個性的なデザインと豊富なカラーバリエーションのハスラーは、軽SUVのなかでも特に燃費性能の高い車です。悪路や雪道でも走りやすくパワフルな4WDを選んでも、競合車種と比較して燃費がいいのでガソリン代が気になる人にもおすすめです。
今回はハスラーと競合車種の燃費の違いやそのほかのおすすめポイント、新車と中古車で悩む場合の選び方などを紹介します。
この記事でわかること
- ハスラーと競合車種との燃費の違い
- ハスラーの魅力とおすすめな人
- ハスラーの新車と中古車の選び方
競合車種との比較、ハスラーの魅力とあわせて解説します。
目次
ハスラーは燃費性能が高い!競合車種とも比較
自動車選びでは購入費用だけでなく、燃費などの維持費に目を向けることも大切です。こちらではハスラーのグレードごとの燃費と、競合車種との比較を紹介します。
ハスラーのカタログ燃費
ハスラーのカタログ燃費をグレード別に見てみましょう。
グレード |
駆動方式 |
燃費 |
燃費 |
HYBRID G |
2WD |
30.4km/L |
25.0km/L |
4WD |
27.8km/L |
23.4km/L |
|
HYBRID G ターボ |
2WD |
26.6km/L |
22.6km/L |
4WD |
24.4km/L |
20.8km/L |
|
HYBRID X |
2WD |
30.4km/L |
25.0km/L |
4WD |
27.8km/L |
23.4km/L |
|
HYBRID X ターボ |
2WD |
26.6km/L |
22.6km/L |
4WD |
24.4km/L |
20.8km/L |
|
J STYLE II |
2WD |
30.4km/L |
25.0km/L |
4WD |
27.8km/L |
23.4km/L |
|
J STYLE II ターボ |
2WD |
26.6km/L |
22.6km/L |
4WD |
24.4km/L |
20.8km/L |
ハスラーのグレードで最も燃費がいいのは、ターボがついていないノーマル車の2WD。ターボ車の4WDはパワーがあるぶん燃費性能は劣ります。G、X、J STYLE IIは、エンジンが同じため燃費は変わりません。
なお、実際の燃費は走行環境や電装品の使い方、運転方法などによって変わります。カタログ燃費はあくまで目安として押さえておきましょう。
ハスラーと競合車種の燃費比較
ハスラーと比較されることの多い軽SUV「exクロス」「ジムニー」の燃費を比較すると、以下のようになります。
▼競合車種との燃費比較(2022年10月現在)
車種 | 燃費 (JC08モード) | 燃費 (WLTCモード) | ガソリン代 |
ハスラー | 27.8km/L | 23.4km/L | 約70,500円 (月平均:約6,000円) |
exクロス | 22.4km/L | 19.4km/L | 約85,000円 (月平均:約7,000円) |
ジムニー | 16.4km/L | 14.3km/L | 約115,000円 (月平均:約9,500円) |
※ハスラー、exクロスは、ノーマル車・4WD、ジムニーはAT仕様・4WDの燃費です。
※ガソリン代は165円/L、年間10,000km走行、WLTCモードで計算した金額です。
それぞれを比較してみると、ハスラーが特に燃費がいいことがわかります。
ハスラーの維持費をシミュレーション!
ハスラーの年間の維持費が気になる人は、シミュレーションを行ってみましょう。ハスラーのノーマル車2WDと、ターボ車4WD、それぞれにかかる年間の維持費は以下の通りです。
▼ハスラーの維持費
ノーマル車(2WD) | ターボ車(4WD) | |
ガソリン代 | 約66,000円 | 約70,500円 |
軽自動車税 | 7,200円 | 7,200円 |
任意保険 | 約50,000円 | 約50,000円 |
車検法定費用※ | 約15,000円 | 約15,000円 |
車検点検費用 | 約15,000円 | 約15,000円 |
メンテナンス・消耗品費用目安 | 約30,000円 | 約30,000円 |
年間維持費合計 | 約138,000円 | 約188,000円 |
月間維持費合計 | 約11,500円 | 約15,500円 |
※車検法定費用には、自賠責保険・自動車重量税・印紙代が含まれます。
※ガソリン代は165円/L、年間10,000km走行、WLTCモードで計算した金額です。
※任意保険は補償内容によって変動します。
ハスラーのなかで最も燃費性能がよいノーマル車の2WDの年間維持費は約14万円、ターボ車4WDの場合は年間約19万円かかります。上表の項目以外にも、駐車代や高速道路の利用代金が必要となるケースもあるので、シミュレーションはご自身のライフスタイルに合わせて行いましょう。
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ハスラーの魅力とおすすめな人
ハスラーは燃費のよさだけでなく、個性的なデザインとアウトドアでの使いやすさが魅力です。カラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせてお気に入りの1台を選びましょう。
個性的でかわいいデザイン!
