マニュアルトランスミッション(MT)を搭載する車は、自分で操作する感覚を楽しみたいという車好きから支持されています。 ただ、多くの人はクラッチ操作が面倒、ちゃんと運転できるか不安と感じているのも事実。そのため、MT車の選択肢はかなり少なくなっています。そんななかでもMTをラインナップしているものには、AT車やCVT車では絶対に味わうことができない楽しさが詰まっています。
ここではマニュアル(MT)車の魅力(メリット)と不便な点(デメリット)を整理しつつ、おすすめのMT車を紹介します。
この記事でわかること
- ・マニュアル(MT)車の魅力
- ・AT限定の解除方法
- ・おすすめマニュアル(MT)車
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
http://bridge-man.net/
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目次
- マニュアル(MT)車とはどんな車?オートマ(AT)車との違い
- マニュアル(MT)車のメリット
- マニュアル(MT)車のデメリット
- はじめてマニュアル(MT)車に乗る人が覚えておきたい運転のコツ
- 【タイプ別】新車で買えるおすすめマニュアル(MT)車10選
- 【クーペ】トヨタ GR86/スバル BRZ(GR86:初代、BRZ/2代目 2021年〜)
- 【クーペ】日産 フェアレディZ(7代目 2022年〜)
- 【オープン】マツダ ロードスター(4代目 2015年〜)/ロードスターRF(初代 2016年〜)
- 【オープン】ダイハツ コペン(2代目 2014年〜)
- 【ハッチバック】トヨタ GRヤリス(初代 2020年〜)
- 【ハッチバック】トヨタ GRカローラ(初代 2022年12月〜)
- 【ハッチバック】スズキ スイフトスポーツ(国内発売4代目 2016年〜)
- 【ハッチバック】マツダ MAZDA3ファストバック(初代 2019年〜)
- 【ハッチバック】ホンダ シビック(国内発売9代目 2021年〜)
- 【SUV】スズキ ジムニーシエラ(3代目 2018年〜)
- 中古車でしか手に入らないおすすめマニュアル(MT)車5選
- 輸入車(外車)のおすすめマニュアル(MT)車5選
- マニュアル(MT)車を選ぶときのポイントや注意点
- よくある質問
マニュアル(MT)車とはどんな車?オートマ(AT)車との違い
車には大きく分けてMT車とAT車という2種類のタイプがあります。多くの人はこれを理解していると思いますが、あらためてMT車とはどんなモデルなのかを見ていきましょう。
MT車の特徴

マニュアル=MTとは、マニュアルトランスミッションの略。トランスミッションは日本語でいうと「変速機」と呼ばれる機構で、複数の歯車(CVTは滑車とベルト)を使ってエンジンが生み出した力を適切な回転数やトルクに変換する役割を担っています。
適切な回転数やトルクをタイヤに伝えるために、トランスミッションは1→2→3……(そしてリバース)という変速を行います。これを手動で行うのがMT車で、車が自動で行ってくれるのがAT車です。
手動で変速を行うためには、変速時に一度エンジンとトランスミッションを切り離す必要があります。切り離しは左足部分にあるクラッチペダルを踏んで行います。そのため、AT車はアクセルとブレーキという2つのペダルがあるのに対し、MT車はアクセル、ブレーキ、クラッチという3つのペダルがあります。ここからMT車のことを「3ペダル」と呼ぶこともあります。
現在日本で販売される新車(乗用車)のうち、MT車は1%台。つまりほとんどがCVTを含むAT車になります。
MT車の運転に必要な免許は?

AT車しか運転しない人が増えたことから、1991年11月にAT限定免許が導入されました。警視庁が発表した「運転免許統計 令和3年版」によると、令和3年中に普通免許試験に合格した人は1,231,297人。このうちAT限定免許の人が874,662人でした。つまり7割以上の人が普通免許をAT限定で取得していることになります。AT限定免許は免許証に「普通車はAT車に限る」と書かれています。

AT限定免許ではMT車を運転することはできないので、一般的に「MT免許」とも言われるAT限定がかかっていない免許を取得しなければなりません。
AT限定免許の人がMT車を運転するためには?
現在はAT限定の免許だけれど、MT車に乗りたい。そう思ったら「AT限定」を解除しなければなりません。
限定解除の方法は2つあります。
- 教習所に通う
- 運転免許試験場で試験を受ける(一発試験)
簡単なのは教習所に通う方法です。
教習所では4時限分の技能教習を受け、下記を習得。
・クラッチ操作とギア操作
・発進と停止
・コース内で走行(直線及びカーブでギアチェンジ)
・踏み切り手前の停車及び発進
・坂道発進
・S字とクランク走行
・縦列駐車
・バック駐車(方向転換)
その後「見極め」(卒業検定を受ける技能が身に付いたか確認)を行い、卒業検定に合格したら、住民票の置かれている都道府県の運転免許試験場で限定解除の手続きをして、晴れてAT限定が解除となります。
教習所に通う場合、費用は約6万〜12万円必要になります。
もう一つの方法である一発試験は、住民票のおかれている都道府県の運転免許試験場で適性試験と技能試験を受けて合格すればAT限定が解除されます。試験を受ける費用は約3,000円と教習所に比べるとかなり安いですが、試験の難易度は高く、何度も通っても合格できない人もいます。
確実に限定解除したいなら、教習所に行くことをおすすめします。
ペダルが2つのMT車もある?

MT車のトランスミッションと、AT車やCVT車のトランスミッションは構造が根本的に異なります。もっとも大きな違いは、MT車はトランスミッション内のギアを変える際にクラッチを左足で踏んだ上でシフトレバーを操作すること。
トランスミッションには、構造が基本的にMTですが、クラッチ操作をドライバーではなく車側が自動で行うという機構もあります。
代表的なものはスズキのAGS、ホンダが3代目フィットのスポーツハイブリッドi-DCDで搭載したモーター内蔵7速DCT、フォルクスワーゲンのDSG、フィアットのデュアロジックなど。
これらは仕組み的にはMTですが、クラッチ操作が必要ない2ペダルなので、AT限定免許でも運転できます。
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マニュアル(MT)車のメリット

