走ったときに気持ちよく、ワクワクする感覚を味わえるのは車の醍醐味!それをもっとも感じられるのがスポーツカーです。そして見た目がカッコいいのもスポーツカーの特徴。
ただ、スポーツカーと一口にいっても軽自動車から大排気量のハイパワーモデルまでさまざま。それぞれに魅力があります。また、車種によっては走りを極めるために別の部分を犠牲にしていることもあります。
この記事ではスポーツカーの特徴や注目すべきポイント、おすすめモデルを紹介します。
この記事でわかること
- ・スポーツカーとはどんな車なのか
- ・スポーツカー購入時に見るべきポイント
- ・国産・輸入車のおすすめスポーツカー
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
スポーツカーとはどんな車?

車を分類するとき、多くはSUVやミニバンといった『ボディタイプ』を使います。『スポーツカー』はボディタイプのような明確な分類ではなく、ファミリーカーと同じように概念的な分類になります。
概念的な要素が大きくその感覚は人によって異なりますが、一般的には『車を走らせることをまるでスポーツのように楽しめるモデル』がスポーツカーと呼ばれます。そのため、メーカーが走りに特化して開発したモデルはもちろん、街なかを走るのに適したハッチバックや快適性や実用性を高めたセダンなどにもスポーツモデルが存在します。また、同じモデルのなかにスポーツ性を高めたグレードが設定されるケースもあります。
スポーツカーにはどんなタイプがある?
ここでは、クーペやオープンカーだけではない、スポーツカーのボディタイプを見ていきましょう。
クーペ

スポーツカーの王道的なスタイルで、運転席側と助手席側にそれぞれ1つのドアがある2ドア形状をしています。全高を低くし、空力性能に優れたボディ形状をしているのが特徴です。室内は運転席と助手席しかない2シーターモデル、小さいながらも後席を設置した4シーター(あるいは5シーター)モデルなどさまざま。
オープンカー

屋根(ルーフ)に開閉可能な機構を備えたモデル。ルーフを開けて風を感じながら走ることができるのは最高に気持ちがいいもの。ルーフは幌(ソフトトップ)、電動開閉式のハードトップを採用したものがあり、乗車人数も2人乗りの他、4人乗りのものも存在します。
ハッチバック

独立したトランクを持たないハッチバック。コンパクトカーと呼ばれることも多いこのタイプにもスポーツ性を高めたモデルが存在します。エンジンの排気量が小さいため、高回転まで回して走る楽しさを味わえるのが特徴です。ハッチバックのなかでも特に走りの性能を磨いたものはホットハッチと呼ばれたりします。
セダン

独立したトランクスペースを持ち、前後4枚のドアを持つセダン。セダンといえばラグジュアリーだったりプレミアムだったりと、落ち着いたイメージがありますが、スポーツ性を高めたモデルも存在します。
軽自動車

日本独自の規格である軽自動車。ボディサイズやエンジンの排気量に制限があるなかで、スポーツ性を高めたモデルがいくつか存在します。しかもオープンモデルやホットハッチなどバリエーションがあるのも魅力です。
その他

いわゆるスポーツカーとは異なりますが、メーカーのスポーツブランドが手を加えてスポーティ性を高めたモデルもあります。クーペやセダンだけでなく、SUVやミニバンなどにもスポーツブランドのカスタマイズモデルが用意されているので、実用性とスポーティさの両方が欲しい人にぴったりです。
新車で買える国産スポーツカー一覧
1980年代頃までは多くの若者がスポーツカーに夢中になっていました。その後、ミニバンやSUVが台頭したことでスポーツカーは下火になった印象を持っている人もいるでしょう。

しかしピックアップしてみると、まだまだ多くメーカーからスポーツモデルが発売されていることがわかります!
メーカー名 | モデル名 | タイプ | 新車価格帯 |
レクサス | LC | クーペ | 1,400万〜 1,550万円 |
RC | クーペ | 581.4万〜 735.2万円 |
|
RC F | クーペ | 1,058万〜 1,455万円 |
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IS | セダン | 481万〜 850万円 |
|
トヨタ | GRヤリス | ハッチバック | 265万〜 456万円 |
GR 86 | クーペ | 291.6万〜 357.4万円 |
|
スープラ | クーペ | 499.5万〜 731.3万円 |
|
ホンダ | シビックタイプR | ハッチバック | 499.73万円 |
日産 | GT−R | クーペ | 1,375万〜 1,915万円 |
フェアレディZ | クーペ | 539.88万〜 920.04万円 |
|
スカイライン | セダン | 456.94万〜 947.98万円 |
|
リーフNISMO | ハッチバック | 471.35万円 | |
スズキ | スイフトスポーツ | ハッチバック | 216.48万〜 228.91万円 |
ダイハツ | コペン | 軽自動車 | 188.87万〜 238.22万円 |
マツダ | ロードスター | オープン | 289.85万〜 367.95万円 |
ロードスターRF | オープン | 379.61万〜 430.87万円 |
|
スバル | BRZ | クーペ | 330.0万〜 381.7万円 |
WRX S4 | セダン | 447.7万〜 502.7万円 |
スポーツカーで見るべきポイントは?
スポーツカーの性能を推測するには、さまざまなポイントがあります。これらの数値や機構は走りに直接影響を与えるもの。数値はカタログやWEBサイトに掲載される『主要諸元表』で確認できます。ただ、車は数値などだけではわからない部分も多いので、最終的には購入前に試乗をして自分とフィーリングがあうか直接確認することをおすすめします。
エンジン種類・総排気量

