現在、多くの人から選ばれているSUV。新車販売台数に占める比率は年々増加しており、その勢いはとどまることを知りません。大型のものだけでなくハッチバックからの乗り換えもしやすいコンパクトモデルが充実したことで、多くの人から注目される存在になりました。

なぜSUVがここまで人気なのか。その秘密とSUVを選ぶ際の注目ポイントを紐解いていきましょう。
この記事でわかること
- ・タイプ別の特徴とSUVが人気の理由
- ・SUVを選ぶときの4つのポイント
- ・国産車と輸入車の人気おすすめSUV
監修・執筆
エディター ライター
高橋 満
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500Cとスズキジムニー。
http://bridge-man.net/
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タイプ別におすすめSUVをセレクトしています。自分にピッタリのSUVを見つけることができるでしょう。

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まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?
目次
SUVの販売台数ランキング
さまざまな車種が販売されているSUV。ここでは、国産車と輸入車に分けて2023年度(2023年4月〜2024年3月)の販売台数ランキングを紹介します。
国産SUVの販売台数ランキング(2023年4月〜2024年3月)
順位 | メーカー | 車種名 | ボディサイズ | 2023年度 |
1 | トヨタ | ヤリス(※) | コンパクト | 183,738 |
2 | トヨタ | カローラ(※) | ミドルコンパクト | 150,421 |
3 | スズキ | スペーシア(※) | 軽自動車 | 133,410 |
4 | ダイハツ | タント(※) | 軽自動車 | 124,862 |
5 | スズキ | ハスラー | 軽自動車 | 92,456 |
6 | トヨタ | ハリアー | ミドル | 70,554 |
7 | ホンダ | ヴェゼル | ミドルコンパクト | 69,966 |
8 | トヨタ | ライズ | コンパクト | 53,760 |
9 | 三菱 | デリカミニ/eK(※) | 軽自動車 | 52,427 |
10 | トヨタ | クラウン(※) | ラージ | 47,736 |
11 | ダイハツ | タフト | 軽自動車 | 44,587 |
12 | トヨタ | ランドクルーザーワゴン | ラージ | 44,441 |
13 | スズキ | ジムニーシエラ | 軽自動車 | 40,859 |
14 | スバル | インプレッサ(※) | ミドルコンパクト | 34,379 |
15 | ホンダ | ZR-V | ミドル | 33,615 |
16 | 日産 | エクストレイル | ミドル | 32,052 |
17 | トヨタ | RAV4 | ミドル | 30,246 |
18 | スズキ | ジムニーシエラ | コンパクト | 27,302 |
19 | マツダ | CX-5 | ミドル | 23,606 |
20 | レクサス | NX350H | ミドル | 23,049 |
21 | スバル | フォレスター | ミドル | 20,973 |
22 | スバル | レヴォーグ(※) | ミドル | 20,167 |
23 | 三菱 | デリカD:5 | ラージ | 17,022 |
24 | 日産 | キックス | コンパクト | 16,952 |
25 | マツダ | CX-30 | ミドルコンパクト | 15,642 |
26 | マツダ | CX-60 | ラージ | 14,275 |
27 | マツダ | CX-8 | ラージ | 13,491 |
28 | スズキ | クロスビー | コンパクト | 12,938 |
29 | 三菱 | アウトランダー | ミドル | 11,644 |
30 | ダイハツ | ロッキー | コンパクト | 10,147 |
31 | レクサス | RX500H | ラージ | 9,210 |
32 | レクサス | UX250H | ミドルコンパクト | 8,536 |
33 | 三菱 | エクリプスクロス | ミドル | 8,481 |
34 | マツダ | CX-3 | コンパクト | 8,000 |
参照:一般社団法人日本自動車販売協会連合会、一般社団法人全国軽自動車協会連合会の発表データより集計
※がついているものはSUVを含むシリーズ合計
輸入SUV販売台数ランキング(2023年4月〜2024年3月)
順位 | メーカー | 車種名 | ボディサイズ | 2023年度 |
1 | BMW ミニ | ミニ(※) | ミドルコンパクト | 17,306 |
2 | フォルクスワーゲン | T-Roc | コンパクト | 6,457 |
3 | メルセデス・ベンツ | GLB | ミドル | 6,201 |
4 | メルセデス・ベンツ | GLC | ミドル | 5,689 |
5 | メルセデス・ベンツ | Gクラス | ミドル | 5,552 |
6 | ボルボ | 60シリーズ(※) | ミドル | 5,357 |
7 | フォルクスワーゲン | T-Cross | コンパクト | 5,296 |
8 | ボルボ | 40シリーズ(※) | ミドルコンパクト | 4,938 |
9 | ランドローバー | ディフェンダー110 | ラージ | 4,462 |
10 | メルセデス・ベンツ | GLA | ミドルコンパクト | 4,195 |
11 | アウデイ | Q3 | ミドル | 3,922 |
12 | BMW | X1 | ミドルコンパクト | 3,795 |
13 | ジープ | ラングラー | ラージ | 3,503 |
参照:日本自動車輸入組合の発表データより集計
※がついているものはSUVを含むシリーズ合計
SUVとは?タイプ別の特徴

SUVとは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略。この名称は1990年代後半頃から使われるようになりました。それ以前はクロカン(クロスカントリー車)、ライトクロカン(現在の都市型SUV)などと呼ばれていました。90年代後半は現在のクロスオーバーSUVが誕生した時期で、荒れた路面だけでなくオンロードでの走破性も高いことを表す言葉として登場したのでしょう。
ちなみにRV(レクリエーショナル・ビークル)という言葉もありましたが、これはクロカンやライトクロカンだけでなく、ステーションワゴンやミニバンなども含んだ、広く「レジャーで使える車」を指しました。

SUVではなく独自に「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼んでいたメーカーもあったよね!
SUV最大の特徴は大きなタイヤを履き、厚みのあるボディで力強さが表現されていること。ハッチバックやミニバンなど一般的な車に比べて最低地上高が高いのもSUVならでは。
車種によっては高性能な4WDシステムが採用されていて、未舗装路や轍(わだち)のある雪道などの走行も得意としています。

荷室が広いモデルも多いので、普段のお買い物から旅行、アウトドアまで幅広く使用できますよ!
一口にSUVといってもさまざまなタイプがあるので、ここではタイプ別で特徴を紹介します。
■ アウトドア系クロスオーバーSUV
乗用車ベースのプラットフォームを用いて、SUVに別のジャンルのイメージを融合(クロスオーバー)させたモデル
■ 都市型クロスオーバーSUV
高層ビルが並ぶ都市部に似合うデザインをしたモデル
■ クロスカントリーSUV
普通の車では走れないような未舗装の荒れた場所も得意とした4WDモデル
■ プレミアムSUV
上質なシートや乗り味がいい足回り、高級装備などを盛り込みプレミアム性を高めたモデル
■ EV・PHEV
走行中にCO2を排出しない電気自動車(EV)モデル
■ スライドドアSUV
ベース車両をSUV風のルックスでスライドドアを採用したモデル
アウトドア系クロスオーバーSUV
クロスカントリータイプから始まったSUVの歴史。ニーズが高まるにつれてオンロードで快適に使いたいという声が高まります。そこで、乗用車ベースのプラットフォームを用いて、SUVに別のジャンルのイメージを融合(クロスオーバー)させたモデルが登場しました。それがクロスオーバーSUVと呼ばれるカテゴリーです。

