更新日2022.12.06

ヴォクシーの燃費は悪い?ハイブリッド車や競合車種との比較を紹介

ファミリーカーとして人気のあるトヨタのミニバン「ヴォクシー」。室内空間が広く、乗り降りしやすいヴォクシーは、日々の買い物や送迎はもちろん、家族でのお出かけにも活躍することでしょう。

なかには、ヴォクシーに「燃費が悪いのでは?」「維持費がかかりそう」という不安を抱いている方も多くいます。今回は、ヴォクシーの燃費と競合車や旧モデルとの燃費を比較しながら、ヴォクシーの魅力を紹介します。

この記事でわかること

  • ヴォクシーの燃費と競合車の燃費の比較
  • ヴォクシーの維持費
  • ヴォクシーがおすすめな人の特徴

ヴォクシーの燃費をチェック!競合他車とも比較

2022年1月に、8年ぶりにフルモデルチェンジしたヴォクシー。ここでは、新型ヴォクシーの燃費を競合車種や旧型と比較しながら見ていきましょう。

ヴォクシーのカタログ燃費

新型ヴォクシーのカタログ燃費は、ハイブリッド車で23.0km/L、ガソリンタイプは15.0km/Lです。ヴォクシーのグレードにはS-Z(7人乗り)とS-G(7人、8人乗り)の2つがありますが、いずれも燃費に変わりはありません。

ひとつ前のモデルのカタログ燃費はハイブリッド車で19.0km/L、ガソリンタイプ車で13.2km/Lとなっていることから、マイナーチェンジによって燃費性能が向上したことがわかります。

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スタッフ

燃費のよさにこだわるなら、燃費性能が向上している新型ヴォクシーを選ぶとよいでしょう。

競合車種との燃費比較

ここでは、競合車種との燃費比較を紹介します。

▼同サイズ ミニバンの燃費を比較

ハイブリッド車ガソリン車
トヨタ ヴォクシー23.0km/L15.0km/L
トヨタ ノア23.0〜23.4km/L15.0〜15.1km/L
日産 セレナ13.2〜18.0km/L
ホンダ
ステップワゴン
19.5〜20.0km/L12.9〜13.9km/L

ヴォクシーとノアの燃費性能に大きな差はありませんが、トヨタ車以外の競合車種と比べると、ヴォクシーのほうが燃費がよいことがわかります。また、ハイブリッド車のヴォクシーは、車体価格が高くなるものの、優れた燃費性能で維持費を抑えるのもひとつの手段です。

ヴォクシーの実燃費

実燃費はユーザーが実際に走行燃費に近い値となっているため、カタログ燃費よりも落ちるのが一般的です。カタログ燃費だけでなく実燃費を把握しておくことで、実際に運転したときの燃費とカタログ燃費の差に驚かずに済みます。

▼ヴォクシーの実燃費

ハイブリット車 FF16.8km/L
ガソリン車 4WD14.37km/L
ガソリン車 FF11.88km/L
引用:トヨタ ヴォクシーの燃費
引用:トヨタ ヴォクシー (ハイブリッド)の燃費

ヴォクシーの維持費をシミュレーション

ヴォクシーの燃料費や自動車税などが気になる方は、実際にどれだけかかるのかシミュレーションをしてみましょう。ヴォクシーのハイブリッド車、ガソリン車それぞれでかかる年間維持費は、以下のとおりです。

▼ヴォクシーの年間維持費

ハイブリッド車ガソリン車
ガソリン代約70,000円約106,000円
自動車税36,000円36,000円
任意保険約60,000円約60,000円
車検法定費用(自賠責保険、自動車重量税、印紙代)※2年ごと約40,000円
(自賠責保険 20,000円、自動車重量税:20,000円、印紙代:1,200円)
約55,000円
(自賠責保険 20,000円、自動車重量税:32,800円、印紙代:1200円)
車検点検料金約40,000円約40,000円
メンテナンス・消耗品費用目安約30,000円約30,000円
年間維持費合計約256,000円約299,500円
月間維持費合計約21,000円約25,000円
※年間走行距離10,000km、ハイブリッド車23.0km/L、ガソリン車15.0km/L、レギュラーガソリン160円/Lで計算
※自動車税、軽自動車税は2019年10月1日以降に購入したとして計算
※任意保険は種類によって価格が変動します

