「修理代が増えてきた」
「次の車検、通すべきか迷っている」
そんなときに悩むのが、車を乗り潰すべきか、買い替えるべきかという選択です。どちらがコスパがいいのか・あっているのかは人それぞれであるため、自分に適した判断をすることが重要です。
本記事では、乗り潰すメリット・デメリットと買い替えるメリット・デメリットを比較し、乗り潰しが向いている人の特徴や買い替えのタイミングを解説します。「どっちが損しない?」「今の車はもう売れない?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- ・車を乗り潰すメリット・デメリット
- ・車を乗り潰すか乗り換えるかの判断基準
- ・車をお得に乗り換えるためのポイント
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目次
車は乗り潰す?買い替える?どっちがお得なのか
多くのドライバーが悩むのが「車を乗り潰すか、それとも買い替えるか」という選択です。
長年乗ってきた愛車には愛着があり、できればずっと使い続けたいという気持ちもあるでしょう。しかし、年式が古くなるほど故障リスクが高まり、予期せぬ出費も増えがちです。
そもそも「乗り潰す」とはどういう意味?
「乗り潰す」とは、車を売却や買い替えせずに、寿命を迎えるまで乗り続けることを指します。
明確な定義はありませんが、一般的には10年〜15年、走行距離では10万〜15万km以上が寿命の目安とされます。これを超えても定期的に修理やメンテナンスを施しながら、車検ごとに更新して使い続けるスタイルが「乗り潰し」に該当します。
車を乗り潰すことは、新車購入やローンの支払いといった大きな出費を抑えられるのがよさです。ただし、年数を重ねるごとに修理費・車検代・税金負担が重くなり、結果としてトータルコストが想定より高くなることもあります。
乗り潰し・買い替えを検討する際はコスパやタイミングを考慮しよう
車を買い替えることは、ただ新しいものにするだけでなく、車の状態や維持コストを見直すという点で合理的な選択です。
最新の車であれば、自動ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全装備が標準搭載されており、事故リスクの軽減につながります。さらに、市場価値が落ちきる前に売却すれば高価買取も期待できるため、結果的に買い替えコストを抑えることが可能です。
ただし、購入時には初期費用や諸経費がかかるため、「いつ買い替えるか」のタイミングが重要です。なかでも以下の節目は、買い替えを検討するよいきっかけとなるでしょう。
・修理費や車検費用が高額になりそうなとき
・家族構成や通勤距離など、ライフスタイルが大きく変わるとき(出産・転職など)
コスパやタイミングを軸に判断することで、満足度の高い買い替えが実現できます。

使用年数別のコストが気になる方は、「車を3年・5年・10年で乗り換えるコスパをシミュレーション」で確認してみてください。
車を乗り潰すメリット
車を乗り潰すことには、経済的にも心理的にもメリットがあります。

車両購入費を抑えられる
車を長く乗り続ける大きなメリットは、車両購入費を抑えられることです。
新車や中古車を買い替えるたびに、車両本体価格に加えて登録費用・税金・保険料など初期費用が発生します。10年間同じ車に乗り続けた場合と3年ごとに乗り換えた場合では、10年間同じ車に乗り続けた場合のほうが総合的なコストを抑えられることが一般的です(※標準的なリセールバリューの場合)。

特に車の使用頻度が少ない方や、最新モデルでなくてもよい方にとっては、乗り潰す選択肢が経済的だといえるでしょう。
売却時期を気にせず自由に使える
乗り潰すつもりで車に乗る場合、将来的な売却価格やタイミングを気にする必要がありません。
中古車市場では、走行距離や年式によって査定額が大きく変動するため、「今売らないと損かも…」といった焦りが生まれることがあります。しかし、乗り潰すと決めていれば、走行距離も内装の状態も、自分の使いやすさを最優先できるのが魅力。カスタムや車内改造も自由にできるため、ライフスタイルにあわせた使い方ができます。
車に対する愛着が深まる
10年近く同じ車に乗り続けることで、その車への愛着は自然と深まっていきます。自分の運転スタイルに馴染んだ車は操作しやすく、ちょっとした挙動も認知できるため、運転中の安心感や快適さが向上します。
また、カーライフの思い出が詰まった愛車は、単なる移動手段以上の存在になるはず。子どもを乗せて出かけた思い出や仕事の転機を支えた日々など、長く乗ることで“モノ以上の価値”を感じられることもあります。
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車を乗り潰すデメリット
「愛車を長く使い続けるのが一番お得」と思っていても、実は見落としがちなデメリットもあります。ここでは、乗り潰しの際に気をつけたい5つのデメリットを紹介します。

