ブームを超え、定番の趣味になったとも言えるキャンプ。そのため、現在ではさまざまなスタイルで自然の中で過ごす時間を楽しむ人が増えています。
かつてはキャンプと言うと悪路走破性の高い4WD車のイメージが強かったですが、やはり現在でもアウトドアのイメージが強いSUVがベストな選択なのでしょうか。それとももっと別の選択肢があるのでしょうか。
ここでは代表的なキャンプの楽しみ方とそれに合う車のタイプ、そしてキャンプにおすすめの車を見ていきましょう。
この記事でわかること
- ・キャンプスタイルにあう車?
- ・キャンプに向いている車の選び方
- ・キャンプに4WDは必要か
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
- キャンプに4WDは必要か?
- 代表的なキャンプスタイルに適した車はどんなタイプ?
- キャンプに向いているボディタイプは?
- 軽自動車はキャンプに使える?
- 【スタイル別】キャンプにおすすめのモデル12選
- 【ファミリーキャンプ】日産 セレナ(6代目/2022年10月〜)
- 【ファミリーキャンプ】三菱 デリカD:5(初代/2007年1月〜)
- 【グループキャンプ】日産 エクストレイル(4代目/2022年7月〜)
- 【グループキャンプ】三菱 アウトランダー(3代目/2021年12月〜)
- 【デイキャンプ】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)
- 【デイキャンプ】ホンダ N-BOX(3代目/2023年10月〜)
- 【ソロキャンプ】スズキ ジムニーシエラ(3代目/2018年7月〜)
- 【ソロキャンプ】トヨタ RAV4(4代目/2019年4月〜)
- 【グランピング】レクサス NX(2 代目/2021年10月〜)
- 【グランピング】マツダ ロードスター(4 代目/2015年5月〜)
- 【オーバーランダー】トヨタ ランドクルーザー70(初代/1984年11月〜)
- 【オーバーランダー】トヨタ ハイラックス(7代目/2017年9月〜)
- キャンプに行くのに、あると便利なオプション装備
- よくある質問
キャンプに4WDは必要か?

キャンプ場は未舗装の場所が多いため、キャンプというと4WDのSUVがベストというイメージを持つ人も多いはず。実際、SUVを買った人に話を聞くと「キャンプを楽しむため」と話す人がたくさんいます。
しかし人気のキャンプ場、なかでも設備が整った高規格キャンプ場は、キャンプ場までの道がしっかり舗装されていたり、キャンプ場内も車が通る大半の場所は舗装路だったりします。そして未舗装の場所もぬかるみにならないようしっかり固められているもの。このような場所は4WDじゃなくても困ることはまずありません。
逆に広大な芝生が広がるキャンプ場だと雨が降ると一帯がぬかるみになり、2WD車はもちろん日常用途を考えた4WDでも身動きがとれなくなることがあります。筆者もかつて富士山麓のキャンプ上で雨が降って完全にぬかるみになりほとんどの車が立ち往生して、デリカD:5が片っ端から救出していくという状況に遭遇したことがあります。
キャンプはいざという時に4WDのほうが安心ですが、行く場所によっては2WDでもまったく問題ありません。逆に4WDでも車種によっては歯が立たなくなることもあることは覚えておきましょう。
代表的なキャンプスタイルに適した車はどんなタイプ?
一口にキャンプと言っても、楽しみ方は人それぞれ。ここではキャンプのスタイル別にどんなタイプの車が適しているかを考えていきましょう。
ファミリーキャンプ

家族でキャンプを楽しむ場合、2列目シートを格納して荷物をたくさん積むという使い方はできません。家族構成によっては3列シートのミニバンで、3列目も使用していることもあるでしょう。
どれくらいの荷物を持ってキャンプに出かけるかにもよりますが、家族が増えればそのぶんチェアなどの荷物は増えますし、快適なキャンプサイトにしたい場合もたくさんの道具が必要になります。
そう考えると車はラゲッジスペースに余裕があるミドルサイズ以上のミニバンがおすすめです。
グループキャンプ

数組のファミリーや職場の仲間などと一緒にキャンプを楽しむ場合、複数台の車で現地に向かうことになるはず。グループキャンプはタープやキッチン周りの道具を共有したり、もし荷物が車に積みきれなくても荷室に余裕がある車に積んでもらったりするなど、融通をきかせることもできます。
ミニバンのような大きな車でもいいですが、一緒に出かける仲間も快適に乗れるSUVやステーションワゴンもおすすめです。
デイキャンプ

宿泊を伴わないデイキャンプ。タープがあると便利ですが、テントは必要ないので、荷物はそこまで多くなりません。小さな車でも案外大丈夫です。
積載性より、小さくても目的地まで楽しく移動できる車を選ぶといいでしょう。コンパクトなミニバンや軽スーパーハイトワゴンでも充分楽しめますよ。
ソロキャンプ

