更新日2022.12.01

通勤におすすめの車10選!短距離・長距離の通勤に合う車や選び方

通勤車には、燃費性能や運転のしやすさ、安全性能など、さまざまな性能が求められます。

なお、通勤する会社の場所や地域によっては、求められる性能や車種が異なります。通勤経路の特徴や距離に合わせた通勤車を購入するためにも、選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。

この記事でわかること

  • ・通勤車を選ぶ際のポイント
  • ・おすすめ通勤車10選
  • ・通勤車を安く手に入れる方法

通勤にはどんな車がおすすめ?

車_バックアングル

通勤車を選ぶ際は、通勤距離に合わせて検討するのがおすすめです。ここでは、30分以内で通勤可能な場合は短距離通勤、1時間以上かかる場合を長距離通勤として紹介します。

短距離通勤なら軽自動車

短距離通勤では、小回りが利きやすい軽自動車がおすすめです。短時間の運転では、追い越しや並走する機会が少なく、軽自動車でも比較的疲れにくくなります。ただし、高速道路や最高速度が高い一般道路を走行する際は、加速性の低さからストレスを感じやすくなるため、コンパクトカーなどの排気量が大きい車を選ぶことがおすすめです。

また、軽自動車は車検費用や税金など維持費が安いメリットもあります。通勤以外に利用機会が少ないなど、維持費をなるべく抑えたい方は軽自動車を選びましょう。

中・長距離通勤ならハイブリッドカー・コンパクトカー

通勤距離が長い場合は、燃費性能がよいハイブリッドカーがおすすめです。なかでも小回りが利くコンパクトカーを選ぶと、日頃の買い物やお出かけにもストレスなく使えます。

なお、高速道路を利用する通勤では、ハイブリッドカーとガソリン車の燃費性能に大きな差がなくなります。通勤で高速道路を利用する必要がある方は、車両価格や車検費用が安いガソリン車も合わせて検討してみましょう。

「長距離運転に適した通勤車を選びたい」という方は、「長距離ドライブにおすすめの車10選!家族旅行や通勤で疲れない車」をご覧ください。

通勤用の車を選ぶポイント

書類作成

毎日の通勤で利用する車は燃費性能だけでなく、疲れにくさや安全性能などから選ぶ必要があります。ここでは、通勤車を選ぶ前に確認しておきたい以下のポイントを解説します。

  • 燃費性能の高さ
  • 安全性能の高さ
  • 運転のしやすさ・疲れにくさ

燃費性能の高さ

多くの会社では、車で通勤する従業員に対して通勤手当を支給しています。通勤手当の支給金額は会社ごとに定められており、車の燃費性能に関わらず、一律の燃費で計算されている会社もあります。そういった場合に燃費性能が低い車に乗っていると、通勤手当より燃料代が高くなってしまうため、燃費性能がいい車を選ぶのがおすすめです。なお、車のカタログ燃費には、「JC08モード」と「WLTCモード」の2つの表記があるので注意しましょう。

JC08モードとは

実際の走行燃費に近づけることを目的に2011年から導入された燃費測定方法です。エンジンが冷えた状態から計測が開始されるため、より正確な燃費性能が計測できるとされています。

WLTCモードとは

市街地・郊外・高速道路などの各走行パターンの平均的な配分で計算される燃費測定方法です。各走行パターンの燃費も確認できるため、実際の走行燃費に近い値が確認できます。

安全性能の高さ

仕事の疲れや眠気が取れていない可能性のある通勤では、事故のリスクが高まります。そのため、自動ブレーキや衝突安全ボディーなど、安全性能の高い車を選ぶと、より安心して通勤できます。なかでも、居眠りによる車線のはみ出しを防止できる「車線逸脱制御装置」や、ペダルの踏み間違いによる事故を防止できる「ペダル踏み間違い加速抑制装置」が装備されている車がおすすめです。

運転のしやすさ・疲れにくさ

道路に対して車体が大きい、運転席のクッション性が悪いなど、運転しにくい車で通勤をしていると、疲れやすくなってしまいます。そのため、毎日の通勤で使用する車は、通勤経路に合わせて選ぶことが大切です。

たとえば、力強い加速が必要となる高速道路にはコンパクトカー、街中を走る場合は小回りが利く軽自動車を選びましょう。シートの座り心地がよく、視界が広い車を選ぶと運転中のストレスが和らぎます。

運転席からの見晴らしやシートのフィット感は、実際に運転してみなければわからないため、購入前には実際に試乗することをおすすめします。「試乗するときの見るべきポイントを知りたい」という方は、「中古車は試乗してから購入!試乗方法や8つのチェックポイントを解説」をご覧ください。

