更新日2024.03.13

リセールバリューの高い車の見分け方|おすすめ10車種や計算方法も紹介

リセールバリュー車_アイキャッチ

リセールバリューとは「再販価値」を意味する言葉であり、新車の購入から年数が経過しても価値が下がりにくい車を「リセールバリューの高い車」といいます。リセールバリューが高くなる要因には、形状や色から見る人気の高さや根強いファンの存在、現在では入手できない希少価値の高さがあります。

メリットは、手放す際に比較的高値で買取や下取りをしてもらえる可能性が高い点です。リセールバリューが高い車の特徴や車種を把握して、車選びのポイントにしてみませんか?

この記事でわかること

  • ・リセールバリューが高い車の5つの条件
  • ・リセールバリューを知るための「残価率」の計算方法
  • ・リセールバリューが高い10車種
今お持ちの愛車の買取でもっとおトクにクルマ選び

お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?

リセールバリューが高い車の条件

リセールバリューとは、購入したものを売却する際の「再販価値」を指します。リセールバリューの高い車とは、中古車市場における需要の高さから人気があり、下取りや買取の価格が高くなる車のことです。

2022年現在、リセールバリューが高い車の条件は以下のとおりです。

  • SUVなど人気のボディタイプ
  • ホワイト、ブラック、パールなどの人気色
  • モデルチェンジ直後の車
  • 根強いファンがいる車種
  • 入手が困難な車種
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スタッフ

車のリセールバリューを知ることで、欲しい車や愛車の価値が将来的にどう変化するかが把握できます!

SUVなど人気のボディタイプ

SUVやミニバンといったボディタイプは人気が高く、リセールバリューが高い傾向にあります。

SUVは外観のデザインや利便性、機能性に優れている点から昨今人気が高まっています。ミニバンは、ファミリー向けのタイプとして高い人気を維持し続けていることが特徴です。

ただし、人気のボディタイプでも、すべての車種の価値が高いわけではありません。供給過多により中古車市場に数が多い車種の場合、リセールバリューは低くなる傾向があります。

ホワイト、ブラック、パールなどの人気色

ホワイトやブラックといったスタンダードなボディカラーは人気があり、リセールバリューが高くなる傾向にあります。

レッド、ブルー、イエローなどの個性的な色の車であっても、車種のイメージカラーであればリセールバリューが高くなる可能性もあります。

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スタッフ

たとえばジムニーの場合、ジャングルグリーンやキネティックイエローはジムニーならではの色合いであり、イメージカラーとして連想されます。

モデルチェンジ直後の車

モデルチェンジ後の新型となり、リセールバリューが高いです。モデルチェンジ直後の新型を購入すれば、新たにモデルチェンジをするまでのリセールバリューは保てる可能性があります。

一方、モデルチェンジ以前の車は「型落ち」となり、リセールバリューが下がる傾向があります。

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スタッフ

車を安く買いたい人にとっては、モデルチェンジ前の車が購入しやすいかもしれませんね!

根強いファンがいる車種

マイナーでも性能が特化した車や、生産終了から時間が経っていても人気が高い車には根強いファンがいることもあり、車種によっては年月が経過するごとに値上がりをするものもあります。

すでに生産終了している車を手に入れたい場合、新たに供給が増えることがないため中古車から探すケースが一般的です。

根強いファンがいる車種は中古車でも需要があり、しっかりとメンテナンスされて良好な状態が保てていれば、走行距離が多かったり、年式が古かったりする中古車でも、高値で買い取りをしてもらえる可能性があります。

入手が困難な車種

現行車種のなかでも人気が高く、生産が追いついていない車種や、社会情勢により充分な供給ができていない車種はプレミア価格がついており、リセールバリューが高くなる傾向です。

現行型の新車が手に入らない場合、一世代前のモデルでも需要が高く、年式が古い車や走行距離が少し多い車でも高値で買取をしてくれるケースがあります。

2022年8月現在、スズキ ジムニートヨタ ランドクルーザーなどが入手困難な車として代表的です。状態によっては中古車でも新車以上の価格で販売されていることもあります。

車のリセールバリューの計算方法

車のリセールバリューは、新車価格に対して年数経過した際の価値にあたる「残価率」を計算して求めることができます。

残価率の計算方法

買取相場価格÷新車価格×100

残価率は、年数が経過するにつれて下がることが一般的です。新車登録時の価格から比べて3年落ちで50~60%、5年落ちで40~50%となるケースが多いです(希少価値の高い車を除く)。

たとえば、買取価格相場が120万円~150万円、新車価格が250万円、新車で購入して7年が経過した車を例に、残価率を計算します。

残価率の計算例

120万円÷250万円×100
150万円÷250万円×100

→残価率48~60%

5年落ちで残価率の平均が40~50%とすれば、上記の車は残価率が48~60%となり、平均よりも少しリセールバリューが高い車と考えることができます。

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ユーザー

残価率が100%を超えている車は、中古車でも新車価格以上の価値があるということ?