クロスカントリーSUVがラダーフレーム構造なのに対し、クロスオーバーSUVは乗用車と同じモノコック構造になります。そのなかでアウトドアをイメージさせるようなデザインを採用しているのがこのタイプ。
このタイプのユーザーはキャンプやウインタースポーツを楽しむ人も多いので、未舗装路や雪道を走るのに充分な性能を持つ4WDシステムや急勾配を安心して走るための機能を搭載しています。

自然の中で映えるカラーリングを採用しているモデルもたくさんあります。
都市型クロスオーバーSUV
SUVはデザイン的に明確な定義があるわけではないので、デザイナーの自由な発想によりさまざまなタイプが登場しています。現在ではアウトドアをイメージさせるクロスオーバーSUVに対し、高層ビルが並ぶ都市部に似合うデザインをしたクロスオーバーSUVが主流になっています。

実はSUVが世界中で人気になるきっかけを作ったのは1997年に登場した初代トヨタ ハリアー。ハリアーが大ヒットしたことで、スポーツカーやプレミアムセダンを専門に作っていたメーカーもSUV市場に参入するようになったのです。
このタイプは都市部を走ることを前提にしているため、あえて2WDをラインナップして燃費性能を高めているモデルもあります。

高級ホテルにスーツで降り立っても似合う上品なデザインのSUVが増えています。
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クロスカントリーSUV
クロスカントリータイプから始まったSUVの歴史。ニーズが高まるにつれてオンロードで快適に使いたいという声が歴史を紐解くと、SUVの祖先はウィリスMBやトヨタ BJといった軍用車になります。普通の車では走れないような未舗装の荒れた場所にも車で向かい、無事に帰ってくることを目的に開発された4WDモデルが民間にも広がっていったものがクロスカントリータイプです。

現在ではほとんどのモデルが「モノコック構造(車台とボディを一体化させた構造)」なのに対し、クロカンSUVは「ラダーフレーム(はしご型のフレーム)の上にボディを載せる構造」になっています。
これは岩場や未舗装の荒れた路面でもボディを歪ませず、タイヤをしっかり地面に設置させるため。4WDシステムも未舗装の急な坂道や砂地、岩場などに入っていくことを想定したものが搭載されています。
一方でオフロード走行に標準を合わせているためオンロードでの乗り心地はイマイチというものが多かったのですが、近年はオフロードに加えオンロードも快適に走れるよう設計されています。

クロスカントリーSUVは、水深1,000mにも潜れるダイバーズウォッチや極寒の雪山でも安全に睡眠できる寝袋のようなもの。本格スペックを備えたモデルです。
プレミアムSUV
都市型クロスオーバーSUVのなかには、その特性を活かして上質なシートや乗り味がいい足回り、高級装備などを盛り込みプレミアム性を高めたモデルもあります。

プレミアムSUVを発売する日本のブランドといえばレクサス。小さなLBXから大型のLXまで、さまざまなサイズを用意して顧客ニーズに応えています。
また、ベントレー、アストンマーティン、ジャガー、マセラティなど、プレミアムカーブランドとして歴史のある自動車メーカーもSUVを製造するようになりました。
ランドローバー ディレンダーやトヨタ ランドクルーザー300のように、悪路走破性の高いモデルにもプレミアム性を打ち出しているものがあります。
EV・PHEV
地球規模で脱炭素に向けた取り組みが行われる中で注目されるのが、走行中にCO2を排出しない電気自動車(EV)。エンジンとモーターを搭載するハイブリッドカーで外部からの充電機能を備えたプラグイン・ハイブリッド(PHEV)もカーボンニュートラルの取り組みとして注目されています。

EVやPHEVにはSUVが多くあります。SUVは大型のバッテリーを積んでもデザインや居住性が犠牲にならない、最低地上高の高いSUVの床下に重いバッテリーを積むことで重心高が低くなり走りがよくなるなどのメリットがあるからです。
スライドドアSUV
多くの人がSUVを選ぶようになったことで、ミニバンや軽スーパーハイトワゴンなどに乗っている人からも、「SUVの雰囲気を楽しめるモデルに乗りたい」という声が出てくるようになりました。その声に押されて登場したのがスライドドアSUVです。

多くのモデルはベース車両をSUV風のルックスにしているため、悪路走破性が高いわけではありません。その意味では都市型クロスオーバーSUVに近い感覚です。
ただ、デリカD:5はクロスカントリーSUVに匹敵する4WD性能が与えられるなど、独自の進化を遂げてきました。
SUVが人気の4つの理由
SUVは、主に4つの理由で多くの人から注目を集めています。

デザインが優れているだけでなく、機能面などもSUVが人気の理由です。人気の理由について詳しく見ていきましょう。
力強くスタイリッシュなデザイン

今、SUVが人気になっている最大の理由がデザイン性。大きなタイヤと張り出し感のあるボディで力強さを表現しているのが人気の秘密。
一方で前述したようにSUVには明確な定義がありません。そのため、王道のクロスカントリータイプのほか、高級セダンのようなプレミアム感のあるもの、ルーフを大きく傾斜させてクーペのようなスタイルにしたもの、ボディやライト類を曲線中心で構成して可愛らしいイメージを与えたものなど、さまざまなモデルがあります。
ファミリーカーとしての高い実用性

ファミリーカーの王道はミニバンや軽スーパーハイトワゴンなど、スライドドアを備えた車。でも、SUVを家族で使う車として選んでいる人もたくさんいます。
子育て中のファミリーのことを考えてみると、
- 荷室が広いのでベビーカーやお出かけ時の荷物がたくさん積める
- 最低地上高が高い分、後席のヒップポイントも高いのでチャイルドシートに子どもを載せやすい
- 箱型ミニバンなどはスタイル的に抵抗があるという人も満足できるデザイン
など、多くのメリットがあります。

SUVは荷物を乗せるスペースも広く設計されているので、家族でキャンプやレジャーを楽しみたい人にもぴったりです。
優れた機動性

SUVの特徴の1つが最低地上高(地面から車両のもっとも低い場所までの距離)の高さ。本格的なクロスカントリーSUVはもちろん、クロスオーバーSUVでもキャンプ場のような未舗装路、轍がある雪道など普通の車だとボディ下を当ててしまいそうな場所でも走行することができます。
また、近年では都市部でもゲリラ豪雨などで道路が冠水してしまうことがあります。そんな時でも普通の車より安心感があることから注目度が高まっています。ただし、最低地上高は車種によって異なる(一般的な車種とほとんど変わらないものもあります)ので、購入時は事前に調べておく必要があります。

最近は「コンパクトSUV」や「クーペSUV」と呼ばれる小型でおしゃれなデザインのものが人気です。
運転のしやすさ

SUVはボディが大きいので、運転に不慣れな人は怖いと思うかもしれません。でもボディが四角く運転席から四隅の感覚がつかみやすいため、実は取り回ししやすいモデルが多いのです。

ただし感覚は人によっても変わってくるので実際に運転席に座ってみることをおすすめします!
また、着座位置が高く見晴らしがいいので、運転していても疲れにくいといわれています。コンパクトなSUVは市街地でも取り回ししやすくなります。
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自分にピッタリのSUVを探すための注目ポイント
SUVを選ぶときのポイントは「デザイン」「ボディサイズ」「積載力」「パワーユニット・トランスミッション」の4つ。その理由を見ていきましょう。
デザイン
車は本当に気に入ったものを選ぶのが一番です!デザインの満足度が高くないと、買ってから「やっぱり別のものにすればよかった……」と後悔することになりかねません。SUVにはさまざまなスタイルがあるので、なるべくたくさん見て買う車を決めましょう。
ボディサイズ
もともとSUVは大型のものが多かったのですが、多くの人から注目されるようになるとハッチバックや軽自動車に乗っている人たちからコンパクトなSUVが欲しいという声が高まります。
そして2010年6月に登場した日産 ジュークが日本だけでなくヨーロッパでも大ヒット。これを機に多くの自動車メーカーがコンパクトSUVを発売するようになりました。