ヴォクシーの年間維持費は、ハイブリッド車で約25万円、ガソリン車で約30万円です。これらの費用に加えて駐車場代や高速道路代、洗車代などの費用が上乗せされるため、実際は目安よりも費用が高くなる場合があります。

燃費のよいハイブリッド車は、日々のガソリン代を節約でき、また車検時にかかる重量税がエコカー減税によって安くなります。

ヴォクシーの魅力

続いて、燃費以外のヴォクシーの特徴を見ていきましょう。主な特徴は以下の4点です。

スタイリッシュで個性的なデザイン

ヴォクシーのデザイン
引用元:トヨタ ヴォクシー | トヨタ自動車WEBサイト
▲スタイリッシュな見た目が魅力

ヴォクシーは、ほかのミニバンに比べてクールでスタイリッシュなデザインがポイントです。メッキ仕上げのフロントグリルが横広に伸びていて、重厚感のあるアグレッシブなデザインとなっています。一味違った、個性的なデザインの車に乗りたい方に人気です。

乗り降りのしやすさ

ヴォクシーの乗りやすさ
引用元:トヨタ ヴォクシー | トヨタ自動車WEBサイト
▲スムーズで、ストレスフリーな乗り降りを実現

ヴォクシーには、乗り降りに便利な自動開閉スライドドアが搭載されています。スライドドアが開くと地上200mmの位置にユニバーサルステップが出るので、子どもからお年寄りまで乗り降りしやすい構造となっています。また、グレードS-Zには、バックドアにもスイッチひとつで開閉できる機能が搭載しているので、荷物で手が塞がっていてもストレスを感じることなく、ドアの開閉が可能です。

さらにオプション設定で、フロントドア下部のセンサーに足をかざすだけでスライドドアが自動で開閉する「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」や、後方からの危険を検知してドアの開閉を停止する「安心降車システム(ドアオープン制御付)」を追加できます。

優れた乗り心地・車内の快適性

ヴォクシーは、振動を抑えたサスペンションとボディで上質な乗り心地を実現します。騒音が抑えられているので静粛性に優れており、車内での家族の会話もしっかり聞こえます。また、後部座席からでも視界の抜けがよく、車酔いしにくい空間になっているのも魅力です。

8人乗りの2列目シートは705mmの超ロングスライドが可能な「6:4のチップシート」を採用しています。

ヴォクシーのシート
引用元:トヨタ ヴォクシー | トヨタ自動車WEBサイト
▲2列目シートは超ロングスライドに対応。足を伸ばしてくつろげる

3列目シートを跳ね上げてセカンドシートをロングスライドすると、2列目がリビングのように広々とくつろげる「スーパーリラックスモード」になったり、後列をすべてフルフラットにして横になって休める「リヤフラットソファモード」になったりと、シートアレンジが多彩です。

最新技術を搭載した安全性能

現行型のヴォクシーには、全車に予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」を標準装備しています。

▼全車に搭載しているToyota Safety Senseの一部

機能詳細
プリクラッシュセーフティ危険を検知して衝突事故の回避や衝突被害軽減を図る機能。
単眼カメラとミリ波レーダーを使って、昼夜の歩行者と車両、自転車運転者に加え、昼間の自動二輪車を検知する。
緊急時操舵支援機能衝突の危険を検知し、かつドライバーの回避操舵があった場合に操舵支援を行い、車線逸脱抑制と車両安定性確保に貢献する。
低速時加速抑制機能低速走行時に自車の直前にいる歩行者や自転車、車両を検知し、危険がある場合にはエンジンやハイブリッドシステムの出力を抑制、または弱いブレーキをかけて加速を抑制する。
レーダークルーズコントロール先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援する。
吹き出しアイコン_スタッフ
スタッフ

家族を乗せて、安心して走行できる車がほしい方にぴったりです。

ヴォクシーはこんな方におすすめ

ヴォクシーはミニバン車種のなかでも燃費性能に優れているので、燃費がよくて維持費のかからない車が欲しい方におすすめです。なかでもハイブリッド車は燃費性能が優れているので、車体価格がやや高くてもランニングコストを抑えたい方に向いています。

また、ヴォクシーは燃費性能だけでなく車内の快適性や静粛性に優れているので、大人数のロングドライブでも快適に過ごせます。多彩なシートアレンジで荷室の大きさも調節可能なので、キャンプなどのアウトドア好きの家庭や、たくさんの荷物を積み込んで旅行へ頻繁に行く家庭にも便利です。

ヴォクシーの競合車種をチェック!

