更新日2022.07.25

トヨタのSUVを徹底攻略SUV|SUV人気車種10選!タイプ&用途別にベストな1台を厳選紹介!

長らく日本の自動車業界をけん引し続けてきたトヨタ。SUVの分野でもランドクルーザー、RAV4、ハリアーなどの数々の名車を輩出して昨今のSUVブームの火付け役となってきましたが……そんなトヨタのSUVの人気車種を中心にピックアップ。新車はもちろん、中古車をお値打ち価格で買うための情報などが満載です。

この記事でわかること

  • トヨタのSUVの特徴
  • ニーズ別のおすすめ車種
  • トヨタのSUV人気の秘訣

トヨタのSUVの人気の秘訣

優れた走破性能

パワフルな走りが魅力のSUV。その走りはオフロードもオンロードも問わず、どちらもスムーズに走行できるのが強みと言えるでしょう。そのため、雪道や悪路を走る時も安定したハンドル操作で走行できます。悪条件下でも車が故障しにくいというのも特徴なので、普段から雪の降ることが多い寒い地域に住んでいる方にはピッタリの相棒と言えますし、災害時などのイザというときも頼りになることでしょう。

さらにほかの車と比べて車高が高くなっているケースが多いので、その分水害にも強いというメリットが。台風などが多い地域でも安心して乗れることでしょう。

ちなみにこうした走破性の高いSUVを探す際はカタログに記載された「アプローチアングル」、「デパーチャーアングル」「ランプブレークオーバーアングル」の数値に注目を。これは、路面とボディとのクリアランスを示す数値となるので、悪路走破性の高さを知る目安となります。

また、サスペンションのストロークも、オンロード向きのモデルより長く取ってあるかどうかも重要です。ストロークが短ければ、大きな障害物を乗り越えるときにタイヤがすぐに浮いてしまい、簡単に駆動力を失ってしまうからです。

それに加え、オフロードでの走行性能を上げたオールテレインタイヤを装着しているモデルやまた、障害物からボディを守るアンダーガードが装備されているモデルもあります。 こうした本格的な悪路走破を目的した機能や装備のある車種は、障害物に対するクリアランスを十分取るために、最低地上高が200mm以上を確保しているモデルがほとんどなので、購入する際はおぼえておくといいでしょう。

ワイルドでスタイリッシュなデザイン

近年のSUVは見た目にもこだわったモデルが多数。スポーティなデザインが主となっているので見た目重視で車を選びたいという方にはまさにピッタリと言えるでしょう。躍動感のある見た目なので、快適な走行が楽しめるのはもちろん、実両性だけでなく車にカッコよさを求めているユーザーには刺さることでしょう。

中でもトヨタのSUVはどれも際立ったデザインが特徴。例えばアウトドア機能に全振りした感のあるランドクルーザーはその仕様用途に合わせてやや武骨な雰囲気のデザインになっていますし、高級SUV人気の火付け役とも言えるハリアーはそもそもカムリをベースにして作られたように高級感あふれる仕上がりに。

そしてスポーツカーのような見た目のカッコよさを意識して作られたクーペスタイルのSUVとしてはCH-Rやヤリスクロスなどがあるなど、機能性だけでなくかっこよく乗りたいというユーザーの心を満たしてくれるモデルが満載です。

日常使いもアウトドアでも実用性が高い

SUVのオーナーになるとまず感じるのがこの実用性の高さではないでしょうか? ラゲッジスペースがセダンに比べて広いため、ミニバン感覚で荷物を積むことが可能になり、週末の買い物などで重宝することはもちろん、バーベキューやキャンプでテント泊をする際なども荷物が多く積み込めることで充実したアウトドアライフが送れることでしょう。

また、トヨタのSUVにはハイブリッド車を用意しているモデルもあります。そのため燃費の面での不安が少なくなったというのは経済的にも嬉しいポイント。ウィズコロナ時代の到来で車での移動が注目され始めた昨今、車での移動機会が増えたことで乗車人数や燃費性能を今まで以上に気にする方が増えました。

そうしたユーザーに向けてはハイブリッド車の設定があるものや乗車人数が5人以上乗れるSUVというのはかなりアリな選択となるでしょう。

意外と運転しやすい

これもSUVを運転したことがある方ならわかると思いますが、ボディサイズが大きくなるので取り回しが利かないのではということで運転に不安のある方だと心配になってしまうというケースがありますが、車高が高いSUVはその分視界が広くなるのでかなり見晴らしがよくなります。アイポイントが高くなる分、車両の幅や長さ、道路状況が確認しやすくなるために運転しやすさが格段に上がることでしょう。