現在ではコンパクトとミドルサイズの中間サイズのモデルも増え、自分にピッタリのSUVを選びやすくなっています。
おすすめのボディサイズは以下の通りです。
ボディサイズ | ポイント |
軽SUV | ・小型で運転しやすい ・軽自動車であってもアグレッシブなデザイン |
コンパクトSUV (おおむね全長4,300mm以下) |
・小型で、運転しやすい ・街乗りもしやすい |
ミドルコンパクトSUV (おおむね全長4,300〜4,500mm) |
・比較的小型で運転しやすい ・後部座席も使いやすい |
ミドルサイズSUV (おおむね全長4,500〜4,800mm) |
・大人4人でも乗車が楽 ・ロングドライブを楽に楽しめるものが多い |
ラージサイズSUV (おおむね全長4,800mm以上) |
・3列目シートを備えるモデルもある ・積載性が高い |
積載力
SUVを買ったら、たくさんの荷物を積んで出かけたいと考えている人は多いはず。だからこそ積載性は重要な要素になります。同じようなサイズでも、ルーフの傾斜や荷室内の張り出し方で制裁力は変わってきます。「これが積めないと話にならない!」というものがあるなら、お店に話して購入前に実際に積んでみることをおすすめします。
もうひとつ大切なのが、荷室までの高さや開口部の広さ。重い荷物を積む機会が多い場合、地面からの高さがあると結構ストレスになるもの。開口部が狭いと大きな荷物を積むのに苦労したりします。
パワーユニット・トランスミッション
SUVには一般的なガソリンエンジン車のほか、ディーゼルエンジン車、ハイブリッド車と、パワーユニットも豊富です。モデルによっては複数のパワーユニットや排気量が異なるエンジンをラインナップしているものもあります。
また、近年はSUVの特徴を活かして大容量のリチウムイオン電池を積んだPHEVやEVも登場しています。
トランスミッションもMTが設定されているものもあるほか、ステアリングにパドルシフトがついていているものなどがあります。

お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?
【軽自動車】人気のおすすめ国産SUV
ここでは、人気のおすすめ軽SUVをご紹介します。
車名 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
スズキ ハスラー | 1,518,000〜2,021,800円 | 総額90万〜310万円 |
三菱 デリカミニ | 1,804,000〜2,238,500円 | 総額170万〜330万円 |
スズキ ジムニー | 1,654,400〜2,002,000円 | 総額150万〜400万円 |

購入後の維持費が安いことが軽自動車の魅力。小さくてもSUVの雰囲気を味わえます。
※表内の情報は、全て現行モデルの情報です。(2024年6月時点)
※中古車相場価格は、現行モデルのものを表記しています。
アウトドア系クロスオーバーSUV
スズキ:ハスラー

5代目ワゴンRをベースに開発された初代ハスラーは、デビューするやいなや愛らしいスタイルと利便性が支持され、軽クロスオーバーSUVの大ヒットモデルになりました。2019年12月に登場した2代目は初代のイメージを継承しつつ、スクエア形状のボディで広い室内空間を実現。インテリアはインパネにタフなアウトドアギアを連想させる3連カラーガーニッシュを配置しアクティブなイメージを強調しています。
この代からスズキの新しいプラットフォームである「HEARTECT(ハーテクト)」を採用したことで、走りの質感が向上。アプローチアングル、デパーチャーアングルも拡大され、SUVとしての機能性を高めています。2024年5月の改良で専用フロントグリルやメッキバンパーガーニッシュなどでワイルド感を演出した「タフワイルド」が追加されました。
パワーユニットには全グレードマイルドハイブリッドシステムを搭載。エンジンはNAとターボが用意されます。そして4WD車にはスノーモードの他、ぬかるみや滑りやすい路面で発進をサポートするグリップコントロール、急な下り坂で車速を約7km/hで維持するヒルディセントコントロールが備わります。
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,680mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 0.657〜0.658L |
燃費消費率 | ハスラー タフワイルドの場合: WLTCモード 25.0km/L |
新車価格(税込) | 1,518,000〜2,021,800円 |
中古車価格相場(税込) | 総額90万〜310万円 |

かわいらしいカラー・フォルムと走行性能のよさを両立したい方におすすめです。
スズキ ハスラー
車両本体価格91.3万円
支払総額99.8万円
諸費用8.5万円
スズキ ハスラー
車両本体価格46.8万円
支払総額55.3万円
諸費用8.5万円
スズキ ハスラー
車両本体価格123.0万円
支払総額130.0万円
諸費用7.0万円
スズキ ハスラー
車両本体価格103.0万円
支払総額108.0万円
諸費用5.0万円
スライドドアSUV
三菱:デリカミニ

日産と三菱はアライアンスで共同開発した軽自動車を販売しています。スライドドアを搭載する軽自動車は日産が高級感を高めたルークスを、三菱はベーシックなeKスペースとSUVテイストのデリカミニをラインナップしています。
50年以上続くデリカというブランド名を車名に冠したモデルだけあり、4WD車には専用開発されたショックアブソーバーと大径タイヤを装着して、キャンプ場などにある未舗装の場所でも安心して走れるようにしているのが特徴です。
ぬかるみから脱出するのに役立つグリップコントロールや、急な下り坂で一定速度を保ってハンドル操作に集中できるようにするヒルディセントコントロールも搭載されます。
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,800mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 0.659L |
燃費消費率 | デリカミニ Gプレミアムの場合: WLTCモード 20.9km/L |
新車価格(税込) | 1,804,000〜2,238,500円 |
中古車価格相場(税込) | 総額170万〜330万円 |
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格234.8万円
支払総額244.6万円
諸費用9.8万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格197.3万円
支払総額209.7万円
諸費用12.4万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格218.8万円
支払総額228.6万円
諸費用9.8万円
三菱 デリカ ミニ
車両本体価格227.8万円
支払総額237.6万円
諸費用9.8万円
クロスカントリーSUV
スズキ:ジムニー

1970年4月に発売された初代ジムニーから脈々と受け継がれる軽オフロードモデルとしての機能性を継承しつつ、最新の技術でオンロードでの乗り心地なども高められたのが、通算4代目となる現行型ジムニーです。
伝統のラダーフレームは新開発され、ねじり剛性が先代より1.5倍も向上。エンジンを縦置きしたFRレイアウトや機械式副変速機付きパートタイム4WD、凹凸路でのタイヤ設置性を高める3リンクリジッドアクスル式サスペンションも継承されています。
デザインは乗用車ライクだった先代から大きく変わり、直線基調のボディと丸目ライトの無骨なスタイルになりました。直線基調のインテリアはボディが左右に大きく振られる岩場などに入った時でもドライバーが車両の姿勢や状況を把握しやすくするという機能から採用されています。
2024年2月の改良では、法規対応でリアパーキングソナーが備わりました。
ボディサイズ | 全長3,395mm 全幅1,475mm 全高1,725mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 0.658L |
燃費消費率 | ジムニーXC 4ATの場合: WLTCモード 14.3km/L |
新車価格(税込) | 1,654,400〜2,002,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額150万〜400万円 |

