SUVにはさまざまなタイプがあります。そのなかでSUVらしい力強いスタイルでありながら、小回りが利くため街なかでも扱いやすいコンパクトSUVは多くの人から支持されています。
今回はコンパクトSUVのメリットや選び方、国産・輸入車それぞれのおすすめ車種を10車種紹介します。サイズや燃費の比較表も紹介しているので、ぜひ車選びの参考にしてください。
この記事でわかること
- ・コンパクトSUVの特徴
- ・コンパクトSUVのメリット/デメリット
- ・国産/輸入車 おすすめコンパクトSUV
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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コンパクトSUVとは?

SUVが一般の人にも広く注目されるようになったのは、1997年にトヨタ ハリアーが登場したことが大きく影響しています。それまでSUVと言えばクロカンSUVが主流でしたが、乗用車とプラットフォームを共用し、フォーマルな出で立ちも似合うデザインの都市型クロスオーバーSUVが世界的にヒットしたことで、これまでSUVを作ってこなかったメーカーがクロスオーバーSUVを発表します。これが2000年代前半の出来事です。
最初はミドルサイズやラージサイズが中心でしたが、SUVがブームになってくると「街なかでも運転しやすいものに乗りたい」「コンパクトカーからの乗り換えでも違和感なく運転できるものが欲しい」という声が高まります。このようなニーズに応える形で、各メーカーからコンパクトSUVが発売されるようになりました。
コンパクトSUVに明確な定義はありませんが、一般的にはハッチバックとプラットフォームを共用していて、全長が4,400mm前後に収まるものがコンパクトSUVと呼ばれます。ただ、メーカーによっては全長4,500mm程度でもラインナップの中で一番小さいためにコンパクトSUVとして扱われているものもあります。
コンパクトSUVのメリット
コンパクトSUVには以下のメリットがあげられます。
・小さくてもSUVらしい力強さや洗練された雰囲気がある
・市街地を走りやすく、駐車もしやすい
・1,550mmの高さ制限がある立体駐車場に入庫できるモデルもある
・ミドル・ラージサイズのSUVと比べて価格が安い
・ミドル・ラージサイズのSUVと比べて車検費用が安い傾向がある
・車体重量が軽く、燃費性能に優れている
・コンパクトカーより運転席のヒップポイントが高く、運転中の見晴らしがいい

コンパクトSUVはSUVとコンパクトカーそれぞれのメリットを兼ね備えています!
コンパクトSUVはボディが小さくエンジンの排気量が小さな分車両重量が軽く、大型のSUVより燃費性能に優れています。なかにはハイブリッド車が用意されるモデルもあります。
さらに、税金も大型車より安い車種が多く、維持費を抑えられます。
コンパクトSUVは以下のような人におすすめです。
・街乗り中心で使う人
・大勢でたくさんの荷物を積んで出かける機会が少ない人
・コンパクトカーの代わりになるSUVを探している人
・維持費を抑えてSUVを楽しみたい人
コンパクトSUVを選ぶポイント
コンパクトSUVは日本のメーカーはもちろん、海外のメーカーからも多くのモデルが発売されています。その中から自分にぴったりのモデルを選ぶなら、以下の点に注目してみましょう。
デザイン

SUVに乗りたいと考える人の多くは、力強く洗練されたデザインに惹かれているはず。だからこそ、見た目を妥協するのは避けたいところ。先入観を捨てて、なるべく多くのモデルを実際に見て決めていきましょう。

もしかしたら現行型より旧型のデザインが好みというケースもあるので、新車だけでなくカーセブンを始めとする中古車サイトを見てみることもおすすめします。
リアシートの居住性

1〜2名でしか乗らないならそこまで気にする必要はありませんが、3人以上で乗る機会が多いのであれば後席の居住性や乗り降りのしやすさを確認してください。特に運転席の後ろはメインのドライバーのシートポジションに合わせてから狭くないか確認しましょう。
ファミリーで使う場合は、チャイルドシートに子どもを載せやすいかを事前に確認しておくことも忘れずに。
積載性

小さなボディに2列シートを載せているので、ミドルサイズやラージサイズのSUVに比べ有るとコンパクトSUVの荷室はそこまで広くありません。イメージ的にはコンパクトカーとそこまで変わらないと思っておいたほうがいいでしょう。
街乗りメインで買い物などに使うのであれば困ることもないはずですが、小さな子どもがいるので出かけるときはベビーカーを含めて荷物が多くなる、休日は趣味を楽しむので道具が積めないと困るというような人は、荷室サイズをしっかり確認してください。後席を格納すれば荷室が広くなるので、乗車人数と荷室のバランスを考えておくといいですよ。
燃費性能

大型のSUVに比べると燃費性能に優れるコンパクトSUV。実燃費は実際に使ってみないとわかりませんが、カタログなどでいくつかのモデルの燃費を見て、自分が欲しい車の燃費がいいほうなのかを確認しておきましょう。
ハイブリッド車はガソリン車より燃費がよくなりますが、そのぶん車両価格も高くなります。単純に燃費の数値だけでハイブリッドを選ぶと、燃料代でモトが取れないということもあります。ハイブリッド車は燃費性能以外の部分にも価値を見出せるかを考えて選ぶことをおすすめします。
ボディサイズと使い勝手のバランス

街なかでの取り回し性に優れるコンパクトSUVですが、居住空間の広さや積載性はミドルサイズ以上のSUVに叶いません。またコンパクトSUVと呼ばれるモデルでも全長が4,000mm以下のものからミドルサイズに近い4,400mm程度のものまでバリエーションが豊富。
普段どれくらいの人数で乗るのか、荷物はどのくらい積むか、街乗り中心でも狭い道を通ることは少ないので、多少大きくても大丈夫かなど、購入後の使い方を想像しながら、ボディサイズと使い勝手のバランスを検討していきましょう。
