更新日2022.10.21

ミライースの燃費はいい?悪い?燃費向上のコツを紹介

ミライースは軽自動車でトップクラスの燃費を誇っています現行モデルでは車体の軽量化が図られて、ガソリン車ながらハイブリッド車なみの燃費のよさで「第3のエコカー」とも呼ばれます。

ミライースは走行性能の評価も高く、小回りが利く点やスムーズに加速できる点など、街乗りメインの人にうれしい機能がそろった車種です。

スタッフ

ミライースと他車をじっくり比較しましょう!

この記事でわかること

  • ミライースと競合他車の燃費の違い
  • 燃費のほかにもさまざま!ミライースの魅力
  • さらに燃費を向上させるためのポイント

ミライースの燃費をチェック!競合他車とも比較

2011年に発売されたダイハツ ミライースは、2017年にフルモデルチェンジしました。そして2023年5月には次のフルモデルチェンジが行われると発表されています。

ミライースの新旧モデルと競合車種を比較してみましょう。

ミライースのカタログ燃費

ミライースの燃費を新旧モデルで比較できるように表にまとめました。

▼ミライースの新旧モデルの燃費比較

モデル

燃費
(WLTCモード・km/L)

燃費
(JC08モード・km/L)

2WD

4WD

2WD

4WD

初代モデル
(2011年~2013年)

30.0

27.0

初代モデル
(2013年のマイナーチェンジ以降)

33.4

30.4

現行モデル
(2017年~)

25.0

23.2

34.2~35.2

32.2

JC08モードは、従来から国内で使われていた燃費の測定方法ですが、現在はWLTCモードにシフトしており、カタログには2種類の数値が併記されています。

旧モデルとは、JC08モードでのみ比較できますが、数値から2WD・4WDともに着実に燃費がよくなってきたことがわかります。

競合車種との燃費比較

次にミライースと比較されることの多い競合車種と、燃費を比較してみましょう。

ミライースと競合車種の燃費

車種2WDの燃費
(WLTCモード・km/L)
4WDの燃費
(WLTCモード・km/L)
ダイハツ ミライース25.023.2
スズキ アルト25.223.5
ホンダ N-WGN23.221.2
ホンダ N-BOX21.219.8
トヨタ ヤリス20.219.2

※ガソリン車モデル、ターボエンジンなしで比較

ミライースは競合のガソリン車のなかでトップクラスの燃費性能を誇っています。

もっとも頻繁に比較されるスズキ アルトとは、ほぼ同等です。

ミライースの実燃費

カタログ燃費よりも重視したい数値として、ユーザーが実際に走行して計測された「実燃費」があります。

リアルな走行に基づく情報なので、カタログ燃費よりも低く報告されるのが一般的です。

ユーザーの測定した結果をもとにした「e燃費」によると、2WDは24.24km/L、4WDは23.05km/LでWLTCモードのカタログ燃費とほぼ同じ値が掲載されていました。

※出典:e燃費(現行モデルのみを確認)

ミライースの維持費をシミュレーション

ミライースの燃費をもとに、年間にかかる燃料費を計算してみましょう。このほか自動車税や車検などにかかる費用がわかれば、年間の維持費を把握できます。

▼ミライースにかかる維持費

車種ミライース
ガソリン代 ※1約66,000円
軽自動車税 ※210,800円
任意保険 ※3約71,000円
車検法定費用
(自賠責保険、自動車重量税、印紙代)
約30,000円
車検点検料金約60,000円
メンテナンス・消耗品費用目安約40,000円
年間維持費合計約277,800円
月間維持費合計約23,150円

※1:年間走行距離10,000km、レギュラー165円/Lで計算
※2:2019年10月1日以降に初回登録された自動車の場合
※3:任意保険は補償内容によって変動します

ミライースは、年間で約28万円の維持費が必要です。このほか駐車場代や高速道路代、洗車代などが別にかかるため、総額では表よりも高くなるでしょう。

吹き出しアイコン_ユーザー
ユーザー

駐車場は地域によって料金が変わるけど、総額で月3万円程度はかかりそう。

スタッフ

自宅近くの駐車場料金をいくつか調べて、比べてみるといいかもしれませんね!

ミライースの魅力

ミライースは燃費のよさだけでなく、走りの性能にも魅力があります。街乗りに使う軽自動車としては、運転しやすく、安全対策も充実しています。

ミライース外観
画像引用元:ミライース|ダイハツ公式サイト
▲燃費のよさのほかにもミライースの魅力は、多い。軽量ボディによるスムーズな加速や街中で便利な小回りのよさも見逃せない

軽量化で燃費性能が高い

ミライースは「第3のエコカー」として登場した当初から、軽ガソリン車としてはトップレベルの燃費のよさを誇っていました。

現行モデルとなって、軽量高剛性「Dモノコック」が採用されたほか、13インチのスチールホイールと専用の軽量タイヤを導入。パーツの小型化や材質の見直しや新軽量骨格シートなど、最大80kgの軽量化に成功したため、さらに燃費性能が向上しています。

コンパクトなボディで小回りが利く

ミライースの最小回転半径は4.4mで、軽自動車のなかでも最小クラスです。最小回転半径が小さいほど狭い市街地でも小回りが利くので、運転が得意でないドライバーや初心者でも安心して運転できるでしょう。

