ファミリーを中心に支持されている装備であるスライドドア。しかし人気のSUVに目を向けると、スライドドアが採用されているモデルはほとんどありません。
今回はスライドドア付きのSUVが少ない理由、そして代替モデルとして、スライドドア車をSUVのように楽しむ方法を解説します。合わせて新車で買えるものから中古車でしか手に入らないものまで、SUVのような楽しみ方もできるスライドドア車全16モデルを紹介します。
この記事でわかること
- ・スライドドアSUVが少ない理由
- ・「スライドドア」と「SUV」ならどちらを選ぶべきか
- ・スライドドアのメリット
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
スライドドアSUVが少ない理由
SUVが世界的なブームになり、大型車から軽自動車まで、さまざまなタイプが販売されるようになりました。一方、日本ではスライドドアの人気も根強く、販売台数上位にはミニバンやスライドドアを搭載した軽スーパーハイトワゴンが並びます。
それなら両方のいいところを合わせたモデルが多く登場してもおかしくないのですが、スライドドアを採用した本格SUVはほとんどないのが現状です。その理由を考えてみましょう。
開口部が大きくなる分、ボディ剛性が低くなる
スライドドア車は車高が高く、ドアを開けたときに大きな開口部が出現します。その分、構造的にボディ剛性が低くなるというデメリットがあります。
走行中は加速や減速、コーナリングによりボディにはさまざまな方向から大きな力がかかり、わずかながら変形します。剛性が高いほど変形に強くなりますが、スライドドアやバックドアなど大きな開口部があると、どうしても力がかかったときに受け止めきれなくなってしまいます。
SUVは悪路を走ることも想定される車。悪路では舗装路よりも大きな力がボディにかかります。そのためSUVは高いボディ剛性が必要になり、スライドドアを採用しづらいという事情があります。
車両重量が重くなる
スライドドアは開口部が広いからこそ乗り降りが楽になります。そのぶんドア自体が大きいため、必然的に一般的なヒンジ式のドアより重くなります。また、ドアレールというヒンジ式ドアにはない部品が必要になるほか、電動スライドドアならモーターや挟み込み防止のセンサー類も必要になります。部品が増えればそのぶんドアが重くなります。
車両重量が重くなれば、悪路の上り坂などで不利になります。スポーツ走行も想定されるSUVでは、スライドドアだと不利になってしまうのです。
車両本体価格が高くなる
ドアが大きく、ヒンジ式ドアにない部品を多く使うスライドドアは、そのぶん製造コストが高くなります。コスト増は車両本体価格に影響を及ぼします。剛性が低くなり、重量増で運動性能に影響を及すうえ、車両本体価格まで高くなったら商品力が落ちてしまいます。そのため、SUVでは積極的にスライドドアを採用していないのです。
乗降性が高めづらい
開口部が広いスライドドアのメリットは乗降性の高さ。しかし悪路走行を想定した設計になっているSUVは最低地上高が高く、スライドドアにしても乗降性が高いというメリットを活かしづらいのが現状。
車種によってはラダーフレームというはしご型の車台の上にボディを載せる構造を採用しています。これだとスライドドア開口部はフレームの上側になるため、かなり高い位置になっていまいます。このような車はせっかくスライドドアを採用しても乗り降りがしづらいので、スライドドアではなくヒンジ式ドアを採用しているのです。
「スライドドア」と「SUV」、どちらの選択を優先するべきか
スライドドアSUVが欲しいけれど、残念ながら選択肢は非常に少ない……。だとしたら、どちらかを優先して車を探さなければなりません。ではどちらを優先したほうが満足できるのでしょうか。

私は、スライドドアを優先するべきだと考えます。いろいろなSUVがあるなかで「スライドドアタイプがないか」と考えているということは、みなさんのなかに「スライドドアが必要な理由」があるはずだから。そこを妥協してしまうと、購入後に不便さを感じて「やっぱりスライドドアの車を選んでおけばよかった」と後悔する可能性が捨てきれません。
タフでカッコいいSUVは多くの人にとって憧れの存在。でも車は高い買い物。カッコいい車に乗ることを優先しすぎて自分にとって必要な機能を諦めるのはおすすめしません。必要な機能が備わる車を選びつつ、満足感を高める方法を考えていきましょう。
スライドドアのメリット
ここでは人気装備であるスライドドアにはどのようなメリットがあるのか、あらためて見ていきましょう。これらのメリットを捨ててしまうと自分の生活がどうなるかをよく考えて選ぶ車を検討してみてください。
子どもから年配者まで乗降性に優れる
スライドドアは開口部が広く、フロアも低く設計されているものが多いのが特徴。乗り降りが楽にできるように手すりが備わっている車もあります。ヒンジ式のドアだと片足を車内に入れた後におしりをシートに落とすような形で座りますが、スライドドアなら普通に歩く姿勢で乗り降りできます。
そのため、身長が低い子どもや足腰が弱い高齢の方でも楽に乗り降りできるというメリットがあります。
室内高が高いモデルが多い
スライドドアを採用しているミニバンやコンパクトカーは車高を高くすることで室内高も高くしているモデルが多くなります。室内高が高いと圧迫感が少なく開放的な気分で運転できるほか、後席も頭上の空間が広いので快適。