コンパクトSUV人気ランキングトップ10
順位 | メーカー | 車種名 | 台数 |
1位 | トヨタ | カローラ※ | 166,956 |
2位 | トヨタ | ヤリス※ | 166,162 |
3位 | ホンダ | ヴェゼル | 75,424 |
4位 | トヨタ | ライズ | 51,255 |
5位 | スバル | インプレッサ | 31,078 |
6位 | ホンダ | WR-V | 30,339 |
7位 | スズキ | ジムニーワゴン | 25,848 |
8位 | レクサス | LBX | 21,221 |
9位 | 日産 | キックス | 14,346 |
10位 | マツダ | CX-30 | 13,717 |
参照:日本自動車輸入組合の発表データより集計
※がついているものはSUVを含むシリーズ合計
【国産モデル】おすすめコンパクトSUV12選
細い道や狭い駐車場が多い日本だからこそ、コンパクトSUVの需要はかなりあります。そのため、日本車メーカー各社から魅力的なモデルが発売されています。ここでは、国産コンパクトSUVのなかからおすすめの12車種を紹介します。
トヨタ ヤリスクロス(初代/2020年〜)
ボディサイズ | 全長4,180mm 全幅1,765mm 全高1,590mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,490cc |
初代ヤリスクロスのWLTC燃費 | 17.1〜30.8km/L |
初代ヤリスクロスの新車価格帯 | 2,046,000円~3,234,000円 |
初代ヤリスクロスの 中古車相場価格 |
総額160万〜390万円 |
2020年に登場したヤリスクロスは、ヤリスに搭載される新世代ハイブリッドシステムを搭載し、なんとWLTCモードで30km/Lを超える低燃費を実現。最も燃費がいいハイブリッドX以外のグレードでも、量販グレードのハイブリッドGで30.2km/L、上級グレードのハイブリッドZで27.8km/という低燃費を達成。ハイブリッド車は4WD(E-Four)でも26.0〜28.7km/Lという低燃費を実現しています。
トヨタが採用しているTNGAプラットフォームは安定感のある走りを堪能できるのが魅力。ヤリスクロスも同様で、街乗りから家族での旅行まで、気持ちよく走れます。2022年7月にはスポーティな走りを楽しみたい人に向けた新グレード「GRスポーツ」とアウトドアの雰囲気を高めた「Zアドベンチャー」が追加されました。
上級グレードにはステアリングシーターや背中まで温めてくれるシートヒーターが標準装備に。量販グレードでもメーカーオプションで選ぶことができます。さらに上級グレードはナノイーXエアコンが標準装備に。SUVのエントリーモデルでも快適装備が充実しているのは、とても嬉しいことです。
コンパクトでも室内空間は思いのほか広く、大人4人で外出するには充分なスペースが確保されています。そして2列目席を畳まない状態でも荷室の奥行きが820mm、高さが850mm(デッキボード下段時)も確保されているので、家族で荷物をたくさん積んで遊びに行くこともできます。
トヨタ カローラクロス(初代/2021年〜)
ボディサイズ | 全長4,490mm 全幅1,825mm 全高1,620mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,797cc |
初代カローラクロスのWLTC燃費 | 16.6〜26.4km/L |
初代カローラクロスの新車価格帯 | 2,184,000〜3,459,000円 |
初代カローラクロスの 中古車相場価格 |
総額200万〜460万円 |
現行型カローラシリーズは走りのよさを予感させるスポーティなスタイリングを採用。シリーズ初のSUVとなるカローラクロスも肉厚なアンダーグリルやシャープなヘッドライトを採用して、躍動感あるスタイリングになっています。
2023年10月の改良でハイブリッドはすべての電動モジュールを刷新した1.8Lハイブリッドシステムを採用。ガソリン車は従来の1.8Lエンジンから、低燃費・高出力を実現する2 Lダイナミックフォースエンジンに変更されました。
運転席に座ったときにピラーが細く見えるようにデザインされたことで運転中の視野が広くなり、快適に移動できるよう設計されています。後部座席にもリクライニング機構がついているので、移動中にすべての人がゆったりくつろげるのも特徴です。
オプションで選べるガラス面が大きなパノラマルーフは、どの席に座っても空が眺められるようになっています。電動ロールシェードが備わるので、夏の日中などは直射日光を遮ることもできます。
荷室容量も充分で、後席使用時でもクラストップレベルの487Lの大容量。後席を格納するとロードバイクが積載できるスペースが出現します。
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー(初代/2019年〜)
ボディサイズ | 全長3,995mm 全幅1,695mm 全高1,620mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,196cc |
初代ライズ/ロッキーのWLTC燃費 | 17.4〜28.0km/L |
初代ライズ/ロッキーの新車価格帯 | ライズ:1,800,700〜2,442,000円ロッキー:1,761,100〜2,460,700円(北海道地区):1,802,900〜2,481,600円 |
初代ライズ/ロッキーの中古車相場価格 | ライズ:総額130万〜360万円ロッキー:総額130万〜300万円 |
ダイハツが生産し、トヨタにOEM供給されるライズ。基本的な性能は共通ですが、デザインはブランドエンブレムを張り替えただけでなく、フロントフェイスが大きく変えられています。選ぶ際はどちらが好みかを見てみるといいでしょう。