他にもボディサイズが(意外と)大きすぎないというのも運転しやすいポイントのひとつ。ランドクルーザーはかなりの大きさですが、それ以外のトヨタのSUVはコンパクトなサイズにまとまっているため意外と運転しやすいというメリットがあります。

トヨタのSUV新車と中古車

SUVの新車と中古車の最近の特徴

トヨタのSUVは現在販売されているもので普通車10車種。中古車になるとさらに20車種は優に増えるというほど種類が豊富に用意されています。新車の特徴はその多種多様な車の数々で、好みに合わせて車を選ぶことが十分可能です。

SUVの新車の選び方

トヨタのSUVの選び方はとにかく種類が豊富なので、自分が車を購入した後にどういう使い方をするかをしっかりイメージして車を選ぶのが最大のポイント。さらにオプションパーツも新車購入時にしかつけられないものがあるので、必要なオプションをしっかり考えておくこともポイントです。

納車時期に注意!

1点注意したいのが、近年のトヨタのSUVの人気はすさまじいものがあり、ランドクルーザーの場合は納車まで数年待ちというケースもザラにあります。そのため早く車を買い替えたいと考えている場合は中古車を購入するというのも検討して見るといいかもしれません。

SUVの中古車の選び方

メーカーオプションの類はほとんどが新車購入時にしかつけられないので、中古車として購入する際は欲しいオプションがあらかじめついているかを確認するのが重要。中でも特に注意したいのがサンルーフやLEDライトといった後から装着できないもの。人気が高いオプションなので中古車市場では備えている車が多く流通しているだけに、物件を探すときにはしっかりと押さえておきたいところです。

トヨタのSUVを選ぶ時の注意点

車体の裏側は必ずチェック!

人気が高いトヨタのSUVの中古車。それだけに中古車流通量も車種を問わずに多く、どの車がいいかついつい迷ってしまいますが……カーセブン ダイハツの軽自動車が人気を集める最大の理由と言えるのが、このデザインの多様性。カーセブンの川村さん(カーセブン相模原店)さんにお話を伺うと、最も気をつけたいのが車の裏側だとか。

吹き出しアイコン_スタッフ
川村さん

SUVって街乗りだけでなくアウトドアでも乗ることが多い車なので、舗装されていない悪路を走ることもありますよね? そうなると気になるのがやはり車の状態。前のオーナーによっては結構強引に運転された方もいますし、あまり熱心にメンテナンスをされなかった方もいる可能性があるので、車が表に見えるスペック以上に傷んでる可能性があるんです

メンテナンスの履歴などが記されている点検記録簿のある車なら安心できそうですが、「それだけでは見えないところもある」という川村さん。では、どこをチェックするのが正しいのでしょうか?

吹き出しアイコン_スタッフ
川村さん

ジャッキで上げて、車の裏側を見せてもらうようにしてください。SUVみたいな大きな車だと車の裏側に不具合の原因となる箇所が見つかったり、劣化している部分がよくわかったりするんです。実車を確認する時は上げてもらえればいいですが、最近はオンラインでやり取りするケースもありますよね。そういう時はなるべく車の裏側の写真を数枚送ってもらうようにすればいいと思います

チェックポイント

車の状態を見る時はごまかしがきかない車の裏側をチェックすること。これだけは忘れずに覚えておきたいポイントです。

走行距離は意外と気にしないでもOK

続いて気になるのが走行距離。SUVに限らず、中古車は走行距離が10万kmを超えると価値がガクンと下がり、その反対に走行距離が少なければ少ないほど価値が高くなるケースがほとんど。それだけにかなり重視するポイントになるかと思われましたが……川村さんによると「そこまで気にしなくてもOK」ということでした。

吹き出しアイコン_スタッフ
川村さん

SUVって車自体がかなり頑丈に出来ているというのもありますが、基本的に多く走ることを想定して作られている車なんです。なので多少走行距離が多いかな?くらいのレベルであれば気にする必要はないと思います。中でもランドクルーザーなんかはその代表格で10万kmを楽に超えている車でも価格があまり下がらないケースがあるくらいです

もともとが丈夫なSUVはエンジンも頑丈なために多少の走行距離は気にしないでOKというのが心強いですね。走行距離を気にし過ぎずに見てみることでお値打ちの一台に巡り合う可能性もグーンとアップしますよ!

