軽自動車を購入するにあたり、「軽自動車の安全性は低いのではないか」「普通自動車よりも軽い分、事故で不利になるのでは」と不安を感じている方もいるのではないでしょうか。軽自動車は価格が安く、車体が小さいため「安全性が低い」と考えがちですが、実際はそうとは限りません。軽自動車の衝突安全性や予防安全性は、年々向上しています。
本記事を通して、安全性に定評のある軽自動車ランキングや安全性の高い車の選び方を知り、自分に合った1台を見つけましょう。
この記事でわかること
- ・普通自動車と軽自動車の安全性能の比較
- ・安全性の高い軽自動車を選ぶときのポイント
- ・安全性の高さに定評のある軽自動車ランキング6
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
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目次
軽自動車の安全性は決して低くはない!

事故で軽自動車がぺちゃんこに潰れてしまった様子を見たことがある方もいるのではないでしょうか?これを見ると「軽自動車の安全性は低いのでは?」「買わないほうがいい?」と不安を感じるかもしれません。
しかし、軽自動車の安全性能は決して低いわけではありません。大前提として、軽自動車を販売するにあたり、国の定めた安全基準を満たす必要があります。この基準は普通自動車と同じ内容です。
近年は幅広いユーザーが安心して軽自動車を運転・乗車できるよう、安全性能が進化しています。軽自動車メーカーは、これらの要素を向上させるために新しい技術やイノベーションを取り入れています。
また、ボディがコンパクトである点や最小回転半径が小さくて小回りが利く点なども、軽自動車が安全に運転しやすい要素です。これらのことから、安全性が決して低いとは言えないのです。
衝突安全性能が評価されている軽自動車も多い
軽自動車には、衝突安全性が評価されている自動車が数多くあります。衝突安全性能とは、事故で衝突したときに衝撃を吸収して乗員を保護するシステムや装置のことです。
国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構は、衝突安全性能試験を実施しており、衝突安全性能の高さを評価しています。2018年度以降、衝突安全性能評価で100点満点中82点以上を獲得すると「ファイブスター賞(★★★★★)」が授与されることになりました。この試験は、車種や大きさにかかわらず軽自動車と普通自動車で同じ基準であり、軽自動車でもいくつかの車種はファイブスター賞を獲得しています。

ファイブスター賞を獲得した車の詳細は「安全性の高いおすすめの軽自動車ランキング6」をご覧ください。
軽自動車は普通自動車より安全性が劣る?

「軽自動車は普通自動車より安全性が劣るのでは?」と考えている方もいるかもしれませんが、実はそこまで大きくは変わりません。
警視庁の統計に記載された、乗用の普通車・軽自動車の事故死亡率で比較してみます。
普通自動車 | 軽自動車 | |
事故件数 | 11,310件 | 2,327件 |
死亡者 | 25人 | 5人 |
このデータによると、死亡率は普通自動車で「0.22%」、軽自動車で「0.21%」でした。このことから、死亡率は大きく変わらないことがわかります。
普通車より車体が軽いことによるメリット
「軽自動車は普通自動車より車体が軽いぶん、安全性が低い」と考えるかもしれませんが、実は車体が軽いことによるメリットもあります。
普通自動車と軽自動車それぞれの単独事故の場合、普通自動車の死亡率は「2.9%」、軽自動車は「1.4%」であり、軽自動車のほうが死亡率が低くなっています。
普通自動車 | 軽自動車 | |
事故件数 | 237件 | 68件 |
死亡者 | 7人 | 1人 |
車体が軽い軽自動車は、そのぶん衝撃によって発生するパワーは少ないため、単独事故で死亡につながるリスクが少なくなります。
また、車体の軽い軽自動車は、ブレーキをかけたときに早く止まってくれる=制動距離が短い傾向にあります。ブレーキ性能やタイヤ性能も大きく影響するので一概にはいえませんが、制動距離が短いと緊急時に危険を回避できる可能性が高くなります。