エンジンには一般的なレシプロエンジンのほか、ディーゼルエンジンやロータリーエンジンなどの種類があります。また、内部でピストンが動くシリンダーのレイアウトにより、直列・V型・水平対向などの種類があります。そして、シリンダーの数により3気筒・4気筒・6気筒と分けられます。エンジンの大きさはシリンダーの大きさの合計である総排気量で表されます。
エンジンにはそれぞれ性格があり、一般的には総排気量が大きくなるほど大きな力を発揮し、気筒数が増えるほど高回転時の出力が高くなります。
最高出力・最大トルク

最高出力は、エンジンが発揮できる最大のエネルギー量で、kWで表示されます。以前は馬力(ps)で表記されていて、現在でもkWと併記されるケースが多くなります。
最大トルクはエンジンが発揮できる最大の回転力で、N・mで表示されます。
最高出力、最大トルクにいつ達するかは、rpm(1分間のエンジン回転数)で表記されます。どちらも数値が大きくなるほど大きな力を発揮しますが、数値が小さくてもスポーティに走れる車もたくさんあります。
過給器・モーターの有無

エンジン内部に圧縮空気を強制的に送り込み、より多くの燃料を燃焼させて大きな力を発生させるのが過給器。主な過給器にはターボチャージャーとスーパーチャージャーがあります。過給器による出力アップは魅力ですが、一方で過給器を使わないエンジンが好みという人も多くいます。機会があったら乗り比べて、どちらが自分好みかを確かめてみるといいでしょう。
ハイブリッドというと燃費を良くする機構というイメージが強いですが、アクセルを踏み込んだときはエンジンに加えてモーターの力も利用して加速するため、スポーティな走りを楽しめます。
車両重量
車両重量とは、車本体の重量に満タンのガソリン、エンジンオイル、冷却水、バッテリーを加えた重量のこと。一般論ですが、車は軽いほど走りがよくなり燃費にも効いてくるため、メーカーは軽量化に多大な労力を注ぎ込みます。サーキット等を走る車も車の内張りや不要なシートを外して軽量化しています。
駆動方式

エンジンが車体のどこに配置され、前輪と後輪のどちら(あるいは両方)を動かしているかを表すのが駆動方式です。
FF | エンジンが車体前方に置かれ、前輪を駆動する |
FR | エンジンが車体前方に置かれ、後輪を駆動する |
MR | エンジンが前後の車軸間(多くは運転席の後ろ)に置かれ、後輪を駆動する |
RR | エンジンが後輪車軸の後ろに置かれ、後輪を駆動する |
4WD(AWD) | エンジンが4つのタイヤを動かす |
トランスミッションの種類

トランスミッションは、ギアチェンジを自分で行うMT(マニュアルトランスミッション)、ギアチェンジを車が自動で行うAT(オートマチックトランスミッション)、ギアの代わりにベルトとプーリーを使って無段階に変速するCVTがあります。また、機構的にはMTになりますが、クラッチペダルがなく自動変速も可能な2ペダルMT(セミATとも呼ばれます)などがあります。
スポーツ走行というとMTのイメージが強いですが、現在ではATのほうが早く変速できるため、MTが設定されていないスポーツカーもあります。
ボディタイプ・ボディサイズ
スポーツカーらしい見た目のカッコよさを重視するならクーペやオープンカーを選びたいところ。ただ、これらは走りに特化しているため、実用性は他のボディタイプより劣ります。購入時は何を重視するかよく考えて選びましょう。同じボディタイプでもボディサイズは車種ごとに異なります。一般的に小さいほうが取り回し性は高くなりますが、高速走行時の安定感などは大きな車のほうがよくなります。
コントロール性

新しい車にはさまざまな電子制御が入っているため挙動に癖があるということは滅多にないですが、それでも駆動方式やステアリングを切ったときのフィーリングでコントロール性には差が出てきます。

これは主要諸元表などではわからないので、可能であれば購入前に試乗して自分の好みの走りを味わえるか確認してみましょう。
その他

スポーツカーとはいえ、スポーツ走行以外に普段使いもするもの。乗車人数は何人か、後席へのアクセスは容易か、必要な荷物は積めるのかなども気にしたいところ。特にクーペタイプの場合は乗車人数が4人となっていても頭上に余裕がなかったり足を置くスペースがほとんどなかったりするモデルもあります。
一般的に日本車で排気量が小さなモデルはレギュラーガソリン仕様のエンジンが搭載されますが、スポーツカーは高性能エンジンを搭載するためプレミアムガソリン(ハイオク)仕様になるケースも少なくありません。年間走行距離が多い人は維持費に影響するので、購入前にチェックしておきましょう。
新車で買える国産スポーツカー9選
ここからは現在新車で買うことができる国産スポーツモデルの中から、おすすめモデルを9モデル紹介します。軽自動車やコンパクトから大排気量のGTモデルまでセレクトしています!
トヨタ GRヤリス(2020年9月〜)