一人で大自然を楽しむ、仲間と一緒でも各々が自由に自然の中で過ごす時間を満喫するソロキャンプ。1人分の荷物なので基本的には小さな車でも困ることはありません。
ただ、ソロキャンプを極めてくると他のお客さんがあまり来ない山奥のキャンプ場で自分だけの時間を満喫したり、釣りなど別のアクティビティとキャンプを組み合わせたりしたくなる人もいます。
こうなると4WD性能が高い車のほうが安心できます。SUVのなかでもオフロード走破性に優れたものを選んでおくほうがいいでしょう。
グランピング

ラグジュアリーなキャンプスタイルであるグランピングの場合、自分たちで道具を持っていくというよりも、完璧にコーディネートされた場所で大自然を楽しむことがほとんど。そのため、道具が積めるかどうかを考える必要はありません。
それよりもラグジュアリーな車で快適なドライブを楽しんだり、自然を存分に堪能しながらドライブできる車を選ぶと、すべての時間を贅沢なものにすることができます。
オーバーランダー

ここ数年注目されているスタイルがオーバーランダー。もともとはオーストラリアのように荒野が多い国で車自体にテントなどを装備して旅することから始まりました。
そのため、ルーフトップテントやオフロードタイヤでオーバーランダーなスタイルにカスタムすることが前提になるはず。このスタイルが似合う車といえばクロカン4WDが定番ですが、あえて少し古めのワゴンやバンでオーバーランダーを楽しんでいる人もいますよ。
キャンプに向いているボディタイプは?
一般的にキャンプに適しているとされるボディタイプは、SUV、ミニバン、ピックアップトラック、商用車(バン)の4種です。各ボディタイプの特徴は、以下のとおりです。
ボディ タイプ |
特徴 |
SUV![]() |
・走破性の高さが特徴 ・最低地上高が高めで悪路も走行しやすい ・アウトドアと普段使いの両方に合った車を探している方におすすめ |
ミニバン![]() |
・車内空間が広く、人や物をたくさん載せられる ・底床設計のタイプが多く、重い荷物の積み込みがしやすい ・ファミリーやグループなど大人数でキャンプに行きたい方におすすめ |
商用車 (バン) ![]() |
・積載力が優れている ・カスタマイズ性が高いものが多い ・車内空間を自由に使えるため、自分だけの1台を作りやすい |
ピックアップトラック![]() |
・荷台に屋根のないトラック ・アウトドアを想定して作られている場合が多く、SUV同様に走破性が優れている ・汚れを気にせず荷台に荷物を載せられる |
シートアレンジにも注目

キャンプで車を使う際は、荷物の量に応じて荷室を広げたりできると便利。そのため、リアシートが左右分割で格納できるもの、リアシートにスライド機構がついているものが便利です。
ファミリーキャンプでは後片付けをしている際に小さな子どもを目が届く場所で遊ばせておきたいところ。

車内をフラットにできる車だと車の中で遊ばせられるし、急に雨が降ってきた時の避難場所としても使えるので楽ですよ。
デザインも見逃せない

キャンプは単に自然の中で過ごすだけでなく、キャンプサイトを彩るのも楽しみのひとつ。かわいいアウトドアファッションを着て、好きな道具を使っても、車が気に入ったスタイルじゃなければ楽しみは半減します。
自分のキャンプ道具に合わせてボディカラーを選んだり、ファッションとコーディネートしてみたりするのも楽しいですよ。
軽自動車はキャンプに使える?

結論から言うと、もちろん軽自動車でもキャンプを楽しむことができます。ただ、快適なキャンプを楽しむなら事前に考えておきたいこともあります。
まず、ソロキャンプならほとんどの軽自動車で問題なく楽しめます。リアシートを格納することで荷室を広げられるので、荷物が積めなくて困ることはほとんどないでしょう。
気をつけたいのはファミリーキャンプを楽しむ場合。室内空間が広い軽スーパーハイトワゴンでもリアシートを使用する状態では荷室にたくさんの荷物を積むのは難しいもの。3人家族ならリアシートの片側だけ格納することもできますが、それでも積める荷物量には限界があるのと、リアシートに座る人は隣にたくさんの荷物がある状態で移動するので圧迫感を覚えるはず。

車を選ぶ前にどれくらいの荷物を持っていくかを確認し、それが余裕を持って積めるかを販売店の人と話してみることをおすすめします。
もし難しい場合は、軽ワンボックスにするという選択肢もあります。
もうひとつの方法は、レンタル品を活用すること。高規格キャンプ場だとテントやタープ、調理道具などのレンタルを行っている場所もあり、極端に言えば手ぶらでキャンプを楽しむこともできます。
これを活用すれば荷物を減らすことができ、軽自動車でも快適なキャンプを楽しめます。しかもたくさんの道具を持たなくていいので、自宅を広く使えるというメリットもあります。
【スタイル別】キャンプにおすすめのモデル12選
ここからはキャンプのスタイル別におすすめの車を紹介していきます。ただし、ここで取り上げるのはあくまでひとつの例。これらを参考に、好きなファッションや使っている道具に合わせて、自由に選んでみましょう。
【ファミリーキャンプ】日産 セレナ(6代目/2022年10月〜)

