ホンダ ステップワゴンは室内空間の広さから、子育てや介護などにも活躍するミニバンのひとつです。エントリーグレードの「AIR」でも標準装備の設定が充実しているので、利便性だけではなく安全性も充分備えています。
今回は、ステップワゴンのグレードごとの特徴や違い、おすすめのグレードを紹介します。
ステップワゴンの魅力を知り尽くして、自分の好みに合ったグレードを発見しましょう!
この記事でわかること
- ホンダ ステップワゴンのグレードの特徴
- ホンダ ステップワゴンのグレードの種類や違い
- ホンダ ステップワゴンのおすすめのグレード
目次
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
http://bridge-man.net/
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ホンダ ステップワゴンのグレードは2種類|ガソリンとe:HEVの選択可能
2022年5月に、第6代目へとモデルチェンジしたホンダ ステップワゴン。室内空間がとても広く、荷物をたくさん積めるのはもちろん、子育てや介護も快適におこなえるモデル設定がされています。
ホンダのハイブリッドである「e:HEV」やホンダの安全運転支援である「Honda SENSING(ホンダセンシング)」やフルLEDのヘッドライトなどがすべてのグレードで用意されているため、エントリーグレードでも標準装備が充実しています。
・AIR(エアー):シンプルで居心地のよさを感じるクリーンなイメージ
・SPADA(スパーダ):力強さと高級感が与えられたモデル
ほかにも「SPADA」をベースにして、さらに機能が充実した「SPADA PREMIUM LINE(スパーダ プレミアムライン)」が用意されており、SPADAよりさらに質感を高めたラグジュアリーな仕様となっています。なお、「e:HEV」はFFのみの設定になるので、4WDが必要な方はガソリン車が選択肢になります。
SPADAには、車いす仕様車とサイドリフトアップシート車も用意されています!
ホンダ ステップワゴンのグレードごとの違いは?
ステップワゴンの「AIR」「SPADA」「SPADA PREMIUM LINE」の違いは、快適性や利便性です。グレードごとの燃費・新車価格・中古価格や装備の違いをまとめました。
▼ホンダ ステップワゴンのグレードごとの燃費・新車価格・中古価格
グレード名 |
動力 |
燃費 |
新車価格 |
中古価格 |
ガソリン |
13.9km/L |
2,998,600円 |
270〜350万円 |
|
ガソリン |
13.3km/L |
3,240,600円 |
340〜360万円 |
|
e:HEV |
20.0km/L |
3,382,500円 |
340〜390万円 |
|
ガソリン |
13.7km/L |
3,257,100円 |
280〜450万円 |
|
ガソリン |
13.1km/L |
3,477,100円 |
350〜450万円 |
|
e:HEV |
19.6km/L |
3,641,000円 |
360〜440万円 |
|
ガソリン |
13.2km/L |
3,462,800円 |
330〜420万円 |
|
ガソリン |
13.1km/L |
3,653,100円 |
380〜430万円 |
|
e:HEV |
19.5km/L |
3,846,700円 |
440〜520万円 |
※中古車販売店の相場価格(相場はドアの仕様が異なるグレードや年式の車を含む)
▼ホンダ ステップワゴンのグレードごとの装備の違い
◯:標準装備 △オプション可 ×:装備なし
グレード名 |
AIR |
SPADA |
SPADA |
|||
動力 |
ガソリン |
e:HEV |
ガソリン |
e:HEV |
ガソリン |
e:HEV |
Honda SENSING(ホンダセンシング) |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
サイドエアバッグ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
マルチビューカメラシステム |
△ |
△ |
△ |
△ |
◯ |
◯ |
フルLEDヘッドライト |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
Honda CONNECT for Gathers |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
両側パワースライドドア |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
パワーテールゲート |
× |
× |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
シートヒーター 運転席&助手席 / 2列目 |
× / × |
× / × |
◯ / × |
◯ / × |
◯ / ◯ |
◯ / ◯ |
2列目キャプテンシート |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
2列目オットマン |
× |
× |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
本革巻ステアリングホイール |
× |
× |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
トリプルゾーンコントロール |
◯ |
× |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
全列USBチャージャー(Type-C) |
× |
× |
◯ |
◯ |
◯ |
◯ |
※1 4WDのみ
※2 オートレベリング機能つき
※サイドエアバッグ:1列目シート用i-サイドエアバッグシステムと1〜3列目対応のサイドカーテンエアバッグシステム
※フルLEDヘッドライト:インラインタイプ/デイタイムランニングランプつき、オートライトコントロール機構つき
※パワースライドドア:静電タッチセンサー式/イージーオープンドアハンドル/挟み込み防止機構つき/スライドドア・イージークローザーつき
グレードごとの魅力やおすすめのポイントを詳しく紹介します。
「AIR」シンプルで居心地のよさを感じるクリーンなイメージ
「AIR」はミニバンの本質を突き詰めたシンプルさとクリーンな仕上げで、さまざまなシーンに活躍できるポテンシャルを持っている仕様です。
フルLEDヘッドライトやHonda SENSING(ホンダセンシング)、Honda CONNECT for Gathers+ナビ装着用スペシャルパッケージなどの人気の機能がエントリーグレードには設定されており、オプションなしでも標準装備が充実しています。
インテリアカラーはグレーまたはブラックから好みに合わせて選択できます。
AIRには2列目オットマンやシートヒーターなどは備わっていませんが、ミニバンに求められる室内空間の広さや居心地のよさを感じられるほど快適な仕上がりになっています。標準的な快適性を備えつつ、車両本体価格を抑えたい方はAIRをチェックしてみましょう。
室内空間が広い車にリーズナブルに乗りたい人におすすめ!