■スペック(RZハイパフォーマンス・6速MT)
全長×全幅×全高 | 3,995×1,805×1,455mm |
ホイールベース | 2,560mm |
車両重量 | 1,280kg |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列3気筒インタークーラーターボ |
総排気量 | 1,618cc |
最高出力 | 200kW(272ps)/6,500rpm |
最大トルク | 370N・m(37.7kgf-m)/3,000〜4,000rpm |
WLTCモード燃費 | 13.6km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
GRヤリスの 中古車相場価格 |
250万〜1,300万円 |

世界ラリー選手権(WRC)に参戦するトヨタが、そこで得た知見を惜しみなく投入して開発したモデルがGRヤリスです。ラインナップは1.6L直3ターボを搭載するRZ、RZをベースに前後トルセンLSDやBBS製鍛造アルミホイールなどで限界性能を高めたRZハイパフォーマンス、そして1.5L直3エンジンとダイレクトシフトCVTで街なかなどでも気軽にスポーツ走行を楽しめるようにしたRSが用意されます。

より高いスポーツ性能を求めるなら、やはりRZハイパフォーマンスがおすすめです。TNGA思想で開発されたスポーツ4WDプラットフォームは、スポーツ4WDシステム『GR-FOUR』によって、卓越した操作性を実現。徹底的な軽量化により車両重量はわずか1,280kgに抑えられていることもあり、怒涛の加速力を体感できます。
RZハイパフォーマンスとRZに搭載される専用メーターは280km/hまで刻まれていることからもその本気度がわかるはず。シートはGRのロゴが刻まれたプレミアムスポーツシートになります。
トヨタ GR86(2021年10月〜)

■スペック(RZ・6速MT)
全長×全幅×全高 | 4,265×1,775×1,310mm |
ホイールベース | 2,575mm |
車両重量 | 1,270kg |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 水平対向4気筒 |
総排気量 | 2,387cc |
最高出力 | 173kW(235ps)/7,000rpm |
最大トルク | 250 N・m (25.5kgf-m)/3,700rpm |
WLTCモード燃費 | 11.9km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
GR86の 中古車相場価格 |
270万〜800万円 |

トヨタとスバルが共同開発で、「手頃な価格帯で気軽に乗れるFRスポーツ」として開発した86。フルモデルチェンジで車名がGR86に変更されました。搭載されるエンジンは自然吸気の水平対向で、GR86になり排気量が2Lから2.4Lにアップしています。
トランスミッションは6速MTの他、6速ATもラインナップ。もちろん人気はMTですが、ATでもスポーティな走りを楽しめるので、免許がAT限定の人、街なかでの快適性などを優先したい人も選びやすいモデルです。

スバルの水平対向エンジンはエンジンを低く配置し、重心を低くできるのが特徴。そのため特に高速コーナーでの旋回性能が高くなります。また、ボンネットを低くできるので、見た目もクーペらしい流麗な外観になっています。
トヨタ スープラ(2019年5月〜)

■スペック(RZ・8速AT)
全長×全幅×全高 | 4,380×1,865×1,295mm |
ホイールベース | 2,470mm |
車両重量 | 1,640kg |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列6気筒ターボ |
総排気量 | 2,997cc |
最高出力 | 285kW(387ps)/5,800rpm |
最大トルク | 500 N・m (51.0kgf-m)/1,800〜5,000rpm |
WLTCモード燃費 | 12.1km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
スープラの 中古車相場価格 |
450万〜990万円 |

1980〜90年代に一斉を風靡したハイパワーマシンのスープラ。当時の排ガス規制に適合できなかったため2002年7月に生産が終了しましたが、2019年に17年ぶりにスープラの名称が復活!現行型はBMWとの共同開発で、プラットフォームなどはBMW Z4と共用しています。
スープラの代名詞は直6ターボ。現行型も現在では希少な直6ターボを搭載し、GT性能を高めています。トランスミッションは8速ATの他、3LターボのRZには6速MTも設定されています。直6エンジンはGT性能に優れているのが特徴で、SZ-Rに搭載される直4は軽さを武器にした軽快な走りが魅力。ワインディングでの走りを楽しみたい人にはSZ-Rがおすすめです。

1990年代の80スープラの面影が残された外観デザインは秀逸。RZのシートは標準装備がアルカンターラ+本革のコンビシート、オプションでタンの本革やブラックの本革を選べます。
日産 フェアレディZ(2022年8月〜)

■スペック(バージョンST・9速AT)
全長×全幅×全高 | 4,380×1,845×1,315mm |
ホイールベース | 2,550mm |
車両重量 | 1,620kg |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 2名 |
エンジン種類 | V型6気筒ターボ |
総排気量 | 2,997cc |
最高出力 | 298kW(405ps)/6,400rpm |
最大トルク | 475N・m (48.4kgf-m)/1,600〜5,600rpm |
WLTCモード燃費 | 10,2km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
フェアレディZの 中古車相場価格 |
770万〜940万円 |

1969年に初代S30型が発売されて以来、日本を代表するスポーツモデルとして北米にも多くのファンがいるフェアレディZ。2022年に発売されたモデルは厳密に言うと2008年に登場したZ34型のマイナーチェンジモデルですが、フルモデルチェンジに匹敵する大改良が行われました。