■スペック(ハイウェイスターV)
全長×全幅×全高 | 4,765mm×1,715mm×1,870mm |
室内長×室内幅×室内高 | 3,135mm×1,545mm×1,400mm |
ホイールベース | 2,870mm |
車両重量 | 1,690kg |
乗車定員 | 8名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,997cc |
最高出力 | 110kW(150ps)/6,000rpm |
最大トルク | 200N・m(20.4kgf-m)/4,400rpm |
WLTC燃費 | 13.0km/L |
セレナの新車価格 | 2,768,700〜3,933,600円 |
6代目セレナの 中古車相場価格 |
総額250万〜510万円 |

ファミリーミニバンとして長い歴史があるセレナは、モデルチェンジのたびに家族が便利に使える機能や性能をたくさん盛り込んできました。これらの機能や性能はキャンプでも便利に使えます。まず注目したいのがクラスNo.1の室内長が実現する荷室の広さ。2列目シートを使った状態でもたくさんの荷物を積むことができるので、広く快適な基地を作りたい人も安心。
バックドアはガラス部分だけを開けられるデュアルバックドアを装備。たくさん積んだ荷物が荷崩れするのを防いでくれるほか、ちょっとしたものを取り出したい時に便利です。荷物を積むために3列目シートを格納する際も大きな力を必要とせず簡単に操作できるので、女性でも安心して操作できます。

