更新日2024.12.27

7人乗りでおすすめの車20選!ファミリー向け機能や人気車種の選び方

7人乗りでおすすめの車20選!ファミリー向け機能や人気車種の選び方

大勢の仲間、大家族で出かける機会がある人の場合、一般的な前後2列シート(普通車だと5人乗り、軽自動車は4人乗り)の車では全員で乗れないケースがあります。そこでおすすめなのが3列目のシートを備えた7人乗りの車です。

7人乗りを設定する車種やグレードは多数ありますが、車選びで迷ったときは「誰がどのようなシーンで乗るのか」を考えてみましょう。この記事では、あなたも、一緒に乗る人にとっても便利で快適な7人乗りの車を紹介します。

この記事でわかること

  • ・7人乗りの車とはどんなタイプか
  • ・7人乗りの車を選ぶポイント
  • ・7人乗りの車は新車と中古車どちらがおすすめか

監修・執筆

エディター ライター

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
http://bridge-man.net/

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目次

7人乗りの車とはどんなタイプか

車内 シート

車への乗車は道路交通法第55条において次のように定められています。

車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。

道路交通法第五十五条

つまり、シートベルトなどの安全装置が設置されたシート以外に乗って移動することはできません

車検証にはその車の定員が記載されています。多くの車は1列目の席に2名(一部3人座れる車もあります)、2列目に2〜3名(軽自動車は2名)が座れるようになっています。

ただ、車種によっては3列目のシートを設置して、5名以上で移動できるようにした車もあります。2列目と同じように3列目にも2〜3名で座れるようになっているので、1〜3列目のシートがすべて2名で座るタイプなら定員6名、2列目と3列目が3人がけのシートなら定員8名の車になります。7人乗りの車には2列目が2名がけで3列目が3人がけのタイプと、2列目が3人がけで3列目が2人がけのタイプがあります。

多人数乗車が可能な車として真っ先に思い浮かぶのがスライドドアを搭載するミニバン。そして近年では大型のSUVでも3列目シートを備えたものがあります。

7人乗りの車を選ぶポイント

7人の車を選ぶときは、以下の点に注目しましょう。

7人乗りの車を選ぶポイント

⚫︎ 用途に合うボディタイプを選択
⚫︎ 車のサイズを選ぶ
⚫︎ シートの使い勝手を確認

用途に合うボディタイプを選択

7人乗り ミニバン(セレナ)
7人乗り SUV

7人乗りの車には「ミニバン」と「SUV」の2種類があります。両車は使い勝手などがかなり違うので、どちらが自分の使い方に適しているかを考えていきましょう。

ボディタイプ別おすすめの人

ミニバン:ファミリー、積載性重視
SUV:スポーティな走りを求める人、デザイン性重視

ミニバンとSUVには以下の特徴があります。

ボディタイプ 特徴
ミニバン ・すべてのモデルで3列シートを搭載
・3列目席への乗降がしやすいスライドドア
・床が低いのでリアシートへの乗降が楽
・室内高が高い
SUV ・7人乗りのモデルは少なめ
・7人乗りのモデルは大型のSUVが中心
・大径タイヤと厚みのあるボディで迫力あるデザイン
・4WD性能が高いモデルが多い

車のサイズを選ぶ

7人乗り 5ナンバー コンパクト(シエンタ)
7人乗り ラグジュアリー

ミニバンは5ナンバーサイズのコンパクトモデルからラグジュアリーな大型のものまでさまざまな選択肢があります。ボディサイズは2列目や3列目の広さに大きく影響するため、後部座席も快適で充分な広さが欲しいという人は必然的に大きなサイズのものを選ぶことになります。

SUVは5人乗りで設計されたものが多く、3列目席を設置できるものはかなり大きなサイズになります。いざというときのために7人乗れる車が欲しいけれど、大きな車を運転する自信がない人は、コンパクトなミニバンがおすすめです。

高橋さん

長さや幅が大きい車は、室内も広いことがメリットです!駐車だけではなく、載せたい荷物や乗る人など、さまざまなシーンを想像してみてくださいね。

シートの使い勝手を確認

7人乗り シートの形状

3列シートを備えるミニバンには、車種によってシート形状が異なります。最も差があるのは2列目席。

ベンチシート ・公園などにあるベンチのような形のシート
・最大3人が座れる構造
キャプテンシート ・左右が独立した1人がけのシート
・2列目にキャプテンシートが2脚設置

乗車人数が多くなるのは3人がけのベンチシートですが、キャプテンシートは隣にいる人のことを気にせずゆったり座れ、オットマンなどの快適な機能がついているものもあります。また、左右のキャプテンシートの間を人が移動できる構造になっているものも多くなります。ベンチシートだと3列目への乗降時には2列目に座る人が車から降りる必要がありますが、キャプテンシートは座ったままでも乗降できるものが多くなります。

3列目席は2人がけが基本。ただ、大型のミニバンでは3人座れるスペースが確保されているものもあります。

ミニバンと3列目席を備えたSUVの違いは床面の高さになります。悪路を走ることを想定したSUVは最低地上高を確保するために地面から床までが高く設計されています。ミニバンに比べるとドアの開口部が広くないので、乗り込む時は体を屈めてヨイショと乗り込む形になってしまいます。

頻繁に3列目席を使うなら、SUV購入時は乗降性をチェックしましょう。

7人乗りの車は新車と中古車どちらがおすすめ?

