更新日2024.09.05

スライドドア搭載車おすすめ17選!専門家がミニバン、軽自動車、輸入車などボディタイプ別に厳選

ボディタイプ別・スライドドア搭載車おすすめ17選

運転席のドアのように蝶板で開くタイプ(ヒンジ式ドア)に対し、レールに沿って開くスライドドア。

子育て中のファミリーや年配の家族がいる人はもちろん、アウトドアで遊ぶのを趣味にしている人も便利に使えるため、さまざまなタイプの車で採用されています。

 スライドドアのメリットや、おすすめのスライドドア搭載車を紹介します!

この記事でわかること

  • ・スライドドアのメリット・デメリット
  • ・おすすめのスライドドア搭載車
  • ・スライドドア搭載車を選ぶ際のチェックポイント

監修・執筆

エディター ライター

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次

スライドドアとはどんなドア?

家の玄関を想像してみてください。ほとんどの玄関はドアを外側に開けるタイプですが、なかには横に引く「引き戸式」の玄関もあります。車のスライドドアは玄関の引き戸と同じように横開き式のドアになります。ちなみに多くの玄関と同じように外側に開けるタイプのドアは、ドアにヒンジ(蝶板)があることから「ヒンジ式ドア」といいます。

高橋さん

一般的にスライドドアは後部座席の乗降用に設置されますが、かつては運転席や助手席のドアをスライドドアにした車もありました。

スライドドアのメリット

スライドドアはミニバンや全高を高くしたモデルで多く採用されています。スライドドアにはどんなメリットがあるかを見ていきましょう。

【メリット1】ドアを開けた時の振り出し幅が少ない

ROOX

スライドドアの優れた部分がこれ。ヒンジ式ドアは大きく開けないと乗り降りがしづらいため、駐車場に停めた際に隣の車にドアをぶつけてしまうことがあります。

スライドドアはドアを開けても15cm程度しかボディからはみ出さないので、隣の車にぶつけてしまうことはほぼ気になりません。特に小さな子どもがいるファミリーにとってこれは大きなメリットになります。

【メリット2】ドアを開けたまま保持しやすい

ヒンジ式ドアもドアを保持しやすいよう全閉状態と全開状態の間に数か所のストッパーがついています。ただ、風が強いときなどはドアを開けた状態を保持しづらいのが難点。スライドドアはドアを開けた状態を保持しやすいので乗り降りしやすく荷物の出し入れも楽にできます。

【メリット3】開口部が広い

開口部が広い

スライドドアは開口部の幅はもちろん、高さもあるのが特徴。ヒンジ式ドアだとかがむように乗り込んだり、おしりから乗り込んだりしますが、スライドドアは正面を向いて乗り降りできます。とくに小さな子どもは背中を丸めず乗り込むことができます。

スライドドアのデメリット

さまざまなメリットがあるスライドドアですが、ヒンジ式ドアに比べてデメリットに感じる部分もあります。あらかじめそれを理解しておきましょう。

【デメリット1】ドアが大きく重たい

スライドドアは背が高い車で採用されるため、必然的にドアが大きくなり、重さもアップします。電動スライドドアなら重さは気になりませんが、手動式の場合は開閉に力が必要なため、指などを挟まないよう注意が必要です。

【デメリット2】構造が複雑でヒンジ式ドアの車より価格が高くなる

スライドドアはヒンジ式ドアより部品点数が多くなり、挟み込み防止機構なども備わるため、ヒンジ式ドアの車よりも価格は高くなる傾向にあります。

【デメリット3】修理費用が高額

前述したようにスライドドアはヒンジ式ドアより部品点数が多く構造も複雑。また、ドア内部には挟み込み防止のセンサーや電動開閉のためのモーターがついているため、ドアに不具合が発生した場合、ヒンジ式ドアより修理費用が高額になります。

スライドドアの便利機能

スライドドアには、ヒンジ式ドアにはない便利機能がたくさん用意されています。ただし、同一車種でも機能が標準装備のものと、オプションのもの、設定がないものなど、グレードにより異なるので、購入時によく確認してください。

電動スライドドア

電動スライドドア

重いスライドドアを自動で開閉できる機能です。ドアノブを引くと動き出すほか、リモコンキーや運転席にあるボタンでも開閉できます。グレードにより両側が電動になっているもの、助手席側のみ電動になるものがあります。パワースライドドア、オートスライドドアなど名称はメーカーにより異なります。

イージークローザー

イージークローザー

ほとんどのスライドドアに備わっている機能で、半ドア状態になっている時に自動でドアを引き込んで半ドアを防止ます。

ワンタッチ開閉

ワンタッチ開閉

ドアノブを引かなくても、リモコンキーを携帯していればドアについたボタンを押したりセンサーに触れたりするだけでドアを開閉できます。

予約ロック

予約ロック

スライドドアが閉まるまで待たなくても、ドアが閉まった後に自動で施錠してくれる機能です。電動スライドドアは安全性の観点からゆっくり開閉しますが、この機能があればすぐに車から離れられるので、急いでいるときなどに便利です。

