車の燃費はガソリン代などのランニングコストに直結するため、車種を検討するうえで大切です。マツダ CX−5のディーゼル車の燃費性能は他社のハイブリッド車には及ばないものの、比較的高いといえます。
CX−5と競合するSUVの車種の燃費性能を比較し、自分にピッタリの車を見つけましょう。
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CX−5の維持費や競合車種の魅力もあわせて解説します。
この記事でわかること
- CX−5のカタログ燃費や実燃費
- CX−5の維持費や魅力
- CX−5と競合する車種の燃費性能や魅力
目次
CX−5の燃費はディーゼルのほうがいい!競合他車とも比較
![マツダ CX−5](https://www.carseven.co.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/10/image-36.webp)
画像引用元:【公式】マツダ CX−5|モデル紹介
2012年に初代が登場し、2017年にフルモデルチェンジしたCX−5。ガソリン車だけではなく、ディーゼルエンジン車もあるのが特徴のクロスオーバーSUVです。クリーンディーゼルを採用しているディーゼルモデルでは、特に燃費性能が高いため、燃料代が安くなるなどのメリットがあります。
以下の表に、CX−5の燃費性能を簡単にまとめましたのでご覧ください。
▼動力別の燃費性能(WLTCモード)
動力 |
駆動方式 |
カタログ燃費(km/L) |
ガソリン |
2WD(FF) |
13.8〜14.6 |
4WD |
13.0〜14.0 |
|
ディーゼル |
2WD(FF) |
17.4〜19.5 |
4WD |
16.6〜18.7 |
動力や駆動方式によって燃費性能は異なります。駆動方式を問わず、ガソリン車よりディーゼル車のほうが燃費性能が高くなっています。
さらに、CX−5のグレード同士や競合車種の燃費を比較してみましょう。
CX−5のカタログ燃費
CX−5のグレード別のカタログ燃費を次の表にまとめました。
▼CX−5のグレード別燃費比較表(WLTCモード)
グレード |
動力 |
駆動方式 |
AT・MT |
カタログ燃費 |
【20S】 |
SKYACTIV−G 2.0 |
2WD |
AT |
14.6 |
4WD |
AT |
14.0 |
||
【25S】 |
SKYACTIV−G 2.5 |
2WD |
AT |
13.8 |
4WD |
AT |
13.0 |
||
【XD】 |
SKYACTIV−D 2.2 |
2WD |
AT |
17.4 |
MT |
19.5 |
|||
4WD |
AT |
16.6 |
||
MT |
18.7 |
※ATにはCVTを含みます。
※4WDのみです。
CX−5の動力は、大きく分けて3つです。2.0Lのガソリンエンジンを搭載した「20S」、2.5Lのガソリンエンジンを搭載した「25S」、ディーゼルエンジンの「XD」に分かれています。
さらに「Smart Edition」「Proactive」「Black Tone Edition」「Sports Appearance」「Field Journey」「L Package」「Exclusive Mode」という、各動力ごとのグレード設定があります。これらのグレードには、エクステリアやインテリア、安全性能などに違いはありますが、燃費性能は変わりません。
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CX−5の燃費性能を比較する際は、グレードではなく動力と駆動方式、AT・MTに着目しましょう!
競合車種の燃費を徹底比較!
マツダ CX−5と人気のSUVで、燃費の比較をします。まずは、マツダのSUVである「CX−3」「CX−30」「MX−30」「CX−60」「CX−8」の燃費を表にまとめました。
▼マツダの車種別燃費比較表(WLTCモード)
車種名 |
動力 |
グレード |
カタログ燃費 |
カタログ燃費 |
CX−5 |
ガソリン |
20S |
14.6 |
14.0 |
ディーゼル |
XD(AT) |
17.4 |
16.6 |
|
CX−3 |
ガソリン |
15S |
17.0 |
15.7 |
ディーゼル |
XD(AT) |
20.0 |
19.0 |
|
CX−30 |
ハイブリッド |
20S |
16.2 |
15.5 |
ディーゼル |
XD(AT) |
19.5 |
18.7 |
|
MX−30 |
ハイブリッド |
− |
15.6 |
15.1 |
CX−60 |
ガソリン |
25S |
14.2 |
13.1 |
ディーゼル |
XD(AT) |
19.8 |
18.5 |
|
ハイブリッド |
XD−HYBRID |
− |
21.0 |
|
CX−8 |
ガソリン |
25S |
12.4 |
12.2 |
ディーゼル |
XD |
15.8 |
15.4 |
※ATにはCVTを含みます。
車種ごとに車体の大きさや動力、装備内容などが異なります。車体の小さなCX−3やCX−30は、ほかより燃費性能がよいです。一方、車体がもっとも大きいCX−8は燃費性能が一番低くなっています。
次に、人気のある他社SUVと比較して、CX−5の燃費性能を確かめましょう。他社の車種の特徴はのちほど詳しく解説します。
▼CX−5の競合車種ごとの燃費比較表(WLTCモード)
メーカー |
車種名 |
動力 |
グレード |
カタログ燃費 |
カタログ燃費 |
スバル |
ガソリン |
SPORT |
− |
13.6 |
|
ハイブリッド |
