大勢の仲間、大家族で出かける機会がある人の場合、一般的な前後2列シート(普通車だと5人乗り、軽自動車は4人乗り)の車では全員で乗れないケースがあります。そこでおすすめなのが3列目のシートを備えた7人乗りの車です。
7人乗りを設定する車種やグレードは多数ありますが、車選びで迷ったときは「誰がどのようなシーンで乗るのか」を考えてみましょう。この記事では、あなたも、一緒に乗る人にとっても便利で快適な7人乗りの車を紹介します。
この記事でわかること
- ・7人乗りの車とはどんなタイプか
- ・7人乗りの車を選ぶポイント
- ・7人乗りの車は新車と中古車どちらがおすすめか
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
- 7人乗りの車とはどんなタイプか
- 7人乗りの車を選ぶポイント
- 7人乗りの車は新車と中古車どちらがおすすめ?
- 7人乗りのおすすめミニバン10選
- 【コンパクトミニバン】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)
- 【コンパクトミニバン】ホンダ フリード(3代目/2024年2024年6月〜)
- 【ミドルサイズミニバン】トヨタ ヴォクシー(4代目/2021年12月〜)
- 【ミドルサイズミニバン】トヨタ ノア(4代目/2021年12月〜)
- 【ミドルサイズミニバン】ホンダ ステップワゴン(6代目/2022年5月〜)
- 【ミドルサイズミニバン】日産 セレナ(6代目/2022年12月〜)
- 【ラージサイズミニバン】トヨタ アルファード(4代目/2023年6月〜)
- 【ラージサイズミニバン】トヨタ ヴェルファイア(3代目/2023年6月〜)
- 【ラージサイズミニバン】ホンダ オデッセイ(5代目/2013年11月〜)
- 【ラージサイズミニバン】三菱 デリカD:5(初代/2007年1月〜)
- 7人乗りのおすすめSUV5選
- 7人乗りのおすすめ輸入車5選
- 7人乗りのメリットとデメリット
- 7人乗りと8人乗りはどちらがいい?
- よくある質問
7人乗りの車とはどんなタイプか

車への乗車は道路交通法第55条において次のように定められています。
車両の運転者は、当該車両の乗車のために設備された場所以外の場所に乗車させ、又は乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して車両を運転してはならない。
道路交通法第五十五条
つまり、シートベルトなどの安全装置が設置されたシート以外に乗って移動することはできません。
車検証にはその車の定員が記載されています。多くの車は1列目の席に2名(一部3人座れる車もあります)、2列目に2〜3名(軽自動車は2名)が座れるようになっています。
ただ、車種によっては3列目のシートを設置して、5名以上で移動できるようにした車もあります。2列目と同じように3列目にも2〜3名で座れるようになっているので、1〜3列目のシートがすべて2名で座るタイプなら定員6名、2列目と3列目が3人がけのシートなら定員8名の車になります。7人乗りの車には2列目が2名がけで3列目が3人がけのタイプと、2列目が3人がけで3列目が2人がけのタイプがあります。
多人数乗車が可能な車として真っ先に思い浮かぶのがスライドドアを搭載するミニバン。そして近年では大型のSUVでも3列目シートを備えたものがあります。
7人乗りの車を選ぶポイント
7人の車を選ぶときは、以下の点に注目しましょう。
⚫︎ 用途に合うボディタイプを選択
⚫︎ 車のサイズを選ぶ
⚫︎ シートの使い勝手を確認
用途に合うボディタイプを選択


7人乗りの車には「ミニバン」と「SUV」の2種類があります。両車は使い勝手などがかなり違うので、どちらが自分の使い方に適しているかを考えていきましょう。
ミニバン:ファミリー、積載性重視
SUV:スポーティな走りを求める人、デザイン性重視
ミニバンとSUVには以下の特徴があります。
ボディタイプ | 特徴 |
ミニバン | ・すべてのモデルで3列シートを搭載 ・3列目席への乗降がしやすいスライドドア ・床が低いのでリアシートへの乗降が楽 ・室内高が高い |
SUV | ・7人乗りのモデルは少なめ ・7人乗りのモデルは大型のSUVが中心 ・大径タイヤと厚みのあるボディで迫力あるデザイン ・4WD性能が高いモデルが多い |
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車のサイズを選ぶ


ミニバンは5ナンバーサイズのコンパクトモデルからラグジュアリーな大型のものまでさまざまな選択肢があります。ボディサイズは2列目や3列目の広さに大きく影響するため、後部座席も快適で充分な広さが欲しいという人は必然的に大きなサイズのものを選ぶことになります。
SUVは5人乗りで設計されたものが多く、3列目席を設置できるものはかなり大きなサイズになります。いざというときのために7人乗れる車が欲しいけれど、大きな車を運転する自信がない人は、コンパクトなミニバンがおすすめです。

長さや幅が大きい車は、室内も広いことがメリットです!駐車だけではなく、載せたい荷物や乗る人など、さまざまなシーンを想像してみてくださいね。
シートの使い勝手を確認