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スタッフ

はい!新車が手には入らないほど人気の車種や希少価値が高い車は、残価率100%超えになることもあります。

買取相場の調べ方は?

残価率の計算には、車の買取相場価格が必要となります。買取相場価格は、以下の場所で調べることができます。

  • 大手買取店サイトの取引実績
  • 中古車の販売価格から相場を予測
  • ディーラーの下取りシミュレーション
  • 一括査定サイトの簡易査定

カーセブンでも「車査定実績」のページで、車種ごとの取引実績を掲載しています。査定実績を見る際は、愛車の車種とボディカラー、年式、走行距離といった、条件が近いものから探してみてください。

リセールバリューが高い車種10選

ここでは、リセールバリューが高い車種を10種類紹介します。紹介する車種は、2022年8月現在で現行型として発売中のモデル、生産が終了している車は最終モデルをもとにしています。

メーカー名・車種名
グレード
3年落ちの
残価率
5年落ちの
残価率
スズキ ジムニー
XL 4WD・4AT
122%76%
スズキ ジムニーシエラ
JL4WD・4AT
120%
スバル WRX STI
Type S
111%77%
トヨタ FJクルーザー
ファイナルエディション
94%
トヨタ ランドクルーザー
ZX 3.5Lガソリン(7人)
88%70%
トヨタ アルファード
SC(2WD・7人乗り)
80%55%
トヨタ ランドクルーザープラド
TX“Lパッケージ”
2.8Lクリーンディーゼル(7人)
79%68%
ホンダ N-BOX
L・ターボ FF
72%59%
トヨタ RAV4
HYBRID G 4WD
72%
トヨタ ハリアー
G ハイブリッド 2WD
70%57%

※残価率は2022年8月現在の、カーセブン公式サイトの査定情報をもとに行っているため、数値に差が出る可能性があります

スズキ:ジムニー

リセールバリュー_ジムニー

画像引用元:ジムニー – スズキ

▲50年以上愛されているジムニー。往年のファンから新たなファンまで多数存在している。

ジムニーの特徴

・軽自動車でありながら優れた走破性をもつ
・外観のかわいらしさも魅力のひとつであり、デザインを重視したい人からも注目を集めている

スズキ ジムニーは、初代が1970年に発売された長い歴史をもつ軽自動車のSUVです。ジムニーは「クロカンSUV」と呼ばれ、林道や雪道、岩場といった未舗装路や悪路を進む走破性に優れています。車の骨格となるフレームにはジムニー伝統の「ラダーフレーム」が搭載されており、これにより高い走破性や耐久性を実現しています。

クロカンSUVというと車体が大きい車種が多いものの、ジムニーは軽自動車であり市街地での走行や駐車もしやすい点が魅力です。

クロカンSUVとしての性能の高さが人気のポイントであり、前世代のジムニーも含めてリセールバリューが高い車種です。2022年8月現在、新車の在庫が僅少の状態であることから、現行モデルを手に入れるためには納車まで時間がかかるとされています。

■ジムニーの情報

3年後残価率122%
5年後残価率76%
ボディタイプSUV
寸法全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,725mm
室内寸法長さ1,770~1,795mm
幅 1,300mm
高さ1,200mm
乗車人数4人
排気量658cc
新車価格
XL 4WD・AT ※1
1,780,900円
中古車相場価格 ※2220万円~

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

スズキ:ジムニーシエラ

ジムニーシエラ

画像引用元:ジムニー シエラ – スズキ

▲ジムニーの普通車版となるジムニーシエラ。排気量が大きく高速道路の走行時も余裕が出る。写真はグレード「JC」。

ジムニーシエラの特徴

・外観や高い走破性はジムニーと共通している部分は多いが、排気量が1,460ccで普通車となる
・ジムニー同様クロカンSUVとして高い評価を得ており、高い人気を維持し続けている

スズキ ジムニーシエラは、「ジムニー」の普通車版であり排気量がアップしている車です。

ジムニーとの大きな違いは、排気量とボディサイズです。ジムニーシエラは排気量が大きいぶん、より力強くゆとりのある走行ができます。

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ボディサイズは全体的に大きくなっており、比較すると外観の迫力が増しています!