あなたが初めてオーナーになる新車に乗ることは、おろしたての洋服に袖を通すのと同じように気持ちがいいもの。ただ、3列シートを備えるミニバンやSUVは機能や装備が充実していたり、大きなエンジンを積んでいたりするので、新車価格が高めに設定されているものが多くなります。

高橋さん

欲しい車があるけれど、予算が合わなくて買うのをためらっている。そんな人は、中古車に注目してみましょう。

年式や走行距離によりますが、多くの中古車は新車より安い価格で販売されています。そのため新車だと予算的に難しい場合でも中古車なら手が届くケースが多くなるはず。また、新車よりもクラスが上の車を探すこともできます。年式が少し古いものや走行距離が少し多めのものを選ぶことで予算を抑えられるでしょう。

ただ、昨今は全般的に中古車相場が高めに推移しているので、思ったよりも安くないと感じることもあるはず。新車と同じ現行型だと予算が合わない場合は先代モデルを探してみるのがおすすめ

一方で新車はボディカラーや装備などを自分の好みで選ぶことができます。中古車だと自分が欲しい色や絶対に欲しい装備がついているものが必ず見つかるとは限りません。特にメーカーオプションで設定されている装備は工場出荷時しかつけることができないので、どうしても欲しい人は新車を買うか、装備されている中古車を探すしかありません。そして人気のメーカーオプションがついた中古車は需要が高いため、価格は高めに設定される傾向にあります。

後付けできない装備として、以下のものがあります。

⚫︎ 両側電動スライドドア
⚫︎ 本革シート
⚫︎ 2列目のキャプテンシートまたはベンチシート
⚫︎ サンルーフ
⚫︎ メーカーオプションのカーナビ
⚫︎ 先進安全装備

新車と中古車、どちらにもメリットがあるので、予算と車選びで妥協したくないことのバランスを考えながら、どちらを選ぶかを決めることをおすすめします。

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7人乗りのおすすめミニバン10選

まずは、7人乗りのおすすめ国産ミニバンをサイズ別に10モデル紹介します。

サイズ・車名 乗車人数 新車価格 中古車相場価格 WLTCモード燃費
【コンパクト】
トヨタ シエンタ
5人乗り/
7人乗り
1,995,200〜
3,234,600円
総額200万〜380万円 ガソリン:18.3〜18.4km/L
ハイブリッド:25.3〜28.8km/L
【コンパクト】
ホンダ フリード
5人乗り/
6人乗り/
7人乗り
2,508,000〜
3,437,500円
総額240万〜400万円 ガソリン:14.4〜16.5km/L
ハイブリッド:21.1〜25.6km/L
【ミドルサイズ】
トヨタ ヴォクシー
7人乗り/
8人乗り
3,090,000〜
3,960,000円
総額310万〜590万円 ガソリン:14.3〜15.0km/L
ハイブリッド:22.0〜23.0km/L
【ミドルサイズ】
トヨタ ノア
7人乗り/
8人乗り
2,670,000〜
3,890,000円
総額240万〜560万円 ガソリン:14.3〜15.1km/L
ハイブリッド:22.0〜23.4km/L
【ミドルサイズ】
ホンダ ステップワゴン
7人乗り/
8人乗り
3,169,100〜
4,066,700円
総額280万〜490万円 ガソリン:12.9〜13.9km/L
ハイブリッド:19.5〜20.0km/L
【ミドルサイズ】
日産 セレナ
7人乗り/
8人乗り
2,719,200〜
4,847,700円
総額270万〜500万円 ガソリン:11.6〜13.4km/L
ハイブリッド:16.1〜20.6km/L
【ラージサイズ】
トヨタ アルファード
7人乗り 5,400,000〜
8,720,000円
総額720万〜1,450万円 ガソリン:10.3〜10.6km/L
ハイブリッド:16.5〜17.7km/L
【ラージサイズ】
トヨタ ヴェルファイア
7人乗り 6,550,000〜
8,920,000円
総額780万〜1,350万円 ガソリン:10.2〜10.3km/L
ハイブリッド:16.5〜17.7km/L
【ラージサイズ】
ホンダ オデッセイ
7人乗り 4,800,400~
5,164,500円
総額60万〜570万円 ハイブリッド:19.6〜19.9km/L
【ラージサイズ】
三菱 デリカD:5
7人乗り/
8人乗り
4,156,900~
4,733,300円
総額40万〜700万円 ディーゼルターボ:13.6km/L

【コンパクトミニバン】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)

シエンタ

■ハイブリッドZ(7人乗り)

