雪道に強い車を探すときは、駆動方式が「4WD」で、最低地上高の高さに注目してみましょう。車選びではデザイン、排気量、乗車人数に注目しがちですが、雪道の走行を想定するときは走行性能が重要です。
雪が積もっていたり、路面が凍結していたりすれば、いつもよりも走りづらく、場合によっては危険が伴います。雪道でも走れる車を見つけて、冬も快適に運転しましょう。
この記事でわかること
- ・雪道に強い車がもつ特徴・探し方
- ・雪道に強い車おすすめ10車種
- ・雪道に強い車の中古車情報
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500だが最近2台持ちを考えていて、国産輸入車問わず中古車をいろいろ物色中。
http://bridge-man.net/
…続きを読む
目次
雪道に強い車
雪道に強い車を探すときは、駆動方式や最低地上高、走破性などの走行性能に注目しましょう。
駆動方式が4WD
4WDとは「四輪駆動」のことであり、4つすべてのタイヤにエンジンの動力を伝えられる駆動方式です。車種によっては「AWD」と記載されているものもありますが、全輪駆動を意味する言葉であり4WDと同じ性能をもっています。
4WDの走破性が高いといわれる理由は、ひとつタイヤが浮いてしまっても、残り3つのタイヤで地面に駆動力を伝えられるため、滑る道や岩のある道といった場所でも抜け出しやすいからです。
駆動方式には2WD(二輪駆動)と4WDがあります。2WDは前輪または後輪の2輪が駆動するもので、4WDと比較して燃費がよい傾向があります。降雪が少ない地域に住んでいる方、主に市街地を走行する方は2WDでも問題はないでしょう。
雪道などの悪路を走る機会がある方は、4WDのほうが安定した走行ができるため、駆動方式が「4WD」または「AWD」の車を選択するのがおすすめです。
あわせて読みたい
最低地上高が高い
最低地上高とは、車の最も低い部分と地面との距離です。最低地上高が高いほど、積もった雪などの障害物を避けて走れることが特徴です。最低地上高が低い車は、雪を押すように走ってしまい、フロントバンパーなどボディにキズをつける可能性があります。
SUVは、ほかのボディタイプの車と比較して最低地上高が高めに設計されている車種が多いです。
あわせて読みたい
雪道や寒冷地に特化した装備
雪道の走行を想定している場合は、降雪地帯を快適に運転できる装備を搭載した車種がおすすめです。
雪が多く降る地域に向いた「寒冷地仕様」がある車種は、バッテリーの容量が大きく、ドアミラーにヒーターが内蔵されており凍結防止に役立つなど、快適で便利な装備が搭載されています。ほかには、凍結を防止でき、低温で硬くなりにくい機能をもつ「雪用(冬用)ワイパー」などを装着していると便利です。
カーセブンでは「寒冷地仕様」の車に絞って車を検索できます!降雪地帯で車を購入したい方は、下のボタンで「寒冷地仕様」にチェックを入れて検索してみてくださいね。
雪道に強い車おすすめ車種10選
ここでは、国内メーカーと輸入車、合計10種類のおすすめ車種を紹介します。いずれも雪道に強い車ではありますが、外観や装備、排気量、乗車人数などから好みの車を選択してみましょう。
メーカー名/車種名 | ボディタイプ/ 駆動方式 | 中古車相場価格 |
スバル フォレスター | SUV/AWD | 280~350万円 |
スバル XV | SUV/AWD | 170~250万円 |
スバル レガシィ アウトバック | SUV/AWD | 390~470万円 |
日産 エクストレイル | SUV/2WD・4WD | 430~540万円 |
トヨタ RAV4 | SUV/2WD・4WD | 280~450万円 |
トヨタ ランドクルーザー | SUV/4WD | 1,000万円~ |
三菱 デリカD:5 | ミニバン/4WD | 80~500万円 |
スズキ ジムニー | SUV(軽自動車) 4WD | 190~290万円 |
ダイハツ タフト | SUV(軽自動車) 2WD・4WD | 110~190万円 |
ジープ レネゲード | SUV/2WD・4WD | 200~380万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
スバル:フォレスター
▲マイルドハイブリッドエンジンを搭載したフォレスター。市街地、高速道路、雪道まで安定した走りを実現している