パワートレインは1Lガソリンターボ、1.2Lガソリン、1.2Lハイブリッドを用意。ハイブリッドは2021年11月に追加されたモデルで、エンジンが発電用モーターを動かし、その電気でモーターを駆動するシリーズ式になります。駆動方式は1Lターボが4WD、1.2Lがガソリン車・ハイブリッド車ともに2WDになります。
ダイハツの新しい車づくりの指針であるDNGAに基づいて開発されたプラットフォームは、後席の空間が広く取られているのが特徴。ライズ/ロッキーも5ナンバーサイズのコンパクトなボディなのに、後席は大人2人が余裕を持って座ることができます。とくに膝まわりと肩まわりの余裕には驚かされます。
荷室スペースは後席使用時で369Lと、日常使いなら充分な広さ。荷室の床下にはアンダーラゲッジがあり、ここを含めるとスペースは449Lになります。ラゲッジのデッキーボードは上下2段に高さ調整が可能。荷物に合わせて荷室を好みの形に変えることができます。
トヨタ ライズ
車両本体価格167.8万円
支払総額181.1万円
諸費用13.3万円
トヨタ ライズ
車両本体価格261.8万円
支払総額273.9万円
諸費用12.1万円
トヨタ ライズ
車両本体価格166.8万円
支払総額178.3万円
諸費用11.5万円
トヨタ ライズ
車両本体価格206.8万円
支払総額218.2万円
諸費用11.4万円
レクサス UX(初代/2018年〜)
ボディサイズ | 全長4,495mm 全幅1,840mm 全高1,540mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,986cc |
初代UXのWLTC燃費 | 23.4〜26.3km/L |
初代UXの新車価格帯 | 4,559,000〜5,657,000円 |
初代UXの 中古車相場価格 |
総額220万〜590万円 |
レクサス初のコンパクトクロスオーバーモデルとして登場したUXは、都市部での使い勝手のよさにこだわったモデルです。それを象徴しているのがボディサイズ。全幅と全高は、マンションの駐車場の制限に対応しやすいサイズに抑えられているのがわかります。
ドライビングポジションはSUVとしては低めに設定されていて、スポーティな雰囲気が高められています。インパネ上部からボンネットフードやフェンダーにかけてのデザインは、「内と外をあいまいにする日本の建築思想」に着想を得た連続性のある造形が取り入れられました。
デビュー時のパワーユニットは2L直4ガソリンエンジン、2Lハイブリッドをラインナップ。2020年にはレクサス初の市販EVモデルとしてUX 300eが発売されました。2022年の改良では、ボディ剛性を向上させる改良が施されています。
2024年1月から販売されるモデルは全グレードが電動化され、ハイブリッドとEVのみになりました。ハイブリッドシステムはシステム出力が高められ、4WDモデルはリアのモーターの出力も向上しています。
ホンダ ヴェゼル(2代目/2021年〜)
ボディサイズ | 全長4,340mm 全幅1,790mm 全高1,580〜1,590mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,496cc |
2代目ヴェゼルのWLTC燃費 | 15.0〜26.0km/L |
2代目ヴェゼルの新車価格帯 | 2,648,800〜3,776,300円 |
2代目ヴェゼルの 中古車相場価格 |
総額210万〜440万円 |
2代目ヴェゼルには人のためのスペースを最大限確保し、機械のためのスペースは可能な限り小さくするという「マン・マキシマム/メカ・ミニマム」というホンダの哲学が込められています。これにより、ミドルコンパクトSUVでありながら1クラス上のSUVに匹敵する居住空間が確保されています。
外観はラゲッジ分を大胆に傾斜させ、ボディサイドには前後を貫く象徴的なラインを入れることで、クーペのようなフォルムになりました。インテリアは体が触れる部分にやわらかな触感のパッドを用いて、上質な乗り心地を実現しています。
パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンと、ホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVを用意。初代ヴェゼルのハイブリッドシステムは1モーターシステムの「SPORT HYBRID i-DCD」でしたが、e:HEVは駆動用と発電用という2つのモーターを搭載しています。
e:HEVは発進時や街中などではバッテリーに蓄えた電気で駆動用モーターを動かし、電気が少なくなるとエンジンが発電用モーターを動かして発電しながらモーターで走行。そして高速道路などでは効率のいいエンジンの力で走行します。
2024年4月にはマイナーチェンジが実施され、内外装のデザインを変更。リアコンビネーションランプはオールLED化されました。e:HEVも制御が見直され、アクセルレスポンスが向上しています。そしてアウトドアテイストを盛り込んだ「HuNT(ハント)パッケージ」が新たに設定されました。
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格213.0万円
支払総額224.3万円
諸費用11.3万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格200.5万円
支払総額215.1万円
諸費用14.6万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格180.0万円
支払総額197.0万円
諸費用17.0万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格184.8万円
支払総額196.0万円
諸費用11.2万円
ホンダ WR-V(初代/2024年〜)
ボディサイズ | 全長4,325mm 全幅1,790mm 全高1,650mm |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,496cc |