ボディサイズ 全長:4,260mm
全幅:1,695mm
全高:1,695mm
室内サイズ 室内長:2,545mm
室内幅:1,530mm
室内高:1,300mm
ホイールベース 2,750mm
パワートレイン・排気量 直列3気筒+ハイブリッド・1,490cc
シトロエン シート

ハッチバック感覚で乗れるコンパクトミニバン。全長が4.3mに満たない小さなボディに3列目シートを載せているため、3列目の空間はやや狭め。しかし、たとえば親が遊びに来たときに近所のレストランなどへ家族で出かけたりするなど、近距離の移動なら大人でも充分に座れます。もちろん子どもなら楽に座ることができます。

シエンタはそのぶん、2列目席の空間が広めに取られているのが特徴。2人乗車で2列目に荷物を置きたいときなども、足元空間に大きな荷物を置くことができます。そして3列目シートは床下に格納されるため、畳んだときに荷室を広く使えます。シエンタには2列シートの5人乗りも設定されていて、スライドドアがついた広めのハッチバックとして使いたい人から人気があります。

【コンパクトミニバン】ホンダ フリード(3代目/2024年2024年6月〜)

ホンダ フリード

■e:HEVクロスター(6人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,310mm
全幅:1,720mm
全高:1,755mm
室内サイズ 室内長:2,645mm
室内幅:1,470mm
室内高:1,270mm
ホイールベース 2,740mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・1,496cc
ホンダ フリード 車内シート

2024年6月にデビューした通算3代目となるフリードは、『第45回 2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー』を受賞しました。小さなファミリーカーで、キャラクター作りに切り込んだことや、運転する喜びを加味したことなどが評価されての受賞。キャラクターは標準モデルのエアーと、クロスオーバースタイルのクロスターを明確に切り分けたことで、両車の魅力が引き立っていることが挙げられます。

そんなフリードは、厚みのあるシートや3列目の空間を少しでも広げる工夫などで、コンパクトミニバンでも3列目シートの乗り心地にこだわったのが特徴。2列目シートはキャプテンシートがメインになるため、6人乗りになります。7人乗りはガソリン車、ハイブリッド車ともにエアーEXのFFモデルにのみ設定されます。

【ミドルサイズミニバン】トヨタ ヴォクシー(4代目/2021年12月〜)

トヨタ ヴォクシー

■ハイブリッドS-Z(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,695mm
全幅:1,730mm
全高:1,895mm
室内サイズ 室内長:2,805mm
室内幅:1,470mm
室内高:1,405mm
ホイールベース 2,850mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・1,797cc
トヨタ ヴォクシー シート

ミドルサイズのミニバンは前後のタイヤ間(ホイールベース)がコンパクトミニバンよりも100mm以上長くなり、そのぶん、全長や室内長にも余裕がある形で設計されています。さらに室内高が1,400mm以上あるため、子どもであれば車内で立つことも可能。これらが2列目と3列目の広さにつながっています。

ヴォクシーには2列目がベンチシートの8人乗りも用意されていますが、おすすめはキャプテンシートの7人乗り。3列目にも人が乗る機会が多いこのサイズだと1列目から3列目までのウォークスルーはとても便利だし、3列目を使わないときは2列目の超ロングスライド機構で、ラウンジにいるような感覚で移動することができます。

【ミドルサイズミニバン】トヨタ ノア(4代目/2021年12月〜)

トヨタ ノア

■ハイブリッドG(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,695mm
全幅:1,730mm
全高:1,895mm
室内サイズ 室内長:2,805mm
室内幅:1,470mm
室内高:1,405mm
ホイールベース 2,850mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・1,797cc
トヨタ ノア シート

ノアとヴォクシーは兄弟車という関係で、ボディサイズや機能などは基本的に同じになります。価格に差があるのはヴォクシーがエアログレードのみの設定なのに対し、ノアは標準グレードとエアログレードが設定されているためです。

2列目がキャプテンシートになる7人乗りはもちろん、8人乗りの2列目にも超ロングスライド機構があるので、3列目を使わないときは後ろに下げてゆったり座ることができます。また、8人乗りのオプションで、2列目左側の席をなくした7人乗りで3列目へのアクセスを容易にした仕様を選ぶこともできます。

【ミドルサイズミニバン】ホンダ ステップワゴン(6代目/2022年5月〜)

ホンダ ステップワゴン

■e:HEVスパーダ プレミアムライン(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,830mm
全幅:1,750mm
全高:1,845mm
室内サイズ 室内長:2,845mm
室内幅:1,545mm
室内高:1,410mm
ホイールベース 2,890mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・1,993cc
ホンダ ステップワゴン シート

ステップワゴンはヴォクシーやノアと同じミドルサイズのミニバンですが、ボディサイズは一回り大きく設計されています。その差が現れているのが3列目シート。厚みがあり背もたれも大きなシートに座ってゆったり移動できるほか、2列目の位置を前後にずらして3列目にも座ることで、プライベート空間を重視したシートアレンジにすることもできます