画像引用元:【公式】スズキ公式サイト
ハスラーは丸型のライトと角ばったフォルムで、レトロさのあるおしゃれなデザインが魅力です。カラーバリエーションが豊富で、モノトーンカラーのほか、個性的な2トーンカラーも選べます。
2019年にモデルチェンジされた新型ハスラーは、後方のリアウィンドウ周辺もルーフカラーと同色になり、後ろからでも一目でハスラーとわかるデザインです。
画像引用元:【公式】スズキ公式サイト
インテリアはボディカラーに合わせたカラーリングで、統一感とおしゃれ感があります。
ハスラーはエクステリア・インテリアともに、選べるアクセサリーの種類も豊富です。好みやライフスタイルに合わせてアレンジすることで、より愛着を持てるお気に入りの1台になるでしょう。
アウトドアでも使いやすい「遊べる軽」!
画像引用元:【公式】スズキ公式サイト
ハスラーはアウトドアに役立つ機能が充実しています。リアシート背面とラゲッジフロアは防汚仕様で、アウトドアの道具も載せやすく、汚れたものを入れやすいラゲッジアンダーボックスもついています。
リアシートは、荷室側からワンタッチで倒せるため、荷物の出し入れをしやすく、キャンプをする人にとっても使いやすい仕様です。
4WD仕様は「スノーモード」「グリップコントロール」「ヒルディセントコントロール」で道の状態にあわせたモード切り替えができ、雪道や悪路を走りやすくなっています。
ハスラーはこんな人におすすめ
・おしゃれな車が欲しい
・自分好みの1台を選びたい
・雪道や悪路を走れる軽自動車が欲しい
・日常、アウトドアどちらも使いやすい車が欲しい
ハスラーの魅力は燃費のよさと個性的なデザインです。カラーやデザイン、アクセサリーにこだわって、お気に入りの車で街やアウトドアでの運転を楽しめます。
競合車種と比べて燃費がいいのでガソリン代を抑えられるため、維持費を節約したい人にもおすすめです。
ハスラーは新車と中古車どちらを選ぶ?
ハスラーの中古車の大半は旧型です。新型は中古市場には少なく、あったとしても新車価格と大差ない傾向があります。ここでは、ハスラーの新車と中古車のどちらがよいか、新型と中古車を比較して、選ぶポイントを紹介します。
安全性を重視するなら新車がおすすめ
ハスラーの新型と旧型では、安全性能や走行性能に違いがあります。2019年のモデルチェンジで衝突被害軽減ブレーキにステレオカメラ+レーダー方式が搭載されたことで、安全性能が向上しました。
旧型は、グレードによって先進安全装備がついていなかったり、装備内容に差があったりするため、安全性や装備内容を重視する場合は新車がおすすめです。
新型は、新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用や接着技術の改善によりボディ剛性が向上し、乗り心地やハンドリングもよくなっています。
スズキが近年採用する軽量化・高剛性の高い新型プラットフォームの名称。プラットフォームとは、車のシャーシと呼ばれる骨格部分のこと
費用や納車の早さを重視するなら中古車を検討
車両価格の安さと納車の速さを重視するのであれば中古車がおすすめです。2022年現在、半導体不足で新車は納車まで時間がかかるケースがあります。すぐに車が必要な人は中古車を検討してみましょう。
旧型の中古車のなかには、先進安全装備付きで状態のよいものでも総支払額100万円以下で手に入るケースがあります。ハスラーの場合、旧型と新型で燃費性能に差はないため、ガソリン代が気になる人も安心です。
総在庫3,000台以上から
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よくある質問
ハスラーは軽SUVのなかでも特に燃費がいい車です。なかでもノーマル車・2WDが最も燃費性能が高いので、燃費を重視する人は検討してみましょう。
個性的なデザインが好きな人やアクセサリーにこだわりたい人、アウトドアでも使いたい人におすすめです。
以下を心がけることで、燃費の消費量を抑えられます。
・タイヤの空気圧を適正値に保つ
・発進時は緩やかにアクセルを踏む
・車間距離を保ち加減速を減らす
・減速時は早めにアクセルを離す
・不要な荷物を降ろす
日々の運転で意識してみてください。