小さな子どもがいるファミリーだと出先で子どもを着替えさせたり、赤ちゃんのおむつを交換したりすることもありますよね。そんなときも子どもが車内で立って着替えられたり、後席でおむつを楽に交換したりすることができます。
大きな荷物も積みやすい
1〜2名で乗車する際、実は多くの人が荷室ではなく後席スペースに荷物を載せています。

荷室に荷物を載せるためには車の後ろまで回って荷物を載せなければなりませんが、後席スペースなら荷物を載せてすぐに前席のドアを開けて車に乗り込めるので便利なんですよね。
スライドドアはドアを開けたまま保持しやすいので、荷物を積むのがとても楽。しかも室内高が高いから、高さのある荷物も積みやすいのが特徴です。
もちろん荷室スペースも広く、リアシートを格納すれば大型の荷物やレジャーで使うたくさんの荷物も楽に積めます。小さな子どもがいる人だと子ども用の自転車を積まなければならないこともあるはずですが、スライドドア車はフロアが低いので、重い荷物もSUVより楽に積むことができます。
スライドドア車をSUV風に楽しむコツ
「スライドドア」と「SUV」、どちらかを優先するならスライドドアを優先するのがおすすめとお伝えしましたが、SUVに乗ることだって諦めきれないという人も多いはず。そんな人のために、どうすればスライドドア車でSUV気分を味わえるかを考えてみました。
4WDをチョイス
まず、雪国に住んでいたり、ウインターレジャーを楽しんだりする人で4WD車が欲しいという「実用面」からSUVに乗りたいと考えているケース。これならスライドドア車でも4WDを選ぶことで解決できます。
よほどの豪雪エリアや圧雪されていない状態でない限り、クロカンSUVに搭載されるタフな4WDシステムじゃなくても問題なく走れます。実際、都市部を走ることを想定しているクロスオーバータイプのSUVでは、スライドドア車と同じ4WDシステムが搭載されていることも珍しくありません。
ひとつ気になるのは、最低地上高が高いSUVなら問題なく走れる轍(わだち)のある道でも普通の車だとアンダーボディなどを擦ってしまう可能性があること。でも雪国でもSUV以外の車はたくさん走っているので、危ないかなと思ったら轍を避けたり、前の車が通った後を走るようにするなどして、対応していきましょう。
ブロックパターンのタイヤでカスタム
SUVならではのタフなイメージが好きな場合、スライドドア車をSUVっぽくカスタムして楽しむ方法があります。
最も簡単なカスタムは、タイヤをオフロード走行に適したブロックパターンのものに交換すること。最近ではミニバンやワンボックス車でもブロックパターンのタイヤを履いてオフロードテイストを演出している人をよく見かけます。
ブロックパターンのタイヤは各社から発売されていますが、いくつか種類があります。
■ マッドテレーンタイヤ(M/T)
岩場やぬかるみなど、本格的なオフロード走行を想定して開発されたタイヤ
■ ラギットテレーンタイヤ(R/T)
マッドテレーンタイヤとオールテレーンタイヤの中間的な性能のタイヤ
■ オールテレーンタイヤ(A/T)
オフロードとオンロード、どちらも安心して走れるように開発されたタイヤ
■ ハイウェイテレーンタイヤ(H/T)
見た目はブロックパターンですが、舗装路や高速道路などの走行をベースに開発されたタイヤ
ブロックパターンのタイヤは見た目がカッコよくタフな雰囲気を簡単に演出できますが、ノーマルのタイヤに比べると乗り心地が悪くなり、静粛性能や燃費性能、ウェット性能もノーマルタイヤより劣ります。それを理解したうえで選ぶようにしましょう。
また、オフロードタイヤはタイヤの側面(サイドウォール)が黒いタイプと、ブランド名などが白い文字で書かれたホワイトレタータイプがあります。現在はホワイトレタータイヤが人気ですが、黒で渋くまとめたいという人も多くいます。
そしてタイヤとともにこだわりたいのがホイール。車は足元を変えるだけで全体の雰囲気が大きく変化するので、好みのデザインを探してみてください。
ボディカラーで遊ぶ
ここ10年近く、ベージュ系やカーキ系などアースカラーの車が流行しています。元々は一部の中古車販売店が2000年前後に生産された「チョイフル中古車」をオールペン(全塗装)したうえでバンパーをブラック塗装して、ブロックパターンのタイヤを履きアウトドアテイストを高めて販売していました。
最初はSUVを中心にこのカスタムが流行し、その後、ミニバンやワゴンのカスタム車も人気が高まりました。
中古車市場での盛り上がりを見て、自動車メーカーは新車の純正カラーとしてアースカラーを設定するようになります。
このような車を選べば、スライドドアでもSUV気分を味わうことができるはずです。
社外品のリフトアップキットでカスタム
SUVは最低地上高の高さが特徴。オーナーによってはノーマルの状態よりさらに最低地上高をアップして、迫力を出すためにカスタムを施す人もいます。車高を高めるカスタムは「リフトアップ」と呼ばれています(反対に車高を低くするカスタムを「ローダウン」と呼びます)。
リフトアップはSUVだけでなく、軽1BOXやミニバンで楽しんでいる人もいます。ボディカラーやタイヤのカスタムと組み合わせることで、SUVのようなタフなイメージに仕上げることができますよ。

ただ、リフトアップはメーカーの純正品ではなく社外品を用いてカスタムします。メーカーは開発時にノーマル状態でのテストを行っているため、リフトアップすることで乗り心地や走行性能が変わってくることもあります。また、安全性能がきちんと発揮できなくなったり、車にトラブルがあった際にメーカー保証を受けられなくなる可能性があることも覚えておきましょう。