初代WR-VのWLTC燃費 | 16.2km/L |
初代WR-Vの新車価格帯 | 2,398,000円 〜2,580,600円 |
初代WR-Vの 中古車相場価格 |
総額190万〜360万円 |
WR-Vはホンダのグローバルモデル。タイで開発され、インドの工場で生産されたあと、日本に輸入しています。デザインはシンプルさのなかにSUVらしい力強さが表現されています。特にフロント部の直線的で厚みのあるスタイルは、都会的なクロスオーバーモデルとは一線を画す力強さを感じさせます。
インテリアも水平基調のシンプルなデザインで、飽きずに長く乗り続けられる印象。スイッチ類をセンターパネルの手が届きやすい位置に固めて配置することで、運転中の使いやすさが高められています。
パッケージングはホイールベースを長めに取って、ひとクラス上のモデルに匹敵する後席スペースを確保。コンパクトモデルでありながら荷室にはゴルフバッグを2個横積みできるようにしています。
パワーユニットは1.5L直4のみの設定。ハイブリッドの設定はありません。グレードはデビュー時がX、Z、Z+の3種類。2025年3月の改良で標準グレードはZのみが先行発売され、特別仕様車としてZブラックスタイルとZ+ブラックスタイルが用意されています。XとZ+は2025年夏頃に販売予定です。
日産 キックス(2代目/2020年〜)
ボディサイズ | 全長4,290mm 全幅1,760mm 全高1,605mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,198cc |
2代目キックスのWLTC燃費 | 19.2〜23.0km/L |
2代目キックスの新車価格帯 | 3,083,300〜3,700,400円 |
2代目キックスの 中古車相場価格 |
総額150万〜360万円 |
キックスはもともとアジアや南米、北米で販売されていたコンパクトSUVです。日本で販売されていたジュークが生産終了になったあと、グローバルでマイナーチェンジが行われたタイミングで日本に導入されました。
2008年から2012年まで「キックス」という名称の車が販売されていましたが、これは三菱 パジェロミニのOEMモデル。形の上では初代になりますが、現在(2025年時点)販売されているキックスとはまったく別のものになります。
現在販売されているキックスの特徴は日産のシリーズハイブリッドシステムであるe-POWER専用モデルであること。搭載されるエンジンが発電に徹し、その電力でモーターを駆動させることで、電気自動車のような鋭い加速感を味わえます。日本導入時はFFのみの設定でしたが、2022年7月のマイナーチェンジでe-POWERが第2世代に進化。このタイミングで後輪をモーターで駆動させるe-POWER 4WDも設定されました。
インテリアは上質さを打ち出し、小さいながらも大人がくつろげるだけの後席スペースを確保。前席は日産の高級車に採用されるゼログラビティシートで、人間が無重力状態で脱力したときの姿勢に着目して、長時間運転しても姿勢が崩れにくく、身体への負担を減らす効果があります。
キックスは年式の割に中古車相場価格が落ち着いてきているのが魅力。総額200万円以下でも走行距離5万km前後のものが見つかることがあります。コンパクトで扱いやすいSUVを探している方や、モーター走行ならではの楽しさを気軽に味わいたい方におすすめです。
マツダ CX-3(初代/2015年〜)
ボディサイズ | 全長4,275mm 全幅1,765mm 全高1,550mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,496〜1,756cc |
初代CX-3のWLTC燃費 | 15.7〜20.0km/L |
初代CX-3の新車価格帯 | 2,279,200〜3,434,200円 |
初代CX-3の 中古車相場価格 |
総額70万〜330万円 |
MAZDA2(デミオ)とプラットフォームを共用するCX-3は、全高が1,550mmに抑えられて高さ制限のある立体駐車場にも駐車することができます。そのため、マンションの駐車場に高さ制限があるけれどSUVを諦めたくないという人におすすめです。
マツダが展開する魂動デザインはクールな雰囲気で都市部でのライフスタイルにもマッチします。インテリアも高級感があり、SUVのエントリーモデルであることを忘れさせてくれます。
座ると自然に骨盤が立ち、背骨がS字カーブを描く姿勢をキープできるシートにより、まるで歩いているときのような自然なポジションで運転できるシートや、足を自然に伸ばした場所にペダルがあるレイアウトなどにより、ロングドライブでも疲れにくい姿勢で運転することができます。コーナリングではドライバーの操作によりエンジンの駆動トルクを制御してスムーズにコーナーを抜けられるG-ベクタリングコントロールが備わります。
デビュー時のパワーユニットは1.5Lディーゼルのみでしたが、2017年に2Lガソリンエンジンを追加。2018年にはディーゼルエンジンが新開発の1.8Lエンジンに変更されました。2020年には1.5Lガソリンエンジンが追加になり、2021年10月から1.5Lガソリンと1.8Lディーゼルというラインナップになっています。
コンパクトSUVでディーゼルならではの力強い走りを味わえるのは貴重な存在。ガソリン車に比べると価格は50万円ほど高くなりますが、ロングドライブする機会がある人なら検討する価値はあります。
マツダ CX-3
車両本体価格158.9万円
支払総額173.7万円
諸費用14.8万円
マツダ CX-3
車両本体価格129.7万円
支払総額137.9万円
諸費用8.2万円
マツダ CX-3
車両本体価格170.5万円
支払総額184.8万円
諸費用14.3万円
マツダ CX-3
車両本体価格78.0万円
支払総額84.3万円
諸費用6.3万円
マツダ CX-30(初代/2019年〜)