ほとんどの車がATやCVTになった中でもMT車がなくならない理由。それはMT車でしか味わえないメリットがあり、そこに魅力を感じて選ぶ人がいるからです。
車を操る感覚をより濃く味わえる
MT車の最大のメリットがこれ。車速や道路状況に応じてシフトレバーとクラッチを操作することで、車との一体感を味わいながら走ることができます。操作を誤ればそれが車の挙動に現れるのもMTならでは。だからこそ操作が決まり思った通りの挙動で車を走らせる事ができた時の気持ちよさは格別!
かつてスポーツモデルはMT車が中心でした。しかし現在ではスポーツモデルでも2ペダル車が増えていて、F1をはじめとするレースの世界でも2ペダル車になっています。これは人間よりもコンピュータ制御したマシンがシフト操作したほうが速く走れるようになったからです。

それでも気持ちよく車を操りたいという人がいるかぎり、MT車が絶滅することはないでしょう。
MT車ならではの運転テクニックもある!
MT車にはスムーズにシフトチェンジ(特にシフトダウン)するために生まれたテクニックがいくつかあります。代表的なものが「ダブルクラッチ」と「ヒールアンドトゥ」です。
ダブルクラッチは一度クラッチを踏んでギアをニュートラルにしたらその状態でクラッチを繋いでアクセルを吹かし、もう一度クラッチを踏んでギアを入れてクラッチを繋ぎます。
ヒールアンドトゥは右足のつま先でブレーキを踏んで減速し、シフトダウンする際につま先でブレーキを踏んだままかかとでアクセルを吹かして回転数を上げてスムーズにギアをつなぐテクニックです。
ヒールアンドトゥは現在でもスポーツ走行を楽しむ人には定番のテクニック。ダブルクラッチは車の耐久性が上がったため最近では使わなくてもスムーズにギアチェンジできるようになりました。
誤発進しにくい
先進安全装備が普及する前は、アクセルとブレーキを踏み間違えて急発進したり、シフトレバーの入れ間違いに気づかずアクセルを踏み込んで意図せぬ方向に急発進してしまう悲しい事故がありました。
MT車は発進の際にクラッチを切り、半クラッチを使ってゆっくりギアをつなぐ必要があります。操作を失敗するとエンストするため、誤発進しにくいのです。
マニュアル(MT)車のデメリット

一方で、99%近い人がAT車を選んでいるのは、AT車のほうがMT車より便利で楽だから。MT車特有の不便な点をまとめました。
発進時の操作を慎重に行う必要がある
MT車は発進で急にクラッチを繋ぐとエンジンがストール(失速)してしまいます。そのため、発進時はまずクラッチを半分つないだ状態(半クラッチ)で動き出し、その後クラッチペダルから完全に足を離します。
上り坂で停止した後に動き出す際(坂道発進)は、クラッチを切った状態でブレーキペダルから足を離したときに、車体が後方に下がってしまいます。そのため、発進時はサイドブレーキを引いた状態でブレーキペダルから足を離してアクセルを踏み、徐々にサイドブレーキを元に戻します。
最初は戸惑うと思いますが、MT車の感覚に慣れれば気にならなくなります。
ヒルスタートアシスト付きのMT車なら運転が楽
ヒルスタートアシストとは、ブレーキから足を離した後、2秒ほどブレーキを保持してくれる機能。これがあると坂道発進時も車体が後退しないので、楽に運転できます。
渋滞時の疲労度はAT車より大きくなる
ストップ&ゴーを繰り返す渋滞は嫌なもの。アクセルペダルとブレーキペダルを何度も踏み変えるため、長時間渋滞の中にいると右足がかなり披露して、足がつってしまうこともあります。
MT車はここに左足でのクラッチ操作が加わり、しかも半クラッチを頻繁に使うため、渋滞時の疲労度はAT車より大きくなります。
ただ、AT車だと疲れてボーッとしてしまうと知らないうちにブレーキを踏み方が緩くなって前に進んでしまい、前の車にコツンと追突してしまう事故が起こることもあります。MT車にはクリープ現象がないため、このような事故の可能性はAT車より少なくなります。
搭載できない先進安全装備がある
MT車は発進時にクラッチ操作が伴うため、現段階では搭載できない先進安全装備があります。AT(CVT)車とMT車の設定があるホンダ シビックはMT車には
- 誤発進抑制機能
- 後方誤発進抑制機能
- 渋滞追従機能
- トラフィックジャムアシスト
が搭載されません。
車の選択肢が少ない
前述したように現在は販売される新車の99%近くがAT車(CVTや2ペダルMTを含む)になります。圧倒的にAT車のほうが売れているため、ほとんどの車でMTの設定がなくなっているのが現状です。
ただ、MTの設定がある車を見てみると、トヨタ GR86はMTが約60%、ホンダ シビックはMTが約35%とMT車の比率が高くなっています。
「MT車は燃費がいい」は本当?
2000年頃まではAT車よりMT車の燃費がよく、それを理由にMT車に乗る人もいました。しかしATの多段化が進むと同時に燃費に有利なCVT車が一般的になったこともあり、現在ではAT車とMT車の燃費はほぼ変わらなかったり、車種によってはAT車のほうが低燃費のケースもあります。
日産 フェアレディZのWLTCモード燃費は6速MTが9.5km/Lなのに対し、9速ATは10.2km/Lになります。
はじめてマニュアル(MT)車に乗る人が覚えておきたい運転のコツ

公道ではじめてMT車を運転するときは緊張するもの。ここではMT車を運転するときのコツを紹介します。あとは練習あるのみ!