3列シートを備えるミニバンには、車種によってシート形状が異なります。最も差があるのは2列目席。
ベンチシート | ・公園などにあるベンチのような形のシート ・最大3人が座れる構造 |
キャプテンシート | ・左右が独立した1人がけのシート ・2列目にキャプテンシートが2脚設置 |
乗車人数が多くなるのは3人がけのベンチシートですが、キャプテンシートは隣にいる人のことを気にせずゆったり座れ、オットマンなどの快適な機能がついているものもあります。また、左右のキャプテンシートの間を人が移動できる構造になっているものも多くなります。ベンチシートだと3列目への乗降時には2列目に座る人が車から降りる必要がありますが、キャプテンシートは座ったままでも乗降できるものが多くなります。
3列目席は2人がけが基本。ただ、大型のミニバンでは3人座れるスペースが確保されているものもあります。
ミニバンと3列目席を備えたSUVの違いは床面の高さになります。悪路を走ることを想定したSUVは最低地上高を確保するために地面から床までが高く設計されています。ミニバンに比べるとドアの開口部が広くないので、乗り込む時は体を屈めてヨイショと乗り込む形になってしまいます。
頻繁に3列目席を使うなら、SUV購入時は乗降性をチェックしましょう。
7人乗りの車は新車と中古車どちらがおすすめ?
あなたが初めてオーナーになる新車に乗ることは、おろしたての洋服に袖を通すのと同じように気持ちがいいもの。ただ、3列シートを備えるミニバンやSUVは機能や装備が充実していたり、大きなエンジンを積んでいたりするので、新車価格が高めに設定されているものが多くなります。

欲しい車があるけれど、予算が合わなくて買うのをためらっている。そんな人は、中古車に注目してみましょう。
年式や走行距離によりますが、多くの中古車は新車より安い価格で販売されています。そのため新車だと予算的に難しい場合でも中古車なら手が届くケースが多くなるはず。また、新車よりもクラスが上の車を探すこともできます。年式が少し古いものや走行距離が少し多めのものを選ぶことで予算を抑えられるでしょう。
ただ、昨今は全般的に中古車相場が高めに推移しているので、思ったよりも安くないと感じることもあるはず。新車と同じ現行型だと予算が合わない場合は先代モデルを探してみるのがおすすめ。
一方で新車はボディカラーや装備などを自分の好みで選ぶことができます。中古車だと自分が欲しい色や絶対に欲しい装備がついているものが必ず見つかるとは限りません。特にメーカーオプションで設定されている装備は工場出荷時しかつけることができないので、どうしても欲しい人は新車を買うか、装備されている中古車を探すしかありません。そして人気のメーカーオプションがついた中古車は需要が高いため、価格は高めに設定される傾向にあります。
後付けできない装備として、以下のものがあります。
⚫︎ 両側電動スライドドア
⚫︎ 本革シート
⚫︎ 2列目のキャプテンシートまたはベンチシート
⚫︎ サンルーフ
⚫︎ メーカーオプションのカーナビ
⚫︎ 先進安全装備
新車と中古車、どちらにもメリットがあるので、予算と車選びで妥協したくないことのバランスを考えながら、どちらを選ぶかを決めることをおすすめします。
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7人乗りのおすすめミニバン10選
まずは、7人乗りのおすすめ国産ミニバンをサイズ別に10モデル紹介します。
サイズ・車名 | 乗車人数 | 新車価格 | 中古車相場価格 | WLTCモード燃費 |
【コンパクト】 トヨタ シエンタ |
5人乗り/ 7人乗り |
1,995,200〜 3,234,600円 |
総額200万〜380万円 | ガソリン:18.3〜18.4km/L ハイブリッド:25.3〜28.8km/L |
【コンパクト】 ホンダ フリード |
5人乗り/ 6人乗り/ 7人乗り |
2,508,000〜 3,437,500円 |
総額240万〜400万円 | ガソリン:14.4〜16.5km/L ハイブリッド:21.1〜25.6km/L |
【ミドルサイズ】 トヨタ ヴォクシー |
7人乗り/ 8人乗り |
3,090,000〜 3,960,000円 |
総額310万〜590万円 | ガソリン:14.3〜15.0km/L ハイブリッド:22.0〜23.0km/L |
【ミドルサイズ】 トヨタ ノア |
7人乗り/ 8人乗り |
2,670,000〜 3,890,000円 |
総額240万〜560万円 | ガソリン:14.3〜15.1km/L ハイブリッド:22.0〜23.4km/L |
【ミドルサイズ】 ホンダ ステップワゴン |
7人乗り/ 8人乗り |
3,169,100〜 4,066,700円 |
総額280万〜490万円 | ガソリン:12.9〜13.9km/L ハイブリッド:19.5〜20.0km/L |
【ミドルサイズ】 日産 セレナ |
7人乗り/ 8人乗り |
2,719,200〜 4,847,700円 |
総額270万〜500万円 | ガソリン:11.6〜13.4km/L ハイブリッド:16.1〜20.6km/L |
【ラージサイズ】 トヨタ アルファード |
7人乗り | 5,400,000〜 8,720,000円 |
総額720万〜1,450万円 | ガソリン:10.3〜10.6km/L ハイブリッド:16.5〜17.7km/L |
【ラージサイズ】 トヨタ ヴェルファイア |
7人乗り | 6,550,000〜 8,920,000円 |
総額780万〜1,350万円 | ガソリン:10.2〜10.3km/L ハイブリッド:16.5〜17.7km/L |
【ラージサイズ】 ホンダ オデッセイ |
7人乗り | 4,800,400~ 5,164,500円 |
総額60万〜570万円 | ハイブリッド:19.6〜19.9km/L |
【ラージサイズ】 三菱 デリカD:5 |
7人乗り/ 8人乗り |
4,156,900~ 4,733,300円 |
総額40万〜700万円 | ディーゼルターボ:13.6km/L |
【コンパクトミニバン】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)

■ハイブリッドZ(7人乗り)
ボディサイズ | 全長:4,260mm 全幅:1,695mm 全高:1,695mm |
室内サイズ | 室内長:2,545mm 室内幅:1,530mm 室内高:1,300mm |
ホイールベース | 2,750mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+ハイブリッド・1,490cc |

