SUVにはさまざまなタイプがあります。そのなかでSUVらしい力強いスタイルでありながら、小回りが利くため街なかでも扱いやすいコンパクトSUVは多くの人から支持されています。
今回はコンパクトSUVのメリットや選び方、国産・輸入車それぞれのおすすめ車種を10車種紹介します。サイズや燃費の比較表も紹介しているので、ぜひ車選びの参考にしてください。
この記事でわかること
- ・コンパクトSUVの特徴
- ・コンパクトSUVのメリット/デメリット
- ・国産/輸入車 おすすめコンパクトSUV
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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コンパクトSUVとは?

SUVが一般の人にも広く注目されるようになったのは、1997年にトヨタ ハリアーが登場したことが大きく影響しています。それまでSUVと言えばクロカンSUVが主流でしたが、乗用車とプラットフォームを共用し、フォーマルな出で立ちも似合うデザインの都市型クロスオーバーSUVが世界的にヒットしたことで、これまでSUVを作ってこなかったメーカーがクロスオーバーSUVを発表します。これが2000年代前半の出来事です。
最初はミドルサイズやラージサイズが中心でしたが、SUVがブームになってくると「街なかでも運転しやすいものに乗りたい」「コンパクトカーからの乗り換えでも違和感なく運転できるものが欲しい」という声が高まります。このようなニーズに応える形で、各メーカーからコンパクトSUVが発売されるようになりました。
コンパクトSUVに明確な定義はありませんが、一般的にはハッチバックとプラットフォームを共用していて、全長が4,400mm前後に収まるものがコンパクトSUVと呼ばれます。ただ、メーカーによっては全長4,500mm程度でもラインナップの中で一番小さいためにコンパクトSUVとして扱われているものもあります。
コンパクトSUVのメリット
コンパクトSUVには以下のメリットがあげられます。
・小さくてもSUVらしい力強さや洗練された雰囲気がある
・市街地を走りやすく、駐車もしやすい
・1,550mmの高さ制限がある立体駐車場に入庫できるモデルもある
・ミドル・ラージサイズのSUVと比べて価格が安い
・ミドル・ラージサイズのSUVと比べて車検費用が安い傾向がある
・車体重量が軽く、燃費性能に優れている
・コンパクトカーより運転席のヒップポイントが高く、運転中の見晴らしがいい

コンパクトSUVはSUVとコンパクトカーそれぞれのメリットを兼ね備えています!
コンパクトSUVはボディが小さくエンジンの排気量が小さな分車両重量が軽く、大型のSUVより燃費性能に優れています。なかにはハイブリッド車が用意されるモデルもあります。
さらに、税金も大型車より安い車種が多く、維持費を抑えられます。
コンパクトSUVは以下のような人におすすめです。
・街乗り中心で使う人
・大勢でたくさんの荷物を積んで出かける機会が少ない人
・コンパクトカーの代わりになるSUVを探している人
・維持費を抑えてSUVを楽しみたい人
コンパクトSUVを選ぶポイント
コンパクトSUVは日本のメーカーはもちろん、海外のメーカーからも多くのモデルが発売されています。その中から自分にぴったりのモデルを選ぶなら、以下の点に注目してみましょう。
デザイン

SUVに乗りたいと考える人の多くは、力強く洗練されたデザインに惹かれているはず。だからこそ、見た目を妥協するのは避けたいところ。先入観を捨てて、なるべく多くのモデルを実際に見て決めていきましょう。

もしかしたら現行型より旧型のデザインが好みというケースもあるので、新車だけでなくカーセブンを始めとする中古車サイトを見てみることもおすすめします。
リアシートの居住性

1〜2名でしか乗らないならそこまで気にする必要はありませんが、3人以上で乗る機会が多いのであれば後席の居住性や乗り降りのしやすさを確認してください。特に運転席の後ろはメインのドライバーのシートポジションに合わせてから狭くないか確認しましょう。
ファミリーで使う場合は、チャイルドシートに子どもを載せやすいかを事前に確認しておくことも忘れずに。
積載性

