S2000の買取相場・査定実績一覧
参考買取相場・下取り相場
- 買取相場価格
- 70.0 万円 ~ 350.0 万円
- 年式
- 2002(平成14)年
- 走行距離
- 14.4万km
※更新日 2025年10月更新
※買取相場はカーセブンで過去3年間で査定した実際の価格を算出しています。一部価格が付かなかったものや査定に至らなかったものは対象外とし、最大額と最低額を表示しています。
※本サイトに掲載している買取相場はあくまでも参考であり、その正確性について保証するものではありません。
※実際の査定額は車の装備や状態によって異なります。



S2000 年式別買取相場表
年式 | 平均買取価格 |
---|---|
2008年式(17年落ち) | 325.0 万円 ~ 350.0 万円 |
2006年式(19年落ち) | 220.0 万円 ~ 315.0 万円 |
2003年式(22年落ち) | 120.0 万円 ~ 120.0 万円 |
2002年式(23年落ち) | 70.0 万円 ~ 215.0 万円 |
1999年式(26年落ち) | 90.0 万円 ~ 210.0 万円 |
S2000 グレード別買取相場表
グレード | 平均買取価格 | 走行距離 | 年式 |
---|---|---|---|
タイプS | 350.0 万円 ~ 350.0 万円 | 127,920km~127,920km | 2008年~2008年 |
タイプV | 70.0 万円 ~ 215.0 万円 | 108,605km~416,281km | 2002年~2002年 |
ベースグレード | 90.0 万円 ~ 325.0 万円 | 45,399km~187,525km | 1999年~2008年 |
S2000の走行距離別買取相場表
走行距離 | 平均買取価格 |
---|---|
4万km〜5万km未満 | 325.0万円 ~ 325.0万円 |
6万km〜7万km未満 | 210.0万円 ~ 210.0万円 |
9万km〜10万km未満 | 315.0万円 ~ 315.0万円 |
10万km以上 | 70.0万円 ~ 350.0万円 |



S2000の買取査定実績一覧
カーセブンでのS2000(ホンダ)の
買取査定をした人の口コミ
S2000の色別買取相場実績
S2000の買取・査定ポイント
ホンダ S2000の買取相場まとめ
ホンダ S2000は、1999年4月から2009年6月まで生産されたホンダのスポーツカーです。ホンダの創立50周年記念モデルとして開発されたFRレイアウトのスポーツカーで、多くの走り好きから愛され続けています。
先進の環境・安全性能を備えたリアルオープンスポーツとして登場したS2000は、オープンボディでありながらクローズドボディ同等以上のボディ剛性を実現したハイXボーンフレーム構造という独自の新骨格を採用。最高出力250PS、リッターあたり125PSという当時の量産エンジンで世界最高峰の高出力を誇る2.0L 4気筒DOHC VTECエンジンを搭載。車体は50:50の理想的な前後重量配分を実現しました。
2009年6月に生産終了してから15年以上が経過した現在でも、その希少価値と走行性能への評価から中古車市場では根強い需要を維持しています。特に、25年ルールによる海外輸出需要の影響もあり、程度のよい車両は高額査定の対象となっています。買取相場は年式、走行距離、車両の状態、改造の有無によって大きく変動し、無改造かつワンオーナーの車両は特に高い評価を受ける傾向にあります。
カーセブンの過去の実績を参考にすると、70万〜350万円という幅広い価格帯になっています。20年落ちのS2000の買取相場については、150万〜300万円程度が目安となりますが、車両の状態や走行距離によって大きく変動します。
約9年間で国内累計2万台、全世界累計11万台以上という限定的な生産台数により、現在では希少価値が高まっており、中古車市場での価格は上昇傾向を見せています。
年式別の買取価格目安と傾向
カーセブンの買取実績の例
- 1999年式:90万〜210万円
- 2002年式:70万〜215万円
- 2003年式:120万円程度
- 2006年式:220万〜315万円
- 2008年式:325万〜350万円
1999年式の初期モデルでも90万〜210万円と高めの水準を維持しており、デビューから20年以上経過してもスポーツFRオープンカーとしての価値が評価され続けています。