操作に慣れれば、AT車では味わえない世界を堪能できますよ!
クラッチは慌てずゆっくりつなぐ
スタート時はクラッチを踏み、シフトレバーを1速に入れてアクセルを踏みながらクラッチペダルを離します。このとき、急にクラッチをつなぐとエンストしてしまいます。
クラッチペダルはゆっくり離していき、車が動き出したところで左足を少し止めて半クラッチの状態で少し回転を上げてから残りのクラッチを繋ぎます。半クラッチの感覚は車により異なりますが、慣れれば半クラッチがどの場所かは体が覚えてくれます。
坂道発進ではサイドブレーキを活用
MT車の運転でもっとも緊張する場面が坂道発進でしょう。慣れれば坂道でも普通に発進できますが、最初はサイドブレーキを引いた状態から半クラッチで軽くアクセルを踏み、車が前に進む感覚が出たらサイドブレーキをゆっくり戻していきましょう。
シフト操作は一段ずつていねいに
シフトアップ、シフトダウン、どちらも操作は一段ずつていねいに行いましょう。誤って入れたいギアと別のところに入れてしまうと車の挙動がおかしくなります。滅多にないとは思いますが、もしギアの位置がわからなくなったら、一度ギアをニュートラルにしてシフトレバーを持つ手の力を緩めるとシフトレバーが中央に戻るので、ギアの位置がわかりやすくなります。
車から離れる際はギアを1速またはRに入れておく
AT車のシフトには駐車時に選ぶ「P」があり、ここに入れておけばサイドブレーキのかかりが緩くても車が動き出すことはありません。ところがMT車はシフトレバーをN(中央)にしておくと、サイドブレーキが緩んでいたら車から離れた後に自然に動き出してしまい、事故につながる可能性があります。
MT車から離れる場合は、エンジンを止めた後に平坦な場所または上り坂なら1速、下り坂ならRに入れておくことで、万が一サイドブレーキの効きが甘くても車が動き出すことはありません。また、坂道では万が一に備えてハンドルを左側に切っておくと安心です。もし手違いで車が動き出しても車が真っ直ぐではなく路肩方向に進むので、事故を防ぐことができます。
エンジンをかけるときは、セルを回す前に必ずギアをニュートラルに戻してください。
【タイプ別】新車で買えるおすすめマニュアル(MT)車10選
マニュアルトランスミッションが設定されているモデルはかなり少なくなりましたが、それでもスポーツカーやSUVを探す人のなかには「マニュアルじゃないと嫌だ!」という人もいます。ここではマニュアル(MT)車ならではの楽しさを味わえるおすすめ国産モデルを10車種紹介します!
【クーペ】トヨタ GR86/スバル BRZ(GR86:初代、BRZ/2代目 2021年〜)


■GR86/BRZの情報
ボディサイズ | 全長:4,265mm 全幅:1,775mm 全高:1,310mm |
ホイールベース | 2,575mm |
トランスミッション | 6速MT 6速AT |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 水平対向4気筒 |
排気量 | 2,387cc |
最高出力 | 173kW(235ps)/7,000rpm |
最大トルク | 250Nm(25.5kg-m)/3,700rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | GR86:2,936,000〜3,616,000円 BRZ:3,322,000〜3,817,000円 |
中古車相場価格 | GR86:総額240万〜770万円 BRZ:総額200万〜540万円 |

トヨタとスバルが共同開発したFRスポーツカー。2012年に登場した初代の車名は「86」で、この車名は1983年に登場し、「ハチロク」という型式で呼ばれ絶大な人気を誇ったスポーツモデル(スプリンタートレノ/カローラレビン)に由来します。
ドライバーの意のままに車を操るFRならではの走りを気軽に楽しめるようにと開発されていて、現行型はエンジンが2.4Lに拡大されています。6速MTは小気味よくシフトチェンジできることにこだわり開発。2速から3速など斜めにシフトチェンジする際の引っ掛かりを低減しています。
軽量ボディ、水平対向エンジンによる低重心パッケージ、サーキット走行を楽しむ人に向けた「TRACKモード」を設定するなど、走りにとことんこだわったモデル。GR86/BRZのワンメイクレースも開催されています。
トヨタ GR86
車両本体価格352.5万円
支払総額369.3万円
諸費用16.8万円
トヨタ GR86
車両本体価格319.7万円
支払総額334.3万円
諸費用14.6万円
トヨタ GR86
車両本体価格278.9万円
支払総額292.7万円
諸費用13.8万円
スバル BRZ
車両本体価格200.5万円
支払総額209.8万円
諸費用9.3万円
スバル BRZ
車両本体価格139.7万円
支払総額148.8万円
諸費用9.1万円
スバル BRZ
車両本体価格299.9万円
支払総額312.2万円
諸費用12.3万円
スバル BRZ
車両本体価格176.8万円
支払総額188.0万円
諸費用11.2万円
【クーペ】日産 フェアレディZ(7代目 2022年〜)

■フェアレディZの情報
ボディサイズ | 全長:4,380mm 全幅:1,845mm 全高:1,315mm |
ホイールベース | 2,550mm |
トランスミッション | 6速MT 9速AT |
定員 | 2名 |
エンジン種類 | V型6気筒ツインターボ |
排気量 | 2,997cc |
最高出力 | 298kW(405ps)/6,400rpm |
最大トルク | 475Nm(48.4kg-m)/1,600-5,600rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | 5,497,800〜9,302,700円 |
中古車相場価格 | 680万〜1,260万円 |

2022年に登場した現行型フェアレディZは、開発費を抑えて企画を通すこと、電動化ではなく純ガソリンエンジンで発売することを目的に、完全なフルモデルチェンジではなくシャシーを2008年に登場したZ34型をキャリーオーバーするという形になりました。そのため厳密にはマイナーチェンジモデルとなり、型式はZ35ではなくRZ34になります。しかし開発陣は「フルモデルチェンジのつもりで作った」と話しているため、ここでは6代目後期ではなく「7代目」として紹介します。
フェアレディZ最大の魅力は大排気量のハイパワーエンジンをMTで操れること。現在、400馬力オーバーのエンジンを積んだモデルでMTが設定されているのは国産車だとフェアレディZのみになります。
このパワーを受け止めるためにクラッチディスクとギヤトレインを強化。乗り味は大人のスポーツクーペという感じで、ロングドライブを快適に楽しむGT性能が高められています。
日産 フェアレディZ CP
車両本体価格589.7万円
支払総額609.6万円
諸費用19.9万円
日産 フェアレディZ CP
車両本体価格205.0万円
支払総額219.1万円
諸費用14.1万円
日産 フェアレディZ CP
車両本体価格634.9万円
支払総額649.9万円
諸費用15.0万円
日産 フェアレディZ CP
車両本体価格70.0万円
支払総額83.0万円
諸費用13.0万円
【オープン】マツダ ロードスター(4代目 2015年〜)/ロードスターRF(初代 2016年〜)


■ロードスター/ロードスターRFの情報
ボディサイズ | ▼ロードスター 全長:3,915mm 全幅:1,735mm 全高:1,235mm ▼ロードスターRF 全長:3,915mm 全幅:1,735mm 全高:1,245mm |
ホイールベース | 2,310mm |
トランスミッション | 6速MT 6速AT |
定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
排気量 | ロードスター:1,496cc ロードスターRF:1,997cc |
最高出力 | ロードスター:100kW(136ps)/7,000rpm ロードスターRF:135kW(184ps)/7,000rpm |
最大トルク | ロードスター:152Nm(15.5kg-m)/4,500rpm ロードスターRF:205Nm(20.9kg-m)/4,000rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | ロードスター:2,898,500〜3,679,500円 ロードスターRF:3,796,100〜4,308,700円 |
中古車相場価格 | ロードスター:総額120万〜500万円 ロードスターRF:総額160万〜480万円 |