他のモデルが3列目の格納が左右跳ね上げ式なのに対し、ステップワゴンは床下収納式。そのためシート格納時も荷室を広く使うことができます。大人数で移動したい人のために、最上級グレードのスパーダプレミアムライン以外のグレードではオプションで2列目のベンチシートを選ぶこともできます。

【ミドルサイズミニバン】日産 セレナ(6代目/2022年12月〜)

日産 セレナ

■e-POWERハイウェイスターXV(8人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,765mm
全幅:1,715mm
全高:1,870mm
室内サイズ 室内長:3,135mm
室内幅:1,545mm
室内高:1,400mm
ホイールベース 2,870mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・1,433cc
日産 セレナ シート

標準グレード、エアログレードのハイウェイスター、上質さとスポーティさをミックスしたオーテックと、複数のバリエーションが用意されるセレナ。7人乗りは最上級グレードのe-POWERルキシオンと、e-POWERの4WDでe-4ORCEというモーターとブレーキの協調制御機能を備えたモデルになります。

ミニバンクラスNo.1の室内長を活かし、どの席もゆとりあるスペースを確保。8人乗りの2列目は1列目から2列目シートの間をスライドできるマルチシートになっていて、これを1列目まで移動すれば2列目をキャプテンシートのように使うこともできます。そして2列目の左側の席は左右に横スライドできるので、右側にスライドすると2列目に人が座った状態で3列目にアクセスすることも可能です。

【ラージサイズミニバン】トヨタ アルファード(4代目/2023年6月〜)

トヨタ アルファード

■ハイブリッドZ(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,995mm
全幅:1,850mm
全高:1,935mm
室内サイズ 室内長:3,005mm
室内幅:1,660mm
室内高:1,360mm
ホイールベース 3,000mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・2,487cc
トヨタ アルファード シート

“キング・オブ・ミニバン”としてLクラスミニバンのなかで絶大な人気を誇るアルファード。高級感があり押し出しの強い外観はもちろん、贅を尽くしたインテリアも多くの人が憧れる理由です。Zは530mmの前後スライドができて電動オットマンが装備されるエグゼクティブパワーシート。上級グレードのエグゼクティブラウンジには上質な本革に伸縮機能付きの電動オットマンなどが装備されるエグゼクティブラウンジシートが備わります。

後席は天井部分にイルミネーションやエアコンのコントロールパネル、パワースライドドアの操作スイッチなどを集約。シートヒーターやベンチレーションは2列目にも備わっているので、夏でも冬でも快適に過ごすことができます。もちろん3列目シートの座り心地もいいので、家族や仲間とラグジュアリーな時間を楽しみたい人におすすめです。

【ラージサイズミニバン】トヨタ ヴェルファイア(3代目/2023年6月〜)

■ハイブリッドZプレミア(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,995mm
全幅:1,850mm
全高:1,945mm
室内サイズ 室内長:3,005mm
室内幅:1,660mm
室内高:1,360mm
ホイールベース 3,000mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・2,487cc

アルファードとは兄弟車の関係にあたるモデルで、現行型はスポーティな雰囲気を打ち出しています。先代までは外観デザインがアルファードと異なり、その他の仕様は基本的に共通でした。しかし、現行型はガソリンエンジンにターボを搭載し、ボディ剛性を高めるパフォーマンスブレースが追加されるなど、走りの性格も変えられています

一方で、インテリアはアルファード同様にラグジュアリーな空間に仕立てられています。2列目シートはゆったり座れる大型のキャプテンシートで、電動オットマンなども備わります。3人がけの3列目シートもスペースにゆとりがあるので、大人2名がゆったり座れます。ラグジュアリーさとスポーティさを求める人にはヴェルファイアがおすすめです。

【ラージサイズミニバン】ホンダ オデッセイ(5代目/2013年11月〜)

オデッセイ ボディ

■e:HEVアブソルートEX(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,860mm
全幅:1,820mm
全高:1,695mm
室内サイズ 室内長:2,915mm
室内幅:1,560mm
室内高:1,285mm
ホイールベース 2,900mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+ハイブリッド・1,993cc
オデッセイ 車内シート

2023年12月以降のモデルは中国の工場で生産されたものが日本に輸入されていて、2022年までのモデルは日本で生産されていたオデッセイ。広い室内空間と座り心地のいい大型の2列目キャプテンシートなど、ホンダのラグジュアリーミニバンの名に恥じない装備が搭載されています。3列目シートも充分な広さがあるので大人がゆったり座ることができます。

3列目席の中央は背もたれを前に倒すことで大型のアームレストになります。2名でキャプテンシートのように使うこともできるので、6名乗車で全員が快適に移動することが可能。そして3列目は床下収納式になっているので、格納時も荷室を広く使うことができます。ボディサイズはアルファードなどよりひと回り小さく、スポーティな走りを打ち出したモデルになります。

【ラージサイズミニバン】三菱 デリカD:5(初代/2007年1月〜)

三菱 デリカD:5

■P(7人乗り・4WD)