軽SUVでありながらも頑丈で、アグレッシブな走りを見せてくれる車が欲しい方におすすめです。
スズキ ジムニー
車両本体価格152.8万円
支払総額161.9万円
諸費用9.1万円
スズキ ジムニー
車両本体価格89.8万円
支払総額107.5万円
諸費用17.7万円
スズキ ジムニー
車両本体価格84.8万円
支払総額92.0万円
諸費用7.2万円
スズキ ジムニー
車両本体価格88.1万円
支払総額94.8万円
諸費用6.7万円
【コンパクト】人気のおすすめ国産SUV
ここからは5人乗りのコンパクトSUV(おおむね全長4,300mm以下)で人気おすすめの3車を紹介します。
車名 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
日産 キックス | 3,083,300〜3,700,400円 | 総額170万〜350万円 |
スズキ ジムニーシエラ | 1,962,400〜2,183,500円 | 総額180万〜510万円 |
トヨタ ライズ | 1,717,000〜2,338,000円 | 総額150万〜310万円 |
都市型クロスオーバーSUV
日産:キックス

コンパクトSUVブームの立役者となったジュークに代わり、2020年6月に導入されたのがキックス。全グレード、1.2Lエンジンが発電した電気を使ってモーターを駆動させるe-POWERを搭載しています。デビュー時はFFのみの設定でしたが、2022年7月のマイナーチェンジで新たに4WD車がラインナップに加わりました。
e-POWER 4WDと呼ばれるこのシステムは、悪路や雪道での走破性で威力を発揮するのはもちろん、街中でも前後のトルク配分を細かく制御して車体を安定させながら走行できます。カーブ手前で減速する際やコーナリング中でも体が前や左右に振られにくいことに驚くはず。
コンパクトなボディですが、後部座席でも大人がくつろげるスペースを確保。ラゲッジスペースはMサイズのスーツケースが4個積載できます。マイナーチェンジでセンターコンソールとシフトレバーのデザインを一新。コンパクトSUVとは思えない質感の高いインテリアになりました。
ボディサイズ | 全長4,290mm 全幅1,760mm 全高1,605mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,198L |
燃費消費率 | キックス X 2WDの場合: WLTCモード 23.0km/L |
新車価格(税込) | 3,083,300〜3,700,400円 |
中古車価格相場(税込) | 総額170万〜350万円 |

コンパクトでありながらも荷室・車内が広く設計されているので、ファミリー向けのSUVをお探しの方にもおすすめです。
クロスカントリーSUV
スズキ:ジムニーシエラ

軽クロスカントリーSUVであるジムニーに1.5Lエンジンを搭載し、オーバーフェンダーをつけて左右の車輪間距離(トレッド)を広げて普通車登録にしたのがジムニーシエラです。ジムニーには歴代普通車が設定されていました。これは輸出仕様を日本向けにアレンジしたものになります。
トレッドが広がったことで直進安定性やコーナリング時の安定性が向上。エンジンが大きくなった分パワーアップもしているので、高速道路を使って出かける機会が多い人には軽自動車よりもこちらをおすすめします。
もちろん、圧倒的な悪路走破性は健在。4AT以外に5MTも設定されていて、5MTの乗り味は高く評価されています。
ボディサイズ | 全長3,550mm 全幅1,645mm 全高1,730mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 4名 |
排気量 | 1.460L |
燃費消費率 | ジムニー JC 4ATの場合: WLTCモード 14.3km/L |
新車価格(税込) | 1,962,400〜2,183,500円 |
中古車価格相場(税込)※ | 総額180万〜510万円 |

オフロードでの走破性に軸をおいて開発されたので快適性はややスポイルされていますが、雰囲気は抜群です!
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格218.9万円
支払総額226.0万円
諸費用7.1万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格204.7万円
支払総額219.8万円
諸費用15.1万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格86.8万円
支払総額99.8万円
諸費用13.0万円
スズキ ジムニーシエラ
車両本体価格249.7万円
支払総額258.5万円
諸費用8.8万円
アウトドア系クロスオーバーSUV
トヨタ:ライズ

ダイハツとトヨタが共同開発したコンパクトSUVで、トヨタからはライズ、ダイハツからはロッキーという名前で販売されています。ちなみにライズとロッキーではグリルやバンパーの形状が異なります。
ダイハツの新しい車づくりの指針であるDNGAに基づいて開発されており、全長4m以下、全幅1.7m以下の5ナンバーサイズですが、室内空間は驚くほど広くなっています。
デビュー時のパワーユニットは1Lガソリンターボのみで駆動方式はFFと4WDが用意されました。2021年11月には1.2Lガソリン車に加え、1.2Lエンジンが発電した電力を使って100%モーターの力で走るシリーズハイブリッド方式「e-SMARTハイブリッド」搭載車が追加されました。1L車は4WDのみ、1.2L車はガソリン・ハイブリッドともにFFのみの設定になっています。
ボディサイズ | 全長3,995mm 全幅1,695mm 全高1,620mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1.196L |
燃費消費率 | ライズ G 2WDの場合: WLTCモード 20.7km/L |
新車価格(税込) | 1,717,000〜2,338,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額150万〜310万円 |

街中での運転でで小回りが効き、運転しやすいコンパクトなSUVを探している方におすすめです。
トヨタ ライズ
車両本体価格204.3万円
支払総額219.2万円
諸費用14.9万円
トヨタ ライズ
車両本体価格172.3万円
支払総額179.7万円
諸費用7.4万円
トヨタ ライズ
車両本体価格228.0万円
支払総額235.4万円
諸費用7.4万円
トヨタ ライズ
車両本体価格167.8万円
支払総額181.1万円
諸費用13.3万円

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【ミドルコンパクト】人気のおすすめ国産SUV
続いて、ミドルコンパクトSUV(おおむね全長4,300〜4,500mm)のおすすめSUV3台をご紹介します。
車名 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
トヨタ カローラクロス | 2,184,000〜3,459,000円 | 総額210万〜450万円 |
ホンダ ヴェゼル | 2,648,800〜3,776,300円 | 総額230万〜410万円 |
スバル クロストレック | 2,662,000〜3,289,000円 | 総額270万〜380万円 |

コンパクトSUVと比較すると、ミドルコンパクトはリアシートに余裕生まれます。3人以上で出かける機会が多い人におすすめです。
都市型クロスオーバーSUV
トヨタ:カローラクロス

現行型カローラシリーズは走りの良さを予感させるスポーティなスタイリングを採用。シリーズ初のSUVとなるカローラクロスも肉厚なアンダーグリルやシャープなヘッドライトを採用して、躍動感あるスタイリングになっています。
運転席に座った時にピラーが細く見えるようにデザインされたことで運転中の視野が広くなり、快適に移動できるよう設計されています。後部座席にもリクライニング機構がついているので、移動中にすべての人がゆったりくつろげるのも特徴です。
パワーユニットはガソリン車、ハイブリッド車ともに1.8Lエンジンを採用。どちらもアクセル操作に対して車が素直に反応するようなセッティングになっています。
ボディサイズ | 全長4,490mm 全幅1,825mm 全高1,620mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1,797L |
燃費消費率 | カローラクロス ハイブリッドZ 2WDの場合: WLTCモード 26.4km/L |
新車価格(税込) | 2,184,000〜3,459,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額210万〜450万円 |
都市型クロスオーバーSUV
ホンダ:ヴェゼル