ウェルカムオープン

ウェルカムオープン

降車時にこの機能をオンにしておくと、リモコンキーを持った状態で車に戻った時にスライドドアが解錠されて自動で開きます。荷物で両手が塞がっている時、子どもを抱っこしている時などにとても便利です。

ハンズフリー

ハンズフリー

リモコンキーを携帯している状態でドアの下に足をかざすと、ドアが自動でオープンします。バックドアを自動で開けられる機能のスライドドア版で、両手が荷物で塞がっている時、子どもを抱っこしている時などにとても便利です。

スライドドアに関連した便利機能

スライドドア車はスライドドアを一層快適・便利に使えるように周辺機能も充実しています。

電動サイドステップ

電動サイドステップ

スライドドアが開いた時に、ボディの下から乗り降りに便利なステップが自動で出てきます。小さな子どもや年配の方が乗る機会が多い人に便利。この機能はディーラーオプションで設定されている車種が多いため、購入してしばらくしてから取り付けることもできます。

アシストグリップ

アシストグリップ

スライドドアから車内に乗り込む際に手を添えて乗車をサポートする機能です。車種によって設置位置や大きさが異なるので、使いやすさは実車を見て確認しましょう。

サンシェード

サンシェード

スライドドアの中にガラス部分を覆うサンシェードが用意されている車種もあります。シェードを引き出してチャイルドシートに座る子どもに直射日光があたるのを防いだり、外から車内を覗きにくく目隠しとして利用できたりします。

【軽自動車】おすすめスライドドア搭載車

軽スーパーハイトワゴンがメジャーになってから、多くの人がスライドドアタイプの軽自動車を選んでいます。現在は軽ハイトワゴンにもスライドドアタイプが登場しています。

メーカー名 車名 新車価格帯 中古車相場価格
(2023年7月現在)
日産 ルークス/
ルークスハイウェイスター
ルークス:163.79万〜203.61万円
ルークス ハイウェイスター:194.04万〜239.91万円
70万〜240万円
ダイハツ タント/
タントカスタム/
タントファンクロス
タント:135.3万〜177.1万円
タントカスタム:174.9万〜199.1万円
タントファンクロス:168.85万〜193.05万円
70万〜240万円
ダイハツ ムーヴキャンバス 146.3万〜191.95万円 130万〜250万円
スズキ エブリイワゴン 156.97万〜192.94万円 50万〜340万円
三菱  デリカミニ 180.4万〜223.85万円 200万〜280万円
日産 サクラ 249.37万〜304.04万円 190万〜320万円

日産ルークス/ルークスハイウェイスター(2代目/2020年〜)

ルークス X
▲ルークス X
ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション
▲ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション

▼ ルークス/ルークスハイウェイスターの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,780mm(FF)、1,800mm(4WD)
室内寸法 室内長2,200mm
室内幅1,335mm
室内高1,400mm
搭載エンジン 659cc NA
659cc ターボ
電動スライドドア ○(グレード別設定)
イージークローザー
ワンタッチ開閉 ○(グレード別設定)
予約ロック ○(グレード別設定)
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ○(グレード別設定)

2023年6月にマイナーチェンジを行い、立体感のあるグリルが装着されて今風の日産顔になったルークス。スライドドアは開口幅が650mmあるので、子どもをチャイルドシートに乗せるときも体が入れやすくなっています。

エントリーグレードのSとは価格を抑えたグレードになるためイージークローザーは助手席側のみになり、電動スライドドアも装備されません。しかし量販グレードのX、ハイウェイスターX、ハイウェイスターGターボは助手席側ハンズフリーオートスライドドアが、Xターボ、ハイウェイスターXプロパイロットエディション、ハイウェイスターGターボプロパイロットエディションには両側ハンズフリーオートスライドドアが標準装備されます。

オートステップ

ドアが開くのに連動してボディ下から出てくる助手席側のオートステップもオーテック扱いオプションで用意。ただ、オートステップをつけると助手席側のハンズフリーオートスライドドア機能が装備できなくなるので注意が必要です。

サンシェード
高橋さん

スライドドアのサンシェードはハイウェイスター系に標準装備されます。

ダイハツ タント/タントカスタム/タントファンクロス(4代目/2019年〜)

