更新日2022.07.25

ダイハツの軽自動車を徹底攻略|軽自動車人気車種10選!タイプ&用途別にベストな1台を厳選紹介

2006年には軽自動車総販売台数でスズキを抜いて、名実ともに軽自動車のNo.1メーカーに君臨したダイハツ。豊富なラインナップはもちろんながら、低価格で高性能、そして安全性の高さが魅力のダイハツの軽自動車。その中でも特におすすめな車をタイプ&用途別にチョイス。マイカー探しの参考にしてみてください!

この記事でわかること

  • ダイハツ軽自動車人気の車種
  • ダイハツ軽自動車の中古車を選ぶ時の注意点
  • ダイハツ軽自動車の特徴

目次

ダイハツの軽自動車の人気の秘訣

デザインが多種多様なのが人気の秘訣

ダイハツの軽自動車が人気を集める最大の理由と言えるのが、このデザインの多様性。カーセブンの川村さん(カーセブン相模原店)にお話を伺うと以下のような見解を延べてくれました。

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川村さん

他社の軽自動車って、街で乗ることを意識して造られたものや子供が1~2人いる家族が乗るのにちょうどいい車が多い印象ですが、ダイハツはその軽自動車でオープンカーを作ってみたり、トールワゴンなのに外遊びを楽しめるようにとデザインをアウトドア寄りに全振りしたりと、オンリーワンの個性を持つモデルが多い印象があります。なのでダイハツの軽自動車は買った後に何がしたいのかがイメージしやすいから、人気になっている感じがします

確かに現在販売されているコペンは軽自動車唯一のオープンカーで根強い人気を誇りますし、ひとくちにトールワゴンと言っても街乗り向けのタントにアウトドアの仕様用途に全振りしたデザインのウェイクなど、多種多様なデザインが設けられているのは大きな特徴と言えるでしょう。

ちなみにスポーティーなエアロなどが組まれた「カスタム」シリーズが各車種に用意されているのはダイハツがそのはしり。車好きなパパの気持ちにピタリとハマる設定も嬉しいポイントです。

セカンドカーとして選びやすいコスパの良さが人気の秘訣

ダイハツに限らず、セカンドカーに軽自動車を選ぶというドライバーは結構いる。普通車と比べて維持費が安く、小回りが利いて使い勝手がいいのでセカンドカーには最適ですが、中でもダイハツの軽自動車は川村さんによると、セカンドカーとしての需要が高いといいます。

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川村さん

例えばミライースは新車価格で100万円を切りますし、ハイトワゴンのムーヴもベースグレードで113万5200円からという価格帯で購入可能。新車でこの価格ですから中古車なら、もっとお値打ちで買うことができますよね? さらにダイハツの先進安全機能であるスマートアシストⅢなどを備えたモデルもリーズナブルな価格で買えるので、お得と考える人が多いようです

郊外になるとメインの車だけではなく、1人1台所有するのが当たり前な地域も。そうしたニーズにリーズナブルに答えられるのもダイハツの軽自動車の魅力と言えそうです。

車中泊したいキャンパーに応えるモデルが多いのが人気の秘訣

新型コロナウイルス感染症の流行以降、流行しているのがキャンプなどのアウトドアレジャー。人ごみの少ない大自然でテントを張ってバーベキューや釣りを楽しむ人たちが増えていますが……そうした方々にもダイハツの軽自動車はかなりの人気を誇ります。

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川村さん

軽自動車ってサイズの枠が決まっているのですが、ダイハツの軽自動車はそのスペースを最大限に生かした設計のハイトワゴンが多いんです。例えばタントならシートの背もたれを折りたためば大人二人が並んで寝られるフラットで広大なエリアが生まれます。アウトドアで荷物を積むのだけでなく、車中泊を目的に使っても満足度が高いと思われます

2020年1月に流行した新型コロナウイルス感染症の流行対策に合わせるようにテレワーク需要に合わせたカスタマイズプランも用意しているというのもダイハツらしい心配りと言えるでしょう。