ホンダには1972年に登場した初代シビック以来、「マンマキシマム・メカミニマム」という思想があります。これは人のためのスペースを最大限取り、機械のためのスペースは可能な限り小さくするというもので、2代目ヴェゼルもこの思想に基づきミドルコンパクトSUVでありながら1クラス上のSUVに匹敵する居住空間が確保されています。
外観はラゲッジ分を大胆に傾斜させ、ボディサイドには前後を貫く象徴的なラインを入れることで、クーペのようなフォルムになりました。インテリアは体が触れる部分にやわらかな触感のパッドを用いて、上質な乗り心地を実現しています。
パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンと、ホンダ独自のハイブリッドシステムであるe:HEVを用意。e:HEVは駆動用と発電用という2つのモーターを搭載。発進時や街中などではバッテリーに蓄えた電気で駆動用モーターを動かし、電気が少なくなるとエンジンが発電用モーターを動かして発電しならモーターで走行。そして高速道路などでは効率のいいエンジンの力で走行します。
ボディサイズ | 全長4,330mm 全幅1,790mm 全高1,580-1,590mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1.496L |
燃費消費率 | ヴェゼル e:HEV Z 2WDの場合: WLTCモード 25.3km/L |
新車価格(税込) | 2,648,800〜3,776,300円 |
中古車価格相場(税込) | 総額230万〜410万円 |

都会的な洗練されたデザインが好みの方や、ロングドライブを快適に楽しみたい方におすすめです。
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格195.4万円
支払総額210.6万円
諸費用15.2万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格213.0万円
支払総額224.3万円
諸費用11.3万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格144.3万円
支払総額160.0万円
諸費用15.7万円
ホンダ ヴェゼル
車両本体価格236.5万円
支払総額251.7万円
諸費用15.2万円
アウトドア系クロスオーバーSUV
スバル:クロストレック

スバルのSUVラインナップの中でもっともコンパクトなモデルであるクロストレック。剛性感や操安性に定評があるスバルグローバルプラットフォームに加え、ボディ全体の骨格を強固に組み立ててから外板パネルを溶接する「フルインナーフレーム構造」により、剛性が飛躍的に向上しています。
走行中の頭の揺れを抑えるために骨盤をしっかり支えるフロントシートや静粛性の高さにより、運転者や同乗者の疲労を軽減する構造を取り入れているため、ロングドライブが楽しくなります。
4WD車には不整地を走行する際に電子制御で安定した走りを実現するX-MODEを搭載。アウトドアレジャーやウインタースポーツなどを楽しむ人も安心です。
ボディサイズ | 全長4,480mm 全幅1,800mm 全高1,575mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1.995L |
燃費消費率 | クロストレック ツーリング 2WDの場合: WLTCモード 19.3km/L |
新車価格(税込) | 2,662,000〜3,289,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額270万〜380万円 |
【都市型ミドルサイズ】人気のおすすめ国産SUV
続いて、都会的なイメージが与えられたミドルサイズ(おおむね全長4,500〜4,800mm)のおすすめSUV3台をご紹介します。
車名 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
トヨタ ハリアー | 3,128,000〜6,200,000円 | 総額240万〜690万円 |
レクサス NX | 4,850,000~7,725,000円 | 総額510万〜870万円 |
スバル レヴォーグレイバック | 3,993,000円 | 総額410万〜460万円 |
都市型クロスオーバーSUV
トヨタ:ハリアー

都市型SUVの代表格であるハリアー。2020年6月に登場した4代目は伸びやかなクーペフォルムを継承し、さらに新プラットフォームを採用したことで走行時の静粛性やハンドリング性能が向上しました。
インテリアは馬の鞍をイメージしたセンターコンソールがインパネを貫く立体造形のデザインに。レザー調素材や木目調加飾で上質な雰囲気を演出しています。ZおよびZレザーパッケージは後部座席の頭上まで覆う調光ガラスにより障子越しのような柔らかい光を室内に取り込める超高パノラマルーフがオプション設定されています。
パワーユニットは2Lガソリンエンジンと2.5Lハイブリッドの2タイプがラインナップ。ガソリンエンジンは軽やかな走り、ハイブリッドはしっとりした乗り味が特徴です。駆動方式はそれぞれFFと4WDを用意。ハイブリッドの4WDは後輪を独立したモーターで駆動させるE-Fourになります。ガソリン車は通常時にFFで走行し、発進時や滑りやすい路面では最適なトルクを後輪に配分するダイナミックトルクコントロール4WDを搭載します。
ボディサイズ | 全長4,740mm 全幅1,855mm 全高1,660mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量(ガソリン車) | 1.986L |
燃費消費率 | ハリアー Zの場合 WLTCモード 15.4km/L |
新車価格(税込) | 3,128,000〜6,200,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額240万〜690万円 |

シートアレンジも多彩なので、ゴルフ用品を積み込んでアウトドアを楽しみたい方におすすめです。
トヨタ ハリアー
車両本体価格213.0万円
支払総額231.4万円
諸費用18.4万円
トヨタ ハリアー
車両本体価格251.0万円
支払総額262.9万円
諸費用11.9万円
トヨタ ハリアー
車両本体価格146.6万円
支払総額159.8万円
諸費用13.2万円
トヨタ ハリアー
車両本体価格174.8万円
支払総額186.1万円
諸費用11.3万円
プレミアムSUV
レクサス:NX

トヨタはレクサスブランドにおいて電動化ビジョン「Lexus Electrified」を掲げ、その第一弾モデルとして2021年10月に2代目NXを発表しました。パワーユニットはレクサス初となるPHEVのほか、大容量バッテリー搭載のハイブリッド、新開発の2.4Lターボ、2.5L自然吸気(NA)エンジンを用意。駆動方式はPHEVと2.4Lターボが4WD専用になり、ハイブリッドと2.5L NAはFFと4WDが設定されます。
この世代からプラットフォームが変更されたことで先代以上にダイナミックなデザインに生まれ変わりました。インテリアは各種スイッチ類が運転席側に向けられ、ドライバーが車と一体感を持ちながら運転できるよう配慮されています。
2024年2月の改良では新たにアウトドアテイストを盛り込んだオーバートレイルパッケージを追加設定。プレミアム感とアクティブさの融合により、新たな魅力が引き出されています。
ボディサイズ | 全長4,660mm 全幅1,865mm 全高1,660mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | NX350hの場合:2.487L |
燃費消費率 | NX350h 2WD の場合 WLTCモード 22.2km/L |
新車価格(税込) | 4,850,000~7,725,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額510万〜870万円 |

レクサスならではのプレミアム感を堪能したい人におすすめです。
都市型クロスオーバーSUV
スバル:レヴォーグレイバック

全高が低いステーションワゴンは高い積載性とスポーツ走行も可能な高い走行性能が魅力。そんなステーションワゴンの最低地上高を高めてSUVとして走破性を与える手法はスバルが得意とするところ。レヴォーグレイバックもスポーツワゴンのレヴォーグをベースに開発されています。
ただ、スバルはこれまでアウトドアテイストを盛り込んだSUVを多く開発してきたのに対し、レヴォーグレイバックは都会的なイメージを全面に打ち出したデザインを採用しています。
インテリアもブラックとアッシュカラーを組み合わせることで明るく都会的な雰囲気が演出されています。最低地上高は200mmあるので、段差や荒れた場所でも安心して走れます。
ボディサイズ | 全長4,770mm 全幅1,820mm 全高1,570mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1.795L |
燃費消費率 | WLTCモード 16.5km/L |
新車価格(税込) | 3,993,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額410万〜460万円 |

