更新日2023.03.01

セダンの意味とは?失敗しない選び方と人気車種・おすすめ中古車を解説

セダンとは_アイキャッチ

セダンとは「3ボックス4ドア」の車を指します。有名な「クラウン」や「スカイライン」といった車種もセダンであり、王道のタイプといえます。

高級車をイメージする方もいますが、比較的リーズナブルな価格設定の車種もあり、セダンのコンセプトや性能はさまざまです。

この記事でわかること

  • ・セダンの意味・定義と似たタイプとの違い
  • ・買って後悔しないために知っておきたいセダンの選び方
  • ・人気車種と国内・海外のおすすめセダン

監修・執筆

エディター ライター

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500だが最近2台持ちを考えていて、国産輸入車問わず中古車をいろいろ物色中。
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目次

セダンとはどんな車?

セダンとは

画像引用元:日産:スカイライン [ SKYLINE ] セダン Webカタログ トップ

セダンは、「自動車の基本形」といわれるスタイルです。大衆車から高級車まで価格設定やコンセプトは幅広く、さまざまな車種が発売されています。

セダンの定義とは「3ボックス4ドア」であることです。次の章で、画像を交えて意味を解説します。

セダンは3ボックス4ドアの車

セダンの定義である「3ボックス4ドア」とは、3ボックスであることに加え4枚のドアをもつ車です。

セダンとは_3ボックス4ドア

3ボックスとは、「エンジンルーム」「客室」「荷室(トランク)」が独立した車を指します。4ドアとは、運転席側と助手席側の前後に設置された合計4枚のドアのことです。

スタッフ

1ボックスはエンジンルーム、客室、荷室がひとつのボックスに入る車のことです。2ボックスは、エンジンルームが独立、客室と荷室が同じボックスに入った車のことで、ミニバンやSUVがこれに当てはまります!

セダンとハードトップの違い

セダンと似たタイプに「ハードトップ」と呼ばれる車があります。

ハードトップとは、Bピラー(側面中央の窓枠/窓柱)がない車のことで、Bピラーの有無がセダンとハードトップの違いです。ハードトップには、セダンと同様に3ボックス4ドアの車種もあれば、3ボックス2ドアの車種もあります。

セダンの代表的車種である「クラウン」は、以前ハードトップのモデルも発売していました。そのほかにはグロリア、セドリック、ローレルなど、現在では生産終了している名車で採用されていた歴史があります。

昨今は安全性を考慮して、ハードトップの車種は製造・販売されていません。

セダンと「クーペ」「ハッチバック」との違い

セダンと、クーペ、ハッチバックの違いはボディの形状です。それぞれの違いを見ていきましょう。

クーペ

クーペとは、4ドアのセダンに対して2ドアであることが特徴です。

セダンとは_クーペとの比較
【セダン】MAZDA6
セダンとは_クーペとの比較2
【クーペ】フェアレディZ

画像引用元:MAZDA6|グレード・価格 – ディーゼル/ガソリンラインナップ|マツダ日産:フェアレディZ [ Z ] スポーツ&スペシャリティ Webカタログ | 外観・デザイン

近年では、セダンのデザイン性を高めた「4ドアクーペ」、SUVのルーフに傾斜をつけデザイン性を高めた「クーペSUV」と呼ばれるモデルも存在します。

セダンと比較して、クーペのほうがスポーティーな印象に感じられます。

ハッチバック

ハッチバックとは、バックドアが跳ね上げ式になっている車のことです。

セダンとは_ハッチバック

画像引用元:トヨタ ヤリス | ギャラリー | トヨタ自動車WEBサイト

セダンにはトランクを開閉するためのふたはありますが、ハッチバックのバックドアのように、リヤガラスはありません。バックドアの違いが、セダンとハッチバックの違いです。

【種類別】セダンの種類と代表的な車種

吹き出しアイコン_ユーザー
ユーザー

セダンに乗りたいけど、欲しい車種が決まっていないしわからない……。

スタッフ

まずは『どんなセダンに乗りたいか』を考えてみましょう!

車には車種ごとにコンセプトや特徴があり、それに伴い見た目や性能が異なります。大きく分けて3つの種類からチェックしていきましょう。

セダンの種類/特徴代表的な車種
高級志向・クラウン(セダン ※)
・レクサス LS
・メルセデスベンツ Sクラス
・BMW 7シリーズ
実用性、燃費性能・カローラ
・カローラアクシオ
・プリウス
・シビック(e:HEV)
スポーツ志向・スカイライン
・レクサスIS

※2023年現在発売されている16代目クラウンは、セダンではなくボディタイプは「SUV」となった(クラウン クロスオーバー)

セダンの種類から見るポイント

・高級志向:内装が豪華で快適性を重視したタイプ。車両価格は高め
・実用性、経済面重視:車両価格は抑えたタイプ。通勤などで日々の運転に使いやすい。燃費性能に優れている
・スポーツ志向:スポーティーな性能をもつタイプ。運転を楽しみたい人向け

セダンに何を求めるかが決まれば、ある程度車種も絞れてくるはずです。なかには、高級感と燃費性能、スポーティーな性能の車など、複数の特徴を兼ね備えた車種もあります。車両の本体価格が高い車種もありますが、ドライバーの気分を高め満足させてくれる車が多いのはセダンの魅力です。

セダンのメリット

セダンとは_セダンのメリット

セダンにはおもに4つのメリットがあります。SUVやコンパクトカーといった、昨今人気のタイプにはないセダンならではの特徴を見ていきましょう。

高級感や美しさがありデザイン性が高い

セダンは、高級感、美しさ、スポーティーといったデザインを意識した車種が多い特徴があります。「見た目のかっこいい車が欲しい」という方にとって、セダンならではの形状やデザインは、魅力的に感じられるでしょう。

セダンは、車の顔ともいえるフロントのデザインに迫力がある車、クーペの流れるような美しいデザインの車、伝統を受け継ぐ車などさまざまです。フルモデルチェンジをして革新的なデザインに移り変わるセダンを好む人もいれば、旧車ならではのデザインを好む人、思い出を楽しむ人もおり、ドライバーの好みで選択できるのがセダンといえるでしょう。

スタッフ

セダンの高級感は見た目だけではなく、乗り心地や内装、装備にもこだわられているので快適性からも感じられるはずです!