e-POWERのハイウェイスターVとガソリンモデルのハイウェイスターVには撥水シートが備わります。アウトドアで遊んで汚れたりしても、汚れをさっと拭き取ることができます。e-POWERモデルはオプションでACコンセントを選ぶことも可能。アウトドアで家電が使えると便利ですよ。
日産 セレナ
車両本体価格189.7万円
支払総額198.9万円
諸費用9.2万円
日産 セレナ
車両本体価格145.9万円
支払総額155.9万円
諸費用10.0万円
日産 セレナ
車両本体価格142.7万円
支払総額159.6万円
諸費用16.9万円
日産 セレナ
車両本体価格84.8万円
支払総額96.1万円
諸費用11.3万円
【ファミリーキャンプ】三菱 デリカD:5(初代/2007年1月〜)
■スペック(G・8人乗り)
全長×全幅×全高 | 4,800mm×1,795mm×1,875mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2,980mm×1,505mm×1,310mm |
ホイールベース | 2,850mm |
車両重量 | 1,980kg |
乗車定員 | 8名 |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼルターボ |
総排気量 | 2,267cc |
最高出力 | 107kW(145ps)/3,500rpm |
最大トルク | 380N・m(38.7kgf-m)/2,000rpm |
WLTC燃費 | 13.6km/L |
デリカD:5の新車価格 | 4,156,900〜4,656,300円 |
初代デリカD:5の 中古車相場価格 |
総額30万〜640万円 |
デリカは1969年(トラックは1968年)に登場した三菱のワンボックス車で、クロカン車並の4WD性能が与えられた、三菱の看板モデルです。フルモデルチェンジでサブネームが変えられているので“初代”という扱いになりますが、これまで長く日本のアウトドアレジャーシーンを支えてきました。
4WDシステムは2WD、4WDオート、4WDロックの3モードを備えた三菱独自のAWCを搭載。常に4輪に最適なトルクを配分することで、高速道路や未舗装路、ぬかるみなどでも安定して走ることができます。
ボディサイズはセレナなどの2Lクラスと、Lクラスの中間に位置します。そのため積載性で心配することはないはず。シートは2列目がベンチシートになる8人乗りと、2列目がキャプテンシートになる7人乗りが用意されています。8人乗りは荷室長を1,610mmまで広げることができ、フルフラットにシートアレンジすることもできるようになっています。
三菱 デリカ D:5
車両本体価格362.4万円
支払総額379.6万円
諸費用17.2万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格159.7万円
支払総額179.7万円
諸費用20.0万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格135.0万円
支払総額146.7万円
諸費用11.7万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格137.0万円
支払総額149.6万円
諸費用12.6万円
【グループキャンプ】日産 エクストレイル(4代目/2022年7月〜)
■スペック(X e-4ORCE 2列シート車)
全長×全幅×全高 | 4,660mm×1,840mm×1,720mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,990mm×1,540mm×1,255mm |
ホイールベース | 2,705mm |
車両重量 | 1,850kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列3気筒 ハイブリッド |
総排気量 | 1,497cc |
エンジン最高出力 | 106kW(144ps)/4,400〜5,000rpm |
フロントモーター最高出力 | 150kW(204ps)/4,501〜7,422rpm |
リアモーター最高出力 | 100kW(136ps)/4,897〜9,504rpm |
エンジン最大トルク | 250N・m(25.5kgf-m)/2,400〜4,000rpm |
フロントモーター最大トルク | 330N・m(33.7kgf-m)/0〜3,505rpm |
リアモーター最大トルク | 195N・m(19.9kgf-m)/0〜4,897rpm |
WLTC燃費 | 18.4km/L |
エクストレイルの新車価格 | 3,510,100〜5,329,500円 |
4代目エクストレイルの 中古車相場価格 |
総額330万〜560万円 |
“遊びのためのタフギア”として2000年10月に登場した初代エクストレイル。防水ラゲッジや防水シートを備え、高い4WD性能が与えられたクロスオーバーモデルは、大ヒットモデルになりました。
現行型は全グレードがシリーズハイブリッドのe-POWERになりました。エンジンは発電機を動かすことに徹し、走行は発電した電気でモーターを動かします。また、4WD車には前後モーターのトルク配分に加えてブレーキも統合制御することで走行中の車体を安定させるe-4ORCE(イーフォース)も搭載されます。
ラゲッジスペースは2列目シートを使った状態でクラストップの575Lを確保。上級グレードのGにはアウトドアで最大1,500Wの家電を動かすことができるACコンセントを装備。火の準備ができるまでコーヒーメーカーでコーヒーを淹れたり、急に冷え込んだ時に電気毛布を使ったりできますよ。
日産 エクストレイル
車両本体価格173.8万円
支払総額184.8万円
諸費用11.0万円
日産 エクストレイル
車両本体価格140.5万円
支払総額157.3万円
諸費用16.8万円
日産 エクストレイル
車両本体価格176.0万円
支払総額189.8万円
諸費用13.8万円
日産 エクストレイル
車両本体価格160.5万円
支払総額176.5万円
諸費用16.0万円
【グループキャンプ】三菱 アウトランダー(3代目/2021年12月〜)
■スペック(G・7人乗り)
全長×全幅×全高 | 4,710mm×1,860mm×1,745mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2,450mm×1,520mm×1,240mm |
ホイールベース | 2,705mm |
車両重量 | 2,090kg |
乗車定員 | 7名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 プラグインハイブリッド |
総排気量 | 1,497cc |
エンジン最高出力 | 98kW/5,000rpm |