また、リフトアップは車検にも注意。車検証の数値から±4cm以内ならそのまま車検を通すことができますが、これを超えると構造変更申請しないと車検を通すことができない可能性があります。
カスタムする場合は口コミなどで信頼できるショップを探し、施す前に車検対応するかどうかをショップに確認するようにしてください。
【スライドドアSUV】おすすめ3モデル
まずは今回の企画の大本命であるスライドドアSUVを紹介。3モデルともボディタイプ的にはミニバンに分類されますが、SUVらしいルックスが与えられたモデルです。デリカシリーズはクロスオーバーSUVを凌駕する走行性能が与えられているのも特徴です。
三菱 デリカD:5(初代/2007年1月〜)
ボディサイズ | 全長4,800mm 全幅1,795mm 全高1,875mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 7名、8名 |
排気量 | 2,267cc |
初代デリカD:5のWLTCモード燃費 | 13.6km/L |
初代デリカD:5の新車価格帯 | 4,156,900~4,733,300円 |
初代デリカD:5の中古車相場価格 | 総額30万〜730万円 |
デリカは1968年に小型トラックとして登場し、1969年に1BOXのデリカコーチがデビュー。2代目デリカの乗用1BOXはデリカスターワゴンという名称が与えられ、クロスカントリー1BOXという唯一無二のカテゴリーを築き上げました。
デリカD:5は2007年1月に登場。デビューから18年経った現在でも根強い人気を誇るロングセラーモデルになっています。2019年2月に外観デザインを大きく変更するビッグマイナーチェンジが行われました。
開口部が大きなスライドドアを採用しながらも屈強な4WD性能を実現しているのは独自のボディ構造にあります。A、B、Cピラーとテールゲート開口部部分にあばら骨のようなフレームを通すことで剛性を高める「リブボーンフレーム」(環状骨格構造)を採用。これによりボディが激しく揺さぶられる悪路でもボディの歪みを最小限に抑えるとともにサスペンションがしっかり動いて路面を捉え、高い悪路走破性を実現しています。
4WDはすべてのタイヤのグリップ力を最大限確保する三菱独自のAWCを搭載。凸凹道、ダート、雪道など、あらゆる路面状況で安定感のある走りを堪能できます。そして「2WD」「4WDオート」「4WDロック」という3つのドライブモードから走行シーンに応じて選択できます。
悪路走行のために最低地上高は185mmと高めに設定されています。そうなるとスライドドアからの乗降がしづらくなってしまいますが、上級グレードにはスライドドアに連動した電動サイドステップにより乗り降りしやすくしています。
三菱 デリカ D:5
車両本体価格159.9万円
支払総額164.9万円
諸費用5.0万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格74.8万円
支払総額100.7万円
諸費用25.9万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格68.8万円
支払総額85.3万円
諸費用16.5万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格270.8万円
支払総額289.5万円
諸費用18.7万円
三菱 デリカスペースギア(初代/1994年5月~2007年1月)
ボディサイズ | 全長4,685mm 全幅1,695mm 全高1,965〜2,060mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 7名、8名 |
排気量 | 2,972cc |
初代デリカスペースギアのWLTCモード燃費 | ―― |
初代デリカスペースギアの新車時価格帯 | 2,677,500〜3,297,000円 |
初代デリカスペースギアの中古車相場価格 | 総額60万〜240万円 |
デリカスペースギアはデリカD:5の先代にあたり、近年ネオクラシックな1BOXとして注目されているモデルです。全高がかなり高いのでデリカD:5より大きく見えますが、全幅が1,700mm以内に収まる5ナンバーサイズなのが特徴です。
スペースギアのさらに先代モデルであるデリカスターワゴンはフロントシート下にエンジンが収まるキャブオーバータイプでしたが、スペースギアはフロントノーズ内にエンジンを配置し降臨を駆動させるFR方式、およびFRベースの4WDになりました。
4WDは走行シーンに応じて副変速機で2H(FR)、4H(4WD)、4HLe、4Lleから選ぶことができるスーパーセレクト4WDを搭載しています。
乗車ポジションはかなり高く、運転中の見晴らしのよさが特徴。シフトはステアリング横から伸びるコラム式になります。シートアレンジは豊富で、8人乗りは2列目を横に向けてL字型のシート配列にしたり、2列目を後ろに向けて3列目と対面するアレンジを用意。7人乗りにも2列目〜3列目の対面機構が備わります。そして1列目〜3列目をフルフラットにすることもできるので、気軽に車中泊を楽しめます。
ホンダ フリード(3代目/2024年6月〜)
ボディサイズ | 全長4,330mm 全幅1,695〜1,720mm 全高1,755〜1,780mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名、6名、7名 |