安定性が高い

セダンは、ミニバンやSUVと比較して全高の低いボディが特徴です。

重心も低いため高速道路走行時などは安定性に優れており、横風に煽られにくい点がメリットです。またコーナーを曲がる際も左右に振られにくく、さまざまなシーンで安定感のある走りを実感できるでしょう。

機械式駐車場を利用しやすい

SUVやミニバンと比較して全高の低いセダンは、高さ制限が設けられた機械式駐車場を利用しやすいことがメリットです。

機械式駐車場のなかには、1.55mの高さ制限を設けている場所もあります。車種にもよりますが、セダンは全高1.5m前後のものが多く、機械式駐車場の制限内に収まりやすく駐車場選びに困らないでしょう。

セダンは横幅の大きな車種もあるため、コインパーキングなどスペースが限られた駐車場を利用するときは注意が必要です。もし横幅に制限がある駐車場を利用する機会がある人は、車種の「全幅」にも注目しましょう。

安全性が高い

セダンはエンジンルーム、客室、荷室が独立しているため、ワンボックスやツーボックスの車よりも前後からの衝撃に強いことが特徴です。

前方または後方から衝撃が加わったとき、エンジンルームや荷室が衝撃を吸収するため、客室にいるドライバーや同乗者への被害が少なくなる傾向にあります。

また、客室とエンジンルーム、荷室が独立していることは走行時の静粛性につながります。エンジンルームから発生する音が客室まで聞こえにくいため、音によるストレスや疲労の軽減にもなるでしょう。

セダンのデメリットと解決方法

セダンとは_セダンのデメリットと解決方法

デザイン性や快適性に優れたセダンではありますが、実はデメリットもあります。ここでは、デメリットを解決・軽減する方法も解説するため、車選びの参考にしてみてください。

荷物を載せるスペースを確保しづらい

セダンは、ミニバンやSUV、ステーションワゴンといったタイプと比較して、荷室のスペースが狭いため荷物を積み込める量が少ない傾向にあります。

ドライバーや同乗者の快適性を重視したセダンは、家族でのキャンプや旅行をするために、たくさん積むことはあまり想定されていません。荷室(トランク)には、ゴルフバッグが2~4個積み込める車種は多いですが、長尺の荷物は載せられないこともあります。さらに、高さがあり横に倒せない荷物の積み込みは難しいでしょう。

解決方法

・キャンプなどのレジャーに行く機会がなく、大きな荷物を積まなければデメリットにはなりにくい
・マツダ アテンザやトヨタ カムリのように、乗室と荷室をつなげられる車種を選択する

セダンとは_カムリのトランクスルー

画像引用元:トヨタ カムリ | 特長 | トヨタ自動車WEBサイト

吹き出しアイコン_スタッフ
スタッフ

カムリはリヤシートを前に倒すことで、荷室からつながるスペースを確保できます。これにより、長い荷物を積み込むことができるんです!

人が乗るスペースは小さめ

セダンは5人乗りですが、ミニバンのような3列シートで7~8人乗りの車と比較すると、車内の狭さを感じてしまいます。

1~3人で乗るぶんには快適ですが、大人が4人以上で乗る機会が多い場合や、チャイルドシートを載せたい方は、セダンの快適性を充分に感じられない可能性があります。

解決方法

・セダンのなかでも、室内空間が広い車種を選択する(試乗がおすすめ)

乗り降りしにくい

セダンは、ミニバンやSUVといった室内高が高い車や、地上からの高さのある車と比較すると、乗り降りしにくいと感じる方もいます。

全高が1.4~1.5mであるセダンはシートの位置が低く、足腰に痛みがある方、高齢者には負担がかかる可能性があります。

解決方法

・腰に心配がある方は、シートを倒しすぎない
・セダンのなかでも、ヒップポイント(床からシートの高さ)が高い車種を選択する(購入前の試乗がおすすめ)

小回りが利かない

スリーボックスで全長が長いセダンは、コンパクトカーや軽自動車と比較して小回りが利かない点がデメリットです。これまで、サイズの大きい車に乗り慣れていない方は、前後の間隔を掴むまで慣れが必要です。

特に、市街地や住宅地で車にすれ違うとき、狭い駐車場を利用するときなどは、運転のしづらさを感じるかもしれません。

解決方法

・最小回転半径の小さい車を選択する
・先進安全装備を搭載した車を選択して、駐車のサポートや、障害物と距離が近くなったときのアラームといった機能を活用する

スタッフ

最小回転半径とは、ハンドルを左右どちらかいっぱいに切って旋回したとき、最も外側にあるタイヤの中心を描く半径のことです!数字が小さいほど、Uターンやバックでの駐車がしやすくなります。

失敗しない!セダンの選び方

セダンとは_セダンの選び方

「セダンに憧れて買ってみたけど、不便に感じている」といった後悔をしないためにも、自分にとってベストなセダンを選ぶ方法をチェックしておきましょう。

サイズで選ぶ

セダンは大きく分けて、S・M・Lのサイズがあります。自宅や職場、利用機会の多い店舗の駐車場に車を駐められるかどうかを重視したい方は、サイズに注目してみましょう。

機械式駐車場、立体駐車場を利用する方であれば、特に全幅(横幅)の確認が重要です。サイズと寸法、おもな車種は以下のとおりです。

サイズ寸法おもな車種
Sサイズ全長:4,400~4,595mm
全幅:1,695~1,795mm
全高:1,380~1,485mm
・カローラ
・カローラアクシオ
・WRX STI
・A3 セダン
Mサイズ全長:4,600~4,800mm
全幅:1,775~1,840mm
全高:1,420~1,500mm
・マーク X
・プリウス
・レクサス IS
・MAZDA3 セダン
・レガシィ B4
・インプレッサ G4
・Cクラス
Lサイズ全長:4,810~4,980mm
全幅:1,800~1,900mm
全高:1,440~1,510mm
・クラウン(※)
・スカイライン
・フーガ
・アテンザ
・3シリーズ セダン