車体が軽いことで安全性が低いと思われがちですが、逆にメリットもあるのです。
軽自動車の安全性能を評価する3つのポイント

独立行政法人自動車事故対策機構の安全基準(自動車アセスメント)には、以下3つの評価項目があります。
1. 衝突安全性能:事故で衝突したときに、衝撃を吸収して乗員を保護するシステムや装置
2. 予防安全性能:先進安全装備などで事故を事前に防ぐためのシステムや装置
3. 事故自動緊急通報装置:大きな事故が発生した際、自動的にコールセンターへ通報するシステム
ここでは、安全性能を評価する3つのポイントについて詳細を解説します。
衝突安全性能:事故で衝突したときに乗員を保護するシステムや装置
衝突安全性能は、車両が事故時に乗員を保護するシステムや装置です。乗員を最大限に保護し、事故の影響を最小限に抑えるのに役立ちます。
衝突安全性能に関する装備の一例は、以下の通りです。
衝突安全性能 | 詳細や効果 |
エアバッグシステム | 事故時に衝撃を吸収し、乗員の頭部や胸部を保護するために展開する |
シートベルト | 衝突時に乗員を車両の座席に確実に固定し、体の動きを制限して負傷の程度を軽減する |
ヘッドレスト | 事故時の首や頸部の怪我を軽減するため、頭部を適切にサポートする |
ボディ構造 | 衝突時のエネルギーを吸収するために、衝撃を分散する剛性の高い構造を持つ車両ボディを採用している |
軽自動車の車体は軽いため、万が一の事故で潰れてしまう可能性が高いとされていましたが、最近はボディの硬化やエアバックの採用で、安全性が向上しています。
予防安全性能:事故を未然に防ぐためのシステムや装置
予防安全性能は、事故を未然に防ぐためのシステムや技術です。ドライバーが事故を起こさないようにサポートすることで、事故の発生頻度を減らしています。
予防安全性能を保つためのシステムや装備の具体例は、以下の通りです。
予防安全性能 | 詳細 |
衝突回避支援システム(FCW) | 前方の障害物や車両との衝突の危険性を検知し、ドライバーに警告を発するか自動的にブレーキを作動させるシステム |
車線逸脱防止システム(LKA) | 車両が車線から逸脱する場合に、自動的にステアリング操作を補正して車両を車線内に戻すシステム |
ブラインドスポットモニタリング(BSM) | ドライバーの視界外にある盲点を監視し、接近する車両や歩行者を検知して警告するシステム |
横滑り防止装置(ESC) | 急激なハンドル操作や車両の不安定な挙動を検知し、ブレーキとエンジン出力を制御して車両を安定させるシステム |
注意力散漫検知システム | ドライバーがスマートフォンやほかの操作に集中しすぎている場合に、注意を喚起するためのシステム |

近年は、最新技術を採用したさまざまな予防安全性能が誕生しています!
自動車の安全性能をチェックする際には、どのような装置やシステムが採用されているかを確認しましょう。
事故自動緊急通報装置:大きな事故が起きた際に自動で通報するシステム
事故自動緊急通報装置とは、エアバッグが展開するような大きな事故が発生した際に、自動でコールセンターに通報するシステムです。事故発生の位置情報を迅速に通報することで、救助・救急機関が事故を早期に認知でき、負傷者の搬送や治療をスピーディーに開始できるようになります。
なお、事故自動緊急通報装置には「最新型」と「基本型」があり、最新型のほうがより安全性が高いとされています。どちらも保安基準に適合する事故自動緊急通報装置ではありますが、最新型には乗員の傷害予測のための情報を送信する装置が搭載されています。
安全性の高い軽自動車を選ぶときのポイント