「SPADA」力強さと高級感が与えられたモデル
前後バンパーやテールゲートスポイラー、重厚で質感の高いフロントグリルなどの力強いイメージに加え、質感の高い合皮のプライムスムースとファブリックを合わせたシートなどのインテリアにも、高級感が与えられた品格のあるグレードです。
テールゲートスポイラーとは、リアガラスの上部に位置する装飾を指します。装着することによってスポーティーさや高級感が出るため、上位グレードに装備されるケースが多いです。なお、ステップワゴン「Air」は標準装備でテールゲートスポイラーはつきませんが、オプションで追加できます。
AIRにはなかった安全性が向上する機能として「ブラインドスポットインフォメーション」が加わります。ブラインドスポットインフォメーションとは、走行中に斜め後ろの車の存在をドアミラーに表示する運転支援システムです。
ほかにも、「LEDアクティブコーナリングライト」といい、コーナリング時に先回りしてLEDライトを自動で照らしてくれる機能も追加されているなど、グレードがひとつ上がるだけで安全性がワンランクアップします。
SPADAの機能性に着目すると、運転席と助手席のシートヒーターや2列目シートのオットマンが標準装備になるなど、車内の快適性を高める装備が充実しています。
また、「トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー」によって運転席、助手席、後席の3つのゾーンそれぞれで温度設定ができるため、車内全員が快適にドライブを楽しめます。
バックドアは、手動からメモリー機能つきのパワーテールゲートへとグレードアップ。開く角度の調整ができるため、狭い場所でも荷物の積み下ろしが楽におこなえます。開閉操作はスマートキーでも操作可能です。
安全性や快適性が充実したグレードに乗りたい人におすすめです!
「SPADA PREMIUM LINE」さらに質感を高めたラグジュアリー仕様
SPADAよりも質感と機能をさらに高めたラグジュアリー仕様のPREMIUM LINE。専用デザインの17インチアルミホイールで、品格のある仕上がりが魅力です。
AIRやSPADAではオプション設定だった「マルチビューカメラシステム」が標準装備されている点も特徴。車をまるで上から見下ろしたような映像をカーナビに映し出し、駐車時の安全性を高めるのに役立ちます。
ハイビーム照射中に対向車や先行車を検知して、照射範囲を自動で調整してくれる「アダプティブドライビングビーム」も装備されています。
SPADA PREMIUM LINEは運転席と助手席だけでなく2列目のキャプテンシートにもシートヒーターが搭載されており、SPADAよりも2列目に配慮したグレードになっています。
SPADA PREMIUM LINEは、7人乗り専用であるため2列目をベンチシートにはできません。8人乗りにしたい場合は、AIRかSPADAのオプションで2列目をセンターアームレストつきの6:4分割ベンチシートを選択してください。その場合、キャプテンシートに付属しているオットマンはつかないことを覚えておきましょう。
ラグジュアリーな仕様で質感と機能を充実させたい人におすすめ!
おすすめのグレードは力強さと高級感をあわせ持つ「SPADA」
・快適性や安全性、機能性が充実している
・2列目席のキャプテンシートにオットマンが標準装備
・予算が合えばe:HEVもあり
AIRでも装備は充実していますが、力強いイメージと高級感をあわせ持つSPADAであれば、さらに満足感は高いです。
特に、パワーテールゲートは子育てをしている方におすすめの機能。子どもが知らない間にバックドアを開けて壁などにぶつける心配もなくなります。エアコンも運転席、助手席、後席で別々にコントロールできるため、どの席でも快適に過ごせます。
人気カラーはプラチナホワイト パールです。高級感や重厚感が欲しい方にはトワイライトミストブラックパールをチェックしてみてください!
ホンダ ステップワゴンのグレードに関するよくある質問
グレードは下のとおりです。
- AIR:必要な機能が充分そろったシンプルで居心地のよさを感じるクリーンなグレード
- SPADA:機能性や安全性、快適性に加え、力強さと高級感が与えられたモデル
ほかにも「SPADA」をベースにして、さらに機能が充実した「SPADA PREMIUM LINE」が用意されており、SPADAよりさらに質感を高めたラグジュアリーな仕様となっています。
ステップワゴンのAIR(エアー)に次ぐ上級グレードで、高い安全性と快適性を兼ね備えています。
おすすめのグレードは「SPADA」です。エントリーグレードのAIRよりも快適性や安全性、機能性が充実しており、2列目席のキャプテンシートにオットマンが標準装備となっています。
SPADAのなかでも、さらに快適性と利便性を高めた特別なモデルです。
専用デザインの17インチアルミホイール、マルチビューカメラシステム、アダプティブドライビングビームが標準で装備されています。
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