外観デザインはレトロモダンをテーマに、随所に歴代Zのイメージを盛り込んでいます。包まれ感のあるインテリアは、ダッシュボードに3連メーターを配置。これも歴代Zを感じさせるエッセンスになります。
トランスミッションは9速ATと6速MTを用意。高速道路などをゆっくり流しながらのロングドライブには、ATがおすすめ。2024年モデルでは新色が設定された他、専用エンジンチューニングを施し、剛性も強化されたフェアレディZニスモが新設定されました。
日産 フェアレディZ CP
車両本体価格128.9万円
支払総額149.8万円
諸費用20.9万円
日産 フェアレディZ CP
車両本体価格158.0万円
支払総額164.3万円
諸費用6.3万円
日産 フェアレディZ CP
車両本体価格150.5万円
支払総額170.8万円
諸費用20.3万円
日産 スカイライン(2013年11月〜)

■スペック(ニスモ・7速AT)
全長×全幅×全高 | 4,835×1,820×1,440mm |
ホイールベース | 2,850mm |
車両重量 | 1,760kg |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | V型6気筒ターボ |
総排気量 | 2,997cc |
最高出力 | 309kW(420ps)/6,400rpm |
最大トルク | 550N・m (56.1kgf-m)/2,800〜4,400rpm |
WLTCモード燃費 | ―― |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
スカイラインの 中古車相場価格 |
80万〜920万円 |

2013年に登場した13代目V37型スカイライン。デビュー時は歴代スカイラインで初めてハイブリッドが搭載されたことや、ステアリング操作を電気信号でタイヤに伝える世界初のダイレクトアダプティブステアリングなどが話題になりました。スカイラインはいつの時代も日産が持つ最新技術を惜しみなく投入して開発されるスポーツセダンであり続けています。
2019年9月のマイナーチェンジで最高出力400psを発揮する3L V6エンジンを搭載した400Rを発売。そして2023年8月には日産のレース部門であるニスモがチューニングしたスカイラインニスモが登場しました。

ニスモのエンジンはスーパーGT GT500クラスのエンジン開発に携わった開発者がチューニング。最高出力、最大トルクともに大幅に向上させています。ハイパワーをしっかり受け止めるためにサスペンションなどにもチューニングを施し、タイヤも専用開発のものが奢られます。
スズキ スイフトスポーツ

■スペック(6速MT)
全長×全幅×全高 | 3,890×1,735×1,550mm |
ホイールベース | 2,450mm |
車両重量 | 970kg |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
総排気量 | 1,371cc |
最高出力 | 103kW(140ps)/5,500rpm |
最大トルク | 230N・m (23.4kgf-m)/2,500〜3,500rpm |
WLTCモード燃費 | 17.6km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
スイフトスポーツの 中古車相場価格 |
110万〜340万円 |

コンパクトなハッチバックに高性能エンジンを搭載し、スポーツ性を高めたホットハッチ。スイフトスポーツは日本を代表するホットハッチで、ヨーロッパで人気の高いモデルです。長く1.6L NAエンジンを搭載していましたが、現行型は1.4Lターボを搭載しています。
スイフトスポーツの武器は圧倒的な軽さ!6速MT、6速ATともに車両重量は1tを切っているため、エンジン自体は決してハイパワーではないものの高回転まで回して鋭い加速を味わえます。ハンドリング性能もよく、ワインディングを走るのが気持ちいいモデルです。

スピードメーターは260km/hまで刻まれ、タコメーターは赤く塗られるなど、インテリアにもスポーティなイメージが施されています。シートの赤いステッチやインパネの赤いアクセントカラーもやる気にさせてくれる演出です。
スズキ スイフト
車両本体価格89.5万円
支払総額104.8万円
諸費用15.3万円
スズキ スイフト
車両本体価格98.3万円
支払総額115.7万円
諸費用17.4万円
スズキ スイフト
車両本体価格104.1万円
支払総額119.8万円
諸費用15.7万円
スズキ スイフト
車両本体価格103.0万円
支払総額117.5万円
諸費用14.5万円
ダイハツ コペン(2014年6月〜)

■スペック(GRスポーツ・5速MT)
全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×1,280mm |
ホイールベース | 2,230mm |
車両重量 | 850kg |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW(64ps)/6,400rpm |
最大トルク | 92N・m (9.4kgf-m)/3,200rpm |
WLTCモード燃費 | 18.6km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
スイフトスポーツの 中古車相場価格 |
90万〜300万円 |

軽2シーターオープンスポーツのコペンは、高剛性の基本骨格により外板を樹脂で造ることができるようになりました。その特性を活かし、シャープな“ローブ”、アクティブな“エクスプレイ”、初代のイメージを受け継いだ丸目の“セロ”、スポーティな“GRスポーツという”雰囲気が大きく異なる4つのデザインを採用しています。
スポーツ性を求めるならおすすめはGRスポーツ。これはトヨタGAZOOレーシングとともに開発されたモデルで、ボディ剛性の向上、足回りの最適化、空力パーツの採用などで、走りの質が高められています。

