トヨタ ライズはコンパクトSUVのなかでもオフロード色を強くしたデザインを採用していて、見た目も乗り心地もこだわりたいという人から支持を集める人気車種です。グレードごとに装備やエクステリア・インテリアの違いはさまざまですが、特に上位グレードの人気が高いこともライズの特徴です。
この記事ではライズのグレードごとの違いやおすすめのグレード、競合車種との比較を紹介しています。ぜひ車選びの参考にしてみてください。
この記事でわかること
- ・ライズのグレード一覧
- ・ライズのグレードの種類と特徴
- ・ライズのおすすめグレード

ライズのグレードごとの違いを知り、ライフスタイルや好みにあわせて、後悔のない車を選びましょう!
目次
トヨタ ライズのグレードは8種類
ライズはハイブリッド車がZ、Gの2グレード、ガソリン車は2WDと4WDそれぞれ3グレードあり、合計8種類から選べます。2021年11月のマイナーチェンジでは、もともとあった「X“S”」グレードがなくなりました。
エンジン |
グレード |
駆動方式 |
燃費 |
価格 |
ガソリン |
X |
2WD |
20.7km/L |
1,717,000円 |
Z |
20.7km/L |
2,049,000円 |
||
G |
20.7km/L |
1,867,000円 |
||
X |
4WD |
17.4km/L |
1,994,800円 |
|
Z |
17.4km/L |
2,309,200円 |
||
G |
17.4km/L |
2,143,700円 |
||
ハイブリッド |
Z |
2WD |
28.0km/L |
2,338,000円 |
G |
28.0km/L |
2,173,000円 |
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2021年11月にハイブリッドモデルが登場
ライズは2021年11月にハイブリッドモデルが登場し、新開発のハイブリッドシステム「e-SMARTハイブリッド」が搭載されました。
100%モーターで走行するシリーズハイブリッド方式を採用し、小さな排気量かつシンプルな構造とコンパクトなサイズを実現しています。低・中速走行に強く、街乗りでの使用頻度が高い小さな車に適したハイブリッドシステムです。
ハイブリッド車の燃費はWLTCモードで28.0km/L、ガソリン車(2WD)は20.7 km/Lなので、リッターあたり7.3kmの差があります。
ライズのハイブリッド車とガソリン車は、燃費性能のほか、タイヤとホイールが異なります。
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トヨタ ライズのグレードごとの違いは?
ライズは2021年11月のマイナーチェンジ以降、予防安全装備「スマートアシスト」が標準装備されたほか、快適装備の充実性が増しています。それぞれのグレードの違いを見てみましょう。
「X」は価格を抑えたエントリーグレード

画像引用元:【公式】トヨタ ライズ | トヨタ自動車WEBサイト
「X」はライズのエントリーグレードで、ガソリン車のみの取り扱いです。
キーフリーシステムを採用しており、電子キーを持っていれば近づくだけでドアの解錠・施錠が可能です。ウェルカムランプ機能の標準装備なので、キーを持って施錠状態の車両に近づくとルームランプが点灯するウェルカムランプ機能が標準装備になります。
タイヤは16インチのスチールホイール。LEDヘッドランプには、手動でライトの角度を調整するマニュアルレベリング機能付きのものを採用しています。バックドアガーニッシュは、上位グレードはツヤありの黒塗装ですが、Xはブラックのバックドアガーニッシュを採用しています。
車の後部を飾る装飾パーツ。ナンバープレート上部などに加飾パネルを取り付けると引き締まった印象になります。
インテリアはブラックを基調としたシンプルな内装。エアコンはXグレードのみダイヤル式のマニュアルエアコンとなっています。Xのなかでも4WDモデルには、運転席・助手席にシートヒーターが搭載されています。

価格を重視する人、シンプルで落ち着いた内装が好きな人におすすめです。
「G」は価格と装備のバランスが取れたグレード

画像引用元:【公式】トヨタ ライズ | トヨタ自動車WEBサイト
Gグレードからは、ハイブリッド・ガソリン共通で16インチのシルバー塗装アルミホイールが標準装備されます。
ツヤあり黒塗装のバックドアガーニッシュ採用や、アウトサイドドアハンドルがメッキになったことで、SUVらしい重厚感が感じられます。
Xと同じく、4WD車のみに運転席・助手席にシートヒーターが搭載。エアコンはGグレードからプッシュ式のオートエアコンが標準装備となっています。ウインドシールドグリーンガラスにUVカットだけでなく赤外線カット機能が付いたことで、暑い時期の車内の快適性が向上しています。
スマートアシストでは、標準認識機能(進入禁止・最高速度・一時停止)が追加されました。
そのほか、G・Zグレードでは以下の機能がオプション設定されています。
・車線変更サポート
・ブラインドスポットモニター
・リヤクロストラフィックアラート
・パノラミックビュー対応ナビレディーパッケージ