※2023年現在発売されている16代目クラウンは、セダンではなくボディタイプは「SUV」となった(クラウン クロスオーバー)

見た目で選ぶ

見た目が好きな車に乗るのも、所有する楽しみのひとつです。好きな外観や内装、ボディカラーをはじめ、今後カスタムしたいイメージも含めて、自分好みの車を探してみましょう。

メーカーの公式ページやSNS、カスタムパーツを見ることで好きな車を見つけ、さらに理想に近づけることができます。

走行性能で選ぶ

セダンのなかには、スポーツ性能を高めた「スポーツセダン」と呼ばれるタイプがあります。

スポーツセダンは、心地よい加速を楽しめたり、ダイレクトなハンドル操作ができたりと、一般的な車よりも運転を楽しめることが特徴です。セダンとしての実用性が高いことに加え、高速道路やコーナーを快適に走行できる性能をもっているため、普段使いしながらも趣味として楽しめる車でもあります。

スタッフ

セダンというと、「高齢者向けの車」「一昔前の形」というイメージをもつ方もいますが、スポーツセダンは洗練されたデザインの車種が多く、美しさが魅力なんです!

快適性で選ぶ

快適性の高いセダンではありますが、車の構造やシートの座り心地、搭載するサウンドシステムなどは異なります。

「高級車」に分類されるセダンであれば、標準装備に上質な素材のシートや音質を極めたサウンドシステムが搭載されるなど、長距離の運転でもストレスを感じることなく楽しめるでしょう。

快適性を重視したい方で、2人以上で乗る機会が多い方は、購入の際に運転席以外にも助手席や後部座席に座ってみて座り心地を確かめるのがおすすめです。

燃費性能で選ぶ

燃費性能は、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンと比較して、ハイブリッドシステムを搭載した車種のほうが優れています。

ハイブリッドシステムとは

2種類の動力源をもつエンジンのこと。ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンに、電気モーターを組み合わせている

メーカーによりシステムは異なりますが、エンジンと電気をうまく使い分けることで燃費性能を向上させており、燃料代の節約につながります。

セダンのなかでも、ハイブリッド専用車の「プリウス」や、ハイブリッドを搭載したモデルも発売されている「カローラ」「カローラ アクシオ」は燃費性能に優れています。

価格で選ぶ

セダンは、大衆車から高級車までさまざまなコンセプトの車種が発売されています。

必ず予算内に収めたいときは、オプションや諸経費などすべて含んだ「総支払額」を予算として考えましょう。新車、中古車問わずwebサイトなどに記載された価格は「車両の販売価格」であることが多いです。これには諸経費やメンテナンス費用が含まれておらず、販売価格から数万~数十万円以上かかることもあります。

ディーラーで新車を購入する際は、純正ナビやバックモニターをつければ、10万円、20万円と大幅に加算されます。

スタッフ

中古車を探すときは「すべて込みで予算200万円」など具体的に伝えたうえで車探しをするのがおすすめですよ!

セダンの人気車種TOP5

ここでは、一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が発表している「2022年 乗用車ブランド通称名別順位」からセダンの上位5車種を抜粋して紹介します。国内のメーカーの普通車のみ(軽自動車を除く)ランキングとなっています。

メーカー名/車種名新車価格
セダンとは_カローラ
【1位】トヨタ カローラ
※写真は「カローラ」
1,990,000~
2,998,000円
※カローラの新車価格
セダンとは_プリウス
【2位】トヨタ プリウス
3,200,000~
3,920,000円
セダンとは_インプレッサG4
【3位】スバル インプレッサ
※写真は「インプレッサ G4」
2,002,000~
2,739,000円
セダンとは_クラウン15代目
【4位】トヨタ クラウン
※写真は「15代目クラウン」
4,695,000〜
5,698,000円
※2020年4月発売モデルを参考
セダンとは_MAZDA3セダン
【5位】マツダ MAZDA3
2,288,000~
3,820,280円

画像引用元:トヨタ カローラ | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイトトヨタ プリウス | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイトインプレッサ G4 | SUBARUCROWN(TOYOTA)の車両情報 | トヨタ認定中古車 | トヨタ自動車WEBサイトMAZDA3|グレード・価格 – ディーゼル/ガソリンラインナップ|マツダ

※「乗用車ブランド通称名別順位」とは、国産メーカーの同一車種を合算したもので海外生産車も含む。カローラ→「カローラ」「カローラ アクシオ」以外の同シリーズ車種を含む。インプレッサ→「インプレッサ G4」「インプレッサ スポーツ」を含む。MAZDA3→「MAZDA3 セダン」「MAZDA3 ファストバック」を含む。

【1位】トヨタ:カローラ

セダンとは_カローラ
カローラ
セダンとは_カローラアクシオ
カローラアクシオ

画像引用元:トヨタ カローラ | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイトトヨタ カローラ アクシオ | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト

トヨタ カローラとは、大衆車として親しまれており、1966年から販売されているシリーズです。

カローラシリーズには、セダンの「カローラ」「カローラ アクシオ」のほかに、SUV、ステーションワゴン、コンパクトカーといった種類があります。

「カローラ」は、2019年10月から発売されたモデルより3ナンバーサイズ(全幅1,701mm以上)となりました。一世代前のモデルと比較してフロントデザインがスポーティーでスタイリッシュに変化したことが特徴です。車両本体価格は、199万~299万円に設定されています。