ハッチバック感覚で乗れるコンパクトミニバン。全長が4.3mに満たない小さなボディに3列目シートを載せているため、3列目の空間はやや狭め。しかし、たとえば親が遊びに来たときに近所のレストランなどへ家族で出かけたりするなど、近距離の移動なら大人でも充分に座れます。もちろん子どもなら楽に座ることができます。
シエンタはそのぶん、2列目席の空間が広めに取られているのが特徴。2人乗車で2列目に荷物を置きたいときなども、足元空間に大きな荷物を置くことができます。そして3列目シートは床下に格納されるため、畳んだときに荷室を広く使えます。シエンタには2列シートの5人乗りも設定されていて、スライドドアがついた広めのハッチバックとして使いたい人から人気があります。
トヨタ シエンタ
車両本体価格76.8万円
支払総額88.9万円
諸費用12.1万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格145.4万円
支払総額160.9万円
諸費用15.5万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格143.0万円
支払総額155.7万円
諸費用12.7万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格93.8万円
支払総額106.1万円
諸費用12.3万円
【コンパクトミニバン】ホンダ フリード(3代目/2024年2024年6月〜)

■e:HEVクロスター(6人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,310mm 全幅:1,720mm 全高:1,755mm |
室内サイズ | 室内長:2,645mm 室内幅:1,470mm 室内高:1,270mm |
ホイールベース | 2,740mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,496cc |

2024年6月にデビューした通算3代目となるフリードは、『第45回 2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー』を受賞しました。小さなファミリーカーで、キャラクター作りに切り込んだことや、運転する喜びを加味したことなどが評価されての受賞。キャラクターは標準モデルのエアーと、クロスオーバースタイルのクロスターを明確に切り分けたことで、両車の魅力が引き立っていることが挙げられます。
そんなフリードは、厚みのあるシートや3列目の空間を少しでも広げる工夫などで、コンパクトミニバンでも3列目シートの乗り心地にこだわったのが特徴。2列目シートはキャプテンシートがメインになるため、6人乗りになります。7人乗りはガソリン車、ハイブリッド車ともにエアーEXのFFモデルにのみ設定されます。
ホンダ フリード
車両本体価格120.5万円
支払総額136.1万円
諸費用15.6万円
ホンダ フリード
車両本体価格178.0万円
支払総額187.2万円
諸費用9.2万円
ホンダ フリード
車両本体価格76.8万円
支払総額89.0万円
諸費用12.2万円
ホンダ フリード
車両本体価格185.0万円
支払総額199.0万円
諸費用14.0万円
【ミドルサイズミニバン】トヨタ ヴォクシー(4代目/2021年12月〜)

■ハイブリッドS-Z(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,695mm 全幅:1,730mm 全高:1,895mm |
室内サイズ | 室内長:2,805mm 室内幅:1,470mm 室内高:1,405mm |
ホイールベース | 2,850mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,797cc |

ミドルサイズのミニバンは前後のタイヤ間(ホイールベース)がコンパクトミニバンよりも100mm以上長くなり、そのぶん、全長や室内長にも余裕がある形で設計されています。さらに室内高が1,400mm以上あるため、子どもであれば車内で立つことも可能。これらが2列目と3列目の広さにつながっています。
ヴォクシーには2列目がベンチシートの8人乗りも用意されていますが、おすすめはキャプテンシートの7人乗り。3列目にも人が乗る機会が多いこのサイズだと1列目から3列目までのウォークスルーはとても便利だし、3列目を使わないときは2列目の超ロングスライド機構で、ラウンジにいるような感覚で移動することができます。
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格150.4万円
支払総額163.2万円
諸費用12.8万円
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格382.6万円
支払総額399.3万円
諸費用16.7万円
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格219.7万円
支払総額239.7万円
諸費用20.0万円
トヨタ ヴォクシー
車両本体価格234.8万円
支払総額265.7万円
諸費用30.9万円
【ミドルサイズミニバン】トヨタ ノア(4代目/2021年12月〜)

■ハイブリッドG(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,695mm 全幅:1,730mm 全高:1,895mm |
室内サイズ | 室内長:2,805mm 室内幅:1,470mm 室内高:1,405mm |
ホイールベース | 2,850mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,797cc |

ノアとヴォクシーは兄弟車という関係で、ボディサイズや機能などは基本的に同じになります。価格に差があるのはヴォクシーがエアログレードのみの設定なのに対し、ノアは標準グレードとエアログレードが設定されているためです。
2列目がキャプテンシートになる7人乗りはもちろん、8人乗りの2列目にも超ロングスライド機構があるので、3列目を使わないときは後ろに下げてゆったり座ることができます。また、8人乗りのオプションで、2列目左側の席をなくした7人乗りで3列目へのアクセスを容易にした仕様を選ぶこともできます。
トヨタ ノア
車両本体価格136.4万円
支払総額149.3万円
諸費用12.9万円
トヨタ ノア
車両本体価格237.6万円
支払総額256.0万円
諸費用18.4万円
トヨタ ノア
車両本体価格149.9万円
支払総額154.9万円
諸費用5.0万円
トヨタ ノア
車両本体価格174.9万円
支払総額179.9万円
諸費用5.0万円
【ミドルサイズミニバン】ホンダ ステップワゴン(6代目/2022年5月〜)

■e:HEVスパーダ プレミアムライン(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,830mm 全幅:1,750mm 全高:1,845mm |
室内サイズ | 室内長:2,845mm 室内幅:1,545mm 室内高:1,410mm |
ホイールベース | 2,890mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,993cc |