タント_ホワイト
▲タント
タントカスタム_ホワイト
▲タントカスタム
タントファンクロス
▲タントファンクロス

タント/タントカスタム/タントファンクロスの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高(タント、タントカスタム)1,755mm(FF)、1,775mm(4WD)
全高(タントファンクロス)1,785mm(FF)、1,805mm(4WD)
室内寸法 室内長2,125mm
室内幅1,350mm
室内高1,370mm
搭載エンジン 658cc NA
658cc ターボ
電動スライドドア ○(グレード別設定)
イージークローザー ○(グレード別設定)
ワンタッチ開閉 ○(グレード別設定)
予約ロック ○(グレード別設定)
ウェルカムオープン ○(グレード別設定)
ハンズフリー ×

愛らしいデザインのタント高級感のあるタントカスタム、そしてアウトドアテイストを盛り込んだタントファンクロス。異なる3つのデザインを用意して、多様なニーズに応えられるようにしています。

タント スライドドア

タントのスライドドアにはウェルカムオープン機能が備わるのが特徴。タントのXとXターボは助手席側、カスタムとファンクロスは両側に装備されます。この機能があるため、ハンズフリーオープン機能は搭載されていません。

タント_助手席側のBピラーをドアに内蔵

タントは助手席側のBピラーをドアに内蔵することで、助手席ドアとスライドドアを開けた時に大開口部が出現するミラクルオープンドアが全グレード標準装備されます。この開放感を味わうと、他のモデルに乗りづらくなるほど。興味がある人はぜひディーラーで体験してみてください。スライドドアの大型アシストグリップはディーラーオプションで用意されます。

ダイハツ ムーヴキャンバス(2代目/2022年〜)

ダイハツ ムーヴキャンバス(2代目/2022年〜)

ムーヴキャンバスの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,755mm(FF)、1,775mm(4WD)
室内寸法 室内長2,185mm
室内幅1,345mm
室内高1,275mm
搭載エンジン 658cc NA
658cc ターボ
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック
ウェルカムオープン ○(グレード別設定)
ハンズフリー ×

スライドドア付きの軽自動車といえば長くスーパーハイトワゴンとワンボックスタイプに限られていましたが、軽ハイトワゴンでもスライドドアの利便性を味わえるようにしたモデルがムーヴキャンバスです。ムーヴキャンバスはバスのような形状をしているため、室内長が長く設定されているのも特徴です。

ワンタッチ開閉

ムーヴキャンバスには価格を抑えるために装備を簡素化したグレードは設定されていないため、すべてのグレードで両側電動スライドドアが標準装備になります。さらにワンタッチ開閉機能と予約ロック(タッチ&ゴーロック機能)も全グレード標準装備です。

ムーヴキャンバス 置きらくボックス

ウェルカムオープン機能はXを除く全グレードで両側のスライドドアに標準装備。スライドドアを開けてリアシートに荷物を置きやすくする「置きらくボックス」も便利な機能です。

スズキ エブリイワゴン(3代目/2015年〜)

スズキ エブリイワゴン(3代目/2015年〜)

エブリイワゴンの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,815mm(標準ルーフ)、1,910mm(ハイルーフ)
室内寸法 室内長2,240mm
室内幅1,355mm
室内高1,315mm(標準ルーフ)、1,420mm(ハイルーフ)
搭載エンジン 658cc ターボ
電動スライドドア ○(グレード別設定)
イージークローザー
ワンタッチ開閉 ○(グレード別設定)
予約ロック ×
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×

商用モデルであるエブリイに快適装備を盛り込んで乗用仕様にしたエブリイワゴンは、軽自動車でありながらミニバンのような使い勝手を味わえるモデルです。ボディ形状は標準ルーフとハイルーフの2タイプ用意。室内高が変わってくるので、どのような使い方をするかを考えて選びましょう。

標準グレードのPZターボは助手席側、上級グレードのPZターボスペシャルは両側電動スライドドアが標準装備

スライドドアには最新の便利機能が搭載されているわけではありませんが、標準グレードのPZターボは助手席側、上級グレードのPZターボスペシャルは両側電動スライドドアが標準装備されます。また、PZターボスペシャルにはドアが開くとせり出してくるオートステップも搭載されます。

ラゲッジスペース

エブリイワゴン最大の魅力はラゲッジスペースの広さ。キャンプや釣り、マリンスポーツなどを存分に楽しみたい人にピッタリの車です。運転席頭上の大きな収納など、商用車譲りの機能も便利です。

三菱 デリカミニ(初代/2023年)

三菱 デリカミニ(初代/2023年)

デリカミニの情報

ボディサイズ 全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,800mm(FF)、1,830mm(4WD)
室内寸法 室内長2,240mm
室内幅1,355mm
室内高1,390mm(Tプレミアム、Gプレミアム)、1,400mm(T、G)
搭載エンジン 659cc NA
659cc ターボ
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック ×
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー

2023年5月、eKクロススペースに変わり登場したデリカミニ。デザインが大きく変わり、車名も変更されていますが、OEM供給されたモデルを除くと本家のデリカ以外ではじめてデリカの名前が使われたモデルであり、4WD車には専用の足回りを装備することでその名に恥じない走行性能が与えられました。

両側にハンズフリー機能付きの電動スライドドア

GとTは助手席側、GプレミアムとTプレミアムは両側にハンズフリー機能付きの電動スライドドアを装備。アウトドアで荷物をたくさん持っているときも、荷物を置かずにスライドドアの開閉ができるようになっています。ウェルカムオープン機能は搭載されませんが、ハンズフリー機能がそれを代用しています。

日差しを遮ってくれるサンシェードを装備

スライドドアには日差しを遮ってくれるサンシェードを装備。GプレミアムとTプレミアムのラゲッジは濡れたものを積んでもさっと拭き取れる樹脂ラゲッジボードが装備されます。家族でガンガン遊び倒したい人におすすめのスライドドア軽自動車です。

【ハッチバック&コンパクトミニバン】おすすめスライドドア搭載車

街乗りに便利な2列シートのコンパクトなハッチバックにも、スライドドアを搭載したモデルがいくつかあります。中には2列シート以外に3列シートも用意されたミニバンタイプもあります。

メーカー名 車名 新車価格帯 中古車相場価格
(2023年7月現在)
スズキ ソリオ/
ソリオバンディット
ソリオ:164.78万〜229.35万円
ソリオバンディット:121.52万〜231.77万円
80万〜290万円
トヨタ ルーミー/
ダイハツ トール
ルーミー:156.65万〜192.95万円
ルーミーカスタム:192.4万〜210万円
トール(※):156.65万〜192.95万円
トールカスタム(※):192.4万〜210万円
ルーミー:40万〜280万円
トール:40万〜230万円
トヨタ シエンタ 195万〜310.8万円 190万〜400万円
ホンダ フリード/
フリード+
フリード:233.09万〜333.3万円
フリード+:242.44万〜321.53万円
フリード:80万〜320万円
フリード+:90万〜300万円
※北海道地区は価格が異なります

スズキ ソリオ/ソリオバンディット(4代目/2020年〜)

ソリオ
▲ソリオ
ソリオバンディット
▲ソリオバンディット

ソリオ/ソリオバンディットの情報

ボディサイズ 全長3,790mm
全幅1,645mm
全高1,745mm
室内寸法 室内長2,500mm
室内幅1,420mm
室内高1,365mm
搭載エンジン 1,242cc NA
1,242ccマイルドハイブリッド
1,242ccハイブリッド
電動スライドドア ○(グレード別設定)
イージークローザー
ワンタッチ開閉 ○(グレード別設定)
予約ロック ○(グレード別設定)
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×

ハッチバックの全高を高くし、スライドドアを搭載したソリオ。標準仕様のソリオとカスタムグレードであるソリオバンディットの2タイプを用意。バンディットはイカつさではなく高級感を高めた“上質さ”を全面に押し出したデザインになっています。

グリップにあるボタンを押すだけでドアの開閉ができるワンアクションパワースライドドア

スライドドアのグリップにあるボタンを押すだけでドアの開閉ができるワンアクションパワースライドドアは、ソリオのエントリーグレードであるGのみオプション(助手席側)で、ソリオのハイブリッドMXは助手席側のみ、その他のグレードは両側に標準装備となります。そして電動スライドドアには予約ロック機構も備わります。

開口幅640mm、開口高1,220mm

開口幅640mm、開口高1,220mmとドアを開けたときの広さも充分!スライドドアの振り出しも160mmと少ないので、小さな子どもがいるファミリーも安心。乗降時に使うアシストグリップも低い位置に設置されています。

トヨタ ルーミー/ダイハツ トール(初代/2016年〜)

トヨタ ルーミー/ダイハツ トール(初代/2016年〜)
▲ルーミー(標準グレード)
トール(カスタムグレード)
▲トール(カスタムグレード)

ルーミー/トールの情報

ボディサイズ 全長3,700mm(標準モデル)、3,705mm(カスタム系)
全幅1,670mm
全高1,735mm
室内寸法 室内長2,180mm
室内幅1,480mm
室内高1,355mm
搭載エンジン 996cc NA
996cc ターボ
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック
ウェルカムオープン ○(グレード別設定)
ハンズフリー ×

ダイハツが開発したハイトタイプのハッチバックであるトール。そしてトールがトヨタにOEM供給されているのがルーミーになります。価格帯やグレード構成は基本的にどちらも同じですが、トールは北海道のみ新車価格が異なります。

ルーミー 電動スライドドア

電動スライドドアはすべてのグレードに標準装備。どちらもXが助手席側のみで、その他のグレードは両側電動スライドドアになります。電動スライドドアにはワンタッチ開閉予約ロック(タッチ&ゴーロック機能)が備わります。