希少なOPはぜひともチェック!

最後に気を配りたいのがオプション。新車とは異なり、中古車で購入する際は後からつけることができないため、メーカーオプションでほしいものは事前についているものを選ばないといけません。川村さんも「人気のあるメーカーオプションを狙っている時はそれが付いているかをしっかりチェックしておきましょう」と念入りにチェックすることを呼びかけています。

吹き出しアイコン_スタッフ
川村さん

例えば僕がSUVの新車を買うとき、リセールのことを考えて人気のオプションをつけるようにしちゃいます。定番だとLEDヘッドライトとかサンルーフとか。ホイールなんかはメーカー外のものをつけるケースもあるのでさほどこだわりは必要ないですが、機能的にも価格的にも存在感のあるオプション類は付けておくとそれだけで価値が跳ね上がるので積極的に選んでいますね

購入前に確認!

LEDライトやサンルーフといった後付けできない装備を求めている場合は中古車探しの時点でしっかりチェックしておく必要があります。

トヨタのSUV新車の人気車種

人気車種(1):「ハリアー」アウトドア好き・長距離運転の多い人におすすめ

画像引用元:トヨタ公式サイト

「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」というコンセプトで開発された、トヨタのSUV人気を支える大ヒットモデル。ハリアーの登場がキッカケとなって他のメーカーも同じコンセプトの下で製造されたSUVが数多くデビューするなど、もはや「高級クロスオーバーSUV」というジャンルを確立した日本の自動車界に名を残す名車と言っても過言ではありません。

現在、新車で販売されているハリアーは2020年にデビューした4代目。ハリアーの伝統とも言える高級感あふれるデザインは先代モデルと比べるとヘッドライトの形がシャープになったことでよりスポーティな印象に。さらにハリアーはこのモデルから予防安全装置が大幅に進化。夜間の歩行者と自転車(昼間のみ)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)などからなる「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、駐車場などでの事故の回避もしくは事故被害の低減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」も、これまた全車に標準装備

さらにトヨタの車として初めて採用された、走行中の前後方向の映像を録画できるデジタルインナーミラーも、最廉価グレードを除く全車に標準装備と、安全面には抜かりがありません。

人気車種(2):「C-HR」スポーツカーライクな走りを楽しみたい人におすすめ

画像引用元:トヨタ公式サイト

トヨタの次世代世界戦略車として、同社肝いりのプラットフォームTNGAを採用するなど販売前から注目度が高かったコンパクトクロスオーバーSUV。RAV4のようなデザインにプリウスのような燃費性能、そして86のようなスポーティな走りを兼ね備えているという前評判通り、スポーツカーのような走りが楽しめるSUVとして、高い人気を誇っています。

デビューから今年で6年が経過し、フルモデルチェンジが近づく時期にはなってきましたが、やっぱりスポーツカーのように走りを優先したいユーザーにはいまだに根強い人気を誇るC-HR。その走りのウリは走行安定性。低重心になったことでTNGAの考え方に基づくプラットフォームも進化。そのために操舵に対して車両の向きが自然に変わり、後輪の接地感など安定性も優れている。

これらの相乗効果でC-HRでは運転の楽しさを味わえます。背の低いクーペなどに比べると、同じカーブを同じ速度で曲がっても、C-HRはボディの傾き方が少し大きい。この挙動変化を穏やかに仕上げた結果、C-HRには低重心の車では得られない操る感覚が生まれました。

1.8Lエンジンをベースにしたハイブリッドはプリウスと基本的に同じで、GとSのWLTCモード燃費は25.8km/L、JC08モード燃費は30.4km/Lと良好。加速感は滑らかでノイズも抑えた。後席や荷室の狭さがネックとなりつつも走る楽しさを忘れられないユーザーにはやはりCH-Rがオススメと言えるでしょう。

人気車種(3):「RAV4」アウトドアも普段使いもこなしたい人におすすめ

画像引用元:トヨタ公式サイト

1990年代に初代がデビューした際はコンパクトSUVの先駆けとして高い人気を誇ったRAV4。3ナンバーサイズになった2代目からは徐々に海外への輸出が増え、4代目に至っては国内では販売されなかったため忘れ去られた時期もありましたが、現行モデルである5代目の復帰とともに人気も復活。デビューからたったの1年でシリーズ累計販売台数1000万台を達成しました。