X−BREAK |
− |
14.0 |
||
トヨタ |
ガソリン |
G |
15.4 |
14.7 |
|
ハイブリッド |
G |
22.3 |
21.6 |
||
ホンダ |
ガソリン |
G |
17.0 |
15.6 |
|
ハイブリッド |
e:HEV X |
24.8 |
22.0 |
||
三菱 |
ハイブリッド |
G |
− |
16.2(※1) |
※ATにはCVTを含みます。
※1 ハイブリッド走行時の燃費
これまで紹介した車種と比較すると、CX−5の燃費性能はCX−3やヴェゼル、ハリアーよりは低いものの、ガソリン車ではCX−60やCX−8より高いです。ディーゼル車とハイブリッド車で燃費を比較すると、フォレスターやアウトランダーよりは高いものの、他社のSUVより高くありません。
CX−5の実燃費
車の燃費のまとめサイト「e燃費」と口コミサイト「みんカラ」によると、CX−5の実燃費は、次の表のとおりです。
▼CX−5の実燃費の比較表(WLTCモード)
グレード | 動力 | 2WD・4WD | 実燃費(km/L) |
20S | ガソリン | 2WD(AT) | 10.4〜11.5 |
25S | ガソリン | 2WD(AT) | 8.6〜10.3 |
XD | ディーゼル | 2WD(AT) | 14.7〜15.8 |
※ATにはCVTを含みます。
CX−5は、ガソリンとディーゼルでカタログ燃費と実燃費の差は大きいです。CX−5だけに限らず実燃費は実際に走行した数値のため、一般的にカタログ燃費より実燃費のほうが燃費性能は低くなります。
CX−5の維持費をシミュレーション
フォレスターの燃料費や自動車税なども含めた実際の維持費について、下の表にシミュレーション結果をまとめましたので、車種検討の際に参考にしてください。
▼フォレスターの維持費シミュレーション表
グレード | 25S | XD |
仕様 | AT、2WD、ガソリン | AT、2WD、軽油 |
実燃費 | 8.6km/L | 14.7km/L |
燃料代 | 約186,000円 | 約109,000円 |
自動車税 | 45,000円 | 45,000円 |
任意保険 | 約45,000円 | 約45,000円 |
車検法定費用 (自賠責保険・自動車重量税・印紙税) | 約55,000円 | 約55,000円 |
車検点検料金 | 約57,000円 | 約57,000円 |
メンテナンス・消耗品費用目安 | 約40,000円 | 約40,000円 |
年間維持費合計 | 約428,000円 | 約351,000円 |
月間維持費合計 | 約36,000円 | 約29,000円 |
※WLTCモードで比較
※燃費は実燃費の下限値をもとに計算しています。
※年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン160円/L、軽油140円/Lで計算しています。
※自動車税は2022年10月1日以降に購入したとして計算しています。
※任意保険は補償内容によって変動します。
※ATにはCVTを含みます。
CX−5の年間の維持費は、25Sで約42.8万円、XDで約35.1万円がかかります。ガソリン仕様とディーゼル仕様で燃費の差が大きいため、燃料代の差も大きくなります。結果として維持費の差は年間で約7.7万円です。
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上の表のほかにも、駐車場代や高速道路代などの費用も必要となる場合があるので、自分のライフスタイルや状況にあわせて計算してみましょう!
CX−5の魅力は?クリーンディーゼルでクリーンなカーライフを
![マツダ CX−5](https://www.carseven.co.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/10/image-1-5.webp)
画像引用元:【公式】マツダ CX−5|モデル紹介
マツダ CX−5は輸入車を思わせる美しい曲線のフォルムをもつ、人気のクロスオーバーSUVです。街乗りがメインと思う方もいるかもしれませんが、日常使いやアウトドアでも充分に活躍できるほど荷室は大きく、車内の空間は広々としています。
動力はガソリンとディーゼルの2種類があります。ディーゼルのSKYACTIV−Dであればクリーンディーゼルを採用しているため燃費性能が高いです。また、ガソリンより安い軽油が燃料であるため、ランニングコストを重視したい方におすすめできます。後進時に車や障害物を検知する機能やペダルの誤操作による急発進を抑制するシステムなど、安全性能が高いことも人気の理由のひとつといえます。
CX−5の競合車種をチェック!
さきほど比較したCX−5の競合車種をひとつずつチェックしましょう。
機能や車体の大きさなどは車種によって特色があり選択肢が豊富なため、SUVの購入を検討している方には嬉しさと同時に悩みがつきものです。裏を返せば、大型からコンパクトなモデルまでラインナップが充実しているため、自分に合う車種が見つかる可能性が高いといえます。
国産車のほかに輸入車もあり、複数のラインナップがあります。選択肢が多く悩んでいる方のために次の記事も用意しているので、あわせてご覧ください。
![](https://www.carseven.co.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/08/staff_men11-150x150.png)
SUVの人気の理由やメリット・デメリットを紹介している記事もあるので、ぜひ読んで購入時の参考にしてください!