修理費やメンテナンス費用が増加する
車を長年使い続けると、どうしても修理や部品交換の頻度が増え、メンテナンスコストが高くなります。特に10年以上経過した車や10万km超の車両では、エンジン・トランスミッション・足回りなどの大規模修理が必要になる場合もあります。
さらに、車検費用も上がる可能性があります。車検費用は法定費用(自賠責保険料、重量税など)、車検基本料金、整備費用が含まれます。年式が古くなると、部品の劣化や故障が増えるため、整備費用が高額になる傾向です。
突然の故障リスクが高まる
年式が古くなると、電装系やセンサー類、冷却装置など突発的なトラブルの発生率が高まります。特に通勤や通学、旅行など重要な場面での急な故障は、生活に大きな支障をきたしてしまうでしょう。
さらに、故障による修理期間中の代車手配や修理費用も発生するため、想定外の負担がのしかかってしまいます。
買取価格・下取り価格が下がる
「乗り潰す=売却しない」という前提でも、いざ買い替えを検討したとき、車の価値がつかない状態になっている可能性があります。一般的に、車は10年・10万kmを超えると買取価格・下取り価格が下がるとされています。
将来的に少しでも買い替え資金の足しにしたいと考えているなら、価値が残っているうちの売却も視野に入れる必要があります。
税金や保険料が高くなる場合がある
日本では、車の初度登録から13年以上経過すると自動車税・重量税が割増になる仕組みがあります。
また、保険会社によっては年式の古い車を「事故リスクが高い」と判断し、保険料を引き上げることもあります。

税金や保険料によって思いがけず毎年の固定費が増えていくこともあるため、注意が必要です。
燃費性能が低下する
年式が古い車ほど、燃費性能が新型車に比べて劣る傾向です。エンジンや燃料系の劣化により、カタログ値よりも実燃費が悪くなることもあります。
特にガソリン価格が高騰している現在、燃費性能の差は月々の出費に直結します。そのため、長期的に見ると古い車を乗り続けるほうが日々のガソリン代が高くつく可能性があります。

「乗り潰すつもりだったけど、今売れば意外と高く売れるかも…」ということもも少なくありません。損をしないためにも、まずは無料査定で今の車の価値を把握してみましょう。



車を買い替えるメリット・デメリット
ここでは、車を買い替える際の主なメリットとデメリットを整理して解説します。
メリット
・最新の安全性能や燃費性能を享受できる
・故障リスクが減る
・高額で売却できる
・ライフスタイルの変化に対応できる
新しい車に買い替えることで、最新の安全装備や燃費性能を手に入れられます。近年の車には、自動ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全技術が搭載されており、事故のリスクを低減できるでしょう。
また、新車や高年式の中古車に買い替えれば、故障のリスクを軽減できます。万が一故障しても、新車にはメーカー保証が付帯しており、一定期間内であれば無償または低価格で修理を受けられます。
車は年式が新しく、走行距離が少ないほど高額での売却が期待可能です。特に人気車種や需要の高いモデルであれば、リセールバリューが高く、次の車の購入資金にあてられます。
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デメリット
・購入費用や諸費用がかかる
・購入する車の選定・契約・保険などの手続きが発生する
・ローン残債の処理が必要な場合がある
車を買い替える際には、車両本体価格に加えて、登録費用や税金などの諸費用が発生します。一度に大きな出費となるため、経済的な負担が増加します。
また、車の買い替えには、車両の選定、試乗、契約、納車、保険の手続きなど、多くの手順を踏んで行います。手続きには時間と労力がかかり、忙しい方にとっては負担となるでしょう。
現在の車にローンが残っている場合、買い替え時にはその残債を完済する必要があります。新たなローンとあわせて返済計画を立てる場合、経済的な負担が増す可能性があるため注意が必要です。
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車を乗り潰すか・買い替えるかを決める判断基準
「そろそろ買い替えたほうがいいのかな」と迷いを感じているなら、いくつかの判断ポイントをチェックしてみましょう。次の項目に当てはまる数が多いほど、買い替え検討のタイミングが近づいているサインかもしれません。
故障頻度・修理費用が上がったか
車を長く乗っていると、どうしても小さな不具合や故障の頻度は増えてきます。特に10年経過、または10万kmを超えたあたりからは、エンジンやトランスミッション、足回りなど主要部品にトラブルが出やすくなるとされています。
一度の修理で数万円〜数十万円かかることもあり、累積すると新しい車を買うのと同じくらいのコストになることもあります。維持費が膨らみ、信頼性にも不安を感じるようになったら、買い替えの検討を始める時期かもしれません。
走行距離が10万kmを超えたか
車の寿命は一般的に10万〜15万km程度がひとつの目安とされます。
一般的に10万kmを超えると、各部品の摩耗・劣化が進行し、大きな修理が必要になるリスクも高まります。また、10万kmを超えた車は中古車市場での価値が下がる傾向があるため、売却のタイミングを逃すことにもつながります。
10万kmを超える前に「あとどれくらい乗れるか」「今ならいくらで売れるか」の両面から判断するとよいでしょう。
初度登録から13年が経過したか
国の制度では、初度登録から13年が経過した車両に対して、自動車税や重量税の重課が適用されます。これにより、年間維持費に数千円〜数万円の差が出ます。
普通自動車(ガソリン車・LPG車):13年経過で概ね15%重課
普通自動車(ディーゼル車):11年経過で概ね15%重課
軽自動車:13年経過で概ね20%重課
さらにこの時期になると、車体のサビや配線の劣化など、年式相応のトラブルも起こりがちです。

