5人乗りで広々した車内空間が魅力のルーミーは、コンパクトカーのなかでも人気の車種。ルーミーのグレードはノーマル・カスタムあわせて5種類があるので、それぞれの特徴を知り、好みやライフスタイルに合わせたグレードを選ぶことが大切です。
この記事ではルーミーのグレードごとの種類や特徴、おすすめのグレードについて紹介します。ルーミーのグレード選びにお悩みの人は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- ・ルーミーのグレード一覧
- ・ルーミーのグレードの種類と特徴
- ・ルーミーのおすすめグレード

ルーミーのグレードごとの特徴や違いを知り、後悔のない車選びをしていきましょう!
目次
ルーミーのグレードは5種類
ルーミーのグレードは「X」「G」「G-T」「カスタムG」「カスタムG-T」の5種類があります。グレードを選ぶときは、まずノーマルモデルとカスタムモデルのどちらが好きかを決めたうえで、パワートレインを決めると選択肢を絞れます。
それぞれのグレードの価格や燃費の違いを見てみましょう。
グレード |
パワートレイン |
燃費 |
価格 |
X |
2WD |
16.8km/ |
1,566,500円 |
4WD |
18.4km/L |
1,742,500円 |
|
G |
2WD |
16.8km/ |
1,753,500円 |
4WD |
18.4km/L |
1,929,500円 |
|
G-T |
2WD |
16.8km/L |
1,874,500円 |
カスタムG |
2WD |
16.8km/ |
1,924,000円 |
4WD |
18.4km/L |
2,100,000円 |
|
カスタムG-T |
2WD |
16.8km/ |
2,056,000円 |

2WDと4WDは、エンジンで駆動するタイヤの数の違いです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
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ノーマルエンジンとターボエンジンの違い
ルーミーのグレード構成は、パワートレインが2種類(2WD、4WD)で、ノーマルエンジンモデルとターボエンジンモデルがあります。X、Gがノーマルエンジンモデル、G-Tがターボエンジンモデルです。
ノーマルエンジンとターボエンジンは、エンジンの仕組みが異なります。ノーマルエンジンは自然吸気エンジン、ターボエンジンは、大量の空気を押し込むためのターボをつけたものです。

ターボエンジンは加速力に優れていることが特徴です。
ノーマルグレードとカスタムグレードの違い
ルーミーのノーマルモデルとカスタムモデルでは、インパネ、シート、機能に違いがあります。カスタムには、ノーマルにはないメッキ加飾や専用バンパーなどが施されているなど、ノーマルよりも高級感があることが特徴です。
「インストルメントパネル」の略。日本語でいうと「計器盤」となり、メーター類が設置されるパネルのこと。
ルーミーは、2020年9月のマイナーチェンジで、新しいスマートアシストが全車種標準装備となりました。
・衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能
・ブレーキ制御付き誤発進抑制機能(前方・後方)
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報
・全車速追従機能付きACC(カスタムモデルのみ)
・オートハイビーム/ADB(アダプティブドライビングビーム)
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
ルーミーのグレードごとの違いは?
以下4種類のグレードの特徴や違いを見ていきましょう。
「X」は基本的な装備が整ったエントリーグレード

画像引用元:ルーミー|【公式】トヨタ公式サイト
「X」は、ルーミーのなかでも最も価格を抑えたグレードです。日常使いでは不自由ない最小限の装備を備えているほか、シンプルなインテリアも特徴です。
ルーミーはマイナーチェンジでパワースライドドアが全車標準装備になり、Xは助手席側にパワースライドドアが装備されています。

エントリーモデルでパワースライドドアが装備されているのは珍しいですね。
キーフリーシステムが標準装備なので鍵を出さずに開けられるなど、使い勝手も良好です。エアコンはダイアル式のマニュアルエアコン、メーターは単眼のアナログメーターを採用しているなど、エントリーグレードでも不自由ない装備を備えています。
2020年9月のマイナーチェンジで新しい「スマートアシスト」が標準装備となっているため、安全性能の高さも魅力です。

基本的な装備を備えたうえで、価格を抑えて購入したい人におすすめです。
「G」は充実した装備で利便性が高いグレード

画像引用元:ルーミー|【公式】トヨタ公式サイト
「G」はXよりも利便性がアップグレードされたグレードです。外観は、ステアリングホール、エアコンレジスター、シフトレバーボタンに加飾があるため、Xと比べて高級感があります。Xグレードの価格差は20万円程度です。
ドアに近づくだけで扉が開くウェルカムパワースライドドアが助手席側、運転席側どちらも装備されているので、両手がふさがっているときもドアを開けられて便利です。
そのほか、XにはないGからの装備としては以下もあります。
・LEDヘッドランプ
・ドアサッシがブラックアウト
・プッシュ式のオートエアコン
・フロントセンターアームレスト
・TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ

価格を抑えながらも、装備が充実したグレードを選びたい人におすすめです。
「G-T」は1.0Lターボエンジン搭載

画像引用元:ルーミー|【公式】トヨタ公式サイト
「G-T」は基本的な装備は「G」と同じで、加速性やパワーがあるグレードです。1.0Lターボエンジン搭載、フロント・リヤにスタビライザーが装備されているため、コンパクトながらも力強い走りが特徴です。
車体のローリングを防ぐため、サスペンション(車の足回りの部品)に追加される部品の一種。
G-Tでは、ステアリングスイッチにパワー走行モードがなく、ノーマル走行モードかスポーツ走行モード操作を選べます。スポーツ走行モードでは、登坂路走行やパワフル走行などで走りを重視した走行をしたり、下り坂で軽いエンジンブレーキをかけたりすることが可能です。
また、G-Tは駆動方式が「2-W」のみとなっています。

走行性能を重視して選びたい人、パワーのある車が好きな人におすすめです。
「カスタムG」「カスタムG-T」は専用デザインの装備を備えたグレード

画像引用元:ルーミー|【公式】トヨタ公式サイト
「カスタムG」「カスタムG-T」は、標準は異なるこだわりのエクステリアが魅力のグレードです。カスタムGは14インチのアルミホイール、カスタムG-Tはインチアップした15インチのアルミホイールを標準装備しています。
LEDフロントフォグランプ+LEDイルミネーションランプ、LEDリヤランプはカスタム専用のものを採用しています。内装は本革インパネセンターシフト、本革巻きステアリングホイール、メッキ加飾やシルバー加飾、撥水機能付きファブリックを使用した専用シートを装備した高級感のあるインテリアです。
新しい「スマートアシスト」には、高速道路や自動車専用道路で前を走る車に追従走行することで運転負担を軽減する全車速追従機能付きACCが追加されています。
さらに「ブレーキホールド」「電気パーキングブレーキ」を装備していることも、カスタムモデルならではの特徴です。
ブレーキペダルを踏んで停車後にブレーキペダルを離してもブレーキが効いたままになる装置
レバーを引いてパーキングブレーキをかけるのではなく、スイッチのオンオフでパーキングブレーキを作動させるシステム

ルックスにもこだわりたい人、長時間のドライブを快適に楽しみたい人におすすめです。
おすすめのグレードは「カスタムG」

画像引用元:ルーミー|【公式】トヨタ公式サイト
ルーミーのグレードのなかではエアロ仕様のカスタムが人気で、特におすすめなのはエアロ仕様の「カスタムG」です。
ターボエンジン搭載により動力性能が圧倒的に優れているほか、内外装のこだわり、装備の充実度が高く、幅広い層にマッチするグレードです。カスタムGであれば、これらの機能をカスタムG-Tよりもリーズナブルに手に入れることができます。

カスタムGは最もリセールバリューが高い点もポイントです。
ルーミーの競合車種もチェック!
ルーミーとよく比較されるコンパクトカーには以下の4車種があげられます。
・ソリオ
・シエンタ
・フリード
・N-BOX
これらの競合4車種とルーミーの共通点は次のとおりです。
・コンパクトカー
・子育て中に使いやすい
・室内空間が広い
・燃費がいい
・背の高い荷物を載せやすい
特に「ソリオ」は、外装・内装デザインがルーミーと似ていて、どちらも広い室内空間が魅力のコンパクトハイトワゴンであることから、比較されることが多いです。
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そのほかのコンパクトカーも比較してみたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
よくある質問
ルーミーのグレードは「X」「G」「G-T」「カスタムG」「カスタムG-T」の5種類があります。
パワースライドドアが全車標準装備ですが、エントリーグレードの「X」は助手席側のみ、ほかのグレードは両側が搭載になっています。
「カスタムG」がおすすめです。ルーミーのグレードのなかではカスタムが人気で、特にカスタムGはリセールバリューも高い傾向があります。ターボエンジン搭載により動力性能が圧倒的に優れているほか、内外装のこだわり、装備の充実度が高いことが魅力です。
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