ステップワゴンはヴォクシーやノアと同じミドルサイズのミニバンですが、ボディサイズは一回り大きく設計されています。その差が現れているのが3列目シート。厚みがあり背もたれも大きなシートに座ってゆったり移動できるほか、2列目の位置を前後にずらして3列目にも座ることで、プライベート空間を重視したシートアレンジにすることもできます。
他のモデルが3列目の格納が左右跳ね上げ式なのに対し、ステップワゴンは床下収納式。そのためシート格納時も荷室を広く使うことができます。大人数で移動したい人のために、最上級グレードのスパーダプレミアムライン以外のグレードではオプションで2列目のベンチシートを選ぶこともできます。
ホンダ ステップワゴン
車両本体価格100.5万円
支払総額119.4万円
諸費用18.9万円
ホンダ ステップワゴン
車両本体価格88.3万円
支払総額107.2万円
諸費用18.9万円
ホンダ ステップワゴン
車両本体価格102.5万円
支払総額119.3万円
諸費用16.8万円
ホンダ ステップワゴン
車両本体価格106.5万円
支払総額123.6万円
諸費用17.1万円
【ミドルサイズミニバン】日産 セレナ(6代目/2022年12月〜)

■e-POWERハイウェイスターXV(8人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,765mm 全幅:1,715mm 全高:1,870mm |
室内サイズ | 室内長:3,135mm 室内幅:1,545mm 室内高:1,400mm |
ホイールベース | 2,870mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,433cc |

標準グレード、エアログレードのハイウェイスター、上質さとスポーティさをミックスしたオーテックと、複数のバリエーションが用意されるセレナ。7人乗りは最上級グレードのe-POWERルキシオンと、e-POWERの4WDでe-4ORCEというモーターとブレーキの協調制御機能を備えたモデルになります。
ミニバンクラスNo.1の室内長を活かし、どの席もゆとりあるスペースを確保。8人乗りの2列目は1列目から2列目シートの間をスライドできるマルチシートになっていて、これを1列目まで移動すれば2列目をキャプテンシートのように使うこともできます。そして2列目の左側の席は左右に横スライドできるので、右側にスライドすると2列目に人が座った状態で3列目にアクセスすることも可能です。
日産 セレナ
車両本体価格124.8万円
支払総額143.1万円
諸費用18.3万円
日産 セレナ
車両本体価格232.4万円
支払総額245.7万円
諸費用13.3万円
日産 セレナ
車両本体価格159.4万円
支払総額176.3万円
諸費用16.9万円
日産 セレナ
車両本体価格259.4万円
支払総額275.8万円
諸費用16.4万円
【ラージサイズミニバン】トヨタ アルファード(4代目/2023年6月〜)

■ハイブリッドZ(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,995mm 全幅:1,850mm 全高:1,935mm |
室内サイズ | 室内長:3,005mm 室内幅:1,660mm 室内高:1,360mm |
ホイールベース | 3,000mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・2,487cc |

“キング・オブ・ミニバン”としてLクラスミニバンのなかで絶大な人気を誇るアルファード。高級感があり押し出しの強い外観はもちろん、贅を尽くしたインテリアも多くの人が憧れる理由です。Zは530mmの前後スライドができて電動オットマンが装備されるエグゼクティブパワーシート。上級グレードのエグゼクティブラウンジには上質な本革に伸縮機能付きの電動オットマンなどが装備されるエグゼクティブラウンジシートが備わります。
後席は天井部分にイルミネーションやエアコンのコントロールパネル、パワースライドドアの操作スイッチなどを集約。シートヒーターやベンチレーションは2列目にも備わっているので、夏でも冬でも快適に過ごすことができます。もちろん3列目シートの座り心地もいいので、家族や仲間とラグジュアリーな時間を楽しみたい人におすすめです。
トヨタ アルファード
車両本体価格409.0万円
支払総額423.0万円
諸費用14.0万円
トヨタ アルファード
車両本体価格79.4万円
支払総額98.9万円
諸費用19.5万円
トヨタ アルファード
車両本体価格239.8万円
支払総額253.8万円
諸費用14.0万円
トヨタ アルファード
車両本体価格418.5万円
支払総額429.8万円
諸費用11.3万円
【ラージサイズミニバン】トヨタ ヴェルファイア(3代目/2023年6月〜)
■ハイブリッドZプレミア(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,995mm 全幅:1,850mm 全高:1,945mm |
室内サイズ | 室内長:3,005mm 室内幅:1,660mm 室内高:1,360mm |
ホイールベース | 3,000mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・2,487cc |
アルファードとは兄弟車の関係にあたるモデルで、現行型はスポーティな雰囲気を打ち出しています。先代までは外観デザインがアルファードと異なり、その他の仕様は基本的に共通でした。しかし、現行型はガソリンエンジンにターボを搭載し、ボディ剛性を高めるパフォーマンスブレースが追加されるなど、走りの性格も変えられています。
一方で、インテリアはアルファード同様にラグジュアリーな空間に仕立てられています。2列目シートはゆったり座れる大型のキャプテンシートで、電動オットマンなども備わります。3人がけの3列目シートもスペースにゆとりがあるので、大人2名がゆったり座れます。ラグジュアリーさとスポーティさを求める人にはヴェルファイアがおすすめです。
トヨタ ヴェルファイア
車両本体価格255.4万円
支払総額269.8万円
諸費用14.4万円
トヨタ ヴェルファイア
車両本体価格85.8万円
支払総額98.7万円
諸費用12.9万円
トヨタ ヴェルファイア
車両本体価格308.7万円
支払総額323.9万円
諸費用15.2万円
トヨタ ヴェルファイア
車両本体価格160.5万円
支払総額178.3万円
諸費用17.8万円
【ラージサイズミニバン】ホンダ オデッセイ(5代目/2013年11月〜)