安全性の高い軽自動車を選ぶときには、以下6つのポイントを重視しましょう。
- 後部の空間が充分にあるものを選ぶ
- サイドエアバッグとカーテンエアバッグの有無を確認する
- 横滑り防止装置の有無を確認する
- 衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の有無を確認する
- 最新技術が投入されている車を選ぶ
- 衝突安全性の評価を確認する
後部の空間が充分にあるものを選ぶ
安全性を重視するなら、後部のスペースが広い軽自動車を選びましょう。後部に充分なスペースがあると、万が一の衝突時に衝撃を後ろへ逃しやすくなり、結果的に安全性が高まります。
逆にスペースが狭いと、衝撃の逃げ場がなくなり、車内の乗員が衝撃を強く受けてしまいます。ファミリーカーとして使用し、後部座席にも人が乗る機会が多いなら、必ずチェックしておきたいポイントです。
サイドエアバッグとカーテンエアバッグの有無を確認する
古い車種の場合、エアバッグがフロント部分にしかない場合があります。エアバッグはフロントにあるだけでは不十分で、側方からの衝突や横転の際に全く効果がありません。軽自動車は小さく軽いので、衝突すれば大きなダメージを負いやすいです。
新型車だと、サイドエアバッグやカーテンエアバッグ、さらにはニーエアバッグも標準装備されている車種があります。安全性を重視するなら、フロントだけでなくサイドエアバッグ・カーテンエアバッグ・ニーエアバッグが搭載されている軽自動車を選びましょう。
横滑り防止装置の有無を確認する
横滑り防止装置は、横滑りやスリップを防ぐために、ブレーキとエンジン出力を制御して車両を安定させるシステムのことです。横滑り防止装置があることで、急なハンドル操作や路面状況の変化による車両の制御を補助し、安定性を確保してくれます。横滑り防止装置が装備されている車両を選ぶことで、運転時の安定性とコントロール性を向上できるでしょう。
軽自動車のなかでもスーパーハイトワゴンなどの重心が高いものは、横風が原因で横滑りが発生することもあります。特に高速道路を走る際には注意が必要です。
なお、新型生産の軽自動車は平成26年10月から、継続生産の軽自動車は平成30年2月から、横滑り防止装置の備えつけが義務化されています。中古で軽自動車を購入する場合、横滑り防止装置が搭載されていない可能性があるので、必ずチェックしておきましょう。
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の有無を確認する
衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)は、人や障害物を検知し、必要に応じて自動的にブレーキを作動させる機能です。衝突の危険性をドライバーに知らせて自動的にブレーキをかけることで、事故を回避または軽減する役割を果たします。衝突被害軽減ブレーキが装備されている軽自動車を選べば、衝突リスクを低減できるでしょう。

衝突被害軽減ブレーキは、誤発進抑制機能とともに高齢者の操作ミスによる事故を防ぐのに有効です!
衝突被害軽減ブレーキの備えつけの義務化は、国産の新型車を対象に2021年11月からすでに始まっており、輸入車の新型車には2024年7月から適用される予定です。そのため、現在は一部の車種・グレードを除き、多くの車種で標準装備化されています。
なお、衝突被害軽減ブレーキの内容は車種やメーカーによってさまざまです。昼夜の歩行者検知、昼間の自転車検知機能はあったほうがよいでしょう。
最新技術が採用されているものを選ぶ
安全性の高さを重視するなら、最新の現行型から選ぶのが望ましいです。軽自動車の安全性能は年々向上しているので、新しい車種のほうが最新技術を活用した安全システム・装置が搭載されています。
装置やシステムの内容はさまざまですが、走行中の追突事故や衝突事故の被害軽減に関する装置は必ず搭載しておきたいです。また、特に高齢者の場合は、アクセルの踏み間違いに有効な先進運転支援装備があると安心できるでしょう。

特に中古車を買う場合、その車の装備内容をよく確認しておきましょう。
衝突安全性の評価を確認する
安全性を判断するときには、自動車アセスメント(JNCAP)と呼ばれる試験の結果を参考にしましょう。予防安全性能と衝突安全性能の試験で100点満点中82点以上を獲得している車には、最高評価である「ファイブスター賞(★★★★★)」が授与されます。
ファイブスター賞を受賞している軽自動車なら、安心して乗車できるでしょう。これまでにファイブスター賞を獲得した車種は、「安全性の高いおすすめの軽自動車ランキング6」でご確認ください。