スバル フォレスターは、滑りやすい雪道や未舗装路などの悪路での走行性能が高いSUVです。スバル独自のAWDを搭載しており、重心が低く前後左右の重量バランスが優れた構成で、悪路、舗装問わずさまざまな道で安定した走りが実現しました。
フォレスターに搭載されたシステム「X-MODE」を使用すると、路面状況に応じてタイヤの駆動力やブレーキをコントロールし、凍結した道やぬかるみからスムーズな脱出をサポートします。下り坂では、常に一定の速度を維持する「ヒルディセントコントロール」機能もあり、安心感が高まるでしょう。
一部グレードではマイルドハイブリッドシステム「e-BOXER(イーボクサー)」を搭載しています。ガソリンエンジン搭載のモデルと比較して燃費がよく、ハイブリッドならではのスムーズな加速を体験できるでしょう。
スバルのAWDには、フォレスターのほかに「XV」と「レガシィ アウトバック」もラインナップします。フォレスターは2車種と比較して最低地上高が高く、ボディはミドルサイズでレガシィ アウトバックと比較して小さいことが特徴です。
■フォレスターの情報
排気量 | 【ハイブリッド】 1,995cc 【ガソリン】 1,795cc |
乗車人数 | 5人 |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) |
寸法 | 全長4,640mm 全幅1,815mm 全高1,715~1,730mm |
室内寸法 | 長さ2,130~2,140mm 幅 1,545mm 高さ1,275mm |
最低地上高 | 220mm |
中古車相場価格 ※ | 280~350万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
あわせて読みたい
スバル:XV
▲都会にも映えるスタイリッシュなデザインのXV。レッド、ブルー、イエロー、グリーン、グレーなどカラーのラインナップも豊富
スバル XVは、同社のSUVと比較してコンパクトなサイズ感が特徴のSUVです。XVは生産を終了しており、2023年に後継者として「クロストレック」が発売されます。
XVは全高4.48m、全幅1.8m、全高1.55mと、「フォレスター」や「レガシィ アウトバック」と比較して小さく、高さ制限がある立体駐車場にも駐めやすい点がメリットです。そのぶん車内の空間が少しコンパクトになるため、1~3人で乗る機会が多い方に向いています。
安定した走行ができるスバル独自のAWD、路面状況によってモードを選択できる「X-MODE」が搭載されており、雪道での走行も可能です。
新車の車両本体価格はフォレスター、レガシィ アウトバックより安価であり、中古車価格もそのぶん抑えられていることが特徴です。新車はすでに生産終了していることから、購入を検討している方は中古車から探すことになるでしょう。
■XVの情報
排気量 | 【ハイブリッド】 1,995cc 【ガソリン】 1,599cc |
乗車人数 | 5人 |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) |
寸法 | 全長4,485mm 全幅1,800mm 全高1,550mm |
室内寸法 | 長さ2,085mm 幅 1,520mm 高さ1,200mm |
最低地上高 | 200mm |
中古車相場価格 ※ | 170~250万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
スバル:レガシィ アウトバック
▲迫力のあるボディサイズ、デザインが魅力的なレガシィ アウトバック。見た目も性能も重視したい方におすすめのSUV
スバルのレガシィ アウトバックは、「フォレスター」「XV」と比較してサイズが大きいSUVです。
スバルのフラッグシップモデルで、プレミアム感のある外観と内装が特徴です。無骨なデザインでボディサイズは全長4.87m、全幅1.87mと大きく迫力があります。シートなどの装備は黒で統一されており、シンプルかつ上質なインテリアで仕上げられています。メーカーオプションには本革シートもあり、高級感を求める方にもおすすめです。
駆動方式はAWD、安定した走行ができることに加えて、ボディの剛性を高めたことで振動や騒音が車内に伝わりにくい特徴をもちます。雪道に強いだけではなく、ドライバー、同乗者ともにより快適なドライブを楽しめるでしょう。