技術面の独自性も人気の秘訣

もともと低価格で高機能、それでいて安全性が高いという同時に達成するのが難しい小型車の生産を得意としていたメーカーだけあって、技術面の独自性もダイハツの強み。今では一般的になりつつある電気自動車をなんと1965年から作り始め、3年後の1968年にはハイゼットEVとして販売するなど、オンリーワンな車作りをしてきたダイハツですが、近年の軽自動車にもそれは当てはまります。

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川村さん

最近だとスマートアシスト機能ですよね。もともとはレーザーレーダを用いて車両の前方を監視するシステムですが、これを軽自動車に装備したのはダイハツが初めて。その後も車のフルモデルチェンジのたびに改良されて、より精度の高いものが生まれているので新車購入時はもちろん、中古車でも装備されている車が人気になります

その他にもシャシーの改良によって低燃費を実現させたイース(eS)テクノロジーもダイハツならではの技術。中古車で人気になるのもうかがえます。

ダイハツの軽自動車の新車と中古車の比較

軽自動車の新車と中古車の最近の特徴(※2022年5月時点)

現在ダイハツで販売されている新車は普通車10車種、商用車3車種の合計13車種。中古車となると30車種は優に超えるという豊富なラインナップを誇ります。新車の特徴として挙がるのは何といってもその多種多様なジャンル。OEM車を除けば、軽自動車のオープンカーで現在発売されているのはコペンのみですし、トールワゴンのムーヴ、ハイトールワゴンのタントとそれぞれのファミリーのニーズに合う形の車を設定しています。

軽自動車の新車の選び方

メーカーオプションの類はほとんどが新車購入時にしかつけられないので、中古車として購入する際は欲しいオプションがあらかじめついているかを確認するのが重要。中でも特に注意したいのが安全装備のスマートアシスト機能。年々進化していく機能のため、車の年式によっては型落ちした以前の機能しかついていないというケースも考えられる。それだけにスマートアシスト機能を重視する場合は年式の浅い車を狙うのが良いでしょう。

ダイハツの軽自動車の中古車を選ぶ時の注意点

走行距離と年式の乖離に注意

ダイハツの軽自動車の中古車を探す際の注意点のひとつとして川村さんが挙げてくれたのが走行距離。一般的に中古車の走行距離は10万kmを超えると過走行車としてガクンと価値が下がり、故障のリスクが上がる危険性があります。そのため、なるべく走行距離が少ないものを選びがちですが……川村さんによるとそれは「ケースバイケースで対処すべき」だそうです。

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川村さん

例えば登録されてから5年が経過している車で走行距離が10万kmは走り過ぎですが、反対に1万kmも走っていないというのも不安。日ごろ使っていなかったことが明らかなので、電気系統が弱っていたり、ウインドウが下がらなかったりするケースがあるんです。軽自動車のように日常の足で使われるケースが多い車の場合は1年5000km~1万kmを目安にしてどれくらい走っていたかを見てみると、一見、走行距離が多く見えても状態がいい車をお値打ち価格で手にすることができると思います

これをもとに登録から5年が経った車の場合で考えると、2万5000km~5万kmくらいの走行距離であれば妥当ということに。中古車選びの一つの基準として覚えておきましょう。

オプションパーツの設定に注意

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川村さん

これはダイハツの軽自動車に限ったことではないですが、新車時に選べるオプションは中古車になると付いているものかどうかをチェックしないといけないのが常。例えばスマートアシスト機能も年式によっては性能が異なるので、最新のスマートアシスト機能を求める人はそれを優先して中古車を探したほうがいいです。基本的に中古車で後から付けられるオプションはナビやETC、ドライブレコーダーくらいで、その他のものは後付けできないのがほとんどですのでほしいオプションがある場合は注意してください