■e:HEVアブソルートEX(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,860mm 全幅:1,820mm 全高:1,695mm |
室内サイズ | 室内長:2,915mm 室内幅:1,560mm 室内高:1,285mm |
ホイールベース | 2,900mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+ハイブリッド・1,993cc |

2023年12月以降のモデルは中国の工場で生産されたものが日本に輸入されていて、2022年までのモデルは日本で生産されていたオデッセイ。広い室内空間と座り心地のいい大型の2列目キャプテンシートなど、ホンダのラグジュアリーミニバンの名に恥じない装備が搭載されています。3列目シートも充分な広さがあるので大人がゆったり座ることができます。
3列目席の中央は背もたれを前に倒すことで大型のアームレストになります。2名でキャプテンシートのように使うこともできるので、6名乗車で全員が快適に移動することが可能。そして3列目は床下収納式になっているので、格納時も荷室を広く使うことができます。ボディサイズはアルファードなどよりひと回り小さく、スポーティな走りを打ち出したモデルになります。
ホンダ オデッセイ
車両本体価格136.0万円
支払総額148.9万円
諸費用12.9万円
ホンダ オデッセイ
車両本体価格205.0万円
支払総額218.8万円
諸費用13.8万円
ホンダ オデッセイ
車両本体価格79.0万円
支払総額91.9万円
諸費用12.9万円
ホンダ オデッセイ
車両本体価格378.6万円
支払総額398.3万円
諸費用19.7万円
【ラージサイズミニバン】三菱 デリカD:5(初代/2007年1月〜)

■P(7人乗り・4WD)
ボディサイズ | 全長:4,800mm 全幅:1,795mm 全高:1,875mm |
室内サイズ | 室内長:2,985mm 室内幅:1,505mm 室内高:1,310mm |
ホイールベース | 2,900mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ディーゼルターボ・2,267cc |

クロカンSUVに匹敵する4WD性能が与えられた唯一無二のミニバン。多人数乗車している状態で荒れた道を進むことができるので、アウトドアの趣味やウインタースポーツを楽しむ人から圧倒的な信頼を得ているミニバンです。ボディサイズが大きいので、3列目シートも大人がゆとりを持って座ることができます。
2列目シートがキャプテンシートになる7人乗りのほか、ベンチシートになる8人乗りもラインナップ。キャプテンシートはシート感のスペースが広めなので、3列目へのアクセスも容易です。4WD性能を確保するために最低地上高が高めに設定されていますが、スライドドアの開閉と連動するステップが用意されるので、乗り降りは楽にできます。
三菱 デリカ D:5
車両本体価格159.7万円
支払総額179.7万円
諸費用20.0万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格135.0万円
支払総額146.7万円
諸費用11.7万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格390.5万円
支払総額409.5万円
諸費用19.0万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格137.0万円
支払総額149.6万円
諸費用12.6万円
7人乗りのおすすめSUV5選
続いて、7人乗りのおすすめ国産SUVを5モデル紹介します。新車で買えるもののほか、中古車でしか手に入らないものもピックアップしました。
サイズ・車名 | 乗車人数 | 新車価格 | 中古車相場価格 | WLTCモード燃費 |
【ミドルサイズ】 日産 エクストレイル |
5人乗り/ 7人乗り |
3,601,400〜 5,332,800円 |
総額330万〜550万円 | ハイブリッド:18.3〜19.7km/L |
【ラージサイズ】 トヨタ ランドクルーザープラド |
5人乗り/ 7人乗り |
3,676,000〜 5,118,000円 (新車時価格) |
総額220万〜710万円 | ガソリン:8.3km/L ディーゼルターボ:11.2km/L |
【ラージサイズ】 マツダ CX-8 |
6人乗り/ 7人乗り |
2,994,200〜 5,058,900円 (新車時価格) |
総額160万〜500万円 | ガソリン:12.2〜12.4km/L ガソリンターボ:11.6〜12.0km/L ディーゼルターボ:15.4〜15.8km/L |
【ラージサイズ】 マツダ CX-80 |
6人乗り/ 7人乗り |
3,943,500〜 7,122,500円 |
―― | ディーゼルターボ:16.7〜18.3km/L ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド:19.0〜19.2km/L PHEV:12.9km/L |
【ラージサイズ】 三菱 アウトランダー |
5人乗り/ 7人乗り |
5,263,500〜 6,685,800円 |
総額380万〜590万円 | PHEV:17.2〜17.6km/L |
【ミドルサイズSUV】日産 エクストレイル(4代目/2022年7月〜)

■X e-4ORCE(7人乗り・4WD)
ボディサイズ | 全長:4,660mm 全幅:1,840mm 全高:1,720mm |
室内サイズ | 室内長:2,545mm 室内幅:1,540mm 室内高:1,255mm |
ホイールベース | 2,705mm |
パワートレイン・排気量 | 直列3気筒+ハイブリッド・1,497cc |

ミドルサイズSUVのエクストレイルは、基本的には2列シート5人乗りの設計。ただ、4WD車のX e-4ORCEとX e-4ORCEエクストリーマーXに3列シート7人乗りが設定されています。3列目は座面と背もたれが低くスペースも決して広くはありません。あくまでエマージェンシーシートと考えておいたほうがいいでしょう。
たとえば「車2台でキャンプに出かけ、キャンプ場から近所の温泉に行く際は1台で動きたい」そんなときに便利に使えるシートです。3列目を使用しないときは床下にすっぽり格納されるので、シートがあることを気にせずたくさんの荷物を積むことができます。
日産 エクストレイル
車両本体価格47.8万円
支払総額64.7万円
諸費用16.9万円
日産 エクストレイル
車両本体価格176.0万円
支払総額189.8万円
諸費用13.8万円
日産 エクストレイル
車両本体価格351.6万円
支払総額369.6万円
諸費用18.0万円
日産 エクストレイル
車両本体価格146.0万円
支払総額158.8万円
諸費用12.8万円
【ラージサイズミニバン】トヨタ ランドクルーザープラド(4代目/2009年9月〜2024年4月)