1989年に登場した初代ロードスターは、世界にライトウェイトオープン2シーターの楽しさを知らしめたモデルでした。それから30年以上にわたり、車と一体になって走る楽しさを味わえるモデルとして多くの人から支持されています。ロードスターは初代からのコンセプトを受け継いだオープンモデル、ロードスターRFは第4世代で登場した電動開閉ハードトップを備えるモデルです。
エンジンは決してパワーがあるわけではありませんが、アクセルを踏み込んで高回転まで回しシフトチェンジしていく気持ちよさは、小排気量で車体が軽いモデルだからこそ感じられるもの。しかもオープンモデルならではの開放感は格別です。

低速域からハイスピードまで、安定した旋回姿勢を実現するキネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)により、ワインディングはもちろん街なかでも安定感のある走りを堪能できます。
コクコクと小気味良く決まるシフトフィーリングもロードスターならでは!
マツダ ロードスター OP
車両本体価格218.8万円
支払総額229.3万円
諸費用10.5万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格171.0万円
支払総額180.0万円
諸費用9.0万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格199.7万円
支払総額210.5万円
諸費用10.8万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格149.8万円
支払総額169.8万円
諸費用20.0万円
【オープン】ダイハツ コペン(2代目 2014年〜)



■コペンの情報
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,280mm |
ホイールベース | 2,230mm |
トランスミッション | 5速MT CVT |
定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW(64ps)/6,400rpm |
最大トルク | 92Nm(9.4kg-m)/3,200rpm |
ヒルスタートアシスト | なし |
新車価格帯 | 1,983,300〜2,556,400円 北海道地区:1,994,300〜2,567,400円 |
中古車相場価格 | 総額70万〜290万円 |

電動開閉式のハードトップを備えた軽2シーターオープンモデルのコペン。現行型はシャープなデザインの「コペン ローブ」と、初代を彷彿させる丸目ヘッドライトの「コペン セロ」という異なるタイプを用意。さらにトヨタのGRが手掛けた「コペン GRスポーツ」という3タイプが用意されています。
ローブとセロには標準車と、ビルシュタイン製ショックアブソーバーやMOMO製本革巻ステアリングなどを標準装備して走りの性能を高めた「S」を設定。インテリアにはベージュのレカロシートが標準装備になり、オプションでブラックまたはレッドも選ぶことができます。
GRスポーツはボディ補強を入念に行い、剛性をアップ。軽自動車ということもあり絶対速度が高いわけではありませんが、街中を走るだけでも存分に楽しめるので、通勤などの時間も走りを堪能したい人におすすめです。
ダイハツ コペン OP
車両本体価格136.8万円
支払総額145.3万円
諸費用8.5万円
ダイハツ コペン OP
車両本体価格75.4万円
支払総額79.8万円
諸費用4.4万円
ダイハツ コペン OP
車両本体価格169.0万円
支払総額177.6万円
諸費用8.6万円
ダイハツ コペン OP
車両本体価格56.8万円
支払総額66.1万円
諸費用9.3万円
【ハッチバック】トヨタ GRヤリス(初代 2020年〜)

■GRヤリスの情報
ボディサイズ | 全長:3,995mm 全幅:1,805mm 全高:1,455mm |
ホイールベース | 2,560mm |
トランスミッション | 6速MT 8速AT |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
排気量 | 1,618cc |
最高出力 | 224kW(304ps)/6,500rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kg-m)/3,250-4,600rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | 3,560,000〜5,330,000円 |
中古車相場価格 | 総額210万〜1,470万円 |


モータースポーツ用に開発した車を市販する。そんな一般的なモデルとは真逆の発想で開発されたのがGRヤリスです。車名からもわかるようにベースとなっているのはヤリスですが、中身はまったくの別物!
RZに搭載される1.6Lインタークーラーターボは、GRヤリスのために新開発された小型軽量なハイパワーエンジン。最高出力は224kW(304ps)に達します。車両重量はわずか1,280kgですから、その加速性能は用意に想像がつくはず。アクティブトルクスプリット4WDシステムは、あらゆる路面で4輪へのトルク配分を瞬時に制御します。
コックピットはスポーツ走行時の視認性を高めるレイアウトを採用。RZハイパフォーマンスにはスポーツ走行時のホールド性を徹底的に追求したプレミアムスポーツシートが標準装備されます。
トヨタ GRヤリス
車両本体価格240.5万円
支払総額254.6万円
諸費用14.1万円
トヨタ GRヤリス
車両本体価格532.8万円
支払総額550.2万円
諸費用17.4万円
トヨタ GRヤリス
車両本体価格425.0万円
支払総額438.0万円
諸費用13.0万円
トヨタ GRヤリス
車両本体価格510.8万円
支払総額528.8万円
諸費用18.0万円
【ハッチバック】トヨタ GRカローラ(初代 2022年12月〜)

■GRカローラの情報
ボディサイズ | 全長:4,410mm 全幅:1,850mm 全高:1,480mm |
ホイールベース | 2,640mm |
トランスミッション | 6速MT 8速AT |
定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
排気量 | 1,618cc |
最高出力 | 224kW(304ps)/6,500rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kg-m)/3,250-4,600rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | 5,680,000〜5,980,000円 |
中古車相場価格 | 総額590万〜1,190万円 |

カローラというとベーシックなファミリーカーを想像する人も多いはずですが、70〜90年代にはモータースポーツでも活躍していました。GRカローラは「ユーザーを虜にするカローラを取り戻したい」という想いで開発したといいます。
GRヤリス同様にレースで勝つことを目的に開発した車両を市販化したモデル。ハードなスポーツ走行に耐えられるよう、カローラスポーツより349点もスポット溶接の増し打ちを施して高剛性化。ルーフパネルには軽量なカーボン素材を使用しています。MTはスムーズな変速をアシストするインテリジェントマニュアルトランスミッションを採用しました。
ボディは5ドアで、カローラらしい使い勝手を犠牲にしていないのも特徴。左右独立温度調整式のフルオートエアコンを採用するなど、日常仕様での快適性も犠牲にされていません。
【ハッチバック】スズキ スイフトスポーツ(国内発売4代目 2016年〜)

