新車購入から3年経過した車は、リセールバリューが比較的高く、車検費用がかからないといったメリットがあります。しかし、買い替えによる総コストの増加やローンの残債といったデメリットもあるため、ライフスタイルや経済状況を踏まえて選択することが大切です。
本記事を通して3年で車を乗り換えるメリット・デメリットを把握し、3年ごとの乗り換えが自分にとってお得なのかどうかを判断しましょう。
この記事でわかること
- ・車を3年で乗り換えるメリット・デメリット
- ・車を3年・5年・10年で乗り換える場合のコスト比較
- ・3年ごとの乗り換えで損をしないポイント
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目次
車を3年で乗り換えるメリット
車を3年ごとに乗り換えるメリットは、以下の通りです。


主に新車や年式の高い車両において、さまざまなメリットがありますよ!
高価買取が期待できる
車の価値は年々下がりますが、3年以内の車は比較的高い査定額が期待できます。
一般的に、新車から3年後のリセールバリューは50〜60%ほどとされています。なかでもトヨタのランドクルーザーやアルファードなどの人気車種であれば、3年後でも高い残価率を維持できるでしょう。

3年ごとに車を乗り換えることで、高い売却価格を確保しつつ、次の車の購入費用に充てることが可能になります。無料査定をして、おおよその買取価格を把握しましょう。



車検費用がかからない
新車の初回車検は購入から3年後に行われ、その後は2年ごとに受けることになります。3年ごとに車を乗り換えれば、車検費用を負担せずに済み、その費用を節約できます。
車検費用は車種や整備内容によりますが、一般的に6万〜10万円ほどかかります。3年目の車検では、消耗品の交換が必要になるケースもあり、追加費用が発生する可能性があるでしょう。乗り換えを行うことで、これらの出費も抑えられます。
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メンテナンス費用や維持費用を抑えられる
新車から3年以内であれば、大きな故障や部品の劣化が少なく、メンテナンス費用を抑えられる点もメリットです。

同じ車に長く乗り続けると、タイヤやエンジン、エアコンなどに不具合が生じやすくなります。
また、新車には通常3年間の一般保証が付帯しています。3年ごとに乗り換えることで、保証期間内かつそのほかの条件を満たしていれば、修理費用が補償されます。
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保険を高い割引率で利用できる
新車購入して3年前後の車の任意保険(自動車保険)は、新車割引が適用される場合があります。そのため、3年ごとに新車に乗り換えればこの割引を継続的に受けられ、保険料を抑えることが可能です。

たとえば、初度登録から数年以内の車両に対し対人賠償責任保険で30%、車両保険で最大30%ほどの割引が適用されることがありますよ。
車の保険料は保険会社やプラン、車種によってさまざまなので、割引率をチェックしてみましょう。
最新の安全技術や燃費性能を得られる
3年ごとに新車を乗り換えることで、常に最新の技術や安全性能を備えた車に乗ることが可能です。
自動車メーカーは毎年新しい技術を導入しており、最新モデルの燃費性能は向上する傾向にあります。さらに、先進運転支援システム(ADAS)や自動ブレーキなどの安全技術は年々進化しており、3年ごとの乗り換えでより高い安全性能を確保できます。
また、エアコンの性能向上やスマートフォン連携機能の進化など、最新の快適装備も利用できる点もメリットです。
車を3年で乗り換えるデメリット
車を3年で乗り換えるデメリットは、以下の通りです。

ローンの支払いが残る可能性がある
新車購入時に組まれる一般的なローンは5年程度の期間が多いため、3年で乗り換えるとローンが完済していない可能性があります。
ローンの支払いが残っている車でも売却は可能ですが、原則として自分の名義にしたうえで、残債を一括で支払う必要があります。残債は車の売却金で支払うこともできますが、新たな車の購入資金とあわせて大きな負担となる可能性があるので注意が必要です。
また、一括で支払えない場合は新たなローンを組み直して返済することになります。ローンの組み直しにより返済計画が複雑化するリスクもある点に注意が必要です。
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頻繁に高額な購入費用が発生する
3年ごとに新車を購入すると、頻繁に高額な購入費用が発生します。車両の価値は一般的に購入後に少しずつ減少するため、短期間での買い替えは資産価値の減少を繰り返すことになり、長期的には総支出が増加する可能性があります。
特に、リセールバリューの低い車種を選択した場合、売却時の査定額が低くなり、損失が大きくなるリスクがあります。
車への愛着が育ちにくい
短期間での乗り換えを繰り返すと、1台の車に対する愛着や思い出が育ちにくくなる傾向があります。長期間同じ車に乗ることで得られる満足感や安心感を享受できない可能性があり、特に家族や長く乗り続けたいと考える方にとってはデメリットになるでしょう。