■TX(7人乗り・4WD)
ボディサイズ | 全長:4,825mm 全幅:1,885mm 全高:1,720mm |
室内サイズ | 室内長:2,520mm 室内幅:1,565mm 室内高:1,240mm |
ホイールベース | 2,705mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒・2,693cc |

現行型のランドクルーザー300、ランドクルーザー250にも3列シート7人乗りが用意されています。ただ、新車は長期の納車待ちが発生していて、中古車はプレミア相場が長く続いているため、一般の人が手に入れるのはかなり難しい状況と言えます。そこで注目なのがランクル250の前身モデルであるランドクルーザープラドです。
プラドはすべてのグレードで3列シート搭載グレードが設定されていました。しかも最上級グレードのTZ-Gの3列目シートは電動格納式になります。ミニバンに比べるとスペース的には決して広いわけではありませんが、長距離でなければ充分乗れる広さ。3列目を床下に格納すると広い荷室スペースが出現します。
トヨタ ランドクルーザープラド
車両本体価格389.7万円
支払総額405.0万円
諸費用15.3万円
トヨタ ランドクルーザープラド
車両本体価格455.4万円
支払総額467.2万円
諸費用11.8万円
トヨタ ランドクルーザープラド
車両本体価格427.5万円
支払総額439.8万円
諸費用12.3万円
トヨタ ランドクルーザープラド
車両本体価格342.2万円
支払総額349.8万円
諸費用7.6万円
【ラージサイズミニバン】マツダ CX-8(初代/2017年9月~2024年3月)

■XD(7人乗り・4WD)
ボディサイズ | 全長:4,925mm 全幅:1,845mm 全高:1,730mm |
室内サイズ | 室内長:2,690mm 室内幅:1,540mm 室内高:1,250mm |
ホイールベース | 2,930mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ディーゼルターボ・2,188cc |

マツダは2017年まで複数のミニバンを生産していましたが、SUVに特化する方針を打ち出してミニバンの生産を終了。ミニバンの代わりに登場した3列シート専用モデルがCX-8でした。2列目シートがキャプテンシートになる6人乗りとベンチシートタイプの7人乗りが用意され、キャプテンシートタイプはシート間のウォークスルー機構はなくひじかけやカップホルダーなどがついたコンソールボックスが設置されます。
家族でロングドライブに行く機会が多い人におすすめなのは6人乗り仕様。2列目にゆったり座れるのが魅力です。最低地上高が高いのでミニバンに比べると3列目へのアクセスはしづらいですが、大人でもきちんと座れるだけのスペースが確保されています。優雅なデザインやラグジュアリーなインテリアもCX-8の特徴です。
マツダ CX-8
車両本体価格259.8万円
支払総額273.9万円
諸費用14.1万円
マツダ CX-8
車両本体価格319.7万円
支払総額329.0万円
諸費用9.3万円
マツダ CX-8
車両本体価格403.9万円
支払総額418.7万円
諸費用14.8万円
マツダ CX-8
車両本体価格360.5万円
支払総額379.7万円
諸費用19.2万円
【ラージサイズミニバン】マツダ CX-80(初代/2024年10月〜)

■XD(7人乗り・FR)
ボディサイズ | 全長:4,990mm 全幅:1,890mm 全高:1,705mm |
室内サイズ | 室内長:2,650mm 室内幅:1,550mm 室内高:1,233mm |
ホイールベース | 3,120mm |
パワートレイン・排気量 | 直列6気筒ディーゼルターボ・3,283cc |

マツダは2022年に登場したCX-60を皮切りにラージ商品群を展開すると発表。CX-80は日本で発売される3列シート専用の第2弾モデルです。駆動方式は後輪駆動およびFRベースの4WDになり、エンジンは直6ディーゼルターボと、そのエンジンにマイルドハイブリッドを搭載したもの、2.5LガソリンエンジンのPHEVが用意されます。
室内は後席に行くに従いだんだん着座位置が高くなるシアターレイアウトにより、3列目も開放感のある空間が作られているのが特徴。3列目は身長170cmの人が余裕をもって座れるように設計されています。7人乗りも用意されますが、おすすめは2列目にゆったり座れる6人乗りです。
【ラージサイズミニバン】三菱 アウトランダー(3代目/2021年12月〜)

■P(7人乗り・4WD)
ボディサイズ | 全長:4,720mm 全幅:1,860mm 全高:1,750mm |
室内サイズ | 室内長:2,450mm 室内幅:1,520mm 室内高:1,220mm |
ホイールベース | 2,705mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒+PHEV・2,359cc |