■スイフトスポーツの情報
ボディサイズ | 全長:3,890mm 全幅:1,735mm 全高:1,500mm |
ホイールベース | 2,450mm |
トランスミッション | 6速MT 6速AT |
定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,371cc |
最高出力 | 103kW(140ps)/5,500rpm |
最大トルク | 230Nm(23.4kg-m)/2,500-3,500rpm |
ヒルスタートアシスト | 非搭載(AT車のみ標準装備) |
新車価格帯 | 2,164,800〜2,289,100円 |
中古車相場価格 | 総額100万〜370万円 |

ベーシックなハッチバックにハイパワーエンジンを搭載してスポーツ性を高めたモデルは、ホットハッチと呼ばれることがあります。スイフトスポーツはスイフトをベースに開発されたホットハッチです。
パワー的には驚くものではありませんが、車両重量がわずか970kg(AT車は990kg)に抑えられているため、高回転まで回した時の加速感は格別!プラットフォームは剛性感に定評があるHEARTECTを採用しているので、コーナリング中もサスペンションがしっかり路面を捉えて胸のすく走りを楽しめます。
いわゆるパッケージングを重視したハッチバックとは異なりますが、普段使いには充分な広さが確保されています。2020年6月にはブラインドスポットモニターなどの先進安全装備を追加。利便性と走りの両方を求める人にぴったりのモデルです。
スズキ スイフト
車両本体価格153.0万円
支払総額167.3万円
諸費用14.3万円
スズキ スイフト
車両本体価格182.8万円
支払総額195.6万円
諸費用12.8万円
スズキ スイフト
車両本体価格78.3万円
支払総額93.9万円
諸費用15.6万円
スズキ スイフト
車両本体価格68.0万円
支払総額78.5万円
諸費用10.5万円
【ハッチバック】マツダ MAZDA3ファストバック(初代 2019年〜)

■MAZDA3ファストバックの情報
ボディサイズ | 全長:4,460mm 全幅:1,795mm 全高:1,440mm |
ホイールベース | 2,725mm |
トランスミッション | 6速MT 6速AT |
定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒マイルドハイブリッド |
排気量 | 1,997cc |
最高出力 | 115kW(156ps)/6,000rpm |
最大トルク | 199Nm(20.3kg-m)/4,000rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | 2,209,900〜3,986,400円 |
中古車相場価格 | 総額110万〜330万円 |

流麗なスタイルが美しいMAZDA3ファストバック。ボディタイプはハッチバックですが、同社のMAZDA2やトヨタのヤリスなどより一回り大きく、そのぶん車内が広いのが特徴です。インテリアも上質な空間に仕立てられています。
パワーユニットは1.5Lガソリンエンジン、2Lガソリンエンジン+マイルドハイブリッド、1.8Lディーゼルターボ、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのメリットを兼ね備えた2L新世代ガソリンエンジン+マイルドハイブリッドの4種類。MT車は2Lガソリンエンジンと新世代ガソリンエンジンに設定されています。
コーナリング中のハンドル操作に応じて車両挙動を安定させるG-ベクタリングコントロールプラスは、MT車を気持ちよく運転するのにも効果的な制御。上品にMTを操りたい人におすすめのモデルです。
マツダ MAZDA3 ファストバック
車両本体価格186.9万円
支払総額199.9万円
諸費用13.0万円
マツダ MAZDA3 ファストバック
車両本体価格159.0万円
支払総額172.1万円
諸費用13.1万円
マツダ MAZDA3 ファストバック
車両本体価格179.0万円
支払総額196.7万円
諸費用17.7万円
マツダ MAZDA3 ファストバック
車両本体価格145.0万円
支払総額160.0万円
諸費用15.0万円
【ハッチバック】ホンダ シビック(国内発売9代目 2021年〜)

■シビックの情報
ボディサイズ | 全長:4,560mm 全幅:1,800mm 全高:1,410〜1,415mm |
ホイールベース | 2,735mm |
トランスミッション | 6速MT CVT |
定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,496cc |
最高出力 | 134kW(182ps)/6,000rpm |
最大トルク | 240Nm(24.5kg-m)/1,700〜4,500rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | 3,544,200〜4,403,300円 |
中古車相場価格 | 総額230万〜460万円 |

1972年に誕生以来、時代のニーズに合わせてコンセプトを変えながら進化し続けてきたシビック。一時期は日本市場で販売されなくなりましたが、2017年に復活。現行型はクーペフォルムの流麗なハッチバックになりました。
ラインナップはホンダ独自のハイブリッドであるe:HEVと、スポーティなRSを設定。MTはRSに設定されています。MTはショートストロークでダイレクト感のあるチューニングになっています。搭載エンジンは高回転までリニアに回る1.5L直噴VTECターボ。RSには専用のスポーティなサスペンションが装着されます。
シビックといえばスポーツモデルとしてシビックタイプRが設定されていますが、乗り味は過激。そして注文が殺到したことから現在では受注停止措置が取られています。タイプRよりもマイルド、でもスポーティさを楽しみたい人にはシビックRSがおすすめです。
【SUV】スズキ ジムニーシエラ(3代目 2018年〜)

■ジムニーシエラの情報
ボディサイズ | 全長:3,550mm 全幅:1,645mm 全高:1,730mm |
ホイールベース | 2,250mm |
トランスミッション | 5速MT 4速AT |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
排気量 | 1,460cc |
最高出力 | 75kW(102ps)/6,000rpm |
最大トルク | 130Nm(13.3kg-m)/4,000rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格帯 | 1,962,400〜2,183,500円 |
中古車相場価格 | 総額160万〜520万円 |

軽SUVとして圧倒的な性能を誇るジムニーの普通車モデルがジムニーシエラです。ボディは基本的にジムニーと共通で、前後にオーバーフェンダーをつけてトレッド(左右タイヤ間距離)を拡大。高速道路での安定した走行を可能にしています。
グレードはJLとJCという2タイプ用意され、どちらも5速MTを設定しています。元々が山間部や雪道、ぬかるみなど荒れた路面を走行することを想定しているため、MT車は一般的なMTモデルとはギア比がかなり異なります。そのため日常走行では1速と2速での加速はかなり遅くなります。
それでも圧倒的な4WD性能を味わえるのはジムニーシリーズならでは。伝統のラダーフレーム構造やリジットアクスル式サスペンション、パートタイム式4WDなどもジムニーから踏襲しています。日常使いはもちろん、オフロードも本気で攻めてみたい人にとってベストな選択と言えるでしょう。
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格239.8万円
支払総額251.7万円
諸費用11.9万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格233.8万円
支払総額243.8万円
諸費用10.0万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格189.6万円
支払総額205.5万円
諸費用15.9万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格238.0万円
支払総額248.8万円
諸費用10.8万円
中古車でしか手に入らないおすすめマニュアル(MT)車5選
現在は生産が終了していますが、マニュアル(MT)車に興味があるならぜひ一度乗ってほしい!そんな5モデルを紹介します。
【ハッチバック】ホンダ シビックタイプR(5代目 2017年〜2022年)