ボディサイズ | 全長4,395mm 全幅1,795mm 全高1,540mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1756〜1,997cc |
初代CX-30のWLTC燃費 | 15.5〜19.5km/L |
初代CX-30の新車価格帯 | 2,662,000〜3,685,000円 |
初代CX-30の 中古車相場価格 |
総額150万〜400万円 |
MAZDA3をベースに開発されたCX-30は、CX-3よりも一回り大きいサイズのSUV。後席スペースがCX-3よりも余裕があるので、3人以上で出かける機会が多い人にはこちらがおすすめです。
CX-3同様に全高が1,550mm以下に抑えられているため、自宅駐車場に高さ制限がある人でも選びやすいのが嬉しいところ。全幅も1,800mm以下なので、外出先の駐車場にも停めやすくなっています。もちろんSUVなので最低地上高は175mmとしっかり確保されています。
キャンプなどで未舗装路を走る機会がある場合、万が一スタックしたとしても4WDシステムとトラクションコントロールシステムが協調してタイヤへの動力伝達を最大化して悪路からのスムーズな脱出をサポートするオフロード・トラクション・アシストが備わるので安心。
そしてワインディングなどを走る際もG-ベクタリングコントロールにより安定感のあるコーナリングを実現。ドライビングポジションも自然な姿勢で運転できるように設計されているため、ドライバーの疲労度が軽減されます。
パワーユニットは、デビュー時が2Lガソリン、1.8Lディーゼルターボに加え、新世代ガソリンエンジンのスカイアクティブ-X 2.0が用意されました。現在は1.8Lディーゼルターボと2Lガソリン+マイルドハイブリッドがラインナップされています。
マツダ CX-30
車両本体価格215.0万円
支払総額222.6万円
諸費用7.6万円
マツダ CX-30
車両本体価格206.0万円
支払総額219.8万円
諸費用13.8万円
マツダ CX-30
車両本体価格239.0万円
支払総額248.7万円
諸費用9.7万円
マツダ CX-30
車両本体価格193.2万円
支払総額209.8万円
諸費用16.6万円
スバル クロストレック(初代/2022年〜)
ボディサイズ | 全長4,480mm 全幅1,800mm 全高1,575mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,995〜2,498cc |
初代クロストレックのWLTC燃費 | 18.8〜22.7km/L |
初代クロストレックの新車価格帯 | 3,014,000〜4,053,500円 |
初代クロストレックの 中古車相場価格 |
総額240万〜440万円 |
スバルのSUVラインナップのなかでもっともコンパクトなモデルであるクロストレック。先代まではXVという名称でしたが、2022年のフルモデルチェンジでクロストレックという車名になりました。
剛性感や操安性に定評があるスバルグローバルプラットフォームに加え、ボディ全体の骨格を強固に組み立ててから外板パネルを溶接する「フルインナーフレーム構造」により、剛性が飛躍的に向上しています。
走行中の頭の揺れを抑えるために骨盤をしっかり支えるフロントシートや静粛性の高さにより、運転者や同乗者の疲労を軽減する構造を取り入れているため、ロングドライブが楽しくなります。
2024年12月には2.5L水平対向エンジンに駆動用と発電用の2つの高出力モーターを組み合わせたストロングハイブリッドモデル「プレミアムS:HEV」が加わりました。ハイブリッド車の4WDは後輪をモーターで駆動させるタイプが多いですが、クロストレックはプロペラシャフトで物理的に前後輪をつないだ機械式4WDが採用されています。
そして4WD車には不整地を走行する際に電子制御で安定した走りを実現するX-MODEが搭載されているので、アウトドアレジャーやウインタースポーツなどを楽しむ人も安心です。
スズキ ジムニーシエラ(3代目/2018年〜)
ボディサイズ | 全長3,550mm 全幅1,645mm 全高1,730mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 1,460cc |
3代目ジムニーシエラのWLTC燃費 | 14.3〜15.4km/L |
3代目ジムニーシエラの新車価格帯 | 1,962,400〜2,183,500円 |
3代目ジムニーシエラの 中古車相場価格 |
総額170万〜560万円 |
1970年に初代が登場して以来、レジャーだけでなくプロユースとしても絶対的な支持を得る軽SUVのジムニー。シエラはジムニーのボディにオーバーフェンダーを付けたモデルです。
これにより前後タイヤのトレッド幅が広がっているため、高速道路やコーナリング時の安定性が高まっています。搭載されるエンジンも1.5Lに。軽自動車に比べるとパワーに余裕があるため、ゆとりをもって走行できます。上級グレードにはフルオートエアコンなどの快適装備も備わります。
頑丈なラダーフレーム構造、不整地を走行する際も地面とのクリアランスを保つ3リンクリジッドアクスル式サスペンション、駆動方式を自分で選択できるパートタイム式4WDと機械式副変速機、最低地上高の高さと充分に確保された対障害角度など、クロスオーバータイプのSUVでも躊躇するような場所に平然と進んでいける性能が与えられた「本物」のクロカン4WDとしての性能は本モデルでも健在です。
ただ、ボディはジムニーと共用しているので、室内サイズはジムニーと同じ。軽自動車ベースなので乗車人数は4名。後部座席はかなり狭いので、基本は2人で使うと考えておきましょう。
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格235.0万円
支払総額245.0万円
諸費用10.0万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格207.1万円
支払総額219.8万円