ルーミー ウェルカムオープン機能

そして両側電動スライドドア搭載車にはウェルカムオープン機能も備わります。Xにはこの機能が付きませんが、ドアに近づくだけでロックが解除される「ウェルカムドアロック解除」が備わります。

トヨタ シエンタ(3代目/2022年〜)

トヨタ シエンタ(3代目/2022年〜)

シエンタの情報

ボディサイズ 全長4,260mm
全幅1,695mm
全高1,695〜1,715mm
室内寸法 室内長(5人乗り)2,030mm
室内長(7人乗り)2,545mm
室内幅1,530mm
室内高1,300mm
搭載エンジン 1,490cc NA
1,490ccハイブリッド
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ○(グレード別設定)

全幅が1,700mm以下の5ナンバーサイズにこだわるシエンタ。街なかで扱いやすいサイズ感は、運転に不慣れな人も安心してステアリングを握れるはず。先代はアバンギャルドなイメージでしたが、現行型は親しみのあるデザインに生まれ変わりました。乗車人数は2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りが用意されます。

電動スライドドアは全グレード標準装備

電動スライドドアは全グレード標準装備で、ガソリンモデルとハイブリッド車どちらもエントリーグレードのXは助手席側、GとZは両側電動になります。さらに上級グレードのZにはハンズフリー機能が備わります。

スライドドアのサンシェード

予約ロックも全グレード標準装備。ただしXはスマートエントリーがオプション設定のため、キーによる操作となります。スライドドアのサンシェードはZに標準装備されます。

ホンダ フリード/フリード+(2代目/2016年〜)

ホンダ フリード/フリード+(2代目/2016年〜)

フリード/フリード+の情報

ボディサイズ 全長(フリード)4,265mm
全長(フリード+)4,265〜4,295mm
全幅1,695mm
全高1,710〜1,735mm
室内寸法 室内長(フリード)3,045mm
室内長(フリード+)2,310mm
室内幅1,455mm
室内高1,275mm
搭載エンジン 1,496cc NA
1,496ccハイブリッド
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック ×
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×(ディーラーオプション)

コンパクトミニバンのフリードは、3列シートのフリードと、2列シートで荷室の使い勝手を高めたフリード+の2タイプを用意。フリードには2列目がキャプテンシートになるタイプと、ベンチシートタイプが用意されるなど、ニーズに合わせた仕様を選べるようにしているのが特徴です。

ハンズフリー

全グレードに両側電動スライドドアが標準装備されるなど、利便性にもこだわっています。予約ロックやウェルカムオープンは搭載されませんが、ディーラーオプションでハンズフリーを選べます。グレードによる縛りはないので、欲しい人はぜひつけてください。

フリード 広いスライドドアの開口幅

広いスライドドアの開口幅はもちろん、地面からフロアまでも低く設計されているため、小さな子どもも乗り降りが楽。使い勝手のいいスライドドア車を探している人におすすめです。

【ミドル&ラージサイズミニバン】おすすめスライドドア搭載車

大人数で出かけたり、たくさんの荷物を積んで遊びに行ったりしたい人に便利なミドル&ラージサイズミニバン。3列目に人が座る機会も多くなるので、購入時はスライドドアから3列目へのアクセスが楽かも確認しましょう。

メーカー名 車名 新車価格帯 中古車相場価格
(2023年7月現在)
トヨタ ノア/
ヴォクシー
ノア:267万〜389万円
ヴォクシー:309万〜396万円
ノア:240万〜550万円
ヴォクシー:280万〜530万円
ホンダ ステップワゴン エアー:305.36万〜343.75万円
スパーダ:331.21万〜391.27万円
290万〜490万円
日産 セレナ 276.87万〜479.82万円 250万〜500万円
三菱 デリカD:5 400.18万〜457.71万円 30万〜650万円
トヨタ ハイエースバン 239.21万〜375.55万円 60万〜1020万円

トヨタ ノア/ヴォクシー(4代目/2021年〜)

トヨタ ノア/ヴォクシー(4代目/2021年〜)
▲ノア
トヨタ ノア/ヴォクシー(4代目/2021年〜)
▲ヴォクシー

ノア/ヴォクシーの情報

ボディサイズ 全長4,695mm
全幅1,730mm
全高1,895mm(FF)1,925mm(4WD)
室内寸法 室内長2,805mm
室内幅1,470mm
室内高1,405mm
搭載エンジン 1,986cc NA
1,797cc ハイブリッド
電動スライドドア ○(グレード別設定)
イージークローザー
ワンタッチ開閉 ○(グレード別設定)
予約ロック ○(グレード別設定)
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×(オプション)