■レガシィ アウトバックの情報
排気量 | 【ガソリン】 1,795cc |
乗車人数 | 5人 |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) |
寸法 | 全長4,870mm 全幅1,875mm 全高1,675mm |
室内寸法 | 長さ1,840mm 幅 1,545mm 高さ1,245mm |
最低地上高 | 213mm |
中古車相場価格 ※ | 390~470万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
日産:エクストレイル
▲4代目エクストレイルはハイブリッドモデルのみのラインナップ。従来モデルよりスムーズかつ安定した走行が実現した
日産 エクストレイルは、ハイブリッドシステム「e-POWER(イーパワー)」を搭載したSUVです。2022年7月から発売されている4代目エクストレイルには、第2世代e-POWERが搭載されてたことで、従来よりパワフルかつなめらかに加速します。さらに静粛性も高まっており、高速道路などでも快適な運転ができます。
4WD車には、前後のモーターとブレーキを統合制御する「e-4ORCE(イーフォース)」を搭載。走る・曲がる・止まる性能を向上させており、雪道などの悪路でも快適に走行できます。
凍結した滑りやすい路面では、スリップの傾向を検知して滑っていないタイヤに駆動力を分配させることで、加速性を維持しながら安定した走行ができる点が特徴です。カーブではグリップ力を発揮、雪が積もっている道ではパワーを出力し、雪をかき上げながら力強く進むことができるため、降雪地帯におすすめの車です。
フルモデルチェンジは2022年7月に行われており、2022年12月時点で中古車市場に存在する数が少ない可能性もあります。従来のエクストレイルもSUVとしての機能は高いため、車両の本体価格を抑えたい方は、3代目から選択するのもよいでしょう。
■エクストレイルの情報
排気量 | 【ハイブリッド】 1,497cc |
乗車人数 | 5人(2列シート) 7人(3列シート) |
駆動方式 | 2WD 4WD |
寸法 | 全長4,660mm 全幅1,840mm 全高1,720mm |
室内寸法 | 【2列シート】 長さ1,980~1,990mm 幅 1,540mm 高さ1,215~1,255mm 【3列シート】 長さ2,530~2,545mm 幅 1,540mm 高さ1,215~1,255mm |
最低地上高 | 185~200mm |
中古車相場価格 ※ | 430~540万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
あわせて読みたい
トヨタ:RAV4
▲タフなスタイリングが特徴的なRAV4(ラヴフォー)。荷物を積み込めるスペースの広さや燃費性能など、雪道を走行する以外にもさまざまな魅力がある
トヨタ RAV4は、都会とアウトドアどちらにも馴染むデザインが魅力のSUVです。グレードによってデザインの特徴が異なり、オフロードな印象の「Adventure」、都会的な印象の「G」「X」、スポーティーな「Z」など好みにあわせて選べます。
走行性能の面では、路面の状況にあわせてモードを選択できる「マルチテレインセレクト」を活用することで、雪道や凹凸のある道の走破性を高めます。4WDのなかでも「Adventure(ガソリン車)」「G“Z パッケージ”」のみに標準装備されている「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、走行状況に応じて前後を加え、後輪左右のトルクを制御して車両の安定性を確保する点が特徴です。
ハイブリッドシステムを搭載したグレードは、20.0~20.6km/L(WLTCモード)と4WDのSUVのなかでは燃費性能がいいのが特徴です。後部の荷室には、9.5インチのゴルフバッグを4つ積み込めるスペースもあり、キャンプや旅行で大きな荷物を積み込むときにも活躍します。
■RAV4の情報
排気量 | 【ハイブリッド】 1,986cc 【PHEV】 2,487cc 【ガソリン】 2,487cc |
乗車人数 | 5人 |
駆動方式 | 2WD 4WD |