自動車アセスメントは普通車と軽自動車で同じ基準です。ファイブスター賞を獲得した車なら、あらゆるサイズ・メーカーの車のなかでも安全性の高い車だといえます。
安全性の高いおすすめの軽自動車ランキング6
安全性の高いおすすめの軽自動車ランキングを紹介します。
今回紹介している6車種は、全て自動車アセスメント(JNCAP)の衝突安全試験にて「ファイブスター賞」を獲得しているもので、高い安全性能に定評があります。
1. 日産:サクラ

画像引用元:日産:サクラ [ SAKURA ] 軽自動車 Webカタログ トップ
日産 サクラは、2022年5月に登場したばかりの電気自動車で、自動車安全性能2022においてファイブスター賞を獲得しました。衝撃を緩和する高強度安全ボディ(ゾーンボディ)と歩行者傷害軽減ボディ、さらにはニーエアバッグを含む7つのエアバッグが特徴で、普通自動車と肩を並べる衝突安全性能を誇ります。
また、駐車時にステアリング・アクセル・ブレーキ・シフト・パーキングブレーキの全てを制御する「プロパイロット パーキング」をメーカーオプションでつけられます。道路脇の縦列駐車や狭いパーキングエリアへの駐車などでも、スムーズかつ安全に駐車できます。
さらに、360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)により、走行中の衝突回避アシスト、自車からは見えない車両の検知、注意力が低下した際の休憩提案といった機能もあります。
なお、サクラは安全性の高さで人気の高い「デイズ」がベースとなっているため、デイズの基本的な性能はすべておさえられています。

先端技術を反映した、高い安全性を誇る軽自動車が欲しい方におすすめです。
室内のスペース | 2,115mm×1,340mm×1,270mm |
エアバッグ | ・前席エアバッグ ・前席サイドエアバッグ ・カーテンエアバッグ ・運転席SRSニーエアバッグ(グレード別設定) |
横滑り防止装置 | あり |
衝突被害軽減ブレーキ | あり |
自動車アセスメントの評価 | 衝突安全性能: Aランク 88%(88.31点 / 100点) 予防安全性能: Aランク 97%(88.62点 / 91点) 事故自動緊急通報装置: 先進型 100%(8 / 8点) |
2. 日産:デイズ/デイズ ハイウェイスター

画像引用元:日産:デイズ [ DAYZ ] 軽自動車 TOP
日産 デイズは、スマートな見た目と安全性、快適性に長けた軽自動車です。2020年度に、軽自動車初のファイブスター賞を受賞し、安全性の高さに定評があります。
前を走る車との車間距離や車線の中央をキープする「プロパイロット」、車を上空から見下ろすような映像で、駐車をサポートする「インテリジェントアラウンドビューモニター」が一部グレードに搭載されています。
なお、デイズは軽自動車で初めてSOSコール(ヘルプネット)を搭載しました。急病時や危険を感じたときには車内のSOSコールスイッチを押すと、専門のオペレーターが警察や消防への連携をサポートしてくれます。
また、デイズのなかでも「ハイウェイスター」のグレードは、オプション装備が標準搭載されているため、標準モデルと比較して外観や内装が特別仕様であることが特徴です。

安全性が高いながらも、コストパフォーマンスにも優れた1台が欲しい方におすすめです。
室内のスペース | 2,065mm×1,340mm×1,270mm |
エアバッグ | ・前席エアバッグシステム ・前席サイドエアバッグシステム ・カーテンエアバッグシステム ・運転席ニーエアバッグシステム(ハイウェスターのみ) |
横滑り防止装置 | あり |
衝突被害軽減ブレーキ | あり |
自動車アセスメントの評価 | 衝突安全性能: Aランク 88%(88.60点 / 100点) 予防安全性能: Aランク 96%(79.12点 / 82点) 事故自動緊急通報装置: 先進型 100%(8 / 8点) |
日産 デイズ
車両本体価格59.7万円
支払総額65.4万円
諸費用5.7万円
日産 デイズ
車両本体価格54.8万円
支払総額65.0万円
諸費用10.2万円
日産 デイズ
車両本体価格33.0万円
支払総額39.8万円
諸費用6.8万円
日産 デイズ
車両本体価格69.5万円
支払総額78.8万円
諸費用9.3万円
3. 日産:ルークス/ルークス ハイウェイスター