フロントモーター最高出力 | 85kW |
リアモーター最高出力 | 100kW |
エンジン最大トルク | 195N・m/4,300rpm |
フロントモーター最大トルク | 255N・m |
リアモーター最大トルク | 195N・m |
WLTC燃費 | 16.2km/L |
アウトランダーの新車価格 | 4,995,100〜6,304,100円 |
3代目アウトランダーの 中古車相場価格 |
総額400万〜620万円 |
日本で一番売れているプラグインハイブリッドカーであるアウトランダー。走行モードはノーマルのほか、バッテリーに蓄えた電気を優先して使うEVプライオリティモード、バッテリーセーブモード、バッテリーチャージモードを備えています。新車で買う際は国から55万円の補助金が給付されるのも魅力。居住地域によっては自治体かも補助金が給付されます。
バッテリーが満充電でガソリンも満タンだと、家庭に最大12日分の電気を供給することができる性能を備えているので、アウトドアでも電気を気兼ねなく使えるのが強み。電気毛布や家電を使って快適なキャンプを楽しむのはもちろん、たとえばプロジェクターで仲間とアウトドアで映画を楽しんだり、DJ機材を動かしたりという楽しみ方もできます(事前にキャンプ場の許可をとってくださいね)。
2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りをラインナップしているので、大勢で出かけることも可能。2列目席も格納すると2,040mmの荷室長がある広大なラゲッジスペースが出現します。車内には収納もたくさんあるので、細かい道具をしまっておけるのも便利ですよ。
【デイキャンプ】トヨタ シエンタ(3代目/2022年8月〜)
■スペック(G・7人乗り)
全長×全幅×全高 | 4,260mm×1,695mm×1,695mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2,545mm×1,530mm×1,300mm |
ホイールベース | 2,750mm |
車両重量 | 1,300kg |
乗車定員 | 7名 |
エンジン種類 | 直列3気筒 |
総排気量 | 1,490cc |
最高出力 | 88kW(120ps)/6,600rpm |
最大トルク | 145N・m(14.8kgf-m)/4,800〜5,200rpm |
WLTC燃費 | 18.3km/L |
シエンタの新車価格 | 1,950,000~3,108,000円 |
3代目シエンタの 中古車相場価格 |
総額220万〜390万円 |
2列シートの5人乗りと3列シートの7人乗りが用意されるコンパクトミニバンのシエンタ。パワーユニットはガソリンエンジンとハイブリッドがラインナップされます。ガソリンモデルでも燃費がいいので、キャンプで遠出する際も燃料代を抑えられるのが魅力です。
背が高いミニバンに比べると荷室は充分広く、3人家族で1泊キャンプを楽しむくらいの荷物なら充分積むことができます。デイキャンプなら余裕を持って荷物を積めます。荷室回りでもうひとつ使いやすいのが荷室フロアの広さ。アウトドアギアには大きくて重さもあるものが多くあります。でも荷室が低ければ、荷物を高い場所まで持ち上げなくていいので積み下ろしが楽にできます。シエンタの荷室高は505mm。開口部も1,070mmの高さが確保されています。
子どもが座る2列目席にはサンシェードがついているので暑い日の移動でも日差しを遮れるし、オプションでサーキュレーターを選べば前後席の温度差を少なくすることができます。
トヨタ シエンタ
車両本体価格189.0万円
支払総額199.2万円
諸費用10.2万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格136.8万円
支払総額149.0万円
諸費用12.2万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格158.3万円
支払総額173.4万円
諸費用15.1万円
トヨタ シエンタ
車両本体価格162.7万円
支払総額179.6万円
諸費用16.9万円
【デイキャンプ】ホンダ N-BOX(3代目/2023年10月〜)
■スペック(ファッションスタイル)
全長×全幅×全高 | 3,395mm×1,475mm×1,790mm |
室内長×室内幅×室内高 | 2,125mm×1,350mm×1,400mm |
ホイールベース | 2,520mm |
車両重量 | 910kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列3気筒 |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 43kW(58ps)/7,300rpm |
最大トルク | 65N・m(6.6kgf-m)/4,800rpm |
WLTC燃費 | 21.6km/L |
N-BOXの新車価格 | 1,648,900~2,362,800円 |
3代目N-BOXの 中古車相場価格 |
総額150万〜290万円 |
軽自動車は規格の制限があるため、車内のスペースは限られています。スライドドアを採用した軽スーパーハイトワゴンは、限られたスペースを最大限活用するためにさまざまな工夫が取り入れられています。
N-BOXのリアシートは前後に19cmもスライドする機構が搭載されているので、荷物量に応じて荷室の広さを変えることができます。家族で1泊キャンプを楽しむ荷物をすべて積むのは難しいですが、デイキャンプを楽しむための荷物ならなんとかなるでしょう。リアシートの座面を跳ね上げれば高さのある荷物も積むことができます。
先代よりも視界を広くしたことで運転がしやすくなっただけでなく、乗り物酔いもしにくい設計にすることができたと言います。子どものなかには乗り物酔いしたくないから遠出が嫌いという子もいます。親としては少しでも乗り物酔いしにくい環境が手に入るのは安心ですね。
ホンダ N BOX
車両本体価格175.7万円
支払総額185.0万円
諸費用9.3万円
ホンダ N BOX
車両本体価格79.0万円
支払総額90.9万円
諸費用11.9万円
ホンダ N BOX
車両本体価格156.8万円
支払総額165.3万円
諸費用8.5万円
ホンダ N BOX
車両本体価格188.7万円
支払総額198.8万円
諸費用10.1万円
【ソロキャンプ】スズキ ジムニーシエラ(3代目/2018年7月〜)
■スペック(JC)
全長×全幅×全高 | 3,550mm×1,645mm×1,730mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,795mm×1,300mm×1,200mm |
ホイールベース | 2,250mm |
車両重量 | 1,090kg |