小回りが利くコンパクトなボディながら、快適な居住性も実現しています。

スムーズに加速できる

ミライースにはターボエンジンがついていませんが、停車している状態からの走り出しも自然に加速できます。車体の軽量化に加え、CVTの制御技術が進歩したことでエンジンの特性をより活かせるように進化しました。

アクセルを踏み込むと、軽快でスムーズな加速を実感できるでしょう。

スマートアシストで安全走行

2013年以降のモデルのミライースにはダイハツの予防安全機能「スマートアシスト」が標準装備されています。

ステレオカメラが周囲の状況を認識し、車や歩行者との衝突を防いでくれます。ドライバーが必要な時にブレーキを踏まなかった場合は、自動ブレーキが作動し、安全走行をサポートするシステムです。

車線逸脱やペダルの踏み間違いによる誤発進を防止する機能もついているので、運転に不慣れなドライバーには心強い機能といえるでしょう。

ミライースはこんな方におすすめ

ミライースをおすすめしたい人

・燃費がよくて維持費のかからない車がほしい人
・ちょっとした買い物や通勤など、街乗りがメインの人
・狭い道の運転に慣れていない人
・高速走行する際のエンジン音が気にならない人

ミライースは、車にかかるコストを抑えたい人に適しています。小回りが利き、安全走行をサポートする機能もついているので、普段運転に慣れていない人にもおすすめです。

大柄の男性はやや窮屈に感じる可能性はありますが、軽自動車としては居住性もよいので街乗りをメインに使うなら快適に過ごせるでしょう。

ミライースの競合車種をチェック!

ミライースの購入を検討する前に、同じくらいの価格や性能をもつ競合車種もチェックしましょう。とくにアルトは、ミライースと頻繁に比較されるライバル車です。

スズキ:アルト

アルト外観
画像引用元:アルト|スズキ公式サイト 
▲ミライースとほぼ同じ燃費性能。軽自動車のなかで長く人気を保ち続ける1台

ミライースともっともよく比較される車種といえば、スズキのアルトです。

ミライースと同程度の燃費性能で、軽自動車ではトップクラスを誇ります。マイルドハイブリッドの搭載や本体の軽量化といった改良を重ね、ガソリン車では25.2km/L、マイルドハイブリッド車は27.7km/Lと、ミライースの数値を上回ります。(WLTCモード)

コンパクトな車体ながらラゲッジスペースの開口部が広いので、荷物の積み下ろしもしやすいと評判です。

ホンダ:N-WGN

N-WGN外観
画像引用元:N-WGN|ホンダ公式サイト
▲背の高いハイトワゴンとして子育て世代を中心に人気が高い

ハイトワゴンとして人気のホンダ N-WGNは、暮らしになじみやすく普段使いしたい子育て世代を中心に人気のある車です。

N-BOXに比べてやや車高が低くかわいらしい印象のデザインで、注目は後部のヒンジドア。子どもが隣の車などにドアをぶつける心配は無用です。

ホンダセンシングを搭載しており、安全性能も高いので家族で乗るのも安心でしょう。

ミライースの燃費を向上させるには

燃費は運転方法や走行条件によって変わります。

タイヤの空気圧が50kPaを下回ると、燃費が約3〜5%悪化するといわれます。運転時の急発進や急加速すると燃料を大量に消費してしまうため、燃費が悪化する要因になるでしょう。

燃費を向上させるためのポイント

・タイヤの空気圧をこまめにチェックする
・オイル交換など必要なメンテナンスを定期的に行う
・急発進や急加速を控える
・エアコンを過度に使用しない

もともと車両の燃費性能が優れていることに加えて、車に負担がかからない運転を行い、こまめにメンテナンスすれば、より燃費のよさを実感できるはずです。

吹き出しアイコン_スタッフ
スタッフ

タイヤの空気圧やオイルのチェックは、ガソリンスタンドなどで無料で見てもらえる場合が多いですよ。

ミライースは新車と中古車どちらがいい?

新車と中古車はそれぞれメリットがあります。オプションや価格など重視したいポイントによって、どちらで購入するか検討してみましょう。

新車がおすすめの人

・グレードやカラー、オプションを自由に選びたい
・特別仕様車のように希少な車を確実に購入したい

中古車がおすすめの人

・購入コストをできるだけ抑えたい
・できるだけ早く納車したい

希少性の高い車種にこだわりたい人は、新車を注文したほうが確実です。ただし、新車は、生産の都合などから1~3か月程度、納車まで待たなければならない場合もあります。

一方、中古車はすでに生産されたもののなかから選んで契約するため、納車までが早い可能性が高いです。現在のモデルが2017年に発売されてから時間が経っているので、流通量が多く、さまざまなバリエーションからお気に入りの1台を選べるでしょう。

まとめ

軽自動車のなかで、ハイブリッドを除くとミライースはトップクラスに燃費のよい車です。維持費も比較的安く、小回りが利くので、街乗りに使える車がほしい人や運転があまり得意でない人にもおすすめできます。

早く安く車を手に入れたい人は、豊富に出回っている中古車から選ぶのがよいでしょう。

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