小さなボディに2列シートを載せているので、ミドルサイズやラージサイズのSUVに比べ有るとコンパクトSUVの荷室はそこまで広くありません。イメージ的にはコンパクトカーとそこまで変わらないと思っておいたほうがいいでしょう。
街乗りメインで買い物などに使うのであれば困ることもないはずですが、小さな子どもがいるので出かけるときはベビーカーを含めて荷物が多くなる、休日は趣味を楽しむので道具が積めないと困るというような人は、荷室サイズをしっかり確認してください。後席を格納すれば荷室が広くなるので、乗車人数と荷室のバランスを考えておくといいですよ。
燃費性能

大型のSUVに比べると燃費性能に優れるコンパクトSUV。実燃費は実際に使ってみないとわかりませんが、カタログなどでいくつかのモデルの燃費を見て、自分が欲しい車の燃費がいいほうなのかを確認しておきましょう。
ハイブリッド車はガソリン車より燃費がよくなりますが、そのぶん車両価格も高くなります。単純に燃費の数値だけでハイブリッドを選ぶと、燃料代でモトが取れないということもあります。ハイブリッド車は燃費性能以外の部分にも価値を見出せるかを考えて選ぶことをおすすめします。
ボディサイズと使い勝手のバランス

街なかでの取り回し性に優れるコンパクトSUVですが、居住空間の広さや積載性はミドルサイズ以上のSUVに叶いません。またコンパクトSUVと呼ばれるモデルでも全長が4,000mm以下のものからミドルサイズに近い4,400mm程度のものまでバリエーションが豊富。
普段どれくらいの人数で乗るのか、荷物はどのくらい積むか、街乗り中心でも狭い道を通ることは少ないので、多少大きくても大丈夫かなど、購入後の使い方を想像しながら、ボディサイズと使い勝手のバランスを検討していきましょう。
【国産モデル】おすすめコンパクトSUV6選
細い道や狭い駐車場が多い日本だからこそ、コンパクトSUVの需要はかなりあります。そのため、日本車メーカー各社から魅力的なモデルが発売されています。ここでは、国産コンパクトSUVのなかからおすすめの6車種を紹介します。
メーカー名 | モデル名 | 新車価格帯 |
トヨタ | ヤリスクロス | 1,907,000~3,156,000円 |
ホンダ | ヴェゼル | 2,399,100〜3,418,800円 |
日産 | キックス | 2,998,600〜3,670,700円 |
マツダ | CX-3 | 2,279,200〜3,434,200円 |
マツダ | MX-30 | 2,640,000〜5,016,000円 |
スズキ | クロスビー | 1,941,500〜2,390,300円 |
トヨタ ヤリスクロス(2020年8月〜)
■スペック(ハイブリッドZ/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,180mm×1,765mm×1,590mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,845mm×1,430mm×1,205mm |
ホイールベース | 2,560mm |
車両重量 | 1,190kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ハイブリッド |
総排気量 | 1490cc |
エンジン最高出力 | 67kW(91ps)/5,500rpm |
モーター最高出力 | 59kW(80ps) |
エンジン最大トルク | 120N・m(12.2kgf-m)/3,800〜4,800rpm |
モーター最大トルク | 141N・m(14.4kgf-m) |
WLTCモード燃費 | 27.8km/L |
ヤリスクロスの 中古車相場価格 |
総額170万〜380万円 |
トヨタのSUVラインナップで、ライズに次ぐコンパクトモデルとなるのがヤリスクロスです。都会的なナチュラルなイメージのデザインを採用し、インテリアではインパネ上部にソフトパッドを私用して上質なイメージが強調されています。
ヤリスと共通のプラットフォームを使いながら、荷室は長さ820mm、幅1,400mm、高さ850mm(デッキボード下段時)と十分な広さを確保。後席を4:2:4と3分割できるようにしているため、4人で乗車してスキー板のような長尺物を積むこともできます。
パワートレインは1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2種類。それぞれFF車と4WD車が用意されます(ハイブリッドは後輪をモーターで駆動するE-Four)。
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格216.8万円
支払総額228.8万円
諸費用12.0万円
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格218.3万円
支払総額233.4万円
諸費用15.1万円
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格246.8万円
支払総額258.8万円
諸費用12.0万円
トヨタ ヤリスクロス
車両本体価格233.9万円
支払総額245.8万円
諸費用11.9万円
ホンダ ヴェゼル(2021年4月〜)
■スペック(ハイブリッドX/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,330mm×1,795mm×1,580mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2,010mm×1,445mm×1,225mm |
ホイールベース | 2,610mm |
車両重量 | 1,350kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ハイブリッド |
総排気量 | 1,496cc |
エンジン最高出力 | 78kW(106ps)/6,000〜6,400rpm |
モーター最高出力 | 96kW(131ps)/4,000〜8,000rpm |
エンジン最大トルク | 127N・m(13.0kgf-m)/4,500〜5,000rpm |
モーター最大トルク | 253N・m(25.8kgf-m)/0〜3,500rpm |
WLTCモード燃費 | 25.0km/L |
ヴェゼルの 中古車相場価格 |
総額220万〜400万円 |