2002年式は70万〜215万円と価格幅が広く、走行距離やメンテナンス履歴の差が顕著に反映されます。2003年式は相場が安定しており、状態次第で120万円前後が目安です。
後期型にあたる2006年式は220万〜315万円と高額査定が期待でき、特に低走行で純正状態の車両はプレミア価格になるケースもあります。生産最終期の2008年式は325万〜350万円と最も高値で取引され、コレクション需要が強いことがうかがえます。全体的に、S2000は年式が古くても市場評価が落ちにくく、むしろ後期モデルや最終型は希少性から価格が上昇しており、今後も安定的な価値維持が期待できる車種といえます。
走行距離による査定額の違い
ホンダ S2000の買取相場は、年式や状態に加えて希少性も影響するスポーツカー特有の傾向を示しています。
カーセブンの買取実績の例
- 4万〜5万km未満:325万円程度
- 6万〜7万km未満:210万円程度
- 8万〜9万km未満:175万円程度
- 9万〜10万km未満:315万円程度
- 10万km以上:70万~350万円
S2000は生産終了から時間が経っているにもかかわらず、希少性の高さから走行距離が進んでいても高額査定が期待できるスポーツカーです。特に、4万〜5万km未満の低走行車は需要が強く、300万円超の取引例も見られます。
6万〜9万kmではやや査定が下がる傾向がありますが、状態が良好であれば200万円前後の評価を維持できるケースもあります。
10万km以上でも300万円を超える査定事例があるのは、S2000の希少性の高さを示すポイントです。過走行車であっても、整備履歴や保管状態がしっかりしていれば依然として高額査定につながる可能性があります。
グレード・仕様による買取価格差
S2000には複数のグレードと特別仕様車が存在し、それぞれ市場価値が異なります。
- Type S:350万程度
- Type V:70万~215万円
- ベースグレード:90万~325万円
2007年に登場した「Type S」は高値で取引される人気モデルです。専用のエアロパーツや特別に調整されたサスペンションを備え、空気の流れやハンドルの応答性を高めたモデルで、カーセブンの買取相場は約350万円と高い水準です。
2000年に追加された「Type V」は世界初のステアリング機構「VGS(車速応動可変ギアレシオステアリング)」を搭載したモデルで、コレクション価値から70万〜215万円で取引されます。ベースグレードは90万〜325万円と幅がありますが、状態によっては高値で査定されることもあるでしょう。
特別仕様車「ジオーレ」は専用色やBBS鍛造アルミホイール、本革シートを備え、コレクター需要でプレミア価格になることもあります。
さらに、海外向けに生産された軽量化モデル「CR」は希少性が極めて高く、熱心な愛好家から評価される傾向です。査定では車両の状態が重要で、破れや色あせは大幅減額。逆に良好な状態なら高評価となります。純正ハードトップ、純正ホイール、エアロ、オーディオ、取扱説明書やスペアキーなどもプラス査定要素となります。
ホンダ S2000の世代別特徴と買取市場での評価
前期型S2000(1999年4月〜2005年11月)
前期型S2000の心臓部である2.0L 4気筒DOHC VTECエンジンは、当時の量産エンジンとして世界最高峰の性能を誇りました。最高出力250PS/8,300rpm、最大トルク22.2kg・m/7,500rpm、そして9,000rpmという驚異的な高回転まで回るVTECエンジンは、フォーミュラカーのようなクイックなレスポンスを提供します。
このエンジンの特徴は、6,000rpm以上で劇的にパワーが立ち上がるVTEC(可変バルブタイミング・リフト機構)の切り替わりにあります。低回転域では大人しいものの、VTECが作動すると一気に9,000rpmまで吹け上がる特性は、多くのスポーツカーファンを魅了しました。
初期モデル(1999年式)の希少価値は年々高まっており、特に無改造の良質な車両は25年ルールによる海外需要も相まって価格上昇が続いています。1999年4月に発売されたS2000は、Honda創立50周年記念モデルとしての歴史的価値も持ち合わせており、コレクション性も高く評価されています。
また、前期型である1999年式モデルは、25年ルール対象車として、2024年からアメリカへの輸出が可能となりました。これにより海外市場での需要が急激に高まり、国内相場にも影響を与えています。特に左ハンドル仕様が存在しないS2000にとって、右ハンドル車への海外需要は価格を押し上げる重要な要因となっています。