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スバル:フォレスター
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スバル フォレスターは、走破性に優れているため山道など悪条件でも力強い走りができる点が魅力のSUVです。全グレードにおいて四輪駆動であるため、燃費性能はやや低いといえます。
街乗りや長距離のドライブにおいては運転支援システム「アイサイト」があれば、運転のストレスや疲労を軽減してくれます。室内や収納スペースが広いため、アウトドアを楽しむ車としても充分活躍してくれるでしょう。
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ホンダ ヴェゼルは、街乗りやアウトドア、レジャーなどさまざまなシーンで活躍できる車種です。ミドルコンパクトSUVでありながら荷室は広く、多彩なシートアレンジが可能なため、アウトドアなどの荷物が多いイベントにおいても利便性が高いです。
ホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したモデルでは、駆動用と発電用の2つのモーターが搭載されています。それにより高速走行時や街乗りなどの特性にあわせた走行の実現が可能です。他社のSUVと比較して燃費性能が高いので、ランニングコストを重視したい方におすすめできます。
三菱:アウトランダーPHEV
![三菱 アウトランダーPHEV](https://www.carseven.co.jp/magazine/wp-content/uploads/2022/10/image-7-1.webp)
画像引用元:【公式】三菱 アウトランダー|グレード・価格
三菱 アウトランダーは、PHEV専用モデルのSUVです。アウトランダーには出力1500Wの100V AC電源が搭載されているため、キャンプ場などのアウトドアでも電源を使用できます。また、車内の空間は広く、荷室も充分なスペースがあるため、さまざまなシーンで活躍してくれます。走行特性にあわせてモーターとエンジンを切り替えるシステムがあるため、燃費性能は高いです。
エンジンとモーターを搭載するハイブリッドカーで外部からの充電機能を備えているものを、PHEV(プラグイン・ハイブリッド)といいます。走行中にCO2を排出しないEV車(電気自動車)は、モーターのみの走行となるため、ガソリンは投入できません。
CX−5は新車と中古車どちらがいい?
CX−5の購入を新車と中古車で悩んでいる方は、ほしい機能や納車の時期などの観点から選んでください。
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新車と中古車を選ぶ際のポイントを解説します!
新しい機能がほしい方は新車がおすすめ
・最新性能を搭載した車が欲しい方
・車体カラーやオプションなどを自由に選びたい方
燃費性能や走行性能など、新しくなった機能がほしい方には新車がおすすめです。ほかにも車体カラーやオプションなどは中古車では選択できません。自由にカラーやオプションなどを選んで自分だけの車にカスタマイズしたい方は、新車購入を検討しましょう。
コスパ重視の方は中古車がおすすめ
・コスパを重視したい方
・できるだけ早く納車したい方
マツダのSUVは比較的納期が早いとされていますが、2〜4か月程度は要するため、すぐに欲しい場合は中古車を探すのがおすすめです。また、2017年以降はマイナーチェンジのみなので、中古でも第2世代のラインナップが豊富といえます。
燃費は現行のモデルよりは劣りますが、新車購入価格と比較した際に中古車のほうが、乗り出し価格が安いケースは多いです。コスパを重視したい方やできるだけ早くCX−5に乗りたいと考えている方は中古車を検討してください。
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よくある質問
CX−5と他社のSUVの燃費性能を比較した場合、よいとはいえません。CX−5の燃費は、ガソリンで13.0〜14.6km/L、ディーゼルで16.6〜19.5km/Lです。
CX−5の燃費性能は動力によって異なるため、グレードによる違いはありません。
CX−5の動力は、大きく分けて3つです。2.0Lのガソリンエンジンを搭載した「20S」、2.5Lのガソリンエンジンを搭載した「25S」、ディーゼルエンジンの「XD」に分かれています。
さらに「Smart Edition」「Proactive」「Black Tone Edition」「Sports Appearance」「Field Journey」「L Package」「Exclusive Mode」という、各動力ごとのグレード設定があります。これらのグレードには、エクステリアやインテリア、安全性能などに違いはありますが、燃費性能は変わりません。
▼CX−5のグレード別燃費比較表(WLTCモード)
グレード |
動力 |
駆動方式 |
AT・MT |
カタログ燃費 |
【20S】 |
SKYACTIV−G 2.0 |
2WD |
AT |
14.6 |
4WD |
AT |
14.0 |
||
【25S】 |
SKYACTIV−G 2.5 |
2WD |
AT |
13.8 |
4WD |
AT |
13.0 |
||
【XD】 |
SKYACTIV−D 2.2 |
2WD |
AT |
17.4 |
MT |
19.5 |
|||
4WD |
AT |
16.6 |
||
MT |
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