「カローラ アクシオ」は、カローラのひとつ前のモデルが継続して販売されている車です。ボディサイズはカローラよりも小さい「コンパクトセダン」です。車体はコンパクトですが、大人4人がゆったり乗れるスペースがあり、ゴルフバッグ4つを積み込める荷室があります。車両本体価格は、161万~217万円台と、本記事で紹介するセダンのなかではリーズナブルな価格設定です。

カローラ、カローラ アクシオともにハイブリッドモデルも発売されています。燃費は25.0~30.0km/L(WLTCモード)と高い性能をもっており、燃料代の節約につながります。

■カローラの情報

排気量【ハイブリッド】1,797cc
【ガソリン】1,490cc
乗車人数5人
寸法全長:4,495mm
全幅:1,745mm
全高:1,435mm
室内寸法長さ:1,830mm
幅 :1,510mm
高さ:1,160mm
最小回転半径5.0~5.3m
※グレードにより異なる
燃費(WLTCモード)【ハイブリッド】25.3~30.2km/L
【ガソリン】18.1~19.4km/L
新車価格1,990,000~2,998,000円
中古車相場価格 ※150万~240万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

■カローラ アクシオの情報

排気量【ハイブリッド】1,496cc
【ガソリン】1,496cc
乗車人数5人
寸法全長:4,400mm
全幅:1,695mm
全高:1,460~1,485mm
室内寸法長さ:1,945mm
幅 :1,430mm
高さ:1,200mm
最小回転半径4.9m
燃費(WLTCモード)【ハイブリッド】27.8km/L
【ガソリン】15.6~19.8km/L
新車価格1,611,600~2,177,000円
中古車相場価格 ※60万~150万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

【2位】トヨタ:プリウス

セダンとは_プリウス

画像引用元:トヨタ プリウス | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト

トヨタ プリウスは、1997年の発売当時「世界初の量産型ハイブリッド専用車」として注目を集めた車です。燃費性能の高さから、2023年現在でも高い注目を集めており、同年1月には5代目にフルモデルチェンジされました。

5代目プリウスは、燃費が26.7~32.6km/L(WLTCモード)とセダンのなかで特に高い数値です。

トヨタではプリウスを「セダン」として発売していますが、プリウスは客室と荷室が一体化しており、バックドアがあるため、実際には「ハッチバック」と呼ばれるタイプの車です。初代プリウスは荷室が独立していましたが、2003年9月に発売された2代目以降は現在と同じボディになっています。

■プリウスの情報

排気量1,986cc
1,797cc
乗車人数5人
寸法全長:4,600mm
全幅:1,780mm
全高:1,420~1,430mm
室内寸法長さ:1,840mm
幅 :1,500mm
高さ:1,130mm
最小回転半径5.3~5.4m
燃費(WLTCモード)【2.0Lモデル】26.7~28.6km/L
【1.8Lモデル】20.7~32.6km/L
新車価格3,200,000~3,920,000円
中古車相場価格 ※130万~350万円
※4代目(2015年12月~2023年1月発売)の価格

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

【3位】スバル:インプレッサ

セダンとは_インプレッサG4

画像引用元:インプレッサ G4 | SUBARU

スバル インプレッサは、1992年に発売されたシリーズです。2023年現在では、セダンの「インプレッサ G4」とハッチバックの「インプレッサ スポーツ」の2タイプが発売されています。

セダンであるインプレッサ G4は、スポーティーな外観が特徴です。ラインナップには1.6Lと2.0Lがあり、排気量の多い2.0Lモデルはスポーツ性能を高めた上位モデル、最上位モデルのグレードがあります。最新モデルは先進安全装備「アイサイト」を搭載。ドライバーや同乗者、歩行者を守るための装備があり安全性能の高さが特徴です。

なお、インプレッサ G4は2022年12月に生産終了しています。生産終了から年月が経過していないため、中古車であれば購入できる可能性は充分にあります。

■インプレッサ G4の情報

排気量1,599cc
1,995cc
乗車人数5人
寸法全長:4,640mm
全幅:1,775mm
全高:1,455mm
室内寸法長さ:2,085mm
幅 :1,520mm
高さ:1,200mm
最小回転半径5.3m
燃費(WLTCモード)12.4~14.1km/L
新車価格2,002,000~2,739,000円
中古車相場価格 ※120万~170万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

【4位】トヨタ:クラウン

セダンとは_クラウン15代目
【15代目】クラウン(セダン)
セダンとは_クラウンクロスオーバー
【16代目】クラウン クロスオーバー(SUV)

画像引用元:CROWN(TOYOTA)の車両情報 | トヨタ認定中古車 | トヨタ自動車WEBサイトトヨタ クラウン | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト

トヨタ クラウンは、公用車に使用される機会が多いセダンです。1955年の初代を発売したクラウンは、世代を重ねるごとにシェアを拡大し、自家用車の高級セダンとしても地位を確立しました。

2018年6月~2022年7月は15代目クラウンが発売。高級車らしい堂々とした風格に、スポーティーでスタイリッシュな外観が特徴です。

2022年9月からは、16代目クラウンが発売され新しく生まれ変わりました。2023年2月までに発売されているモデルは「クラウン クロスオーバー」と呼ばれるSUVのクラウンです。セダンの「クラウン セダン」、SUVの「クラウンスポーツ」「クラウン エステート」は発表されているものの、発売日は未定です。

■クラウン(15代目)の情報

排気量1,998cc
乗車人数5人
寸法全長:4,910mm
全幅:1,800mm
全高:1,455mm
室内寸法長さ:1,980mm
幅 :1,500mm
高さ:1,185mm
最小回転半径5.3~5.5m
燃費(WLTCモード)12.4km/L
新車価格4,695,000〜5,698,000円
※2020年4月発売モデルを参考
中古車相場価格 ※350万~420万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