排気量 | 1,496cc |
3代目フリードのWLTCモード燃費 | 14.4〜25.6km/L |
3代目フリードの新車価格帯 | 2,623,500円〜3,602,500円 |
3代目フリードの中古車相場価格 | 総額240万〜410万円 |
コンパクトミニバンのフリードには、先代モデルのマイナーチェンジでクロスオーバースタイルを盛り込んだ「クロスター」がラインナップに追加されました。ただ、先代クロスターは開発後に追加されたモデルだったこともあり標準仕様と大きな違いがなかったのが現状。
しかし2024年にフルモデルチェンジされた3代目のクロスターは企画段階からラインナップを想定してデザインされているため、SUVテイストを前面に出した頼もしいデザインになり、標準仕様のエアーとしっかり差別化されているのが特徴です。
バンパーやフェンダーアーチをブラックでまとめ、専用のフロントグリルで力強さを演出。そしてルーフレールを備えてルーフキャリアやルーフボックスを設置しやすくするとともに、アウトドア感あふれるデザインにまとめられています。
インテリアの注目ポイントは荷室。ラゲッジサイドに備えられたマグネット対応のステンレス製ボード「ユーティリティサイドパネル」にはアウトドアで使う道具をぶら下げることができるので、なくしやすい小物の整理に便利。テールゲートも濡れたものなどをぶら下げることができるようになっています。
2列シート仕様は3列シート仕様より荷室の床が145mmも低く設計されています。

遊び車としてフリードを手に入れるなら、3列シート仕様より2列シート仕様がおすすめ。さらに「スロープ」を選ぶと、キャンプ道具などを載せたキャリーカートをそのまま転がして積むことができます。
ホンダ フリード
車両本体価格194.0万円
支払総額208.0万円
諸費用14.0万円
ホンダ フリード
車両本体価格169.7万円
支払総額179.1万円
諸費用9.4万円
ホンダ フリード
車両本体価格18.8万円
支払総額30.0万円
諸費用11.2万円
ホンダ フリード
車両本体価格36.5万円
支払総額48.5万円
諸費用12.0万円
【スライドドア軽SUV】おすすめ4モデル
軽自動車選びの定番となっているスライドドアを採用したスーパーハイトワゴンには、SUVテイストを盛り込んだクロスオーバーモデルを設定するのが定番となっています。街乗りが中心で、たまに自然の中に遊びに出かけるという人におすすめのモデルです。
スズキ スペーシア(3代目/2023年11月〜)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,785〜1,800mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 657cc |
3代目スペーシアのWLTCモード燃費 | 19.8〜25.1km/L |
3代目スペーシアの新車価格帯 | 1,530,100〜2,193,400円 |
3代目スペーシアの中古車相場価格 | 総額120万〜310万円 |
スペーシアは先代モデルでクロスオーバーテイストを盛り込んだ「スペーシアギア」を投入。これがヒットモデルになり、他社も軽スーパーハイトワゴンにクロスオーバーモデルを設定するようになりました。2023年に登場した現行型でも、約1年遅れとなる2024年9月にスペーシアギアが発売になりました。
ジムニーやクロスビーなど、スズキのSUVの特徴である丸型ヘッドライトやメッキブロックのフロントグリルでSUVらしさを強調。複数の多角形ブロックで構成されたサイドアンダーガーニッシュや前後のスキッドプレートもSUVらしい頑丈なイメージを演出しています。
インテリアには運転席背もたれの後ろ側にメッシュタイプのポケットを設定。サコッシュのようなデザインになっているので、日常使いでもアウトドア感を味わうことができます。このポケットについているオレンジ色のタグも可愛いですよ。
スズキ スペーシア
車両本体価格150.0万円
支払総額159.9万円
諸費用9.9万円
スズキ スペーシア
車両本体価格89.8万円
支払総額107.5万円
諸費用17.7万円
スズキ スペーシア
車両本体価格123.0万円
支払総額131.4万円
諸費用8.4万円
スズキ スペーシア
車両本体価格128.3万円
支払総額138.5万円
諸費用10.2万円
三菱 デリカミニ(初代/2023年5月〜)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,800〜1,830mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 659cc |
初代デリカミニのWLTCモード燃費 | 17.5〜20.9km/L |
初代デリカミニの新車価格帯 | 1,837,000〜2,271,500円 |
初代デリカミニの中古車相場価格 | 総額160万〜370万円 |
現在、三菱は日産と共同出資したNMKVという会社で軽自動車の企画を立てています。日産は高級路線の軽スーパーハイトワゴンであるルークスを販売。そして三菱はベーシックなeKスペースとSUVテイストのデリカミニを販売。このデリカミニが大ヒットしました。
支持される最大の要素はデザイン。タフだけれどどこか可愛いデザインが多くの人から受け入れられているのだと思います。オーナーになったら、長く愛着を持って乗ることができるはずですよ。