古くなった車を高額修理して乗り続けるよりも、売却金を使って新しい車に買い替えたほうが、トータルで見てコストを抑えられる場合もあります。
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維持費(燃費・保険など)が高くなったか
年式が古くなるほど、車の維持費はじわじわと上がってきます。
特に燃費性能の差は大きく、近年のハイブリッド車やEVと比べて、古いガソリン車では毎月の燃料代が数千円〜1万円以上も異なる場合もあります。
また、古い車は任意保険料が上がったり、車両保険が適用外になることもあり、年間トータルの出費に響くこともあります。
ライフスタイルの変化にあっているか
車がライフスタイルにあった性能・サイズ・機能であることも重要です。
独身時代に軽自動車を選んでいた場合、家族が増えた今では手狭に感じたり、通勤距離が変わって燃費が気になるようになったりしている場合、買い替えを検討するサインです。
転職・引っ越し・子育てなど、生活が変わるタイミングで車を見直すとよいでしょう。
あなたは乗り潰し・買い替えのどっち向き?タイプ別のおすすめ
ここでは、車の使用状況やライフスタイルにあわせて、「乗り潰すのが向いている人」と「買い替えたほうが向いている人」の特徴をタイプ別に紹介します。
車を乗り潰すのが向いている人
・車に愛着があり、壊れるまで乗りたい
・年間走行距離が少ない
・メンテナンスを自分でこまめにできる
・売却価値にこだわらない
日々の移動が主に近所への買い物や短距離通勤といった走行距離の少ない方は、車の劣化スピードもゆるやかです。また、オイル交換やタイヤ点検などの基本的なメンテナンスを自分で管理できる人であれば、車の寿命を充分に延ばせます。
特に中古車や軽自動車で初期費用を抑え、修理を重ねながら10年〜15年と長く乗るスタイルは、車に対するこだわりが少なく、コストを重視する方に適した選択肢です。
車の買い換えが向いている人
・最新の安全・快適性能を重視したい
・故障やトラブルに不安を感じる
・車を高く売りたい
・長距離移動が多く、燃費性能が重要
車を定期的に買い替えるのが向いているのは、安全性・快適性・信頼性を重視する方です。近年の車は、自動ブレーキ・車線逸脱防止・低燃費・静音性などの性能が大きく進化しています。
また、通勤や家族での遠出などで長距離走行が多い方は、新しい車のメリットを実感しやすいでしょう。トラブルの少ない安心なカーライフを送れます。

「定期的に買い替えて、常にベストな車に乗っていたい」という価値観の方は買い替えが向いています。
車をお得に買い替えるためのポイント
ここでは、損をせずお得に車を買い替えるために押さえておきたいポイントを紹介します。
- 売却タイミングは「価値が落ちきる前」が鉄則
- 高年式の中古車も視野に入れて選ぶ
- 複数の買取業者で査定を比較する

ちょっとしたタイミングや選び方の違いで、数万円〜数十万円単位で出費に差が出ることも。賢く買い替えるコツを押さえておきましょう。
売却タイミングは「価値が落ちきる前」
車は年数や走行距離が増えるほど査定額が下がる資産です。特に10年経過、または10万kmを超えると、一気に買取価格が下がる傾向があり、最終的には査定0円となる場合もあります。
買い替えは車の価値が落ちきる前に必ず検討しましょう。
高年式の中古車も視野に入れる
コストを抑えたいなら、新車にこだわらず、中古車を視野に入れるのもおすすめです。
新車登録から数年以内・走行距離数万km以内の中古車を選ぶと、状態がよく、価格も抑えられてコスパがよいでしょう。また、初回車検前の「未使用車」や「試乗車落ち」なども狙い目です。
さらに、まだメーカー保証が残っている車種なら、購入後の修理リスクもカバーできます。

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複数の買取業者で比較する
下取り価格はディーラー任せにせず、複数の買取業者で査定額を確認しましょう。各買取業者のサイトにて査定実績を見たり、複数の業者に出張査定を依頼したりすれば、自宅にいながら相場感を把握できます。

買取価格は、業者によって数万円〜10万円以上差がつくこともありますよ。
お得に車を買い替えるなら中古車販売・買取店「カーセブン」
車の買い替えを検討する際には、「今の車をいくらで売れるか」を把握することが大切です。
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よくある質問
車を「乗り潰す」とは、売却や買い替えをせず、故障や寿命を迎えるまで乗り続けることを指します。一般的には10年経過、または10万km以上を超えても、必要に応じて修理・メンテナンスを行いながら使い続けます。
一般的には10万〜15万kmが目安とされています。ただし、車の寿命は年々伸びており、定期的なメンテナンスを行えば20万km以上走ることも可能です。
車両購入費を抑えられるため、長く乗るほど1年あたりのコストは低くなる傾向があります。ただし、年数が経つほど修理費や税金、保険料が増える場合もあるため、トータルコストを踏まえて判断することが大切です。
中古車の寿命は車の年式・整備状況によるが、適切にメンテナンスされていれば購入後5〜10年乗れることが一般的です。購入時の車の走行距離が少ないほど、長く使える傾向にあります。
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