ちなみに人気のオプションであるエアロパーツはダイハツの軽自動車の場合、エアロパーツが付いているものはあらかじめ車名に「カスタム」と名付けられているケースがほとんど。エアロパーツ付きの車が欲しい場合は車探しの時点でチェックしておきましょう。

シート周りの状態に注意

最後にチェックしたいのはシート周り。例えば長距離運転が多いミニバンやSUVなどの場合は本革シートの擦れやしわの様子をチェックしたいところですし、オープンカーのコペンの場合、本革シートの時は注意するポイントとなりますが……ダイハツの軽自動車の場合はそれらに加えてシートの汚れも大事なチェックポイントと川村さんは語ります。

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川村さん

例えばタントやムーヴなど、前のオーナーが小さな子供のいるファミリーだった場合は車内で飲食をしているケースがあるので、シートにジュースのシミが付いていたりするケースがあるんです。他にもアウトドアでたっぷり遊ぶことが多かった車はやっぱり土や泥とかの汚れが残っているケースも。販売されている際はシートをとてもキレイにしているので気が付かないくらいになっていることも多いですが、気になる方は実車確認時にチェックしたほうがいいかもしれません

シート周りの状態とともにチェックしたいのがタバコのニオイ。禁煙車でないと車内にタバコのニオイが残ってしまうケースもあるので、気になる方は実車時に合わせてチェックしておくといいでしょう。

ダイハツの軽自動車・新車の人気車種

人気車種(1):「タント/タントカスタム」子供が生まれたてなママにおすすめ

画像引用元:ダイハツ公式サイト

ダイハツの軽自動車の代表モデルとも言うべき車がタント/タントカスタム。2003年のデビュー以来、現在では4代目がデビューしていますが、なんといっても最大の魅力は車内の広さ。FFレイアウトながら室内長は2,180mmを誇り、さらにホイールベースも2,460mmというロングサイズ。2列目の座席に座っても脚を伸ばすことができるほどの広さを誇ります。

さらに全高1,755mm、室内高1,370mmと高さもあるため、身長の高い男性が座ってもアタマのスペースの余裕があるだけでなく、小学校低学年くらいの子供であれば車内で立ったままお着替えも可能。運戦席のスライド幅が最大で540mmもあるため、当然のようにシートアレンジも豊富に出来るので、家族でお出かけするときには座席数を増やして、毎日の買い物の時は荷物をたくさん積めるようにするというアレンジも十分利くようになっています。

また、軽自動車では初の装備として、助手席ドアが半ドア時に自動で全閉する助手席イージークローザー、パワースライドドアが閉まりきる前にフロントドアハンドルのリクエストスイッチに触れることで事前にドアロックを予約することが可能なタッチ&ゴーロック機能、降車の際インパネに設置されたスイッチを押すことで、車両に戻る際にパワースライドドアの自動オープンを予約することが可能なウェルカムオープン機能がそれぞれ採用。「子供のいるママにとって使いやすい車」を想定した装備が充実しているのが嬉しいポイントです。

そして2021年の一部改良では「Xターボ」・「カスタムRS」・「カスタムRS“スタイルセレクション”」はパーキングブレーキを電動化し、オートブレーキホールド機能とダイハツでは初となるコーナリングトレースアシスト(CTS)を標準装備。CTSは旋回時に車両が外側にふくらんでいると検知されたときに内輪にブレーキ制御をかけ、制動力が働くことで旋回性能を高める機能も付いたことで、もともとついている次世代スマートアシスト機能も相まって、走りにより安定感が増しました。

人気車種(2):「ムーヴ/ムーヴカスタム」初マイカーな人におすすめ

画像引用元:ダイハツ公式サイト

こちらもダイハツの歴史を語るうえでは欠かせない名車。ダイハツの軽自動車の看板であり、軽トールワゴンの代表的な車種と言えるでしょう。1995年のデビューから人気を博し、現代では6代目が最新モデルとなりますが、その6代目からバックドアが従来までの横開き式から跳ね上げ式(縦開き式)に替わったことで利便性が大幅に向上。大きな話題となりました。