PHEV専用モデルとなった3代目アウトランダー。サイズはミドルとラージの中間くらいの大きさ。乗車人数は5人乗りと7人乗りが用意されます。3列目席のスペースは余裕があるわけではありませんが、短距離の移動や子どもの乗車なら充分に使えるものになっています。
2024年10月にマイナーチェンジが実施され、PHEVシステムを大幅改良。EV走行距離が約20km延び、日常の大半の移動はモーターのみで走行できるようになりました。三菱とヤマハが共同開発したオーディオシステムが用意されるなど、ラグジュアリー性が高められたのも魅力のひとつです。
7人乗りのおすすめ輸入車5選
7人乗りの日本車だけでなく輸入車からも選ぶことができます。最後はドイツ車、フランス車、スウェーデン車の7人乗りモデルを新車・中古車織り交ぜて紹介します。
サイズ・車名 | 乗車人数 | 新車価格 | 中古車相場価格 | WLTCモード燃費 |
【ラージサイズミニバン】 メルセデス・ベンツ Vクラス |
7人乗り | 9,400,000〜 13,700,000円 |
総額270万〜1,780万円 | ディーゼルターボ:12.6〜13.0km/L |
【ラージサイズミニバン】 フォルクスワーゲン シャラン |
7人乗り | 4,412,000〜 4,572,500円 (新車時価格) |
総額70万〜440万円 | ガソリン:12.2km/L ディーゼルターボ:14.0km/L |
【ラージサイズミニバン】 シトロエン ベルランゴ |
5人乗り/ 7人乗り |
4,390,000〜 5,490,000円 |
総額250万〜480万円 | ディーゼルターボ:18.1km/L |
【ミドルサイズSUV】 メルセデス・ベンツ GLB |
7人乗り | 6,370,000〜 9,150,000円 |
総額380万〜850万円 | ガソリンターボ+BSG:11.0〜14.2km/L ディーゼルターボ:15.8km/L |
【ラージサイズSUV】 ボルボ XC90 |
7人乗り | 9,540,000〜 12,640,000円 |
総額310万〜1,120万円 | ガソリンターボ+マイルドハイブリッド:11.4km/L PHEV:13.3km/L |
【ラージサイズミニバン】メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目/2015年10月〜)

■V220d(7人乗り・FR)
ボディサイズ | 全長:4,895mm 全幅:1,930mm 全高:1,880mm |
室内サイズ | ―― |
ホイールベース | 3,200mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ディーゼルターボ・1,949cc |

日本のLサイズミニバンと比べてもかなり大きなプレミアムミニバン。標準仕様で全長が4,895mm、ロングボディだと5,140mm。さらに受注生産で全長が5,370mmもあるエクストラロングも用意されます。全幅、全高も日本車より大きいことから、室内がかなり広いことは容易に想像できるはず。
2列目だけでなく3列目も一人1脚の独立した座り心地のいいシートを搭載。荷室を広げたいときはシートを畳むのではなくロックを解除してシートを車から下ろす構造になっています。3列シートモデルのほか、ポップアップルーフや1列目シートの回転機能などを備えるマルコポーロ・ホライズンも設定されます。
【ラージサイズミニバン】フォルクスワーゲン シャラン(2代目/2010年11月~2022年12月)

■TSIコンフォートライン(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,855mm 全幅:1,910mm 全高:1,750mm |
室内サイズ | ―― |
ホイールベース | 2,920mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ターボ・1,394cc |

Vクラスと違い、シャランは全高が低めに設定されたミニバンです。後部座席へのアクセスはスライドドアなので利便性が高く、3列目も大人が座れるだけのスペースが確保されています。すべてのシートが独立したタイプなので、隣の人と肩が当たるのを気にする必要がなく、リクライニングなども個別に調整できます。
2015年9月の仕様変更で先進運転支援システムの性能が強化されました。搭載エンジンもトルクを高めながら燃費性能も良くしています。2019年10月にはディーゼルターボが追加されました。
【ラージサイズミニバン】シトロエン ベルランゴ(2019年10月〜)

■ロング マックス ブルーHDi(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,770mm 全幅:1,850mm 全高:1,850mm |
室内サイズ | ―― |
ホイールベース | 2,975mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ディーゼルターボ・1,498cc |

家族と人々のための「レジャーアクティビティヴィークル」として開発されたベルランゴ。プジョーのリフターとフィアットのドブロは兄弟モデルになります。2列シート5人乗りの標準ボディと3列シート7人乗りのロングボディが用意されます。ロングボディは標準ボディより365mm長くなります。
ベルランゴのリアシートもそれぞれが独立したタイプ。背もたれはワンタッチで折り畳めるので乗車人数や荷物量に合わせて簡単にシートアレンジを変更できます。大きなガラスルーフとフローティングアーチにより開放感のあるドライビングを楽しめます。2024年10月のマイナーチェンジでフロントのデザインが大きく変わりました。アクの強い個性的なデザインが好きな人には前期型がおすすめです。
【ミドルサイズSUV】メルセデス・ベンツ GLB(初代/2020年6月〜)

■GLB180(7人乗り・FF)
ボディサイズ | 全長:4,640mm 全幅:1,835mm 全高:1,700mm |
室内サイズ | ―― |
ホイールベース | 2,830mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ターボ・1,331cc |

ミドルサイズのボディに3列シートを搭載したGLBは、2024年4月〜9月の半年間の販売台数が輸入車で4位、3列シートを備える輸入車ではトップの販売台数でした。限られたスペースの中に3列目席を設置しているため、インポーターは「乗車時の安全確保のため、身長168cm以下の乗員のみが使用できる」としています。でもミニマムサイズでも席があるのはいざというときの安心感につながるはず。
2列目、3列目とも簡単に格納して荷室スペースを広げることが可能。3列目まで使用した際は130Lと荷室は狭めですが、2列目と3列目を格納すれば1,680Lという広大なスペースが出現します。
【ラージサイズSUV】ボルボ XC90(2代目/2016年1月〜)

■ウルトラB5 AWD(7人乗り・4WD)
ボディサイズ | 全長:4,950mm 全幅:1,960mm 全高:1,775mm |
室内サイズ | ―― |
ホイールベース | 2,985mm |
パワートレイン・排気量 | 直列4気筒ターボ+マイルドハイブリッド・1,968cc |