画像引用元:日産:ルークス [ ROOX ] 軽自動車 TOP
日産 ルークスは、スーパーハイトワゴンとしての車内空間の広さや安全性に定評がある軽自動車です。2021年度にファイブスター賞を獲得しています。
ルークスには、先進安全装備「NISSAN INTELLIGENT MOBILITY(ニッサンインテリジェントモビリティ)」が搭載され、快適なドライブをサポートしています。一部グレードでは、高速道路での運転をアシストする「プロパイロット」や、空から見下ろしたような映像で駐車をサポートする「インテリジェント アラウンドビューモニター」を搭載しています。また、運転席のニーエアバッグシステムは全車に搭載しています。
ルークスのなかでも「ハイウェイスター」は、エアロがついたスタイリッシュなデザインが魅力です。高級感を重視したい方はハイウェイスターを選ぶとよいでしょう。

安全性能と車内空間の広さを重視したい方におすすめです。
室内のスペース | 2,200mm×1,335mm×1,400mm |
エアバッグ | ・前席エアバッグシステム ・前席サイドエアバッグシステム ・カーテンエアバッグシステム ・運転席ニーエアバッグシステム |
横滑り防止装置 | あり |
衝突被害軽減ブレーキ | あり |
自動車アセスメントの評価 | 衝突安全性能: Aランク 86%(86.54点 / 100点) 予防安全性能: Aランク 100%(82.00点 / 82点) 事故自動緊急通報装置: 先進型 100%(8 / 8点) |
日産 ルークス
車両本体価格28.0万円
支払総額36.0万円
諸費用8.0万円
日産 ルークス
車両本体価格29.8万円
支払総額44.6万円
諸費用14.8万円
日産 ルークス
車両本体価格32.8万円
支払総額42.9万円
諸費用10.1万円
日産 ルークス
車両本体価格28.0万円
支払総額35.3万円
諸費用7.3万円
4. 三菱:eKクロス EV

画像引用元:【公式】eKクロス EV|三菱自動車
日産 デイズの姉妹車種である三菱 eKクロス EV。予防安全装備や運転支援機能などの呼称が異なりますが、基本的な性能はデイズと同じです。
運転支援技術である、高速道路の同一車線運転を支援する「マイパイロット」や、スムーズな駐車をサポートする「マイパイロットパーキング」を採用しています。また、雪道や悪路で高い安定感を実現するグリップコントロールが採用されています。
ただし、eKクロス EVにはデイズに搭載されているSOSコール(スイッチを押すと専門のオペレーターが警察や消防へ連携する機能)が、どのグレードにも搭載されていません。
室内のスペース | 2,065mm×1,340mm×1,270mm |
エアバッグ | ・運転席&助手席SRSエアバッグ ・サイドエアバッグ ・カーテンエアバッグ ・ニーエアバッグ |
横滑り防止装置 | あり |
衝突被害軽減ブレーキ | あり |
自動車アセスメントの評価 | 衝突安全性能: Aランク 88%(88.31点 / 100点) 予防安全性能: Aランク 94%(85.74点点 / 91点) 事故自動緊急通報装置: 先進型 100%(8 / 8点) |
5. ホンダ:N-BOX/N-BOX カスタム

画像引用元:N-BOX|Honda公式サイト
スーパーハイトワゴンであるホンダ N-BOXは、室内空間が広い人気の軽自動車です。2代目N-BOXは2017年9月発売モデルより、先進安全装備「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をグレードを問わず全車に標準装備しています。
Honda SENSINGには、後方の障害物が接近した際に検知して注意を促す機能が搭載されており、駐車時などに安心感を得られるでしょう。
また、2021年12月発売モデルには、高速道路での渋滞時に運転の負荷を軽減する「渋滞追従機能」が追加されました。先行車が停車すればあわせて停車する、といった運転サポートを行ってくれます。