ボディサイズ 全長:4,800mm
全幅:1,795mm
全高:1,875mm
室内サイズ 室内長:2,985mm
室内幅:1,505mm
室内高:1,310mm
ホイールベース 2,900mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒ディーゼルターボ・2,267cc
三菱 デリカD:5 シート

クロカンSUVに匹敵する4WD性能が与えられた唯一無二のミニバン。多人数乗車している状態で荒れた道を進むことができるので、アウトドアの趣味やウインタースポーツを楽しむ人から圧倒的な信頼を得ているミニバンです。ボディサイズが大きいので、3列目シートも大人がゆとりを持って座ることができます。

2列目シートがキャプテンシートになる7人乗りのほか、ベンチシートになる8人乗りもラインナップ。キャプテンシートはシート感のスペースが広めなので、3列目へのアクセスも容易です。4WD性能を確保するために最低地上高が高めに設定されていますが、スライドドアの開閉と連動するステップが用意されるので、乗り降りは楽にできます

7人乗りのおすすめSUV5選

続いて、7人乗りのおすすめ国産SUVを5モデル紹介します。新車で買えるもののほか、中古車でしか手に入らないものもピックアップしました。

サイズ・車名 乗車人数 新車価格 中古車相場価格 WLTCモード燃費
【ミドルサイズ】
日産 エクストレイル
5人乗り/
7人乗り
3,601,400〜
5,332,800円
総額330万〜550万円 ハイブリッド:18.3〜19.7km/L
【ラージサイズ】
トヨタ ランドクルーザープラド
5人乗り/
7人乗り
3,676,000〜
5,118,000円
(新車時価格)
総額220万〜710万円 ガソリン:8.3km/L
ディーゼルターボ:11.2km/L
【ラージサイズ】
マツダ CX-8
6人乗り/
7人乗り
2,994,200〜
5,058,900円
(新車時価格)
総額160万〜500万円 ガソリン:12.2〜12.4km/L
ガソリンターボ:11.6〜12.0km/L
ディーゼルターボ:15.4〜15.8km/L
【ラージサイズ】
マツダ CX-80
6人乗り/
7人乗り
3,943,500〜
7,122,500円
―― ディーゼルターボ:16.7〜18.3km/L
ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド:19.0〜19.2km/L
PHEV:12.9km/L
【ラージサイズ】
三菱 アウトランダー
5人乗り/
7人乗り
5,263,500〜
6,685,800円
総額380万〜590万円 PHEV:17.2〜17.6km/L

【ミドルサイズSUV】日産 エクストレイル(4代目/2022年7月〜)

日産 エクストレイル

■X e-4ORCE(7人乗り・4WD)

ボディサイズ 全長:4,660mm
全幅:1,840mm
全高:1,720mm
室内サイズ 室内長:2,545mm
室内幅:1,540mm
室内高:1,255mm
ホイールベース 2,705mm
パワートレイン・排気量 直列3気筒+ハイブリッド・1,497cc
日産 エクストレイル
画像引用:日産

ミドルサイズSUVのエクストレイルは、基本的には2列シート5人乗りの設計。ただ、4WD車のX e-4ORCEとX e-4ORCEエクストリーマーXに3列シート7人乗りが設定されています。3列目は座面と背もたれが低くスペースも決して広くはありません。あくまでエマージェンシーシートと考えておいたほうがいいでしょう。

たとえば「車2台でキャンプに出かけ、キャンプ場から近所の温泉に行く際は1台で動きたい」そんなときに便利に使えるシートです。3列目を使用しないときは床下にすっぽり格納されるので、シートがあることを気にせずたくさんの荷物を積むことができます。

【ラージサイズミニバン】トヨタ ランドクルーザープラド(4代目/2009年9月〜2024年4月)

トヨタ ランドクルーザープラド

■TX(7人乗り・4WD)

ボディサイズ 全長:4,825mm
全幅:1,885mm
全高:1,720mm
室内サイズ 室内長:2,520mm
室内幅:1,565mm
室内高:1,240mm
ホイールベース 2,705mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒・2,693cc
トヨタ ランドクルーザープラド シート

現行型のランドクルーザー300、ランドクルーザー250にも3列シート7人乗りが用意されています。ただ、新車は長期の納車待ちが発生していて、中古車はプレミア相場が長く続いているため、一般の人が手に入れるのはかなり難しい状況と言えます。そこで注目なのがランクル250の前身モデルであるランドクルーザープラドです。

プラドはすべてのグレードで3列シート搭載グレードが設定されていました。しかも最上級グレードのTZ-Gの3列目シートは電動格納式になります。ミニバンに比べるとスペース的には決して広いわけではありませんが、長距離でなければ充分乗れる広さ。3列目を床下に格納すると広い荷室スペースが出現します。

【ラージサイズミニバン】マツダ CX-8(初代/2017年9月~2024年3月)

マツダ CX-8

■XD(7人乗り・4WD)

ボディサイズ 全長:4,925mm
全幅:1,845mm
全高:1,730mm
室内サイズ 室内長:2,690mm
室内幅:1,540mm
室内高:1,250mm
ホイールベース 2,930mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒ディーゼルターボ・2,188cc
マツダ CX-8 シート