後期型S2000(2005年11月〜2009年6月)
2005年11月のマイナーチェンジで登場した後期型最大の変更点は、2.2Lエンジンへの変更です。排気量アップにより、最高出力は242PS/7,800rpmと若干下がりましたが、最大トルクが22.5kg・m/6,500〜7,500rpmと低回転域から太いトルクを発生するようになりました。
この変更により、日常使いでの扱いやすさが大幅に向上し、VTEC切り替わり前後でのパワー差も前期型ほど激しくなくなりました。レブリミットは8,000rpmに低められ、より穏やかな性格となったことで、幅広いユーザー層から支持を得ることになりました。
電子制御スロットル「DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)」の採用により、アクセルレスポンスがよりスムーズになり、繊細なスロットル操作が可能となりました。これらの改良により、後期型は前期型よりも完成度の高いスポーツカーとして評価されています。
2007年10月に追加された「Type S」は、S2000の集大成ともいえるグレードです。空力性能を活かした専用エアロパーツにより、高速域でのダウンフォースを向上させ、より安定した高速コーナリングを実現しています。専用設計のシートやシフトノブ、VSA(車両挙動安定化制御システム)の標準装備など、装備面でも充実しており、現在最も人気の高いグレードとして取引されています。
マイナーチェンジによる改良点
- エンジンの排気量を2.0Lから2.2Lに変更
- 17インチアルミホイールを採用
- ボディカラーにバミューダブルー・パール、ディープバーガンディ・メタリックを追加
- より高品質なインテリアに変更
- スピードメーターに外気温表示機能を追加
- セキュリティアラームを追加
2009年6月で生産終了となったS2000の最終年式車両は、「最後のS2000」としての希少価値を持ちます。特に最終限定車的な扱いを受けるType Sは、将来的な価値上昇も期待されています。
15年〜20年落ちの相場動向として、後期型は前期型と比較して安定した高値を維持しています。特に無改造車やワンオーナー車は、年式を重ねても価値の下落が緩やかで、むしろ希少性の高まりとともに価格上昇を見せる車両も存在します。
S2000の査定評価につながるポイント
ボディカラーが査定額に与える影響
S2000の査定額はボディカラーによっても左右されます。特に人気色は高評価につながりやすく、不人気色は相場より低くなる傾向があります。
特に人気が高いのは「グランプリホワイト」と「プラチナホワイト・パール」です。ホワイト系は清潔感とスポーツカーとしての美しさを引き立て、プラス査定が見込める可能性があります。また、「シルバーストーンメタリック」も上品で飽きのこない色合いで、高く評価されている傾向です。
限定色では特別仕様車「ジオーレ」専用の「ダークカーディナルレッド・パール」や「ローヤルネイビーブルー・パール」が希少価値の高さから高額査定対象に。さらにプレミアムカラーの「ニューイモラオレンジ・パール」など、特殊色も好みは分かれるものの高評価を得る場合があります。
一方、レッド系塗装は紫外線による色あせが目立ちやすく、屋外保管が続くと減額要因に。ブラック系ははキズや洗車跡が目立ちやすいため、日頃のメンテナンスが重要です。
加えて、S2000は内装カラーとの組み合わせも査定時の評価ポイントになります。ブラックを基調とした内装はどのボディカラーとも調和し扱いやすい一方、タンカラー本革仕上げの内装は高級感がある反面、汚れや劣化が目立ちやすいため、状態維持が査定額に影響します。
売却前の準備と車両状態の最適化
外装のバンパーやドアのキズ・ヘコミ、内装では、シートのシミや破れ、タバコやペットのニオイが査定に影響する可能性があります。キズやヘコミなどがある場合は、無理に直して新たなキズをつけてしまうことは、さらに査定額を下げてしまう恐れもあるため注意しましょう。
また、純正パーツがあれば高く評価される可能性があるため、一緒に査定に出すことがおすすめです。また、取扱説明書やメンテナンスノートなどの付属品が揃っているかも確認しておきましょう。
中古車は時間が経つにつれて価値が下がる性質があるため、少しでも早く売却したほうが高値で売れる可能性もあります。売却を検討しているなら早めの査定を心がけましょう。
S2000ならではのアピールポイントを整理
