更新日2022.12.06

カローラスポーツの燃費を徹底解説|競合車種と性能を比較

カローラスポーツ燃費アイキャッチ

トヨタ カローラシリーズのひとつである「カローラスポーツ」は、ハッチバックのボディにスポーティーな外観と燃費性能の高さが魅力です。

ハイブリッドとガソリンの2種類のパワーユニットがあり、ハイブリッドモデルはWLTCモードで27.0~30.0km/Lと高い燃費性能を誇ります。

カローラスポーツのなかでも燃費がよいグレードや、他社の競合車種と燃費や車の特徴を比較して、車選びの参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • ・カローラスポーツのグレードごとの燃費
  • ・カローラスポーツと競合車の燃費の違い
  • ・カローラスポーツの年間・月間維持費

カローラスポーツの燃費

カローラスポーツ燃費_カローラスポーツの例

画像引用元:トヨタ カローラ スポーツ | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト

カローラシリーズには、セダンの「カローラ」、SUVの「カローラクロス」などがありますが、今回紹介する「カローラスポーツ」は燃費のよいハッチバックの車種です。

カローラスポーツのカタログ燃費

ここでは、2022年10月にマイナーチェンジが行われたカローラスポーツの燃費を紹介します。2WDのみで、ハイブリッドモデルはWLTCモードで27.0~30.0km/Lと燃費がよいことが特徴です。

■カローラスポーツ(ハイブリッド)の燃費

グレード名燃費
(WLTCモード)
G29.5km/L
G“X”30.5km/L
G“Z”27.2km/L

■カローラスポーツ(ガソリン)の燃費

グレード名燃費
(WLTCモード)
G18.3km/L
G“X”18.3km/L
G“Z”17.2km/L

競合車種・関連車種との燃費比較

カローラスポーツの競合モデルとなる車種は、排気量が1,500cc~2,000ccのコンパクトハッチバックです。

各自動車メーカーのコンパクトハッチバックと、カローラスポーツの燃費はこちらのとおりです。

■カローラスポーツと競合モデルの燃費比較

メーカー
車種/グレード
【燃費】
WLTCモード
【燃費】
各走行モード
トヨタ
カローラスポーツ G
29.5km/L市街地モード:27.8km/L
郊外モード:32.9km/L
高速道路モード:28.3km/L
スバル
インプレッサスポーツ
2.0e-L EyeSight
15.2km/L市街地モード:11.7km/L
郊外モード:15.7km/L
高速道路モード:17.0km/L
マツダ
MAZDA3 ファストバック 15S
16.6km/L市街地モード:13.7km/L
郊外モード:16.5km/L
高速道路モード:18.4km/L
ホンダ
シビック e:HEV
24.2km/L市街地モード:21.7km/L
郊外モード:27.6km/L
高速道路モード:23.4km/L

※各車、ハイブリッドのエントリーモデルで比較。ハイブリッドがない車種はガソリンモデルを参考

こちらはカローラシリーズの燃費です。各車、ハイブリッドモデルの燃費性能の高さが特徴です。

■カローラシリーズの燃費比較

車種名燃費
(WLTCモード)
カローラツーリング
(コンパクト)
【ハイブリッド】
27.2~30.0km/L
【ガソリン】
17.2~18.3km/L
カローラアクシオ
(セダン)
【ハイブリッド】
27.8km/L
【ガソリン】
15.6~19.8km/L
カローラ
(セダン)
【ハイブリッド】
25.3~30.2km/L
【ガソリン】
18.1~19.4km/L
カローラフィールダー
(ワゴン)
【ハイブリッド】
27.8km/L
【ガソリン】
15.6~19.8km/L
カローラクロス
(SUV)
【ハイブリッド】
24.2~26.2km/L
【ガソリン】
14.4km/L

カローラスポーツの燃費を向上させるポイント

車の燃費を向上させるポイントは、こちらの2つです。カローラスポーツに限らず、すべての車で共通するポイントです。

  • オイル交換などのメンテナンスは定期的に行う
  • アクセルやブレーキはゆるやかに踏む

定期的に車のメンテナンスを行うことにより、燃費が向上するといわれています。

車種やオイルの種類により異なりますが、数千kmの走行または半年に1回など、定期的にオイル交換を行うことで燃費の向上が期待できます。ほかにも、タイヤの空気圧が設定を下回ることで、燃費が悪化するといわれているため、ガソリンスタンドなどで点検してもらうとよいでしょう。

アクセルやブレーキを踏むとき、「急」がつく動作は避けながら運転をしてみてください。信号待ちで発進する際に必要以上にアクセルを踏んで急発進をしたり、前方の車との距離を詰めて走り急ブレーキを踏んだりする動作です。

スタッフ

ゆるやかにアクセルやブレーキを踏み、エンジンに負担をかけすぎないことが燃費を悪化させない方法です!