乗車定員 | 4名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,460cc |
最高出力 | 75kW(102ps)/6,000rpm |
最大トルク | 130N・m(13.3kgf-m)/4,000rpm |
WLTC燃費 | 14.3km/L |
ジムニーシエラの新車価格 | 1,962,400円~2,183,500円 |
3代目ジムニーシエラの 中古車相場価格 |
総額190万〜570万円 |
筆者が気に入っているキャンプ場のひとつに、山の上にあるキャンプ場があります。満月の日は場内の開けた場所から眼下に広がる月明かりに照らされた山々を眺めることができ、まるで『もののけ姫』のワンシーンのような絶景を楽しむことができます。このキャンプ場は高速道路を出て街なかを30分ほど走った後、細い林道をしばらく登っていかないとたどり着けません。普通の車でもいけないことはないですが、小さくてタフな4WD性能が与えられた車のほうが安心です。
世界中にファンがいるジムニーシエラ(海外ではシエラがジムニーとして販売されています)は、パートタイム4WDに凸凹道で威力を発揮するリジットアクスル式サスペンションという屈強な組み合わせを踏襲したオフロード4WD。コンパクトなので狭い林道でも怖くありません。軽自動車のジムニーよりも左右のタイヤ間距離(トレッド)が広げられているので、高速道路での走行安定性が高いのも特徴です。
4人乗りではあるものの、後席はあくまで補助的な役割。キャンプを楽しむならリアシートを格納して荷室スペースを広げるのが定番の使い方になります。ラゲッジは防汚タイプなので、汚れをさっと拭き取ることができます。2024年4月には一部改良を受け、リアパーキングセンサーを搭載。安全性が高められました。
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格132.7万円
支払総額139.8万円
諸費用7.1万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格125.1万円
支払総額139.6万円
諸費用14.5万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格119.0万円
支払総額132.5万円
諸費用13.5万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格86.8万円
支払総額99.8万円
諸費用13.0万円
【ソロキャンプ】トヨタ RAV4(4代目/2019年4月〜)
■スペック(アドベンチャー)
全長×全幅×全高 | 4,610mm×1,865mm×1,690mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,890mm×1,515mm×1,230mm |
ホイールベース | 2,690mm |
車両重量 | 1,630kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,986cc |
最高出力 | 126kW(171ps)/6,600rpm |
最大トルク | 207N・m(21.1kgf-m)/4,800rpm |
WLTC燃費 | 15.2km/L |
RAV4の新車価格 | 2,938,000〜5,633,000円 |
4代目RAV4の 中古車相場価格 |
総額210万〜600万円 |
4WD性能が高い車は魅力的だが、軽自動車ベースの車だとさすがに日常使いが難しいという人もいるはず。そんな人におすすめなのがRAV4です。ガソリンモデルとハイブリッド、そしてプラグインハイブリッドがラインナップされていますが、ソロキャンプにおすすすめのはガソリンのアドベンチャーと、特別仕様車のアドベンチャー オフロードパッケージIIです。
前後輪に加え、後輪左右のトルクも状況に応じて最適配分するダイナミックトルクベクタリングAWDというシステムを搭載。不整地はもちろん、高速道路やワインディングを走るときにも効いてきます。マッド&サンドとロック&ダートという走行モードを選べるマルチテレインセレクトもあるので、たとえば渓流釣りで山奥に入るときも安心して車に身を委ねられます。
荷室の奥行きは5名乗車時で1,015mm、リアシートを格納すると1,880mmという広いスペースが現れます。荷室の床面は持って行く荷物に合わせて高さを2段階に調節できます。
【グランピング】レクサス NX(2 代目/2021年10月〜)
■スペック(NX350 Fスポーツ)
全長×全幅×全高 | 4,660mm×1,865mm×1,660mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,805mm×1,520mm×1,195mm |
ホイールベース | 2,690mm |
車両重量 | 1,790kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 ターボ |
総排気量 | 2,393cc |
最高出力 | 205kW(279ps)/6,000rpm |
最大トルク | 430N・m(43.8kgf-m)/1,700〜3,600rpm |
WLTC燃費 | 11.7km/L |
NXの新車価格 | 4,850,000~7,725,000円 |
2代目NXの 中古車相場価格 |
総額530万〜870万円 |
コアなアウトドアフリークは口々にこのように話します。
「キャンプは家を出るときから始まっている」
仲間とグランピングでラグジュアリーな時間を楽しむなら、移動も優雅に楽しみたいですね。レクサスのSUVはそんな思いを快適性と走りの面から支えてくれます。
レクサス内では“コンパクトクロスオーバー”という位置付けですが、サイズ感は大人4人がリラックスして移動するのに充分な広さ。5人だって狭さを感じさせません。インテリアは全50色のイルミネーションが優しく車内を照らし、ドライブを盛り上げます。リアの分割可倒式シートは電動でシートを格納できます。グランピングと一緒にゴルフを楽しみたい場合も、3人分のバッグを積んで移動できます。
パワーユニットはプラグインハイブリッド、ハイブリッド、2.4Lターボ、2.5Lガソリンの4種類。どれもキャンプ場に向かう高速道路やワインディングを気持ちよく走れますが、筆者のおすすめは8速ATとAWDが組み合わされ、スポーティで高級感のある走りを堪能できるターボモデルです。
【グランピング】マツダ ロードスター(4 代目/2015年5月〜)
■スペック(RS)
全長×全幅×全高 | 3,915mm×1,735mm×1,235mm |
室内長×室内幅×室内高 | 940mm×1,425mm×1,055mm |
ホイールベース | 2,310mm |
車両重量 | 1,040kg |