■シビックタイプRの情報
ボディサイズ | 全長:4,560mm 全幅:1,875mm 全高:1,435mm |
ホイールベース | 2,700mm |
トランスミッション | 6速MT |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,995cc |
最高出力 | 235kW(320ps)/6,500rpm |
最大トルク | 400Nm(40.8kg-m)/2,500〜4,500rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車時価格 | 4,752,000円 |
中古車相場価格 | 総額340万〜980万円 |

タイプRは高性能エンジンを搭載し、ブレーキや足回りなどに専用チューニングを施した特別なスポーツモデル。シビックタイプRは1997年に初代が登場しました。現在新車でも販売されていますが、長期の受注停止状態が続いているのと、その影響で中古車相場が高騰しているので、現実的な選択は先代や先々代になってきます。

320psを発揮するVTECターボを6速MTで操る気持ちよさは格別!
その加速やコーナリング性能は切れ味が鋭く、暴力的とも言えるほどの凄さを味わえます。
変速操作に合わせてエンジン回転数を自動制御するレブマッチシステムが搭載されているので、シフトダウンでも回転数を合わせることを気にせずシフト操作に集中できます。
ドライブモードはコンフォート、スポーツ、+Rの3種類。普段はコンフォートで運転を楽しみ、ここぞ!という時は+Rにすると、全く性格が異なる走りを存分に味わえます。
【セダン】スバル WRX STI(初代 2014〜2021年)

■WRX STIの情報
ボディサイズ | 全長:4,595mm 全幅:1,795mm 全高:1,475mm |
ホイールベース | 2,650mm |
トランスミッション | 6速MT |
定員 | 5名 |
エンジン種類 | 水平対向4気筒ターボ |
排気量 | 1,994cc |
最高出力 | 227kW(308ps)/6,400rpm |
最大トルク | 422Nm (43.0kg-m)/4,400rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車時価格帯(デビュー時) | 3,938,000~4,136,000円 |
中古車相場価格 | 総額220万〜1,200万円 |

三菱 ランサーエボリューションとともに、90年代にWRC(世界ラリー選手権)で熾烈なチャンピオン争いを繰り広げたインプレッサWRX。その流れを汲むのがWRXです。WRXはS4とSTIという2タイプを用意。STIとはスバルのモータースポーツ参画やチューニングパーツの開発を行うスバルテクニカインターナショナルの略称です。
搭載エンジンはスバルの名機である2L水平対向ターボ“EJ20”、最高出力は227kW(308ps)で、スバルのターボモデルらしい強烈な加速を強化6速MTで操ります。2017年の改良ではマルチモードDCCDと呼ばれる電子制御が入り、ハンドリング性能が向上しました。
WRX STIは生産中にいくつかの限定車が登場しました。これらは熱いファンから支持されていて、中古車市場においてプレ値になっています。中でもEJ20型エンジン生産終了にともない2020年に登場した「EJ20ファイナルエディション」は600万〜800万円以上、限定モデルのS208 NBRチャレンジパッケージは800万円以上の価格帯で取引されています。
【SUV】トヨタ ランドクルーザー70(初代 1984年〜)

■ランドクルーザー70の情報
ボディサイズ | 全長:4,810mm 全幅:1,870mm 全高:1,920mm |
ホイールベース | 2,730mm |
トランスミッション | 5速MT |
定員 | 5名 |
エンジン種類 | V型6気筒 |
排気量 | 3,995cc |
最高出力 | 170kW(231ps)/5,200rpm |
最大トルク | 360Nm(36.7kg-m)/3,800rpm |
ヒルスタートアシスト | 設定なし |
新車時価格 | 3,600,000円 |
中古車相場価格 | 総額390万〜640万円 |

1984年にデビューしたランドクルーザーシリーズのヘビーデューティーシリーズである70は、2004年で1度日本での販売が終了しましたが、海外では販売が続いていました。そして2014年に70系の販売30周年を記念して日本で期間限定販売が決定。4Lガソリンエンジン+5速MT車が導入されました。現在新車が販売されているモデルはAT仕様になります。
復刻販売されたモデルは1ナンバーのバンになるため、お世辞にも乗り心地がいいモデルではありません。でもハードな雰囲気はステーションワゴン系の高級な200系や100系、プラドでは味わえないもの。
限定販売ではバンのほか、ピックアップトラックも導入されました。よりハードな雰囲気を楽しみたいならこちらがおすすめ。また、2004年まで販売されたモデルもMTが設定されていましたが、オフロード競技で使われていた車両も多いので、購入時は車両状態をよくチェックしてください。
【軽自動車】ホンダ S660(初代 2015〜2022年)

■S660の情報
ボディサイズ | 全長3,395mm全幅1,475mm全高1,180mm |
ホイールベース | 2,285mm |
トランスミッション | 6速MT CVT |
定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW(64ps)/6,000rpm |
最大トルク | 104Nm (10.6kg-m)/2,600rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車時価格帯(デビュー時) | 198.0万〜218.0万円 |
中古車相場価格 | 120万〜500万円 |

1991〜1996年に生産されていたビート以来となる、ホンダの軽オープン2シーターモデルです。エンジンは運転席の後ろにミッドシップレイアウトで搭載し、後輪を駆動します。このエンジンはS660のために専用設計されたターボチャージャーを搭載していました。
軽自動車で初めて6速MTを搭載。ショートストロークのシフトノブは手首の動きだけでシフトチェンジができるスポーティなものに。そして1〜5速での加速の良さを徹底的に追求したものでした。
2021年3月、ホンダは突然「2022年3月にS660の生産を終了する」と発表。この発表とともにオーダーが殺到し、あっという間に生産予定分が完売に。そして中古車の流通量が激減し、相場が高騰する事態になりました。現在も条件のいい中古車は高値で取引されていますが、流通台数は回復しています。
ホンダ S660
車両本体価格186.8万円
支払総額195.7万円
諸費用8.9万円
ホンダ S660
車両本体価格189.0万円
支払総額197.5万円
諸費用8.5万円
ホンダ S660
車両本体価格160.0万円
支払総額164.9万円
諸費用4.9万円
ホンダ S660
車両本体価格134.9万円
支払総額144.9万円
諸費用10.0万円
【軽自動車】スズキ アルトワークス(4代目 2015〜2021年)