2代目ヴェゼルは4代目フィットをベースに開発されたコンパクトSUVです。サイズ的にはミドルクラスとコンパクトクラスの中間に位置していて、そのぶん室内空間などに余裕があるのが特徴です。
クロスオーバーSUVは流麗なデザインのなかに力強いイメージが盛り込まれることが多いですが、ヴェゼルはクリーンなイメージを強調しているのが特徴です。インテリアもシンプルにすることで、長く愛着をもって乗れるように配慮されています。
パワートレインは1.5Lガソリンとホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVの2種類。ガソリンはエントリーグレードのGのみで、他はe:HEVになります。4WDはモーター式ではなくプロペラシャフトで後輪をつないだリアルタイム4WDになります。
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格236.5万円
支払総額251.7万円
諸費用15.2万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格184.8万円
支払総額196.0万円
諸費用11.2万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格144.3万円
支払総額160.0万円
諸費用15.7万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格213.0万円
支払総額224.3万円
諸費用11.3万円
日産 キックス(2020年6月〜)
■スペック(Xスタイルエディション/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,290mm×1,760mm×1,605mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,920mm×1,420mm×1,250mm |
ホイールベース | 2,620mm |
車両重量 | 1,360kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ハイブリッド |
総排気量 | 1,198cc |
エンジン最高出力 | 60kW(82ps)/6,000rpm |
モーター最高出力 | 100kW(136ps)/3,410〜9,697rpm |
エンジン最大トルク | 103N・m(10.5kgf-m)/4,800rpm |
モーター最大トルク | 280N・m(28.6kgf-m)/0〜3,410rpm |
WLTCモード燃費 | 23.0km/L |
キックスの 中古車相場価格 |
総額190万〜350万円 |
キックスはもともとアジアや南米、北米で販売されていたコンパクトSUVです。日本で販売されていたジュークが生産終了になった後、グローバルでマイナーチェンジが行われたタイミングで日本に導入されました。
特徴は日産のシリーズハイブリッドシステムであるe-POWER専用モデルであること。搭載されるエンジンが発電に徹し、その電力でモーターを駆動させることで、電気自動車のような鋭い加速感を味わえます。日本導入時はFFのみの設定でしたが、2022年7月のマイナーチェンジでe-POWERが第2世代に進化。このタイミングで後輪をモーターで駆動させるe-POWER 4WDも設定されました。
インテリアは上質さを打ち出し、小さいながらも大人がくつろげるだけの後席スペースを確保。前席は日産の高級車に採用されるゼログラビティシートを採用しています。このシートは人間が無重力状態で脱力したときの姿勢に着目して、長時間運転しても姿勢が崩れにくく、身体への負担を減らす効果があります。
日産 KICKS
車両本体価格160.0万円
支払総額173.6万円
諸費用13.6万円
日産 KICKS
車両本体価格217.7万円
支払総額225.0万円
諸費用7.3万円
日産 KICKS
車両本体価格210.0万円
支払総額218.2万円
諸費用8.2万円
日産 KICKS
車両本体価格206.8万円
支払総額217.8万円
諸費用11.0万円
マツダ CX-3(2015年2月〜)
■スペック(15Sツーリング/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,275mm×1,765mm×1,550mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,810mm×1,435mm×1,210mm |
ホイールベース | 2,570mm |
車両重量 | 1,210kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,496cc |
最高出力 | 82kW(111ps)/6,000rpm |
最大トルク | 144N・m(14.7kgf-m)/4,000rpm |
WLTCモード燃費 | 17.0km/L |
CX-3の 中古車相場価格 |
総額80万〜280万円 |
MAZDA 3とプラットフォームを共用するCX-3は、全高が1,550mmに抑えられて高さ制限のある立体駐車場にも駐車することができます。そのため、マンションの駐車場に高さ制限があるけれどSUVを諦めたくないという人におすすめです。
マツダが展開する魂動デザインはクールな雰囲気で都市部でのライフスタイルにもマッチします。インテリアも高級感があり、SUVのエントリーモデルであることを忘れさせてくれます。
