古い車は廃車？下取り？お得に車を処分する方法を解説

古い車をお得に処分するには以下の3つの方法がありますが、車の年式や走行距離、状態によって査定額が異なるため、一番高く値がつく方法を選ぶことがおすすめです。

1. お得に車を手放せる「買取」
2. 手間がかからない「下取り」
3. どんな車も引き取ってもらえる「廃車」

長年愛用した古い車であっても買取が可能なケースもあります。また、買取で値段がつかない場合でも廃車のほうがお得になる場合もあるでしょう。

買取・下取り・廃車の違いとは？車の処分方法を解説

車の処分方法には、次の3つの方法があります。

1. お得に車を手放せる「買取」
2. 手間がかからない「下取り」
3. どんな車も引き取ってもらえる「廃車」

まずは、車の処分方法の違いや特徴について詳しく見ていきましょう。

お得に車を手放せる「買取」

買取業者が査定を行い買い取ってもらう方法です。過走行車や年式の古い車など、廃車になりそうな車でも値段がつく場合があります。

買取のメリット	買取のデメリット
・下取りや廃車より高い価格がつく場合が多い ・複数の買取業者で査定額を比較できる ・現金でまとまったお金が受け取れる	・車の購入と売却のタイミングがずれる可能性がある ・査定依頼など手間がかかる ・廃車同然の車は値段がつかない場合がある

手間がかからない「下取り」

車の「下取り」はディーラーで車を引き取ってもらう方法です。新しい車を購入するときに今まで乗っていた車を下取りに出すことで新車の購入金額に充て、費用を安くできる場合があります。

また、車の状態が悪く、ディーラーが廃車として引き取る場合は、値がつかないことはもちろんですが廃車にするための手数料が発生するケースもあります。

下取りのメリット	下取りのデメリット
・車の乗り換えがスムーズ ・新車を安く購入できる	・買取よりも価格が安め ・現金では受け取れない ・廃車の場合は手数料がかかるケースもある

どんな車も引き取ってもらえる「廃車」

廃車は車の車籍を抹消登録することで、公道を自走できない状態にすることです。廃車の場合は、専門業者に依頼します。

業者によって対応は異なりますが、最低1万円保証など少額ながらどんな車でも買い取ってもらえる可能性もあります。

廃車のメリット	廃車のデメリット
・買取や下取りができない車も買い取ってくれる ・過払い分の税金が還付される ・廃車にかかる費用がかからない	・車両の状態次第では買取の方がお金になる ・業者によっては手数料などで出費が発生する ・登録抹消に必要な書類を揃える手間がかかる

古い車をお得に処分するポイント

車の処分方法には「買取」「下取り」「廃車」の3つの方法がありますが、古い車であっても高い値段がつく場合もあります。古い車だからといって「廃車」になるとは限りません。

買取・下取り・廃車の見積もりを比較

買取、廃車の専門業者に見積もりを依頼し、買取金額が高いほうを選びましょう。ディーラーで購入する場合は、下取りの見積もりも比較するのがポイント。

査定額を上げるコツ

査定額は車の年式や走行距離などによって変わりますが、査定前の準備で査定額を上げることも可能です。車の売却情報のリサーチや洗車、車内の清掃、買取業者の選び方などがあります。

車の査定額を上げるコツについては、「車を高く売るコツとは？準備から交渉まで詳しく解説」の記事内で詳しく解説しています。

廃車した時の税金還付は下取り・買取でも受けられる？

車を廃車にした場合のみ、自動車税・自動車重量税の還付が受けられます。自動車税の還付は月割で計算されるため、廃車手続きが月末になると1か月分損をする可能性があるため、できるだけ早めに実施しましょう。

ディーラーで廃車として引き取ってもらう場合でも税金は還付されるため、引き取りの際に下取りか廃車か確認しておきましょう。

まとめ

今回は、古い車の処分方法である買取、下取り、廃車の違い、古い車をお得に処分するポイント、廃車にしたときの税金の還付について解説しました。車の処分方法には、買取、下取り、廃車の3つの方法がありますが、車の状態によって査定額は変わります。

お得に車を処分するためには、それぞれの専門業者の見積もりを比較してみましょう。また、買取価格相場のリサーチや買取業者選びなど、事前準備によって査定額を上げることも可能ですので、ぜひ参考にしてみてください。