【5位】マツダ:MAZDA3

セダンとは_MAZDA3セダン

画像引用元:MAZDA3|グレード・価格 – ディーゼル/ガソリンラインナップ|マツダ

マツダ MAZDA3には、セダンの「MAZDA3 セダン」とハッチバックの「MAZDA3 ファストバック」の2種類があります。MAZDA3は以前「アクセラ」の名称で発売されており、2019年5月より「MAZDA3」となりました。

MAZDA3 セダンは、シンプルでありながらもスポーティーかつ美しいデザインが特徴的です。

ガソリンエンジンのほか、ディーゼルエンジン、マイルドハイブリッド(e-SKYACTIV G)、ハイブリッドエンジン(e-SKYACTIV X)と豊富なラインナップとなっています。それぞれ燃費性能、走行性能が異なるため試乗して決めるとよいでしょう。

■MAZDA3 セダンの情報

排気量【e-SKYACTIV X】1,997cc
【SKYACTIV-G 1.5】1,496cc
【SKYACTIV-G 2.0】1,997cc
【SKYACTIV-D 1.8】1,756cc
乗車人数5人
寸法全長:4,660mm
全幅:1,795mm
全高:1,445mm
室内寸法長さ:1,820mm
幅 :1,490mm
高さ:1,160mm
最小回転半径5.3m
燃費(WLTCモード)【e-SKYACTIV X】16.7~17.4km/L(ガソリン)
【SKYACTIV-G 1.5】15.8~16.6km/L(ガソリン)
【SKYACTIV-G 2.0】15.9~16.7km/L(ガソリン)
【SKYACTIV-D 1.8】20.2~21.9km/L(ディーゼル)
新車価格2,288,000~3,820,280円
中古車相場価格 ※200万~250万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

【国産車】セダンの中古車おすすめ8選

ここでは、国内メーカーから8種類のセダンを紹介します。

メーカー名/車種名世代中古車相場価格
セダンとは_クラウンアスリート
トヨタ クラウン アスリート
14代目
2012年12月~2018年6月
200~320万円
セダンとは_マークx
トヨタ マークX
2代目
2009年10月~2019年12月
50~280万円
セダンとは_IS
レクサス IS
2代目
2013年5月~
350~650万円
セダンとは_スカイライン
日産 スカイライン
13代目
2014年2月~
160~400万円
セダンとは_フーガ
日産 フーガ
2代目
2009年11月~2022年8月
60~250万円
セダンとは_レガシィB4
スバル レガシィB4
2代目
2009年11月~2022年8月
60~250万円
セダンとは_WRX-STI
スバル WRX STI
初代
2014年8月~2021年11月
500万円~
セダンとは_アテンザ
マツダ アテンザ
3代目
2012年11月~2019年8月
100~230万円

画像引用元:LEXUS ‐ IS

トヨタ:クラウン アスリート 14代目 (2012年12月~2018年6月)

セダンとは_クラウンアスリート
▲クラウンは、トヨタが発売するセダンのなかでも代表的な存在。クラウン アスリートならではのスタイリッシュなフロントデザインが特徴
クラウン アスリートがおすすめの理由

・セダンの安心感と知名度がある
・クラウンのなかでもスポーツ性能を楽しめる

トヨタ クラウン アスリートとは、クラウンのなかでもスポーツ性能を高めたタイプです。従来のクラウンは、ラグジュアリーで年齢層の高いユーザーに親しまれてきた車種ですが、スポーティーな走りが楽しめる「アスリート」が発売されたことで、若い世代にも注目されるようになりました。

14代目クラウン アスリートには、1,998cc、2,499cc、3,456ccの3パターンがあります。燃費を重視する方は、1,998ccのモデルを、加速力を楽しみたいなどスポーティーな走りが好みの方は3,456ccを選ぶなど、好みや重視したい性能で選ぶとよいでしょう。

クラウンには「アスリート」のほかに、乗り心地を重視した「ロイヤル」の名称がつくモデルがあります。2018年6月から発売された15代目クラウンからは、アスリートとロイヤルの名称はなくなりましたが、アスリートは「RS」のグレードがスポーティーな性能をもつタイプとして生まれ変わっています。

■クラウン アスリート(14代目)の情報

排気量1,998cc
2,499cc
3,456cc
乗車人数5人
寸法全長:4,895mm
全幅:1,800mm
全高:1,450mm
室内寸法長さ:1,975mm
幅 :1,510mm
高さ:1,190mm
最小回転半径5.2~5.4m
燃費(JC08モード)【1,998cc】13.4km/L
【2,499cc】10.2km/L
【3,456cc】9.6km/L
中古車相場価格 ※200万~320万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

トヨタ:マークX 2代目(2009年10月~2019年12月)

セダンとは_マークx
▲クラウンアスリートと比較されることもあるマークX。共通点はいくつかあるため、好みや価格で選ぶのもおすすめ
マークXがおすすめの理由

・グレードが高いセダンのなかでは、中古車の価格が落ち着いている
・2代目後期型(2016年11月発売以降)には先進安全装備が全車搭載で、安全面での性能も期待できる

トヨタ マークXは、同社マークIIの後継車として誕生した、スポーティーな上級セダンです。マークXは2019年で生産終了したモデルですが、2023年現在では中古車市場に出回っているため、状態のよい車を手に入れられるチャンスは充分にあります。

2代目マークXは、2016年11月にマイナーチェンジが行われており、デザインや性能に大きな変化がありました。先進安全装備「Toyota Safety Sense P(トヨタ セーフティ センス)」が全車に標準装備されています。