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車を3年・5年・10年で乗り換えるコスパをシミュレーション
車を3年・5年・10年で乗り換える場合でかかる維持費・総費用(10年分)をシミュレーションしてみましょう。
▼シミュレーションの条件 |
・スズキ ワゴンR(FX、CVT、4WD、新車価格:約140万円)で比較 ・燃費は23.2km/L、年間10,000kmの走行を想定 ・ガソリン代は175円/Lとして総ガソリン代を算出 ・リセールバリューは、新車価格の60%(3年後)、50%(5年後)、10%(10年後)と仮定 ・買い替えでは同等の車(軽自動車)に乗り換えると仮定 |
3年ごとに 乗り換え |
5年ごとに 乗り換え |
10年保有 | |
車両購入費用 | 1,400,000円 × 3回 = 4,200,000円 |
1,400,000円 × 2台 = 2,800,000円 |
1,400,000円 × 1台 = 1,400,000円 |
ガソリン代 | 76,000円 × 10年 = 760,000円 |
76,000円 × 10年 = 760,000円 |
76,000円 × 10年 = 760,000円 |
軽自動車税 | 10,800円 × 10年 = 108,000円 |
10,800円 × 10年 = 108,000円 |
10,800円 × 10年 = 108,000円 |
任意保険料 | 38,000円 × 10年 = 380,000円 |
38,000円 × 10年 = 380,000円 |
38,000円 × 10年 = 380,000円 |
車検費用 | 0円(車検なし) | 50,000円 × 2回 = 100,000円 |
50,000円 × 4回 = 200,000円 |
メンテナンス費用目安 | 20,000円 × 10年 = 200,000円 |
20,000円 × 10年 = 200,000円 |
20,000円 × 10年 = 200,000円 |
売却時リセールバリュー | 840,000円 (新車価格の60%)× 3台 = 2,520,000円 | 700,000円 (新車価格の50%)× 2台 = 1,400,000円 | 140,000円 (新車価格の10%)× 1台 = 140,000円 |
総費用(10年分の出費 – リセールバリュー) | 3,128,000円 | 2,948,000円 | 2,908,000円 |
このシミュレーション結果から、10年保有と5年ごとに乗り換える場合が最も総費用を抑えられることがわかりました。ただし、個々の使用状況や車の状態、リセールバリューの変動などにより、実際の費用は異なる可能性があります。
【参考】車の平均的な乗り換え年数
一般社団法人日本自動車工業会が実施した「乗用車市場動向調査」の2023年度調査結果によれば、車の平均保有期間は約7.2年と報告されています。新車の平均保有期間は7.7年で、中古車に比べ1.5年長いです。
この調査では、保有年数別の割合も示されています。
保有年数 | 割合 |
〜1年 | 1% |
〜3年 | 9% |
〜5年 | 19% |
〜7年 | 19% |
〜10年 | 28% |
10年超 | 24% |
この結果から、「10年未満」で車を手放す方がもっとも多いことがわかります。「10年超」の方も2割強を占めており、長期保有の傾向が強いといえるでしょう。
損をしない!車を3年ごとに乗り換えるときのポイント
車を3年ごとに乗り換える際に、無駄なコストを抑え、最大限にメリットを得るためのポイントを紹介します。
・リセールバリューの高い車種を選ぶ
・買い替え時期に注意する
・車の外観や内装の状態をきれいに保つ
・買取前に査定をする

計画的に乗り換えを行うことで、経済的な負担を減らし、スムーズに次の車に乗り換えることが可能です。
リセールバリューの高い車種を選ぶ
3年ごとに車を乗り換える際には、リセールバリューの高い車種を選ぶことが重要です。たとえば、トヨタの「ランドクルーザー」や「アルファード」などの人気車種は、中古車市場で高値が期待できるとされています。リセールバリューの高い車種なら、次の車への乗り換え時に有利な条件で売却することが可能です。
買い替え時期に注意する
新車には通常、3年間の一般保証が付帯しています。保証の範囲内である3年ごとに車を乗り換えることで、走行距離などの条件を満たしていれば故障時の修理費用が補償されます。
また、新車の初回車検は購入から3年後に行われます。3年ごとに乗り換えることで、車検を回避し、そのぶん車検のコストを削減できるというメリットがあります。
このように、メーカー保証が終了する時期や車検前を意識して乗り換えを計画すると、経済的な負担を減らせます。
車の外観や内装の状態をきれいに保つ
車の外観や内装の状態は、査定額に大きな影響を与えます。キズや汚れが少ない車は、次のオーナーにとって魅力的であり、高値で取引される傾向があります。そのため、日頃から車を清潔に保つことが重要です。
定期的なメンテナンスや清掃を行うことで、3年後の売却時に高いリセールバリューを期待できます。シートやダッシュボードの手入れ、洗車などをこまめに行うと、車の価値を維持しやすくなります。
買取前に査定をする
車を乗り換える際、事前に複数の業者で査定を受けることで、現在の車の市場価値を把握できます。これにより、最適な売却タイミングを見極めることができ、高値での売却が可能です。
また、査定額を比較することで、より有利な条件を引き出しやすくなります。ディーラーの下取りだけでなく中古車買取専門店や一括査定サービスを活用すると、より高い価格で売却できる可能性があります。
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「車を3年で売って、できるだけ高く車を売却したい」という方は、ぜひカーセブンにご相談ください!
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カーセブンでは、契約成立後に査定額を減額することはありません。売却した車の代金は、最短で即日入金させていただきます。
また、売買契約後でも7日間以内であれば無料でキャンセル可能です。キャンセルも店舗に来店していただく必要はなく、電話一本で行えます。
これらの安心ポイントがあるため、売却に不安がある方でもスムーズに手続きを進められます。
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よくある質問
車の3年ごとの乗り換えは、常に最新の車に乗れるメリットがありますが、頻繁な購入により総費用が増加する可能性があります。また、ローンの残債が残る場合もあり、経済的な負担が大きくなることがあります。
新車購入後3年経過した際の価値(リセールバリュー)は、車種や人気度によって異なりますが、60〜70%が一般的です。
車のコスパを考慮すると、5年から10年程度の保有が一般的にバランスがよいといえるでしょう。5年目は2回目の車検前であり、買取価格も比較的高く維持されます。
詳しくは「車を3年・5年・10年で乗り換えるコスパをシミュレーション」をチェック
3年での乗り換えは、車検費用を回避し高い買取価格が期待できますが、頻繁な購入により総費用が増加する可能性があります。5年での乗り換えは2回目の車検前であり、買取価格も比較的高く、ローンの完済時期と重なることが多いため、経済的なバランスが取れているといえるでしょう。
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