インテリアもGRスポーツ専用のピアノブラック調加飾が施され、MOMOの本革巻ステアリングやレカロシート、3眼メーターなどが奢られています。
ダイハツ コペン OP
車両本体価格120.0万円
支払総額128.8万円
諸費用8.8万円
ダイハツ コペン OP
車両本体価格99.0万円
支払総額104.9万円
諸費用5.9万円
ダイハツ コペン OP
車両本体価格182.8万円
支払総額191.3万円
諸費用8.5万円
ダイハツ コペン OP
車両本体価格148.3万円
支払総額158.4万円
諸費用10.1万円
マツダ ロードスター(2015年5月〜)

■スペック(SレザーパッケージVセレクション・6速MT)
全長×全幅×全高 | 3,915×1,735×1,235mm |
ホイールベース | 2,310mm |
車両重量 | 1,030kg |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,496cc |
最高出力 | 100kW(136ps)/7,000rpm |
最大トルク | 152N・m (15.5kgf-m)/4,500rpm |
WLTCモード燃費 | 16.8km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
ロードスターの 中古車相場価格 |
130万〜520万円 |

1989年にデビューした初代NA型ロードスターは、それまで低迷していたライトウェイトオープン2シータースポーツの魅力を知らしめ、世界中で大ヒットしました。それを一言で表すなら“人馬一体”。人と車が一体となり、意のままに走ることこそがコンパクトなスポーツモデルならではの醍醐味です。
人馬一体の精神は現行モデルであるND型ロードスターにも受け継がれています。Gが強くかかるタイトコーナーでリアの内側のブレーキをわずかに作動させることで安定感のあるコーナリングを実現したキネマティック・ポスチャー・コントロールをはじめ、車を操る楽しさを存分に味わえる機能が盛り込まれています。

コンパクトな2シーターのため室内はタイトだし、積める荷物の量も限られています。その意味では実用性が高いモデルとは言えません。でもそれを忘れさせる走りの楽しさがあるのがロードスターの魅力。だからこそ30年以上も多くの人に愛されているのです。なお、マツダは2023年10月にロードスターの大幅商品改良を発表。発売は2024年1月中旬に予定されています。
マツダ ロードスター OP
車両本体価格204.9万円
支払総額220.3万円
諸費用15.4万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格194.8万円
支払総額206.1万円
諸費用11.3万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格183.5万円
支払総額199.5万円
諸費用16.0万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格262.6万円
支払総額274.6万円
諸費用12.0万円
スバル BRZ(2021年7月〜)

■スペック(STIスポーツ・6速MT)
全長×全幅×全高 | 4,265×1,775×1,310mm |
ホイールベース | 2,575mm |
車両重量 | 1,270kg |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 水平対向4気筒 |
総排気量 | 2,387cc |
最高出力 | 173kW(275ps)/7,000rpm |
最大トルク | 250N・m (25.5kgf-m)/3,700rpm |
WLTCモード燃費 | 11.9km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
BRZの 中古車相場価格 |
260万〜450万円 |

トヨタとスバルが共同開発したGR86/BRZ。両車は兄弟車なので基本設計は同じですが、デザインや味付けは異なります。特に違いを感じるのが乗り味。GR86はクイックな印象が強いのに対し、BRZはしなやかさを感じさせる仕上がりになっています。例えるならBRZはハンドリングマシンとGTカー、両方の良さを兼ね備えたモデルと言えるでしょう。
そんなBRZにはスバルのモータースポーツ部門であるSTIが手掛けたSTIスポーツも用意されます。謳い文句は「大人のマインドを魅了するスポーツフィールを極めたSTIスポーツ」。エクステリアに専用エンブレムがつけられ、ダークメタリックのホイールがしっとりしたイメージを演出します。

足回りにはSTIチューニングダンパーが取り付けられ、ブレーキはゴールドキャリパーのブレンボ製ブレーキを採用。インテリアはシートやドアトリムにボルドーを配色。普通のBRZやGR86とは違う特別感が漂うモデルです。
スバル BRZ
車両本体価格208.0万円
支払総額214.3万円
諸費用6.3万円
スバル BRZ
車両本体価格227.7万円
支払総額233.0万円
諸費用5.3万円
スバル BRZ
車両本体価格225.6万円
支払総額239.3万円
諸費用13.7万円
スバル BRZ
車両本体価格133.0万円
支払総額145.4万円
諸費用12.4万円
新車で買えるおすすめ輸入(外車)スポーツカー3選
海外メーカーのスポーツカーには、走りのレベルを高くするとともに、プレミアム性を高めたモデルが多くあります。価格的には1,000万円を超えてきますが、いつか手にしてみたい憧れのモデルを紹介します。
ポルシェ 911(2019年7月〜)

■スペック(カレラS・8速PDK)
全長×全幅×全高 | 4,519×1,852×1,300mm |
ホイールベース | 2,450mm |
空車重量 | 1,590kg |
駆動方式 | RR |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 水平対向6気筒ターボ |
総排気量 | 2,387cc |
最高出力 | 331kW(450ps)/6,500rpm |
最大トルク | 530N・m/2,300〜5,000rpm |
WLTCモード燃費 | ―― |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
911の新車価格 | 1,620.0万〜2,700.0万円 |
911の 中古車相場価格 |
1,580万〜4,400万円 |