「Toyota Safety Sense P」は中・上位モデルの車種につく先進安全装備です。衝突回避支援機能のついた歩行者検知機能や、ブレーキ制御を行う追従機能などのシステムにより、安全な運転が実現できます。

■マークX(2代目)の情報

排気量2,499cc
2,456cc
乗車人数5人
寸法全長:4,770~4,795mm
全幅:1,795mm
全高:1,420mm
室内寸法長さ:1,975mm
幅 :1,500mm
高さ:1,170mm
最小回転半径5.1~5.4m
燃費(JC08モード)10.0~11.8km/L
中古車相場価格 ※50万~280万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

レクサス:IS 2代目(2013年5月~)

セダンとは_IS

画像引用元:LEXUS ‐ IS

▲ISはミドルクラスのセダン。スポーティーさと高級感を兼ね備えており、レクサスらしいオーラを放つ

ISがおすすめの理由

・最小回転半径が5.2mと、ほかのセダンと比較して小さく扱いやすさがある
・後部座席には開放感とゆとりがあり、同乗者がより快適にドライブを楽しめる

レクサス ISは、クーペのようなシルエットをもつシャープなデザインが特徴的なセダンです。ISには「IS250(2016年10月に廃止)」「IS300」「IS300h」「IS350」のグレードがあり、それぞれエンジンの性能が異なります。

2016年10月のマイナーチェンジでは、先進安全装備「Lexus Safety System+(レクサスセーフティシステム)」が標準設定となり、安全性能が強化されています。

2020年11月のマイナーチェンジでは、大幅な改良が行われました。より迫力が増した外観、一文字のテールランプなど見た目の変化が大きく、フルモデルチェンジを思わせるマイナーチェンジも、ISを選ぶときに知っておきたいポイントです。

2022年8月には、さらなるマイナーチェンジが行われています。通常モデルのIS300、IS300h、IS350は内装が一部改良され、よりスポーティーなイメージを強化しました。ほかにも、新しい特別仕様車「“F SPORT Mode Black III”」が追加されています。IS300、IS300h、IS350をベースに、専用のアルミホイールやシートを装備。外装はブラックを基調とした色で、従来と比較してスタイリッシュなボディとなっています。

■IS300(2代目)の情報

排気量1,998cc
乗車人数5人
寸法全長:4,710mm
全幅:1,840mm
全高:1,435mm
室内寸法長さ:1,945mm
幅 :1,500mm
高さ:1,160mm
最小回転半径5.2m
燃費(WLTCモード)12.2km/L
新車価格4,810,000~5,860,000円
中古車相場価格 ※350万~650万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

日産:スカイライン 13代目(2014年2月~)

セダンとは_スカイライン
▲日産のセダンといえば、スカイラインを想像する方は多いはず。洗練された美しさと特別感が魅力
スカイラインがおすすめの理由

・「ダイレクトアダプティブステアリング」により、自在なハンドリングを体感できる
・高速道路走行時や駐車時の運転支援により、快適性と安定性が充実

日産 スカイラインは、初代が1957年に誕生したロングセラーのセダンです。おすすめのモデルは、2014年2月から発売されている13代目であり、最先端の技術が搭載されています。

13代目スカイラインは、2017年12月、2019年9月、2022年10月にマイナーチェンジが行われています。

2019年のマイナーチェンジから発売されている特別仕様車「400R」は、スカイライン史上最高となる400馬力を実現しました。さらに、ハイブリッドモデルに「プロパイロット2.0」が標準装備となりました。これにより、高速道路の走行時に、ハンドルから手を離してドライブできる「ハンズオフ機能」を利用できます。

2022年10月に行われたマイナーチェンジではハイブリッドモデルを廃止し、ガソリンエンジンのモデルのみが新たに発売しています。ほかにも、ボディカラーの追加と廃止、プレミアム感のある「ブラウンインテリアパッケージ」をオプションとして設定できるなど、マイナーチェンジにより大きな変化を見せました。

長年培ってきた走行に関する技術の進化に加えて、長時間のドライブにおける快適さが充実した最新の技術を体感できます。

■スカイライン(13代目)の情報

排気量2,997cc
乗車人数5人
寸法全長:4,810mm
全幅:1,820mm
全高:1,440mm
室内寸法長さ:2,000mm
幅 :1,480mm
高さ:1,190mm
最小回転半径5.6m
燃費(WLTCモード)10.0km/L
新車価格4,569,400~5,899,300円
中古車相場価格 ※160万~400万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

日産:フーガ 2代目(2009年11月~2022年8月)

セダンとは_フーガ
▲ロングノーズでFR(フロントエンジン/後輪駆動)らしい外観のフーガ。見た目も性能も高級感を感じられる
フーガがおすすめの理由

・静粛性を重視した、オーディオ用スピーカーや遮音ガラスの搭載
・「フォレストエアコン」による、心地よいエアコンの風はフーガならでは

日産 フーガは、「走・美・快」をコンセプトにした高級セダンです。ボンネットの長さがフーガの躍動感を表すなどデザインも注目を集めていますが、2022年8月生産が終了しました。

フーガにはガソリン車とハイブリッドの2種類があります。独自のハイブリッドシステムにより、従来よりダイナミックな走りが実現しました。

フーガのハイブリッドは、独自の「1モーター2クラッチ方式」を採用しています。このシステムは、高速道路巡航時でもエンジンが駆動系から切り離され、エンジンを完全停止させてモーターのみで走行することもできます。エンジンがモーターをアシストすることから、加速の際には大きなパワーを生み出し、高速道路では快適な走行・加速を楽しめます。

■フーガ(2代目)の情報

排気量2,495cc
3,696cc
乗車人数5人
寸法全長:4,980mm
全幅:1,845mm
全高:1,500~1,510mm
室内寸法長さ:2,090mm
幅 :1,535mm
高さ:1,215mm
最小回転半径5.6~5.7m
燃費(WLTCモード)8.3~10.2km/L
中古車相場価格 ※60万~250万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