車のフレームやサスペンション、トランスミッションといった部分は、ジムニー同様高い性能をもつ部品が搭載されているため、未舗装路に対する走行性能や高い耐久性が特徴です。

ジムニーシエラもクロカンSUVとして高い人気を維持し続けており、リセールバリューが高くなっています。新車は手に入れにくい状況が続いているため、中古車市場から探すことも検討してみてください。

■ジムニーシエラの情報

3年後残価率120%
5年後残価率
ボディタイプSUV
寸法全長3,550mm
全幅1,645mm
全高1,730mm
室内寸法長さ1,795mm
幅 1,300mm
高さ1,200mm
乗車人数4人
排気量1,460cc
新車価格
JL4WD・4AT ※1
1,962,400円
中古車相場価格 ※2250~300万円

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

スバル:WRX STI

リセールバリュー_WRXSTI

画像引用元:WRX STI | SUBARU

▲スバルの技術力がつまった「水平対向エンジン」を搭載したスポーツセダン。すでに生産が終了していることもあり、中古車の価格は上昇中。

WRX STIの特徴

・生産終了前に発売されたモデルは特にリセールバリューが高く、現在も値上がり傾向にある
・スバルI独自の技術が詰まったスポーツセダンであり、高性能エンジン、剛性を高めたサスペンションとシャシーにより、早さと安定性が実現

スバル WRX STIは、2019年に受注を終了したスポーツセダンです。リセールバリューが高い理由は、WRX STIのもつスポーツ性能の高さと稀少性です。

WRX STIには、「EJ20」と呼ばれる水平対向エンジンが搭載されています。高回転、高出力を発揮するEJ20は根強いファンに注目されているエンジンでしたが、スポーツエンジンの生産終了に伴い、国内試乗向けのWRX STIも生産が終了しました。

WRX STIのなかでも、生産終了前の発売された「EJ20 Final Edition」は555台限定で抽選販売されており、特に希少価値が高く、リセールバリューも高いモデルです。ほかのスポーツセダンにはない、高いスポーツ性能が根強いファンから評価されており、所有者は手放す機会がなく、中古車として出回る機会が少ないとも予想できます。

■WRX STIの情報

3年後残価率111%
5年後残価率77%
ボディタイプセダン
寸法全長4,595mm
全幅1,795mm
全高1,475mm
室内寸法長さ2,005mm
幅 1,490mm
高さ1,205mm
乗車人数5人
排気量1,994cc
新車価格
Type S ※1
4,136,000円
中古車相場価格 ※2600万円~

※1 発売当時
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

トヨタ:FJクルーザー

リセールバリュー_FJクルーザー
▲迫力のある外観やボディサイズが魅力のクロカンSUV。写真は2011年式「ブラックカラーパッケージ」のグレード。
FJクルーザーの特徴

・本格的に未舗装路を走行したい人向けのクロカンSUV
・明るいボディカラーも選べる

トヨタ FJクルーザーは、2006年アメリカで発売されたクロカンSUVです。日本では、2010年から2018年の期間で販売されていました。

FJクルーザーの特徴は、イエロー、ブルー、レッドなどのポップなボディカラーです。「ブラックカラーパッケージ」「レッドカラーパッケージ」といったグレードでは、ボディだけではなく内装もそれぞれ黒や赤のパーツが装備されています。

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未舗装路での走行を想定している場合は「オフロードパッケージ」がおすすめです!

オフロードパッケージはリヤデフロックが標準装備であり、悪路でスタック(前後に進めずタイヤが空転した状態)したときに利用できます。ほかにも、悪路走行時の安定性を高める「ビルシュタイン製ショックアブソーバー」が装備されており、未舗装路を走りたい人向けの装備が充実しています。

SUV人気が高まっていること、クロカンSUVとして高い性能と個性をもつことから、根強いファンがいる一台です。すでに生産は終了されており新車を手に入れられない状況であるため、メンテナンスされており状態のよい車両は特にリセールバリューが高くなります。

■FJクルーザーの情報

3年後残価率94%
5年後残価率
ボディタイプSUV
寸法全長4,635mm
全幅1,905mm
全高1,840mm
室内寸法長さ1,785mm
幅 1,560mm
高さ1,225mm
乗車人数5人
排気量3,955cc
新車価格
ファイナルエディション ※1
3,492,720円
中古車相場価格 ※2150~500万円