価格を抑えながらも快適性・安全性を重視したい人におすすめです。
「Z」は大径タイヤ標準装備の最上級グレード

画像引用元:【公式】トヨタ ライズ | トヨタ自動車WEBサイト
Zはライズのグレードのなかで最も充実した装備を備えた最上級グレードです。
ハイブリッド車・ガソリン車に共通して、切削光輝+ブラック塗装を施した17インチの大径タイヤが標準装備。アウトサイドドアハンドルにメッキ加工、ツヤあり黒塗装のバックドアガーニッシュなどにより、SUVらしい迫力あるエクステリアを実現しました。LEDフォグランプ、LEDリヤフォグランプが標準装備、LEDヘッドランプはオートレベリング機能付きになっています。
スマートアシストには、アダプティブクルーズコントロールが搭載されているので、高速道路や長距離運転に便利です。
XとGは4WDのみに搭載されていた運転席・助手席のシートヒーターが、Zの2WDにも搭載されています。ハイブリッドZは、輝きのあるホイールや、リヤのシンボルマークにはブルーが入った「ハイブリッドシンボルマーク」を採用したことで、上位グレードのハイブリッド車らしい高級感が漂います。

長時間運転することの多い人、見た目と機能にこだわりたい人におすすめです。
おすすめのグレードは「Z」
ライズのグレードのなかで最もおすすめなのは最上級グレードのZです。Zはハイブリッド車・ガソリン車ともに大径タイヤが装備され、ルックスのよさだけでなく走行安定性の高さも魅力です。
コンパクトSUVを選ぶ人は、デザインや機能性にもこだわる人が多いため、上位グレードの人気が高いと見られます。燃費性能も重視するのであれば、ハイブリッドの2WDが特におすすめです。

ライズの見た目にも魅力を感じている人は、妥協せずに「Z」グレードを検討してみましょう!
新型ライズのボディーカラー
2021年11月マイナーチェンジ後のライズは、全11色のカラーバリエーションがあることも魅力のひとつ。それぞれのカラーと特徴を見ていきましょう。
モノトーン |
■ |
シャイニングホワイトパール〈W25〉※1 |
■ |
ブラックマイカメタリック〈X07〉 |
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■ |
スムースグレーマイカメタリック〈S42〉 |
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■ |
ファイアークォーツレッドメタリック〈R67〉 |
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■ |
ナチュラルベージュマイカメタリック〈T32〉 |
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■ |
マスタードイエローマイカメタリック〈Y15〉 |
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■ |
レーザーブルークリスタルシャイン〈B82〉※1 |
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■ |
ターコイズブルーマイカメタリック〈B86〉 |
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ツートーン |
■ |
ブラックマイカメタリック〈X07〉× |
■ |
ブラックマイカメタリック〈X07〉× |
|
■ |
ブラックマイカメタリック〈X07〉× |
※1 メーカーオプション 33,000円(税込)
※2 メーカーオプション 55,000円(税込)
※3 メーカーオプション 77,000円(税込)

一部カラーによってはオプション料金がかかるので、合わせて確認しておきましょう。
トヨタ ライズの競合車種もチェック!
ライズと同じコンパクトSUVで比較されることの多い車種は以下の4車種があげられます。
・ヴェゼル
・CX-3
・C-HR
・ロッキー
なお、ライズはダイハツ ロッキーのOEMモデルであり、ライズとロッキーは基本的に同じ車です。
それぞれのサイズや燃費性能を比較してみましょう。
全長 |
全幅 |
全高 |
最小回転半径 |
燃費 |
|
ライズ |
3,995 mm |
1,695 mm |
1,620 mm |
4.9〜5.0m |
17.4〜28.0km/L |
ヴェゼル |
4330mm |
1790mm |
1580〜1590mm |
5.5m |
24.8〜30.4km/L |
CX-3 |
2,655mm |
765mm |
840mm |
5.2m |
17.0〜20.0km/L |
クロスビー |
3,760mm |
1,670mm |
1,705mm |
4.7m |
17.0〜18.2km/L |
ロッキー |
3,995mm |
1,695mm |
1,620mm |
4.9〜5.0m |
17.4〜28.0km/L |
ライズはコンパクトながらも車高が高く、ゆとりを感じる室内空間が魅力です。SUVのなかでも運転のしやすいことも特徴です。ハイブリッド車を選べば競合車種のなかでも燃費性能のよさも目立ちます。
よくある質問
ライズには、ハイブリッド車はZ、Gの2グレード、ガソリン車は2WDと4WDそれぞれ3グレードの、合計6種類のグレードがあります。
エクステリア・インテリア、主要装備が異なります。Xは価格を抑えたエントリーグレードでシンプルさが特徴です。G、Zグレードは、高級感のあるデザインになり、快適装備が増しています。
ライズのなかでも特に人気のグレード「ハイブリッド車のZグレード」がおすすめです。デザインや機能性・快適性にこだわる人はZグレードを検討してみましょう。
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