■アルトワークスの情報
ボディサイズ | 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,500mm |
ホイールベース | 2,460mm |
トランスミッション | 5速MT 5速AGS |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列3気筒ターボ |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 47kW(64ps)/6,000rpm |
最大トルク | 100Nm(10.2kg-m)/3,000rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車時価格帯(デビュー時) | 1,537,800~1,686,300円 |
中古車相場価格 | 総額60万〜230万円 |

8代目アルトに設定されたスポーツグレードのアルトワークス。1980年代にブームとなった軽スポーツの流れのなかでアルトワークスは生まれました。しかし若者の事故などが社会問題となり、軽自動車は当時のアルトワークスの64馬力を上限とする自主規制が敷かれ、それが現在でも残っています。
このワークスはアルトターボRSをベースにチューニングが施された軽ホットハッチで、専用開発されたショートストローク5速MT、最大トルクが向上したターボエンジン、専用のチューニングサスペンションなどが奢られます。
トランスミッションは5速MTのほか、2ペダルMTのAGSが用意されました。流通している中古車の8割近くが5速MTになります。
スズキ アルトワークス
車両本体価格136.8万円
支払総額145.3万円
諸費用8.5万円
スズキ アルトワークス
車両本体価格135.0万円
支払総額144.6万円
諸費用9.6万円
スズキ アルトワークス
車両本体価格155.5万円
支払総額160.7万円
諸費用5.2万円
スズキ アルトワークス
車両本体価格175.1万円
支払総額185.9万円
諸費用10.8万円
輸入車(外車)のおすすめマニュアル(MT)車5選
欧州各国では日本に比べるとマニュアル(MT)車が多く走っています。近年は2ペダルのクルマが増えてきてMTを設定するクルマが減ってきていますが、中古車にも目を向けると魅力的なモデルがたくさんあります!
【クーペ】BMW M2クーペ(2代目 2023年〜)
■M2クーペの情報
ボディサイズ | 全長:4,580mm 全幅:1,885mm 全高:1,410mm |
ホイールベース | 2,747mm |
トランスミッション | 6速MT 8速AT |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列6気筒ターボ |
排気量 | 2,992cc |
最高出力 | 353kW(480ps)/6,250rpm |
最大トルク | 550Nm(56.1kg-m)/2,650-6,130rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車価格 | 10,180,000円 |
中古車相場価格 | 総額700万〜1,020万円 |
MはBMWのモータースポーツ車両やハイパフォーマンスモデル、ハイパフォーマンスパーツの研究・開発を行っていて、車名にMが付くモデルはスポーツカー好きにとって憧れの存在であり続けています。
M2クーペは2シリーズクーペをベースに最高出力353kWを発揮する3L直6ツインパワーターボを搭載。最大トルクはトランスミッション形式により異なり、Mステップトロニック(8速AT)車は600Nm、6速MT車は550Nmを発揮します。これだけのビッグパワーをMTで操れるのは希少な存在と言えるでしょう。
インテリアはスポーツモデルらしいコックピットのなかに上質さが盛り込まれたものに。ヘッドレスト一体型のMスポーツシートはスポーツ走行時もしっかり体を支えるよう細かな調整機能が備わります。ドアトリムに施されたMのカラーリングもオーナーの所有欲をくすぐるはず。
【クーペ】ポルシェ 718ケイマン(初代 2016年~)
■718ケイマンの情報
ボディサイズ | 全長:4,379mm 全幅:1,801mm 全高:1,295mm |
ホイールベース | 2,475mm |
トランスミッション | 6速MT 7速PDK |
定員 | 2名 |
エンジン種類 | 水平対向4気筒ターボ |
排気量 | 1,998cc (ベースグレード) |
最高出力 | 220kW(300ps)/6,500rpm (ベースグレード) |
最大トルク | 380Nm(38.7kg-m)/2,150-4,500rpm (ベースグレード) |
ヒルスタートアシスト | 設定なし(ベースグレード) |
新車価格帯 | 9,480,000〜20,650,000円 |
中古車相場価格 | 総額550万〜3,190万円 |
1996年に登場したオープンモデルのボクスター。そして2005年に登場したクーペモデルのケイマン。現在はどちらも車名に1950〜60年代に活躍したレースカー「718」の名を冠したモデルになりました。
駆動方式はエンジンを運転席の後ろに置いたミッドシップ・リアドライブ(MR)で、ベースグレードは2L水平対向ターボ、Sには2.5L水平対向4気筒ターボ、GTSとGT4 RSには4L水平対向6気筒が搭載されます。トランスミッションは6速MTと2ペダルの7速PDKを用意。
ポルシェのモデルは人気が高く、中古車相場は高値で推移しているのが現状。それでも911よりは買いやすい価格帯になっているのがケイマンの魅力です。コンパクトな2シーターモデルでポルシェらしいピュアな走りを味わってみてください。
【ハッチバック】ミニ ミニ(3代目 2014年~2024年2月)
■ミニの情報
ボディサイズ | 全長:3,860mm(3ドア) 全幅:1,725mm 全高:1,430mm |
ホイールベース | 2,495mm |
トランスミッション | 6速MT 6速AT 7速DCT 8速AT |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ (クーパーS) |
排気量 | 1,998cc (クーパーS) |
最高出力 | 141kW(192ps)/5,000rpm (クーパーS) |
最大トルク | 280Nm/1,350-4,600rpm (クーパーS) |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車時価格帯 | 2,470,000〜4,660,000円 |
中古車相場価格 | 総額50万〜570万円 |
2024年3月に日本導入された第4世代のミニは2ペダルの7速DCTを搭載。先代モデルはベースグレードのワン、クーパーS、そしてジョンクーパーワークスに6速MTが設定されていました。
ミニの醍醐味といえば、ゴーカートフィーリングと呼ばれるキビキビした走り。これをMTを操りながら味わうのは走り好きにとって最高に楽しいはずです。スペシャルモデルのジョンクーパーワークスは最高出力が170kW、最大トルクが320Nmの2Lターボが搭載されます。
この世代から5ドアも設定されましたが、5ドアにはMTが用意されていないので、MTに乗りたいなら3ドアを。また、2020年以降のモデルにはMTの設定がなくなったので、中古車を探す時は注意してください。
MINI BMW ミニ HB
車両本体価格367.0万円
支払総額375.0万円
諸費用8.0万円
MINI BMW ミニ HB
車両本体価格228.8万円
支払総額239.7万円
諸費用10.9万円
MINI BMW ミニ HB
車両本体価格288.0万円
支払総額298.0万円
諸費用10.0万円
MINI BMW ミニ HB
車両本体価格310.0万円
支払総額320.0万円
諸費用10.0万円
【ハッチバック】アバルト 595(初代 2012年〜2024年)
■595の情報
ボディサイズ | 全長:3,660mm 全幅:1,625mm 全高:1,505mm |
ホイールベース | 2,300mm |
トランスミッション | 5速MT |
定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,368cc |
最高出力 | 107kW(145ps)/5,500rpm |
最大トルク | 180Nm/2,000rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車時価格帯 | 4,220,000~4,860,000円 |
中古車相場価格 | 総額70万〜470万円 |
日本では映画『ルパン三世 カリオストロの城』に登城したことで一躍有名になったフィアット NUOVA 500をモチーフにしたフィアット 500は、日本でも大ヒットモデルとなりました。そのフィアット500をチューニングしてホットハッチに仕立てたのがアバルト500でした。
2011年にはアバルト500をさらにチューンした695トリブートフェラーリが登場。そして2012年にはアバルト500の上級バージョンとして595が登場しました。2017年のマイナーチェンジのタイミングで、アバルト500が595に統一されます。これ以降、595がカタログモデルで、695も限定モデルや特別仕様車として登場しました。2023年からは695がカタログモデルになりました。
日本車のコンパクトカーよりも小さくて軽いボディに搭載されるスポーティなエンジンをMTで操ることができるのは、アバルトならでは。左ハンドルを選べるので、イタリア車らしさを存分に楽しみたい人は左ハンドルの中古車を探してみてください。
アバルト アバルト 595
車両本体価格312.8万円
支払総額325.7万円
諸費用12.9万円
アバルト アバルト 595
車両本体価格278.0万円
支払総額288.0万円
諸費用10.0万円
アバルト アバルト 595
車両本体価格97.8万円
支払総額108.6万円
諸費用10.8万円
【MPV】ルノー カングー(2代目 2009年~2022年)
■カングーの情報
ボディサイズ | 全長:4,280mm 全幅:1,830mm 全高:1,810mm |
ホイールベース | 2,700mm |
トランスミッション | 6速MT 6速AT |
定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,197cc |
最高出力 | 84kW(115ps)/5,500rpm |
最大トルク | 190Nm/2,000rpm |
ヒルスタートアシスト | 標準装備 |
新車時価格帯 | 2,546,000〜2,708,000円 |
中古車相場価格 | 総額40万〜380万円 |
スライドドアを採用したマルチパーパスビークルのカングーは、2002年に初代が導入されて以降、おしゃれな雰囲気でキャンプなどを楽しみたい人たちから絶大な人気を誇っています。初代は5ナンバーサイズでしたが、2代目はボディが大型化され、3ナンバーサイズになりました。
そんな2代目カングーにはMTモデルも用意されていました。決してパワーが大きいわけではありませんが、MTでしっかり引っ張ってあげることで荷物を満載にしたときもゆとりを持って力強く走ることができます。
スライドドアならではの利便性と圧倒的な積載性。そしてMTを操るという楽しさ。中古車でMTの流通量は少ないですが、探す価値のあるモデルです。
マニュアル(MT)車を選ぶときのポイントや注意点
「MT車しか視界に入らない!」という人は別ですが、多くの人はMT車が欲しいと思った時に「でも……」とためらう部分もあるはず。ここではどのようなことを想定しながら購入を決めていけばいいかを考えていきましょう。
MT車を選ぶ理由を明確にする
車の醍醐味である「操る歓び」を存分に感じることができるMT車。だからこそ「ワインディングを気持ちよく走りたい」「ロングツーリングを心地よく楽しみたい」「オフロードを堪能したい」など、どんなシーンで楽しみたいかを明確にして選びたいところ。理由が明確になれば、必然的に迷わず車を選べるようになります。
家族の意見に耳を傾ける
「操る歓び」を存分に感じられるMT車ですが、一方でAT車よりも操作が増えるため、それを面倒に感じる人が多いのもMT車の特徴です。車を一人で使うなら気にする必要はありません。でも家族で使うなら、家族の意見にもきちんと耳を傾けて最終判断しましょう。
中古車で買う場合はトランスミッションやクラッチの状態を要チェック
MT車はすべての操作をドライバーが行うため、運転の癖が車体に影響を与えている可能性があります。たとえば半クラッチの時間が長く高回転まで行っていたり、運転中に常にクラッチペダルの上に足を載せていたりする人がいます。
クラッチは消耗部品のため、長く使っていると少しずつすり減っていきます。上記のような癖があると、そこまで距離を走っていないのにクラッチに「滑り」と呼ばれる症状が出ていることも。また、車体によっては変速時にギアが入りにくいという症状があることもあります。