パワートレインは1.5Lガソリンエンジンと1.8Lのディーゼルターボを用意。コンパクトSUVでディーゼルならではの力強い走りを味わえるのは貴重な存在。ガソリン車に比べると価格は50万円ほど高くなりますが、ロングドライブする機会がある人なら検討する価値はあります。
マツダ CX-3
車両本体価格147.1万円
支払総額159.8万円
諸費用12.7万円
マツダ CX-3
車両本体価格164.9万円
支払総額179.7万円
諸費用14.8万円
マツダ CX-3
車両本体価格130.3万円
支払総額145.0万円
諸費用14.7万円
マツダ CX-3
車両本体価格115.0万円
支払総額129.3万円
諸費用14.3万円
マツダ MX-30(2020年10月〜)
■スペック(ハイブリッド インダストリアルクラシック/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,395mm×1,795mm×1,550mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,835mm×1,500mm×1,205mm |
ホイールベース | 2,655mm |
車両重量 | 1,460kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 マイルドハイブリッド |
総排気量 | 1,997cc |
エンジン最高出力 | 115kW(156ps)/6,000rpm |
モーター最高出力 | 5.1kW(6.9ps)/1,800rpm |
エンジン最大トルク | 199N・m(20.3kgf-m)/4,000rpm |
モーター最大トルク | 49N・m(5.0kgf-m)/100rpm |
WLTCモード燃費 | 15.6km/L |
MX-30の 中古車相場価格 |
総額180万〜430万円 |
2020年10月にマイルドハイブリッドが登場した後、2021年1月に電気自動車、そして2023年11月にロータリーエンジンを発電用に使ったシリーズ式プラグインハイブリッドのロータリーEVがラインナップに加わったMX-30。ロータリーEVは一充電で107kmモーターだけで走り、電気がなくなるとエンジンで発電しながらロングドライブを楽しめます。
そんなMX-30最大の特徴は、後席に乗り込むためのドアが観音開きになっていること。フリースタイルドアと名付けられたこの機構により、ボディをコンパクトにしながらリアシートの利便性も高められています。ただし、後席への乗降時は前席に座る人は一度車から降りる必要があります。
エクステリアは魂動デザインを新たな方向性に進化させたナチュラルなデザインに。インテリアにはコルクやリサイクルファブリックといったエコ素材を使用。3つのパワートレインを用意することで、ライフスタイルに合わせた選択ができるようにするとともに、持続可能な社会を実現するための取り組みをしています。
マツダ CX-30
車両本体価格193.2万円
支払総額209.8万円
諸費用16.6万円
マツダ CX-30
車両本体価格219.0万円
支払総額230.3万円
諸費用11.3万円
マツダ CX-30
車両本体価格215.0万円
支払総額222.6万円
諸費用7.6万円
マツダ CX-30
車両本体価格228.3万円
支払総額239.9万円
諸費用11.6万円
スズキ クロスビー(2017年12月〜)
■スペック(ハイブリッドMZ/2WD)
全長×全幅×全高 | 3,760mm×1,670mm×1,705mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2175mm×1355mm×1,280mm |
ホイールベース | 2,435mm |
車両重量 | 960kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列3気筒 マイルドハイブリッド |
総排気量 | 996cc |
エンジン最高出力 | 73kW(99ps)/5,500rpm |
モーター最高出力 | 2.3kW(3.1ps)/1,000rpm |
エンジン最大トルク | 150N・m(15.3kgf-m)/1,700〜4,000rpm |
モーター最大トルク | 50N・m(5.1kgf-m)/100rpm |
WLTCモード燃費 | 18.2km/L |
クロスビーの 中古車相場価格 |
総額90万〜270万円 |
スズキにはジムニーの登録車版であるジムニーシエラがあります。そのため、クロスビーも軽自動車のハスラーをベースにしたモデルと思われがちです。でもクロスビーはハスラーとは別物で、独自開発されたコンパクトSUVになります。
全長が4,000mmを切る超コンパクトサイズでありながら、室内長は今回紹介する国産6モデルの中でもっとも長くなります。ここにはスズキが長年軽自動車で培ってきたパッケージング技術が凝縮されていると言っていいでしょう。FF車は車両重量が1tを切るため車検時の自動車重量税が他のモデルより安くなります。
パワートレインは全グレードマイルドハイブリッド搭載の1Lエンジン。小排気量エンジンの宿命であるパワー不足は、発進時にモーターがエンジンをサポートすることで解決。トランスミッションは6速ATになります。
スズキ クロスビー
車両本体価格217.8万円
支払総額233.6万円
諸費用15.8万円
スズキ クロスビー
車両本体価格157.8万円
支払総額169.4万円
諸費用11.6万円
スズキ クロスビー
車両本体価格160.5万円
支払総額174.2万円
諸費用13.7万円
スズキ クロスビー
車両本体価格164.1万円