スバル:レガシィB4 4代目(2014年10月~2020年8月)

セダンとは_レガシィB4
▲2020年、惜しまれながらも生産を終了したレガシィ B4。スバルのフラッグシップセダンとして位置していた車種
レガシィ B4がおすすめの理由

・年式によりバージョンは異なるが、先進安全装備「EyeSight(アイサイト)」が搭載されたモデルもあり、安全性を重視したい方にもおすすめ
・国内外で高い評価を得ている、スバルの4WDを搭載したセダン

スバル レガシィ B4は、1989年に発売を開始した「レガシィ」のセダンタイプです。B4とは、水平対向エンジン(BOXER)と4WDを意味します。

レガシィ B4には「シンメトリカルAWD」と呼ばれる、スバル独自の四輪駆動システムを搭載していることが特徴です。この駆動システムにより、4つのタイヤへかかる負担のバランスが向上し、タイヤの接地性が確保されることでより安定した走行が期待できます。

長く親しまれたレガシィ B4ですが、2020年に国内における生産は終了。現在は北米でのみ発売されているため、購入するのであれば中古車の選択肢となります。

■レガシィ B4の情報

排気量2,498cc
乗車人数5人
寸法全長:4,800mm
全幅:1,840mm
全高:1,500mm
室内寸法長さ:2,030mm
幅 :1,545mm
高さ:1,220mm
最小回転半径5.6m
燃費(JC08モード)14.8km/L
中古車相場価格 ※120万~220万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

スバル:WRX STI 初代(2014年8月~2021年11月)

セダンとは_WRX-STI
▲2019年に受注を終了したWRX STI。2023年も高い人気を維持している
WRX STIがおすすめの理由

・スポーツセダンのなかでは、特に走行性能の評価が高い
・販売台数が少なく、今後はよりプレミア価格がつく可能性がある

スバル WRX STIは、4WDのスポーツセダンである「WRX」の上位グレードモデルです。

WRX STIは、スバル独自の水平対向エンジンEJ20 6速のマニュアルトランスミッションを搭載。モデルはMT車のみで、高級感よりも走りを重視したい方におすすめです。

EJ20エンジンの生産が終了したことで、WRX STIも現行モデルは販売を終了しました。中古車でも状態がよい車は価格が高く、今後も値上がりが予想されます。WRX STIを検討している方は、欲しいタイミングで購入するのがおすすめです。

スタッフ

「車はいつ購入するのがよいか?」と悩んだときは、今は中古車が安い時期?市場の動向から買いどきも解説をチェックしてみてください!

■WRX STI(初代)の情報

排気量1,994cc
乗車人数5人
寸法全長:4,595mm
全幅:1,795mm
全高:1,475mm
室内寸法長さ:2,005mm
幅 :1,490mm
高さ:1,205mm
最小回転半径5.6km/L
燃費(JC08モード)9.4km/L
中古車相場価格 ※500万円~

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

マツダ:アテンザ 3代目(2012年11月~2019年8月)

セダンとは_アテンザ
▲マツダのフラッグシップモデルであるアテンザ(現:MAZDA6)。「魂動(こどう)デザイン」の美しさ、全幅1,840mmのダイナミックさがポイント
アテンザがおすすめの理由

・アテンザにはMT車もあり、操作を楽しみたい方の選択肢もある
・ディーゼル車の燃費は20km/h前後とよく、コスト重視の方も選びやすい

マツダ アテンザは、2002年〜2019年まで発売していたフラッグシップセダンです。2019年8月、アテンザからMAZDA6へと名称が変わり、マイナーチェンジも行われました。

アテンザにマツダの新技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」が搭載され、力強い加速と高い燃費性能が両立したことが特徴です。

セダンは乗室と荷室が独立していますが、アテンザは後部座席を倒すことでスペースがつながります。このトランクスルーにより、長尺の荷物を載せることが可能です。

■アテンザ(3代目)の情報

排気量1,997cc
2,188cc
2,488cc
乗車人数5人
寸法全長:4,865mm
全幅:1,840mm
全高:1,450mm
室内寸法長さ:1,960mm
幅 :1,550mm
高さ:1,170mm
最小回転半径5.6m
燃費(WLTCモード)14.2~19.6km/L
中古車相場価格 ※100万~230万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

【輸入車】セダンの中古車おすすめ3選

次に、海外メーカーから3種類のセダンを紹介します。

メーカー名/車種名世代中古車相場価格
セダンとは_3シリーズセダン
BMW 3シリーズセダン
6代目
(2012年1月~2019年2月)
90~350万円
セダンとは_Cクラス
メルセデスベンツ Cクラス
4代目
2014年7月~2021年6月
180~400万円
セダンとは_A3セダン
アウディ A3 セダン
初代
2014年1月~2021年4月
120~300万円

BMW:3シリーズ セダン 6代目(2012年1月~2019年2月)

セダンとは_3シリーズセダン
▲BMWの定番、3シリーズ。高級感はもちろん存在感のあるデザインが特徴
3シリーズ セダンがおすすめの理由

・人気の高く中古車が豊富であり、距離や価格の条件に合う車を見つけやすい
・日本仕様の車は全幅が1,800mmに抑えられており、駐車場の車幅制限にも対応している

BMW 3シリーズ セダンは、1975年から発売されており長い歴史のあるセダンです。日本国内で人気が高いグレードは「Mスポーツ」であり、中古車市場に出回っている数が多く探しやすいです。

3シリーズは、パワートレイン(動力装置)が豊富である点が特徴です。6代目を通して見ると、セダンのモデルには「318i」「320d」「320i」「320d」「330e」「340i」があります。マイナーチェンジを重ねるごとにエンジンの性能がアップしており、加速性や燃費の向上につながっています。