【軽自動車】通勤におすすめの車種4選

短距離通勤におすすめの軽自動車は以下の4車種です。それぞれの車種の特徴を押さえたうえで購入を検討しましょう。

スズキ:アルト

スズキ アルト
アルトのおすすめポイント

・新車価格が最安レベル
・マイルドハイブリッド、非ハイブリッドともに軽自動車トップクラスの燃費性能
・1979年の発売以来から愛されるロングセラー車種

スズキ アルトは、軽自動車でトップクラスの燃費性能を持ち、新車価格もリーズナブルな車種です。シンプルなデザインが魅力的で飽きることなく、長期間に渡って愛用できるでしょう。「日々の通勤に費用をかけたくない」という方におすすめの車種です。

アルトの概要
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,525
室内寸法(mm)1,960(2,015)※1 ×1,280×1,260
中古車価格相場(円)※260〜90万

※1 ()内の数値は「HYBRID X」の寸法
※2 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

スズキ:ワゴンR

スズキ ワゴンR
ワゴンRのおすすめポイント

・軽自動車トップクラスの燃費性能と室内空間の充実を実現
・乗り降りしやすさを追求したシート設計
・シートアレンジが自由にでき、フルフラットにして車中泊が可能
・ノーマル、カスタムZ、スティングレーと好きなデザインから選択可能

スズキ ワゴンRは、高い燃費性能と広い室内空間を実現したスズキのロングセラー車種です。運転する人の体格に合わせてシートポジションを変えられるため、通勤距離が長くても疲れにくい特長があります。

ワゴンRの概要
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,650
室内寸法(mm)2,450×1,355×1,265
中古車価格相場(円)※60〜120万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

ホンダ:N-BOX

ホンダ N-BOX
N-BOXのおすすめポイント

・軽自動車トップクラスの燃費性能と室内空間の充実を実現
・乗り降りしやすさを追求したシート設計
・シートアレンジが自由にでき、フルフラットにして車中泊が可能
・ノーマル、カスタムZ、スティングレーと好きなデザインから選択可能

軽自動車の新車販売台数1位を7年連続(※1)で獲得している人気車種。広々とした室内が特徴で外出が多い家族や、大きな荷物を載せる趣味を持っている方にも適しています。ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」も標準装備されているので、より安心して運転できるでしょう。
※1:参考「N-BOX」が2021年度 新車販売台数 第1位を獲得

N-BOXの概要
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,790(FF)/1,815(4WD)
室内寸法(mm)2,240×1,350×1,400
中古車価格相場(円)※80〜180万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

ダイハツ:ミラトコット

画像引用元:ダイハツ公式サイト
ミラトコットのおすすめポイント

・頭上空間が広く圧迫感がない
・安全運転支援システム「スマートアシストⅢ」を搭載
・6つのエアバッグで、もしもの事故にも安心

ダイハツ ミラトコットは、頭上空間が広く圧迫感を感じにくいのが特徴です。ダイハツの安全運転支援システム「スマートアシストⅢ」を搭載しており、万が一の事故の際には6つのエアバックで乗員をしっかり守ってくれます。

ミラトコットの概要
全長(mm)3,395
全幅(mm)1,475
全高(mm)1,530(2WD)/1,540(4WD)
室内寸法(mm)2,000×1,305×1,270
中古車価格相場(円)※60〜150万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

【ハイブリッドカー・コンパクトカー】通勤におすすめの車種6選

中長距離におすすめのハイブリッドカー・コンパクトカーは以下の6車種です。

  • トヨタ:ヤリス
  • トヨタ:アクア
  • トヨタ:プリウス
  • スズキ:スイフト
  • ホンダ:フィット
  • 日産:ノート

トヨタ:ヤリス

トヨタ ヤリス
ヤリスのおすすめポイント

・コンパクトカーのなかでトップクラスの燃費性能
・交差点を直進する車と歩行者を感知する「プリクラッシュセーフティ」を搭載
・駐車時のブレーキ・アクセル・ステアリング操作をアシストする機能を搭載

2021年に乗用車の新車販売台数で1位(※1)となった人気車種。コンパクトカーとしてトップクラスの燃費性能をもち、駐車アシストや歩行者検知などの高い安全性能が魅力的な車種です。
※1:参考「一般社団法人 日本自動車販売協会連合会

ヤリスの概要
排気量(cc)1,490(ハイブリッド車)/996(ガソリン車)
全長(mm)3,940
全幅(mm)1,695
全高(mm)1,500
室内寸法(mm)1,845×1,430×1,190
中古車価格相場(円)※140〜230万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

トヨタ:アクア

トヨタ アクア
アクアのおすすめポイント

・高い安全性能が評価され「自動車安全性能2021ファイブスター賞」を受賞
・ブレーキを必要としないアクセルペダルによる加原則コントロールが可能
・停電や災害など非常時に使える「給電システム」を搭載