ボルボのSUVラインナップで最も大きなモデルであるXC90は、全グレードに3列目シートが搭載されます。ボルボらしいスカンジナビアデザインと北欧家具のような座り心地のいいシートは2列目と3列目でも同様。どの席に座っても開放感を味わえるよう設計されているのもさすがです。
パワートレインはマイルドハイブリッドに加えてPHEVも用意。PHEVは満充電だとモーターのみで73km走行できます(WLTCモード)。
7人乗りのメリットとデメリット
7人乗りの車には、メリットとデメリットの両方があります。それぞれのポイントを把握したうえで車を選んでいきましょう。
メリット
⚫︎ 4人を超える人数で出かける際も、車1台で出かけられる(行動が楽になるほか、燃料代や高速道路代などを節約できる。急に親や友人が訪ねてきた時も車ででかけやすい)
⚫︎ ミニバンの場合は後席のドアがスライドドアになるので、乗り降りが楽
⚫︎ スライドドア車なら子どもをチャイルドシートに乗せやすい
⚫︎ 2列目と3列目をフラットにして車内でくつろいだりできるなど、シートアレンジが豊富
7人乗りの大きなメリットは、言うまでもなく大人数で移動できることにあります。もちろん複数台の車で移動するという方法もありますが、信号にひっかかってはぐれてしまったり、目的地に複数台分の駐車場がなかったりすることもあり、1台で移動したほうが便利というシチュエーションは案外多いです。
また、ミニバンだとスライドドアが装備されることも大きなメリット。スライドドアはドアを開けたときの振り幅が小さいので隣の車にドアをぶつけてしまう心配がほとんどなく、開口部が大きいので乗り降りも楽にできます。

小さな子どもがいるファミリーだと一度スライドドアの車に乗るとヒンジ式のドアに戻れなくなるほど便利ですよ。
デメリット
⚫︎ キャプテンシート搭載車はシートアレンジに制限がある
⚫︎ 7人乗りのSUVは3列目シートへのアクセスがしづらい
⚫︎ 2列目席に比べると3列目席はどうしても狭くなってしまう
キャプテンシートは座ったときの快適性を高める構造になっているため、シートアレンジのバリエーションはベンチシートに比べると少なくなります。ただ、新しいモデルではキャプテンシートの前後スライド量を大きくして快適性を追求しているものもあります。
7人乗りの車を選ぶうえで気をつけたいのは、3列目席の使用頻度。3列目席は車種によって広さや座り心地、アクセスのしやすさが大きく異なります。たとえば5人以上の大家族で頻繁に3列目まで人が座る場合は、チャイルドシートがつけられたり、大人が座っても足元や頭上に余裕があるなど、使い方に合わせたスペースが確保されているものを選びましょう。
反対にごく稀に3列目に短時間だけ人が乗るという場合は、そこまで広くなくても乗った人は我慢できるはずです。
また、3列目を頻繁に使うなら乗り降りがしやすい車のほうが圧倒的に楽。SUVだと最低地上高が高いので意外と乗り降りが大変だったりします。また、ミニバンでもベンチシートタイプで2列目のシートベルトがピラーから出てくるタイプだと、3列目の乗降時に2列目に座る人が一度車から降りる必要が出てきます。
7人乗りと8人乗りはどちらがいい?


3列目までシートがある車は、2列目と3列目に座れる人の数によって6人乗り、7人乗り、8人乗りがあります。
1列目、2列目、3列目の乗車人数の組み合わせは以下のとおりです。
6人乗り | 2-2-2 |
7人乗り | 2-3-2/2-2-3 |
8人乗り | 2-3-3 |

8人で乗る機会がある人の場合は、無条件に8人乗りの車を選ぶことになります。最大でも7人乗車までという場合は、7人で乗る機会がどのくらいあるかを考えてみましょう。
というのも、3列目席は2列目席に比べると狭い車が多いので、3人座れるようになっていても実際に3人で座って長距離を移動するのは意外と大変です。頻繁に7人で移動する機会があるなら、あえて8人乗りを選んで2-3-2という人数で乗ったほうが楽。ただ、2列目にずっと3人で乗っているのも大変なので、ロングドライブの場合は途中で2-2-3に乗り換えたりして、みんながなるべく快適に移動できるように工夫してみてください。
最大でも6人までしか乗らないのであれば、2列目がキャプテンシートになっているタイプがおすすめです。
よくある質問
7人乗りの車はミニバンとSUVから選ぶことができます。ボディタイプの違いによる使い勝手や3列目の広さの違いによる快適性などに注目して選びましょう。
ミニバンにはさまざまなタイプがあります。使い方によってどの大きさを選ぶべきか、どんな機能がついているものがいいかなどは異なります。セブンスマガジンではおすすめのミニバンをまとめた記事を掲載しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
一番大きなメリットは大勢で出かける際も1台で移動できること。スライドドアタイプのミニバンなら乗り降りが楽なのもメリットです。反対にデメリットは大人数で乗れるとはいえ3列目のスペースは狭くなってしまうこと。また、7人乗りでもSUVはミニバンに比べると3列目へのアクセスがしづらいというデメリットがあります。
新車は完全に自分好みの仕様を選べる、自分が最初のオーナーであるというメリットがあるほか、クオリティ面でも安心感があります。一方で中古車に比べると値段は高くなってしまいます。中古車は完全に自分好みの仕様が見つかるとは限りませんが、新車に比べると安いので予算を抑えたり、新車より1ランク上の車種を選ぶことができます。どちらも一長一短がありますが、近年は中古車相場価格が高めで推移しているため、中古車でも予算が合わないこともあります。そんな時は先代モデルを探してみましょう。
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