S2000の査定では、この車種特有の魅力や装備を正しくアピールすることが、高額査定につながります。まず注目すべきは最大の特徴であるVTECエンジンです。前期型は6,000rpm付近、後期型は5,500rpm付近でVTECへの切り替わりが行われ、これがスムーズで、エンジン音やレスポンスに異常がないことが重要です。査定前には普段の動作を確認し、必要に応じてその状態を説明できるようにしておきましょう。
次に、ソフトトップの開閉機能のチェックも必須です。S2000のソフトトップは「電動ソフトトップ」を採用していますが、前方の2カ所にあるロックを手動で解除し、その後スイッチ操作で幌の開閉が電動でアシストされる仕様です。したがって、開閉がスムーズで異音や引っ掛かりがなく、閉じた後に雨漏りがないことが重要な評価ポイントです。操作方法を正しく理解し、幌に負担をかけない使い方をしてきたことを示しましょう。
純正オプション品の有無も査定額に直結します。なかでも純正ハードトップは新品で50万円超、中古でも20万〜30万円の価値があり、状態や付属部品の完備が高評価につながります。純正エアロパーツもプラス評価になりやすく、特に「Type S」専用パーツは希少性が高くなります。
さらに、取扱説明書、スペアキー、車載工具などの付属品も重要です。スペアキーが2本揃っていれば作成費用の負担を避けられ、工具類が完備されていれば大切に扱われてきた証として好印象を与えます。これらのポイントを押さえ、事前に状態確認と整理を行なうことで、S2000本来の価値を最大限に引き出す査定が期待できます。
改造車・カスタム車の査定への影響
S2000はスポーツカーという特性上、何らかの改造がされていることが多い車種です。改造内容によって査定への影響は大きく異なるため、適切な対応が必要です。
純正状態との価格差
一般的に、無改造の純正状態の車両が最も高く評価されます。これは、次のオーナーが自分の好みに合わせてカスタマイズしたいという需要と、純正状態での希少価値が年々高まっているためです。改造車と純正車では、同程度の年式・走行距離でも50万円以上の価格差が生じることも珍しくありません。
特にS2000の場合、無改造車の希少性が高く、市場に出回る車両の大部分が何らかの改造を受けているため、純正状態を保持している車両は大幅なプレミアムがつくと考えられます。
改造の種類による違い
改造には大きく分けて「純正部品に戻すことが可能な改造」と「一度行なうと元に戻すことが困難または不可能な改造」の2種類があり、査定への影響も大きく異なります。
純正部品に戻すことが可能な改造は、たとえば、エアクリーナー交換、マフラー交換、車高調サスペンション、ホイール交換などが該当します。純正部品が保管されており、いつでも戻せる状態であれば査定への悪影響は最小限に抑えられます。
ボディの加工やフレーム改造は、一度行なうと元に戻すことが困難または不可能な改造です。ロールケージ取り付けのためのボディ加工、エンジンマウント変更、ボディの軽量化加工などがこれに該当し、大幅な減額要因となります。
人気のあるカスタムパーツと査定への影響
S2000では一部の高品質なカスタムパーツについて、プラス評価となる場合があります。
無限(MUGEN)製パーツは、ホンダ系チューニングパーツとして高い信頼性を持ち、純正オプション的な扱いを受けることがあります。特に無限製エアロパーツやマフラーは、査定でプラス要素となる可能性があります。
SPOON SPORTS製パーツも、S2000専用に開発された高品質パーツとして一定の評価を受けています。しかし、これらのパーツも純正状態と比較すると評価は下がることが一般的です。
逆に、社外品の安価なパーツや品質の疑わしいパーツは大幅なマイナス評価となります。特にエンジン系の改造は、信頼性への懸念から大きな減額要因となることがあります。
純正部品の保管状況による評価
改造車であっても、純正部品がすべて保管されている場合は評価が大きく変わります。特に、以下の純正部品の保管状況は重要です。
- 純正マフラー(完全品)
- 純正サスペンション(4本セット)
- 純正ホイール(4本セット、センターキャップ含む)
- 純正エアクリーナー
- 純正シート
これらの部品が良好な状態で保管されており、交換時の取り外し作業が適切に行われている場合は、改造による減額を最小限に抑えることができます。
サーキット仕様車の売却方法
本格的なサーキット仕様に改造されたS2000の場合、一般的な買取店では適正な評価を受けにくい傾向があります。