支払総額171.8万円
諸費用7.7万円
【輸入モデル】おすすめコンパクトSUV4選
コンパクトSUVは、国産車だけでなく輸入車という選択肢もあります。国産のコンパクトSUVとは一味違うおしゃれな雰囲気を味わえますよ!
メーカー名 | モデル名 | 新車価格帯 |
ミニ | ミニクロスオーバー | 4,360,000〜5,430,000円 |
フォルクスワーゲン | T-Roc | 4,172,000〜5,724,000円 |
ジープ | レネゲード | 4,350,000〜6,200,000円 |
プジョー | 2008 | 4,238,000〜5,764,000円 |
ミニ ミニクロスオーバー(2017年2月〜)
■スペック(クーパーD/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,315mm×1,820mm×1,595mm |
室内長×室内幅×室内高 | ―― |
ホイールベース | 2,670mm |
車両重量 | 1,600kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 ディーゼルターボ |
総排気量 | 1,995cc |
最高出力 | 110kW(150ps)/4,000rpm |
最大トルク | 350N・m/1,750〜2,500rpm |
WLTCモード燃費 | 16.9km/L |
ミニクロスオーバーの 中古車相場価格 |
総額160万〜570万円 |
ミニのコンパクトSUVの第2世代となるミニクロスオーバー。本国では第3世代モデルが発表され日本にも間もなく導入されますが、第2世代だからこそ味わえる魅力もたくさんあります。その一つがボディサイズ。第3世代は全長が130mmも長くなるため、コンパクトなモデルが欲しいという人には第2世代のほうがしっくりくるはず。
ひと目見てミニシリーズとわかるデザインを採用しながら、荷室容量は5名乗車で450L、後席を倒すと1,390Lの大容量スペースが出現します。後席は4:2:4で分割可倒できるので、4人乗車で長尺物を積むこともできます。
パワートレインは2Lディーゼルターボの他、プラグインハイブリッドが用意されました。これから第2世代のミニクロスオーバーを狙うなら、中古車で状態のいいものを探すのがおすすめです。
フォルクスワーゲン T-Roc(2020年7月〜)
■スペック(TDR Rライン/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,245mm×1,825mm×1,590mm |
室内長×室内幅×室内高 | ―― |
ホイールベース | 2,590mm |
車両重量 | 1,430kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 ディーゼルターボ |
総排気量 | 1,968cc |
最高出力 | 110kW(150ps)/3,500〜4,000rpm |
最大トルク | 340N・m(34.7kgf-m)/1,750〜3,000rpm |
WLTCモード燃費 | 18.6km/L |
T-Rocの 中古車相場価格 |
総額200万〜590万円 |
2023年、日本でもっとも売れた輸入コンパクトSUVがT-Roc。フォルクスワーゲンはT-RocとT-Crossという2種類のコンパクトSUVを日本に導入していて、T-Crossがベーシックなスタイルなのに対し、T-Rocはリアを大きく傾斜させてクーペのようにスポーティなスタイルになっているのが特徴です。
搭載エンジンは2Lのディーゼルエンジン“TDI”で、7速DSGとの組み合わせにより高速巡航時にエンジン回転数を抑えて燃費性能を高めています。もちろんアクセルを踏み込めば鋭い加速でスポーティな走りを味わえます。
コックピットには10.25インチの高解像度ディスプレイを配置したフルデジタルメータークラスターを標準装備。スピードメーターやタコメーターはもちろん、ナビ画面を映し出して走行中の視線移動を抑えることもできます。
ジープ レネゲード(2015年9月〜)
■スペック(リミテッド/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,255mm×1,805mm×1,695mm |
室内長×室内幅×室内高 | ―― |
ホイールベース | 2,570mm |
車両重量 | 1,440kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
総排気量 | 1,331cc |
最高出力 | 111kW(151ps)/5,500rpm |
最大トルク | 270N・m(27.5kgf-m)/1,850rpm |
WLTCモード燃費 | 14.3km/L |
レネゲードの 中古車相場価格 |
総額100万〜520万円 |
ジープブランドで初のコンパクトSUVであるレネゲードは、同じステランティスグループであるフィアットの500Xとプラットフォームを共有しています。500Xが愛らしいイメージなのに対し、レネゲードは小さくてもジープらしいタフな雰囲気を醸し出しています。
パワートレインは1.3Lガソリンターボエンジンと、1.3Lターボのプラグインハイブリッドの2種類。PHEVはモーターのみで52km(WLTCモード)走行することができます。PHEVはリアタイヤをモーターで駆動させる4WD、ガソリン車はFFになります(2019年1月まではガソリン車にも4WDが設定されていました)。
レネゲードにはこれまで多くの特別仕様車や限定車が設定されています。