レヴォーグレイバックは1グレードのみの設定。駆動方式も4WDのみになります。
スバル レヴォーグ
車両本体価格125.0万円
支払総額138.0万円
諸費用13.0万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格129.8万円
支払総額139.0万円
諸費用9.2万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格152.4万円
支払総額165.3万円
諸費用12.9万円
スバル レヴォーグ
車両本体価格118.8万円
支払総額141.8万円
諸費用23.0万円

お乗り換えの場合、愛車の買取金額によって、ご準備いただく金額が変わります。
まずは、買取金額を調べてそのあと購入するお車を決めてみてはいかがでしょうか?
【アウトドア系ミドルサイズ】人気のおすすめ国産SUV
続いて、アウトドアのイメージが与えられたミドルサイズ(おおむね全長4,500〜4,800mm)のおすすめSUV3台をご紹介します。
車名 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
トヨタ RAV4 | 2,938,000〜5,633,000円 | 総額210万〜580万円 |
日産 エクストレイル | 3,601,400〜4,972,000円 | 総額330万〜550万円 |
スバル フォレスター | 3,069,000〜3,850,000円 | 総額160万〜430万円 |

このサイズになるとリアシートのスペースがかなり広くなるので、大勢で移動する機会が多い人におすすめです。
アウトドア系クロスオーバーSUV
トヨタ:RAV4

初代RAV4は都市に映えるライトクロカンでしたが、現行型は大自然が似合うワイルドなイメージに生まれ変わりました。デザインは標準モデルの他に、専用フロントグリルとフロントスキッドプレート、専用フロントバンパー、フロントフォグランプベゼルでアウトドア感を高めたアドベンチャーがラインナップされています。人気の特別仕様車「アドベンチャー・オフロードパッケージII」はフロントバンパーやドアミラーなどに凹凸のある質感の塗装が施されています。
パワーユニットは2Lガソリンエンジンと2.5Lエンジン+モータ―のハイブリッドをラインナップ。デビュー時はアドベンチャーにはガソリンモデルしかありませんでしたが、2021年12月にアドベンチャーにもハイブリッドが設定されました。また、PHEVモデルも用意されます。
ラゲッジスペースは後部座席を使用した状態でクラストップレベルとなる580Lの容量を確保。床面は高さを2段階に調整できます。そしてスマートキーを持っていればバンパー下に足を出し入れすることでバックドアを自動開閉できるハンズフリーパワーバックドアをガソリン車のG ZパッケージとハイブリッドのGに標準装備、アドベンチャーにオプション設定しています。
ボディサイズ | 全長4,610mm 全幅1,865mm 全高1,690mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量(ガソリン車) | 1.986L |
燃費消費率 | RAV4 アドベンチャー 4WDの場合 WLTCモード 15.2km/L |
新車価格(税込) | 2,938,000〜5,633,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額210万〜580万円 |

トヨタ独自の安全性能も搭載しているので、デザインや走行性能だけでなく、安全性も重視している方にもおすすめです!
トヨタ RAV4
車両本体価格292.8万円
支払総額303.6万円
諸費用10.8万円
トヨタ RAV4
車両本体価格299.7万円
支払総額305.3万円
諸費用5.6万円
トヨタ RAV4
車両本体価格371.1万円
支払総額389.8万円
諸費用18.7万円
トヨタ RAV4
車両本体価格280.5万円
支払総額295.4万円
諸費用14.9万円
アウトドア系クロスオーバーSUV
日産:エクストレイル

初代と2代目はクロスカントリーSUVのようなルックスでタフギアのイメージを前面に押し出しましたが、3代目となる先代は都会的なイメージに。そして2022年7月に登場した4代目エクストレイルは洗練された雰囲気を残しつつ、初代や2代目が持っていたタフギアの路線に原点回帰しています。
4代目エクストレイルのトピックは全グレード第2世代e-POWERを搭載したこと。日産が世界で初めて量産化した可変圧縮比エンジン「VCターボ」が発電した電気でハイパワーモーターを駆動させます。ターボは走行中に圧縮比を可変させることで低燃費、高出力、静粛性を実現しました。そしてモーター走行の特性を活かし、アクセルペダルを戻すだけで減速。ブレーキペダルを踏む回数を大幅に減らして運転の披露を軽減します。
4WDは日産の最新4WD制御技術とシャシー制御技術を統合したe-4ORCEを搭載。前後のモーターと左右のブレーキを統合制御することで、たとえば滑りやすい雪道やオフロード走行時の安定感を高めたり、ブレーキ時やコーナリング時に体が前後左右に振られることを抑えてフラットな乗り心地を楽しめるようにしています。
ボディサイズ | 全長4,660mm 全幅1,840mm 全高1,720mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名、7名 |
排気量(ガソリン車) | 1.497L |
燃費消費率 | エクストレイル X e-4ORCE 4WDの場合 WLTCモード 18.4km/L |
新車価格(税込) | 3,601,400〜4,972,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額330万〜550万円 |

快適な走りと洗練されたデザイン性を重視したい方におすすめです。
アウトドア系クロスオーバーSUV
スバル:フォレスター

スバルのミドルサイズSUVであるフォレスター。標準仕様に加えてスバルのモータースポーツ部門であるSTIがチューニングした足回りを装着し、ブラックパーツを効果的に使ったエクステリアで大人の雰囲気を演出したSTIスポーツが用意されます。
標準モデルは2021年8月に大幅な改良を受け、SUVらしい力強さを感じるデザインを採用。インテリアはサポート性に優れたシートを採用してロングドライブ時の負担を軽減しています。上級グレードのアドバンスはオプションで本革シートもチョイスできます。
パワーユニットはスバル伝統の水平対向エンジン+シンメトリカルAWD(4WD)の組み合わせ。ツーリング、アドバンス、Xブレークは、電動化技術を組み合わせたe-BOXERを搭載しました。
ボディサイズ | 全長4,640mm 全幅1,815mm 全高1,715-1,730mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量(ガソリン車) | 1.795L 1.995L(e-BOXER) |
燃費消費率 | フォレスター アドベンチャーの場合 WLTCモード 14.0km/L |
新車価格(税込) | 3,069,000〜3,850,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額160万〜430万円 |

力強いデザインが好みの方や、ロングドライブを快適に楽しみたい方におすすめです。
スバル フォレスター
車両本体価格165.7万円
支払総額179.4万円
諸費用13.7万円
スバル フォレスター
車両本体価格157.9万円
支払総額173.3万円
諸費用15.4万円
スバル フォレスター
車両本体価格175.7万円
支払総額189.3万円
諸費用13.6万円
スバル フォレスター
車両本体価格101.0万円
支払総額119.4万円
諸費用18.4万円
【ラージサイズ】人気のおすすめ国産SUV
続いて、迫力あるラージサイズ(おおむね全長4,800mm以上)のおすすめSUV3台をご紹介します。
車名 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
トヨタ ランドクルーザー300 | 5,100,000〜8,000,000円 | 総額860万〜1,670万円 |
トヨタ ランドクルーザー250 | 5,200,000~7,350,000円 | – |
三菱 デリカD:5 | 4,156,900~4,622,200円 | 総額40万〜650万円 |
クロスカントリーSUV
トヨタ:ランドクルーザー300