水平対向6気筒エンジンをリアにマウントする伝統的なパッケージを守り続ける911。現在販売されるのは第8世代の992型になります。先代の991型の後期モデルからエンジンにはターボチャージャーが搭載されています。
ボディデザインも第1世代からのイメージを踏襲しつつ、よりモダンに進化。リアのコンビネーションライトは横一文字になり、ラグジュアリーなイメージが強調されました。インテリアはスポーティななかにエレガントな仕上がり。ポルシェのフラッグシップモデルらしい所有欲を掻き立てる仕様になっています。

エントリーモデルのカレラ、4WDのカレラ4S、オープンモデルのカブリオレ、ハイパフォーマンスグレードのGTSなど、多彩なモデルが用意されるのも911の特徴です。
BMW M3セダン(2021年1月〜)

■スペック(コンペティション M xドライブ・8速AT)
全長×全幅×全高 | 4,805×1,905×1,435mm |
ホイールベース | 2,855mm |
車両重量 | 1,800kg |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列6気筒ターボ |
総排気量 | 2,992cc |
最高出力 | 375kW(510ps)/6,250rpm |
最大トルク | 650N・m(66.3kgf-m)/2,750〜5,500rpm |
WLTCモード燃費 | 9.8km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
M3セダンの新車価格 | 1,410.0万円 |
M3セダンの 中古車相場価格 |
930万〜1,630万円 |

BMWの高性能スポーツモデルに与えられる“M”の称号。現在ではセダンとツーリング(ステーションワゴン)がM3、クーペとカブリオレはM4の名称で販売されています。
ボディと多くのパーツにアルミニウムを使用して軽量化が図られ、サーキット走行にも耐えられるブレーキを採用。トランスミッションは街乗りからサーキットまで対応できる8速ステップトロニックATを搭載しています。

インテリアには、Mスポーツシート、専用のメーターパネル、専用ステアリングを採用。渋滞時にスタリングから手を話した状態でドライブできる『ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能』や音声会話で車の操作ができる『BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント』なども装備されています。
シボレー コルベット(2020年1月〜)

■スペック(クーペ3LT・8速DCT)
全長×全幅×全高 | 4,630×1,940×1,225mm |
ホイールベース | 2,725mm |
車両重量 | 1,670kg |
駆動方式 | MR |
乗車定員 | 2名 |
エンジン種類 | V型8気筒 |
総排気量 | 6,156cc |
最高出力 | 369kW(502ps)/6,450rpm |
最大トルク | 637N・m(65.0kgf-m)/5,150rpm |
WLTCモード燃費 | ―― |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
コルベットの新車価格 | 1,420.0万〜1,800.0円 |
コルベットの 中古車相場価格 |
1,250万〜1,800万円 |

バイクのハーレーダビッドソン、サングラスのレイバンなどとともに“アメリカを象徴”する車であり続けるコルベット。1954年に初代が登場し、現行型は第8世代(C8)になります。この世代から駆動方式がFRからエンジンをミッドシップに搭載するMRモデルへと変貌。これは世界中で賛否両論沸き起こりましたが、走りは飛躍的によくなりました。
ボディタイプは脱着可能なルーフを備えたクーペと、電動フルオープン機能を搭載したコンバーチブルの2種類。エンジンがフロントからリアミッドになったことで、トランクはフロントとリアの2箇所に用意されます。

日本仕様のインテリアは右ハンドルになります。これもコルベット史上初のこと。ドライバーを取り囲むように配置されるスイッチ類がドライバーをやる気にさせてくれます。
中古車で狙いたいおすすめ国産スポーツカー6選
最後は現在では新車で手に入れられないモデルや、高額な新車ではなく中古車で探したいモデルをピックアップ。一期一会の出会いをスポーツカーで楽しんでみましょう!
トヨタ 86(2012年4月~2021年10月)

■スペック(GTリミテッドブラックパッケージ・6速MT)
全長×全幅×全高 | 4,240×1,715×1,320mm |
ホイールベース | 2,570mm |
車両重量 | 1,240kg |
駆動方式 | FR |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 水平対向4気筒 |
総排気量 | 1,998cc |
最高出力 | 152kW(207ps)/7,000rpm |
最大トルク | 212N・m(21.6kgf-m)/6,400〜6,800rpm |
WLTCモード燃費 | 12.8km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
86の新車時価格 | 262.332万〜342.36円 |
86の 中古車相場価格 |
80万〜540万円 |

2012年にデビューしたコンパクトFRスポーツの86(ハチロク)は、トヨタの名車であるスプリンタートレノ/カローラレビンの愛称であるハチロク(AE86という型式に由来)から名称が取られたモデルです。
「気軽に楽しめるスポーツモデルを造ろう!」という思いからスバルとの共同開発で生まれたモデルで、スバルからはBRZの名前で発売。搭載される2L水平対向4気筒エンジンはハイパワーではないものの、自然なフィーリングで高回転まで回す楽しさを味わうことができます。

中古車はなかなか値落ちしませんでしたが、ようやく総額100万円を切るものも出てくるようになりました。低予算で走りを楽しみたい人におすすめのモデルです。
ホンダ シビックタイプR(2017年9月~2022年8月)