ノアとヴォクシーは兄弟車と呼ばれるモデル。基本的な設計や装備は共通していますが、デザインを変えることで多様なニーズに対応しています。ノアには標準グレードとエアログレードが用意され、ヴォクシーはエアログレードのみの設定となっています。

電動スライドドア

電動スライドドアは上級グレードであるノア・標準グレードのZとエアログレードのS-Z、ヴォクシーのS-Zに標準装備。ノア/ヴォクシーのGとS-Gは助手席側のみ電動スライドドアになりますが、オプションで両側にすることも可能。エントリーグレードであるノアのXには電動スライドが装備されませんが、オプションでつけることができます。

ノア 内装

予約ロックはノアのX以外で標準装備。ハンズフリーは“快適利便パッケージ”というパッケージオプションで用意されています。2列目はキャプテンシートタイプとベンチシートタイプがあり、ベンチシートは3列目へのウォークスルーが可能なので、2列目に人が座った状態でもスライドドアから3列目にアクセスできます。

ホンダ ステップワゴン(6代目/2022年〜)

ホンダ ステップワゴン(6代目/2022年〜)
▲エアー
ホンダ ステップワゴン(6代目/2022年〜)
▲スパーダ

ステップワゴンの情報

ボディサイズ 全長(エアー)4,800mm
全長(スパーダ)4,830mm
全幅1,750mm
全高1,840mm(FF)、1,845mm(4WD)
室内寸法 室内長2,845mm
室内幅1,545mm
室内高(エアー)1,410mm
室内高(スパーダ)1,425mm
搭載エンジン 1,496ccターボ 1,993cc ハイブリッド
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×(ディーラーオプション)

ノア/ヴォクシー、セレナよりも一回り大きくなったステップワゴンは、スペースを活かして多彩なシートアレンジが可能になりました。3列目シートは跳ね上げ式ではなく床下に格納する構造になっているなど、ライバルとの差別化を随所に感じさせます。

ステップワゴン タッチセンサー式のワンタッチ開閉

電動スライドドアが全グレード標準装備なのも便利な部分。タッチセンサー式のワンタッチ開閉や予約ロックも福祉車両を除く全グレードで標準装備になります。ハンズフリーはディーラーオプションなので、欲しい人は忘れずに装着しましょう。

ステップワゴン 3列目席から2列目を前後スライドさせることができる大型のレバー

2列目席の裏には、3列目席から2列目を前後スライドさせることができる大型のレバーを設置。3列目に乗っている人も簡単な操作でスライドドアにアクセスできます。

日産 セレナ(6代目/2022年〜)

日産 セレナ(6代目/2022年〜)

セレナの情報

ボディサイズ 全長(標準車)4,690mm
全長(ハイウェイスター/ルキシオン)4,765mm
全幅(標準車)1,695mm
全幅(ハイウェイスター/ルキシオン)1,715mm
全高(標準車/ハイウェイスター)1,870mm
全高(ルキシオン)1,885mm
室内寸法 室内長3,135mm(Nissan Connectナビ付き)
室内幅1,545mm
室内高1,400mm
搭載エンジン 1,997cc NA
1,433cc ハイブリッド
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック ○(グレード別設定)
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ○(グレード別設定)

1994年にデビューした初代から、多彩なシートアレンジなどファミリーに便利な機能を積極的に盛り込んでいたセレナ。最新モデルにもさまざまな機能が搭載されています。たとえばセレナを象徴する1-2列目間をロングスライドするスマートマルチセンターシートを1列目席にスライドさせると2列目シートを横にスライドできるようになります。

日産 セレナ(6代目/2022年〜) 内装

この状態だと2列目シートに座っている人が車から下りなくてもスライドドアから3列目シートに乗り込むことができます。その際、シートベルトが邪魔にならないよう、2列目シートはベルトがシート内蔵型になっています。

日産 セレナ(6代目/2022年〜) サイド

セレナにウェルカムオープン機能はありませんが、スマートキーを持って車に近づくと自動でロックが解除されます。そしてスライドドア下に足をかざしてドアを開けることが可能。また、3列目シートに座っている人も電動スライドドアの開閉ができるスイッチもつけられています。

三菱 デリカD:5(初代/2007年〜)

三菱 デリカD:5(初代/2007年〜)

デリカD:5の情報

ボディサイズ 全長4,800mm
全幅1,795mm
全高1,875mm
室内寸法 室内長2,980mm
室内幅1,505mm
室内高1,310mm
搭載エンジン 2,267cc ディーゼルターボ
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉
予約ロック
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×

クロカンSUV並の悪路走破性が与えられた、唯一無二の存在であるデリカD:5。デビューから15年以上経過した現在でも売れ続ける人気モデルです。デビュー時はガソリンエンジンのみの設定でしたが、2012年末にクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを投入。現在はディーゼルのみのラインナップとなっています。