三菱の老舗ブランドであるデリカの名を冠したモデルだけあり、性能にも妥協がありません。4WD車には専用開発したショックアブソーバーと大径タイヤを装着して、未舗装路での走破性が高められました。わずかですが最低地上高も高くなっているので、轍や道に落ちた石などを乗り越えるのも安心。滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールなども備わります。
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格189.0万円
支払総額195.8万円
諸費用6.8万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格227.0万円
支払総額230.0万円
諸費用3.0万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格197.3万円
支払総額209.7万円
諸費用12.4万円
ホンダ N-BOX(3代目/2023年10月〜)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,790mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 659cc |
3代目N-BOXのWLTCモード燃費 | 20.2〜21.6km/L |
3代目N-BOXの新車価格帯 | 1,739,100~2,475,000円 |
3代目N-BOXの中古車相場価格 | 総額120万〜300万円 |
日本でもっとも売れている車、N-BOX。2023年10月に登場した現行型は、2024年9月に「アウトドアを手軽に楽しみたい」「自分だけのくつろぎの空間が欲しい」というユーザーに向けたN-BOXジョイがラインナップに加わりました。
他の軽スーパーハイトワゴンのクロスオーバーグレードはSUVテイストを強く打ち出していますが、N-BOXジョイはそれらに比べるとマイルドで、どちらかというとクラシカルな雰囲気にまとめられています。
インテリアはチェック柄のシートが印象的。このチェック柄は荷室面にも施されていて、後席を格納すると旅先などでリラックスした時間を過ごせるテラスのようなスペースが現れます。そしてシートは撥水仕様になっているので、汚れてもさっと拭き取ることができます。
ホンダ N BOX
車両本体価格79.0万円
支払総額90.9万円
諸費用11.9万円
ホンダ N BOX
車両本体価格59.9万円
支払総額65.0万円
諸費用5.1万円
ホンダ N BOX
車両本体価格47.7万円
支払総額52.6万円
諸費用4.9万円
ホンダ N BOX
車両本体価格158.3万円
支払総額168.3万円
諸費用10.0万円
ダイハツ タント(4代目/2019年7月〜)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,785〜1,805mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 658cc |
4代目タントのWLTCモード燃費 | 18.2〜22.7km/L |
4代目タントの新車価格帯 | 1,452,000~2,084,500円 |
4代目タントの中古車相場価格 | 総額50万〜260万円 |
2019年7月に登場した4代目タントは、ダイハツの新しい車づくりの指針である「DNGA」に基づいて開発されたプラットフォームを新採用。数々の先進安全装備と搭載するとともに、タントのお家芸である助手席側スライドドアと助手席ドアの間の柱をなくしたミラクルオープンドアがより便利で使いやすいものになりました。
2022年10月に追加されたクロスオーバーモデルの「タントファンクロス」もタントらしい便利な機能を継承。ミラクルオープンドアを開ければ外でベンチのようにくつろぐことができて、大きな荷物も助手席側から楽に積むことができます。
他社のクロスオーバー軽スーパーハイトワゴンはヘッドライトが丸をモチーフにしたものになりますが、タントファンクロスはLEDを組み合わせた角目のスタイルになります。インテリアにはアウトドアテイストを感じさせるオレンジの差し色を配置。後席の背もたれ裏側は防水加工が施され、シートを倒した時も汚れたものをガンガン積むことができます。
ダイハツ タント
車両本体価格54.8万円
支払総額64.6万円
諸費用9.8万円
ダイハツ タント
車両本体価格131.0万円
支払総額138.0万円
諸費用7.0万円
ダイハツ タント
車両本体価格120.1万円
支払総額129.8万円
諸費用9.7万円
ダイハツ タント
車両本体価格115.7万円
支払総額124.3万円
諸費用8.6万円
【スライドドア搭載MPV】おすすめ4モデル
全高を高くしスライドドアを搭載したMPVは、広さを活かしてたくさんの荷物を積むことができます。SUVではありませんが、SUVテイストを盛り込んだカスタムを楽しむのも面白いですよ。
スズキ ソリオ(4代目/2020年12月〜)
ボディサイズ | 全長3,810mm 全幅1,645mm 全高1,745mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,197cc |
4代目ソリオのWLTCモード燃費 | 20.7〜22.0km/L |
4代目ソリオの新車価格帯 | 1,926,100~2,648,800円 |
4代目ソリオの中古車相場価格 | 総額100万〜300万円 |