■スペック(6速MT)
全長×全幅×全高 | 4,560×1,875×1,435mm |
ホイールベース | 2,700mm |
車両重量 | 1,390kg |
駆動方式 | FF |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
総排気量 | 1,995cc |
最高出力 | 235kW(320ps)/6,500rpm |
最大トルク | 400N・m(40.8kgf-m)/2,500〜4,500rpm |
WLTCモード燃費 | 13.0km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
シビックタイプRの 新車時価格 |
475.2万〜550.0円 |
シビックタイプRの 中古車相場価格 |
350万〜1,000万円 |
ルノー メガーヌRSとともにドイツのニュルブルクリンクサーキットでのFF最速を争っているのがシビックタイプRです。あまりの人気に現行型は受注停止状態になっていて、いつ注文が再開されるかもわからない状況に。それにともない現行型の中古車も超プレミア価格で取引されています。旧型の中古車も高値で取引されていますが、購入はまだ現実的と言えるでしょう。旧型タイプRは2017年4月に7分43秒80というFF最速ラップを達成しました。
歴代タイプRと異なり、旧型はプラットフォームの開発段階からタイプRの目指す走りを想定していました。そのため、パフォーマンスを最大限引き出すことができたと言います。エンジンにはレースで培った技術が惜しみなく投入され、足回りなどにもタイプR専用チューニングを施したものを多く搭載。すべてはFF最速を達成するためのものです。

インテリアにはインパネやステアリングなどにタイプRを象徴する赤を配色。タイプR専用シートも赤を中心にデザインされ、黒い部分は赤いステッチが施されています。ボディは5ドアのハッチバックなので実用性に優れているのもシビックタイプRの特徴です。
ホンダ シビック HB
車両本体価格251.0万円
支払総額269.1万円
諸費用18.1万円
ホンダ シビック HB
車両本体価格221.1万円
支払総額232.5万円
諸費用11.4万円
ホンダ シビック HB
車両本体価格281.1万円
支払総額292.8万円
諸費用11.7万円
ホンダ シビック HB
車両本体価格211.8万円
支払総額219.8万円
諸費用8.0万円
ホンダ S660(2015年4月~2022年3月)

■スペック(α・6速MT)
全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×1,180mm |
ホイールベース | 2,280mm |
車両重量 | 830kg |
駆動方式 | MR |
乗車定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW(64ps)/6,000rpm |
最大トルク | 104N・m(10.6kgf-m)/2,600rpm |
WLTCモード燃費 | 20.6km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
S660の新車時価格 | 203.17万〜315.04円 |
S660の 中古車相場価格 |
110万〜490万円 |

1990年代に一斉を風靡したビート以来となる軽2シーターオープンミッドシップモデルがS660。登場時は多くのスポーツカーファンから支持され長期の納車待ちに。そして2021年に生産終了がアナウンスされると瞬く間に新車が売り切れ、中古車も市場から姿を消すという異常事態が発生しました。
ミッドシップモデルならではの軽快なハンドリングと、軽を6速MTで操る楽しさはS660だからこそ味わえるもの。もっと気楽に乗りたい人にはCVT車も用意されていました。運転席後方ある小さな窓を開けると聞こえてくるエンジン音が走りの楽しさに華を添えます。ルーフはくるくると巻いて収納できるコンパクトなロールトップを採用。冬でもオープンエアを楽しめるよう、ひざや腰を温めてくれるエアコンやシートヒーターも装備されています。

中古車市場は一時期のパニック状態からは回復していますが、最終モデルとして登場したモデューロXバージョンZはプレミア価格で取引されているのが現状。カタログモデルのαやβは買いやすい価格帯になっています。
ホンダ S660
車両本体価格172.8万円
支払総額182.8万円
諸費用10.0万円
ホンダ S660
車両本体価格175.0万円
支払総額183.0万円
諸費用8.0万円
ホンダ S660
車両本体価格134.9万円
支払総額144.9万円
諸費用10.0万円
ホンダ S660
車両本体価格189.7万円
支払総額199.7万円
諸費用10.0万円
日産 GT-R(2007年12月~)

■スペック(プレミアムエディション・6速DCT)
全長×全幅×全高 | 4,710×1,895×1,370mm |
ホイールベース | 2,780mm |
車両重量 | 1,770kg |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | V型6気筒ターボ |
総排気量 | 3,799cc |
最高出力 | 419kW(570ps)/6,800rpm |
最大トルク | 637N・m(65.0kgf-m)/3,300〜5,800rpm |
WLTCモード燃費 | 7.8km/L |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
GT-Rの新車価格 | 1,375.0万〜2,915.0円 |
GT-Rの 中古車相場価格 |
620万〜6,050万円 |

R34型スカイラインGT-Rが2002年に生産終了となり、しばらくGT-Rの称号が途絶えていましたが、2007年二スカイラインから独立する形で復活。デビューから15年以上経過してもなお、ファンを魅了する絶対王者として君臨しています。
初期のGT-Rはサーキット走行を意識したスパルタンなチューニングでしたが、途中から大人のプレミアムスポーツモデルという性格に変貌していきました。そしてサーキットスペックはトラックエディションやニスモが担っています。

GT-Rの初期モデルは一時期だいぶ買いやすくなりましたが、ここ数年でまた相場が上昇し、新車時の価格とあまり変わらない価格帯で取引されています。それでも新車よりはだいぶ安く手に入るので、興味がある人は好みの仕様のGT-Rをじっくり探してみてください。
スズキ アルトワークス(2015年12月〜2021年11月)