プレミアムスポーツセダンの位置づけであるため、新車価格はリーズナブルとはいえないでしょう。2023年2月現在は次世代モデルの発売から数年経過しており、中古車の価格は値下がりの傾向にあるため購入するチャンスといえます。

■3シリーズ セダン(6代目)の情報

排気量1,498cc
1,995cc
2,997cc
乗車人数5人
寸法全長:4,645mm
全幅:1,900mm
全高:1,440mm
室内寸法
最小回転半径5.4~5.6m
燃費(JC08モード)13.5~21.4km/L
中古車相場価格 ※90万~350万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

メルセデスベンツ:Cクラス4代目(2014年7月~2021年6月)

セダンとは_Cクラス
▲世界から動向を注目されているCクラス。日本でも人気が高いミドルクラスのセダン
Cクラスがおすすめの理由

・スタイリッシュな外観とラグジュアリーな内装が魅力
・「アルミハイブリッドボディシェル」により、車体の軽量化と高剛性化による高い衝撃吸収性能を実現

メルセデスベンツ Cクラスは、コンパクトなサイズが特徴のセダンです。サイズはコンパクトではありますが、外観や内装は乗室であり、スポーティーな印象を与えます。

4代目のパワートレインは年代により異なりますが、エントリーモデルとなる「C180系」、よりハイパワーな「C200系」、ディーゼルの「C220系」、プラグインハイブリッド「C350系」と豊富です。180はエントリーモデルの位置づけであり価格差もありますが、パワー不足に感じることはないでしょう。

2018年7月に行われたマイナーチェンジでは、外観と内装、走行性能など多くの面で改良されました。

先進安全装備「インテリジェントドライブ」では、メルセデスベンツの最上位グレード「Sクラス」と同等のシステムも選択できます。走行性能や安全面を充実させたい方は、4代目のなかでもマイナーチェンジ後の「Cクラス」がおすすめです。

■Cクラス(4代目)の情報

排気量1,496cc
1,991cc
1,949cc
乗車人数5人
寸法全長:4,690~4,705mm
全幅:1,810mm
全高:1,425~1,445mm
室内寸法
最小回転半径5.1~5.2m
燃費(WLTCモード)12.3~17.0km/L
中古車相場価格 ※180万~400万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

アウディ:A3 セダン 初代(2014年1月~2021年4月)

セダンとは_A3セダン
▲2014年から発売されているアウディのコンパクトセダン。日本の道路事情にも適したサイズ感が魅力
A3セダンがおすすめの理由

・サイズがコンパクトであるため、コインパーキングや機械式駐車場を利用しやすい
・今回紹介する中古車セダンのなかでは燃費がよい

アウディ A3セダンは、日本では珍しい小型の高級セダンです。セダンというと長さ、幅ともに迫力のあるサイズ感をイメージしますが、全長4.47m以下とコンパクトで日本の道路でも運転しやすい点が魅力です。最小回転半径は5.1mとセダンのなかでは小さく、Uターンや車庫入れなどがしやすくなります。

横幅は1.79mあり、フロントはダイナミックなデザインになっていることから、小さいだけではなくプレミアムなイメージを与えます。

A3 セダンには1,394ccモデルのほか、「クワトロ」の名称をもつグレードには、フルタイム4WDシステム(※)を搭載されます。2WDと比較して、凍結した道やぬかるんだ道を安定して走行しやすいことが特徴です。

※フルタイム4WD:常に四輪が駆動する方式。走破性が高いことが特徴

■A3 セダン(初代)の情報

排気量1,394cc
1,984cc
乗車人数5人
寸法全長:4,465~4,470mm
全幅:1,795mm
全高:1,380~1,405mm
室内寸法
最小回転半径5.1m
燃費(JC08モード)【1,394cc】16.0km/L
【1,984cc】19.5km/L
中古車相場価格 ※120万~300万円

※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)

よくある質問

Q
セダンとはどのような車ですか?
A

セダンとは、3ボックス4ドアの車です。

3ボックスとは「エンジンルーム」「客室」「荷室(トランクルーム)」が独立してひとつの箱(ボックス)になっていることが特徴です。4ドアとは、運転席側と助手席側の前後に合計4枚のドアがある車を指します。

セダンの特徴とほかタイプの車との違いは「セダンとはどんな車?」で詳しく解説しています。

Q
セダンにはどのような車種がありますか?
A

セダンは国内外でさまざまな種類が発売されていることに加え、歴史ある車の一種です。

たとえば、1966年から長く愛される「カローラ」やセダンの王道である高級車「クラウン」、燃費性能が高いハイブリッド専用車「プリウス」、スポーティーな性能をもつ「スカイライン」などがあります。

・日本の中古セダンを知りたい方は「【国産車】セダンの中古車おすすめ8選」をチェック!
・海外の中古セダンを知りたい方は「【輸入車】セダンの中古車おすすめ3選」をチェック!

Q
セダンの人気車種を教えてください
A

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が発表している「2022年 乗用車ブランド通称名別順位」からセダンのみを抜粋すると、カローラシリーズがトップでした。

カローラ以外の、人気があるセダンを知りたい方は「セダンの人気車種TOP5」をチェック!

Q
セダンが欲しいのですがどのように選ぶといいですか?
A

まずは、車に何を求めるのか、どのような車が理想なのかを考えてみましょう。見た目、性能、予算など車を決める要素はさまざまです。

欲しいと思った車は、予算内で購入できそうかをリサーチします。新車を購入できなくても、中古車であれば予算に収まる可能性があります。

車種や予算が絞れたらディーラーや販売店に行き、欲しい車を見ながら話を聞いてみましょう。実際の車を見たり試乗したりすることで、想像通りの車であるか確認できます。サイズ感や乗り心地は、実際に乗って見なければわからないので、試乗してみることをおすすめします。

スタッフ

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