ただし、近距離で短時間しか走行しないとき、真夏や真冬でエアコンをつけているときは、メンテナンスやアクセル・ブレーキの操作に気をつけていても燃費の変化を感じられない可能性があります。

パワーユニットがガソリンかハイブリッドかによって仕組みは異なりますが、エアコンで冷風や温風を出すためにも燃料は使用されており、燃費が悪くなることもあります。暑さや寒さを我慢すると体調にも影響が出るため無理はせず、窓を開閉して調整するなどの方法も併せて行うとよいでしょう。

スタッフ

燃費性能を求めるのであれば、カローラスポーツのハイブリッドモデルがおすすめです!

カローラスポーツの維持費をシミュレーション

カローラスポーツのガソリンモデルとハイブリッドモデルの維持費を紹介します。

1年間でどれくらいの維持費がかかるのか把握しておきましょう。

■カローラスポーツの維持費の例

パワーユニット
グレード
ガソリン Gハイブリッド G
パワートレイン2WD CVT2WD 電気式無段変速機
※CVTの一種
ガソリン代87,431円
(燃費18.3km/L)
54,237円
(燃費29.5km/L)
自動車税39,500円
(1,986cc)
39,500円
(1,797cc)
任意保険約35,000円約35,000円
車検法定費用
(自賠責・
自動車重量税・印紙代)
自賠責保険:12,700円
自動車重量税:24,600円
印紙代:1,600円
自賠責保険:12,700円
自動車重量税:24,600円
印紙代:1,600円
車検点検料金約45,000円約45,000円
メンテンナンス
消耗品費用目安
約10,000円約10,000円
年間維持費合計約255,831円約222,637円
月間維持費合計約21,319円約18,553円

※年間走行距離10,000km、レギュラーガソリン160円/Lで計算
※任意保険は現在11等級、車両保険あり、エコカー減税の考慮なしで計算。任意保険は補償内容によって変動あり
※2019年10月1日以降の購入として計算

カローラスポーツの維持費を大きく左右するポイントはガソリン代です。ハイブリッドのほうが燃費がよいことから、年間で約30,000円の差が出ます。

駐車場代や高速道路代が必要な方の場合、表の金額より維持費は大きくなります。維持費のシミュレーションはご自身のライフスタイルや状況にあわせて行いましょう。

カローラスポーツの魅力

カローラスポーツ

画像引用元:トヨタ カローラ スポーツ | トヨタ自動車WEBサイト

カローラスポーツの魅力は、燃費以外にも多数あります。

「燃費以外のメリットが知りたい」「似た車種とどちらを買うか迷っている」という方は、比較するポイントとして覚えておくとよいでしょう。

シンプルでスポーティーな外観・内装

カローラスポーツはその名の通り、外観と内装ともにスポーティーなデザインです。

外観は、シンプルなデザインと低重心なシルエットによりスタイリッシュな印象です。フロント、リヤともに切れ長なヘッドランプが搭載されており、シャープさが目立ちます。

内装は、黒を基調とした落ち着いたデザインです。より高級感やスポーツカーの雰囲気を求めたい方には、本革シートのオプションもあります。

先進安全装備の搭載

カローラスポーツは、全車に先進安全装備「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が標準装備されています。

歩行者や自転車を検知して衝突を回避する機能や、前を走る車との距離を一定に保つ機能が搭載されており、安全性を求めたい方や高速道路を走る方にとって、運転の役に立ちます。

スタッフ

先進安全装備の有無や内容は、マイナーチェンジの前後やグレードで変わります。欲しい機能がついているかは、販売店スタッフに確認してみてくださいね!

カローラスポーツの競合車種

カローラスポーツの競合車種は、スポーティーなデザインのコンパクトハッチバックです。3種類の競合車種の特徴を見てどのような車が好みか、用途に合うかを比較してみましょう。

スバル:インプレッサスポーツ

カローラスポーツ燃費_インプレッサスポーツ

画像引用元:詳細 : グレード・価格 | インプレッサ スポーツ | SUBARU

▲本格的な走りを楽しみたい方向けのモデルもあるインプレッサスポーツ。安全性能の高さもポイント

スバル インプレッサスポーツは、セダンタイプの「インプレッサ」のハッチバックモデルです。

インプレッサスポーツには、ガソリンと「e-BOXER(イーボクサー)」と呼ばれるハイブリッドの2種類がラインナップしており、燃費性能が異なります。どちらのパワーユニットでも、カローラスポーツのほうが燃費はよいですが、インプレッサスポーツには燃費以外の魅力も多数あります。