寸法 | 全長4,600~4,610mm 全幅1,855~1,865mm 全高1,685~1,690mm |
室内寸法 | 長さ1,890mm 幅 1,515mm 高さ1,230mm |
最低地上高 | 190~195mm |
中古車相場価格 ※ | 280~450万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
トヨタ:ランドクルーザー
▲本格SUVとしての性能が高く、国内外で人気のあるランドクルーザー。内装の高級感も注目したいポイント
トヨタ ランドクルーザーは、ボディサイズやデザインの迫力があり、さまざまな悪路の走行にも向いたクロカンSUVです。「ランドクルーザー」の元になった初代モデルは1951年より発売されており、70年以上続く歴史があります。
高剛性・軽量化・高強度を実現した「ラダーフレーム」、さまざまな道を走り抜ける「サスペンション」は改良を重ねており、雪道はもちろん岩場などの荒れた道の走行も可能です。
路面の状況にあわせて設定する「マルチテレインセレクト」を活用することで、サスペンションやブレーキを自動制御し走りにくい道で走破性を確保します。滑りやすい道、雪が積もった道、ぬかるみなどそれぞれのモードで設定可能です。
新車のランドクルーザー(300系)は、公式より2022年7月1日に受注停止を発表しており2024年1月現在でも見通しが立っていない状況です。国内外で高い人気を誇ることもあり、中古車市場での価格は上昇していることが現状です。ランドクルーザーを購入したい方は、2007年~2020年まで発売されていた前モデル「200系」から探すのも検討してみてください。
■ランドクルーザーの情報
排気量 | 【ガソリン】 3,444cc 【ディーゼル】 3,345cc |
乗車人数 | 5人 7人 |
駆動方式 | 4WD |
寸法 | 全長4,950~4,985mm 全幅1,980~1,990mm 全高1,925mm |
室内寸法 | 【5人乗り】 長さ1,955mm 幅 1,640mm 高さ1,190~1,210mm 【7人乗り】 長さ2,755mm 幅 1,640mm 高さ1,190~1,210mm |
最低地上高 | 225mm |
中古車相場価格 ※ | 1,000万円~ |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
三菱:デリカD:5
▲雪道や未舗装路の走行にも向いているデリカD:5。ミニバンであり3列シートだが、雪道などの悪路の走破性も高い
三菱 デリカD:5は、SUVの走行性能をもったマルチな活躍ができるミニバンです。
すべてのタイヤのグリップ力を最大限に確保する、電子制御の4WDシステムを搭載しており、高い操縦安定性を実現しました。路面の状況にあわせて利用できるドライブモードの搭載により、雪道や上り坂といった滑りやすい道では後輪に駆動力を配分するモードの活用により、雪やぬかるみといったスタックからの脱出がしやすくなります。
デリカD:5はミニバンであり3列シートであるため、7人または8人乗りモデルから選択できます。荷物を多く載せることにも長けているため、家族で利用する車としてもおすすめです。
■デリカD:5の情報
排気量 | 【ディーゼル】 2,267cc |
乗車人数 | 7人8人 |
駆動方式 | 4WD |
寸法 | 全長4,800mm 全幅1,795mm 全高1,875mm |
室内寸法 | 長さ2,980mm 幅 1,505mm 高さ1,310mm |
最低地上高 | 185mm |
中古車相場価格 ※ | 80~500万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
スズキ:ジムニー
▲山道なども走れるタフなジムニー。個性的なデザインにも注目が集まっており、SUVやアウトドアが好きな人を中心に性別を問わず高い人気を誇る
スズキ ジムニーは、1970年に初代が発売されたロングセラーSUVです。雪道や凍結した道をはじめとする悪路の走破性が高く、アウトドアを楽しみたい方にも人気を集めています。
ジムニーには悪路にも対応した専用のラダーフレーム、サスペンションを搭載しているため、凹凸のある道でも安定した走行が可能です。ほかにも、電子制御の「ブレーキLSDトラクションコントロール」を標準装備しており、駆動状態を切り替えることでぬかるみにはまった際にも脱出しやすい機能が搭載されています。