中古車でMT車を買う場合、可能なら試乗をすることをおすすめします。車検がないなどの理由で試乗ができない場合は販売店のスタッフに車の状態をよく確認してください。
よくある質問
発進から100km/h以上まで、状況によって変化する速度域に対応するため、車にはトランスミッションという機構が搭載されています。AT車はトランスミッションの操作を車が自動で行うのに対し、MT車はドライバーがこの操作を行います。
車速や道路状況に応じてシフトレバーとクラッチを操作するため、車との一体感を味わいながら走ることができるのが最大のメリットです。発進時にクラッチをゆっくりつなぐという操作があるため、AT車に比べると誤発進しにくいという安全上のメリットもあります。
MT車の運転に慣れていない人がもっとも緊張するのは、クラッチ操作を誤るとエンストしてしまう発進時。発進時はクラッチをゆっくり離していき、車が動き出したところで少しクラッチをそのままの状態(半クラッチ)にしてから再びゆっくり離していきます。 上り坂での発進は車体が後ろに下がってしまうことがあるので、サイドブレーキを引きながらクラッチをつないでいきましょう。
クラッチの滑りやトランスミッションが入りづらいという症状があるものもあるので、可能なら試乗をして、違和感がないかを確認してください。試乗ができない場合は販売店に車両の状態をしっかり確認しましょう。
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お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?