トヨタ アクアは、コンパクトサイズのハイブリッドカーとして人気を集め、高い燃費性能と安全性能が魅力の車種です。停電や災害などの非常時に使える「給電システム」を搭載しているため、もしもの備えにも安心です。

アクアの概要
排気量(cc)1,490
全長(mm)4,050
全幅(mm)1,695
全高(mm)1,485
室内寸法(mm)1,830×1,425×1,190
中古車価格相場(円)※30〜250万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

トヨタ:プリウス

トヨタ プリウス
プリウスのおすすめポイント

・高い燃費性能ながらお手ごろな価格で購入可能
・世界初(※1)の量産型ハイブリッドカーであり信頼性が高い
・流通量が多く、中古車を探しやすい
※1:参考「初代プリウス1997-2003

トヨタ プリウスは、世界初の量産型ハイブリッドカーとして親しまれ、多くの方に愛用されている車種です。流通量が多く、お手頃な値段で購入できるため、燃費性能が優れた中古車を探している方におすすめです。

プリウスの概要
排気量(cc)1,797
全長(mm)4,575
全幅(mm)1,760
全高(mm)1,470
室内寸法(mm)2,110×1,490×1,195
中古車価格相場(円)※85〜380万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

スズキ:スイフト

スズキ スイフト
スイフトのおすすめポイント

・高い走行性能と燃費性能を両立
・最小回転半径4.8mと小回りが利く
・AT車(CVTを含む)とMT車の選択が可能

スズキ スイフトは、高い走行性能と燃費性能を両立させたコンパクトカーです。AT車かMT車のいずれかを選択できるため、通勤中の走行も楽しみたい方にピッタリの車種です。

スイフトの概要
排気量(cc)1,242
全長(mm)3,845〜3,855
全幅(mm)1,695
全高(mm)1,500〜1,525
室内寸法(mm)1,910×1,425×1,225
中古車価格相場(円)※20〜150万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

ホンダ:フィット

ホンダ フィット
フィットのおすすめポイント

・高い安全性能が評価され「自動車安全性能2021ファイブスター賞」を受賞
・安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が標準装備
・骨盤を安定させ、疲れにくくする「ボディースタビライジングシート」をフロントシートに搭載

ホンダ フィットは、高い安全性能を誇る「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が標準装備されており、2021年には「ファイブスター賞」を獲得しています。フロントシートには骨盤を疲れにくくする「ボディースタビライジングシート」を搭載しているため、長距離運転にも適しています。

フィットの概要
排気量(cc)1,317〜1,496
全長(mm)3,995〜4,090
全幅(mm)1,695〜1,725
全高(mm)1,515〜15,65
室内寸法(mm)1,995×1,445×1,260
中古車価格相場(円)※10〜220万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

日産:ノート

日産 ノート
ノートのおすすめポイント

・「カーオブザイヤー」「グッドデザイン賞」「自動車安全性能2021ファイブスター賞」を受賞
・力強く、なめらかな走行ができる「e-Power」を搭載
・前方の車に後続する「プロパイロット」をメーカーオプションで選択可能

日産 ノートは、「カーオブザイヤー」「グッドデザイン賞」「ファイブスター賞」を受賞するほどデザイン性と安全性に優れた車種です。力強くなめらかな走行を実現する「e-Power」を搭載しており、スムーズな加速と燃費性能の高さが魅力です。

e-Powerとは

日産の先進技術を搭載した動力であり、エンジンで発電してモーターで走る電気自動車。力強い加速性、静かな走行音、高い燃費性能で、従来のハイブリッドカーより高い走行性や快適性が期待できる。

ノートの概要
排気量(cc)1,198
全長(mm)4,045
全幅(mm)1,695
全高(mm)1,505〜1,520
室内寸法(mm)2030×1,445×1,240
中古車価格相場(円)※30〜250万

※ 中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

通勤用の車を安く手に入れるなら中古車がおすすめ

中古車は、選ぶ車種や年式によっては50万円以下の低予算でも購入できるため、新社会人の方や、通勤用の車に費用をあまりかけたくない方におすすめです。ただし、中古車はメンテナンス状況や事故の有無など、車両ごとに状態が異なるため、購入前にしっかり確認しておく必要があります。

「通勤車を中古車で購入したい」と考えている方は、以下の記事を参考にしてください。

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まとめ

通勤車を選ぶ際は、通勤経路に合わせた車選びが大切です。本記事を参考に燃費性能と運転のしやすさ、安全性能などから総合的に判断してみてください。自分に合った通勤車を選ぶことができれば、毎日の通勤がより充実したものになるでしょう。

通勤車の購入費用を抑えたいと考えている方には、中古車購入がおすすめです。カーセブンでは、車の売却から購入までお客様に寄り添ったサポートをさせていただきます。中古車購入に不安を感じている方は、カーセブンにお任せください。

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