※1 発売当時
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

トヨタ:ランドクルーザー

ランドクルーザー

画像引用元:トヨタ ランドクルーザー | トヨタ自動車WEBサイト

▲国内外で人気の高いランドクルーザー。2021年にモデルチェンジした現行型は、注文を停止するほどの人気であり、手に入れにくい状況が続いている。

ランドクルーザーの特徴

・未舗装路を走るために便利なシステムやモニターが搭載されている
・迫力のある外観、上質な内装でデザインと高級感を楽しめるSUV

トヨタ ランドクルーザーは、1951年より発売されている歴史あるクロカンSUVです。2022年8月現在は「300系」と呼ばれるモデルを発売していますが、国内外から注文が殺到していることから、新規の受注をストップしています。以前より人気のランドクルーザーは、先代の「200系」も注目を集めており、中古車市場での価格が高騰中です。

ランドクルーザーの魅力は、長い歴史のなかで積み重ねてきたクロカンSUVとしての性能です。300系のランドクルーザーには、未舗装路での走行支援を受けられる「マルチテレインセレクト」が搭載されています。6つのモードから路面に応じたものを設定すれば、状況に合わせた制御をしてくれるため、より高い走破性で悪路を突き進むことができます。

高剛性で軽量化されたフレームやボディによりランドクルーザーの走破性、耐久性は国内外から評価されていることがリセールバリューの高さの要因です。

■ランドクルーザーの情報

3年後残価率88%
5年後残価率70%
ボディタイプSUV
寸法全長4,950~4,985mm
全幅1,980~1,990mm
全高1,925mm
室内寸法長さ1,955mm【5人乗り】
長さ2,755mm【7人乗り】
幅 1,640mm
高さ1,190~1,210mm
乗車人数5人または7人
排気量3,444cc【ガソリン】
3,345cc【ディーゼル】
新車価格
ZX 3.5Lガソリン(7人) ※1
7,300,000円
中古車相場価格 ※2900万円~

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

トヨタ:アルファード

アルファード

画像引用元:トヨタ アルファード | トヨタ自動車WEBサイト

▲国内で販売されているミニバンのなかでも「高級ミニバン」として地位を築いてきたアルファード。高級といわれるにふさわしい外観、内装、機能を持ち合わせている

アルファードの特徴

・ゆとりのある室内空間でファミリー層からの需要が高い
・歩行者検知、踏み間違え防止サポート、高速道路走行時の追従機能などドライバーの操作を支援する装備が充実しており、安全性能が高い

トヨタ アルファードは、ドライバーと同乗者の気分を高めてくれるデザイン、機能が搭載された高級ミニバンです。国内の自動車メーカーも数種類のミニバンを販売していますが、そのなかでもアルファードはリセールバリューが高い車種です。

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アルファードは、広いラゲッジスペースとシートアレンジによる利便性もポイント。3列目シートは左右へ跳ね上げて格納できるため、高さのある荷物の縦置きができます!

2022年8月現在、新車は新型コロナウイルス感染症の拡大と世界的な半導体部品の不足により納期が目途が立たない状況であるため、できるだけ早く手に入れたい人は中古車の選択肢になるでしょう。

アルファードの兄弟車には「ヴェルファイア」があります。走行性能に違いはありませんが、外観と内装が異なります。デザインの好みは人それぞれであるため、価格や車の状態、見た目の好みでアルファードとベルファイアを比較してみてもよいでしょう。

■アルファードの情報

3年後残価率80%
5年後残価率55%
ボディタイプミニバン
寸法全長4,945~4,950mm
全幅1,850mm
全高1,930~1,950mm
室内寸法長さ3,210mm
幅 1,590mm
高さ1,400mm
乗車人数7人または8人
排気量2,493・3,456cc【ガソリン】
2,493cc【ハイブリッド】
新車価格
SC(2WD・7人) ※1
5,277,600円
中古車相場価格 ※2320~600万円

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

トヨタ:ランドクルーザープラド

ランドクルーザープラド

画像引用元:トヨタ ランドクルーザー プラド | トヨタ自動車WEBサイト

▲「ランドクルーザー」と比較すると、フロントのゴツゴツとしたデザインは控えめな印象。「ボディサイズも異なり、プラドならではの個性や魅力もある

ランドクルーザープラドの特徴

・ランドクルーザー譲りの、オンロード・オフロードのどちらも快適に走れる高い走行性能
・ダイナミックな外観は、自然にも都会にも映える魅力的なデザイン

トヨタ ランドクルーザープラドは、オフロードに対する高い走破性・耐久性とスタイリッシュなデザインを合わせもつクロカンSUVです。

「ランドクルーザー」とは似た名前の車ではありますが、搭載されたエンジンや外観が異なることや、ランドクルーザープラドのほうがボディサイズが小さいことなど

ランドクルーザープラドは、ランドクルーザーから派生して発売された車種です。ランドクルーザーのもつ、高い走破性や耐久性が継承されており、高い評価と人気につながっています。