ボディサイズはCH-Rよりも大きく、どこかアメリカンな雰囲気が漂うほど武骨なデザインが印象的。存在感のあるボディによって室内の余裕もかなり大きく、荷室が広く設計されているというのが人気のポイントに。それでいて新車価格は300万円を切るというリーズナブルさ。コストパフォーマンスの高さにおいては右に出るものがいないのでは?と思わせるほどにハイレベルなSUVです。

アメリカンな雰囲気のデザインに、機能性の高さはもちろんですが、RAV4の魅力はやはり走ってこそ。グレードのほとんどが4WDの本格仕様なだけでなく、そのグレードに応じて「ダイナミックトルクベクタリングAWD」「ダイナミックトルクコントロール4WD」、ハイブリッド車の「E-Four」と、本格派の四輪駆動システムまで選べる点は悪路でも安心感をもたらしてくれることでしょう。

軽量でありつつ高剛性なGA-Bプラットフォームを活用して、悪路でも安定した走行が可能な強靭ボディを持ちつつ、「アドベンチャー」グレードでは200mmという余裕の最低地上高も、SUVらしい走破性を支える重要なポイントです。それに加え予防安全・運転支援装備群の「トヨタセーフティセンス」は全車で標準装備されるなど、まさにいうことなしです。

人気車種(4):「ヤリスクロス」街乗りも楽しみたい人におすすめ

画像引用元:トヨタ公式サイト

コンパクトSUVなら2020年デビューのヤリスクロスも負けず劣らずの人気車種。ヤリスをベースにしたSUVなので、後部座席が最小限のサイズしかないヤリスと比べると居住性や荷室の空間がSUVらしくユーティリティ性能を重視したモデルに。他のSUVと比べてもそん色ないというほどの広さを誇るのも嬉しいポイントで、新車価格も200万円を切るという点も人気を集めた要因と言えるでしょう。

アウトドアで使うのはもちろん、普段の買い物や街乗りでの走りやすさを考えると小回りが利く分、こちらの方がオススメ。まとめ買いに対応できるくらいの広い積載性を誇るのでママの強い味方になること間違いなしです。

人気車種(5):「ランドクルーザー」本格アウトドア志向な人におすすめ

画像引用元:トヨタ公式サイト

トヨタのSUVを語るうえで欠かせないのがこのランドクルーザー。2021年の6月に14年ぶりのフルモデルチェンジを果たした300系はガソリンエンジンだけでなく国産モデルでは100系以来となるディーゼルエンジンも復活するなど大きな話題を集めたこともあり、発売と同時に注文が殺到。今や納車まで4~5年かかるというほどの大人気を集めています。

車両本体価格が500万円台という高級車でありながら、それだけ高い人気を誇るのはその武骨なデザインやパワフルな走り、アウトドア向けユースにはピッタリな点等が挙げられますが、それと同時に浮上するのがリセールバリュー。納車まで何年待ってでも乗りたいというオーナーが多いほどの人気車故に中古車として販売される際も価値が下がらない、トータルして考えるとお得に乗れるというのも魅力の一つと言えるでしょう。

トヨタのSUV中古車の人気車種・FMC

人気車種(1):「ハリアー」

画像引用元:トヨタ公式サイト

中古車になっても数多く出回っているトヨタのSUVの中でもとりわけ人気が高いハリアー。それだけに中古車としてお得に買うポイントはいくつかありますが……流通台数を考えると狙いやすいのが現行モデルから1つ型落ちする3代目。

3代目にはELEGANCE、PREMIUM、PROGRESSという3つのグレードがあり、最上級グレードのPROGRESSが最も高い人気を誇りますが、流通量がさほどないため、思いのほか購入する時に苦戦することも。1つ下のグレードでも外観等に大きな違いはさほどないので、ハリアーに乗ることにこだわるのであればPREMIUMも検討して見るといいかもしれません。

人気車種(2):「RAV4」

画像引用元:トヨタ公式サイト

コンパクトSUVとして不動の地位を築いた感のあるRAV4。タフで逞しい雰囲気を備える車だけに当然狙うは4WDでオフロード志向が強いモデル。その中でも悪路走破性やコーナリング性能が高く、トルク伝達能力に優れ低燃費といいところ取りな4WD、ダイナミックトルクペクタリングAWDを採用したグレード、アドベンチャーが狙い目と言えるでしょう。