このような車両は、スポーツカーや改造車専門の買取業者への売却を検討するのが効果的です。これらの業者は、サーキット仕様車の価値を正しく理解しており、適正な評価を受けられる可能性が高くなります。
レースカーとしての完成度や使用パーツの品質によっては、競技車両として一定の需要があります。FIA公認の競技用パーツの装備状況をアピールポイントとして整理しておくことが重要です。
最適な売却タイミングと市場動向の見極め方
一般的に中古車市場は1〜3月の年度末、9月の中間決算期、7〜8月の夏休み前などに需要が高まります。この時期は買い手が増えるため、買取店も在庫を確保しようと査定額を上げる傾向があります。
また、特にモデルチェンジや新型の登場前後は相場が変動しやすく、タイミングによっては査定額に大きな差が出ることもあるでしょう。
ただし、車は時間の経過とともに価値が下がっていく傾向にあるため、売却を検討している場合はできるだけ早めに動くのがおすすめです。
修復歴・事故歴車の正しい売却方法
修復歴や事故歴がある車種でも売却は可能ですが、査定価格への影響を理解しておく必要があります。フレームに損傷が及ぶような大きな修復歴がある場合は査定額が下がることもあるでしょう。一方、バンパー交換や軽微な板金修理程度であれば、大幅なマイナス評価にならないケースもあります。
重要なのは事実を正直に申告することです。査定時に修復歴を隠しても、後から発覚すれば信頼を損ね、減額や買取拒否につながる恐れがあります。業者によっては修復歴車専門の再販ルートを持っていることもあるため、複数の業者に相談することで適正な評価を受けられる可能性があります。
修復歴の詳細な内容、修理箇所、使用した部品の品質などを整理し、透明性を持って説明することが、修復歴車でも納得できる価格での売却を実現するカギとなります。修理時の見積書や写真があれば、査定時の参考資料として活用できます。
S2000売却で後悔しないための業者選び
買取とディーラー下取りの違い
ディーラーでの下取りと比較すると、中古車専門店や一括査定サービスでの買取のほうが高くなるケースが一般的です。下取りは新車購入を前提としたサービスのため価格が控えめになりがちですが、買取では車の状態や装備、オプションパーツなども加味され、より正当な評価が得られる可能性があります。
複数業者に査定依頼を出し、適正価格を見極めることが重要です。
複数査定の効果的な活用方法
S2000に限らず査定額を見極めるためには、複数の買取業者に査定を依頼することを意識しましょう。同じ車でも、業者によって在庫状況や販売ルートが異なり、提示される金額に差が出ることがあります。
ただし、複数業者に一括で査定依頼をする「一括査定」は便利な反面、複数業者から短時間に連絡が入るため、電話対応に追われてストレスになるケースもあります。むやみに多くの業者へ依頼するのではなく、公式サイトや口コミで信頼できるかを確認した上で、実際に電話や店舗での対応を見て「安心して愛車を任せられる業者か」を見極めることが大切です。
査定依頼時は、車両の状態を正確に伝え、同じ条件で各社に査定してもらうことで、より正確な比較ができます。トラブルにつながることもあるため、業者選びは慎重に行いましょう。
サービスや口コミから信頼できる業者か調べる
信頼できる買取業者を見極めるためには、事前の情報収集が重要です。
相場情報の事前リサーチ方法として、複数の中古車情報サイトで同年式・同グレードのS2000の販売価格を調査し、おおよその買取相場を把握しておきます。販売価格の6〜7割程度が買取相場の目安となります。
また、契約時のキャンセル有無については、契約書面での確認が必要です。一般的には契約後のキャンセルは困難ですが、業者によってはキャンセル期間を設けている場合があります。契約前にキャンセル規定を必ず確認しておきましょう。
S2000が売れない場合の対処法
過走行や事故歴の有無、年式の古さ、車両状態の悪化によって売却ができない場合もあります。これらの要因を客観的に分析し、似た車両の査定実績がないか調べることで、買取してくれる業者を探すこともできるでしょう。
ただし、走行距離や年式から概算される買取相場だけで車の査定を判断することは難しいため、愛車の価値が気になった場合は実際に無料査定を受けるようにしましょう。インターネットの相場情報は、実車の状態を見た査定額と異なることもあります。
※本記事は2025年8月時点の情報をもとに作成しています。中古車の相場は市場動向により変動するため、最新の価格と異なる場合があります。