軽スーパーハイトワゴンのコンセプトをコンパクトカーに盛り込んだモデル。全幅が1,645mmと一般的なコンパクトカーより狭めに設定されているため、駐車場が狭い、家の前の道が狭いという人にもおすすめです。
スライドドアは開口部が広く、フロアも低めに設計されているため、小さな子どもや年配の方も乗り降りが楽。キャラバンアイボリーやオレンジなど、アウトドアのイメージがあるボディカラーも用意されています。
パワーユニットはガソリンエンジン、マイルドハイブリッドに加え、2022年12月にはパラレル式のフルハイブリッドを搭載したソリオ ハイブリッドSZとソリオバンディット ハイブリッドSVが追加されました。ただ、2025年1月の改良でこのグレードは廃止されたので、フルハイブリッド車が欲しい人は中古車で探してみましょう。
スズキ ソリオ
車両本体価格215.9万円
支払総額224.8万円
諸費用8.9万円
スズキ ソリオ
車両本体価格96.2万円
支払総額109.7万円
諸費用13.5万円
スズキ ソリオ
車両本体価格94.0万円
支払総額102.0万円
諸費用8.0万円
スズキ ソリオ
車両本体価格97.8万円
支払総額113.4万円
諸費用15.6万円
ホンダ フリードスパイク(初代/2010年7月~2016年9月)
ボディサイズ | 全長4,210mm 全幅1,695mm 全高1,715〜1,745mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,496cc |
初代フリードスパイクのJC08モード燃費 | 13.2〜21.6km/L |
初代フリードスパイクの新車時価格帯 | 1,980,000~2,360,000円 |
初代フリードスパイクの中古車相場価格 | 総額30万〜180万円 |
現行型フリードは2列シート車も3列シート車もすべて「フリード」として販売されています。一方で先代モデルの2代目フリードでは2列シート車が「フリード+」、初代フリードでは「フリードスパイク」として販売されていました。
初代はフリードとフリードスパイクでは機能面でも差別化が図られていたのが特徴。わかりやすいのがスライドドア後ろのガラス面。フリードスパイクではここがガラスではなくボディ同色のパネルになります。この部分は荷室側に壁面収納が設置されていて、アウトドアで遊ぶ際の小物などを整理しておくことができます。
フリードスパイクはホイールベースが長く、コンパクトながら後席を倒すと大人が車中泊できるだけのスペースが出現します(最大荷室長2,015mm)。MPVをSUVのようにガンガン使い倒したい人におすすめのモデルです。
ホンダ フリードスパイク
車両本体価格100.5万円
支払総額115.8万円
諸費用15.3万円
ホンダ フリードスパイク
車両本体価格38.3万円
支払総額50.8万円
諸費用12.5万円
ホンダ フリードスパイク
車両本体価格50.8万円
支払総額62.7万円
諸費用11.9万円
ルノー カングー(2代目/2009年9月~2022年5月)
ボディサイズ | 全長4,280mm 全幅1,830mm 全高1,810mm |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,197cc |
2代目カングーのJC08モード燃費 | ―― |
2代目カングーの新車時価格帯 | 2,546,000〜2,708,000円 |
2代目カングーの中古車相場価格 | 総額40万〜380万円 |
スライドドア車の定番といえば日本の多くのメーカーが販売しているミニバンですが、それらよりもっとオシャレでポップな雰囲気を楽しみたいという人たちから支持されたのがフランスのメーカーであるルノーが製造するカングーです。
ポップなカラーリングとデザイン。ヨーロッパでは商用車として使われているものを乗用車にしているので、人はもちろん、荷物をたくさん積むことができるのも魅力。バックドアが上に開くのではなく両側観音開きになっているのもオシャレな部分です。
現行型は2023年に登場した3代目ですが、デザインがかなりモダンになったことと、助手席背もたれが倒れない構造になってしまったため、カングーらしさを楽しみたい人には2代目がおすすめ。2代目は当初1.6Lエンジンを搭載していましたが、途中で1.2Lターボが追加されました。
シトロエン ベルランゴ(初代/2019年10月~)
ボディサイズ | 全長4,405〜4,770mm 全幅1,850mm 全高1,830〜1,850mm |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名、7名 |
排気量 | 1,498cc |
初代ベルランゴのWLTCモード燃費 | 18.1km/L |
初代ベルランゴの新車価格帯 | 4,190,000〜4,372,500円 |
初代ベルランゴの中古車相場価格 | 総額190万〜440万円 |
フレンチMPVは長くカングーの独壇場でしたが、2019年にシトロエンとプジョーが新たなモデルを日本に投入したことで、選択肢が増えました。ベルランゴは2024年10月のマイナーチェンジでデザインが大きく変えられています。前期型と後期型、どちらが好みかを確認して選ぶようにしてください(写真上は後期型)。
ボディは5人乗りの標準仕様と7人乗りのロングが用意されます。ロングは3列目席を取り外し、2列目席を折りたたむと最大2,693Lのスペースが出現し、助手席も前に倒せば約3,060mmの長さの荷物を積むことができます。もちろん標準仕様も最大ラゲッジ容量2,126L、最大積載長約2,700mmと充分な広さ。