また、オプションや装備で押さえておきたいのが「快適温熱シート+シートベンチレーション」。シートヒーターに加えて通風機能も備えた優れた装備。ヒーターとベンチレーションはそれぞれ3段階調節が可能です。冬場はもちろん夏場にも快適になるため、アドベンチャーを購入する場合は押さえておきたいところでしょう。

人気車種(3):「FJクルーザー」

画像引用元:トヨタ公式サイト

今や中古車でしか手に入らないFJクルーザーもトヨタのSUVでは人気が高い1台。2010年にデビューして8年間の販売期間がありましたが、その間ビッグマイナーチェンジはなかったので、外観などは大きく変わることがありません。愛らしいデザインでありながらパワフルな走りが見られる車なので、中古車で狙うときはオフロードパッケージを狙うと、この車らしい四駆のパワフルな走りが期待できます

ですが、この車のデザインに惹かれていて、主に街乗りで使いたいというときにはカラーパッケージの方が最適かもしれません。クルーズコントロールを標準装備しているので長距離ドライブ時の走行は疲労軽減に役立ちますし、何より普段使いには最適。内装もベースグレードよりも豪華なのもポイントです。

人気車種(4):「CH-R」

画像引用元:トヨタ公式サイト

スポーツカーのような走りやデザインが楽しめるSUVとしてデビュー当時大きな話題になったのがCH-R。デビューから6年が経過したこともあり、中古車市場にも良質な物件が多数で揃ってきたので、中古車として買うなら今が狙い目の1台と言えるでしょう。

他のSUVとは異なり、走りに特化したモデルだけに狙いたいのは当然、走りをフルに楽しめるモデル。そうなったときに特におすすめしたいのが2019年に追加されたグレードの「GR SPORT」。トヨタのモータースポーツブランドが1.2Lガソリンターボのエントリーグレード「S-T」をベースに、GRがシャシーを強化するメンバーを追加するなどの手を加えた、スポーティーテイストあふれるモデルに仕上げました。また走りをフルで楽しみたい方向けに6速のMT車も用意されているのが嬉しいポイントと言えるでしょう。

ちなみに走りに特化するというよりも、日常の足として使いたいという方にはハイブリッドモデルの「G」グレードがオススメ。1.2Lターボ車と比べてもパワーがあるため運転しやすく、中古車で購入する場合はベースグレードの「S」よりも安値で購入できるケースがあるだけに、せっかくなら上級グレードの「G」を狙った方がよさそうです。

人気車種(5):「ランドクルーザープラド」

画像引用元:トヨタ公式サイト

中古車になってもトヨタのSUV人気は変わりませんが、中でも高い人気を誇るのがランドクルーザー。タウンユース向けのプラドもまた、大変な人気を誇ります。

現行型である4代目はまだまだ高値で安定しているという印象ですが、意外とお値打ち価格で手に入りそうなのが生産終了から10年ほどが経過した3代目。200万円を切る価格で狙えるのだからコスパは抜群と言えそう。中でも2.7Lガソリン車は走行距離10万km以下のものに絞っても150万円台の予算で購入できます。

ちなみに台数こそ少ないものの、ディーゼルエンジン車もこのモデルには用意されています。燃費を気にする方は探してみてもいいかもしれません

トヨタのコンパクトSUVの人気車種・FMC

人気車種(1):「ヤリスクロス」

画像引用元:トヨタ公式サイト

現在のトヨタのSUV人気において、その中心にいるモデルと言ってもおかしくないのヤリスクロス。コンパクトカーのヤリスをベースにしたためヤリスならではの走りのキビキビ感はそのままに、ヤリスのマイナスポイントとも思えた後席スペースや積載スペースが拡大。普段乗りするのにはもちろん、アウトドアレジャーをするのにもピッタリなほどのサイズになりました。

使い買っても抜群な上に新車価格が200万円を切るというリーズナブルさ。コンパクトSUV人気も相まって人気モデルとして売れ行きを伸ばしていくことでしょう。

人気車種(2):「CH-R」

画像引用元:トヨタ公式サイト

コンパクトSUVとしてトヨタの中では早くから生まれたモデル。従来のSUVとは異なり、走りに特化したスポーツカーライクな車として大きな話題を呼びました。

トヨタ肝いりのプラットフォームであるTNGAを採用したことで低重心になり、走行安定性が向上。クーペでは味わえない独特の車を操る感覚を楽しめるため、運転好きなら誰もがハマってしまうこと間違いなしでしょう。それでいてハイブリッド車はプリウスと同じく燃費性能が抜群にいいのだからお財布にも優しい車と言えそうです。