ヴォクシーの購入を検討する際には、競合車種の特徴も確認しましょう。

トヨタ:ノア

ノア
引用元:トヨタ ノア | トヨタ自動車WEBサイト
▲ヴォクシーの兄弟車。シンプルで親しみやすいエクステリアが特徴

トヨタ ノアは、ヴォクシーと並んで人気のミニバンです。ノアとヴォクシーは兄弟車であり、オプションをつけない限り装備や機能に違いはありません。ヴォクシーと同様、シートアレンジが多彩であり、車内の快適性や静粛性に優れています。

ノアのデザインは、スタイリッシュなヴォクシーと比べ、シンプルで親しみやすいのが特徴です。ヴォクシーのカラーラインナップはダークカラーが多いですが、ノアは落ち着いた赤のレッドマイカメタリックや、上品なベージュ色が特徴のスティールブロンドメタリックなどがあります。

ホンダ:ステップワゴン

ステップワゴン
参考:ステップ ワゴン|Honda公式サイト
▲ファミリーカーとして人気のミニバン。シートアレンジの多彩さが特徴

ステップワゴンは2022年5月にモデルチェンジされ、デザインが異なる「STEP WGN AIR(ステップワゴンエアー)」と、「STEP WGN SPADA(ステップワゴンスパーダ)」の2タイプが存在します。どちらもシンプルさを追求した、馴染みやすいデザインです。

また、ステップワゴンはシートアレンジが特徴的で、2列目シートは前後左右自由にスライドできます。2列目シートを前方にスライドすれば停車時に運転席から子どもに手が届き、2列目・3列目シートの背もたれを倒せば、車中泊などで快適にくつろげるフラットにできます。

2017年9月のマイナーチェンジ以降は、全車に安全装備・運転支援機能の「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を搭載しています。大型車の運転が不安な方でも安心できる機能です。

日産:セレナ

セレナ
出典元:日産:セレナ [ SERENA ] ミニバン/ワゴン Webカタログ トップ
▲室内空間の広さがNo.1のミニバン。e-POWER車は特に燃費がよい

日産 セレナは、室内空間が同クラスミニバンのなかでNo.1(※1)の広さを誇るミニバンです。室内の移動がラクになるウォークスルーモードや、運転席と後部座席を近づけられるベビーケアモード、たくさんの荷物を積める荷物モードなど、シートアレンジが自由な点も特徴です。

※1 全高1.8m以上の1.2~2.0Lクラス 7/8人乗りミニバン(2021年11月現在 日産調べ)

セレナには、S-HYBID車とe-POWER車の2タイプがあります。S-HYBID車は基本的にガソリンで駆動し、電気モーターはエンジンをアシストするタイプで、e-POWER車は電気モーターのみで駆動します。特にe-POWER車は燃費性能と静粛性に優れているので、燃費を重視したい方におすすめです。

ヴォクシーの燃費を向上させる方法

ヴォクシーはカタログ燃費・実燃費ともに、ミニバンのなかでも燃費のよい車種です。ただし、燃費性能は運転の仕方によっても左右されてしまうので、燃費を悪化させるような運転を避けることが大切です。

燃費を悪くさせる運転

・エンジンが暖まる前に停めてしまうような短距離走行
・急加速・急発進を繰り返す荒っぽい運転
・長時間のアイドリングや空ふかし
・タイヤの空気圧が低い状態での運転

また、車のメンテナンスを定期的に行うことも燃費の向上に役立ちます。エンジンオイルやタイヤの状態は、燃費性能に大きく影響を与えます。エンジンオイルやタイヤの交換に加えて、エンジンオイルフィルターの交換なども行うことで、よい燃費性能を保てるでしょう。

ヴォクシーは新車と中古車どちらがいい?

新車と中古車でお悩みの方は、納車時期やスペックなどの観点から考慮するとよいでしょう。

新車がおすすめ

・最新性能が搭載した車が欲しい方
・車体カラーやオプションなどを自由に選びたい方

中古車がおすすめ

・車体価格の安さを重視したい方
・できるだけ早く納車したい方


新車の場合、納車までに時間がかかる可能性が高いです。10月4日時点で、ヴォクシーの工場出荷時期の目処は注文から6か月以上先(グレード・仕様により納期が異なる)としています。できるだけ早く納車したい場合は、中古車を探すのがおすすめです。

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