前後の座席ともに1人分のスペースが広いので、車内の広さを重視したい方におすすめです。
室内のスペース | 2,240mm×1,350mm×1,400mm |
エアバック | ・前席サイドエアバッグ(一部グレード) ・サイドカーテンエアバッグ(一部グレード) |
横滑り防止装置 | あり |
衝突被害軽減ブレーキ | あり |
自動車アセスメントの評価 | 衝突安全性能: 184.1点 / 208点 予防安全性能: 129.2点 /141.0点 事故自動緊急通報装置: – |
ホンダ N BOX
車両本体価格56.8万円
支払総額65.4万円
諸費用8.6万円
ホンダ N BOX
車両本体価格54.8万円
支払総額69.6万円
諸費用14.8万円
ホンダ N BOX
車両本体価格37.7万円
支払総額42.4万円
諸費用4.7万円
ホンダ N BOX
車両本体価格58.3万円
支払総額68.5万円
諸費用10.2万円
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6. ホンダ:N-WGN/N-WGN カスタム

画像引用元:N-WGN|Honda公式サイト
ホンダ N-WGN/N-WGNカスタム は、2019年にファイブスター賞を受賞した軽自動車です。先進安全装備「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をグレードを問わず全車に標準装備しています。衝突被害軽減ブレーキは軽自動車として初めて搭載し、横断歩道や街灯のない夜間の歩行者を検知できるようになりました。
さらに、2022年のマイナーチェンジでは、新機能「急アクセル抑制機能」が採用されました。アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐために加速を制限し、警告音やディスプレー表示でドライバーに注意を促すことで、より安心な運転をサポートしています。
また、運転席の座面は高く設計されており、高さを調節できるハイトアジャスターも搭載しています。視界が広いので、誰でも運転しやすくなっています。
室内のスペース | 2,055mm×1,350mm×1,550mm |
エアバック | ・前席サイドエアバッグ(一部グレード) ・サイドカーテンエアバッグ(一部グレード) |
横滑り防止装置 | あり |
衝突被害軽減ブレーキ | あり |
自動車アセスメントの評価 | 衝突安全性能: 88.7点 / 100点 予防安全性能: 123.7点 /141.0点 事故自動緊急通報装置: – |
ホンダ N-WGN
車両本体価格52.8万円
支払総額63.0万円
諸費用10.2万円
ホンダ N-WGN
車両本体価格79.7万円
支払総額85.0万円
諸費用5.3万円
ホンダ N-WGN
車両本体価格70.5万円
支払総額79.9万円
諸費用9.4万円
ホンダ N-WGN
車両本体価格49.7万円
支払総額54.4万円
諸費用4.7万円
よくある質問
「軽自動車は普通自動車より安全性が劣るのでは?」と考えている方もいるかもしれませんが、実はそこまで大きくは変わりません。警視庁が発表した、乗用の普通車・軽自動車の事故死亡率をデータで比較してみても、死亡率は大きく変わりませんでした。
安全性が高い軽自動車は、以下の通りです。
- 日産:サクラ
- 日産:デイズ/デイズ ハイウェイスター
- 日産:ルークス/ルークス ハイウェイスター
- 三菱:eKクロス EV
- 車ホンダ:N-BOX/N-BOX カスタム
- ホンダ:N-WGN/N-WGN カスタム
詳しくは「安全性の高いおすすめの軽自動車ランキング6」をチェック
安全性能や運転支援性能が充実した「日産:サクラ」「日産:デイズ/デイズ ハイウェイスター」「日産:「ルークス/ルークス ハイウェイスター」などがおすすめです。車体も大きすぎず、視界も確保されているため、運転しやすいでしょう。
「軽自動車は安全というのは嘘だ」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。しかし実際は、安全性能を測るテストで普通車と同等の結果が出ている車もたくさんあります。
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