搭載エンジンは1.5Lディーゼルターボ。これが1.5Lとは思えないほどトルクに余裕があり、荷物を満載にしてもパワフルに走ることができる優れもの。スライドドアに電動開閉機構がない、4WDの設定がないなど日本のミニバンとは異なる部分もありますが、ミニバンともSUVとも異なる雰囲気でカーライフを楽しみたい人におすすめです。
【軽1BOX】おすすめ3モデル
軽1BOXの魅力は小さなサイズなのに荷物をたくさん積載できること。そのため、キャンピングカーのベース車両としても人気です。最近では軽1BOXをリフトアップしてブロックタイヤを履かせ、SUVのような雰囲気を楽しむのが流行しています。軽SUVのフロントフェイスにするカスタムパーツが出ている車種もあります。
ダイハツ アトレー(5代目/2021年12月~)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,890mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 658cc |
5代目アトレーのWLTCモード燃費 | 14.7km/L |
5代目アトレーの新車価格帯 | 1,639,000〜2,156,000円 |
5代目アトレーの中古車相場価格 | 総額110万〜410万円 |
先代アトレーは乗用モデルのアトレーワゴンを発売し、商用の軽1BOXはハイゼットカーゴを用意していました。現行型アトレーは4ナンバーの商用モデルとして発売。一方、ハイゼットカーゴも用意されています。アトレーが商用モデルなのは、軽自動車の限られたスペースで荷物を最大限積めるようにするための措置です。
商用モデルでは初となる両側パワースライドドアやキーフリーシステム、スライドドアのウェルカムオープン機能を採用し、快適性が高められているのが特徴。4WD車は後席スペースからもヒーターの温風が出てくるようになっています。ただ、リアシートは座面が薄いので、基本は2人乗りとして使うのがおすすめです。
アトレーには1BOXタイプのほか、荷室部分がオープンスペースになるピックアップトラック風のデッキバンもラインナップ。デッキバンは汚れた荷物を外に積めるので、車内に臭いが広がらないというメリットがあります。
スズキ エブリイワゴン(3代目/2015年2月~)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,815〜1,910mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 658cc |
3代目エブリイワゴンのWLTCモード燃費 | 15.1km/L |
3代目エブリイワゴンの新車価格帯 | 1,838,100〜2,083,400円 |
3代目エブリイワゴンの中古車相場価格 | 総額60万〜400万円 |
スズキは商用軽1BOXのエブリイと、乗用軽1BOXのエブリイワゴンをラインナップ。エブリイワゴンは家族でたくさんの荷物を積んで、快適にドライブしたい人におすすめです。
ボディは標準ルーフとハイルーフの2種類。ハイルーフは室内高が1,420mmもあり、子どもが車内で立って着替えることもできます。後席は180mmの前後スライド機構が備わるので、足元空間を広くして快適に移動したり、荷室スペースを広げてたくさんの荷物を積んで出かけることができます。
エブリイワゴンとエブリイは社外パーツが豊富なので、好みのスタイルに仕上げてSUVテイストを楽しみたい人にピッタリの軽1BOXです。
スズキ エブリイワゴン
車両本体価格149.7万円
支払総額153.9万円
諸費用4.2万円
スズキ エブリイワゴン
車両本体価格130.5万円
支払総額139.6万円
諸費用9.1万円
スズキ エブリイワゴン
車両本体価格88.3万円
支払総額98.5万円
諸費用10.2万円
スズキ エブリイワゴン
車両本体価格66.8万円
支払総額75.3万円
諸費用8.5万円
スズキ スペーシアベース(初代/2022年8月~)
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,785〜1,800mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 658cc |
初代スペーシアベースのWLTCモード燃費 | 19.9〜21.2km/L |
初代スペーシアベースの新車価格帯 | 1,471,800〜1,744,600円 |
初代スペーシアベースの中古車相場価格 | 総額100万〜200万円 |
スペーシアベースは先代スペーシアをベースに開発された商用モデル。あえて商用仕様にしているのは、車内空間を最大限広くして遊びのためのトランスポーターとして活用するためです。車名の「ベース」は秘密基地を意味しています。
その言葉通り、車内はオーナーが使いやすいようフレキシブルに作り上げることができるようになっています。それを可能にしたのが全グレード標準装備のマルチボード。ボードを上段に設置すればデスクのようになり、中段荷設置すると荷室を2段に分けて使うことができます。そして下段に設置すると荷室がフラットになり快適な車中泊を楽しむことができます。
商用モデルですが前席は乗用モデルと同等のものが設置されているので、ロングドライブを楽しみたい人にもおすすめです。
スズキ スペーシア ベース