諸費用12.7万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格249.7万円
支払総額258.5万円
諸費用8.8万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格233.4万円
支払総額249.9万円
諸費用16.5万円
スズキ クロスビー(初代/2017年〜)
ボディサイズ | 全長3,760mm 全幅1670mm 全高1,705mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 996cc |
初代クロスビーのWLTC燃費 | 17.0〜18.2km/L |
初代クロスビーの新車価格帯 | 1,941,500〜2,390,300円 |
初代クロスビーの 中古車相場価格 |
総額80万〜280万円 |
全長が4mを大きく下回る、5ナンバーサイズSUVのクロスビー。ライトまわりのデザインが軽自動車のハスラーのイメージに近いことから、普通車版ハスラーと思われがちですが、クロスビーはハスラーとは別物で、独自開発されたコンパクトSUVになります。
小さくても室内長は2,175mmも確保されているので、後席にも余裕を持って座ることができます。ここにはスズキが長年軽自動車で培ってきたパッケージング技術が凝縮されていると言っていいでしょう。FF車は車両重量が1tを切るため車検時の自動車重量税が抑えられるのも嬉しいところ。
さらにパワートレインは全グレードマイルドハイブリッド搭載の1Lエンジン。毎年納める自動車税も1L以上のモデルに比べて抑えることができます。
小排気量エンジンの宿命であるパワー不足は、ターボとマイルドハイブリッドでカバーします。トランスミッションは6速ATになります。マイルドハイブリッドは燃費性能にも利いていて、2WD車はWLTCモードで18.2kmという低燃費を達成しています。
4WD車には雪道などでの発信をサポートするスノーモードや、不整地での発信をサポートするグリップコントロール、パワフルな走行ができるスポーツモードなどが備わります。
スズキ クロスビー
車両本体価格116.6万円
支払総額129.7万円
諸費用13.1万円
スズキ クロスビー
車両本体価格154.4万円
支払総額165.7万円
諸費用11.3万円
スズキ クロスビー
車両本体価格158.3万円
支払総額171.9万円
諸費用13.6万円
スズキ クロスビー
車両本体価格169.0万円
支払総額180.6万円
諸費用11.6万円
【輸入モデル】おすすめコンパクトSUV8選
コンパクトSUVは、国産車だけでなく輸入車という選択肢もあります。国産のコンパクトSUVとは一味違うおしゃれな雰囲気を味わえますよ!
ミニ ミニカントリーマン(初代/2023年〜)
ボディサイズ | 全長4,445mm全幅1,845mm全高1,640〜1,660mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,498〜1,998cc |
初代ミニカントリーマンのWLTC燃費 | 13.1〜17.4km/L |
初代ミニカントリーマンの新車価格帯 | 4,990,000〜6,770,000円 |
初代ミニカントリーマンの 中古車相場価格 |
総額420万〜740万円 |
第2世代のミニシリーズでラインナップに加わったミニのクロスオーバーSUVモデル。日本では「ミニクロスオーバー」という名称で販売されていました。2023年に登場した第4世代からは、海外と共通の「ミニカントリーマン」という名称になりました。
2023年に登場した最新型のミニカントリーマンは、第4世代のミニの流れに沿った電動化が行われています。パワーユニットは1.5Lガソリンターボ、2Lガソリンターボ、2Lディーゼルターボに加えて、電気自動車も用意されています。さらにレーシーなシリーズであるジョン・クーパー・ワークスもラインナップされました。
デジタル化されたインテリアはステアリングの前にメーターパネルがありません。さまざまな情報はヘッドアップディスプレイとインパネセンターの丸型ディスプレイに表示されます。エンジンのスタートスイッチやシフトレバーもセンターディスプレイ下に配置されました。
これまでBMWのモデルに搭載されていた渋滞時のハンズオフドライブを可能にする機能が、新しくミニシリーズにも搭載されるなど、先進運転支援システムの性能も大きく向上しています。
ミニカントリーマンはまだ発売されて日が浅いこともあり、中古車相場価格はかなり高めで推移しています。もっと予算を抑えてミニのSUVに乗りたいなら、先代のミニクロスオーバーを探してみることをおすすめします。中古車の流通台数も多く、中古車相場価格は総額120万〜530万円。走行距離や年式にこだわらなければ総額200万円以下で手に入れることができますよ。
メルセデス・ベンツ GLA(2代目/2020年〜)
ボディサイズ | 全長4,415〜4,445mm全幅1,835〜1,850mm全高1,605〜1,620mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,331〜1,991cc |
2代目GLAのWLTC燃費 | 10.4〜16.4km/L |
2代目GLAの新車価格帯 | 6,030,000〜10,590,000円 |
2代目GLAの 中古車相場価格 |
総額350万〜740万円 |
プレミアムコンパクトモデルのAクラスをベースに開発されたGLAは、小さくてもプレミアム性に溢れているのが魅力です。
エクステリアデザインはメルセデス・ベンツのデザイン哲学である「センシュアルピュリティ(官能的純粋)」に基づいており、不要なラインを削ぎ落とし、面で抑揚を見せるデザインになっています。2023年12月のマイナーチェンジではボンネットエンブレムが新デザインになり、ブラックだったホイールアーチがボディ同色に変更されたことで、より都会的でスタイリッシュなデザインになりました。