現行型ランドクルーザー300は2021年8月にデビュー。絶大な信頼感、圧倒的な耐久性、そしてどんな道でも走ることができるという、前身モデルである初代BJジープ以来脈々と続く「ランクルの伝統」を継承しながら、運転のしやすさやプレミアムモデルとなったランクルの快適性を向上させています。
TNGAの思想で開発された新ラダーフレームとボディにより、剛性を高めながら先代より約200kgの軽量化を実現。新しく開発された足回りはオフロードの走破性とオンロードの操縦安定性を両立させています。パワーユニットは3.5L V6ツインターボガソリンエンジンと、3.3L V6ツインターボディーゼルエンジンを用意。トランスミッションは10ATになります。
水平基調のインテリアは荒れた場所で車両の傾きなどをつかみやすくするための機能。搭載される各種機能を操作するスイッチはグローブをしたままでも操作しやすいよう大きめのものが使われています。新設定されたGRスポーツは電子制御でスタビライザー効果を変化させるE-KDSSを世界初搭載しました。
ボディサイズ | 全長4,950-4,983mm 全幅1,980-1,990mm 全高1,925mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5〜7名 |
排気量 | 3.345L(ディーゼル) 3.444L(ガソリン) |
燃費消費率 | ZX 3.5L ガソリン車の場合 WLTCモード 7.9km/L |
新車価格(税込) | 5,100,000〜8,000,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額860万〜1,670万円 |

中古車はプレミア価格で取引されていますが、新車が手に入らない状況なので、絶対に乗りたい人は中古車に目を向けましょう。
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格779.8万円
支払総額798.8万円
諸費用19.0万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格459.8万円
支払総額476.6万円
諸費用16.8万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格319.8万円
支払総額339.0万円
諸費用19.2万円
クロスカントリーSUV
トヨタ:ランドクルーザー250

2024年4月に正式発表されたランドクルーザー250は、ランドクルーザープラドの後継モデルという位置づけになります。豪華で高級路線のランドクルーザー300、質実剛健で無駄を削いだランドクルーザー70との間に位置し、ランドクルーザーシリーズの中核を担うモデルになります。
ランドクルーザー300と同じプラットフォームを使用して悪路走破性を高め、電動パワーステアリングとスイッチ操作でフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替えるSDMで、オフロードでの走破性や扱いやすさ、オンロードでの操縦安定性を高めています。
直線基調でデザインされたプロジェクター式の3眼式ヘッドライトで精悍なイメージを表現。ヘッドライトには車両姿勢が変わっても照射軸を一定に保つオートレベリング機構が備わります。
ボディサイズ | 全長4,925mm 全幅1,940-1,980mm 全高1,925-1,935mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5〜7名 |
排気量 |
2.754L(ディーゼル) |
燃費消費率 | ZXディーゼル車の場合 WLTCモード 11.0km/L |
新車価格(税込) | 5,200,000~7,350,000円 |
中古車価格相場(税込) | ―― |

中古車はプレミア価格で取引されていますが、新車が手に入らない状況なので、絶対に乗りたい人は中古車に目を向けましょう。
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格459.8万円
支払総額476.6万円
諸費用16.8万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格779.8万円
支払総額798.8万円
諸費用19.0万円
トヨタ ランドクルーザー
車両本体価格319.8万円
支払総額339.0万円
諸費用19.2万円
スライドドアSUV
三菱:デリカD:5

スライドドアを採用した3列シートのミニバンでありながら、クロカンSUVに匹敵する悪路走破性が与えられ、独自のポジションを築いているデリカ。デリカシリーズはモデルチェンジごとにサブネームが変えられていて、デリカD:5は2007年にデリカスペースギアからフルモデルチェンジを受けてこの名前になりました。
デビュー時はガソリンエンジンのみでしたが、2012年末にファン待望のクリーンエンジン搭載車を追加設定。現在はディーゼルエンジンのみの展開になっています。
4WDシステムは4輪のグリップ力を制御してあらゆる路面で最適な駆動力を得るAWC(All Wheel Control)を搭載。ドライブモードは「2WD」「4WDオート」「4WDロック」を搭載しています。
ボディサイズ | 全長4,800mm 全幅1,795mm 全高1,875mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 7〜8名 |
排気量 | 2.267L |
燃費消費率 | Gパワーパッケージの場合 WLTCモード 12.6km/L |
新車価格(税込) | 4,156,900~4,622,200円 |
中古車価格相場(税込) | 総額40万〜650万円 |

家族や仲間とたくさんの荷物を積んで遊びに行きたい人にぴったりのモデルです。
三菱 デリカ D:5
車両本体価格137.0万円
支払総額149.6万円
諸費用12.6万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格362.4万円
支払総額379.6万円
諸費用17.2万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格390.5万円
支払総額409.5万円
諸費用19.0万円
三菱 デリカ D:5
車両本体価格420.3万円
支払総額439.6万円
諸費用19.3万円
【輸入車(外車)】人気のおすすめSUV
ここからは、注目度の高い輸入SUVを6台をご紹介します。
車名 | 新車価格帯 | 中古車相場価格 |
フォルクスワーゲン T-Roc | 4,299,000~7,003,000円 | 総額210万〜580万円 |
BMW X1 | 5,400,000~7,180,000円 | 総額520万〜830万円 |
メルセデス・ベンツ GLC | 6,380,000~6,940,000円 | 総額430万〜800万円 |
ジープ ラングラー | 7,990,000~8,890,000円 | 総額400万〜1,700万円 |
ランドローバー ディフェンダー | 8,550,000~16,750,000円 | 総額620万〜1,710万円 |
都市型クロスオーバーSUV
フォルクスワーゲン:T-Cross(コンパクト)

フォルクスワーゲンのSUVラインナップでもっともコンパクトなT-Cross。1L直列3気筒ターボエンジンに7速DSG(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせ、パワフルな走りと燃費性能を両立。ボディは小さくても後部座席に140mmのスライド機構を設けることで大人4人がきちんと座れるように設計されています。
2021年9月の仕様変更で同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」がテクノロジーパッケージとしてオプション設定されました。
ボディサイズ | 全長4,250mm 全幅1,825mm 全高1,590mm |
駆動方式 | 2WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1.497L(ガソリン) 1.984L(ガソリン) 1.968L(ディーゼル) |
燃費消費率 | TSIアクティブの場合 WLTCモード 17.2km/L |
新車価格(税込) | 4,299,000~7,003,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額210万〜580万円 |

小さなSUVでもスタイルにこだわりたい人におすすめしたいコンパクトSUVです。
都市型クロスオーバーSUV
BMW:X1

BMWのコンパクトSUVであるX1。現行型は2023年2月に日本導入された通算3代目となるモデルで、電気自動車のiX1もラインナップされています。
大型のフロントグリルとLEDヘッドライトにより精悍かつ力強いイメージを強調。インテリアはBMWの上級モデルにも搭載される曲線を描いたカーブドディスプレイを中心に、モダンな雰囲気でまとめられています。
ボディサイズ | 全長4,500mm 全幅1,835mm 全高1,625-1,645mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1.498L(ガソリン) 1.998L(ガソリン) 1.995L(ディーゼル) |
燃費消費率 | sドライブ18iの場合 WLTCモード 14.4km/L |
新車価格(税込) | 5,400,000~7,180,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額520万〜830万円 |

BMWの中ではコンパクトと言う扱いですが、ミドルサイズに近いSUV。荷物をたくさん積んで出かけることができます。
都市型クロスオーバーSUV
メルセデス・ベンツ:GLBクラス