■スペック(5速MT)
全長×全幅×全高 | 3,395×1,475×1,500mm |
ホイールベース | 2,460mm |
車両重量 | 670kg(FF) |
駆動方式 | FF / 4WD |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW(64ps)/5,000rpm |
最大トルク | 100N・m(10.2kgf-m)/3,000rpm |
WLTCモード燃費 | 21.4km/L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
アルトワークスの新車時価格 | 150.984万〜165.564円 |
アルトワークスの 中古車相場価格 |
80万〜230万円 |

1980〜90年代にかけて、車好きの少年たちに走る楽しさを伝えてきた軽ホットハッチ。なかでもアルトワークスは現在の軽自動車の最高64psという自主規制の基準になったモデルとして知られています。低価格で買えるアルトをベースにしているため、学生や社会人になりたての人でも手に入れることができる。そのコンセプトは旧型アルトで15年ぶりに復活したワークスでも代わりませんでした。
専用チューニングされたショートストロークのマニュアルトランスミッションは小気味よくシフトチェンジすることができます。2ペダルのAGS仕様も専用チューニングが施されました。エンジンもアクセルレスポンスを俊敏にしてスポーツ走行を楽しめるようにしています。

中古車は人気があるためなかなか値落ちしませんが、それでも総額100万円以下から買えるのはかなりお得。利便性はアルトと同等なので、通勤用の車やセカンドカーに走りを楽しめるものが欲しいという人にぴったりです。
スズキ アルトワークス
車両本体価格178.8万円
支払総額185.9万円
諸費用7.1万円
スズキ アルトワークス
車両本体価格139.0万円
支払総額148.7万円
諸費用9.7万円
スズキ アルトワークス
車両本体価格164.3万円
支払総額174.3万円
諸費用10.0万円
スズキ アルトワークス
車両本体価格186.8万円
支払総額195.3万円
諸費用8.5万円
スバル WRX STI(2014年8月〜2019年12月)

■スペック(6速MT)
全長×全幅×全高 | 4,595×1,795×1,475mm |
ホイールベース | 2,650mm |
車両重量 | 1490kg |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 水平対向4気筒ターボ |
総排気量 | 1,994cc |
最高出力 | 227kW(308ps)/6,400rpm |
最大トルク | 422N・m(43.0kgf-m)/4,400rpm |
WLTCモード燃費 | ―― |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
WRX STIの新車時価格 | 386.64万〜406.08円 |
WRX STIの 中古車相場価格 |
210万〜900万円 |

1990年代に三菱 ランサーエボリューションともに世界ラリー選手権(WRC)で熾烈なチャンピオン争いをしたインプレッサWRX STIの流れを組むモデルです。WRXにはSTIとS4という2つのタイプが用意され、S4は街乗りを重視したスポーツセダン、WRXは走りに特化したスパルタンなモデルになります。
ハイパワーを余すところなく路面に伝えるため、シャシー性能を大幅に強化。足回りも専用チューニングが施され、ドライバーのステアリング操作にリニアに反応できるポテンシャルが与えられました。

WRX S4は2021年11月にフルモデルチェンジされましたが、WRX STIは2019年に生産終了に。そのため中古車でしか手に入れることができません。S207やS208、EJ20ファイナルエディションなどのマニア垂涎の限定車も販売され、これらは中古車市場において高値で取引されています。
スバル WRX STI
車両本体価格436.9万円
支払総額447.7万円
諸費用10.8万円
スバル WRX STI
車両本体価格375.0万円
支払総額384.5万円
諸費用9.5万円
スバル WRX STI
車両本体価格387.0万円
支払総額399.9万円
諸費用12.9万円
スバル WRX STI
車両本体価格272.0万円
支払総額286.5万円
諸費用14.5万円
よくある質問
自分でクラッチペダルとシフトレバーを操作するMTのほうが、車を操る楽しさを味わうことができるのは事実です。一方で頻繁にストップ&ゴーを行う街なかや渋滞路などではATのほうが楽。また、運転免許がAT限定の人がMT車に乗るためには限定解除しなければなりません。購入時は何を優先したいかをよく考えて選びましょう。最近ではATのほうがより素早くシフトチェンジできることから、ATが主流のスポーツカーも増えています。ステアリングから手を離さずシフト操作できるパドルシフト付きのAT車もありますよ。
好きな時に走りを楽しみたいなら燃料代がなく給油できないというのは避けたいもの。オイル交換などのメンテナンスも考えて、維持費・ランニングコストは余裕をもって設定しておいたほうが良いでしょう。一般的にスポーツカーは任意保険が高めになることが多いので、事前に数社から見積もりを取って検討しましょう。また、スポーツカーでカスタムを楽しみたい人も多いはず。その費用も考えた上で、購入予算を検討してください。
中古車は前オーナーがさまざまな形で楽しんだ車が販売されています。当然カスタムが施されたものもあります。カスタムが自分好みならお得な買い物になりますが、好みに合わないものを「他に選択肢がないから」と選んでしまうと後悔する可能性が大。カスタム済みの中古車を買う際はきちんと車検に通るかも重要なチェックポイントです。また、スポーツカーは修復歴がある中古車も多いもの。修復歴車はどこをどんな形で直しているかをお店のスタッフとしっかり確認し、納得した上で購入してください。目利きに自信がないなら避けたほうが良いでしょう。
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