乗車定員 | 2名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,496cc |
最高出力 | 100kW(136ps)/7,000rpm |
最大トルク | 152N・m(15.5kgf-m)/4,500rpm |
WLTC燃費 | 16.8km/L |
ロードスターの新車価格 | 2,898,500~3,679,500円 |
4代目ロードスターの 中古車相場価格 |
総額140万〜520万円 |
キャンプに行くのに小さくて荷室容量が少なく、しかも2人乗りの車?と思った方も多いはず。でも、ラグジュアリーな空間が用意されたグランピングなら、2人分の着替えなどが積めれば大丈夫。積載のことを気にせず、走りの心地よさを堪能することができます。
ライトウェイトオープンスポーツのロードスターは2024年1月に大幅改良を受け、Sを除くMT車に車両の旋回挙動を安定させるアシンメトリックLSDを搭載しました。また、電動パワーステアリングも見直され、コーナリング性能が大幅に向上しました。エンジンパフォーマンスフィールも進化し、ワインディングを一層気持ちよく走れるようになりました。
ルーフが幌でフルオープンになるロードスターのほか、電動ルーフのロードスターRFも用意されます。どちらも開放感に溢れる走りを堪能できます。ちなみに一般的なキャンプでもキャンプ場が用意するレンタル品を活用したり、グループキャンプで道具をシェアすることでキャンプを楽しむこともできます。筆者も昔、初代ロードスターでキャンプを楽しんでいました。
マツダ ロードスター OP
車両本体価格174.9万円
支払総額185.0万円
諸費用10.1万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格195.0万円
支払総額209.8万円
諸費用14.8万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格159.7万円
支払総額174.7万円
諸費用15.0万円
マツダ ロードスター OP
車両本体価格119.0万円
支払総額132.9万円
諸費用13.9万円
【オーバーランダー】トヨタ ランドクルーザー70(初代/1984年11月〜)
■スペック(AX)
全長×全幅×全高 | 4,890mm×1,870mm×1,920mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1,760mm×1,440mm×1,240mm |
ホイールベース | 2,730mm |
車両重量 | 2,300kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 ディーゼルターボ |
総排気量 | 2,754cc |
最高出力 | 150kW(204ps)/3,000〜3,400rpm |
最大トルク | 500N・m(51.0kgf-m)/1,600〜2,800rpm |
WLTC燃費 | 10.1km/L |
ランドクルーザー70の新車価格 | 4,800,000円 |
初代ランドクルーザー70の 中古車相場価格 |
総額180万〜750万円 |
急速に注目度がアップしているオーバーランダースタイルには、無骨でタフなイメージが似合います。ランクルのシリーズだとヘビーデューティの系譜にある70の雰囲気がぴったりハマります。
2023年11月に再々販売がスタートした70はヘッドライトが丸目のLEDになり、デザインが現代風に進化。一方で水平垂直貴重のシルエットは健在。2014年の再販売時はガソリンエンジン+MTの組み合わせのみでしたが、今回は待望の2.8L直噴ターボディーゼルと6速ATの組み合わせになりました。登録は乗用車(3ナンバー)になります。
ラグジュアリー性の高いランドクルーザー300に比べるとインテリアや装備はシンプル。でもそこが魅力でもあります。新車のオーダーが殺到しているため長期の納車待ちは必至ですが、それを受け入れる価値のあるモデルです。
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格459.8万円
支払総額476.6万円
諸費用16.8万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格319.8万円
支払総額339.0万円
諸費用19.2万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格779.8万円
支払総額798.8万円
諸費用19.0万円
【オーバーランダー】トヨタ ハイラックス(7代目/2017年9月〜)
■スペック(Z)
全長×全幅×全高 | 5,340mm×1,855mm×1,800mm |
室内長×室内幅×室内高 | ―― |
ホイールベース | 3,085m |
車両重量 | 2,100kg |
乗車定員 | 5名 |
エンジン種類 | 直列4気筒 ディーゼルターボ |
総排気量 | 2,393cc |
最高出力 | 110kW(150ps)/ 3,400rpm |
最大トルク | 400N・m(40.8kgf-m)/1,600〜2,000rpm |
WLTC燃費 | 11.7km/L |
ハイラックスの新車価格 | 4,072,000〜4,772,000円 |
7代目ハイラックスの 中古車相場価格 |
総額290万〜670万円 |
オーバーランダースタイルには無骨なSUVだけでなく、ピックアップトラックもマッチします。ルーフトップテントを使う場合は荷台をすっぽり覆ってSUVのようなルックスにしてくれるキャノピーを利用したり、荷台にラックを組んでその上にルーフトップテントを設置するなどの方法があります。
ピックアップトラックをアウトドアで使う最大のメリットは荷台に荷物を積むので車内に汚れ物を入れないでいいこと。荷物スペースと居住スペースが分離しているので汚れたものの臭いも気になりません。
日本に導入されているハイラックスはダブルキャブというスタイルで、前席と後席があるタイプ。なので、家族でアウトドアを楽しむこともできます。SUV全盛の中でワイルドなピックアップトラックに乗っていたら、周囲から注目されるはずですよ。
トヨタ ハイラックス
車両本体価格377.7万円
支払総額388.8万円
諸費用11.1万円
トヨタ ハイラックス
車両本体価格489.1万円
支払総額499.8万円
諸費用10.7万円
トヨタ ハイラックス
車両本体価格399.9万円
支払総額411.4万円
諸費用11.5万円
トヨタ ハイラックス
車両本体価格386.5万円
支払総額399.0万円
諸費用12.5万円
キャンプに行くのに、あると便利なオプション装備
車があればキャンプの楽しみが広がります。ここではキャンプをさらに便利にカッコよく楽しめるアイテムを紹介します!
ルーフラック