人気車種(3):「RAV4」

画像引用元:トヨタ公式サイト

今やコンパクトSUV界で不動の人気を得ていると言っても過言ではないRAV4。もともとトヨタのSUVの中でもコンパクトなタイプとして誕生したモデルですが、現行モデルは少々武骨な雰囲気の外観と荷室や室内のスペースがしっかり取られているという実益を兼ねています。そのため、アウトドアレジャーに行くにはもってこいの車と言えるでしょう。

ほとんどグレードで4WD車が設定されているように悪路への走りには絶対の自信がある車で、て「ダイナミックトルクベクタリングAWD」「ダイナミックトルクコントロール4WD」、ハイブリッド車の「E-Four」と、本格派の四輪駆動システムまで選べるのはうれしいポイント。それでいてトヨタの予防安全・運転支援装備群の「トヨタセーフティセンス」は全車で標準装備。安全性にもしっかりと気を配っていて隙がありません。

トヨタのSUVの歴史

今やブームの域を超えて、車のジャンルのひとつとして不動の地位を築いているSUV。その歴史をたどると、スタートしたのは第二次世界大戦後のことになります。

そもそも「SUV」の正式名称は「Sport Utility Vehicle」の頭文字をとったもので、その定義はかなりあいまいなもの。本格的なオフロード走行ができるクロスカントリービーグルに快適で豪華なキャビンを合わせたRV車と呼ばれるジャンルの車を合わせたものということで対象となるモデルは多岐にわたりました。

戦後まもなく、日本の自動車界をリードすることになったトヨタももちろん1954年にランドクルーザーを販売するなどすぐにこの流れに乗りますが、当時の日本において一般家庭向けというよりも警察予備隊(現・陸上自衛隊)向けの車として生産されました。その後ランドクルーザーは1955年に初のモデルチェンジを敢行し、1959年には4ドアボディになりましたが、国内で乗るというよりも輸出されるケースが目立ち、特に北米では大変な人気を誇りました。

ランドクルーザーが国内でも乗られるようになったのは1960年に販売されたランドクルーザー40から。このモデルも輸出先で人気を博し、北米では1960年代前半のトヨタの最量販車種となり、世界各国で今なお現役で走っているものも。1984年に70系になるまで24年間も販売されるという超ロングセラーモデルとなりました。

ランドクルーザーが世界で人気を博していた当時、日本ではSUVというよりもセダンやクーペと行った車が人気に。そのためトヨタもクラウン(1955年~)、カローラ(1966年~)などのセダンのロングセラーカーを続々と輩出していきました。

日本でSUV人気が始まったのは1990年代に入ってから。バブル経済の崩壊でセダンやクーペのような高級感あふれる車よりもSUVのような実用性を重視するニーズに替わっていきました。これに敏感に反応したトヨタは1994年にクロスオーバーSUVの先駆けと呼ばれるRAV4を販売。初代モデルは5ナンバーサイズのコンパクトさも相まって、SUVに興味がないとされた女性にも大いに人気を博しました。

その3年後の1997年には6代目となるカムリのプラットフォームをベースに構築していったSUVとしてハリアーが誕生。通常の乗用車にクロスカントリーの要素をプラスしたクロスオーバーSUVという新しいジャンルを開拓したモデルとして今なお語り継がれているとともに、日本のSUVブームの要因を作ったモデルと言えます。

その後、2000年代に入ってからは街乗りできるSUV需要も増えたためか、次世代世界戦略車としてCH-Rを2016年に販売。サーキットも走れるSUVとして人気を博すなど、今もトヨタのSUV人気を支えるモデルとなっています。

まとめ

いかがでしたか?トヨタのSUVを購入する際には車種ごとにポイントが異なる点、そして中古車ならではの状態面でのチェックが重要なことがわかります。
カーセブンでは、豊富な在庫の中からお客様のニーズに合った車選びをサポートいたします。また、独自の安心宣言により、納車後に気持ちよく運転していただける工夫を徹底しております。軽自動車の買替えや購入を検討の際は、カーセブンまでお気軽にご相談ください。

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