全長4,640mmのミドルサイズでありながら、3列シートを備えて利便性を高めたGLB。3列目席は大人が座るのにはきついものの(メーカーは身長168cm以下の人のみが使用可能としています)、備わっているといざというときに安心です。
3列目席まで使用すると荷室容量は130Lですが、2列目と3列目を格納すると最大1680Lにまで容量が増えます。大きな荷物を運びたいときにも便利に使うことができるプレミアムな都市型クロスオーバーSUVです。
ボディサイズ | 全長4,640mm 全幅1,835mm 全高1,700mm |
駆動方式 | 2WD、4WD |
乗車定員 | 7名 |
排気量 | 1.331L(ガソリン) 1.949L(ディーゼル) |
燃費消費率 | GLB180の場合 WLTCモード 14.8km/L |
新車価格(税込) | 6,380,000~6,940,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額430万〜800万円 |

AMGラインパッケージを装着した中古車は人気があり、中古車市場で高値で取り引きされています。
クロスカントリーSUV
ジープ:ラングラー

日本では特に若者からの支持が大きいラングラー。現行型は2018年に日本導入され、2024年にマイナーチェンジモデルが新たに導入されています。マイナーチェンジによりフロントフェイスが大きく変わり、タフなイメージが強調されました。
グレードはアンリミテッドルビコン、アンリミテッドサハラに加えて、エントリーグレードのアンリミテッドスポーツが導入されました。
ボディサイズ | 全長4,870mm 全幅1,895-1,930mm 全高1,845-1,855mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5名 |
排気量 | 1.995L |
燃費消費率 | アンリミテッドサハラの場合 WLTCモード 9.8km/L |
新車価格(税込) | 7,990,000~8,890,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額400万〜1,700万円 |

リーバイスやハーレーダビッドソンとともにアメリカを象徴する存在であるラングラー。この形が好きな人にとって唯一無二の存在です。
プレミアムSUV
ランドローバー:ディフェンダー

初代が誕生してから(当時はまだディフェンダーという名前ではありませんでした)71年目に初めてフルモデルチェンジを実施。本格的なクロカンSUVでありながらラグジュアリーな雰囲気も高くなり、世界中で大ヒットしています。
3ドアの90(ナインティ)、5ドアの110(ワンテン)、ロンボディの130(ワンサーティ)という3タイプを用意。最大渡河水深は900mmと、圧倒的な性能を誇ります。
ボディサイズ | 全長4,510-5,275mm 全幅1,995mm 全高1,970mm |
駆動方式 | 4WD |
乗車定員 | 5〜7名 |
排気量 | 1.995L(ガソリン) 5.000L(ガソリン) 2.997L(ディーゼル) |
燃費消費率 | ―― |
新車価格(税込) | 8,550,000~16,750,000円 |
中古車価格相場(税込) | 総額620万〜1,710万円 |

随所に先代のイメージが随所に盛り込まれたエクステリアが人気の秘密です。
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【EV・PHEV】人気のおすすめSUV
ここからは、増加傾向にあるEV(電気自動車=BEV)やPHEV(プラグイン・ハイブリッド)のSUVを4台ご紹介します。
三菱:eKクロスEV

SUVテイストを盛り込んだ軽自動車、eKクロスのラインナップに加わったeKクロスEVは、リチウムイオンバッテリーに電気を充電し、100%電気の力で走行する電気自動車です。スタイルは三菱が打ち出すダイナミックシールドというデザインアイデンティティによる力強さが特徴です。
モーターならではの静かで滑らかな走りはほかの軽SUVでは味わえないもの。一充電走行距離は180km。街中での使用が中心なら十分な性能です。
日産:アリア

2019年の東京モーターショーでコンセプトモデルが公開され、2020年に販売モデルを発表。しかし世界的なパンデミックやそれによるロジスティクスの停滞などにより発売が遅れたアリア。2024年3月にB6とB9、それぞれの2WDと4WDモデルが発売されました。
日本の美意識を内外装のデザインに盛り込み、継ぎ目の少ないシームレスなボディラインで未来感あふれる雰囲気に仕立てられました。4WDはシャシー制御と4WD制御を融合させたe-4ORCEになります。
三菱:アウトランダー

先代アウトランダーに初設定されたPHEVが、現行型でも登場。現行型は日本ではPHEV専用モデルとなっています。2.4Lガソリンエンジンと前後のモーターを組み合わせたシステムにより、日常のほとんどの時間をモーターのみで走行し、電気の残量が少なくなるとエンジンで発電しながらモーターで走行。高速道路ではエンジンで走行しモーターがアシストします。
もちろん最大1,500Wの外部給電が可能。車に蓄えた電気を家庭で使うV2Hを利用する場合、エンジンでの発電も組み合わせるとガソリン満タン状態で最大約12日分の電気を家に供給できます。
トヨタ:クラウンスポーツ

トヨタの高級モデルとして長い歴史があるクラウン。現行型はクラウンセダンのほか、クラウンクロスオーバー、プレミアムSUVのクラウンスポーツ、大容量SUVであるクラウンエステート(2024年央発売予定)という4つのモデルが用意されます。
クラウンスポーツにはハイブリッドとPHEVの2タイプが用意されます。PHEVには発電・給電機能が備わり、自宅に電気を送ったり、外出先で車に蓄えた電気を使ったりすることもできます。
SUVは新車or中古?購入時のメリットや人気の中古車

新車と中古車で購入するそれぞれのメリットについては、下記の通りです。
SUVを新車で購入 | SUVを中古車で購入 | |
メリット | ・エコカー減税が適応される ・維持にかかるコストが抑えられる ・オプションでカスタマイズできる | ・新車より安く手に入るケースが多い ・同じSUVでも重視したいポイントに合わせて選べる ・新車より選択肢が増える |
デメリット | ・価格が比較的に高い ・納車までに時間がかかる ・生産が終了した車は購入できない | ・車の状態が一定ではない ・保証内容が少ないことがある |

新車だと値段は高くなるけど、有料オプションでカスタマイズできるのが魅力だね。

中古車で購入した場合は、購入費用が抑えられる点がメリットです。ただ、新車とは違いメーカーの保証がなかったり、保障内容が少なかったりするケースもあります。
SUVの中古車を購入する場合には、購入先の中古車販売店で車の状態をきちんと確認するようにしましょう。アウトドアから街中まで、場所を選ばず走りやすい軽SUVやコンパクトSUVが人気です。
人気のSUVのランキングは、下記のリンクからチェックしてみてくださいね!
よくある質問
SUVとは、スポーツ・ユーティリティ・ビークル(Sport Utility Vehicle)の略で、日本語に訳すと「スポーツ用多目的車」という意味です。
SUV最大の特徴は大きなタイヤを履き、厚みのあるボディで力強さが表現されているところです。最低地上高が高いので未舗装路なども走りやすくなっています。
SUVを選ぶときのポイントは「デザイン」「ボディサイズ」「パワーユニット」「人気・販売台数」の4つです。SUVにはさまざまなスタイルがあるので、デザインは妥協できません。
ボディサイズ別の特徴やその他ポイントの詳細は「SUVを選ぶときのポイント」を詳しくチェック
日本は狭い道路が多かったり、駐車スペースに制限があるケースが多いため、比較的コンパクトなSUVが人気です。高さ制限のある機械式駐車場にも入れることができるように全高を1,550mm以内に抑えたSUVもあります。
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