上質で年中快適に利用できるシート、ゴルフバッグを4つ積み込める広いラゲッジスペース、充実した先進安全装備が搭載されている点も評価されており、リセールバリューの高い一台です。

■ランドクルーザープラドの情報

3年後残価率79%
5年後残価率68%
ボディタイプSUV
寸法全長4,825mm
全幅1,885mm
全高1,835~1,850mm
室内寸法長さ1,825mm【5人乗り】
長さ2,520mm【7人乗り】
幅 1,565mm
高さ1,240mm
乗車人数5人または7人
排気量2,693cc【ガソリン】
2,754cc【ディーゼル】
新車価格
TX“Lパッケージ”
2.8Lクリーンディーゼル(7人乗り) ※1
4,997,000円
中古車相場価格 ※2350~600万円

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

ホンダ:N-BOX

ホンダ N-BOX

画像引用元:N-BOX|Honda公式サイト

▲昨今人気のタイプである、軽自動車スーパーハイトワゴンのなかでも人気が高いN-BOX。安全性と利便性に優れている点が評価されている

N-BOXの特徴

・10年連続で「軽自動車販売台数1位」となる人気の高さ
・先進安全装備「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を搭載したグレードもある

ホンダ N-BOXは、ファミリー向けとしても人気が高いスーパーハイトワゴンです。軽自動車のスーパーハイトワゴンは各メーカーが販売していますが、そのなかでもN-BOXはリセールバリューが高いです。

2011年より発売をスタートしたN-BOXは、2012年度より10年連続で軽自動車販売台数No.1を獲得しています(全国軽自動車協会連合会調べ)。人気のポイントは、軽自動車最大級である室内空間の広さと利便性、安全性の高さにあります。

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スタッフ

軽自動車ではありますが、後部座席は身長の高い人でも足を組んでも余裕のあるスペースと、子どもが立って着替えられる140cmの室内長が室内空間の特徴です!

2018年10月より発売されたモデルには、先進安全装備「Honda SENSING」が全車に標準装備されています。Honda SENSINGには、歩行者や車両を検知して衝突を回避するサポートや、誤発進を抑制する機能などがあり、初めて車を購入する人でも安心できる装備が充実しています。

N-BOXは人気が高く販売台数も多いため、中古車市場にはさまざまな年式や状態の車があり、希望条件に合う車を見つけやすい車種です。

■N-BOXの情報

3年後残価率72%
5年後残価率59%
ボディタイプ軽自動車
ハイトワゴン
寸法全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,790mm【FF】
全高1,815mm【4WD】
室内寸法長さ2,240mm
幅 1,350mm
高さ1,400mm
乗車人数4人
排気量658cc
新車価格
L・ターボ FF ※1
1,778,700円
中古車相場価格 ※280~150万円

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

トヨタ:RAV4

トヨタ RAV4

画像引用元:トヨタ RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

▲昨今人気が高まっているクロスオーバーSUV。2019~2020年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

RAV4の特徴

・大きすぎないミドルサイズのSUVで、日本の道路でも運転のしやすさがあるサイズ感
・先進安全装備「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を全車に標準装備

トヨタ RAV4は、オンロード・オフロード問わず走りを楽しめるSUVです。SUVのなかでも「クロスオーバーSUV」に分類されており、市街地での走行にも適した性能をもちます。

RAV4は「フルタイム4WD」のシステムを搭載しており、路面状況に応じて2WDと4WDを切り替えます。未舗装路を走行する際は「マルチテレインセレクト」と呼ばれる走行支援を利用すると、滑りやすい道と凹凸の多い道それぞれに合う制御を行うため、走破性がさらに向上します。

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スタッフ

RAV4は燃費がよい点も特徴のひとつ!ガソリン車の4WDは15.2km/L、ハイブリッド車の4WDは20.6km/Lと低燃費です(いずれもWLTCモードでの計測)。