マツダは2017年まで複数のミニバンを生産していましたが、SUVに特化する方針を打ち出してミニバンの生産を終了。ミニバンの代わりに登場した3列シート専用モデルがCX-8でした。2列目シートがキャプテンシートになる6人乗りとベンチシートタイプの7人乗りが用意され、キャプテンシートタイプはシート間のウォークスルー機構はなくひじかけやカップホルダーなどがついたコンソールボックスが設置されます。

家族でロングドライブに行く機会が多い人におすすめなのは6人乗り仕様。2列目にゆったり座れるのが魅力です。最低地上高が高いのでミニバンに比べると3列目へのアクセスはしづらいですが、大人でもきちんと座れるだけのスペースが確保されています。優雅なデザインやラグジュアリーなインテリアもCX-8の特徴です。

【ラージサイズミニバン】マツダ CX-80(初代/2024年10月〜)

マツダ CX-80

■XD(7人乗り・FR)

ボディサイズ 全長:4,990mm
全幅:1,890mm
全高:1,705mm
室内サイズ 室内長:2,650mm
室内幅:1,550mm
室内高:1,233mm
ホイールベース 3,120mm
パワートレイン・排気量 直列6気筒ディーゼルターボ・3,283cc
マツダ CX-80 シート

マツダは2022年に登場したCX-60を皮切りにラージ商品群を展開すると発表。CX-80は日本で発売される3列シート専用の第2弾モデルです。駆動方式は後輪駆動およびFRベースの4WDになり、エンジンは直6ディーゼルターボと、そのエンジンにマイルドハイブリッドを搭載したもの、2.5LガソリンエンジンのPHEVが用意されます。

室内は後席に行くに従いだんだん着座位置が高くなるシアターレイアウトにより、3列目も開放感のある空間が作られているのが特徴。3列目は身長170cmの人が余裕をもって座れるように設計されています。7人乗りも用意されますが、おすすめは2列目にゆったり座れる6人乗りです。

【ラージサイズミニバン】三菱 アウトランダー(3代目/2021年12月〜)

三菱 アウトランダー

■P(7人乗り・4WD)

ボディサイズ 全長:4,720mm
全幅:1,860mm
全高:1,750mm
室内サイズ 室内長:2,450mm
室内幅:1,520mm
室内高:1,220mm
ホイールベース 2,705mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒+PHEV・2,359cc
三菱 アウトランダー シート

PHEV専用モデルとなった3代目アウトランダー。サイズはミドルとラージの中間くらいの大きさ。乗車人数は5人乗りと7人乗りが用意されます。3列目席のスペースは余裕があるわけではありませんが、短距離の移動や子どもの乗車なら充分に使えるものになっています。

2024年10月にマイナーチェンジが実施され、PHEVシステムを大幅改良。EV走行距離が約20km延び、日常の大半の移動はモーターのみで走行できるようになりました。三菱とヤマハが共同開発したオーディオシステムが用意されるなど、ラグジュアリー性が高められたのも魅力のひとつです。

7人乗りのおすすめ輸入車5選

7人乗りの日本車だけでなく輸入車からも選ぶことができます。最後はドイツ車、フランス車、スウェーデン車の7人乗りモデルを新車・中古車織り交ぜて紹介します。

サイズ・車名 乗車人数 新車価格 中古車相場価格 WLTCモード燃費
【ラージサイズミニバン】
メルセデス・ベンツ Vクラス
7人乗り 9,400,000〜
13,700,000円
総額270万〜1,780万円 ディーゼルターボ:12.6〜13.0km/L
【ラージサイズミニバン】
フォルクスワーゲン シャラン
7人乗り 4,412,000〜
4,572,500円
(新車時価格)
総額70万〜440万円 ガソリン:12.2km/L
ディーゼルターボ:14.0km/L
【ラージサイズミニバン】
シトロエン ベルランゴ
5人乗り/
7人乗り
4,390,000〜
5,490,000円
総額250万〜480万円 ディーゼルターボ:18.1km/L
【ミドルサイズSUV】
メルセデス・ベンツ GLB
7人乗り 6,370,000〜
9,150,000円
総額380万〜850万円 ガソリンターボ+BSG:11.0〜14.2km/L
ディーゼルターボ:15.8km/L
【ラージサイズSUV】
ボルボ XC90
7人乗り 9,540,000〜
12,640,000円
総額310万〜1,120万円 ガソリンターボ+マイルドハイブリッド:11.4km/L
PHEV:13.3km/L

 

【ラージサイズミニバン】メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目/2015年10月〜)

メルセデス・ベンツ Vクラス

■V220d(7人乗り・FR)

ボディサイズ 全長:4,895mm
全幅:1,930mm
全高:1,880mm
室内サイズ ――
ホイールベース 3,200mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒ディーゼルターボ・1,949cc
メルセデス・ベンツ Vクラス シート