6代目ムーヴの特徴は外観。厚みのある造形を採用し、フロントデザインはヘッドランプを大型化。グリルを新デザインに変更、バンパーは平面ラウンドを強調したデザインとなり、サイドはシャープで流れる造形になりました。ムーヴカスタムはフロント・サイド・リアで“X”を用いた意匠を採用し、バックドアは樹脂化によって可能となったデザインの自由度を活かしてベルトラインスポイラーをイメージするデザインに。これにより老若男女問わず、万人に好まれるデザインとなった上、もともと軽自動車で小回りが利くため、初のマイカーとして選ぶのにもピッタリな1台となりました。

他にも骨格構造を見直したことで、ボディの剛性が上がりながら車重が20kgも軽量化。これにより燃費性能も向上し、WLTCモード燃費はノーマル車で20.7km/L、ターボ車でも19.5km/Lを誇ります。もちろん次世代スマートアシスト機能も装備済みですが、さらに後方にソナーセンサーを追加し、10km/h以下で走行時に後方約2~3m先に壁などの障害物を検知した場合、Rレンジでアクセルペダルを強く踏んだ場合に約8秒間エンジン出力を抑えることで急発進を防止する「後方誤発進抑制制御機能」を軽自動車としては初めて搭載して、より安全な運転に威力を発揮することでしょう。

人気車種(3):「コペン」走る楽しさを手軽に味わいたいな人におすすめ

画像引用元:ダイハツ公式サイト

王道とも言える、タントやムーヴではなく、遊び心満点なモデルとして知られるのがコペン。先代モデルは2002年にデビューして軽自動車の市販車では初めて電動油圧ポンプ式の開閉ルーフのアクティブトップ仕様を採用するというダイハツの軽自動車らしい独自性が貫かれていましたが、その愛らしいデザインとスポーツカー顔負けのキビキビとした走りが人気を博し、2012年に一度生産終了となった際は大きな話題になるほどでした。

あまりの人気ぶりから、生産中止から1年10か月後にフルモデルチェンジを果たしてカムバック。フロント・サイド・リア・フロアを切れ目なくつないだ骨格構造の「D-FRAME」を採用し、曲げやねじれに対する剛性を高め、高い走行性能とルーフオープン時の剛性を確保。さらに骨格だけで強度を担保する構造となったことでドアを除くボディ外板の一部を樹脂製に。車両後端をダックテール形状にすることで高速走行時の揚力を大幅に低減し、走行安定性を高める優れた空力性能を実現するなど、より快適な走りを楽しめるように進化を遂げました。

そして現行のコペンの最大の特徴はボディを脱着できる「Dress-Formation」ボディの外板の一部を樹脂化したことで購入後もユーザーの好きなタイミングでボディパーツを着せるかえることが可能に。いろいろなデザインを楽しみたい人にはたまらない新機能が追加され、大きな話題になりました。 走りの面も進化が止まらず、さらにデザインはよりスタイリッシュになったことでサーキットはもちろん、ワインディングの多い山道を走るには楽しい車として運転好きな男性の心をわしづかみにしています。

人気車種(4):「キャスト」ちょっとカワイイモデルに乗りたい人におすすめ

画像引用元:ダイハツ公式サイト

コペンもデザイン性が優れた車でしたが、ダイハツの軽自動車にはもう一台、オシャレなデザインをウリにしたモデルが存在します。その車とは2015年に発売されたキャストです。

最大の魅力である外観はボディ断面の上質さを表現するため丸みのある豊かな面質を持たせ、ドア断面にも丸みを持たせた台形フォルムにして、サイドシルエットを水平基調に。開発コストを抑えるためランプ類を3タイプで共通デザインとしましたが、装備するパーツを変えることで「スタイル」「アクティバ」「スポーツ」3種類のデザインを作り、それぞれの世界観を表現しました。