人気のAMGラインを選ぶとシートにスポーティな印象のある赤ステッチが入ります。メルセデス・ベンツの人気装備であるアンビエントライトももちろん搭載されているので、ナイトドライブをムーディに楽しみたい人にもおすすめ。
ガソリンエンジン搭載のGLA 180は駆動方式がFF、ディーゼルエンジン搭載のGLA 200 d は駆動方式が4WD(4マチック)になります。プレミアムスポーツブランドになるメルセデスAMGのGLAも用意されているので、好みのものを探してみましょう。予算を抑えて乗りたい人は初代GLAを探してみるのもおすすめです。
アウディ Q2(初代/2017年〜)
ボディサイズ | 全長4,200〜4,220mm 全幅1,795〜1,800mm 全高1,520〜1,530mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,497〜1,984cc |
初代Q2のWLTC燃費 | 11.8〜16.9km/L |
初代Q2の新車価格帯 | 4,610,000〜6,440,000円 |
初代Q2の 中古車相場価格 |
総額170万〜510万円 |
アウディのSUVラインナップでもっともコンパクトなモデルになるのがQ2です。マンションなどの立体駐車場にも止めやすいサイズでありながら、アウディらしいモダンでプレミアム感あふれる仕立てになっています。
2017年のデビュー時は1Lターボと1.4Lターボを搭載。2021年5月にはエンジンが1.5Lターボに変更されました。そして2022年5月に2Lディーゼルターボを追加し、現在に至ります。1.5Lエンジンは低負荷走行時に4気筒のうち2気筒を休止させて燃料消費を抑える機構が備わっています。
シートもプレミアムブランドであるアウディにふさわしい、質感の高いものを搭載。スポーティグレードのSラインには専用のロゴがエンボスで記されたクロス/レザーのスポーツシートが施されています。
デビューから時間が経っていることもあり、中古車相場価格は落ち着いてきました。搭載エンジンが変更される前のものなら総額250万円以下でも条件がいいものが見つかります。
BMW X1(3代目/2023年〜)
ボディサイズ | 全長4,500mm 全幅1,835〜1,845mm 全高1,620〜1,625mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,498〜1,998cc |
3代目X1のWLTC燃費 | 12.4〜19.5km/L |
3代目X1の新車価格帯 | 5,500,000〜7,980,000円 |
3代目X1の 中古車相場価格 |
総額430万〜750万円 |
BMWのコンパクトSUVであるX1は、初代が2010年にデビュー。いち早く登場したコンパクトSUVと言えるでしょう。初代はFRベースで開発されましたが、2015年に登場した2代目からFFベースに変更され、現行型である3代目もFFベースのSUVになります。
3代目は日本に導入された2023年に日本カー・オブ・ザ・イヤーの「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」と、RJCカーオブザイヤーの「2024年次RJCインポートカーオブザイヤー」をダブル受賞。その走行性やデザイン、安全性などが高く評価されました。
パワーユニットは1.5Lガソリンターボ、2Lディーゼルターボ、2Lガソリンターボ、そしてEVのiX1を用意。運転するとそのハンドリングのよさや爽快な加速感に驚かされます。「駆けぬける歓び」を標榜するBMWらしい走りを存分に味わえます。
現行型はデビューから日が浅く、まだ中古車相場が高値で推移しています。手頃にBMWらしい走りを味わいたいなら、先代モデルも視野に入れて中古車を探してみましょう。
BMW BMW X1
車両本体価格270.0万円
支払総額278.0万円
諸費用8.0万円
BMW BMW X1
車両本体価格216.5万円
支払総額233.8万円
諸費用17.3万円
BMW BMW X1
車両本体価格260.0万円
支払総額268.0万円
諸費用8.0万円
BMW BMW X1
車両本体価格172.0万円
支払総額189.2万円
諸費用17.2万円
フォルクスワーゲン T-Cross(初代/2019年〜)
ボディサイズ | 全長4,135〜4,140mm 全幅1,760〜1,785mm 全高1,500mm |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 999cc |
初代T-CrossのWLTC燃費 | 17.0km/L |
初代T-Crossの新車価格帯 | 3,368,000〜3,969,000円 |
初代T-Crossの 中古車相場価格 |
総額160万〜410万円 |
日本に導入されてから3年連続で輸入SUV登録台数ナンバーワンを獲得したT-Cross。これだけ人気があるのは、日本の道で扱いやすいサイズ感と実用性の高さが評価されたから。2024年に行われたマイナーチェンジでは、エクステリアがポップな雰囲気になり、カラーリングもポップな色が加わって、一層楽しさを感じさせるモデルに生まれ変わりました。
グレードは3タイプ用意され、搭載エンジンはすべて1L 3気筒ターボに。パワーは必要充分で、毎年の自動車税も抑えられるのがポイントです。
テールランプ内には「X」をモチーフにした3DデザインのLEDを配置。これはデザイン上の遊び心だけでなく、夜間の視認性も高める効果があると言います。ヘッドライトはLEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」を採用。ライトの照射範囲を高度に制御し、夜間の安全な走行をサポートしてくれます。
荷室は後席を使用した状態で455L、後席をすべて格納すると1,281Lの大空間が出現します。だから日常での使用はもちろん、家族や仲間と遊びに行くときも便利に使うことができます!