インプレッサスポーツは先進安全装備「iSight(アイサイト)」が全車に搭載されており、運転者や同乗者、歩行者、対向車などの安全をサポートすることが可能です。

乗用車として利用するためのノーマルなグレードから、デザイン性を高めた上級グレードの「Advance」や、内観と外装、走行性能を高めた最上級グレード「STI Sport」とラインナップが豊富です。燃費性能や走行性能、デザインなど好みにあわせてグレードを選択できることは、インプレッサスポーツならではの魅力といえます。

燃費
(WLTCモード)
【ハイブリッド】
19.2km/L
【ガソリン】
15.1~17.2km/L
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
排気量1,599cc
1,995cc
サイズ全長4,475mm
全幅1,775mm
全高1,480~1,515mm

マツダ:MAZDA3 ファストバック

カローラスポーツ燃費_MAZDA3ファストバック

画像引用元:MAZDA3|グレード・価格 – ディーゼル/ガソリンラインナップ|マツダ

▲「SKYACTIV(スカイアクティブ)」と呼ばれるパワーユニットを搭載するMAZDA3。パワーユニットの種類ごとに性能に差がある

MAZDA3は、ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドのパワーユニットによりグレードが分かれているのが特徴です。カローラスポーツのほうが燃費はよいですが、パワーユニットの種類が多く、求める性能によって選べることはMAZDA3ならでは。

搭載されているパワーユニットにより燃費性能や走行性能が異なり、ベースグレードや特別仕様車といったグレードによって装備にも差があります。さらに、ガソリンエンジンを搭載するグレードのなかでも、特別仕様車の場合は排気量がアップしているなど種類が豊富です。

MAZDA3は名称が変更される以前「アクセラ」として販売されていたモデルです。

燃費
(WLTCモード)
【ハイブリッド】
16.7~18.5km/L
【ガソリン】
15.8~17.8km/L
【ディーゼル】
20.0~21.5km/L
使用燃料【ハイブリッド】
無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
【ガソリン】
無鉛レギュラーガソリン
【ディーゼル】軽油
排気量【ハイブリッド】
1,997cc
【ガソリン】
1,496cc
【ディーゼル】
1,756cc
サイズ全長4,460mm
全幅1,795mm
全高1,440mm

ホンダ:シビック

カローラスポーツ燃費_シビック

画像引用元:タイプ一覧|タイプ・価格・装備|シビック|Honda公式サイト

▲e:HEVを搭載するシビック。ハイブリッドシステムの性能向上により、爽快でスポーティーな加速が楽しめる

ホンダ シビックは、ガソリンとe:HEV(イーエイチイーブイ)と呼ばれるハイブリッドの2種類がラインナップします。ガソリンは2種類、e:HEV搭載モデルは1種類のみとシンプルなグレード設定です。燃費を重視するのであれば、ハイブリッドモデルがおすすめです。

シビックには、先進安全装備「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が全車に標準装備されており、車に乗る方や歩行者の安全をサポートします。

シビックの車内には多数の収納スペースがあります。ドライブのときに小物を収納したり置いたりできる利便性がメリットです。

燃費
(WLTCモード)
【ハイブリッド】
24.2km/L
【ガソリン】
16.3km/L
使用燃料【ハイブリッド】
無鉛レギュラーガソリン
【ガソリン】
無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
排気量【ハイブリッド】
1,993cc
【ガソリン】
1,496cc
サイズ全長4,550mm
全幅1,800mm
全高1,415mm

カローラスポーツは新車と中古車どちらがいい?

車を購入するとき、新車と中古車どちらにするか迷う方もいるでしょう。そのような方は、装備やオプションへのこだわりや納期で考えてみてください。

自分好みのオプションをつけたいなら新車

新車で購入するメリットは、自分好みのオプションを搭載できることです。

オプションのなかでも「メーカーオプション」は、新車の注文時にしかつけられない装備であるため、中古車を購入した際にはつけられないオプションもあります。

メーカーオプションの例

・純正ナビ
・先進安全装備
・バックモニター
・スマートエントリーシステム
・サンルーフ

社外品であれば搭載できる装備も一部ありますが、納車までに欲しい装備がそろうことは新車ならではです。初めてのオーナーであり、理想の状態で乗り出せる満足感は新車だけのポイントです。

少しでも納期を早めたいなら中古車

2022年現在、新型コロナウイルス感染症の流行や半導体の不足により、新車の納期が数か月、または1年以上納期まで時間がかかる車があります。人気の車種ほど納車まで時間がかかると予想されているため、「少しでも早く乗り替えたい」「車検を前に買い替えたい」など、時期を決めて納車したいときは、中古車がおすすめです。

中古車であれば、中古車販売店などに在庫があれば購入が可能です。契約や整備といった準備もあるため、納車には数週間かかる可能性もありますが、新車と比較すると早く納車できます。

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