人気車種(5):「ウェイク」アウトドア好きな人におすすめ

画像引用元:ダイハツ公式サイト

最後に紹介したいダイハツの軽自動車はウェイク。とにかくアウトドアで遊ぶことにとことん全振りした印象の車で、タントをベースに開発。全高1,835mm、室内長は1,455mmと、ベース車両のタントを超えて軽自動車で最も高い室内の高さを誇ります。これによりに荷物の積み込みはもちろん、車内で優雅に過ごせるなど、代えがたいメリットが数多くあります。

アウトドアで遊ぶことを意識した車だけに機能面はかなり充実。荷室にはラゲージアンダートランクを設け、特に2WD車は高さ320mm、容量約90Lの大容量。デッキボードを開けることで荷室とアンダートランク全体の高さが1,485mmにも広がるため、ゴルフバッグなどの長尺物もリアシートを畳まずに立てて積載できる。

また、一部のグレードに標準装備又はセットオプションの「レジャーベースパック」に採用されている上下2段調節式デッキボードの場合、デッキボードの脚を立てることでアンダートランクの容量がアップし、デッキボードの上にも荷物を積載可能。併せて、荷室側でもリアシートのスライド操作ができるようにスライドレバーを装着。シートは撥水加工のフルファブリックシートを採用し、リアシート背面には塩化ビニール加工を施され、少々の汚れならタオルでふき取るだけでもOK。助手席側のインパネトレイも大型サイズで、一眼レフカメラやタブレットなどがしまえるなど、外遊びには便利な機能が多く積み込まれている。

ダイハツの軽自動車・中古車の人気車種・FMC

人気車種(1):「タント/タントカスタム」

画像引用元;ダイハツ公式サイト

新車でも人気の高いダイハツの軽自動車。お値打ち価格の中古車でもタントは当然、人気車種の一角。2003年にデビューした初代から現行モデルまで数多くの物件が中古車市場に流通しています。

とにかく安く手に入れたいという方は初代、2代目がオススメ。販売開始からある程度の年数が経過しているため、本体価格が安くなっている個体がほとんどです。中でも2代目は2列目にスライドドアを採用し、室内スペースも大きく広がったモデルなのでファミリー向きと言えるでしょう。

ただし、販売からすでに10年以上が経過しているモデルなので当然ながら、多走行車などの状態面がイマイチの個体も多くなってきます。ダイハツの軽自動車には欠かせなくなってきたスマートアシスト機能もこのモデルまではほとんど搭載されていないので、安全機能を重視する場合は敬遠したほうがいいでしょう。

一方、3代目や現行モデルを狙う場合は価格こそグッと上がりますが、その分、状態のいいものが多く流通していることが多いため、コンディションに悩まされることは減少します。スマートアシスト機能なども最新のものを搭載しているので、オプションの装備などにも注意すればお値打ち価格でいい車に巡り合えそうです。

人気車種(2):「ムーヴ/ムーヴカスタム」

画像引用元;ダイハツ公式サイト

ダイハツの軽自動車では、タントと負けず劣らずの流通量を誇るのがムーヴ。初代から6代目まで数多くの物件が中古車市場に流通しているだけに迷ってしまいそうですが、選ぶポイントをしっかりと絞ることで自分にピッタリな車に出会うことができるでしょう。

価格を優先するのであれば2006年~2010年に販売されていた4代目モデルがイチオシ。10年以上年式が落ちているため、シートや外観に古臭さを感じる場合がありますが、それでも車両本体価格の平均が50万円以下というのはかなりお値打ち。このモデルからタイミングチェーンを採用していることでエンジン回りが丈夫になったため、多少走行距離がかさんでいても、走行には問題がないのがメリットとなります。

とはいえ、現行モデルがデビューして8年が経つ車なので、最新の6代目でも年式が古いモノであればかなりお値打ちで乗れるのは確か。このモデルからスマートアシスト機能も付いているので安全装備に気を配っている方は現行型一択と言えます。