日本のLサイズミニバンと比べてもかなり大きなプレミアムミニバン。標準仕様で全長が4,895mm、ロングボディだと5,140mm。さらに受注生産で全長が5,370mmもあるエクストラロングも用意されます。全幅、全高も日本車より大きいことから、室内がかなり広いことは容易に想像できるはず。

2列目だけでなく3列目も一人1脚の独立した座り心地のいいシートを搭載。荷室を広げたいときはシートを畳むのではなくロックを解除してシートを車から下ろす構造になっています。3列シートモデルのほか、ポップアップルーフや1列目シートの回転機能などを備えるマルコポーロ・ホライズンも設定されます。

【ラージサイズミニバン】フォルクスワーゲン シャラン(2代目/2010年11月~2022年12月)

【ラージサイズミニバン】フォルクスワーゲン シャラン

■TSIコンフォートライン(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,855mm
全幅:1,910mm
全高:1,750mm
室内サイズ ――
ホイールベース 2,920mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒ターボ・1,394cc
フォルクスワーゲン シャラン 車内 シート

Vクラスと違い、シャランは全高が低めに設定されたミニバンです。後部座席へのアクセスはスライドドアなので利便性が高く、3列目も大人が座れるだけのスペースが確保されています。すべてのシートが独立したタイプなので、隣の人と肩が当たるのを気にする必要がなく、リクライニングなども個別に調整できます。

2015年9月の仕様変更で先進運転支援システムの性能が強化されました。搭載エンジンもトルクを高めながら燃費性能も良くしています。2019年10月にはディーゼルターボが追加されました。

【ラージサイズミニバン】シトロエン ベルランゴ(2019年10月〜)

シトロエン ベルランゴ

■ロング マックス ブルーHDi(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,770mm
全幅:1,850mm
全高:1,850mm
室内サイズ ――
ホイールベース 2,975mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒ディーゼルターボ・1,498cc
シトロエン ベルランゴ シート

家族と人々のための「レジャーアクティビティヴィークル」として開発されたベルランゴ。プジョーのリフターとフィアットのドブロは兄弟モデルになります。2列シート5人乗りの標準ボディと3列シート7人乗りのロングボディが用意されます。ロングボディは標準ボディより365mm長くなります。

ベルランゴのリアシートもそれぞれが独立したタイプ。背もたれはワンタッチで折り畳めるので乗車人数や荷物量に合わせて簡単にシートアレンジを変更できます。大きなガラスルーフとフローティングアーチにより開放感のあるドライビングを楽しめます。2024年10月のマイナーチェンジでフロントのデザインが大きく変わりました。アクの強い個性的なデザインが好きな人には前期型がおすすめです。

【ミドルサイズSUV】メルセデス・ベンツ GLB(初代/2020年6月〜)

メルセデス・ベンツ GLB

■GLB180(7人乗り・FF)

ボディサイズ 全長:4,640mm
全幅:1,835mm
全高:1,700mm
室内サイズ ――
ホイールベース 2,830mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒ターボ・1,331cc
メルセデス・ベンツ GLB シート

ミドルサイズのボディに3列シートを搭載したGLBは、2024年4月〜9月の半年間の販売台数が輸入車で4位、3列シートを備える輸入車ではトップの販売台数でした。限られたスペースの中に3列目席を設置しているため、インポーターは「乗車時の安全確保のため、身長168cm以下の乗員のみが使用できる」としています。でもミニマムサイズでも席があるのはいざというときの安心感につながるはず。

2列目、3列目とも簡単に格納して荷室スペースを広げることが可能。3列目まで使用した際は130Lと荷室は狭めですが、2列目と3列目を格納すれば1,680Lという広大なスペースが出現します。

【ラージサイズSUV】ボルボ XC90(2代目/2016年1月〜)

ボルボ XC90

■ウルトラB5 AWD(7人乗り・4WD)

ボディサイズ 全長:4,950mm
全幅:1,960mm
全高:1,775mm
室内サイズ ――
ホイールベース 2,985mm
パワートレイン・排気量 直列4気筒ターボ+マイルドハイブリッド・1,968cc
ボルボ XC90 車内シート
画像引用:ボルボ

ボルボのSUVラインナップで最も大きなモデルであるXC90は、全グレードに3列目シートが搭載されます。ボルボらしいスカンジナビアデザインと北欧家具のような座り心地のいいシートは2列目と3列目でも同様。どの席に座っても開放感を味わえるよう設計されているのもさすがです。

パワートレインはマイルドハイブリッドに加えてPHEVも用意。PHEVは満充電だとモーターのみで73km走行できます(WLTCモード)。

7人乗りのメリットとデメリット

7人乗りの車には、メリットとデメリットの両方があります。それぞれのポイントを把握したうえで車を選んでいきましょう。

メリット

⚫︎ 4人を超える人数で出かける際も、車1台で出かけられる(行動が楽になるほか、燃料代や高速道路代などを節約できる。急に親や友人が訪ねてきた時も車ででかけやすい)
⚫︎ ミニバンの場合は後席のドアがスライドドアになるので、乗り降りが楽
⚫︎ スライドドア車なら子どもをチャイルドシートに乗せやすい
⚫︎ 2列目と3列目をフラットにして車内でくつろいだりできるなど、シートアレンジが豊富