最低地上高は205mmと軽自動車のなかでは高く、降雪地帯の走行では雪などの障害物を避けて走りやすいことが特徴です。
■ジムニーの情報
排気量 | 【ガソリン】 658cc |
乗車人数 | 4人 |
駆動方式 | 4WD |
寸法 | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,725mm |
室内寸法 | 長さ1,770~1,795mm 幅 1,300mm 高さ1,200mm |
最低地上高 | 205mm |
中古車相場価格 ※ | 190~290万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
ダイハツ:タフト
▲角張ったデザインがSUVらしいタフト。乗っているだけでワクワクするような見た目や装備が魅力
ダイハツ タフトは、2020年6月より発売した比較的新しい軽自動車のSUVです。日常からレジャーまで活躍するデザインや機能が特徴的で、アウトドアを楽しむためにも利用できます。内装にはカモフラージュ柄のシートが装備されており、見た目で楽しむこともできます。
最低地上高は190mmと高めであり、雪が積もった道の走行もしやすいです。高剛性、軽量化を実現したボディであるため、走行時の安定性があることに加えて燃費性能の高さも兼ね備えています。2WDではWLTCモードで25.5~25.7km/L、4WDでは24.1~24.2km/Lと、本記事で紹介する10車種のなかでもっとも燃費性能がいい車種です。
タフトには「スカイフィールトップ」と呼ばれるガラスルーフが標準装備されています。シェードを開ければ空を見ることができ、開放感を生み出せることも大きな特徴です。
■タフトの情報
排気量 | 【ガソリン】 658cc |
乗車人数 | 4人 |
駆動方式 | 2WD 4WD |
寸法 | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,630mm |
室内寸法 | 長さ2,050mm 幅 1,305mm 高さ1,270mm |
最低地上高 | 190mm |
中古車相場価格 ※ | 110~190万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
ジープ:レネゲード
▲ジープらしいフロントのデザインが光るレネゲード。今回紹介する普通車のSUVのなかでは比較的コンパクトなサイズで、日本の道路でも運転がしやすい
ジープ レネゲードは、ジープ初のスモールSUVとして発売された車です。ジープのSUVというと迫力のあるボディサイズが特徴的ですが、SUVとして高い性能をもちながら車体はコンパクトであり、市街地から郊外までさまざまな道で運転をしやすいです。
4WD搭載のグレードは「Limited 4xe」「Trailhawk 4xe」の2種類で、プラグインハイブリッドシステムが搭載されています。なかでも「Trailhawk 4xe」は最低地上高が210mmと高く、雪道などの走行におすすめです。
4WDに搭載された路面状況に応じて駆動を操作する「セレクテレインシステム」を活用すれば、雪が積もった道、凍結した路面でもパワフルに走行できます。
■レネゲードの情報
排気量 | 【ガソリン】 1,331cc |
乗車人数 | 5人 |
駆動方式 | 2WD4WD |
寸法 | 全長4,255mm 全幅1,805mm 全高1,695~1,725mm |
室内寸法 | ー |
最低地上高 | 170mm 210mm |
中古車相場価格 ※ | 200~380万円 |
※中古車販売店の相場価格(グレードや年式が異なる車を含む)
まとめ
雪道に強い車を選ぶときは、4WDで最低地上高が高い車種から選ぶのがおすすめです。
SUVは雪道をはじめとする悪路や未舗装路の走破性が高く、雪が積もった道、凍結した路面でも走ることができるでしょう。さらに雪に強い装備を搭載することで、より安心で快適にドライブができます。
雪道に強い車種は限られてしまいますが、乗車人数やデザインの好みなどもあわせてチェックをして、冬以外の季節も快適に走行できる車種を見つけましょう。
総在庫3,000台以上から
ぴったりの一台が見つかる!
ご相談・ご質問だけでもお気軽に!