車両本体価格163.0万円
支払総額171.0万円
諸費用8.0万円
スズキ スペーシア ベース
車両本体価格131.0万円
支払総額140.8万円
諸費用9.8万円
スズキ スペーシア ベース
車両本体価格125.2万円
支払総額134.8万円
諸費用9.6万円
スズキ スペーシア ベース
車両本体価格163.0万円
支払総額171.0万円
諸費用8.0万円
【3列シートSUV】おすすめ2モデル
「SUV」と「スライドドア」のどちらを優先するかを考える際、今回はスライドドアを優先しておすすめモデルを紹介してきました。でも「SUV」を優先したい人もいるはずです。そんな人のために3列シートでミニバンのように使えるSUVを紹介します。
マツダ CX-8(初代/2017年9月~2024年3月)
ボディサイズ | 全長4,925mm 全幅1,845mm 全高1,730mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 6名、7名 |
排気量 | 2,188cc、2,488cc |
初代CX-8のWLTCモード燃費 | 11.6〜15.8km/L |
初代CX-8の新車時価格帯 | 2,994,200〜5,058,900円 |
初代CX-8の中古車相場価格 | 総額140万〜480万円 |
マツダはミニバンからSUVに資本を集中する経営戦略を打ち出し、2017年にプレマシーやビアンテが生産終了になってから、ラインナップにミニバンを持っていません。その代わりに3列シート車が欲しい人に向けたSUVとして、CX-8を発売しました。
3列シート仕様のSUVはほかにもありますが、正直どれも3列目席は非常用として設置しているのが現状。しかしCX-8は3列目に身長170cmの人が無理なく座れるだけのスペースを確保しています。
2列目席は3人がけのベンチシートも用意されていますが、メインは2人分のキャプテンシートを設置したモデル。センターウォークスルーが可能な仕様を選べば3列目への乗り降りが楽にできます。
マツダ CX-8
車両本体価格238.8万円
支払総額252.6万円
諸費用13.8万円
マツダ CX-8
車両本体価格275.5万円
支払総額288.8万円
諸費用13.3万円
マツダ CX-8
車両本体価格254.8万円
支払総額268.4万円
諸費用13.6万円
マツダ CX-8
車両本体価格210.3万円
支払総額223.1万円
諸費用12.8万円
スバル エクシーガクロスオーバー7(初代/2015年4月~2018年3月)
ボディサイズ | 全長4,780mm 全幅1,800mm 全高1,670mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 7名 |
排気量 | 2,498cc |
初代エクシーガクロスオーバー7の JC08モード燃費 |
13.2km/L |
初代エクシーガクロスオーバー7の 新車時価格帯 |
2,754,000〜2,764,800円 |
初代エクシーガクロスオーバー7の 中古車相場価格 |
総額60万〜200万円 |
マツダ同様にスバルも現在のラインナップにミニバンはありませんが、かつては3列シート車を販売していました。そのひとつがエクシーガというモデルです。ただ、エクシーガはスライドドアではなくヒンジ式ドアを採用。全高もほかのミニバンに比べると低めで、ワゴンのような感覚で乗れるモデルでした。そんなエクシーガをSUVテイストに仕上げたのがエクシーガクロスオーバー7です。
都市型SUVとして開発されたクロスオーバー7は、タン内装をメインにした、上質な室内空間が特徴。ステッチが入ったシートも高級感があります。
パワーユニットは2.5L水平対向エンジンとシンメトリカルAWDというスバルらしいシステムになります。走りを楽しみつつ、ミニバンらしい利便性も求めている人におすすめです。
よくある質問
悪路走破性を備えた本格的なSUVという視点で見ると、新車で販売されているモデルだと三菱 デリカD:5だけになります。SUVテイストを盛り込んだモデルまで含むと、ホンダ フリードのクロスターや、軽スーパーハイトワゴンのクロスオーバーグレードなどもあります。
スライドドアタイプのSUVが欲しいと考えている人は、生活の中でスライドドアを必要としているからではないでしょうか。そう考えると、まずはスライドドアを優先して車探しをするべきだと考えます。
詳しくは「「スライドドア」と「SUV」、どちらの選択を優先するべきか」をご覧ください。
SUVが大ブームになっているなかで、スライドドア車をSUV風に楽しむカスタムが流行しています。手軽なところではタイヤをオフロード走行にも使えるブロックパターンのものにすること。ホイールもアウトドアテイストのものに換えるとよりSUVっぽくなります。また、SUVのように車高を高くするリフトアップも流行しています。
詳しくは「スライドドア車をSUV風に楽しむコツ」をご覧ください。
スライドドアが欲しい人は、電動開閉できるパワースライドドアが欲しいはず。しかしこの装備はすべての車、すべてのグレードに備わっているわけではありません。パワースライドドアが絶対条件なら、新車時は装備されるグレードを選ぶこと。中古車を探す際も目当ての車にパワースライドドアが備わっているかをきちんと確認しましょう。パワースライドドアは両側に備わるものと、助手席側のみ備わるものがあります。
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