自動でロックされる予約ロック

スライドドアはエントリーグレードのMが助手席側のみ電動、他のグレードは両側電動になります。ドアが閉じると自動でロックされる予約ロック(クローズ&ロック機構)のほか、スマートキーを所持していれば施錠された状態でもワンタッチスイッチを長押しすることでロック解除されてドアが開く機構もついています。

電動サイドステップ

上級グレードであるGパワーパッケージとP、Pエディションには、LED照明付きの電動サイドステップが標準装備されます。悪路走破性を高めたデリカD:5は最低地上高が高くなっているので、特に小さな子どもがいるファミリーには便利な機能です。

トヨタ ハイエース(5代目/2004年〜)

トヨタ ハイエース(5代目/2004年〜)

ハイエースの情報

ボディサイズ ■ロング・標準ボディ・標準ルーフ
 全長4,695mm
 全幅1,695mm
 全高1,980mm
■ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ
 全長4,840mm
 全幅1,880mm
 全高2,105mm
■ロング・標準ボディ・ハイルーフ
 全長4,695mm
 全幅1,695mm
 全高2,240mm
■スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ
 全長5,380mm
 全幅1,880mm
 全高2,285mm
室内寸法 (非公表)
搭載エンジン 2,754cc ディーゼルターボ
2,693cc NA
1,998cc NA
電動スライドドア ×(スーパーGLのみオプション設定)
イージークローザー ○(グレード別設定)
ワンタッチ開閉 ×
予約ロック ×
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×

ハイエースはいわゆるミニバンとは異なりますが、バイクやレーシングカートなどのトランスポーター、釣りやサーフィンといったアクティビティ、キャンプを本格的に楽しむ人などから絶大な支持を得ているモデル。その理由は圧倒的な積載性にあります。

トヨタ ハイエース(5代目/2004年〜) 内装

もともと配送や職人さんがたくさんの道具を積んで現場に向かう車として開発されているだけに、トランスポーターとしての使い勝手は折り紙付き。スライドドアも可能な限り開口幅を広げています。

トヨタ ハイエース(5代目/2004年〜) 内装

バンなので、スライドドアの機能装備はほとんどありませんが、乗用用途で使う人が多く選ぶスーパーGLはイージークローザーが標準装備され、電動スライドドアをオプションで選ぶこともできます。豪華装備を搭載した特別仕様車のスーパーGLダークプライムIIも人気です。

 

2023年6月にはスライドドア車の超人気モデルであるトヨタ アルファード/ヴェルファイアが4代目にフルモデルチェンジしました。現在は新型の登場を心待ちにしていた人がディーラーに殺到していて、納車の目処が立たない状態になっているようです。アルファード/ヴェルファイアが欲しいのであれば、高年式低走行の3代目を中古車で探すのが現実的です。

【輸入車】おすすめスライドドア車

日本車に比べるとスライドドアの機能は少ないですが、日本車にはない世界観をもつ輸入車のスライドドア車。アウトドアで映えるモデルが多く、オシャレな雰囲気を楽しみたい人におすすめです。

メーカー名 車名 新車価格帯 中古車相場価格
(2023年7月現在)
ルノー カングー 384万〜419万円 380万〜400万円
シトロエン ベルランゴ 422.7万〜455.4万円 270万〜430万円
メルセデス・ベンツ Vクラス 926万〜1,330万円 270万〜1,280万円

ルノー カングー(3代目/2023年〜)

ルノー カングー(3代目/2023年〜)

カングーの情報

ボディサイズ 全長4,490mm
全幅1,860mm
全高1,810mm
室内寸法 (非公表)
搭載エンジン 1,333ccターボ
1,460ccディーゼルターボ
電動スライドドア ×
イージークローザー ×
ワンタッチ開閉 ×
予約ロック ×
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×

もともとはヨーロッパでコマーシャルビークル(商用車)として開発されたカングー。日本では2002年に導入された初代のユルい雰囲気がアウトドアをオシャレに楽しみたい人から支持され大ヒットしました。

ルノー カングー(3代目/2023年〜) 荷台

3代目となる現行型は2023年3月に日本デビュー。エンジンはガソリンとディーゼルの2タイプを用意。バックドアはカングーの人気装備である観音開きのダブルバックドアになります。

ルノー カングー(3代目/2023年〜) スライドドア

スライドドアには電動スライドや予約ロックなどの便利機能はありません。そのため日本のミニバンに乗り慣れた人だとドアの重みに驚くかもしれません。でもこの車を楽しんでいる多くのユーザーがいることを考えれば、このあたりはすぐに慣れるはずです。

シトロエン ベルランゴ(初代/2019年〜)

シトロエン ベルランゴ(初代/2019年〜)