限定ボディカラーを採用したり、インテリアにアクセントカラーを取り入れたりするなど、特別感のあるモデルになっているので、それらを中古車で探してみるのも楽しいですよ。
プジョー 2008(2020年9月〜)
■スペック(GT/2WD)
全長×全幅×全高 | 4,305mm×1,770mm×1,550mm |
室内長×室内幅×室内高 | ―― |
ホイールベース | 2,610mm |
車両重量 | 1,300kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
総排気量 | 1,199cc |
最高出力 | 96kW(130ps)/5,500rpm |
最大トルク | 230N・m/1,750rpm |
WLTCモード燃費 | 17.1km/L |
2008の 中古車相場価格 |
総額210万〜440万円 |
1.2L 3気筒ガソリンターボ、1.5L 4気筒ディーゼルターボ、そして電気自動車という多彩なパワートレインが用意されるプジョーのコンパクトSUVが2008シリーズです。ディーゼルは最大トルク300 N・mを発揮し、EVのe-2008は一充電走行距離が457km(WLTCモード)と、遠出も安心できるだけの性能が与えられました。
2008は2023年にマイナーチェンジ位を実施。立体的でシャープなイメージがあるグリルが与えられました。ライオンのかぎ爪をイメージした3本のデイタイムライトが印象的。インテリアは随所に施されたステッチによりモダンな印象にまとめられています。
メーターは運転中の視線移動を少なくするため、ステアリングの上から見るレイアウトになっています。そしてディスプレイは3D表示される未来的なデザインを採用しています。
よくある質問
未舗装路や雪道だけでなくぬかるみやガレ場などの荒れた場所も走れるよう、ボディ構造や4WD性能などを高めたモデルになります。
ミドルサイズやラージサイズはかなり大きくなるので、人によっては街なかで運転しづらいと感じるはず。コンパクトSUVなら狭い道や駐車場でも楽に取り回せます。車種によっては全高が高さ制限のある立体駐車場に入庫できる1,550mmに抑えられています。
たくさんの荷物を積んで遠出をする機会が少なく、街なかで買い物などに使う人におすすめです。ただ、1〜2名で使うことが多い人なら、後席を格納してたくさんの荷物を積むこともできますよ。

お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?