります。
4代目ハリアーのWLTCモードでの燃費は、ハイブリッド車は14.7~15.4km/L、ガソリン車は21.6~22.3km/Lです。
月間の維持費では、ハリアーは約24,300円、ハリアーハイブリッドは約22,100円です。これらの維持費はシミュレーションであり、任意保険の等級、走行距離、車検などのメンテナンス費用により差が出るため、あくまでも一例として考えてみてください。
具体的な維持費は「ハリアーの維持費をシミュレーション!」をご確認ください。
ハリアーは、SUVに高級感を求める人、燃費がいいSUVに乗りたい人におすすめです。
乗り心地もよい車であるため、家族や知人を乗せて快適にドライブをしたい人にも向いています。
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