流通の乱れなどによって納期が遅れている新車。遅いものだと1年以上かかると言われています。
本記事では、国内メーカー別の新車の納期や、納期が遅いときの対処法を紹介します。余裕を持って納車できるように、欲しい新車のメーカーがどのくらいの納期になっているのか知っておきましょう。
この記事でわかること
- ・国内メーカーごとの新車の納期の目安
- ・新車の納期が遅れる原因
- ・欲しい新車の納期が遅いときの対処法

早く車が欲しい方には「中古車の購入」もおすすめです。
目次
新車の納期はどのくらい?
一般的には新車の納期は1〜3か月だったものが、半年〜1年程度の納期の車種やメーカーもよく見られるようになっています。人気の車種になると、受注自体が止まるケースもあるので、早めに欲しい車の納期を知っておかなければいけません。
【国内メーカー別】新車納期の目安一覧表
2023年2月時点で発表されている「スズキ・ダイハツ・マツダ・ホンダ・トヨタ・スバル・日産・三菱」の納期は、以下のようになっています。
メーカー名 | 納期目安 |
スズキ (2022年4月の情報) |
最短: |
ダイハツ (2022年10月時点の情報) |
最短: 2か月 最長: 6か月 |
マツダ (2023年1月時点の工場出荷時期) |
最短: 2か月 最長: 6か月 |
ホンダ (2023年2月時点の工場出荷時期) |
最短: 1か月 最長: 12か月 |
トヨタ (2023年1月時点の工場出荷時期) |
最短: 1か月 最長: 6ヶ月 |
スバル (2023年1月時点の工場出荷時期) |
最短: 1か月 最長: 7か月 |
日産 (2023年2月時点の情報) |
最短: 2か月 最長: 非公開 |
三菱 (2023年2月時点の情報) |
最短: 2か月 最長: 非公開 |
上記の納期はあくまで目安であり、なかには納期を表示しないようにしている車種もあります。欲しい車種が決まっている場合は、以下の方法で正確な情報を確認しましょう。
納期の確認方法
納期の確認方法には、主に以下の2つがあります。
- メーカーのホームページを確認する
- 自動車販売店に確認する
メーカーのホームページでは納期を公開していない車種もあります。また、納期が公開されている車種でもエリアにより異なる場合があるので、欲しい車種が決まっている場合は、近くの販売店に電話するか、直接店舗に行って確認すると、より正確な情報が得られるでしょう。
新車の納期が遅れるのはなぜ?
新車の納期は以前の状態に回復しつつあるものもありますが、全体的には見通しがついていません。以下で紹介する3つが納期遅れの原因として挙げられます。
原因1:半導体を含む部品の供給不足
半導体が不足しているというニュースはよく聞きますが、それ以外の部品の供給も少なくなっていることが原因のひとつです。
車の運転支援システムの開発などが進むことで半導体の必要数が増えている一方、工場での生産を増やすには多くの資金と時間がかかり、需要と供給のバランスが成り立っていません。
また、電気信号を伝達するワイヤーハーネスなどの部品も不足していると言われており、専門工場での生産が必要なものはすぐに生産量を増やせません。
原因2:社会情勢による流通の乱れ
コロナやロシア・ウクライナ問題などの社会情勢で、日本国内だけでなく国際的に流通の乱れが生じていることも納期に影響しています。
コロナでは感染拡大により、港でコンテナを運ぶ港湾作業員やコンテナ自体が不足する事態となりました。また、ロシア・ウクライナ問題は、多くの資源を世界の国々が奪い合うといった事態を引き起こし、今後も続いていく可能性があります。
原因3:海外需要の高まり
日本で作られた車は、日本だけでなく海外にも供給されています。一部の車種では海外需要が高まっているため、日本への割当が少なくなっています。
たとえば、トヨタのランドクルーザーは約50%を中東諸国に供給しており、供給の割合に偏りがあります。
新車の納期が遅いときの対処法
新車の納期が遅いときの対処法は以下の4つです。
納車予定から逆算して契約を済ませる
欲しい車が決まっている方には、この対処法がおすすめです。
人気の車種の場合、1年以上の納期となることもあるので、納車予定日を大まかに把握しておきましょう。
また、時期によっては販売店が生産枠を抑えていることがあるため、ディーラーに契約前の段階で希望の納車日を伝えることも有力な対処法になります。
車検前に買い替えができるように、欲しい車の納期を把握し、今の愛車の売る時期を早めに検討しましょう。
納車が早い車種を選ぶ
新車という条件で探しており、車種にこだわりがない方にはこの対処法がおすすめです。
たとえば、スズキのラパンであれば2.5か月、ダイハツのミライースであれば2か月程度というほぼ通常通りの納期になっています。
メーカーごとに納車期間の短い車種があるため、販売店やディーラーに「早く納車できるものが欲しい」という旨を伝え、問い合わせしてみましょう。
納期が早いグレードやカラーを選ぶ
人気の車種などでは、グレードやカラーによって納期が変わることもあります。「どうしてもこのカラーがいい」といった要望がなければ、納期が早そうなものを選ぶとよいでしょう。
「人気のないグレードのほうが納期が早そう」と思うかもしれませんが、車種によっては「人気のグレードの生産に集中していてほかのグレードの納期が遅れる」ということもあるため、欲しい車種の生産状況がどうなっているかを確認することも必要です。
また、納期が長くなりやすい特徴として、手間がかかる作業が含まれている点が挙げられ、カラーでいえば2トンカラーは納車が遅くなる傾向にあります。
中古車を検討する
欲しい車種は決まっているものの、半年以上も待てない方にはこちらがおすすめです。
在庫がある中古車であれば、必要書類を提出してから「1〜2週間程度の納車になる」と言われています。ただし、新車の納期が遅くなった影響で、中古車でも車種によっては納車待ちする可能性があるので、少し余裕をもって探し始めるようにしましょう。

中古車価格相場で高値になっている車種もあります。中古車販売店に問い合わせしてみましょう。
よくある質問
「自動車部品の供給不足」「社会情勢による流通の乱れ」「海外需要の高まり」の3つが原因として挙げられます。
通常は1〜3か月程度ですが、特に人気の車種になると半年〜1年程度の納期を要することもあります。車検前の買い替えを検討している場合は、早めに準備するとよいでしょう。メーカーごとの納期の目安はこちらの表を確認してみてください。
「納車予定から逆算して契約する」「納車が早い車を選ぶ」「納期が早いカラーやグレードを選ぶ」「中古車を検討する」の4つです。あなた自身が何を重視するかによって対処法が変わるので、優先順位をはっきりさせておきましょう。

できるだけ早く車を購入したい場合は、コンシェルジュに相談して見るのもおすすめです。