注意したいのがスマートアシスト機能の性能と、バックドア。現行モデルでも年式が古いモノはスマートアシスト機能もそれだけ古くなっているので現在と同じようには機能しないため、最新のスマートアシスト機能を求める方はなるべく年式の新しいものを選ぶのがいいでしょう。

そしてバックドアはこのモデルから跳ね上げ式に替わったため、従来の横開きのほうがいいという方には不向き。自分のライフスタイルに合わせて使いやすい方を選ぶといいでしょう。

人気車種(3):「コペン」

画像引用元;ダイハツ公式サイト

現行モデルはもちろん、その愛らしいデザインが魅力的な先代モデルも中古車市場で根強い人気を誇るコペン。ダイハツの軽自動車の中古車の中でも屈指の人気を誇りますが、中でもチェックしたいのはオープントップ周り、アクティブトップの作動状態です。

オープンカーなので気になるのはやはりルーフ回り。特にコペンはオープントップ周りのゴムのシール部品がありますが、これが経年劣化により本来のシール機能を果たせなくなっているケースが見られます。ここが劣化するとトランクルームが濡れてしまうため、トランクルームの内張りに雨漏りが見られるように。周りには油圧ユニットなどの水に濡れてはいけないところもあるので詳しくチェックしておきましょう。

そして、コペンの魅力であるアクティブトップが正常に作動するかも大切なチェックポイント。開閉時に極端に時間がかかるようでは油圧ユニットに不具合が見られると考えたほうがいいので修理、もしくは購入を控えた方が賢明です。

人気車種(4):「ミラジーノ」

画像引用元:ダイハツ公式サイト

こちらもレトロな外観が人気のダイハツの軽自動車。もう中古車でしか手に入らないということもあり、販売終了から10年以上経過してもいまだ根強い人気を誇ります。

年式も古くなってきたうえに走行距離もかさんだ物件が多いため、コンディションのいいミラジーノを探すのは大変ですが、中でも注意したいのがエアコンのコンプレッサー。経年劣化により壊れやすくなっているものもあるため、車内でエアコンをかけた際に異音などがした場合は注意が必要です。

また、前オーナーが女性や車にあまり詳しくない方が乗っていたケースだと、オイル交換が定期的に行われておらず、結果的にエンジンルームが汚れて劣化してしまったものも早期故障の危険性があるため、気を付けた方がよさそうです。

人気車種(5):「ミラ」

画像引用元:ダイハツ公式サイト

ダイハツの軽自動車の歴史に名を残す1台でもあるミラ。2018年に惜しまれつつも生産終了したものの、1980年のデビューから40年近く販売されたロングセラーな車としても知られ、現在でも多くの中古車が市場に流通しています。

新車の販売価格がそもそも安いため、中古車としてのミラの魅力はお値打ち価格で購入できるところ。最も新しいモデルである7代目でも50万円以下の相場で十分購入可能です。

ただし、注意したいのがミッション。ミラのオートマチック車は2010年、CVT車は2013年に生産が終了しているため、2014年以降に生産されたミラにはマニュアル車しか設定がありません。また、ミラはハンドル樹脂の接着不良が起きやすいモデルとしても知られ、経年劣化によりハンドルの樹脂がぶよぶよになってしまうというトラブルも。実車を確認する際はチェックしておいたほうがいいでしょう。

ダイハツの軽自動車・女性の人気車種・FMC

人気車種(1):「ミラココア」

画像引用元:ダイハツ公式サイト

軽自動車が人気のダイハツですが、ここからは女性に向けた可愛いデザインが人気の車を紹介。その筆頭格として挙げられるのがミラココアです。

そもそもダイハツが女性をターゲットにして2009年に販売。それだけに女性ウケする可愛いデザインなのは当然ですが、中でもポイントが高いのが多彩なグレードとボディカラー。最も多くのカラーバリエーションを用意しているミラココアプラスxのボディカラーは全15色、ツートンまで選ぶことができる。さらに内装もフロントパネルカラーもそれぞれ選択できるため、組み合わせは実に160通り! 中古車市場で探しても同じものが見つかることはほとんどないでしょう。