ベルランゴの情報

ボディサイズ 全長(標準ボディ)4,405mm
全長(ロングボディ)4,770mm
全幅1,850mm
全高(標準ボディ)1,850mm
全高(ロングボディ)1,870mm
室内寸法 (非公表)
搭載エンジン 1,498ccディーゼルターボ
電動スライドドア ×
イージークローザー ×
ワンタッチ開閉 ×
予約ロック ×
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×

カングーが日本でヒットしたことを受け、同じフランスのブランドであるシトロエンもスライドドアを採用したMPVを日本に導入。それがこのベルランゴです。導入当初は2列シートの5人乗りのみでしたが、2023年に3列シート・7人乗りになるロングを導入。カングーとの差別化を図っています。

ガラスルーフと便利なルーフストレージを組み合わせたモジュトップ

カングー同様にスライドドアの便利機能は用意されていませんが、それでもこの車でしか味わえない雰囲気に惹かれ、多くの人から選ばれています。バックドアのガラス部分だけを開閉できるリアオープニングガラスハッチや、ガラスルーフと便利なルーフストレージを組み合わせたモジュトップなど、カングーにはない便利な機能も用意されています。

ベルランゴ 荷台

デザインはアクの強いアバンギャルドなイメージになります。もう少しシャープなイメージのものが好みであれば、兄弟車であるプジョー リフターやフィアット ドブロもチェックしてみましょう。

メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目/2015年〜)

メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目/2015年〜)

Vクラスの情報

ボディサイズ 全長(標準ボディ)4,905mm
全長(ロングボディ)5,155mm
全長(エクストラロングボディ)5,380mm
全幅1,930mm
全高1,930mm
室内寸法 (非公表)
搭載エンジン 1,949cc ディーゼルターボ
電動スライドドア
イージークローザー
ワンタッチ開閉 ×
予約ロック ×
ウェルカムオープン ×
ハンズフリー ×

メルセデス・ベンツのプレミアムミニバンであるVクラス。全幅と全高は変わりませんが、全長が異なる3つのタイプが用意されています。ロングボディやエクストラロングボディは後席で優雅に過ごすエグゼクティブ向けのモデルになります。

メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目/2015年〜) 内装シート

Vクラスもスライドドアの機能が充実しているとは言い難いですが、両側電動スライドドアは標準装備されます。2列目、3列目のシートは脱着式になっていて、最大で4,500Lもの荷室空間が現れるのもVクラスの特徴です。

メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目/2015年〜)内装

車内はメルセデスらしい、ラグジュアリーの極み。価格も他のミニバンとは比較にならないほど高価ですが、移動中も優雅な時間を存分に味わいたい人におすすめのモデルです。

スライドドア搭載車選びでのチェックポイント

スライドドアのサイズ 開口高 開口幅
高橋さん

スライドドア搭載車を選ぶときは、どんな部分に注目すると乗る人みんなが満足できるか、チェックポイントを紹介します。

フロアまでの高さ

地面からフロアまでの高さ。車体の構造的にフロアまでの高さがあると、小さな子どもや年配の方は乗り降りがしづらくなります。その場合はドアを開けたときに自動で出てくるステップがつけられるか乗り降りの際に手を添えられるグリップが使いやすい位置にあるかなどを見ておきましょう。

開口部の広さ

スライドドアの開口部の広さも重要なポイント。とくに後席にチャイルドシートを載せる人は、開口部が広いほうが子どもを車内に乗せやすくなります。ただ、開口部以外に2列目シートと開口部の位置関係も関わってくるので、可能なら購入前にお店に頼んで実際にチャイルドシートをつけて子どもを乗せてみることをおすすめします。

3列目シートへの乗り降りのしやすさ

大勢で乗る機会が多い人は、3列目へのアクセスのしやすさも見ておきましょう。2列目がベンチシートタイプの車は基本的に2列目に座る人が車から下りないと3列目シートにアクセスできません。最近は2列目がキャプテンシートになっていたり、2列目のシートベルトをシートに内蔵したりして、2列目に人が座った状態でも3列目にアクセスできるモデルもあります。

よくある質問

Q
スライドドアはどんな特徴がありますか?
A

ドアがヒンジ(蝶板)を支点に開閉するのではなく、レールに沿ってスライドしながら開くタイプのドアです。家の引き戸のような構造になります。 詳しくは「スライドドアとはどんなドア?」で解説しています。

Q
スライドドアのメリットは?
A

ヒンジ式のドアに比べてドアを開けた時の振り出しが少ないので、隣の車にドアをぶつける心配が少なくなります。また、ドアを開けた状態で保持しやすいため楽に乗り降りできます。

Q
スライドドア搭載車種を選ぶ際の注意点は?
A

室内のフロアまでの高さや開口部の広さなどをチェックしましょう。電動スライド機構や予約ロックなど、欲しい機能がついているかも要確認!

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