大衆モデルだからといって、仕立てに妥協を感じさせないのもフォルクスワーゲンのSUVならでは。インパネにはソフトパッドが使われて高級感を演出。ドアを閉めたときの感触も重厚感があります。
フォルクスワーゲン T-Roc(初代/2020年〜)
ボディサイズ | 全長4,245〜4,250mm 全幅1,825mm 全高1,570〜1,595mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,497〜1,968cc |
初代T-RocのWLTC燃費 | 15.7〜17.0km/L |
初代T-Rocの新車価格帯 | 4,389,000〜6,332,000円 |
初代T-Rocの 中古車相場価格 |
総額200万〜600万円 |
T-Crossと同じフォルクスワーゲンのコンパクトSUVであるT-Roc。T-Rocはルーフを傾斜させたクーペスタイルになっていること。2022年7月にはマイナーチェンジが行われ、バンパーやライトまわりのデザインが変更されました。
インテリアにはステッチが施されたソフト素材などをダッシュボードやドアトリムに配置。触ったときに硬いプラスチック感ではなく少し指で押し込めるような素材になるので、高級感があります。
グレードは1.5L 4気筒ターボを搭載するTSI系、2L 4気筒ディーゼルターボを搭載するTDI系、そしてマイナーチェンジで新たに2L 4気筒ターボを搭載するハイパフォーマンスグレードのRが追加されました。Rは最高出力221kW(300ps)、最大トルク400Nm(40.8kg-m)を発生します。
T-Crossより後にデビューしたこともあり、T-Rocの中古車相場価格はまだ高めで推移していますが、スポーティな雰囲気を楽しみたい人は中古車を探してみる価値があるモデルです。
フォルクスワーゲン フォルクスワーゲン T-ロック
車両本体価格179.8万円
支払総額191.6万円
諸費用11.8万円
フォルクスワーゲン フォルクスワーゲン T-ロック
車両本体価格208.0万円
支払総額219.6万円
諸費用11.6万円
プジョー 2008(2代目/2020年〜)
ボディサイズ | 全長4,305mm 全幅1,770mm 全高1,580mm |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,199〜1,498cc |
2代目2008のWLTC燃費 | 17.1〜20.8km/L |
2代目2008の新車価格帯 | 4,312,000〜4,643,500円 |
2代目2008の 中古車相場価格 |
総額200万〜430万円 |
プジョーのコンパクトSUVである2008は2014年に登場しました。2020年には2代目へとフルモデルチェンジし、「SUV 2008」という車名で登場しました。現在では車名が「2008」に戻されています。プジョーは21世紀になる前からコンパクトカーの人気が高いブランド。SUVでも同様で、2008は高い人気を誇っています。
デザインは最新のプジョーのアイデンティティとなっているかぎ爪をイメージしたデイタイムライトが特徴。そしてライトにはLEDを多用して、スポーティかつ精悍なイメージを強調しています。
インテリアで特徴的なのは、ステアリングの内側ではなく上から覗く位置に配置されたメーター類。「プジョー3D i-コクピット」と名付けられたこのインフォテインメントシステムは、各種情報が3D表示されるようになっていて、直感的に必要な情報を認識できます。
パワーユニットは1.2Lガソリンターボと1.5Lディーゼルターボ、そして電気自動車のe-2008もラインナップされています。
ジープ レネゲード(初代/2015年〜)
ボディサイズ | 全長4,255mm 全幅1,805mm 全高1,695〜1,725mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,331cc |
初代レネゲードのWLTC燃費 | 14.3〜16.1km/L |
初代レネゲードの新車価格帯 | 4,550,000〜6,400,000円 |
初代レネゲードの 中古車相場価格 |
総額90万〜630万円 |
ジープといえばチェロキーやグランドチェロキーといったミドルサイズ以上のアメリカンなSUVを得意とするブランド。日本でも人気の高いラングラーは、初期の頃は比較的コンパクトなサイズでしたが、エンジンは大排気量のものが搭載されていました。
レネゲードは「アーバンサイズ」を標榜したジープブランド初のコンパクトSUVで、プラットフォームはフィアットの500Xと共用しています。
小さくてもジープのアイデンティティである7スロットルグリルで力強さを表現。スクエアなボディもジープらしいイメージを強調しています。
デビュー時のパワーユニットは1.4Lターボと2.4Lガソリンエンジンがラインナップされ、2019年に1.4Lターボを新世代の1.3Lターボに変更。このタイミングで2.4Lエンジンは廃止されました。そして2020年にはプラグインハイブリッド車が追加されています。PHEVはモーターのみで50〜52km走行可能(WLTCモード)。昨今のPHEVに比べるとその距離は少なめなものの、日常使いならガソリンを使わず走行することも可能です。
デビューから時間が経っていることもあり、中古車相場価格はかなり手頃になりました。気軽に輸入コンパクトSUVを楽しみたい人は要注目です。
よくある質問
未舗装路や雪道だけでなくぬかるみやガレ場などの荒れた場所も走れるよう、ボディ構造や4WD性能などを高めたモデルになります。
ミドルサイズやラージサイズはかなり大きくなるので、人によっては街なかで運転しづらいと感じるはず。コンパクトSUVなら狭い道や駐車場でも楽に取り回せます。車種によっては全高が高さ制限のある立体駐車場に入庫できる1,550mmに抑えられています。
たくさんの荷物を積んで遠出をする機会が少なく、街なかで買い物などに使う人におすすめです。ただ、1〜2名で使うことが多い人なら、後席を格納してたくさんの荷物を積むこともできますよ。
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