7人乗りの大きなメリットは、言うまでもなく大人数で移動できることにあります。もちろん複数台の車で移動するという方法もありますが、信号にひっかかってはぐれてしまったり、目的地に複数台分の駐車場がなかったりすることもあり、1台で移動したほうが便利というシチュエーションは案外多いです。

また、ミニバンだとスライドドアが装備されることも大きなメリット。スライドドアはドアを開けたときの振り幅が小さいので隣の車にドアをぶつけてしまう心配がほとんどなく、開口部が大きいので乗り降りも楽にできます。

高橋さん

小さな子どもがいるファミリーだと一度スライドドアの車に乗るとヒンジ式のドアに戻れなくなるほど便利ですよ。

デメリット

⚫︎ キャプテンシート搭載車はシートアレンジに制限がある
⚫︎ 7人乗りのSUVは3列目シートへのアクセスがしづらい
⚫︎ 2列目席に比べると3列目席はどうしても狭くなってしまう

キャプテンシートは座ったときの快適性を高める構造になっているため、シートアレンジのバリエーションはベンチシートに比べると少なくなります。ただ、新しいモデルではキャプテンシートの前後スライド量を大きくして快適性を追求しているものもあります。

7人乗りの車を選ぶうえで気をつけたいのは、3列目席の使用頻度。3列目席は車種によって広さや座り心地、アクセスのしやすさが大きく異なります。たとえば5人以上の大家族で頻繁に3列目まで人が座る場合は、チャイルドシートがつけられたり、大人が座っても足元や頭上に余裕があるなど、使い方に合わせたスペースが確保されているものを選びましょう。

反対にごく稀に3列目に短時間だけ人が乗るという場合は、そこまで広くなくても乗った人は我慢できるはずです。

また、3列目を頻繁に使うなら乗り降りがしやすい車のほうが圧倒的に楽。SUVだと最低地上高が高いので意外と乗り降りが大変だったりします。また、ミニバンでもベンチシートタイプで2列目のシートベルトがピラーから出てくるタイプだと、3列目の乗降時に2列目に座る人が一度車から降りる必要が出てきます。

7人乗りと8人乗りはどちらがいい?

7人乗りシート
8人乗りシート

3列目までシートがある車は、2列目と3列目に座れる人の数によって6人乗り、7人乗り、8人乗りがあります。

1列目、2列目、3列目の乗車人数の組み合わせは以下のとおりです。

6人乗り 2-2-2
7人乗り 2-3-2/2-2-3
8人乗り 2-3-3
高橋さん

8人で乗る機会がある人の場合は、無条件に8人乗りの車を選ぶことになります。最大でも7人乗車までという場合は、7人で乗る機会がどのくらいあるかを考えてみましょう

というのも、3列目席は2列目席に比べると狭い車が多いので、3人座れるようになっていても実際に3人で座って長距離を移動するのは意外と大変です。頻繁に7人で移動する機会があるなら、あえて8人乗りを選んで2-3-2という人数で乗ったほうが楽。ただ、2列目にずっと3人で乗っているのも大変なので、ロングドライブの場合は途中で2-2-3に乗り換えたりして、みんながなるべく快適に移動できるように工夫してみてください。

最大でも6人までしか乗らないのであれば、2列目がキャプテンシートになっているタイプがおすすめです。

よくある質問

Q
7人乗りの車を選ぶ際のポイントは何ですか?
A

7人乗りの車はミニバンとSUVから選ぶことができます。ボディタイプの違いによる使い勝手や3列目の広さの違いによる快適性などに注目して選びましょう。

Q
7人乗りのミニバンでおすすめはありますか?
A

ミニバンにはさまざまなタイプがあります。使い方によってどの大きさを選ぶべきか、どんな機能がついているものがいいかなどは異なります。セブンスマガジンではおすすめのミニバンをまとめた記事を掲載しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

Q
7人乗りの車のメリット・デメリットは何ですか?
A

一番大きなメリットは大勢で出かける際も1台で移動できること。スライドドアタイプのミニバンなら乗り降りが楽なのもメリットです。反対にデメリットは大人数で乗れるとはいえ3列目のスペースは狭くなってしまうこと。また、7人乗りでもSUVはミニバンに比べると3列目へのアクセスがしづらいというデメリットがあります。

Q
7人乗りの車は新車と中古車どちらがおすすめですか?
A

新車は完全に自分好みの仕様を選べる、自分が最初のオーナーであるというメリットがあるほか、クオリティ面でも安心感があります。一方で中古車に比べると値段は高くなってしまいます。中古車は完全に自分好みの仕様が見つかるとは限りませんが、新車に比べると安いので予算を抑えたり、新車より1ランク上の車種を選ぶことができます。どちらも一長一短がありますが、近年は中古車相場価格が高めで推移しているため、中古車でも予算が合わないこともあります。そんな時は先代モデルを探してみましょう。

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