ラゲッジスペースの広さもRAV4の魅力です。リヤシートを使用した状態で約1mの奥行きを確保でき、リヤシートを倒せば約1.8mの奥行きを確保できるほど、長尺の荷物を積み込める大きなスペースがあります。ゴルフバッグを4つ載せられるほどの大きなスペースは、アウトドアや買い物、旅行などでたくさんの荷物を積み込む機会がある人におすすめです。

昨今のSUV人気に加えて、ハイブリッドの燃費の高さなどが人気の要因であり、リセールバリューも高い状態です。

■RAV4の情報

3年後残価率72%
5年後残価率
ボディタイプSUV
寸法全長4,600~4,610mm
全幅1,855~1,865mm
全高1,685~1,690mm
室内寸法長さ1,890mm
幅 1,515mm
高さ1,230mm
乗車人数5人
排気量1,986cc【ガソリン】
2,487cc【ハイブリッド】
新車価格
HYBRID G 4WD ※1
4,085,000円
中古車相場価格 ※2280~480万円

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

トヨタ:ハリアー

リセールバリュー_ハリアー

画像引用元:トヨタ ハリアー | トヨタ自動車WEBサイト

▲ハリアーは、トヨタのクロスオーバーSUVのなかでも知名度が高く人気の車種。上質な空間や安全性能の高さがポイント。

ハリアーの特徴

・クーペのようなフォルムでスタイリッシュさと高級感を兼ね備えたデザイン
・スムーズでダイレクト感のある加速性や静粛性といった点が、ドライバーと同乗者に乗り心地のよさを与える

トヨタ ハリアーは、エレガントな外観が魅力のSUVです。SUVというと車種によっては、角張ったゴツゴツとしたデザインの車種も多いなか、ハリアーはシャープな印象を与えるフォルムやランプが特徴的です。

ハリアーはミドルサイズSUVで、市街地での走行に向いています。ドライバー自身の快適性に加えて、助手席や後部座席に乗る同乗者も快適さを感じられる空間が、ハリアーならではの魅力です。

ほかにも、高速道路走行時にも会話がしやすい防音性、ゴルフバッグ3つが積み込めるラゲッジスペース、充実した安全装備により、車での外出がより快適で楽しくなるでしょう。

未舗装路よりも市街地を走る機会が多く、SUVに乗りたい人、魅力的に感じる人におすすめの一台です。

■ハリアーの情報

3年後残価率70%
5年後残価率57%
ボディタイプSUV
寸法全長4,740mm
全幅1,855mm
全高1,660mm
室内寸法長さ1,880mm
幅 1,520mm
高さ1,215mm
乗車人数5人
排気量1,986cc【ガソリン】
2,487cc【ハイブリッド】
新車価格
G ハイブリッド 2WD ※1
4,000,000円
中古車相場価格 ※2400~520万円

※1 2022年8月現在
※2 中古車販売店の相場価格(相場は異なるグレードや年式の車を含む)

新車で手に入らない車は中古車の旧型をチェック!

新車でリセールバリューが高い車は、旧モデルを中古で購入をしても売却時に高く売れる可能性があります。人気が高く新車ではなかなか手に入れられない場合は、旧モデルの中古車を狙うのもおすすめです。

ただし、中古車で購入した車のリセールバリューは走行距離や年式などの車の状態も条件に加わるため、リセールバリューの高い中古車を個人で探すのはむずかしいこともあるでしょう。

リセールバリューが高い中古車のなかで、あなたの希望の条件を満たす車を手に入れたいときは、カーセブンの「クルマのお探し代行」を利用してみませんか?クルマのお探し代行では、欲しい車の車種や条件、価格をご連絡いただくと、プロがあなたのご希望に添う車をご提案します。

「忙しくて車を探す時間がない」「リセールバリューの高い車の探し方がわからない」という人は、ぜひ一度ご相談ください!

まとめ

リセールバリューが高い車のまとめ

・リセールバリューの高さは、ボディタイプやカラー、稀少性などがおもな要因
・残価率は「買取相場価格÷新車価格÷100」で計算できて、車同士の比較も可能
・リセールバリューの高い車は、新車を手に入れることが難しいケースもある

愛車を手放した際に、少しでも高く買い取ってもらいたい方は、リセールバリューの高い車を選択してみてください。リセールバリューが高いと、新たな車を購入する際に負担を少なくできるメリットがあります。さらに、中古車で購入した場合でも、一般的な車と比較すると少し高く売却できる可能性もあります。

あなたが欲しいと思う車の条件とあわせて、リセールバリューの高さも車選びの条件にしてみませんか?

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