引用:arb4x4.jp
キャンプを長く楽しんでいると、もっと快適に過ごすために道具がどんどん増えていくものです。最初は車に積むことができていたのに、気づいたらすべての道具を車に入れられなくなるというのはよくあること。そんな時に便利なのがルーフラック。
車の天井部分を積載スペースとして使えるので、たくさんの荷物を積んで出かけられますよ。ドレスアップアイテムとしても注目です。
カーサイドタープ

引用:garage1st.com
車に設置して、目的地についたら引き伸ばすことで簡単にリビングスペースを生み出せるカーサイドタープ。車に常設するタイプから、吸盤などで車に固定するタイプまでさまざま。設置場所も車の横や後ろなどいろいろなものがあるので、いろいろ見て使いやすいものを探してみましょう。
天井収納

引用:hac72.com
ミニバンなど室内高がある車だと、頭上にかなりの余裕があります。ここを荷物置き場にできるのが天井ネット。また、釣りで使うロッドなどを収納できるロッドホルダーもあります。
ラゲッジラック

引用:amazon.co.jp
職人さんが使うハイエースなどは、道具が取り出しやすいように荷室に棚を設置してきれいに収納しています。キャンプ上級者にも荷室に棚を作っている人がいます。
とくにミニバンのような背が高い車だと、荷物を積み重ねると下の方にあるものを取り出しにくくて困るもの。究極は自分が持っている道具に合わせて棚をDIYすること。それが面倒なら、キャンプ用のテーブルを棚として使う方法もあります。
ルーフトップテント

引用:regressiveevolution.com
オーバーランダーを楽しむ人にとっては定番アイテムであるルーフトップテント。文字通り車のルーフに折りたたみ式のテントを設置します。キャンプは楽しいですが、テントを設営したり片付けたりするのは案外面倒。とくに天気が悪い日は大変です。しかも子どもと一緒にキャンプにいく場合、片付けをしている間に目が離せなくてイライラしてしまうことも……。
ルーフトップテントは目的地についたらすぐに展開できるので、オーバーランダースタイル遺骸の人にとっても便利! しかも車の上は普通のテントとは違う特別な空間になります。値段はかなり高いですが、一度使ったら手放せないアイテムです。
ラギッドテレーンタイヤ

引用:toyotires.jp
これもオーバーランダーの定番アイテム。オフロード用のゴツゴツしたタイヤを履くと車のイメージがガラリと変わり、ワイルドな雰囲気を演出できます。
一般的なタイヤに比べると走行時のロードノイズは大きくなるので、快適性や静粛性を優先したい人は避けたほうがいいでしょう。
ポータブルバッテリー

引用:jackery.jp
アウトドアは急に天候が崩れて冷え込んだりすることも多いですよね。電気毛布があれば便利だけれど、車から電源はとれないし……。そんな時にあると便利なのがポータブルバッテリー。毛布以外にもスマホやガジェットの充電をしたり、ちょっとした電化製品を使ったりすることもできます。不便を楽しむのはキャンプの醍醐味ですが、快適に過ごしたいなら電気を使うのもありだと思いますよ。
よくある質問
一口にキャンプと言ってもいろいろな楽しみ方があります。自分のスタイルに合わない車を選んでしまうと、荷物が積みきれないなどの問題が起こる可能性があります。かといってやみくもに大きな車を選んでしまうと日常使いで不便を感じるかもしれません。どのようにキャンプを楽しみたいか、道具はどれくらい持っていくかなどを考えて車を選びましょう。
キャンプ場によってはテントサイトまで車で行くことができず、途中の駐車場に車を止めてそこから荷物をキャンプサイトまで運ばなければいけないこともあります。「車両乗入れ可能」な場所は、テントサイト脇まで車で行くことができるので、楽にキャンプを楽しむことができます。
この場合の後ろが見えないとは、ルームミラーで後方確認ができない状態になります。結論から言うと、違反にはなりません。たとえば箱型のトラックなどはキャビンからルームミラーで広報を確認するのは物理的に不可能です。ただ、違反ではないとはいえ、走行中の安全確認のことを考えると後ろが見えないのは危険。また、ここまで荷物を満載すると、強めのブレーキを踏んだ時にリアシートに荷物が崩れてくる可能性もあります。荷物はリアシート背もたれ上部より高く積まないようにすることをおすすめします。
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