それでいて、室内は収納スペースがおおく用意されている実用的なもので、シートアレンジ次第ではラゲージルームを広々と使えて買い物時に重宝できるなど、女性に嬉しい仕様が満載です。

人気車種(2):「ムーヴキャンバス」

画像引用元:ダイハツ公式サイト

ダイハツの軽自動車の人気モデルであるムーヴの派生モデルとして誕生したムーヴコンテの流れをくむ。スクエアなシルエットが特徴的ですが、それと同時にどこか愛らしさがあるのがこの車のいいところ。

この車も若年の女性ユーザーの視点から開発されたため、女性からの人気も高いことで知られています。丸みを帯びたボディにハマるようにボディカラーもペールカラーを中心に数多くラインナップ。内装もベージュ系で落ち着きのあるものになっているので、まるで自分の部屋のようにくつろぐこともできます。さらに後部に両側スライドドアが付いているのも子育てママにも嬉しいポイントです。

人気車種(3):「ミラジーノ」

画像引用元:ダイハツ公式サイト

レトロなデザインが好きな女性にはやっぱりハズせないのがミラジーノ。販売終了から10年以上が経過しもう中古車でしか手に入らなくなっているとはいえ、あのレトロな雰囲気の外観が大好きという女性を中心に高い人気を誇ります。

外観の可愛さに気を取られてしまい、ついついエンジンルームのチェックがおろそかになってしまいますが、中古車を探す際はエンジンルームや車内の雰囲気をチェックして、経年劣化が進んでいないかをしっかり見ることがいい車に巡り合う秘訣と言えるでしょう。

ダイハツの軽自動車の歴史

現在の日本には数多くの自動車メーカーが存在しますが、その中で最も古い歴史を持つのはなんとダイハツ。そのルーツは明治時代にまでさかのぼります。1907年、当時輸入に頼っていた発動機こと、エンジンを国産化すべくできたのが「発動機製造株式会社」。ここで吸気ガス発動機から小型ディーゼルエンジンを生産、さらに鉄道車両用の機器も製造していました。1930年にはオート三輪「ダイハツ号」を開発し、ただのエンジンメーカーではなく、自動車業界へと参入していきました。

ダイハツ=小型車に強いメーカーというイメージがありますが、それを強烈に印象付けたのは1957年に発売し国内外で爆発的なヒットを生んだ「ミゼット」。これでオート三輪界の絶対王者として君臨するようになりました。

画像引用元:ダイハツ公式サイト

そんなダイハツが軽自動車でヒットを飛ばしたのは1970年代に入ってから。ミゼットのヒット以降、四輪市場に参入したのですが、新規参入が厳しい風潮にあったこともあり苦戦を強いられましたが、1967年にトヨタと業務提携を結ぶことで風向きが好転。そして1977年にダイハツ独自開発の「シャレード」を発表。これまでの軽自動車の常識を破る動力性能や燃費を発揮し、カーオブザイヤーを受賞します。

画像引用元:ダイハツ公式サイト

ここからのダイハツの軽自動車はまさにヒットの嵐。1980年には「ミラ」が誕生し、1995年には「ムーヴ」、2003年には「タント」と現在でも販売されている名車が続々とデビューしていきます。こうしたヒットを連発したことでダイハツは長年のライバルであるスズキを2006年に軽自動車総販売台数で抜いて、名実ともに軽自動車のNo.1メーカーに君臨して、現在に至ります。

まとめ

いかがでしたか?ダイハツの軽自動車を購入する際には車種ごとにポイントが異なる点、そして中古車ならではの状態面でのチェックが重要なことがわかります。カーセブンでは、豊富な在庫の中からお客様のニーズに合った車選びをサポートいたします。また、独自の安心宣言により、納車後に気持ちよく運転していただける工夫を徹底しております。軽自動車の買替えや購入を検討の際は、カーセブンまでお気軽にご相談ください。

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